JP2002201112A - 化粧品又は皮膚科学的含浸清拭物 - Google Patents

化粧品又は皮膚科学的含浸清拭物

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JP2002201112A
JP2002201112A JP2001356212A JP2001356212A JP2002201112A JP 2002201112 A JP2002201112 A JP 2002201112A JP 2001356212 A JP2001356212 A JP 2001356212A JP 2001356212 A JP2001356212 A JP 2001356212A JP 2002201112 A JP2002201112 A JP 2002201112A
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Anja Drucks
アンヤ・ドルクス
Der Fecht Stephanie Von
シユテフアニー・フオン・デア・フエフト
Jorg Kuthel
イエルク・キユテル
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    • Y10T442/20Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
    • Y10T442/2525Coating or impregnation functions biologically [e.g., insect repellent, antiseptic, insecticide, bactericide, etc.]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度の粗さ及び硬度を組み合わせた低い引き
裂き抵抗を有する欠点をもたず、皮膚の手入れ及び/又
は清浄化に適した、化粧品又は皮膚科学的含浸清拭物の
提供。 【解決手段】 化粧品及び皮膚科学的清拭物であって、
当該清拭物が、2000mPa・s未満の粘度をもつ化
粧品及び皮膚科学的含浸溶液で湿らせた水流圧縮そして
/又は水流型押しされた不織材料から成る、清拭物を製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、低粘度の化粧品及び皮
膚科学的含浸溶液で湿らせた、表面構造をもつ(surfac
e structured)化粧品及び皮膚科学的清拭物(cosmetic
and dermatological wipe)に関する。なかでも、本発
明は化粧品及び皮膚科学的な、含浸された、手入れ、洗
浄及び消臭清拭物並びに皮膚疾患(アクネ等のような)
を抑制するための含浸清拭物並びに日焼け後を標的とす
る方法で皮膚の手入れをし、そしてUV光線の影響に対
する皮膚の二次的反応を減少させるもの、に関する。
【0002】
【従来の技術】含浸清拭物は日用品として非常に多様な
領域に広範に使用される。それらはなかでも、特に更に
(流)水の存在しない時に、有効で穏やかな清浄化及び
手入れを可能にする。これに関して、実際的に使用され
る製品は2成分、 a) 紙のような材料及び/又は、天然若しくは合成繊
維の非常に広範な種類の混合物から構成された乾燥清拭
物並びに b) 低粘度の含浸溶液、から成る。
【0003】表面に構造物をもつ清拭物はまたそれら自
体は知られている。それらはセルロースを基剤にして調
製され、なかでも家庭用清拭物としてそして肛門周辺の
清浄化に使用される。それらの構成物は、カレンダーロ
ールによる機械的型押しにより製造される。これらの清
拭物は高度の粗さ及び硬度と組み合わせた低い引き裂き
抵抗を有する。従って、それらはヒトの皮膚に対する使
用はごく制約された適切性のみを有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は先行技
術の欠点をもたず、そしてなかでも皮膚の手入れ及び/
又は清浄化に適した、化粧品又は皮膚科学的含浸清拭物
を発見することであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】清拭物が、2000mp
a・s未満の粘度をもつ化粧品及び皮膚科学的含浸溶液
で湿らせた、水流圧縮(water-jet-consolidated)そし
て/又は水流型押し(water-jet-impressed)不織材料
から成る、化粧品及び皮膚科学的清拭物が、先行技術の
欠点を克服することは、驚くべきことで、当業者により
予知することができなかった。
【0006】本発明に従う清拭物は、低粘度の化粧品及
び皮膚科学的含浸溶液との、新タイプの構造物を有する
柔らかい、非水溶性の不織材料の組み合わせ物を表す。
それらはあらゆる観点から極めて満足すべきもので、従
って、多様な用途をもつ調製物形態のための基材として
働くのに極めて適している。本発明に従う清拭物は非常
に良好な感触及び化粧品特性を示し、更に、優れた皮膚
の手入れデータを特色としてもつ。
【0007】不織材料は好ましくは水流による調製工程
でスパンレース材料として圧縮される。次いで、好都合
には同様に構造形成を水流により実施する。この構造形
成が材料に高まり(elevation)及びへこみの均一な連続
を生成する。この構造物が、適切な含浸溶液と組み合わ
せて、その高まりの結果として、ヒトの皮膚のへこみに
よりよく接近させ、その構造的価値の結果として汚れ取
り上げ能を増加させる。これが全体的に著しく改善した
清浄化性能をもたらす。更に、ヒトの皮膚のへこみへの
より良い接近が、皮膚病及び皮膚の刺激を抑制しそし
て、消臭作用を有効に示すために特に重要である。
【0008】本発明に従う清拭物をそれで湿らせてある
化粧品及び皮膚科学的含浸溶液は多様な形態にすること
ができる。それらは好ましくは、低粘度で、なかでも噴
霧可能で、例えば2000mPas未満の、なかでも1
500mPa・s未満(測定装置、25℃におけるHaak
e Viskotester VT-02)の粘度をもつ。
【0009】本発明の目的のための含浸溶液は更に、1
種類以上の油相に加えて1種類以上の水相を含んで成
り、例えば、W/O、O/W、W/O/W又はO/W/
Oエマルションの形態にある。これらの調製物は好まし
くは更に、ミクロエマルション、ピッケリング(Pickeri
ng)エマルション、噴霧可能なエマルション又はヒドロ
分散物にすることができる。
【0010】しかし、更に本発明に従う調製物はまた好
都合には、油を含まない調製物−例えばゲル又は(水
性、アルコール性、水性−アルコール性)溶液としての
ような−の形態にすることができる。
【0011】含浸溶液が溶液又は分散物である場合は、
本発明の目的のために使用することができる溶媒は、 ・ 水又は水溶液 ・ 低炭素数のアルコール、ジオール又はポリオール及
びそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソプロ
パノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノエチルもしく
はモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチエ
レングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテル
及び類似製品、である。
【0012】なかでも、前記の溶媒の混合物が使用され
る。アルコール性溶媒の場合には、水を更なる成分にす
ることができる。
【0013】含浸溶液が1種類以上の水相を含んで成る
場合には、これらは好都合には、例えばアルコール、な
かでも低炭素数のもの、好ましくはエタノール及び/又
はイソプロパノール、低炭素数のジオール又はポリオー
ル及びそれらのエーテル、好ましくはプロピレングリコ
ール、グリセロール、エチレングリコール、エチレング
リコールモノエチルもしくはモノブチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチル、モノエチルもしくはモノ
ブチルエーテル、ジエチエレングリコールモノメチルも
しくはモノエチルエーテル及び類似製品並びに、ポリマ
ー、気泡安定剤、電解質、糖誘導体及び/又は加湿剤の
ような通常の化粧品補助剤を含んで成ることができる。
【0014】加湿剤は、皮膚の表面上への適用又は分配
後、化粧品又は皮膚科学的調製物に、角質層による水分
喪失[経皮水分喪失(transepidermal water loss)(TE
WL)とも呼ばれる]を減少させる特性を与え、そして/
又は角質層の水和に好都合な効果を有する物質又は、物
質の混合物を表すために使用される用語である。
【0015】本発明の目的に好都合な加湿剤は例えば、
グリセロール、乳酸、ピロリドンカルボン酸及び尿素で
ある。更に水溶性及び/又は水膨潤性及び/又は水を使
用してゲル化可能な多糖類の群からのポリマー性加湿剤
を使用することは特に好都合である。特に好都合なもの
は、例えば、ヒアルロン酸、キトサン及び/又は、化学
要覧(Chemical Abstracts)中の登録番号178463
−23−5下にリストに乗り、例えばSOLABIA S.A.から
Fucogel(R)1000の名称で販売されている、フコースの豊
富な多糖類である。
【0016】本発明の目的に更に好都合なものは、1種
類以上の油成分に加えて、更なる油溶性補助剤、添加剤
及び/又は活性成分を含んで成る可能性がある無水調製
物である。
【0017】含浸溶液が1種類以上の油相を含んで成る
場合は、本発明の目的のための1種又は複数の油は好都
合には、3〜30炭素原子の鎖長をもつ飽和及び/又は
不飽和の分枝及び/又は非分枝アルカンカルボン酸と、
3〜30炭素原子の鎖長をもつ飽和及び/又は不飽和の
分枝及び/又は非分枝アルコールとのエステルの群か
ら、芳香族カルボン酸と、3〜30炭素原子の鎖長をも
つ飽和及び/又は不飽和の分枝及び/又は非分枝アルコ
ールとのエステルの群から選択される。次いでこれらの
エステル油は好都合には、ミリスチン酸イソプロピル、
パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピ
ル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチ
ル、ラウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシル、
ステアリン酸イソクチル、ステアリン酸イソノニル、イ
ソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシ
ル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−
ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、
オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エ
ルシル、エルカ酸エルシル、並びに、これらのエステル
の合成、半合成及び天然の混合物、例えばホホバ油から
なる群から選択することができる。
【0018】更に、油は好都合には、分枝及び非分枝炭
化水素及び炭化水素ワックス、シリコーン油、ジアルキ
ルエーテルの群から、飽和又は不飽和の分枝又は非分枝
アルコール、及び脂肪酸トリグリセリド、すなわち、8
〜24個、なかでも12〜18個の炭素原子の鎖長をも
つ飽和及び/又は不飽和の分枝及び/又は非分枝アルカ
ンカルボン酸のトリグリセロールエステルの群から選択
することができる。脂肪酸トリグリセリドは好都合に
は、例えば、合成、半合成及び天然の油、例えばオリー
ブ油、ヒマワリ油、大豆油、落花生油、菜種油、アーモ
ンド油、ヤシ油、ココナツ油、ヤシの芯油等の群から選
択することができる。
【0019】本発明の目的のためには、これらの油及び
ワックス成分のどんな混合物もまた好都合に使用するこ
とができる。
