JP2002204084A - ケーブル引出装置 - Google Patents

ケーブル引出装置

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JP2002204084A
JP2002204084A JP2000401691A JP2000401691A JP2002204084A JP 2002204084 A JP2002204084 A JP 2002204084A JP 2000401691 A JP2000401691 A JP 2000401691A JP 2000401691 A JP2000401691 A JP 2000401691A JP 2002204084 A JP2002204084 A JP 2002204084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルを保護して確実に抜け止めした状態
で筐体のケーブル引出部から引き出すとともにケーブル
引出部を小型化して内部スペースの拡大化を図りかつ組
立の効率化を図る。 【解決手段】 基部27と、その一端に筐体2に形成し
たケーブル引出部3の開口径よりも大きな長さを有して
突設された一対の係止凸片29a、29bとからなり基
部27側からケーブル15に装着してカシメ付けられる
クランプ金具22と、全体筒状を呈し外周部にケーブル
引出部3が嵌合される嵌合溝24が形成されかつケーブ
ル孔23の一端側の開口部位に係止凸片29を外方に露
呈させた状態で基部27を収納する収納部26が拡径形
成されてなるブッシュ部材21とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の筐体に
形成したケーブル引出部からケーブルを保護かつ抜止め
して引き出すようにしたケーブル引出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機や各種の端末機器等の電子機
器においては、一般に一対のハーフを組み合わせて筐体
が構成され、各ハーフの突合せ部位に形成したケーブル
引出部から電源コードや各種の信号ケーブル等のケーブ
ルが引き出されて電源や外部機器と接続するように構成
されている。電子機器においては、ケーブル引出部にお
いて信号ケーブルを保護するとともに抜け止めするため
に、信号ケーブルの先端部にケーブル引出装置が組み付
けられる。
【0003】すなわち、従来の電子機器50において
は、図5に示すように、ハーフ51にケーブル引出部5
2が一体に形成され、このケーブル引出部52から例え
ば多芯の信号ケーブル60がケーブル引出装置70を介
して引き出される。ケーブル引出部52は、信号ケーブ
ル60の外径よりも大きな開口径を有するケーブル引出
口53が貫通して形成された全体略半筒状を呈してい
る。ハーフ51には、その内面に、ケーブル引出部52
に対応して有底半円筒状の係止リブ部54が一体に形成
されている。
【0004】係止リブ部54は、ケーブル引出部52と
の間に、ケーブル引出口53よりも大径とされて後述す
るクランプ金具72の係止凸片78が嵌合される断面半
円形の嵌合空間部55を構成する。係止リブ部54に
は、ケーブル引出部52と対向する底面部54aに、ケ
ーブル引出口53の内径よりも小径でかつ信号ケーブル
60よりも大径とされるとともにケーブル引出口53と
軸線を一致させてケーブルガイド孔56が形成されてい
る。
【0005】電子機器50は、他方ハーフにも同様のケ
ーブル引出部を形成することによって、一対のハーフを
組み合わせた状態において全体が筒状を呈するケーブル
引出部を筐体に構成する。なお、電子機器50において
は、係止リブ部54が、例えばハーフ51の内面に一体
に突設した略L字状の立壁によって構成されることもあ
る。
【0006】信号ケーブル60は、例えば多数本の芯線
61を束ねて絶縁チューブ62で被覆した多芯ケーブル
からなり、先端部に電子機器50の内部に配設した配線
基板に搭載されたコネクタと接続されるコネクタ63が
設けられている。信号ケーブル60には、図示しないが
他端側に外部機器と接続されるコネクタが設けられてい
る。信号ケーブル60には、コネクタ63を設ける前工
程において、先端側からケーブル引出装置70を構成す
