JP2002203259A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

Info

Publication number
JP2002203259A
JP2002203259A JP2000403165A JP2000403165A JP2002203259A JP 2002203259 A JP2002203259 A JP 2002203259A JP 2000403165 A JP2000403165 A JP 2000403165A JP 2000403165 A JP2000403165 A JP 2000403165A JP 2002203259 A JP2002203259 A JP 2002203259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
fee
parking lot
setting
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000403165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3569679B2 (ja
Inventor
Norimasa Sato
典雅 佐藤
Atsushi Tamaki
敦史 玉木
Takeshi Fukushima
壮 福島
Akira Hidaka
顕 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2000403165A priority Critical patent/JP3569679B2/ja
Publication of JP2002203259A publication Critical patent/JP2002203259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3569679B2 publication Critical patent/JP3569679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】駐車料金の設定作業を容易にできる駐車料金精
算機を提供する。 【解決手段】画面内に表示される設定項目を選択するこ
とで画面が変化し、変化する各画面で設定項目を選択し
て前記料金データを設定する係員操作部8を設けて、ス
テップ22〜30において係員操作部8の画面内に表示
される設定項目を各画面で順次選択することで料金体系
が更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車車両の駐車料
金を集中精算する駐車料金精算機を備えた駐車場を管理
する駐車場管理システムに関し、特に、駐車料金の設定
を容易にできる駐車場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、駐車場管理システムとして、駐
車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に設けて駐車車両
の入出庫を管理する複数の端末機と駐車料金精算機との
通信により当該各駐車区域の駐車料金を集中精算するよ
うに構成されたものや、駐車場の出入口にゲートを設け
て駐車車両の入出庫を管理し、入庫時に発行した駐車券
の内容に基づいて出庫時に駐車料金を精算するように構
成されたものがある。
【0003】このようなシステムでは、従来、駐車料金
算出用の料金体系等の料金データを記憶させたROMを
精算機にセットすることで駐車料金を設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、駐車
場利用者の多様なニーズに応えるために、駐車料金の設
定の変更を頻繁に行う必要性が生じてきている。しかし
ながら、従来は、1パターンの料金データをROMに記
憶させて駐車料金の設定をしているので、駐車料金の設
定を変更する場合にはROMの交換を行わなければなら
ず、作業の負担が大きいと共に、料金データを部分的に
変更することができなかった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、駐車料金の設定を容易にできる駐車場管理システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、駐車車両の駐車料金を集中精算する駐車料金
精算機を備えた駐車場を管理する駐車場管理システムに
おいて、前記駐車料金算出用の料金データを設定する料
金データ設定部を備え、前記料金データ設定部は、料金
データの設定画面が表示される操作部を有し、該操作部
の設定画面上を操作することによって前記料金データが
設定できる構成とした。
【0007】かかる構成では、画面上を操作するだけで
料金データを設定できるようになると共に、一部の料金
データを変更できるようになる。また、請求項2に係る
発明は、前記料金データ設定部は、前記駐車料金精算機
に設ける構成とした。かかる構成では、駐車場に備えた
駐車料金精算機で料金データを設定する。
【0008】また、請求項3に係る発明は、前記料金デ