【0020】油は好都合には、イソステアリン酸2−エ
チルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン酸イ
ソトリデシル、イソエイコサン、ココア酸2−エチルヘ
キシル、安息香酸C12〜15−アルキル、カプリル酸/カ
プリン酸トリグリセリド及びジカプリリルエーテルから
なる群から選択される。
【0021】特に好都合な混合物は、安息香酸C12〜15
−アルキルとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混
合物、安息香酸C12〜15−アルキルとイソノナン酸イソ
トリデシルの混合物並びに安息香酸C12〜15−アルキ
ル、イソステアリン酸2−エチルヘキシル及びイソノナ
ン酸イソトリデシルの混合物である。
【0022】炭化水素のうちでは、パラフィン油、スク
アラン及びスクアレンが本発明の目的のために好都合に
使用される。
【0023】油相は好都合には更に、環状又は線状シリ
コーン油を含むかあるいは、これらの油のみから成るこ
とができ、その結果、例えばW/S(シリコーン中
水)、S/W(水中シリコーン)調製物、等が生成す
る。しかし、1種類又は複数のシリコーン油とは別に、
その他の油相成分を更に含むことが好ましい。
【0024】シクロメチコン(オクタメチルシクロテト
ラシロキサン)は好都合には、本発明に従って使用する
ことができるシリコーン油として使用される。しかし、
その他のシリコーン油、例えばヘキサメチルシクロトリ
シロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチルフ
ェニルシロキサン)もまた本発明の目的のために好都合
に使用することができる。
【0025】シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデ
シルの混合物及びシクロメチコンとイソステアリン酸2
−エチルヘキシルの混合物もまた特に好都合である。
【0026】1種類又は複数の油はまた好都合には、リ
ン脂質の群から選択される。リン脂質はアシル化グリセ
ロールのリン酸エステルである。最も重要なホスファチ
ジルコリンは例えば、レシチンであり、それは一般構造
【0027】
【化1】
【0028】[式中、R’及びR”は典型的には、15
又は17炭素原子及び4までのシスの二重結合をもつ非
分枝脂肪族基である]を特徴とする。
【0029】本発明の目的のための清拭物は好都合に
は、特にそれらが清浄化清拭物として使用される場合は
下記の4群A〜Dからの1種類以上の洗浄化活性の界面
活性剤を含んで成る。 A.アニオン界面活性剤 好都合に使用することができるアニオン界面活性剤はア
シルアミノ酸(及びそれらの塩)例えば、 1.アシルグルタミン酸塩、例えばアシルグルタミン酸
ナトリウム、パルミトイルアルパラギン酸ジ−TEA及
びカプリル酸/カプリン酸グルタミン酸ナトリウム、 2.アシルペプチド、例えばパルミトイル加水分解牛乳
タンパク質、ココイル加水分解大豆タンパク質ナトリウ
ム及びココイル加水分解コラーゲンナトリウム/カリウ
ム、 3.サルコシナート、例えばミリストイルサルコシナー
ト、TEA−ラウロイルサルコシナート、ナトリウムラ
ウロイルサルコシナート及びナトリウムココイルサルコ
シナート、 4.タウリン酸塩、例えばラウロイルタウリン酸ナトリ
ウム及びメチルココイルタウリン酸ナトリウム、カルボ
ン酸及び誘導体、例えば 1.カルボン酸、例えばラウリン酸、ステアリン酸アル
ミナム、マグネシウムアルカノラート及びウンデシレン
酸亜鉛、 2.エステルカルボン酸、例えばカルシウムステアロイ
ルラクチラート、クエン酸ラウレス−6及びPEG−4
ラウラミドカルボン酸ナトリウム、 3.エーテルカルボン酸、例えばラウレス−13カルボ
ン酸ナトリウム及びPEG−6ココアミドカルボン酸ナ
トリウム(sodium PEG-6 cocamide carboxylate )、リン
酸エステル及び塩、例えばオレス−10リン酸DEA及
びリン酸ジラウレス−4、スルホン酸及び塩、例えば 1.アシルイセチオン酸塩、例えばココイルイセチオン
酸ナトリウム/アンモニウム、 2.アルキルアリールスルホン酸塩、 3.アルキルスルホン酸塩、例えばココスモノグリセリ
ド硫酸ナトリウム、C12 〜14−オレフィンスルホン酸ナ
トリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム及びPEG−
3ココアミドスルホン酸マグネシウム、 4.スルホコハク酸塩、例えばスルホコハク酸ジオクチ
ルナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、
ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム及びウンデシレン
アミド−MEAスルホコハク酸二ナトリウム、並びに硫
酸エステル、例えば 1.アルキルエーテル硫酸塩、例えばラウレス硫酸ナト
リウム、アンモニウム、マグネシウム、MIPA、TI
PA、ミレス硫酸ナトリウム及びC12〜13パレス硫酸ナ
トリウム、 2.硫酸アルキル、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ア
ンモニウム及びTEA、である。 B.カチオン界面活性剤 好都合に使用することができるカチオン界面活性剤は、 1.アルキルアミン、 2.アルキルイミダゾール、 3.エトキシル化アミン及び 4.第四級界面活性剤、 である。第四級界面活性剤は、4個のアルキル又はアリ
ール基に共有結合されている少なくとも1個のN原子を
含む。pHには無関係に、これは正の電荷をもたらす。
塩化ベンザルコニウム、アルキルベタイン、アルキルア
ミドプロピルベタイン及びアルキルアミドプロピルヒド
ロキシスルタインが好都合である。 C.両性界面活性剤 好都合に使用することができる両性界面活性剤は、 1.アシル/ジアルキルエチレンジアミン、例えばアシ
ルアンホ酢酸ナトリウム、アシルアンホジプロピオン酸
二ナトリウム、アルキルアンホ二酢酸二ナトリウム、ア
シルアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、
アシルアンホ二酢酸二ナトリウム及びアシルアンホプロ
ピオン酸ナトリウム、 2.N−アルキルアミノ酸、例えばアミノプロピルアル
キルグルタミド、アルキルアミノプロピオン酸、ナトリ
ウムアルキルイミドジプロピオナート及びラウロアンホ
カルボキシグリシナート、である。 D.非イオン性界面活性剤 好都合に使用することができる非イオン性界面活性剤
は、 1.アルコール、 2.アルカノールアミド、例えばMEA/DEA/MI
PAココアミド、 3.アミン酸化物、例えばココアミドプロピルアミン酸
化物、 4.カルボン酸のエチレンオキシド、グリセロール、ソ
ルビトール又はその他のアルコールによるエステル化に
より形成されるエステル、 5.エーテル、例えばエトキシル化アルコール、エトキ
シル化ラノリン、エトキシル化ポリシロキサン、プロポ
キシル化POEエーテル及びアルキルポリグリコシド、
例えばラウリルグリコシド、デシルグリコシド及びココ
グリコシド、である。
【0030】含浸溶液は特に好都合には、25を越える
HLB値をもつ界面活性剤、極めて特には35を越える
HLB値をもつものの群からの1種類以上の洗浄活性界
面活性剤を含んで成る。
【0031】本発明の目的のためには、化粧品又は皮膚
科学的含浸溶液中の1種類以上の洗浄活性な界面活性剤
の含量はそれぞれ、含浸溶液の総重量の5〜25重量
%、極めて特に好都合には10〜15重量%の範囲から
選択される場合に好都合である。
【0032】更に、本発明に従う化粧品及び皮膚科学的
清拭物のための含浸溶液はまた好都合には、保存剤を含
んで成る。
【0033】保存剤は少量(製品に応じて、通常、約
0.0005%と1%の間の活性含有物)を、製品(食
品又は甘味物、製薬学的調製物、化粧品又は更に化学技
術的調製物)への調製工程中に添加される抗微生物物質
である。保存剤は微生物による汚染に対し、なかでも微
生物により誘起された有害な変化に対して、調製、貯蔵
及び使用中の製品を防御することを意図される。
【0034】保存剤は原則的に、次の条件を受ける。す
なわち、それは十分に抗微生物学的に有効で、技術的に
適用可能で、健康に対して安全でなければならない。し
かし、健康に対する安全性のアスペクトはまた、最終調
製物、市販製品により満たされなければならない。これ
に関しては、微生物が例えば、主として生産の結果とし
て化粧品中に存在するか又は消費者により二次的に化粧
品中に透過される可能性があることを考慮しなければな
らない。
【0035】このために、最終製品はまた使用の全期間
中に安全であることを確保しなければならない。
【0036】保存を意図されるか又は提唱される大部分
の保存剤はバクテリア抑制及びカビ抑制作用、時にはま
た殺バクテリア及び殺カビ作用をもち、それらは無臭、
無味で、そして、使用量で、できる限り溶解性で、無毒
で、皮膚相容性で十分に有効でなければならない。保存
剤は有効であるためには、保存されるべき粗製材料又は
補助剤中に溶解しなければならない。大部分の保存剤は
水よりも脂肪中により溶解性であるので、例えばその水
相が保存されなければならないエマルション中におい
て、水相中に取り込まれた保存剤が貯蔵期間中に、脂肪
相中に移行し、従って水相の保存を危うくすることを考
慮しなければならない。このために、保存剤の組み合わ
せ物を使用すること、すなわち、容易に水溶性の保存剤
により水相を保存し、しかし同時に脂肪に溶解性の保存
剤により脂肪相を保存すること、が忠告される。
【0037】化粧品調製物には概括的に殺菌(Sterilit
y)は要求されないが、しかし、病原性微生物を含んでは
ならず、微生物により誘起される変化から保護しなけれ
ばならない。
【0038】異なるタイプのエマルション、水溶液、懸
濁物等が異なる保存を要すこと、個々の保存剤の保存作
用は保存される調製物の組成及び物理的特性に依存する
こと、保存剤、活性成分及び補助剤の間の相互作用、を
考慮しなければならないこと、多様な活性成分又は補助
剤が保存剤を吸着し、従って恐らくそれらを不活性化す
る可能性があること、なかでも、調製物中に存在するヒ
ドロコロイドが濃度に応じて、保存剤の抗微生物活性を
妨げること、並びに、最後に再度、保存剤の濃度及びタ
イプに応じて、角質層が保存剤を吸着し、次いでこれが
恐らく保存剤の透過及び吸収をもたらすこと、を考慮し
なければならない。
【0039】本発明の目的のために、更に好都合に使用
することができる食品工業に許可された保存剤をそれら
のE番号を伴って下記に挙げる。 E200 ソルビン酸 E201 ソルビン酸ナトリウム E202 ソルビン酸カリウム E203 ソルビン酸カルシウム E210 安息香酸 E211 安息香酸ナトリウム E212 安息香酸カリウム E213 安息香酸カルシウム E214 p−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル E215 p−ヒドロキシ安息香酸エチルエステルNa塩 E216 p−ヒドロキシ安息香酸n−プロピルエステル E217 p−ヒドロキシ安息香酸n−プロピルエステルNa塩 E218 p−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル E219 p−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルNa塩 E220 二酸化硫黄 E221 亜硫酸ナトリウム E222 亜硫酸水素ナトリウム E223 二亜硫酸ナトリウム E224 二亜硫酸カリウム E226 亜硫酸カルシウム E227 亜硫酸水素カルシウム E228 亜硫酸水素カリウム E230 ビフェニル(ジフェニル) E231 オルトフェニルフェノール E232 ナトリウムオルトフェニルフェノキシド E233 チアベンダゾール E235 ナタマイシン E236 ギ酸 E237 ギ酸ナトリウム E238 ギ酸カルシウム E239 ヘキサメチレンテトラミン E249 亜硝酸カリウム E250 亜硝酸ナトリウム E251 硝酸ナトリウム E252 硝酸カリウム E280 プロピオン酸 E281 プロピオン酸ナトリウム E282 プロピオン酸カルシウム E283 プロピオン酸カリウム E290 二酸化炭素 ジブロモジシアノブタン(2−ブロモ−2−ブロモメチ