るブッシュ部材71と、クランプ金具72とがこの順で
外周部に装着される。
【0007】ケーブル引出装置70は、ブッシュ部材7
1と、クランプ金具72とから構成される。ブッシュ部
材71は、やや軟質の合成樹脂材やゴム等を材料とし
て、全長を貫通するケーブルガイド孔73を有するとと
もに一端側から他端側に向かって外径が次第に大ならし
められたテーパ付の筒状体に成形されてなる。ブッシュ
部材71は、その大径部の外径が、ケーブル引出部52
の外径よりも小径でかつケーブル引出口53の内径より
も大径とされてなる。ケーブルガイド孔73は、その内
径を信号ケーブル60の外径よりも大径とされるととも
にケーブル引出部52のケーブル引出口53の内径より
も小径とされてなる。
【0008】ブッシュ部材71には、大径部側の端部近
傍の外周部に全周に亘って嵌合溝74が形成されてい
る。嵌合溝74は、その溝幅がケーブル引出部52の軸
長とほぼ等しくかつその内径がケーブル引出口53の内
径とほぼ等しい。ブッシュ部材71は、嵌合溝74によ
って切り残された大径部側の端部に、全周に亘って係止
フランジ部75が構成されている。係止フランジ部75
は、その外径が嵌合空間部55の内径よりも小径とされ
てなる。
【0009】クランプ金具72は、例えばアルミ材等の
やや軟質の金属材により形成され、V字状のスリ割り溝
77が形成された筒状の基部76と、この基部76の一
端側から軸方向に対して直交して外側に折曲された一対
の係止凸片78a、78bとからなる。クランプ金具7
2は、スリ割り溝77を閉じた状態で、基部76の内径
が信号ケーブル60の外径よりも小径とされてなる。ク
ランプ金具72は、スリ割り溝77の溝幅を拡げること
によって基部76の内径を信号ケーブル60の外径より
も大径とした状態で供給される。
【0010】係止凸片78は、スリ割り溝77を閉じた
状態で、ハーフ51の嵌合空間部55の内径よりもやや
短い長さを有して基部76に折曲形成されている。係止
凸片78は、その厚みがブッシュ部材71の係止フラン
ジ部75の厚みと加えて、嵌合空間部55の長さよりも
小さい。
【0011】以上のように構成されたケーブル引出装置
70においては、ブッシュ部材71が、その小径部側か
らケーブルガイド孔73に信号ケーブル60を挿通する
ことによって装着される。ケーブル引出装置70におい
ては、スリ割り溝77を拡げた状態でクランプ金具72
が、係止凸片78側から信号ケーブル60に装着され
る。ケーブル引出装置70においては、信号ケーブル6
0の先端から所定の位置においてスリ割り溝77を閉じ
て基部76を縮径することにより、クランプ金具72が
信号ケーブル60に対してカシメ付けられる。
【0012】ケーブル引出装置70においては、ブッシ
ュ部材71が、その係止フランジ部75をクランプ金具
72の係止凸片78に当接させるようにして信号ケーブ
ル60の先端側へと移動される。ケーブル引出装置70
は、この状態でブッシュ部材71がその嵌合溝77にケ
ーブル引出部52を嵌合することによってハーフ51に
装着される。ケーブル引出装置70においては、嵌合空
間部55内に互いに当接されたブッシュ部材71の係止
フランジ部75とクランプ金具72の係止凸片78とが
嵌合されるとともに、クランプ金具72の基部76がケ
ーブルガイド孔56を貫通する。
【0013】したがって、ケーブル引出装置70は、ブ
ッシュ部材71の係止フランジ部75が嵌合溝53に嵌
合されたケーブル引出部52によって係止されるととも
に、クランプ金具72の係止凸片78が係止フランジ部
75を介してケーブル引出部52によって外側方向に対
して係止されかつ係止リブ部54によって内側方向に対
して係止されてハーフ51に組み付けられる。ケーブル
引出装置70は、信号ケーブル60を、ブッシュ部材7
1によって保護するとともにクランプ金具72によって
抜け止めしてケーブル引出部52から引き出す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器50に
おいては、上述したように信号ケーブル60を抜止め保
護するケーブル引出装置70のクランプ金具72が、そ
の基部76をケーブル引出部52に対応してハーフ51
の内面に形成した係止リブ部54から内部に突出してい