ータ設定部は、複数の駐車場の駐車料金精算機を集中管
理する中央管理装置に設ける構成とした。かかる構成で
は、中央管理装置が管理する複数の駐車料金精算機に対
して料金データを一括して設定できるようになる。ま
た、請求項4に係る発明は、前記料金データ設定部は、
駐車場内に予め設定した複数のエリア毎に前記料金デー
タの設定が可能な構成とした。
【0009】かかる構成では、駐車場内に予め設定した
複数のエリア毎に別々の料金データを設定できるように
なる。また、請求項5に係る発明は、前記複数のエリア
は、個別の駐車区域毎に設けられた端末機によって駐車
車両の入出庫が管理されるエリアと、駐車場の出入口に
設けたゲートによって駐車車両の入出庫が管理されるエ
リアである構成とした。
【0010】かかる構成では、個別の駐車区域毎に設け
られた端末機によって駐車車両の入出庫が管理されるエ
リアと、駐車場の出入口に設けたゲートによって駐車車
両の入出庫が管理されるエリアとで別々の料金データを
設定できるようになる。また、請求項6に係る発明は、
前記複数のエリアは、端末機によって駐車車両の入出庫
が管理される複数のエリアである構成とした。
【0011】かかる構成では、料金データ設定部は、端
末機によって駐車車両の入出庫が管理される予め設定し
た複数のエリア毎に別々の料金体系を設定できるように
なる。また、請求項7に係る発明は、前記駐車場は、個
別の駐車区域毎に設けられた端末機によって駐車車両の
入出庫が管理されるエリアを備えた構成であって、前記
料金データ設定部で設定された料金データを前記駐車料
金精算機から前記端末機にダウンロードする構成とし
た。
【0012】かかる構成では、料金データ設定部の各画
面が表示する設定項目の選択内容に従って設定された料
金データを、駐車料金精算機から駐車場内の個別の駐車
区域毎に設けられた端末機にダウンロードする。また、
請求項8に係る発明は、前記操作部は、設定画面に表示
される設定項目を選択する毎に、選択した設定項目に応
じた新たな画面が表示される構成であることを特徴とし
た。
【0013】かかる構成では、操作部の設定画面内に表
示される設定項目の選択により新たな画面が表示され、
選択毎に表示される新たな画面の設定項目の内容に従っ
て料金データを設定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る駐車場管理
システムの第1実施形態を適用する駐車場の例を示す図
である。駐車場1は、入場した車2が1台駐車できる複
数の駐車区域3に仕切られ、各区域3には、当該区域3
を区別する例えば駐車番号(図中の1、2、・・、6)
が付され、駐車車両の有無や駐車時間等を管理する端末
機4が設けられている。また、出入口5近傍に各区域3
の駐車料金を集中精算する駐車料金精算機6が設けられ
ている。
【0015】ここで、駐車料金精算機6と各端末機4
は、図示しない伝送線等を用いて通信可能に接続されて
いる。尚、本実施形態では、例えば2つのエリア1A、
1Bが予め設定されている駐車場1について説明する
が、エリアの数は2つに限らない。図2及び図3は、本
実施形態に係る駐車料金精算機6を示した図で、図2は
外観図、図3はブロック図である。
【0016】図において、駐車料金精算機6は、駐車料
金精算機6の精算動作の制御を統括的に行う第1制御部
7と、駐車料金算出用の料金データとしての料金体系等
を設定するときに係員が操作する係員操作部8と、係員
操作部8の操作によって設定された料金体系等、精算に
必要な情報を更新し記憶する第1メモリ9と、現在時刻
を計時する第1時計ユニット10と、区域3の駐車番号
を入力するテンキー11と、例えば、挿入されたサービ
ス券やプリペードカードに記録されている情報の読み取
りまたは書き換え等を行うカード処理機12と、駐車料
金精算時に、硬貨や紙幣を受付処理する硬貨処理ユニッ
ト13および紙幣処理ユニット14と、精算の取消を要
求する場合に利用者が操作する精算取消ボタン15と、
駐車料金を表示する料金表示部16と、投入金額を表示
する投入金表示部17と、各端末機4との間でシリアル
データ通信を行うための第1データ通信部18と、I/
Oユニット19と、を備えて構成される。
【0017】尚、図示しないが、領収書発行ボタンと、
領収書等をプリントアウトするプリンタと、操作手順等
を音声で案内する音声案内ユニットも、従来の駐車料金
精算機と同様に備えている。係員操作部8はタッチパネ
ル式であり、例えば係員が画面内に表示されるいずれか
の設定項目領域に触れることで選択した設定項目に応じ
た新たな画面を表示し、選択毎に変化する各画面の設定
項目の内容に従って料金体系を設定する構成である。
【0018】尚、係員操作部8は通常、例えば駐車場利
用者への案内表示等をしているが、例えばテンキー11
から所定の番号入力があると、第1制御部7の制御によ
って画面が切り替わり係員操作用の画面となる。ここ
で、第1制御部7、係員操作部8及び第1メモリ9で料
金データ設定部を構成する。
【0019】図4は、本実施形態に係る端末機4のブロ
ック図である。端末機4は、端末機4の制御を統括的に
行うと共に、駐車料金精算機6からの要求に応じて駐車
料金を算出する第2制御部20と、区域3内の車2を検