ルグルタロジニトリル)、フェノキシエタノール、3−
ヨード−2−プロピニルブチルカルバメート、2−ブロ
モ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、イアミダ
ゾリジニル尿素、5−クロロ−2−メチル−4−イソチ
アゾリン−3−オン、2−クロロアセトアミド、ベンザ
ルコニウムクロリド、ベンジルアルコールのような、化
粧品中に通常の保存剤又は保存補助剤もまた、好都合で
ある。
【0040】本発明の目的のために特に好都合な化粧品
含浸溶液は更に、添加剤又は活性成分として抗酸化剤を
含んで成る。本発明に従う調製物は好都合には、1種類
以上の抗酸化剤を含んで成る。使用することができる、
好ましいが、場合により使用される抗酸化剤は化粧品及
び/又は皮膚科学的用途に通常の又は適したすべての抗
酸化剤である。
【0041】抗酸化剤は好都合には、非常に少量の許容
投与量(例えばpmolからμmol/kg)におけ
る、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシ
ン、トリプトファン)及びそれらの誘導体、イミダゾー
ル(例えばウロカニン酸)及びそれらの誘導体、D,L
−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシン及びそ
れらの誘導体(例えばアンセリン)のようなペプチド、
カロテノイド、カロテン(例えばα−カロテン、β−カ
ロテン、リコペン)及びそれらの誘導体、リポ酸及びそ
の誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコ
ース、プロピルチオウラシル及びその他のチオール(例
えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シス
チン、シスタミン並びに、それらのグリコシル、N−ア
セチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル及
びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイ
ル、コレステリル及びグリセリルエステル)及びそれら
の塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオ
ン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸及びその誘導体
(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチ
ド、ヌクレオシド及び塩)及びスルホキシイミン化合物
(例えばブチオニン・スルホキシイミン、ホモシステイ
ン・スルホキシイミン、ブチオニン・スルホン、ペンタ
−、ヘキサ−、ヘプタチオニン・スルホキシイミン)、
並びに更に、(金属)キレート化剤(例えばα−ヒドロ
キシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリ
ン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リン
ゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、
ビリベルジン、EDTA、EGTA及びそれらの誘導
体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体(例えばγ−リノ
レン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸及びその誘導
体、ユビキノン及びユビキノール及びそれらの誘導体、
ビタミンC及び誘導体(例えばパルミチン酸アスコルビ
ル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル)、ト
コフェロール及び誘導体(例えば酢酸ビタミンE)、ビ
タミンA及び誘導体(パルミチン酸ビタミンA、)及び
ベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸及び
その誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、ブチルヒドロ
キシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒ
ドログアイアク酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、ト
リヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マ
ンノース及びその誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えば
ZnO、ZnSO4)、セレン及びその誘導体(例えば
セレノメチオニン)、スチルベン及びそれらの誘導体
(例えば酸化スチルベン、酸化トランス−スチルベン)
並びに、本発明に従って適切な前記の活性成分の誘導体
(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレ
オシド、ペプチド及び脂質)からなる群から選択され
る。
【0042】本発明の目的のためには、水溶性抗酸化剤
を特に好都合に使用することができる。
【0043】好ましい活性成分は、酸化的ストレスから
皮膚を保護することができる抗酸化剤である。特に好ま
しい抗酸化剤はここでは、ビタミンE及びその誘導体並
びにビタミンA及びその誘導体である。
【0044】調製物中の抗酸化剤(1種類以上の化合
物)の量は好ましくは、調製物の総重量の0.001〜
30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、特
には0.1〜10重量%である。
【0045】ビタミンE及び/又はその誘導体が1種類
又は複数の抗酸化剤である場合には、調製物の総重量の
0.001〜10重量%の範囲からそれらそれぞれの濃
度を選択することが好都合である。
【0046】ビタミンAもしくはビタミンA誘導体、又
はカロテンもしくはそれらの誘導体が1種類又は複数の
抗酸化剤である場合には、調製物の総重量の0.001
〜10重量%の範囲からそれらそれぞれの濃度を選ぶこ
とが好都合である。
【0047】活性成分(1種類以上の化合物)はまた非
常に好都合には、親油性活性成分の群から、なかでも以
下の群から、本発明に従って選択することができる。
【0048】アセチルサリチル酸、アトロピン、アズレ
ン、ヒドロコーチゾン及びその誘導体、例えば、バレリ
ン酸ヒドロコーチゾン−17、ビタミン類、例えばアス
コルビン酸及びその誘導体、B及びD群のビタミン、特
に好ましくはビタミンB1、ビタミンB12及びビタミン
1、しかしまたビサボロール、不飽和脂肪酸、すなわ
ち必須脂肪酸(しばしばビタミンFとも呼ばれる)、な
かでもガンマ−リノレン酸、オレイン酸、エイコサペン
タエン酸、ドコサヘキサエン酸及びその誘導体、クロロ
アンフェニコール、カフェイン、プロスタグランジン、
チモール、カンファー、植物及び動物採取源の抽出物又
はその他の製品、例えばツキミソウ油、アザミ油(borag
e oil)又はスグリの種油、魚の油、タラの肝油及び更に
セラミド及びセラミド様化合物、等。
【0049】更に、再脂肪化物質、例えばプルセリン
油、Eucerit(R)及びNeocerit(R)の群から活性成分を選
択することも好都合である。
【0050】1種類又は複数の活性成分はまた、特に好
都合には、特に本発明に従う調製物が内因性及び/又は
外因性の皮膚の老化の症状の治療及び予防のため、そし
て皮膚に対する紫外線の有害な効果の治療及び予防のた
めに使用される場合には、NOシンターゼ阻害剤の群か
ら選択される。好ましいNOシンターゼ阻害剤はニトロ
アルギニンである。
【0051】従って、本発明の目的のための含浸清拭物
は特に好都合には、例えば皮膚の老化中に起こるような
化粧品又は皮膚科学的皮膚の変化の予防及び治療に適し
ている。それらはまた好都合には、乾燥又は荒れた皮膚
の症状に適している。
【0052】皮膚の老化は例えば、内因性の、遺伝的に
決定される因子により誘起される。老化の結果として、
表皮及び真皮は、例えば、更に「老人性皮膚硬化(senil
e xerosis)」の用語で網羅することができる下記の構造
的損傷及び機能的障害、 a)乾燥、荒れ及び、皺(乾燥)の形成、 b)掻痒及び c)皮脂腺による再脂肪化の減少(例えば洗浄後に)、
を経験する。
【0053】UV光線及び化学毒物のような外因性因子
は蓄積効果をもつことができ、例えば、外因性の老化過
程を加速又は付加する可能性がある。表皮及び真皮はな
かでも外因性因子の結果として、例えば、加令の場合の
障害の程度及び質を越える以下の、皮膚の構造的損傷及
び機能的障害、 d)可視的血管拡張(毛細管拡張症、キュペロシス(cup
erosis)、 e)弛緩及び皺の形成、 f)局部的色素沈着昂進、色素沈着低下及び異常(例え
ば、老人斑)、並びに g)機械的ストレスに対する感受性昂進(例えばひび割
れ)を経験する。
【0054】具体的な態様においては、本発明はなかで
も、自然に老化した皮膚の手入れのための製品、並びに
光線老化の二次的損傷、なかでもa)〜g)に挙げた症
状の処置に関する。
【0055】1種類又は複数の活性成分はまた好都合に
は、カテキン及びカテキンの胆汁エステル並びに、例え
ばツバキ植物属の葉、なかでもカメリア・シネンシス
(Camellia sinensis)(緑茶)の葉のような、カテキ
ン又はカテキンの胆汁エステルを含む植物又は植物の一
部分からの水の又は有機抽出物を含む群から選択され
る。特に好都合なものは、それらの具体的な成分(例え
ばポリフェノール又はカテキン、カフェイン、ビタミ
ン、糖、ミネラル、アミノ酸、脂質のような)である。
カテキンは水素化フラボン又はアントシアニジンと見
なすことができる化合物の一群であり、「カテキン」
(カテコール、3,3’,4’,5,7−フラバンペン
トール、2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)クロマ
ン−3,5,7−トリオール)の誘導体である。エピカ
テキン((2R,3R)−3,3’,4’,5,7−フ
ラバンペントール)もまた本発明の目的に好都合な活性
成分である。
【0056】更に好都合なものは、カテキンを含む植物
抽出物、なかでも、例えばツバキ種、特に具体的には茶
の種類カメリア・シネニス(Camellia sinenis)、カメ
リア・アッサミカ(Camellia assamica)、カメリア・
タリエンシス(Camellia taiensis)及びカメリア・イ
ラワヂエンシス(Camellia irrawadiensis)並びに例え
ばカメリア・ジャポニカ(Camellia japonica)とのこ
れらの混成物、の植物の葉からの抽出物、のような緑茶
の抽出物である。
【0057】好ましい活性成分はまた、(−)−カテキ
ン、(+)−カテキン、没食子酸(−)−カテキン、没
食子酸(−)−ガロカテキン、(+)−エピカテキン、
(−)−エピカテキン、没食子酸(−)−エピカテキ
ン、(−)−エピガロカテキン及び没食子酸(−)−エ
ピガロカテキン、の群からのポリフェノール又はカテキ
ンである。
【0058】フラボン及びその誘導体(集合的に「フラ
ボン類」と呼ばれることも多い)もまた、本発明の目的
に好都合な活性成分である。それらは下記の基礎構造
(置換位が示されている)と特徴としてもつ。
【0059】
【化2】