る。したがって、従来の電子機器50においては、ケー
ブル引出部52の内側にクランプ金具72の基部76の
長さに対応したデッドスペースが構成されることで、内
部のスペース効率が悪いといった問題があった。
【0015】また、電子機器50においては、信号ケー
ブル60の筐体内部に引き込まれた一端側にコネクタ6
3が取り付けられるとともに、引き出された多端側にも
図示しないコネクタが取り付けられる。電子機器50に
おいては、コネクタ63が配線基板に搭載したコネクタ
に嵌合されて接続されるが、表裏を誤った状態で挿入し
た場合にピン端子等を破損させるといった問題を生じさ
せる。したがって、電子機器50においては、組立時に
コネクタ63の向きに注意して信号ケーブル60を保持
するケーブル引出装置70を筐体に装着しなければなら
ず、効率が悪いといった問題があった。
【0016】したがって、本発明は、ケーブルを保護し
て確実に抜け止めした状態で筐体のケーブル引出部から
引き出すとともにケーブル引出部を小型化して内部スペ
ースの拡大化を図りかつ組立の効率化を図るようにした
ケーブル引出装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるケーブル引出装置は、ケーブルの一端部にカ
シメ付けされるクランプ金具と、筐体に形成したケーブ
ル引出部に装着されるブッシュ部材とによって構成され
る。クランプ金具は、筒状基部と、その一端側の外周部
に電子機器の筐体に形成したケーブル引出部の開口径よ
りも大きな長さを有して突設された係止凸片とからな
る。ブッシュ部材は、ケーブルを貫通させるケーブル孔
が形成された全体筒状を呈し、外周部に電子機器のケー
ブル引出部の開口周壁部が嵌合される嵌合溝が形成され
るとともに、ケーブル孔の一端側の開口部位にクランプ
金具の収納部が拡径形成されてなる。、クランプ金具の
収納部は、ケーブルにカシメ付けられたクランプ金具
を、その係止凸片を外方に露呈させた状態で基部を収納
する。
【0018】また、ケーブル引出装置は、クランプ金具
の係止凸片が互いに形状を異にした少なくとも第1の係
止凸片と第2の係止凸片とからなり、ブッシュ部材をケ
ーブル引出部に装着した状態においてこのケーブル引出
部に対応して筐体の内面に一体に形成された係止凸片嵌
合空間部に相対嵌合される。係止凸片嵌合空間部は、第
1の係止凸片と第2の係止凸片の形状にそれぞれ対応し
た第1の係止凸片嵌合空間部と第2の係止凸片嵌合空間
部とからなる。
【0019】以上のように構成された本発明にかかるケ
ーブル引出装置によれば、ブッシュ部材のケーブル孔に
貫通されたケーブルの一端部に対して、クランプ金具
が、係止凸片を先端側に位置させて基部側から装着され
た後にその基部を縮径することによってその外周部にカ
シメ付けられる。ケーブル引出装置によれば、ケーブル
に沿ってブッシュ部材を移動させてその収納部内にクラ
ンプ金具の基部を収納させる。ケーブル引出装置によれ
ば、この状態でブッシュ部材の収納部からクランプ金具
の係止凸片が露呈する。ケーブル引出装置によれば、こ
の状態でブッシュ部材がその嵌合溝内に開口周壁部を相
対嵌合させるようにしてケーブル引出部に装着される。
ケーブル引出装置によれば、クランプ金具の係止凸片を
介してブッシュ部材がケーブル引出部に装着されるとと
もに、ブッシュ部材によってケーブルを保護して筐体か
ら引き出すようにする。したがって、ケーブル引出装置
によれば、クランプ金具がブッシュ部材内に収納される
ことで筐体内部におけるこのクランプ金具の長さ分のス
ペース効率が図られるようになる。
【0020】また、ケーブル引出装置においては、ブッ
シュ部材を装着した状態において、係止凸片が係止凸片
収納空間部に収納されることでブッシュ部材が筐体のケ
ーブル引出部に対して抜け止めされる。ケーブル引出装
置においては、長さを異にした第1の係止凸片と第2の
係止凸片とを、それぞれ対応する空間形状を有する第1
の係止凸片嵌合空間部と第2の係止凸片嵌合空間部とを
筐体側に形成して嵌合するようにしたことにより、ケー
ブル引出部に装着することによって筐体からのケーブル
の引出し状態を規定してこのケーブルに設けたコネクタ
の誤挿入や誤接続が防止されるようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