知する車両検知器21と、現在時刻を計時する第2時計
ユニット22と、例えば駐車開始時刻や駐車料金精算機
6からダウンロードされる前記料金体系等を記憶する第
2メモリ23と、区域3内の車2をロックする図1に示
すフラップユニット24をモータ駆動させるフラップ駆
動部25と、駐車料金が課金中であるか否か等の駐車情
報をLED等によって表示する未精算表示部26と、駐
車料金精算機6との間でシリアルデータ通信を行うため
の第2データ通信部27と、I/Oユニット28と、を
備えて構成される。
【0020】ここで、本実施形態における駐車料金精算
機6と端末機4の精算動作について簡単に説明する。ま
ず、精算時にテンキー11の操作によって駐車番号が入
力されると精算機6は、当該駐車番号に対応する駐車区
域3の端末機4に駐車料金を問い合わせる。一方、精算
機6からの問い合わせを受けた端末機4は、第2メモリ
32に記憶されている駐車車両2の駐車開始時刻と、第
2時計ユニット31から読み取った現在時刻と、から駐
車時間を算出する。そして、第2メモリ32に記憶され
ている料金体系と、算出した駐車時間と、から区域3の
駐車料金を算出し、算出した駐車料金を精算機6に知ら
せる。
【0021】端末機4で算出された駐車料金に相当する
金額が完納されると、精算機6は端末機4に精算が完了
したことを知らせる。これにより端末機4は例えばフラ
ップユニット24に備えたロック板24Aを倒伏駆動さ
せて駐車車両2の出庫を可能にする。次に、駐車場1の
駐車料金の設定を変更する場合の本実施形態の駐車料金
精算機6の第1制御部7の動作を図5のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0022】ステップ1において、前記係員操作用の画
面の操作によって後述する駐車料金設定モードが選択さ
れるまで待機する。駐車料金設定モードが選択される
と、ステップ2において、係員による前記係員操作用の
画面に表示される設定項目の選択に従って画面を切り替
えて料金体系を設定する。
【0023】ステップ3において、第1メモリ9に記憶
されている料金体系を設定された料金体系に更新する。
ステップ4において、ステップ3で更新した料金体系を
端末機4に送信する。ステップ5において、料金体系の
送信が終了するまで待機する。そして料金体系の送信が
終了すると駐車料金の設定変更の動作を終了する。
【0024】次に、駐車場1の駐車料金の設定を変更す
る場合の端末機4の第2制御部20の動作を図6のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。ステップ11にお
いて、駐車料金精算機6から送信される料金体系を受信
するまで待機する。料金体系を受信すると、ステップ1
2において、第2メモリ23に記憶されている料金体系
を受信した料金体系に更新する。
【0025】以下、駐車料金精算機6における料金体系
の設定動作を図7、8及び図9のフローチャートを参照
しながら詳述する。図7、8は、前記係員操作用の画面
の具体的な表示内容を示した図である。ステップ21に
おいて、テンキー11から所定の番号が入力され、係員
操作部8に図7(A)に示す前記係員操作用の画面が表
示されるまで待機する。
【0026】図7(A)の画面は、例えば、精算機6の
設定を行う場合に選択されるメニュー8aと、精算機6
で精算した金額を集金、集計する場合に選択される集金
/集計8b等を表示する。前記係員操作用の画面が表示
されるとステップ22において、図7(A)の画面に表
示されたメニュー8aが選択されたか否かを判定する。
判定の結果、YESの場合は、図7(A)の画面を図7
(B)に示す画面に切り替えてステップ23の動作に進
み、NOの場合は、後述のステップ31の動作に進む。
【0027】図7(B)の画面は、例えば、駐車場1の
運営に関する設定を行う場合に選択される運用8cと、
精算機6の保守点検を行う場合に選択される保守8d
と、例えば駐車場1を臨時休業させたい場合等、特殊な
運用を行う場合に選択されるモード8eと、係員による
マニュアル操作で駐車料金を精算する場合に選択される
手動8f等を表示する。
【0028】ステップ23において、図7(B)の画面
に表示された運用8cが選択されたか否かを判定する。
判定の結果、YESの場合は、図7(B)の画面を図7
(C)に示す画面に切り替えてステップ24の動作に進
み、NOの場合は、後述のステップ33の動作に進む。
図7(C)の画面は、例えば、駐車料金の設定を行う場
合に選択される料金8gと、例えば駐車場1の満車台数
を設定する場合に選択される台数8hと、駐車場1の定
休日を設定する場合に選択される休日8i等を表示す
る。
【0029】ステップ24において、図7(C)の画面
に表示された料金8gが選択され駐車料金設定モードに
なったか否かを判定する。判定の結果、YESの場合
は、図7(C)の画面を図7(D)に示す画面に切り替
えてステップ25の動作に進み、NOの場合は、後述の
ステップ34の動作に進む。ステップ25において、図
7(D)の画面に表示されたテンキーに所定のパスワー
ドが入力されるまで待機する。所定のパスワードが入力
されると、図7(D)の画面を図7(E)に示す画面に
