JP2002200789A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
階調値ごとの網点パターンとして、孤立ドットやドット
段差が発生する場合に、孤立ドットをなくし、ドット段
差をスムージングにより小さくすることを課題としてい
る。 【解決手段】 1つの階調値に対して複数のパターンテ
ーブルを設けて、この複数のパターンテーブルの中から
孤立ドットをなくすのに、または、ドット段差をより小
さくするのに適するパターンテーブルを選択する。
Description
ターンにおいて、孤立ドットやドット段差が発生する場
合に、孤立ドットをなくし、ドット段差をスムージング
により小さくすることにより、滑らかな印字を可能とす
るものである。
向に関係なく固定であり、I/Fコントローラからの回
転指示により印字方向を変更する場合、ランドスケープ
(印刷画像の回転方向を示す角度が0度(以下同
様))、ポートレート(90度)、逆ランドスケープ
(180度)、逆ポートレート(270度)と回転させ
て印字している。
階調値によって網点形状が変形し、印字方向により、孤
立ドットが発生し、またドット段差が変化し、更には濃
度のムラが発生し、階調値に対して滑らかな画像再現性
が得られなかった。
ドットパターンしか割り当てられていなかった。このた
め、あるパターンにおいて、孤立ドットやドット段差が
生じたとき、この孤立ドットやドット段差は、補正や変
換がされずに、そのまま、残ってしまっていた。
ル構成で256階調を表現し、27度のスクリーン角を
保つ網点画像例である。また、図43〜図45の印刷画
像の回転方向を示す角度が0度の各網点画像には、図4
2に示す4セル単位に対して特定のドットパターンが配
置されている。図43〜図45においては、網点パター
ンは、印字方向に関係なく固定である。
43〜図45の各0度の網点パターンは、図43〜図4
5に示す各90度、各180度、各270度の網点パタ
ーンへ再配置される。しかし、例えば図43に示す18
0°、270°、図44に示す90°や180°、27
0°、図45に示す180°、270°の回転画像には
孤立ドットが残り、濃度ムラとなる。
載の発明によれば、階調情報を含むビデオデータの1ラ
イン分を入力する第1のラインバッファと、パターンジ
ェネレータと、印刷画像の回転方向を示す角度0度に対
応するドットパターンを記憶するパターンテーブル記憶
手段と、1ライン分のドットデータを入力してヘッド部
へ転送する第2のラインバッファと、制御手段とを備え
る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1の
ラインバッファに記憶されている前記ビデオデータを前
記パターンジェネレータへ出力するよう指示を出し、こ
のビデオデータを入力した前記パターンジェネレータ
は、このビデオデータの保持する階調情報にもとづき、
前記パターンテーブル記憶手段の対応するパターンテー
ブルから、同じ階調値のドットパターンを選択して、こ
の選択されたドットパターンを前記制御手段の回転指示
により再配置して、前記第2のラインバッファヘ入力す
ること、を特徴とする画像形成装置、を提供することに
より達成できる。
によれば、階調情報およびパターンテーブル選択情報を
含むビデオデータの1ライン分を入力する第1のライン
バッファと、パターンジェネレータと、パターンテーブ
ル記憶手段と、パターンテーブル選択手段と、1ライン
分のドットデータを入力してヘッド部へ転送する第2の
ラインバッファと、制御手段とを備える画像形成装置に
おいて、前記制御手段は、前記第1のラインバッファに
記憶されている前記ビデオデータを前記パターンジェネ
レータと前記パターンテーブル選択手段へ出力するよう
指示を出し、前記ビデオデータを入力した前記パターン
テーブル選択手段は、このビデオデータの保持するパタ
ーンテーブル選択情報にもとづき、前記パターンテーブ
ル記憶手段の対応するパターンテーブルを選択し、この
選択されたパターンテーブルと前記ビデオデータを入力
した前記パターンジェネレータは、このビデオデータの
保持する階調情報にもとづき、前記選択されたパターン
テーブルの一致する階調値のドットパターンを選択し
て、この選択されたドットパターンを前記制御手段の指
示により、前記第2のラインバッファヘ入力すること、
を特徴とする画像形成装置、を提供することにより達成
できる。
よれば、階調情報を含むビデオデータの複数ライン分を
入力する第1のラインバッファと、パターンジェネレー