【0060】本発明に従う含浸溶液中に更に好ましく使
用することができる、より重要なフラボンの幾つかを下
記の表に示す。
【0061】 OH置換位 3 5 7 8 2’ 3’ 4’ 5’ フラボン − − − − − − − − フラボノール + − − − − − − − クリシン − + + − − − − − ガランギン + + + − − − − − アピゲニン − + + − − − + − フィセチン + − + − − + + − ルテオリン − + + − − + + − ケムフェロール + + + − − − + − クエルセチン + + + − − + + − モリン + + + − + − + − ロビネチン + − + − − + + + ゴシペチン + + + + − + + − ミリセチン + + + − − + + + 本質的にフラボンは通常グリコシル化形態にある。
【0062】本発明に従うと、フラボノイドは好ましく
は、一般構造式
【0063】
【化3】
【0064】[式中、Z1〜Z7は相互に独立して、H、
OH、アルコキシ及びヒドロキシアルコキシからなる群
から選択され、そこで、アルコキシ及びヒドロキシアル
コキシ基は分枝又は非分枝で、1〜18炭素原子をもつ
ことができ、Glyはモノ−及びオリゴグリコシド基の
群から選択される]の物質の群から選択される。
【0065】しかし、本発明に従うフラボノイドはま
た、好都合には、一般構造式
【0066】
【化4】
【0067】[式中、Z1〜Z6は相互に独立して、H、
OH、アルコキシ及びヒドロキシアルコキシからなる群
から選択され、そこで、アルコキシ及びヒドロキシアル
コキシ基は分枝又は非分枝で、1〜18炭素原子をもつ
ことができ、Glyはモノ及びオリゴグリコシド基の群
から選択される]の物質の群から選択することができ
る。
【0068】好ましくは、これらの構造物は一般構造式
【0069】
【化5】
【0070】[式中、Gly1、Gly2及びGly3
相互に独立して、モノグリコシド基である。Gly2
びGly3はまた個別又は一緒に、水素原子による飽和
を表す]の物質の群から選択することができる。
【0071】好ましくは、Gly1、Gly2及びGly
3は相互に独立して、ヘキソシル基、なかでもラムノシ
ル基及びグルコシル基の群から選択される。しかし、ヘ
キソシル基、例えばアロシル、アルトロシル、ガラクト
シル、グロシル、イドシル、マンノシル及びタロシルも
また、ある環境においては好都合に使用することができ
る。更にペントシル基を使用することも本発明に従い好
都合な可能性がある。
【0072】Z1〜Z5は好都合には相互に独立して、
H、OH、メトキシ、エトキシ及び2−ヒドロキシエト
キシからなる群から選択され、そしてフラボングリコシ
ドは構造
【0073】
【化6】
【0074】をもつ。
【0075】本発明に従うフラボングリコシドは特に好
都合には、次の構造、
【0076】
【化7】
【0077】[式中、Gly1、Gly2及びGly3
相互に独立して、モノグリコシド基である。Gly2
びGly3はまた個別でも一緒でも、水素原子による飽
和を表す]により与えられる群から選択される。
【0078】好ましくはGly1、Gly2及びGly3
は相互に独立して、ヘキソシル基、なかでもラムノシル
基及びグルコシル基の群から選択される。しかし、ある
環境においては、その他のヘキソシル基、例えばアロシ
ル、アトロシル、ガラクトシル、グロシル、イドシル、
マンノシル及びタロシルもまた好ましくは使用すること
ができる。ペントシル基を使用することも本発明に従い
好都合な可能性がある。
【0079】本発明の目的のためには、1種又は複数の
フラボングリコシドを、α−グルコシルルチン、α−グ
ルコシルミリセチン、α−グルコシルイソクエルシトリ
ン、α−グルコシルイソクエルセチン及びα−グルコシ
ルクエルシトリンから成る群から選択することが特に好
都合である。
【0080】本発明に従うと、α−グルコシルルチンが
特に好ましい。
【0081】本発明に従い更に好都合なものは、ナリン
ギン(アウランチン・ナリンゲニン−7−ラムノ−グリ
コシド)、ヘスペリジン3’,5,7−トリヒドロキシ
−4’−メトキシフラバノン−7−ルチノシド、ヘスペ
リドシド、ヘスペリチン−7−O−ルチノシド)、ルチ
ン(3、3’,4’,5,7−ペンタヒドロキシフラボ
ン−3−ルチノシド、クエルセチン−3−ルチノシド、
ソホリン、ビルタン、ルタビオン、タウルチン、フィト
メリン、メリン)、トロキセルチン(3,5−ジヒドロ
キシ−3’,4’,7−トリス(2−ヒドロキシエトキ
シ)フラボン−3−(6−O−(6−デオキシ−α−L
−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシ
ド))、モノキセルチン(3,3’,4’,5−テトラ
ヒドロキシ−7−(2−ヒドロキシエトキシ)フラボン
−3−(6−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラ
ノシル)−β−D−グルコピラノシド))、ジヒドロロ
ビネチン(3,3’,4’,5’,7−ペンタヒドロキ
シフラバノン)、タキシホリン(3,3’,4’,5,
7−ペンタヒドロキシフラバノン)、エリオジクチオー
ル−7−グルコシド(3’,4’,5,7−テトラヒド
ロキシフラバノン−7−グルコシド)、フラバノマレイ
ン(3’,4’,7,8−テトラヒドロキシフラバノン
−7グルコシド)及びイソクエルセチン(3,3’,
4’,5,7−ペンタヒドロキシフラバノン−3−(β
−D−グルコピラノシド)である。
【0082】ユビキノン及びプラストキノンの群から1
種類又は数種の活性成分を選択することもまた好都合で
ある。
【0083】ユビキノンは構造式
【0084】
【化8】
【0085】を特徴とし、最も行き渡り、従って最も研
究された生物キノンである。ユビキノンはQ−1、Q−
2、Q−3等のように側鎖に結合されたイソプレン単位
数に応じて、あるいは、U−5、U−10、U−15等
のように炭素原子数に従って呼ばれる。それらは好まし
くは、例えばn=6である幾つかの微生物及び酵母菌に
おけるようにある鎖の長さを伴って認められる。ヒトを
含む大部分の哺乳動物において、Q10が一番多い。
【0086】補酵素Q10は特に好都合であり、次の構
造式
【0087】
【化9】
【0088】を特徴とする。
【0089】プラストキノンは一般構造式
【0090】
【化10】
【0091】をもつ。
【0092】プラストキノンはイソプレン基の数nが異
なり、従って例えば、PQ−9(n=9)と呼ばれる。
更に、キノン環上に様々な置換基をもつ他のプラストキ
ノンが存在する。
【0093】クレアチン及び/又はクレアチン誘導体は
本発明の目的のための好ましい活性成分である。クレア
チンは次の構造
【0094】
【化11】
【0095】を特徴としてもつ。
【0096】好ましい誘導体はリン酸クレアチン及び硫
酸クレアチン、酢酸クレアチン、アスコルビン酸クレア
チン及び一価又は多価アルコールとカルボキシル基でエ
ステル化された誘導体である。
【0097】更に好都合な活性成分はL−カルニチン
[3−ヒドロキシ−4−(トリメチルアンモニオ)ブチ
ロベタイン]である。次の一般構造式
【0098】
【化12】
【0099】[式中、Rは10個までの炭素原子をもつ
分枝及び非分枝アルキル基の群から選択される]の物質
の群から選択されたアシルカルニチンが本発明の目的に
好都合な活性成分である。プロピオニルカルニチン及
び、なかでもアセチルカルニチンが好ましい。両方のエ
ナンチオマー(D及びL型)を本発明の目的のために好
都合に使用することができる。更に、どんなエナンチオ
マー混合物、例えばD及びL型のラセミ体をも使用する
ことは好都合の可能性がある。
【0100】更なる好都合な活性成分はセリコシド、ピ
リドキソール、ビタミンK及びビオチン及び芳香物質で
ある。
【0101】本発明に従う含浸溶液中に使用することが
できる前記活性成分及び活性成分組み合わせ物のリスト
はもちろん、制約する意図はもたれない。活性成分は個
々にでも、相互とのどんな組み合わせ物中にも使用する
ことができる。
【0102】日焼け止め剤の形態の化粧品及び皮膚科学
的清拭物は好ましい。しかし、その主要な使用目的が日
光に対する遮蔽ではないが、UV遮蔽物質を含む化粧品
及び皮膚科学的清拭物を提供することも本発明の目的の
ために好都合である。
【0103】UV遮蔽物質は、抗酸化剤及び所望される
場合には、保存剤のようにまた、劣化に対して調製物自
体を有効に保護する。
【0104】従って、本発明の目的のための含浸溶液は
好ましくは、更に、本発明に従う1種類以上のUVフィ
ルター物質に加えて少なくとも1種類の更なるUV−A
及び/又はUV−Bフィルター物質を含んで成る。必ず
しもそうとは限らないが、調製物は、場合により、更
に、水相及び/又は油相中に存在することができるUV
フィルター物質として1種類以上の有機及び/又は無機
顔料を含んで成ることができる。
【0105】好ましい無機顔料は、水に不溶性か又は実
質的に水に不溶性の金属酸化物及び/又はその他の金属
化合物、なかでもチタンの酸化物(TiO2)、亜鉛の
酸化物(ZnO)、鉄の酸化物(例えばFe23)、ジ
ルコニウムの酸化物(ZrO 2)、ケイ素の酸化物(S
iO2)、マンガンの酸化物(例えばMnO)、アルミ
ニウムの酸化物(Al23)、セリウムの酸化物(例え
ばCe23)、対応する金属の混合酸化物及びこれらの
酸化物の混合物である。
【0106】本発明の目的のためのこれらの顔料は好都
合には、その意図が例えば、両親媒性又は疎水性の特性
を形成又は保持することである、表面処理される(「被
覆される」)ことができる。この表面処理は、それ自体
既知の方法により、顔料に薄い疎水性の層を与えること
から成る可能性がある。
【0107】本発明に従って好都合のものは例えば、オ
クチルシラノールで被覆された二酸化チタン顔料であ
る。適した二酸化チタン粒子はDegussaからT805の商品
名で入手可能である。更に、ステアリン酸アルミナムで
被覆されたTiO2顔料、例えば、TAYCAからMT100 Tの
商品名で入手可能なものも特に好都合である。
【0108】無機顔料の更なる好都合な被膜はジメチル
ポリシロキサン(ジメチコンとも呼ばれる)、末端をト
リメチルシロキシ単位でブロックされた完全にメチル化
された線状シロキサンポリマーの混合物、から成る。本
発明の目的に特に好都合なものは、このように被覆され
た酸化亜鉛顔料である。
【0109】更に好都合なものは、シメチコンとも呼ば
れる、ジメチルポリシロキサン、なかでも200〜35
0ジメチルシロキサン単位の平均鎖長をもつジメチルポ
リシロキサン及びシリカゲルの混合物による無機顔料の
被膜である。なかでも、無機顔料を更に水酸化アルミナ
ム又は酸化アルミナム水和物(アルミナとも呼ばれる、
CAS No.:1333−84−2)で被覆すること
が好都合である。特に好都合なものは、シメチコン及び
アルミナで被覆された二酸化チタンであり、その被膜は
更に水を含んで成ることができる。それらの例はMerck
からのEusolex T2000の商品名で入手可能な二酸化チタ
ンである。
【0110】本発明の目的のために好都合な有機顔料
は、化学構造式
【0111】
【化13】
【0112】を特徴としてもち、CIBA-Chemikalien Gmb
Hから商品名Tinosorb(R)Mとして入手可能な、2,2’
−メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2
−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)フェノール)[INCI:ビスオクチルトリアゾー
ル]である。
【0113】本発明に従う含浸溶液は好都合には、UV
−A及び/又はUV−B領域のUV光線を吸収する物質
を含んで成り、毛髪又は皮膚を全領域の紫外線から防御
する使用可能な化粧品含浸溶液を製造するためには、フ
ィルター物質の総量は例えば、調製物の総重量の、0.