図1乃至図4に示したケーブル引出装置20も、携帯電
話機やモバイル機器等の電子機器1の筐体2に形成した
ケーブル引出部3に装着され、電源や外部機器と接続さ
れる多芯の信号ケーブル15をケーブル引出部3におい
て抜止め保護しながら引き出すようにする。電子機器1
は、詳細を省略するが筐体2が一対のハーフを組み合わ
せて構成され、各ハーフの突合せ部位にケーブル引出部
3が形成される。
【0022】電子機器1は、基本的な構成を従来の電子
機器50とほぼ同様とするが、後述する係止リブ部7と
これによって構成される嵌合空間部8及びブッシュ部材
21及びクランプ金具22とからなるケーブル引出装置
20の構成に特徴を有している。電子機器1は、かかる
構成によって内部スペースの効率化が図られて小型化さ
れるとともに、信号ケーブル15が表裏を間違えること
なく筐体2に装着されて組立工程の合理化が図られかつ
ピン端子等の破損が防止されるようになる。
【0023】ケーブル引出部3は、図1に鎖線で示すよ
うに内部に配設された配線基板4に搭載したコネクタ5
に対向位置して筐体2に一体に形成される。ケーブル引
出部3は、信号ケーブル15の外径よりも大きな開口径
を有するケーブル引出口6が貫通して形成された全体略
半筒状を呈している。なお、ケーブル引出部3は、各ハ
ーフに互いに対応位置して形成されており、これらハー
フを突き合わせた状態において全体筒状体となる。
【0024】筐体2には、図1乃至図3に示すようにそ
の内面に、ケーブル引出部3に対応して略有底半円筒状
を呈する係止リブ部7が一体に形成されている。係止リ
ブ部7は、ケーブル引出部3との間に、後述するケーブ
ル引出装置20のブッシュ部材21の係止フランジ部2
5とクランプ金具22の係止凸片29とが嵌合される嵌
合空間部8を構成する。係止リブ部7には、ケーブル引
出部3と対向する底面部7aに、ケーブル引出口6の内
径よりも小径でかつ信号ケーブル15よりも大径とされ
たケーブルガイド孔9が、ケーブル引出口6と軸線を一
致させて形成されている。
【0025】係止リブ部7には、図2及び図3に示すよ
うに、半円形の底面部7aに円周方向に対して略1/2
の領域を小径とするように段差部10が形成されてい
る。係止リブ部7は、この段差部10により嵌合空間部
8を、図3において右側1/4領域に大径の第1の嵌合
空間部8aを構成するとともに左側1/4領域に大径の
第2の嵌合空間部8bと小径の第3の嵌合空間部8cと
を構成する。
【0026】第1の嵌合空間部8aは、その内径が、ケ
ーブル引出部3のケーブル引出口6よりも大径とされる
とともにブッシュ部材21の係止フランジ部25の外径
とほぼ等しい空間部である。第1の嵌合空間部8aは、
その幅(軸方向の長さ)が、ブッシュ部材21の係止フ
ランジ部25の厚みとクランプ金具22の係止凸片29
の厚みの和とほぼ等しい空間部である。
【0027】第2の嵌合空間部8bは、その内径が、第
1の嵌合空間部8aと等しく、その幅がブッシュ部材2
1の係止フランジ部25の厚みとほぼ等しい空間部であ
る。第3の嵌合空間部8cは、その内径が、ケーブル引
出口6よりも大径とされるとともに係止フランジ部25
の外径よりも小径でありかつ後述するクランプ金具22
の第2の係止凸片29bの長さとほぼ等しい空間部であ
る。また、第3の嵌合空間部8cは、その幅が、第2の
係止凸片29bの厚みと等しい空間部である。
【0028】なお、ケーブル引出部3や係止リブ部7
は、各ハーフに対してそれぞれ半円筒状に形成したが、
ケーブル引出口6やケーブルガイド孔9を半円形とし、
全体を例えば角筒状に形成してもよい。また、係止リブ
部7は、例えば筐体2の内面から一体に突設した略L字
状の立壁によって構成してもよい。
【0029】信号ケーブル15は、図1に示すように、
例えば多数本の芯線16を束ねて絶縁チューブ17で被
覆した多芯ケーブルからなり、先端部に筐体2の内部に
配設した配線基板4に搭載したコネクタ5と接続される
コネクタ18が設けられている。信号ケーブル15に
は、筐体2から引き出された他端側に外部機器と接続さ
れるコネクタ19が設けられている。信号ケーブル15
には、コネクタ18を設ける前工程において、先端側か
らケーブル引出装置20を構成するブッシュ部材21