タと、パターンテーブル記憶手段と、パターンテーブル
選択手段と、網点パターン検出手段と、1ライン分のド
ットデータを入力してヘッド部へ転送する第2のライン
バッファと、制御手段とを備える画像形成装置におい
て、前記制御手段は、前記第1のラインバッファに記憶
されている前記複数ライン分のビデオデータを前記パタ
ーンジェネレータと前記パターンテーブル選択手段と前
記網点パターン検出手段へ出力するよう指示を出し、前
記複数ライン分のビデオデータを入力した前記網点パタ
ーン検出手段は、この複数ライン分のビデオデータ中
に、この網点パターン検出手段が保持する網点パターン
のいずれかに一致する網点パターンがあるかどうか示す
を網点情報を、前記パターンジェネレータへ入力し、こ
の網点情報を入力した前記パターンジェネレータは、前
記制御手段の指示により、この網点情報にもとづき、対
応するパターンテーブルを選択するよう前記パターンテ
ーブル選択手段に指示を出し、この指示を出された前記
パターンテーブル選択手段は、この対応するパターンテ
ーブルを前記網点情報にもとづき、前記パターンテーブ
ル記憶手段から選択して、前記パターンジェネレータは
この選択されたパターンテーブルから前記網点情報に対
応するドットパターンを選択して、前記第2のラインバ
ッファヘ出力すること、を特徴とする画像形成装置、を
提供することにより達成できる。
よれば、階調情報を含むビデオデータの複数ライン分を
入力する第1のラインバッファと、パターンジェネレー
タと、パターンテーブル記憶手段と、パターンテーブル
選択手段と、境界検出手段と、1ライン分のドットデー
タを入力してヘッド部へ転送する第2のラインバッファ
と、制御手段とを備える画像形成装置において、前記制
御手段は、前記第1のラインバッファに記憶されている
前記複数ライン分のビデオデータを前記パターンジェネ
レータと前記パターンテーブル選択手段と前記境界検出
手段へ出力するよう指示を出し、前記複数ライン分のビ
デオデータを入力した前記境界検出手段は、この複数ラ
イン分のビデオデータ中に、この境界検出手段が保持す
る境界パターンのいずれかに一致する境界パターンがあ
るかどうか示すを補正情報を、前記パターンジェネレー
タへ入力し、この補正情報を入力した前記パターンジェ
ネレータは、前記制御手段の指示により、この補正情報
にもとづき、対応するパターンテーブルを選択するよう
前記パターンテーブル選択手段に指示を出し、この指示
を出された前記パターンテーブル選択手段は、この対応
するパターンテーブルを前記補正情報にもとづき、前記
パターンテーブル記憶手段から選択して、前記パターン
ジェネレータはこの選択されたパターンテーブルから前
記補正情報に対応するドットパターンを選択して、前記
第2のラインバッファヘ出力すること、を特徴とする画
像形成装置を提供することにより達成できる。
参照しながら説明する。 <第1の実施形態>図1に本発明の画像形成装置のブロ
ック図を示す。本発明の画像形成装置は、LB−RAM
1と、パターンジェネレータ2と、パターンRAM3
と、OB−RAM4と、制御回路5により、その主要部
が構成されている。図1において、LB−RAM1は、
1ライン分のビデオデータを格納するラインバッファで
あり、制御回路5からの指示によりビデオデータをパタ
ーンジェネレータ2に対して出力する。LB−RAM1
よりビデオデータを入力したパターンジェネレータ2
は、この入力したビデオデータの各階調にしたがったパ
ターンデータをパターンRAM3より読み出す。各階調
のパターンデータは制御回路5の網点の回転指示によ
り、所定のビットにドットデータを再配置することで、
この回転指示に対応したドットデータを生成してOB−
RAM4へ順次転送する。
割ドットパターンを示す。図2(a)は4分割ドットパ
ターンである。4分割ドットパターンは4つのサブドッ
トから構成される。各サブドットは3ビットの時間階調
コードにより、0〜7の8レベルの時間階調によって制
御される。図2(b)に16分割ドットパターンを示
す。16分割ドットパターンは16のサブドットから構
成される。
15のパターンテーブルを示す。このテーブルは印刷画
像の回転方向を示す角度0度(ノーマル、またはランド
スケープともいう)に対応している。また、図4に16
分割ドットパターンの90度(ポートレート)のパター
ンテーブルを、図5に16分割ドットパターンの180
度(逆ランドスケープ)のパターンテーブルを、図6に
16分割ドットパターンの270度(逆ポートレート)
のパターンテーブルをそれぞれ示す。