1重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜20
重量%、特には1.0重量%〜15.0重量%である。
それらまた毛髪又は皮膚のための日焼け止め剤としても
使用することができる。
【0114】本発明の目的に好都合なUV−Aフィルタ
ー物質は、Parsol(R) 1789の商品名でGivaudanにより、
そしてEusolex(R)9020の商品名でMerckにより販売され
ている、ジベンゾイルメタン誘導体、なかでも4−(t
ert−ブチル)−4’−メトキシジベンゾイルメタン
(CAS No.70356−09−1)である。
【0115】更なる好都合なUV−Aフィルター物質は
フェニレン−1,4−ビス(2−ベンズイミダジル)−
3,3’−5,5’−テトラスルホン酸及びその塩、特
に対応するナトリウム、カリウム又はトリエタノールア
ンモニウム塩、なかでも、例えば、Haarmann & Reimer
から商品名Neo Heliopan APとして入手可能な、INC
I名のビスイミダジラートをもつ、フェニレン−1,4
−ビス(2−ベンズイミダジル)−3,3’−5,5’
−テトラスルホン酸ビス−ナトリウム塩並びに、ベンゼ
ン−1,4−ジ(2−オキソ−3−ボルニリデンメチル
−10スルホン酸)とも呼ばれる、1,4−ジ(2−オ
キソ−10−スルホ−3−ボルニリデンメチル)ベンゼ
ン及びその塩(なかでも対応する10−スルファト化合
物、なかでも対応するナトリウム、カリウム又はトリエ
タノールアンモニウム塩)である。
【0116】本発明の目的に好都合なUVフィルター物
質はまた、「広域フィルター」、すなわち、UV−A及
び更にUV−B光線の両方を吸収するフィルター物質で
ある。 好都合な広域フィルター又はUV−Bフィルタ
ー物質は例えば、ビスレソルシニルトリアジン誘導体で
ある。特に好ましいものは、CIBA-Chemikaien GmbHから
商品名Tinosorb(R)Sとして入手可能な2,4−ビス
{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキ
シ]フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,
3,5−トリアジン(INCI:アニソトリアジン)並
びに、商品名UVINUL (R) T 150としてBASF Aktiengesell
schaftにより販売されている、4,4’,4”−(1,
3,5−トリアジン−2,4,6−トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸トリス(2−エチルヘキシルエステ
ル)、同義語:2,4,6−トリス[アニリノ(p−カ
ルボ−2’−エチル−1’−ヘキシルオキシ)]−1,
3,5−トリアジン(INCI:オクチルトリアゾン)
である。
【0117】本発明の目的に特に好ましいUVフィルタ
ー物質はまた、ジオクチルブチルアミドトリアゾン(I
NCI:ジオクチルブタミドトリアゾン)とも呼ばれ、
Sigma 3Vから商品名UVA-SORB HEBとして入手可能な非対
称性に置換されたs−トリアジンである。
【0118】本発明の目的に更に好都合なものは、2,
4−ビス{[4−(3−スルホナト)2−ヒドロキシプ
ロピルオキシ)−2−ヒドロキシ]フェニル}−6−
(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンナ
トリウム塩、2,4−ビス{[4−(3−(2−プロピ
ルオキシ)−2−ヒドロキシプロピルオキシ)−2−ヒ
ドロキシ]フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス{[4−(2
−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]フェニ
ル}−6−[4−(2−メトキシエチルカルボキシル)
フェニルアミノ]−1,3,5−トリアジン、2,4−
ビス{[4−(3−(2−プロピルオキシ)−2−ヒド
ロキシプロピルオキシ)−2−ヒドロキシ]フェニル}
−6−[4−(2−エチルカルボキシル)フェニルアミ
ノ]−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス{[4−
(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]フェ
ニル}−6−(1−メチルピロール−2−イル)−1,
3,5−トリアジン、2,4−ビス{[4−トリス(ト
リメチルシロキシシリルプロピルオキシ)−2−ヒドロ
キシ]フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−
1,3,5−トリアジン、2,4−ビス{[4−(2”
−メチルプロペニルオキシ)−2−ヒドロキシ]フェニ
ル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−ト
リアジン及び2,4−ビス{[4−(1’,1’,
1’,3’,5’,5’,5’−ヘプタメチルシロキシ
−2”−メチルプロピルオキシ)−2−ヒドロキシ]フ
ェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5
−トリアジンである。
【0119】本発明の目的に好都合な広域フィルター
は、CIBA-Chemikalien GmbHからの商品名Tinosorb(R) M
として入手可能な、2,2’−メチレンビス(6−(2
H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)フェノールである。
【0120】本発明の目的に好都合な広域フィルターは
また、INCI名称ドロメトリゾール・トリシロキサン
を有する、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−4−メチル−6−[2−メチル−3−[1,3,
3,3−テトラメチル−1−[(トリメチルシリル)−
オキシ]ジシロキサニル]プロピル]フェノール(CA
S No.:155633−54−8)である。
【0121】UVBフィルターは油溶性でも水溶性でも
よい。好都合な油溶性UV−Bフィルター物質は、例え
ば: − 3−ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは3
−(4−メチルベンジリデン)カンファー、3−ベンジ
リデンカンファー、 − 4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4−(ジメ
チルアミノ)安息香酸2−エチルヘキシル、4−(ジメ
チルアミノ)安息香酸アミル、 − 2,4,6−トリアニリノ−(p−カルボ−2’−
エチル−1’−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリア
ジン、 − ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4−メト
キシベンザルマロン酸ジ(2−エチルヘキシル)、 − ケイ皮酸のエステル、好ましくは4−メトキシケイ
皮酸2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸イソペ
ンチル、 − ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−4'−メチルベンゾフェノン、2,2'−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、及び − ポリマーに結合されたUVフィルターである。
【0122】好都合な水溶性のUV−Bフィルター物質
は、例えば: − 2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸
の塩、例えばそのナトリウム、カリウム又はそのトリエ
タノールアンモニウム塩、及びスルホン酸自体、 − 3−ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、
例えば、4−(2−オキソ−3−ボルニリデンメチル)
ベンゼンスルホン酸、2−メチル−5−(2−オキソ−
3−ボルニリデンメチル)スルホン酸及びその塩、であ
る。
【0123】本発明に従って好都合に使用することがで
きる更なる光線遮蔽フィルター物質はUvinul(R)N539の
商品名でBASFから入手可能な2−シアノ−3,3−ジフ
ェニルアクリル酸エチルヘキシル(オクトクリレン)で
ある。
【0124】本発明に従う含浸溶液中に、ポリマー結合
又はポリマー性UVフィルター物質特に国際公開第92
/20690号パンフレットに記載のものを使用するこ
ともまた著しく好都合である可能性がある。
【0125】ある場合には、更に化粧品又は皮膚科学的
含浸溶液中に本発明に従う更なるUV−A及び/又はU
V−Bフィルター、例えば、サリチル酸4−イソプロピ
ルベンジル、サリチル酸2−エチルヘキシル(=サリチ
ル酸オクチル)、サリチル酸ホモメンチルのような、あ
るサリチル酸誘導体を取り込むことも好都合の可能性が
ある。
【0126】本発明の目的のために使用することができ
る前記UVフィルターの表は、もちろん、制約すること
を意図していない。
【0127】本発明に従う化粧品及び皮膚科学的清拭物
はまた、好都合には、特にそれらが装飾的化粧品部門で
使用される場合には、染料及び/又は色素顔料を含んで
成ることができる。染料及び顔料は化粧品指針の対応す
る明確な(positive)リスト又は化粧品着色剤のECリ
ストから選択することができる。大部分の場合、それら
は食品に認可された染料と同一である。好都合な色素顔
料は例えば、二酸化チタン、雲母、酸化鉄(例えば、F
23、Fe34、FeO(OH)及び/又は酸化亜鉛
である。好都合な染料は例えば、カルミン、ベルリンブ
ルー、酸化クロムグリーン、ウルトラマリンブルー及び
/又はマンガンバイオレットである。染料及び/又は色
素顔料を次の表から選択することが特に好都合である。
色素インデックス番号(CIN)はRowe Colour Index,
3rd Edition, Society of Dyersand Colourists, Brad
ford, England, 1971から採用されている。化学名又は他の名称 CIN 色彩 ピグメントグリーン 10006 緑 アシドグリーン1 10020 緑 2,4−ジニトロヒドロキシナフタレン− 10316 黄色 7−スルホン酸 ピグメントイエロ−1 11680 黄色 ピグメントイエロ−3 11710 黄色 ピグメントオレンジ1 11725 橙色 2,4−ジヒドロキシアゾベンゼン 11920 橙色 ソルベントレッド3 12010 赤 1−(2’−クロロ−4’−ニトロ−1’− 12085 赤 フェニルアゾ)−2−ヒドロキシナフタレン ピグメントレッド3 12120 赤 セレスレッド、スーダンレッド、ファットレッドG 12150 赤 ピグメントレッド112 12370 赤 ピグメントレッド7 12420 赤 ピグメントブラウン1 12480 褐色 4−(2’−メトキシ−5’−スルホジエチルアミド 12490 赤 −1’−フェニルアゾ)−3−ヒドロキシ−5”− クロロ−2”,4”−ジメトキシ−2−ナフトアニリド ディスパースイエロー16 12700 黄色 1−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−4−アミノ 13015 黄色 ベンゼン−5−スルホン酸 2,4−ジヒドロキシアゾベンゼン−4’−スルホン酸 14270 橙色 2−(2,4−ジメチルフェニルアゾ−5−スルホ)− 14700 赤 1−ヒドロキシナフタレン−4−スルホン酸 2−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−1− 14720 赤 ナフトール−4−スルホン酸 2−(6−スルホ−2,4−キシリルアゾ)−1− 14815 赤 ナフトール−5−スルホン酸 1−(4’−スルホフェニルアゾ)−2− 15510 橙色 ヒドロキシナフタレン 1−(2−スルホ−4−クロロ−5−カルボキシ− 15525 赤 1−フェニルアゾ)−2−ヒドロキシナフタレン 1−(3−メチルフェニルアゾ−4−スルホ)−2− 15580 赤 ヒドロキシナフタレン 1−(4’,(8’)−スルホナフチルアゾ)−2− 15620 赤 ヒドロキシナフタレン 2−ヒドロキシ−1,2’−アゾナフタレン−1’ 15630 赤 −スルホン酸 3−ヒドロキシ−4−フェニルアゾ−2− 15800 赤 ナフチルカルボン酸 1−(2−スルホ−4−メチル−1−フェニルアゾ)− 15850 赤 2−ナフチルカルボン酸 1−(2−スルホ−4−メチル−5−クロロ−1− 15865 赤 フェニルアゾ)−2−ヒドロキシナフタレン−3− カルボン酸 1−(2−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2 15880 赤 −ヒドロキシナフタレン−3−カルボン酸 1−(3−スルホ−1−フェニルアゾ)−2− 15980 橙色 ナフトール−6−スルホン酸 