JP2002203619A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP2002203619A
JP2002203619A JP2000398173A JP2000398173A JP2002203619A JP 2002203619 A JP2002203619 A JP 2002203619A JP 2000398173 A JP2000398173 A JP 2000398173A JP 2000398173 A JP2000398173 A JP 2000398173A JP 2002203619 A JP2002203619 A JP 2002203619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal terminal
housing
metal
rows
fpc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000398173A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Takemura
安男 竹村
Ichiro Terunuma
一郎 照沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2000398173A priority Critical patent/JP2002203619A/ja
Publication of JP2002203619A publication Critical patent/JP2002203619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングへの金属端子挿入の作業性を改善
したコネクタを提供する。 【解決手段】 FPC11と、FPC11の配線端末部
に一端部が接合された複数の金属端子と、これらの複数
の金属端子を収容するハウジング14とを備えてコネク
タが構成される。ハウジング14は、金属端子が収容さ
れる2段の収容室15a,15bを有する。複数の金属
端子は、向きが互いに180°異なるようにFPC11
に接合された第1の金属端子列12aと第2の金属端子
列12bにより構成され、第1の金属端子列12aと第
2の金属端子列12bが、FPC11を折り曲げること
により同じ向きに2段に配列された状態として、ハウジ
ングの2段の収容室15a,15bにそれぞれ収容され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブルプ
リント基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル
(FFC)等の接続に用いられるコネクタの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】FPC等を自動車用のワイヤハーネス等
に使用する場合、信頼性、互換性、コスト削減等の理由
で、オス、メス端子の嵌合を利用するコネクタ構造が不
可欠になる。この様なFPCコネクタ構造として、一つ
のFPCに接続された複数の金属端子を、コネクタハウ
ジングに2段に配列された状態で収容する場合がある。
【0003】この様な2段配列の金属端子を持つコネク
タ構造を得るには、図5(a)に示すように、FPC1
の二つの配線端末部に、金属端子列2a,2bを接合す
る。接合部3は、モールド樹脂により、或いは樹脂部品
を被せることにより補強する。そしてこのFPC1を、
一点鎖線で示す折り曲げ部で折り曲げることにより、図
5(b)に示すように2列の金属端子列2a,2bを重
ねた状態として、図6(a)に示すようにハウジング4
の上下段収容室5a,5bに挿入して収容する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のFPC
コネクタ構造では、2段の金属端子列2a,2bを揃え
た状態で同時に、上下段収容室5a,5bに挿入する作
業が必要になる。しかし、FPC1は簡単に撓むため、
2段の金属端子列2a,2bを整列させた状態で挿入す
ることは容易ではない。もし、図6(b)に示すよう
に、一方の金属端子列2bのみが挿入されると、他方の
金属端子列2aは挿入不可能となる。基板がフレキシブ
ルであっても、金属端子列2aの動きは制限され、挿入
された金属器端子列2bをそのままとして、金属端子列
2aを後退させることはできないからである。この場
合、既に挿入した金属端子列2bを取り出して、改めて
二つの金属端子列2a,2bを揃えて挿入し直すことが
必要になり、作業性が悪い。
【0005】図5は、二つの金属端子列2a,2bを同
じ向きでFPC側1に接合したが、図7に示すように、
90°異なる向きに接合しても同様である。この場合、
図7の一点鎖線位置でFPC1を折り曲げて、二つの金
属端子列2q,2bを整列させることになるが、やは
り、図6(b)に示すように一方のみがハウジングに挿
入されてしまうと、他方を挿入できなくなる。
【0006】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、ハウジングへの金属端子挿入の作業性を改善し
たコネクタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコネクタ
は、導体配線が形成されたフレキシブル基板と、このフ
レキシブル基板の配線端末部に一端部が接合された複数
の金属端子と、これらの複数の金属端子を収容するハウ
ジングとを備えたコネクタにおいて、前記ハウジング
は、金属端子が収容される2段の収容室を有し、前記複
数の金属端子は、向きが互いに180°異なるように前
記フレキシブル基板に接合された第1の金属端子列と第
2の金属端子列により構成され且つ、前記第1の金属端
子列と第2の金属端子列が、前記フレキシブル基板を折
り曲げることにより同じ向きに2段に配列された状態と
して前記ハウジングの2段の収容室にそれぞれ収容され
ることを特徴とする。
【0008】この発明によると、ハウジングの2段の収
容室に挿入されるべき金属端子列を、180°向きが異
なる状態でフレキシブル基板の二つの配線端末部に接合
する。この状態は、一方の金属端子列をハウジングの一
方の収容室に挿入した後、二つの配線端末部の中間位置
でフレキシブル基板を折り曲げることにより、他方の金