と、クランプ金具22とがこの順で外周部に装着され
る。
【0030】ケーブル引出装置20は、図1及び図4に
示すように、ブッシュ部材21と、クランプ金具22と
から構成される。ブッシュ部材21は、やや軟質の合成
樹脂材やゴム等を材料として、全長を貫通するケーブル
ガイド孔23を有するとともに一端側から他端側に向か
って外径が次第に大ならしめられたテーパ付の筒状体に
成形された基本形状について従来のブッシュ部材51と
同様とする。ブッシュ部材21は、その大径部の外径
が、ケーブル引出部3の外径よりも小径であるとともに
ケーブル引出口6の内径よりも大径とされてなる。
【0031】ブッシュ部材21には、大径部側の端部近
傍の外周部に全周に亘って嵌合溝24が形成されてい
る。嵌合溝24は、その溝幅がケーブル引出部3の軸長
とほぼ等しくかつその内径がケーブル引出口6の内径と
ほぼ等しい。ブッシュ部材21は、嵌合溝24によって
切り残された大径部側の端部に、全周に亘って係止フラ
ンジ部25が構成されている。係止フランジ部25は、
その外径が、上述したように各嵌合空間部8a〜8cの
内径に対応して形成されている。
【0032】ケーブルガイド孔23は、その内径が、信
号ケーブル15の外径よりも大径とされるとともに、ケ
ーブル引出部3のケーブル引出口6の内径よりも小径と
されてなる。ブッシュ部材21には、その大径部側から
嵌合溝24に対応する部位に亘ってケーブルガイド孔2
3の内径を太径とすることによって、クランプ金具収納
凹部26が形成されている。クランプ金具収納凹部26
は、ブッシュ部材21の一側部から後述するクランプ金
具22の基部27の軸長よりも長い軸長を有するととも
に、その内径が基部27の外径と等しい。
【0033】クランプ金具22は、例えばアルミ材等の
やや軟質の金属材により形成され、V字状のスリ割り溝
28が形成された筒状の基部27と、この基部27の一
端側から軸方向に対して直交して外側に折曲された第1
の係止凸片29aと第2の係止凸片29bとからなる。
クランプ金具22は、スリ割り溝28の溝幅を拡げて基
部27の内径を信号ケーブル15の外径よりも大径とし
た状態で供給される。クランプ金具22は、信号ケーブ
ル15の外周部に装着された後に、スリ割り溝28の溝
幅を狭めるようにして基部27が押し潰される。クラン
プ金具22は、これによって基部27の内径が信号ケー
ブル15の外径よりも小径とされるように縮径され、信
号ケーブル15の外周部にカシメ付けられる。
【0034】第1の係止凸片29aと第2の係止凸片2
9bとは、基部27に対して中心対称位置に形成された
短冊状の凸片からなる。第1の係止凸片29aは、スリ
割り溝28を閉じた状態で、上述したように筐体2側の
係止リブ部7によって構成された第1の嵌合空間部8a
の内径と等しい長さを有して基部27の一端側に直角に
折曲されて形成されてなる。第2の係止凸片29bは、
スリ割り溝28を閉じた状態で、上述したように筐体2
側の係止リブ部7によって構成された第3の嵌合空間部
8cの内径と等しい長さを有して基部27の一端側に直
角に折曲されて形成されてなる。
【0035】以上のように構成されたケーブル引出装置
20においては、ブッシュ部材21が、その小径部側か
らケーブルガイド孔23に信号ケーブル15を挿通する
ことによって装着される。ケーブル引出装置20におい
ては、スリ割り溝28を拡げた状態でクランプ金具22
が、基部27側から信号ケーブル15に装着される。ケ
ーブル引出装置20においては、信号ケーブル15の先
端から所定の位置においてスリ割り溝28を閉じて基部
27を縮径することにより、クランプ金具22が信号ケ
ーブル15の外周部にカシメ付けられる。
【0036】ケーブル引出装置20においては、クラン
プ金具22を信号ケーブル15にカシメ付ける際に、第
1の係止凸片29aと第2の係止凸片29bとの向きが
コネクタ18、19の向きに合わせられる。すなわち、
ケーブル引出装置20は、図1に示すようにコネクタ1
8を長手方向に合わせるとともにコネクタ19の表面1
9aを表側とした状態で、表面19aとスリ割溝28と
が同一面側に位置するように基部27の位置調整を行っ
た後にクランプ金具22のカシメ付けが施される。
【0037】ケーブル引出装置20においては、クラン