1−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−2− 15985 黄色 ナフトール−6−スルホン酸 アルラレッド 16035 赤 1−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2− 16185 赤 ナフトール−3,6−ジスルホン酸 アシドオレンジ10 16230 橙色 1−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2− 16255 赤 ナフトール−6,8−ジスルホン酸 1−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2− 16290 赤 ナフトール−3,6,8−トリスルホン酸 8−アミノ−2−フェニルアゾ−1−ナフトール− 17200 赤 3,6−ジスルホン酸 アシドレッド1 18050 赤 アシドレッド155 18130 赤 アシドイエロー121 18690 黄色 アシドレッド180 18736 赤 アシドイエロー11 18820 黄色 アシドイエロー17 18965 黄色 4−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−1−(4− 19140 黄色 スルホフェニル)−5−ヒドロキシ−ピラゾロン−3− カルボン酸 ピグメントイエロー16 20040 黄色 2,6−(4’−スルホ−2”,4”−ジメチル) 20170 橙色 ビスフェニルアゾ−1,3−ジヒドロキシベンゼン アシドブラック1 20470 黒色 ピグメントイエロー13 21100 黄色 ピグメントイエロー83 21108 黄色 ソルベントイエロー 21230 黄色 アシドレッド163 24790 赤 アシドレッド73 27290 赤 2−[4’−(4”−スルホ−1”−フェニルアゾ)− 27755 黒色 7’−スルホ−1’−ナフチルアゾ]−1− ヒドロキシ−7−アミノナフタレン−3,6− ジスルホン酸 4’−[(4”−スルホ−1”−フェニルアゾ)− 28440 黒色 7’−スルホ−1’−ナフチルアゾ]−1− ヒドロキシ−8−アセチルアミノナフタレン−3,5− ジスルホン酸 ディレクトオレンジ34、39、44、46、60 40215 橙色 フードイエロー 40800 橙色 トランス−β−アポ−8’−カロチンアルデヒド(C30) 40820 橙色 トランス−アポ−8’−カロチニン酸(carotinic acid) 40825 橙色 (C30)−エチルエステル カンタキサンチン 40850 橙色 アシドブルー1 42045 青 2,4−ジスルホ−5−ヒドロキシ−4’−4”− 42051 青 ビス(ジエチルアミノ)トリフェニルカルビノール 4−[(4−N−エチル−p−スルホベンジルアミノ) 42053 緑 フェニル(4−ヒドロキシ−2−スルホフェニル) (メチレン)−1−(N−エチル−N−p− スルホベンジル)−2,5−シクロヘキサジエンイミン] アシドブルー7 42080 青 (N−エチル−p−スルホベンジルアミノ)フェニル 42090 青 (2−スルホフェニル)メチレン−(N−エチル− N−p−スルホベンジル)Δ25− シクロヘキサジエンイミン アシドグリーン9 42100 緑 ジエチルジスルホベンジルジ−4−アミノ−2−クロロ− 42170 緑 ジ−2−メチル−フクソンインモニウム ベーシックバイオレット14 42510 紫 ベーシックバイオレット2 42520 紫 2’−メチル−4’−(N−エチル−N−m− 42735 青 スルホベンジル)アミノ−4”−(N−ジエチル) アミノ−2−メチル−N−エチル−N−m− スルホベンジルフクソンインモニウム 4’−(N−ジメチル)アミノ−4”−(N−フェニル) 44045 青 アミノナフト−N−ジメチル−フクソンインモニウム 2−ヒドロキシ−3,6−ジスルホ−4,4’− 44090 緑 ビスジメチルアミノナフト−フクソンインモニウム アシドレッド52 45100 赤 3−(2’−メチルフェニルアミノ)−6−(2’− 45190 紫 メチル−4’−スルホフェニルアミノ)−9−(2”− カルボキシフェニル)キサンテニウム塩 アシドレッド50 45220 赤 フェニル−2−オキシフルオロン−2−カルボン酸 45350 黄色 4,5−ジブロモフルオレセイン 45370 橙色 2,4,5,7−テトラブロモフルオレセイン 45380 赤 ソルベントダイ 45396 橙色 アシドレッド98 45405 赤 3’,4’,5’,6’−テトラクロロ− 45410 赤 2,4,5,7−テトラブロモフルオレセイン 4,5−ジヨードフルオレセイン 45425 赤 2,4,5,7−テトラヨードフルオレセイン 45430 赤 キノフタロン 47000 黄色 キノフタロンジスルホン酸 47005 黄色 アシドバイオレット50 50325 紫 アシドブラック2 50420 黒色 ピグメントバイオレット23 51319 紫 1,2−ジオキシアントラキノン、カルシウム− 58000 赤 アルミニナム錯体 3−オキシプレン−5,8,10−スルホン酸 59040 緑 1−ヒドロキシ−4−N−フェニルアミノアントラキノン 60724 紫 1−ヒドロキシ−4−(4’−メチルフェニルアミノ) 60725 紫 アントラキノン アシドバイオレット23 60730 紫 1,4−ジ(4’−メチルフェニルアミノ) 61565 緑 アントラキノン 1,4−ビス(o−スルホ−p−トルイジノ) 61570 緑 アントラキノン アシドブルー80 61585 青 アシドブルー62 62045 青 N,N’−ジヒドロ−1,2,1’,2’− 69800 青 アントラキノンアジン バットブルー6、ピグメントブルー64 69825 青 バットオレンジ7 71105 橙色 インジゴ 73000 青 インジゴ−ジスルホン酸 73015 青 4,4’−ジメチル−6,6’−ジクロロチオインジゴ 73360 赤 5,5’−ジクロロ−7,7’−ジメチルチオインジゴ 73385 紫 キナクリドンバイオレット19 73900 紫 ピグメントレッド122 73915 赤 ピグメントブルー16 74100 青 フタロシアニン 74160 青 ディレクトブルー86 74180 青 塩化フタロシアニン 74260 緑 ナチュラルイエロー6、19、ナチュラルレッド1 75100 黄色 ビキシン、ノルビキシン 75120 橙色 リコペン 75125 黄色 トランス−アルファ、ベータ−及びガンマ−カロテン 75130 橙色 カロテンのケト−及び/又はヒドロキシ誘導体 75135 黄色 グアニン又は真珠箔物質 75170 白色 1,7−ビス(4−ヒドロキシ−3− 75300 黄色 メトキシフェニル)−1,6−ヘプタジエン− 3,5-ジオン カルミン酸の錯塩(Na、Al、Ca) 75470 赤 クロロフィルa及びb、クロロフィル及び 75810 緑 クロロフィリンの銅化合物 アルミナム 77000 白色 水和アルミナ 77002 白色 含水ケイ酸アルミナム 77004 白色 ウルトラマリン 77007 青 ピグメントレッド101及び(ad)102 77015 赤 硫酸バリウム 77120 白色 オキシ塩化ビスマス及び雲母とのその混合物 77163 白色 炭酸カルシウム 77220 白色 硫酸カルシウム 77231 白色 炭素 77266 黒色 ピグメントブラック9 77267 黒色 炭化薬用植物 (Carbo medicinalis vegetabilis) 77268:1 黒色 酸化クロム 77288 緑 酸化クロム、含水 77289 緑 ピグメントブルー28、ピグメントグリーン14 77346 緑 ピグメントメタル2 77400 褐色 金 77480 褐色 酸化鉄及び水酸化鉄 77489 橙色 酸化鉄 77491 赤 酸化鉄、水和 77492 黄色 酸化鉄 77499 黒色 ヘキサシアノ酸化第1鉄(II)及び酸化第2鉄(III)の 77510 青 混合物 ピグメントホワイト18 77713 白色 二リン酸アンモニウムマンガン 77742 紫 リン酸マンガン、Mn3(PO42・7H2O 77745 赤 銀 77820 白色 二酸化チタン及び雲母とのその混合物 77891 白色 酸化亜鉛 77947 白色 6,7−ジメチル−9−(1’−D−リビチル) 黄色 イソアロキサジン、ラクトフラビン 糖着色剤 褐色 カプサンチン、カプソルビン 橙色 ベタニン 赤 ベンゾピリリウム塩、アントシアン 赤 ステアリン酸アルミナム、亜鉛、マグネシウム及びカルシウム 白色 ブロモチモールブルー 青 ブロモクレゾールグリーン 緑 アシドレッド195 赤 本発明に従う清拭物が顔面領域における使用を意図され
る場合は、染料として以下の群、2,4−ジヒドロキシ
アゾベンゼン、1−(2’−クロロ−4’−ニトロ−
1’−フェニルアゾ)−2−ヒドロキシナフタレン、セ
レスレッド、2−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−
1−ナフトール−4−スルホン酸、2−ヒドロキシ−
1,2’−アゾナフタレン−1’−スルホン酸のカルシ
ウム塩、1−(2−スルホ−4−メチル−1−フェニル
アゾ)−2−ナフチルカルボン酸のカルシウム及びバリ
ウム塩、1−(2−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−
ヒドロキシナフタレン−3−カルボン酸のカルシウム
塩、1−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−2−ナフ
トール−6−スルホン酸のアルミナム塩、1−(4−ス
ルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフトール−3,6−
ジスルホン酸のアルミナム塩、1−(4−スルホ−1−
ナフチルアゾ)−2−ナフトール−6,8−ジスルホン
酸、4−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−1−(4
−スルホフェニル)−5−ヒドロキシピラゾロン−3−
カルボン酸のアルミナム塩、4,5−ジブロモフルオレ
セインのアルミナム及びジルコニウム塩、2,4,5,
7−テトラブロモフルオレセインのアルミナム及びジル
コニウム塩、3’,4’,5’,6’−テトラクロロ−
2,4,5,7−テトラブロモフルオレセイン及びその
アルミナム塩、2,4,5,7−テトラヨードフルオレ
セインのアルミナム塩、キノフタロンジスルホン酸のア
ルミナム塩、インジゴジスルホン酸のアルミナム塩、赤
及び黒酸化鉄(CIN:77 491(赤)及び77
499(黒))、酸化鉄水和物(CIN:77 49
2)、二リン酸アンモニウムマンガン並びに二酸化チタ
ン、からの1種類以上の物質を選択することが好まし
い。
【0128】更に好都合なものは、例えばパプリカ抽出
物、β−カロテン又はコチニールのような油溶性の天然
染料である。
【0129】本発明の目的に更に好都合なものは、真珠
箔顔料(pearlescent pigments)を含む含浸清拭物であ
る。なかでも下記に挙げる真珠箔顔料の種類が好まし
い。 1.例えば、 ・「パールエッセンス」(魚鱗からのグアニン/ヒポキ
サンチン混合結晶)及び ・「真珠層」(粉砕イガイの殻)、のような天然の真珠
箔顔料、 2.例えば、オキシ塩化ビスマス(BiOCl)のよう
な単結晶真珠箔顔料、 3.層支持体顔料、例えば雲母/酸化金属。
【0130】真珠箔顔料の基剤は例えば、オキシ塩化ビ
スマス及び/又は二酸化チタンの微粉砕顔料又はヒマシ
油分散物並びに雲母上のオキシ塩化ビスマス及び/又は
二酸化チタンである。例えばCIN77163に挙げら
れている光沢顔料は特に好都合である。
【0131】更に好都合なものは、例えば下記のタイプ
の雲母/酸化金属を基剤にした真珠箔顔料である。群 被膜/層の厚さ 色 銀−白色真珠箔顔料 TiO2:40〜60nm 銀 干渉顔料 TiO2:60〜80nm 黄色 TiO2:80〜100nm 赤 TiO2:100〜140nm 青 TiO2:120〜160nm 緑 色光沢顔料 Fe23 ブロンズ Fe23 銅色 Fe23 赤 Fe23 赤紫 Fe23 赤緑 Fe23 黒 組み合わせ顔料 TiO2/Fe23 金のシェード TiO2/Cr23 緑 TiO2/ベルリンブルー 濃紺 TiO2/カルミン 赤 例えば、商品名Timiron、Colorona又はDichronaとしてM
erckから入手可能な真珠箔顔料は特に好ましい。
【0132】与えられた真珠箔顔料のリストはもちろ
ん、それらに制約する意図はもたれない。本発明の目的
に好都合な真珠箔顔料はそれ自体知られた数々の方法に
より入手可能である。例えば、雲母以外の他の支持体を
例えばシリカ等のような更なる酸化金属で被覆すること
ができる。例えばTiO2及びFe23で被覆したSi
2粒子(「ロナスフィア(ronasphere)」はMerckによ
り市販され、微細な線の光学的減少に特に適している。
【0133】更に、雲母のような支持体で完全に分散さ
せることが好都合である可能性がある。雲母を使用せず
に調製された鉄の真珠箔顔料が特に好ましい。これらの
顔料は例えば、BASFからSicopearl Kupfer 1000の商品
名で入手可能である。
【0134】更に、特に好都合なものは、Flora Tech.