属端子列をもう一つの収容室に挿入することを可能とす
る。従って、従来のように2段の金属端子列を同時に挿
入ことは必ずしも必要がなく、作業性が改善される。も
ちろん、従来と同様に、金属端子列が2段に配列された
状態に折り曲げて、これらを同時にハウジングに挿入す
ることも可能である。この場合、一方の金属端子列の挿
入に失敗したとしても、既に挿入された金属端子列を取
り出すことなく、作業のやり直しができる。
【0009】この発明において好ましくは、フレキシブ
ル基板は、第1及び第2の金属端子列が接合される二つ
の接合端の間を直線的に連結してその中間位置を折り曲
げ部とする帯状部と、この帯状部の折り曲げ部の一方側
から分岐して第1及び第2の金属端子列につながる導体
配線がまとめられた本体配線部とから構成されるものと
する。この様な配線構造にすると、本体配線部を折り曲
げることなく、帯状配線部のみを折り曲げて、二つの金
属端子列を2段に整列させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、一実施例によるコネクタ
構造を示す斜視図である。導体配線が形成されたフレキ
シブル基板11は、この実施例の場合FPCであるが、
FFCでもよい。FPC11は、二つの配線端末部にそ
れぞれ3個ずつの金属端子が接合された金属端子列12
a,12bを有し、この金属端子列12a,12bがコ
ネクタハウジング14の上下段収容室15as,15b
にそれぞれ収容されている。
【0011】FPC11は、図2(a)の平面図に示す
ように、直線状の帯状部11Aとこれから分岐する形の
本体配線部11Bからなる。帯状部11Aの両端部が金
属端子列12a,12bの接合端であり、二つの金属端
子列12a,12bが互いに180°異なる向きに接合
される。接合部13は、モールド樹脂により、或いは樹
脂部品を被せることにより補強されている。
【0012】この様なFPC11の帯状部11Aの中間
位置が折り曲げ部となる。この折り曲げ部で帯状部11
を折り曲げると、図2(b)に示すように、二つの金属
端子列12a,12bを同じ向きにして2段に重ねた状
態になる。この状態でハウジング14の2段の収容室1
5a,15bにそれぞれ金属端子列12a,12bを収
容することになる。
【0013】図3(a)(b)は 、具体的にハウジン
グ14に金属端子列12a,12bを収容する様子を示
している。ハウジング14は、FPC11の金属端子接
合部13を収容する後部収容室15a,15bが2段に
分かれ、金属端子列12a,12bを開放端状態で収容
する前部収容室16を有する。図3(a)は、下段の収
容室15bに一方の金属端子列12bを挿入した後、も
う一方の金属端子列12aを上段の収容室15aに挿入
する様子を示している。図2で説明したように、二つの
金属端子列12a,12bはFPC11の帯状部11A
の両端に180°向きを異ならせて接合されているため
に、この様に二つの金属端子列を順次ハウジングに収容
することが可能になる。
【0014】図3(b)に示すように、FPC11を折
り曲げて、二つの金属端子列12a,12bを2段に重
ねた状態として、これらを同時にハウジング14の収容
室15a,15bに挿入するようにしてもよい。この場
合、一方の金属端子列の挿入に失敗したとしても、従来
のように既に挿入された金属端子列を抜き取って改めて
2つ一緒に挿入操作を行うという必要はなく、失敗した
方のみ挿入操作を繰り返せばよい。
【0015】なお、図では省略しているが、ハウジング
14の収容室15a,15bには、それぞれ挿入された
金属端子列12a,12bを固定するためのランスが設
けられいる。従って一旦挿入した金属端子列を抜き取っ
て、改めて挿入操作を繰り返さなければならないとする
と、作業性は大きく低下する。この実施例によれば、そ
の様な繰り返し操作が必要ないから、作業性が改善され
る。
【0016】この実施例において、二つの金属端子列1
2a,12bを別々にハウジング14に挿入できるの
は、図2に示したように、直線状の帯状部11Aの両端
に、180°異なる向きで金属端子列12a,12bを
接合していることが重要であるが、更に具体的な条件と
して、帯状部11Aの接合部13と折り曲げ部との間の
寸法L2が、接合部13を含んだ金属端子の長さL1以
上に設定されていることが必要である。この様な条件を
満たすことにより、図3(a)で説明したように、一方
の金属端子列をハウジングに挿入した後、他方の金属端
子列を折り曲げて挿入することが可能になる。
【0017】以上のようにこの実施例によると、コネク
タハウジングに2段に収容されるFPCの金属端子列の
配置関係を考慮することにより、コネクタ組立の作業性
が改善される。また、図2に示したように、FPC11
は、帯状部11Aと、これに対して折り曲げ部の一方側
から分岐する形の本体配線部11Bにより構成している
から、本体配線部11Bを折り曲げることなく、帯状部
11Aのみの折り曲げにより、二つの金属端子列を重ね
ることができる。
【0018】図4は、この発明の別の実施例によるFP
C11の平面図を図2(a)に対応させて示している。
図2(a)の場合、本体配線部11Bは、帯状部11A
から分岐した後、帯状部11Aと平行になる方向に延在
させているのに対して、図4では、本体配線部11Bを
帯状部11Aと直交する方向に延在させている。言い換
えれば、図2(a)の場合、FPC11の本体配線部1
1Bの長手方向と金属端子列12a,12bのハウジン
グへの挿入方向が同じであるのに対し、図4では、これ
らを直交させている。その他、先の実施例と同様であ
る。
【0019】図4と図2(a)の相違は、具体的にはワ
イヤハーネスとしての適用場面の相違に基づくものであ
るが、いずれも、金属端子列12a,12bのハウジン
グ14への挿入の作業性が改善されることは同様であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ハ
ウジングの2段の収容室に挿入されるべき金属端子列
を、180°向きが異なる状態でフレキシブル基板の二
つの配線端末部に接合することにより、ハウジングへの
金属端子列の挿入の作業性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例によるFPCコネクタを示
す斜視図である。
【図2】 同実施例のFPCの平面図である。
【図3】 同実施例のFPC端子のハウジングへの挿入