プ金具22をカシメ付けた状態で、ブッシュ部材21が
信号ケーブル15の先端側へと移動される。ケーブル引
出装置20においては、図4に示すように、クランプ金
具22の基部27がブッシュ部材21のクランプ金具収
納凹部26内に収納される。ケーブル引出装置20にお
いては、この状態でクランプ金具22の第1の係止凸片
29aと第2の係止凸片29bとがブッシュ部材21の
係止フランジ部25の外側面に当接し、これによってブ
ッシュ部材21が信号ケーブル15の先端側から抜止め
されてなる。
【0038】ケーブル引出装置20は、上述したように
信号ケーブル15の先端部に装着された状態で、ブッシ
ュ部材21の嵌合溝24にケーブル引出部3を嵌合する
ことによって筐体2に装着される。ケーブル引出装置2
0は、筐体2の嵌合空間部8に対してブッシュ部材21
の係止フランジ部25とクランプ金具22の第1の係止
凸片29aと第2の係止凸片29bとが嵌合される。す
なわち、ケーブル引出装置20は、図1及び図4に示す
ように、第1の嵌合空間部8aに対して係止フランジ部
25と第1の係止凸片29aとが嵌合され、第2の嵌合
空間部8bに対して係止フランジ部25が嵌合され、第
3の嵌合空間部8cに対して第2の係止凸片29bが嵌
合される。
【0039】ケーブル引出装置20は、上述した工程を
経て一方ハーフ側に装着された後に他方ハーフが組み合
わされることによって、ブッシュ部材21の全周が筒状
を呈するケーブル引出部に装着されて信号ケーブル15
を筐体2から引き出す。信号ケーブル15は、一端側の
コネクタ18が配線基板4のコネクタ5と結合されて接
続される。
【0040】ケーブル引出装置20においては、上述し
た係止フランジ部25が嵌合溝24に嵌合されたケーブ
ル引出部3の内側面によって係止されることで、ブッシ
ュ部材21が抜止めされて筐体2に確実に保持される。
ケーブル引出装置20においては、第1の係止凸片29
aと第2の係止凸片29bとが係止フランジ部25に当
接してこれを補強するように構成したことにより、信号
ケーブル15に大きな引張り力が作用された場合にもケ
ーブル引出部3に対してブッシュ部材21が確実に抜止
めされて信号ケーブル15を確実に保持する。また、ケ
ーブル引出装置20においては、第1の係止凸片29a
と第2の係止凸片29bとが係止リブ部7の底面部7a
によって係止されることで、信号ケーブル15に押込み
力が作用された場合でも、内方への移動を確実に阻止す
る。
【0041】ケーブル引出装置20においては、ケーブ
ル引出部3においてブッシュ部材21によって信号ケー
ブル15を被覆することで、この信号ケーブル15を保
護する。ケーブル引出装置20においては、ブッシュ部
材21やクランプ金具22がケーブル引出部3と嵌合空
間部8において装着状態が確実に保持されることで、信
号ケーブル15を抜止めする。
【0042】ケーブル引出装置20においては、クラン
プ金具22がその基部27をブッシュ部材21のクラン
プ金具収納凹部26に収納されることで、筐体2の内部
における突出量が低減された構成となっている。したが
って、ケーブル引出装置20は、筐体2の内部スペース
を効率化して、電子機器1の小型化を達成させる。
【0043】ケーブル引出装置20においては、クラン
プ金具22に長さを異にした第1の係止凸片29aと第
2の係止凸片29bとを形成し、これら第1の係止凸片
29aと第2の係止凸片29bとに対応して空間形状を
異にして筐体2に形成した係止リブ部7によって構成さ
れる第1の嵌合空間部8a乃至第3の嵌合空間部8cに
嵌合する構成となっている。したがって、ケーブル引出
装置20においては、組立時において信号ケーブル15
に設けたコネクタ18、19の向きを規制する作用も奏
することで、これらコネクタ18、19の誤挿入や誤接
続が防止されるようにする。
【0044】なお、上述したケーブル引出装置20は、
電子機器1の筐体2に形成したケーブル引出部3に装着
されて信号ケーブル15を引き出すようにしたが、例え
ば電源コードの引出部に用いるようにしてもよいことは
勿論である。ケーブル引出装置20は、クランプ金具2
2が上述した形状に限定されるものでは無く、筐体2の
構造等に応じて適宜の形状に構成される。ブッシュ部材
21は、ケーブル引出部3が一方ハーフ側にのみ形成さ