から多様な色(黄色、赤、緑、青)で、商品名Metasome
Standard/Glitterとして入手可能なさし色顔料(effec
t pigment)である。光沢粒子はここでは、多様な補助
剤及び染料(例えば、色彩インデックス(CI)番号1
9140、77007、77289、77491をもつ
染料のような)との混合物中に存在する。
【0135】染料及び顔料は単独でも又は、混合物中に
存在してもよく、相互に相互で被覆することができ、一
般に異なる塗膜の厚さは異なる着色効果を増加させる。
染料及び着色性顔料の総量は好都合には、それぞれの場
合に、含浸溶液の総重量の例えば、0.1重量%〜30
重量%、好ましくは0.5〜15重量%、なかでも1.
0〜10重量%の範囲から選択される。
【0136】本発明の目的に更に好都合なものは、化粧
品又は皮膚科学的消臭又は制汗用清拭物として使用され
る清拭物である。
【0137】本発明に従う清拭物は特に好都合には、1
種類以上の通常の消臭及び/又は制汗活性成分、例え
ば、通常の香料成分のような臭い隠蔽剤、臭い吸収剤、
例えばドイツ特許公開(DE−P)第40 09 34
7号明細書に記載のフィロシリカート、並びにこれらの
うちでも特に、モンモリロナイト、カオリナイト、ノン
トロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイ
ト、スメクタイト及び更に例えば、リシノール酸の亜鉛
塩を含んで成る。殺菌剤もまた、本発明に従う調製物中
への取り込みに適している。好都合な物質は2,4,
4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテ
ル(Irgasan)、1,6−ジ(4−クロロフェニルビグ
アニド)ヘキサン(クロルヘキシジン)、3,4,4’
−トリクロロカルボアニリド、第四級アンモニウム化合
物、クローブ油、ミント油、タイム油、クエン酸トリエ
チル、ファーネソール(3,7,11−トリメチル−
2,6,10−ドデカトリエン−1−オール)及びドイ
ツ特許公開(DE)第37 40186号、同第39
38 140号、同第42 04 321号、同第42
29 707号、同第42 29 737号、同第42
37 081号、同第43 09 372号、同第4
3 24 219号明細書に記載の活性剤である。
【0138】通常の制汗活性成分、例えば塩化アルミナ
ム、塩化水和アルミナム、硝酸アルミナム、硫酸アルミ
ナム、酢酸アルミナム等も同様に好都合に使用すること
ができる。更に、また、亜鉛、マグネシウム及びジルコ
ニウム化合物も好都合である。好ましく使用することが
できる通常の制汗活性成分は例えば、H.P.Fiedler,Der
Schweiss, Editio Cantor, Aulendorf, 2nd Edition,p
p. 303-377, Chapter K: “Mittel zur Hemmung der Tr
anspiration"[Agents for inhibiting perspiration]に
記載されている。
【0139】その主要な目的が消臭又は制汗作用ではな
いが、通常の消臭及び/又は制汗活性成分を含む化粧品
及び皮膚科学的清拭物を提供することもまた本発明の目
的に好都合である。
【0140】本発明に従う清拭物はまた、皮膚科学的活
性成分のための担体として、例えばアクネに有効な物質
のための担体として著しく適している。アクネは膿胞、
膿瘍及び瘢痕の形成に導く可能性があるブロックされた
毛胞(面皰)から発生する非炎症性及び炎症性隆起物を
特徴としてもつ、多様な形態及び原因をもつ皮膚障害で
ある。最も頻発するのは、主として青年期に発生するに
きび(アクネ・ブルガリス)である。アクネ・ブルガリ
スの原因となる症状は毛胞開口部の角質化及び詰まり、
血中の男性ホルモンレベルに左右される皮脂の生産、及
びバクテリヤ(プロピオニバクテリウム・アクネス)に
よる遊離脂肪酸及び組織損傷酵素の生産である。
【0141】従って、本発明に従う含浸溶液に、アクネ
に有効で、例えばプロピオニバクテリウム・アクネスに
有効である物質(例えば、ドイツ特許公開(DE−A)
第42 29 707号、同第43 05 069号、
同第43 07 976号、同第43 37 711
号、同第43 29 379号明細書に記載されたも
の)、しかしまたアクネに有効な他の物質、例えば全ト
ランス−レチノイン酸、13−シス−レチノイン酸及び
関連物質)又は抗炎症活性成分、例えばバチルアルコー
ル(α−オクタデシルグリセリルエーテル)、セラキル
アルコール(α−9−オクタデセニルグリセリルエーテ
ル)、キミルアルコール(α−ヘキサデシルグリセリル
エーテル)及び/又はビサボロール、並びに抗生物質及
び/又は角質溶解剤(Keratolytics)を添加することは好
都合である。
【0142】角質溶解剤は角質をより容易に除去するこ
とができるか又はそれが落下もしくは剥離するように角
質化皮膚(例えば、いぼ、魚の目、calouses等のよう
な)を軟化させる物質である。
【0143】アクネに有効なすべての一般的物質、なか
でも、過酸化ベンゾイル、ビツミノスルホナート(シェ
ール油スルホン酸のアンモニウム、ナトリウム及びカル
シウム塩)、サリチル酸(2−ヒドロキシ安息香酸)、
ミコナゾール(1−[2−(2,4−ジクロロベンジル
オキシ)−2−(2,4−ジクロロフェニル)エチル]
イミダゾール及び誘導体、アダパレン(6−[3−(1
−アダマンチル)−4−メトキシフェニル]−2−ナフ
トエ酸)、アゼライン酸(ノナンジオン酸)、メスルフ
ェン(2,7−ジメチルチアントレン、C14122
並びに酸化アルミナム、酸化亜鉛及び/又は微粉砕硫
黄、を好都合に使用することができる。
【0144】含浸溶液中の抗アクネ剤(1種類以上の化
合物)の量は好ましくは、含浸溶液の総重量の0.01
〜30重量%、特に好ましくは0.1〜20重量%。な
かでも1〜10重量%である。
【0145】本発明に従う清拭物は低粘度の化粧品及び
皮膚科学的含浸溶液と組み合わせて使用され、その清拭
物はなかでも、水流圧縮そして/又は水流型押し不織物
(スパンレース材料)からなる。
【0146】不織物中に導入されるマクロ型押し物はあ
らゆる所望のパターンをもつことができる。実施される
選択は第1に、適用される含浸物に、そして第2に、清
拭物としてのその後の意図された用途に左右される。
【0147】不織物の表面及び不織物内の大きな空間が
含浸清拭物で皮膚上を拭う時に汚れ及び汚染物の取り込
みを容易にする。清浄化作用は非含浸清拭物に比して数
倍増加する。
【0148】不織物の厚さは好都合には、型押しにより
もたらされる高さの結果として非含浸不織物のほぼ2倍
である。好ましい態様においては、型押し不織物は非型
押し材料よりも5%〜50%の間、非常に特に好ましく
は、10%と25%の間、厚い。
【0149】更に、型押し不織物はエマルション又はそ
の他の調製物に対する担体材料としての使用を可能にす
る具体的な特性を有する。
【0150】例えば、引き裂き強さは、なかでも、 [N/50mm] 乾燥状態で 縦方向 >60、好ましくは>80、 横方向 >20、好ましくは>30、 含浸状態で 縦方向 >4、好ましくは>60、 横方向 >10、好ましくは>20、 である。
【0151】清拭物の膨張率は好ましくは、 乾燥状態で 縦方向 15%〜100%、好ましくは20%〜50%、 横方向 40%〜120%、好ましくは50%〜85%、 含浸状態で 縦方向 15%〜100%、好ましくは20%〜40%、 横方向 40%〜120%、好ましくは50%〜85%、 である。
【0152】清拭物は35〜120g/m2、好ましく
は40〜60g/m2(24時間、20℃±2℃で、6
5%±5%の室内空気湿度で測定)の重量をもつことが
好都合であることが判明した。
【0153】不織物の厚さは好ましくは、0.4mm〜
1.5mm、なかでも0.6mm〜0.9mmである。
【0154】最後に、清拭物は、4mg/1000mm
2未満、好ましくは2mg/1000mm2未満の「表面
リント放出量(surface linting)」をもつことが特に好
都合である。
【0155】使用することができる清拭物の不織材料の
出発材料は概括的に、繊維材料を基材にしたすべての有
機及び無機の天然及び合成物である。与えることができ
る例はビスコース、木綿、ジュート、大麻、シサル麻、
絹、羊毛、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレ
ンテレフタラート(PET)、アラミド、ナイロン、ポ
リビニル誘導体、ポリウレタン、ポリラクチド、ポリヒ
ドロキシアルカノアート、セルロースエステル及び/又
はポリエチレン及び更に、ガラス繊維又は炭素繊維のよ
うな鉱物繊維である。しかし、本発明は、前記の材料に
制約されず、不織物を形成するために多数の更なる繊維
を使用することができる。
【0156】不織物の特に好都合な態様においては、繊
維はビスコース70%及びPET30%の混合物から成
る。
【0157】更に特に好都合なものは、ポリアミド、ポ
リエステル及び/又は強く引いたポリエチレンのような
高強度ポリマーの繊維である。
【0158】更に、繊維はまた、不織物の視覚的魅力を
強調そして/又は増強することができるために繊維を着
色することもできる。繊維は更に、UV安定剤及び/又
は保存剤を含んで成ることができる。
【0159】清拭物を形成するために使用された繊維は
好ましくは、60mm/[10分](EDANA試験1
0.1−72を使用して測定)を越える、なかでも80
mm/[10分]を越える水分吸収率を有する。
【0160】次いで、清拭物を形成するために使用され
た繊維は好ましくは、5g/g(EDANA試験10.