操作を示す図である。
【図4】 他の実施例によるFPCの平面図である。
【図5】 従来のFPCを示す平面図である。
【図6】 従来のFPCのハウジングへの挿入の様子を
示す図である。
【図7】 従来の他のFPCを示す平面図である。
【符号の説明】
11…FPC、11A…帯状部、11B…本体配線部、
12a,12b…金属端子列、13…接合部、14…ハ
ウジング、15a,15b…収容室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体配線が形成されたフレキシブル基板
    と、 このフレキシブル基板の配線端末部に一端部が接合され
    た複数の金属端子と、 これらの複数の金属端子を収容するハウジングとを備え
    たコネクタにおいて、 前記ハウジングは、金属端子が収容される2段の収容室
    を有し、 前記複数の金属端子は、向きが互いに180°異なるよ
    うに前記フレキシブル基板に接合された第1の金属端子
    列と第2の金属端子列により構成され且つ、前記第1の
    金属端子列と第2の金属端子列が、前記フレキシブル基
    板を折り曲げることにより同じ向きに2段に配列された
    状態として前記ハウジングの2段の収容室にそれぞれ収
    容されることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブル基板は、前記第1及び
    第2の金属端子列が互いに逆向きに接合される二つの接
    合端の間を直線的に連結してその中間位置を折り曲げ部
    とする帯状部と、この帯状部の折り曲げ部の一方側から
    分岐して前記第1及び第2の金属端子列につながる導体
    配線がまとめられた本体配線部とから構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2000398173A 2000-12-27 2000-12-27 コネクタ Pending JP2002203619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000398173A JP2002203619A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000398173A JP2002203619A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002203619A true JP2002203619A (ja) 2002-07-19

Family

ID=18863192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000398173A Pending JP2002203619A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002203619A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029639B1 (ko) * 2002-12-11 2011-04-15 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 커넥터 및 이를 이용한 휴대 전화기
CN109473615A (zh) * 2017-09-08 2019-03-15 莫仕连接器(成都)有限公司 电池连接模块

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029639B1 (ko) * 2002-12-11 2011-04-15 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 커넥터 및 이를 이용한 휴대 전화기
CN109473615A (zh) * 2017-09-08 2019-03-15 莫仕连接器(成都)有限公司 电池连接模块
CN109473615B (zh) * 2017-09-08 2021-11-19 莫仕连接器(成都)有限公司 电池连接模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004023604A1 (ja) コネクタ
US6443758B2 (en) Terminal holding structure of flat circuit body
JP2001039239A (ja) ジョイントコネクタ
JP3679293B2 (ja) フラット回路体の端末構造
JP2002203619A (ja) コネクタ
JP4430275B2 (ja) ディスクリート線用コネクタおよび電気的接続構造
JP2001035556A (ja) 接続用端子、該接続用端子を用いたジョイントコネクタ及び該ジョイントコネクタを備えたワイヤハーネス
JP3672784B2 (ja) ワイヤハーネスの製造方法
JP4021397B2 (ja) 接続端子及び該接続端子を用いるジョイントコネクタ
US4488763A (en) Flat electrical cable
US6024596A (en) Joint structure of flat cable and joint terminals
JP2005123100A (ja) ジョイントコネクタ
JPH06208873A (ja) フレキシブルプリント配線板を用いたワイヤリングハーネス
JP2589748Y2 (ja) ジョイントコネクタ
JPH0765913A (ja) シート型コネクタ
JP3651357B2 (ja) ワイヤハーネスのジョイント構造
JP2998339B2 (ja) フラットワイヤーハーネスの形成方法
JP2001283647A (ja) ワイヤハーネスおよび該ワイヤハーネスの組立方法
US7195502B2 (en) Multi-function connector for vehicles
JP2622224B2 (ja) 合体型コネクタ
JP4494165B2 (ja) ワイヤハーネス用ジョイントコネクタ
JPH10208566A (ja) ワイヤハーネスの組立方法
JPH0429501Y2 (ja)
JP3923413B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP2549799Y2 (ja) フラット回路体接続構造