切り替えてステップ26の動作に進む。
【0030】図7(E)の画面は、例えば、駐車場1の
全エリアを選択する一括設定8jと、駐車場1のエリア
1Aを選択するエリアA設定8kと、駐車場1のエリア
1Bを選択するエリアB設定8l等を表示する。ステッ
プ26において、図7(E)の画面に表示された一括設
定8j、エリアA設定8k、及びエリアB設定8lのう
ちのいずれか1つが選択されるまで待機する。いずれか
1つが選択されると、図7(E)の画面を図8(F)に
示す画面に切り替えてステップ27の動作に進む。
【0031】図8(F)の画面は、例えば、図7(E)
の画面で選択されたエリアの駐車料金の設定を行う場合
に選択される料金設定8mと、図7(E)の画面で選択
されたエリアの定休日を設定する場合に選択される休日
設定8nと、図7(E)の画面で選択されたエリアの利
用時間帯を設定する場合に選択される時間帯設定8o等
を表示する。
【0032】尚、図8(F)以降ではエリアA設定8k
が選択された場合を示すが、図7(E)で一括設定8j
またはエリアB設定8lが選択された場合も各図におけ
る見出しの表示内容が異なるだけで以下に説明する動作
は同じである。ステップ27において、図8(F)の画
面に表示された料金設定8mが選択されたか否かを判定
する。判定の結果、YESの場合は図8(F)の画面を
図8(G)に示す画面に切り替えてステップ28の動作
に進み、NOの場合は、後述のステップ35の動作に進
む。
【0033】図8(G)の画面は、例えば、料金データ
を入力する場合に選択される料金データ8pと、例えば
駐車料金をサービスする時間帯を設定する場合に選択さ
れるサービスデータ8qと、例えば設定された料金体系
を印刷する場合に選択される印刷8r等を表示する。ス
テップ28において、図8(G)の画面に表示された料
金データ8pが選択されたか否かを判定する。判定の結
果、YESの場合は図8(G)の画面を図8(H)に示
す画面に切り替えてステップ29の動作に進み、NOの
場合は、後述のステップ36の動作に進む。
【0034】図8(H)の画面は、例えば、平日の昼間
の料金体系の入力を行う場合に選択される平日/昼間8
sと、平日の夜間の料金体系の入力を行う場合に選択さ
れる平日/夜間8tと、休日の昼間の料金体系の入力を
行う場合に選択される休日/昼間8uと、休日の夜間の
料金体系の入力を行う場合に選択される休日/夜間8v
等を表示する。
【0035】ステップ29にいて、図8(H)の画面に
表示された平日/昼間8s、平日/夜間8t、休日/昼
間窓8u及び休日/夜間8vのうちのいずれか1つが選
択されるまで待機する。いずれか1つが選択されると、
図8(H)の画面を図8(I)に示す画面に切り替えて
ステップ30の動作に進む。図8(I)の画面は、例え
ば、駐車時間に応じた各段階における時間8w当たりの
金額8xで表される料金体系と、当該料金体系を実行す
る回数8y等を表示する。
【0036】前記各段階における料金体系は、図8
(I)に示すように、駐車を開始してから適用される基
本料金体系と、基本料金体系が終了した後に適用される
追加A料金体系と、追加A料金体系が終了した後に適用
される追加B料金体系と、追加B料金体系が終了した後
に適用される追加C料金体系と、からなる。具体的に図
8(I)では、駐車開始後60分が経過すると駐車料金
を100円課金する基本料金体系を1回実行した後、3
0分が経過すると200円課金する追加A料金体系を1
回実行し、さらに、15分が経過すると300円課金す
る追加B料金体系を1回実行し、以降、10分が経過す
ると300円課金する追加C料金体系を繰り返し実行す
るような場合を示している。
【0037】また、時間8w、料金8x及び回数8yの
値は、変更を希望する設定項目領域を選択することで表
示される図示しないテンキーの操作によって入力され
る。尚、図8(I)では休日/昼間8uが選択された場
合を示しているが、図8(H)で他の項目が選択された
場合も見出しの表示内容が異なるだけである。ステップ
30において、第1メモリ9に記憶されている料金体系
を図8(I)の画面に入力された料金体系に書き換え
る。これによりエリア1Aの休日昼間の料金体系の設定
が完了する。
【0038】ステップ22において、メニュー8aが選
択されないと判定した場合、ステップ31において、集
計/集金8bが選択されたか否かを判定する。判定の結
果、YESの場合はステップ32において、徴収した駐
車料金の集計を行う。一方、NOの場合はステップ22
の動作に戻る。ステップ23において、運用8cが選択
されないと判定した場合、ステップ33において、運用
8c以外の設定項目8d〜8fの選択に従った動作を行
う。
【0039】ステップ24において、料金8gが選択さ
れないと判定した場合、ステップ34において、料金8
g以外の設定項目8h、8iの選択に従った動作を行
う。ステップ27において、料金設定8mが選択されな
いと判定した場合、ステップ35において、料金設定8
m以外の設定項目8m、8oの選択に従った動作を行
う。
【0040】ステップ28において、料金データ8pが
選択されないと判定した場合、ステップ36において、
サービスデータ8qの選択に従ってサービスデータの設