れ、他方ハーフの突合せ部位によってその開口部を閉塞
される構造である場合には半円筒形の外形に成形され
る。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるケーブル引出装置によれば、電源コードや信号ケー
ブル等のケーブルの外周部にカシメ付けるクランプ金具
の基部をブッシュ部材内に収納して筐体側のケーブル引
出部に装着するように構成したことにより、ブッシュ部
材とクランプ金具とによってケーブルを筐体に対して確
実に抜止めしまたこれを保護するとともに、筐体内部に
おけるスペース効率を図って電子機器の小型化を実現す
る。また、ケーブル引出装置によれば、クランプ金具に
長さを異にした第1の係止凸片と第2の係止凸片とを形
成し、筐体側にそれぞれに対応する空間形状の第1の係
止凸片嵌合空間部と第2の係止凸片嵌合空間部とを形成
して嵌合することから、ケーブル引出部に装着すること
によって筐体からのケーブルの引出し状態を規定してコ
ネクタの誤挿入や誤接続を防止するようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すケーブル引出装
置を電子機器に装着した状態の一部切欠き要部平面図で
ある。
【図2】電子機器の筐体に形成したケーブル引出装置が
装着されるケーブル引出部の構成を説明する要部断面図
である。
【図3】同ケーブル引出部を筐体の内側からみた要部側
面図である。
【図4】同ケーブル引出装置を信号ケーブルに取り付け
た状態を示す断面図である。
【図5】従来のケーブル引出装置を電子機器に装着した
状態の一部切欠き要部平面図である。
【符号の説明】
1 電子機器 2 筐体 3 ケーブル引出部 6 ケーブル引出口 7 係止リブ部 8 嵌合空間部 8a 第1の嵌合空間部 8b 第2の嵌合空間部 8c 第3の嵌合空間部 9 ケーブルガイド孔 10 段差部 15 信号ケーブル 18 コネクタ 19 コネクタ 20 ケーブル引出装置 21 ブッシュ部材 22 クランプ金具 23 ケーブルガイド孔 24 嵌合溝 25 係止フランジ部 26 クランプ金具収納凹部 27 基部 28 スリ割溝 29a 第1の係止凸片 29b 第2の係止凸片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状基部と、その一端側の外周部に電子
    機器の筐体に形成したケーブル引出部の開口径よりも大
    きな長さを有して突設された係止凸片とからなり、前記
    基部側からケーブルに装着した後に縮径されることによ
    ってカシメ付けられるクランプ金具と、 前記ケーブルを貫通させるケーブル孔が形成された全体
    筒状を呈し、外周部に前記ケーブル引出部の開口周壁部
    が嵌合される嵌合溝が形成されるとともに、前記ケーブ
    ル孔の一端側の開口部位に、前記係止凸片を外方に露呈
    させた状態で前記基部を収納する前記クランプ金具の収
    納部が拡径形成されてなるブッシュ部材とを備え、 前記ブッシュ部材が、前記収納部から露呈された前記ク
    ランプ金具の係止凸片を介して抜け止めされた状態で前
    記ケーブル引出部に装着されることにより、前記ケーブ
    ルを前記筐体から引き出すことを特徴とするケーブル引
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ金具の係止凸片が、互い
    に形状を異にした少なくとも第1の係止凸片と第2の係
    止凸片とからなり、 前記筐体の内面に、前記第1の係止凸片と第2の係止凸
    片とがそれぞれ相対嵌合される第1の係止凸片嵌合空間
    部と第2の係止凸片嵌合空間部とを構成する係止リブ部
    が前記ケーブル引出部に対応して一体に形成され、 前記第1の係止凸片と第2の係止凸片とを、前記第1の
    係止凸片嵌合空間部と第2の係止凸片嵌合空間部とに嵌
    合させて前記ブッシュ部材を前記ケーブル引出部に装着
    することによって、前記筐体からの前記ケーブルの引出
    し状態を規定することを特徴とする請求項1に記載のケ
    ーブル引出装置。
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