1−72を使用して測定)を越える、なかでも8g/g
を越える水分吸収能をもつ。
【0161】下記の実施例はそれらを制約することな
く、本発明に従う含浸溶液を表す役目をもつ。実施例中
の数値はそれぞれの調製物の総重量に基づいた重量百分
率である。
【0162】
【実施例】 (実施例1)成分 量/重量% 流動パラフィン 99.8 香料 0.2 (実施例2)ミクロエマルション成分 量/重量% 水 82.0 流動パラフィン(Prarffinum liquidum) 8.0 グリセロール 5.0 ステアリン酸オクチル 2.0 ステアリン酸グリセリル、セテアレス−20、 1.5 セテアレス−12、セテアリルアルコール、 パルミチン酸セチル、 フェノキシエタノール、メチルパラベン、 0.5 エチルパラベン、プロピルパラベン、 ブチルバラベン、イソブチルパラベン 香料 0.4 セテアレス−20 0.3 メチルパラベン 0.3 合計 100.0 (実施例3)ミクロエマルション成分 量/重量% 水 75.0 流動パラフィン 0.5 グリセロール 7.0 ステアリン酸オクチル 1.0 ステアリン酸グリセリル、セテアレス−20、 3.0 セテアレス−12、セテアリルアルコール、 パルミチン酸セチル、 フェノキシエタノール、メチルパラベン、 0.5 エチルパラベン、プロピルパラベン、 ブチルバラベン、イソブチルパラベン 香料 2.0 セテアレス−20 10.0 メチルパラベン 1.0 合計 100.0 (実施例4)含浸水溶液成分 量/重量% 水 96.89 ブチレングリコール 1.0 PEG−40水素化ヒマシ油 0.8 フェノキシエタノール、メチルパラベン、 0.65 エチルパラベン、プロピルパラベン、 ブチルバラベン、イソブチルパラベン ソルビン酸カリウム 0.3 香料 0.2 クエン酸 0.16 合計 100.0 (実施例5)含浸水溶液成分 量/重量% 水 95.0 ブチレングリコール 1.0 PEG−40水素化ヒマシ油 1.0 フェノキシエタノール、メチルパラベン、 1.5 エチルパラベン、プロピルパラベン、 ブチルバラベン、イソブチルパラベン ソルビン酸カリウム 0.5 香料 0.5 クエン酸 0.5 合計 100.0 (実施例6)成分 量/重量% シクロメチコン 65.5 ジメチコン 20.0 シリコーンゴム 7.0 フェニルトリメチコン 7.0 香料 0.5 合計 100.0 (実施例7)含浸アルコール溶液成分 量/重量% エタノール 60.0 水 34.5 グリセロール 5.0 香料 0.5 合計 100.0 (実施例8)含浸アルコール溶液成分 量/重量% エタノール 60.0 水 24.0 グリセロール 5.0 イソプロピルアルコール 5.0 エチレンジアミン 1.0 デキスパンテノール 1.0 カーボマー 3.0 香料 0.5 染料 0.5 合計 100.0 (実施例9)日焼け後/皮膚手入れ用ミクロエマルション成分 量/重量% セテス−15 6 イソステアリン酸グリセリル 2 セチルアルコール 1 炭酸ジカプリリル 5 オクチルドデカノール 3 シクロメチコン 1 ブチレングリコール 3 エタノール 5 DMDMヒダントイン 0.6 オクトキシグリセロール 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 染料 0.3 水 全100 (実施例10)グリーシーでない身体手入れ用エマルション成分 重量% セテアレス−12 6 ステアリン酸グリセリル 3.5 パルミチン酸セチル 3 ジカプリリルエーテル 5 シクロメチコン 3 フェニルトリメチコン 1 パラフィンワックス 2 グリセロール 7.5 パラベン 1 フェノキシエタノール 1 AGR 0.5 香料 0.5 染料 0.5 水 全100 (実施例11)皮膚にシルキーな感触を与える日焼け止め剤成分 重量% セテアレス−20 5.5 ステアリン酸グリセリル 4 ステアリルアルコール 3 ジカプリリルエーテル 5 オクチルドデカノール 3 フェニルトリメチコン 1 ビスエチルヘキシルオキシフェノール・ 2 メトキシフェニルトリアジン オクトクリレン 7 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン 1 メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 4 ブチレンルキコール 1 酢酸ビタミンE 1 PVP/ヘキサデセン・コポリマー 1 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (実施例12)日焼け止め調製物成分 重量% セテアレス−20 6.5 ステアリン酸グリセリル 2 ステアリルアルコール 1 炭酸ジカプリリル 5 オクチルドデカノール 3 安息香酸C12〜15アルキル 1 二酸化チタン 2 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 2 オクトクリレン 7 メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 4 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (実施例13)日焼け止め調製物成分 重量% セテアレス−20 6.5 イソステアアリン酸グリセリル 2 セチルアルコール 1 炭酸ジカプリリル 5 シアバター 3 安息香酸C12〜15アルキル 1 ビスエチルヘキシルオキシフェノール 2 メトキシフェニルトリアジン ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1 エチルヘキシルトリアゾン 2 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2 メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 4 グリセロール 10 トリコンタニルPVP 1 クエン酸バッファー(Citrate buffer) 1 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (実施例14)日焼け止め調製物成分 重量% セテアレス−30 7 イソステアリン酸グリセリル 2.5 セチルアルコール 1 炭酸ジカプリリル 4 カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 2 安息香酸C12〜15アルキル 6 メチレンビスベンゾトリアゾリル テトラメチルブチルフェノール 2 ブチルメトキシジベンゾイルメタン 2 エチルヘキシルトリアゾン 4 ビスイミダジラート 2 メチルベンジリデンカンファー 4 グリセロール 5 PVPヘキサデセン・コポリマー 1 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (実施例15)日焼け止め調製物成分 重量% セテアレス−20 7.5 ステアリン酸グリセリル 3 パルミチン酸セチル 1.5 炭酸ジカプリリル 5 ココグリセリド 2 安息香酸C12〜15アルキル 6 硫酸バリウム 2 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 2 エチルヘキシルトリアゾン 4 ビスイミダジラート 1 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2 メチルベンジリデンカンファー 4 PVPヘキサデセン・コポリマー 1 NaOH 0.5 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (実施例16)日焼け後/皮膚手入れ用調製物成分 重量% セテス−15 6 イソステアリン酸グリセリル 2 セチルアルコール 1 炭酸ジカプリリル 5 シアバター 1 オクチルドデカノール 3 シクロメチコン 1 鉱物油 2 エタノール 5 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100 (油−実施例) (油−1)成分 重量% カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 2 安息香酸C12〜15アルキル 6 ブチルメトキシジベンゾイルメタン 2 エチルヘキシルトリアゾン 2 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 1 メチルベンジリデンカンファー 4 シアバター 1 ジカプリン酸/ジカプリル酸ブチレングリコール 3 ジメチコン 5 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 鉱油 全100 (油−2)成分 重量% 炭酸ジカプリリル 5 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 2 エチルヘキシルトリアゾン 4 メチルベンジリデンカンファー 4 シアバター 1 オクチルドデカノール 3 シクロメチコン 1 ビタミンE 1 香料 0.5 鉱油 全100 (油−3)成分 重量% 炭酸ジカプリリル 5 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 2 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン 4 メチルベンジリデンカンファー 1 シアバター 1 フェニルトリメチコン 1 ビタミンE 2 香料 0.5 シクロメチコン 全100 (油−4)成分 重量% メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 10 炭酸ジカプリリル 5 ビスエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 2 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン 4 オクトクリレン 5 シアバター 1 フェニルトリメチコン 1 ビタミンE 1 香料 1 シクロメチコン 全100 (水調製物)成分 重量% ビスイミダジラート 1 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2 グリセロール 10 パラベン 1 抗酸化剤 0.5 香料 0.5 水 全100
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 M N 7/32 7/32 7/42 7/42 (72)発明者 シユテフアニー・フオン・デア・フエフト ドイツ・デー−22869シエネフエルト・ブ ランケネザーシヨセー32ベー (72)発明者 イエルク・キユテル ドイツ・デー−25421シエネフエルト・ハ インリヒ−ボツシエン−シユトラーセ21 Fターム(参考) 4C083 AA121 AA122 AA162 AB032 AB051 AB242 AB352 AC022 AC032 AC061 AC072 AC092 AC102 AC122 AC172 AC212 AC272 AC302 AC332 AC342 AC352 AC422 AC432 AC482 AC532 AC642 AC852 AD072 AD151 AD152 AD162 AD172 AD662 BB01 BB11 BB21 BB41 BB46 BB47 BB51 CC02 DD21 DD27 DD32 DD33 DD34 DD35 EE06 EE10 EE12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品又は皮膚科学的清拭物であって、
    清拭物が、2000mPa・s未満の粘度をもつ化粧品
    及び皮膚科学的含浸溶液で湿らせた、水流圧縮そして/
    又は水流型押し不織材料から成る清拭物。
  2. 【請求項2】 非含浸清拭物の含浸溶液に対する重量比
    が1:1〜1:5の範囲内から選択される、請求項1記
    載の清拭物。
  3. 【請求項3】 含浸溶液がシリコーン油を含む油及び/
    又は親油性物質及び/又は、含浸溶液の総重量の0.5
    重量%未満の水から成る、前記請求項のいずれか1つに
    記載の清拭物。
  4. 【請求項4】 含浸溶液が更に、1種類以上の油相に加
    えて1種類以上の水相を含んで成り、そしてW/O、O
    /W、W/O/W又はO/W/Oエマルション、ミクロ
    エマルション、ピッケリングエマルション、噴霧可能な
    エマルションあるいはヒドロ分散物の形態にある、前記
    請求項のいずれか1つに記載の清拭物。
  5. 【請求項5】 含浸溶液が含浸溶液の総重量の90重量
    %を越える水から成る、前記請求項のいずれか1つに記
    載の清拭物。
  6. 【請求項6】 含浸溶液がアルコールを基剤にしてい
    る、前記請求項のいずれか1つに記載の清拭物。
  7. 【請求項7】 含浸溶液が、加湿剤、ワックス、界面活
    性剤、保存剤、抗酸化剤、染料、植物抽出物、UVフィ
    ルター、顔料、消臭及び制汗活性成分、皮膚科学的活性
    成分並びに香料の群から選択される1種類以上の化粧品
    又は皮膚科学的補助剤、添加剤及び/又は活性成分を含
    んで成る、請求項3〜6のいずれか1つに記載の清拭
    物。
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