定動作を行う。尚、係員操作部8は、例えば各画面にお
ける設定項目の選択に誤りがあった場合には、図示しな
いが各画面に表示される終了を選択すると前に表示され
た画面に戻る構成である。
【0041】以上のように、第1実施形態では、係員操
作部8の画面内で選択した設定項目に応じて画面が変化
し、各画面における設定項目の内容に従って料金体系を
設定できる構成としたので、従来のようにROM等のハ
ードウェアを交換する必要がなく駐車料金の設定作業が
容易になる。また、一部の料金体系を変更したい場合、
従来のROM交換方式では変更する必要のないデータま
で更新することになるが、本実施形態の装置では、設定
項目を細分化することで変更したい項目だけを選択し変
更することが可能になる。
【0042】そして、係員操作部8で設定された料金体
系を端末機4にダウンロードする構成としたので、駐車
料金算出機能を備えた各端末機に対して料金体系を一括
して設定できるようになる。さらに、駐車場1を2つの
エリア1a、1bに区分けし、各エリア1a、1b毎に
料金体系を設定できる構成としたので、例えば、施設に
近いエリアの駐車料金と施設から遠いエリアの駐車料金
の差別化を図る等して駐車場の運用効率を向上させるこ
とができる。
【0043】尚、第1実施形態では、駐車場1内の個別
の駐車区域3毎に設けた端末機4によって駐車車両2を
管理する駐車場1に適用した例を説明したが、適用する
駐車場は、駐車場の出入口に設けたゲートによって駐車
車両を管理する駐車場でもよい。さらに、端末機4によ
って駐車車両2を管理するエリアと、前記ゲートによっ
て駐車車両を管理するエリアとが共存する駐車場に適用
してもよい。この場合、前記端末機4によって駐車車両
2を管理するエリアと、前記ゲートによって駐車車両2
を管理するエリアとで別々の料金体系を設定することが
可能である。
【0044】次に、本発明に係る駐車場管理システムの
第2実施形態について説明する。図10は、本実施形態
に係る駐車場管理システムのブロック図である。尚、駐
車場及び駐車料金精算機については図1で付されている
符号を用いて説明する。駐車場管理システムは、第1実
施形態と同じ構成の例えば4つの駐車場1a〜1dに設
けられた駐車料金精算機6a〜6dと、これら駐車料金
精算機6a〜6dを集中管理する中央管理装置29と、
を備えて構成される。
【0045】ここで、中央管理装置29と駐車料金精算
機6a〜6dは、伝送線等を用いて通信可能に接続され
ている。尚、本実施形態では駐車場が4つの場合につい
て説明するが、駐車場は4つに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。中央管理装置29は、例えば、各
駐車場1a〜1dの1日当たりの利用台数や売上金額等
を集計したり、各駐車場1a〜1dの現在の利用状況や
各駐車料金精算機6a〜6dの動作状態等を監視したり
する従来の機能に加え、前述した第1実施形態と同じ料
金体系設定機能を備えている。すなわち、中央管理装置
29は前述のタッチパネル式の係員操作部8を備え、例
えば係員が画面内に表示される設定項目領域に触れるこ
とで選択した設定項目に応じた画面に変化し、選択毎に
変化する各画面の設定項目の内容に従って料金体系を設
定する構成である。
【0046】次に、中央管理装置29における料金体系
の設定動作を図11のフローチャートを参照しながら説
明する。ステップ41において、画面内に表示される設
定項目の選択に従って画面を切り替えて料金体系を設定
する。料金体系の具体的な設定動作は、前述の図9にお
けるステップ27〜ステップ29と同じであるのでここ
では詳述しない。尚、第1実施形態と同様、料金体系の
設定以外の動作を係員による選択に従って行う構成とし
てもよい。
【0047】ステップ42において、料金体系をステッ
プ41で設定された料金体系に更新する。ステップ43
において、ステップ42で更新した料金体系を中央管理
装置29が管轄する全ての駐車料金精算機6a〜6dに
ダウンロードする。以上のように、第2実施形態では、
係員による画面操作に従って設定された料金体系を、中
央管理装置29から全ての精算機6a〜6dにダウンロ
ードする構成としたので、各精算機6a〜6dに対して
料金体系を一括して設定できる。したがって、複数の駐
車場1a〜1dを管理する場合には、係員による料金体
系の設定作業がより一層容易になる。
【0048】また、中央管理装置29は、料金体系設定
時に個々の精算機6a〜6dを選択できるので、駐車場
1a〜1d毎に料金体系を設定できるようになる。さら
に、前述の図9におけるステップ26のように、駐車場
1a〜1d内に予め設定された複数のエリア毎に料金体
系を設定することも可能である。尚、中央管理装置とし
ては、前述したような複数の駐車場6a〜6dを直接管
理する中央管理装置29でもよく、複数の中央管理装置
と電話回線等で情報通信可能に接続され複数の中央管理
装置を管理する上位の中央管理装置でもよい。この場
合、上位の中央管理装置に係員操作部8を設けて前述と
同様にして料金体系を設定し、設定した料金体系を中央
管理装置29を介して各精算機6a〜6dにダウンロー
ドする構成とすればよい。
【0049】また、係員操作部8は画面上にテンキーを
表示して、料金データをテンキーで任意に設定できる構
成でもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2、8
に係る発明によれば、料金データ設定部の操作部に表示
される画面を操作するだけで料金データを設定できる構
成としたので、料金データの設定、変更作業が容易にな
る。また、変更したい一部の料金データだけの変更が可
能になる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、中央管理装
置から複数の精算機に対して料金体系を一括して設定で
きるようになり、複数の駐車場を管理する場合の料金デ
ータの設定、変更作業がより一層容易になる。請求項4
〜6に係る発明によれば、駐車場内を区分けした複数の
エリア毎に駐車料金を設定できるので、駐車場の運用効
率等を向上させることができる。
【0052】請求項7に係る発明によれば、駐車料金算
出機能を備えた端末機に対して料金データを一括して設
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理システムの第1実施形
態を適用する駐車場の例を示す図
【図2】同上実施形態に係る駐車料金精算機の外観図
【図3】同上実施形態に係る駐車料金精算機のブロック
【図4】同上実施形態に係る端末機のブロック図
【図5】駐車場の駐車料金の設定に変更がある場合の同
上実施形態の駐車料金精算機の動作フローチャート
【図6】駐車場の駐車料金の設定に変更がある場合の同
上実施形態の端末機の動作フローチャート
【図7】係員操作用の画面の具体的な表示内容を示した
【図8】図7に続く係員操作用の画面の具体的な表示内
容を示した図
【図9】同上実施形態の駐車料金精算機における料金体
系設定時の動作フローチャート
【図10】本発明に係る駐車場管理システムの第2実施
形態のブロック図
【図11】同上実施形態の中央管理装置における料金体
系設定時の動作フローチャート
【符号の説明】
1 駐車場 3 駐車区域 4 端末機 6 駐車料金精算機 7 第1制御部 8 係員操作部 29 中央管理装置
フロントページの続き (72)発明者 福島 壮 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 日高 顕 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 Fターム(参考) 3E026 CA01 CA06 3E027 EA03 EB01 EC04 EC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車車両の駐車料金を集中精算する駐車料
    金精算機を備えた駐車場を管理する駐車場管理システム
    において、 前記駐車料金算出用の料金データを設定する料金データ
    設定部を備え、 前記料金データ設定部は、料金データの設定画面が表示
    される操作部を有し、該操作部の設定画面上を操作する
    ことによって前記料金データが設定できる構成としたこ
    とを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】前記料金データ設定部は、前記駐車料金精
    算機に設ける構成としたことを特徴とする請求項1に記
    載の駐車場管理システム。
  3. 【請求項3】前記料金データ設定部は、複数の駐車場の
    駐車料金精算機を集中管理する中央管理装置に設ける構
    成としたことを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理
    システム。
  4. 【請求項4】前記料金データ設定部は、駐車場内に予め
    設定した複数のエリア毎に前記料金データの設定が可能
    な構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1つに記載の駐車場管理システム。
  5. 【請求項5】前記複数のエリアは、個別の駐車区域毎に
    設けられた端末機によって駐車車両の入出庫が管理され
    るエリアと、駐車場の出入口に設けたゲートによって駐
    車車両の入出庫が管理されるエリアである構成としたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理システム。
  6. 【請求項6】前記複数のエリアは、端末機によって駐車
    車両の入出庫が管理される複数のエリアである構成とし
    たことを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記駐車場は、個別の駐車区域毎に設けら
    れた端末機によって駐車車両の入出庫が管理されるエリ
    アを備えた構成であって、前記料金データ設定部で設定
    された料金データを前記駐車料金精算機から前記端末機
    にダウンロードする構成としたことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1つに記載の駐車場管理システム。
  8. 【請求項8】前記操作部は、設定画面に表示される設定
    項目を選択する毎に、選択した設定項目に応じた新たな
    画面が表示される構成であることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1つに記載の駐車場管理システム。
JP2000403165A 2000-12-28 2000-12-28 駐車場管理システム Expired - Lifetime JP3569679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000403165A JP3569679B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 駐車場管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000403165A JP3569679B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 駐車場管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002203259A true JP2002203259A (ja) 2002-07-19
JP3569679B2 JP3569679B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=18867338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000403165A Expired - Lifetime JP3569679B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 駐車場管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3569679B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072670A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Amano Corp 駐車場管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072670A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Amano Corp 駐車場管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3569679B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7654452B2 (en) Self-service electronic toll collection unit and system
JP2003016486A (ja) 車両の運行料金徴収システム、車両制御装置、及び車両の運行料金徴収方法
CN104794820A (zh) 一种停车场自动收费机及系统
KR20030065431A (ko) 주차관리 시스템
JP2002203259A (ja) 駐車場管理システム
JP3751892B2 (ja) 駐車予約精算機及びこの予約精算機を備えた駐車システム
JP2003051036A (ja) 販売管理システム、販売管理方法及びプログラム
JP2003228745A (ja) 駐車場の駐車料金精算システム
JP2000285157A (ja) 駐車場自動料金システム
JPH0822598A (ja) 駐車場管理装置
JP2729493B2 (ja) 店舗用駐車場管理装置
JP3661971B2 (ja) 自動料金収受システムの車載装置
JP2001351133A (ja) 自動精算式駐車場および駐車料金精算機
JPH09319994A (ja) 駐車場管理システム
JP7491762B2 (ja) 駐車場管理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2002133468A (ja) 駐車場管理システム
JP7256013B2 (ja) 駐車場管理システム
JP3755563B2 (ja) 交通機関の出札・改札窓口用精算装置
JP2685011B2 (ja) 運賃精算装置の時刻校正機能を有するタクシーの営業管理システム及び運賃精算装置の時刻校正方法
JP2005032007A (ja) 駐車場管理システム
JP3439623B2 (ja) 駐車料金精算装置
JP2023021522A (ja) 精算機を置かない駐車場での駐車料金の精算システム
JP2001278398A (ja) 給油管理システム
JP3571647B2 (ja) 駐車場管理システム
JP2002298174A (ja) 駐車料金精算方法、プログラム、および、駐車料金精算装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3569679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term