も図1の制御回路5の回転指示にともない、生成された
ドットデータである。また、図7に5ドットを1セルと
して、4セル単位で256階調を表現した、27度のス
クリーン角を保つ網点画像例を示す。尚、この構成は前
述の図42に示した構成と同じである。
成する1つのセルに注目して、図1の制御回路5からの
指示により、90度の回転、180度の回転をしたとき
に生じる網点パターンについて図示している。上記制御
回路5からの90度の回転指示により、ドット1〜3
は、セル内での相対位置を変えることなくドット1’〜
3’へ再配置される。この際、本発明の第1の実施形態
においては、図4の90度のパターンテーブルを参照し
て、各ドット内でのパターンの再配置を行う。すなわ
ち、ドット2は、図3の0度のパターンテーブルの階調
3に対応しており、これを図4の90度のパターンテー
ブルの階調3で置き換えることでドット2’が得られ
る。同様に、ドット3は、図3の0度のパターンテーブ
ルの階調7に対応しており、これを図4の90度のパタ
ーンテーブルの階調7で置き換えることでドット3’が
得られる。このようにして得られた1セル全体の網点パ
ターンの形状は、0度の場合と90度の場合では変化が
なく同じものである。
度の網点パターンに対して180度の回転指示が出され
たときも、参照するパターンテーブルが図5の180度
のパターンテーブルであることを除けば、処理としては
同様である。さらに、上述した図8の説明では、図9中
の0度の網点パターンの1セルのみに注目して説明した
が、図9の4セル全体についても同様である。また、2
70度の回転指示の場合については、90度、180度
の回転指示の場合と同様である。
ビデオデータから生成させるドットパターンデータに対
して、図1の制御回路5からの回転指示にもとづき、対
応する印字方向ごとに用意された複数の(具体的には、
90度、180度、270度の3つの)パターンテーブ
ルを参照してパターンの再配置を可能とした。そして、
このことにより、印字方向ごとの濃度ムラをなくすこと
で、画像再現性が向上するという効果がある。また、ど
の印字方向に対しても同じ画像が得られるという効果が
ある。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
成装置のブロック図を示す。本発明の画像形成装置は、
LB−RAM11と、パターンジェネレータ12と、パ
ターンテーブル選択回路13と、パターンRAM14
と、OB−RAM15と、制御回路16により、その主
要部が構成されている。同図において、LB−RAM1
1は、1ライン分のビデオデータを格納するラインバッ
ファであり、制御回路16からの指示によりビデオデー
タをパターンジェネレータ12に対して出力する。LB
−RAM11よりビデオデータを入力したパターンジェ
ネレータ12は、この入力したビデオデータを展開して
ドットデータを生成し、OB−RAM15に順次転送す
る。
AM11より入力されたビデオデータのパターン選択ビ
ットを参照して、パターンRAM14より対応するパタ
ーンテーブルを選択する。そして、この選択されたパタ
ーンテーブルの対応するドットデータをパターンジェネ
レータ2に出力する。OB−RAM15は、ラインバッ
ファであり、パターンジェネレータ12によって生成さ
れた1ライン分のドットデータを入力して順次ヘッド部
へ転送する。
る図3に対応するもので、内容は同じである。また、図
11〜図16に16分割ドットパターンのテーブルを示
す。図17には、ビデオデータのフォーマットを示して
いる。図17において、ビデオデータは3ビットのパタ
ーン選択データと、4ビットの階調データから構成され
ている。この3ビットのパターン選択データにもとづい
て、図10のパターンテーブル選択回路13からパター
ンテーブルが選択され、階調データに対応するドットパ
ターンを選択されたパターンテーブルから読み込む。
LB−RAM11に入力時には、上述したビデオデータ
中のパターン選択ビットは、例えば図示しないプログラ
ムにより付加されたものとする。このプログラムは、パ
ターン選択ビットが更新されていないビデオデータを入
力してこのビデオデータ中のパターン選択ビットの更新
を行うものとする。このプログラムは、生成したい網点
パターンの形状を選択して、入力したパターン選択ビッ
トを更新するものとする。
の第2の実施形態においては、例えば、縦に4つのドッ
トパターン、横に4つのドットパターンから構成される
図形(以下では、4×4網点パターンとよぶ)の中で
(1)回転対称性をもつ形状のもの(以下では、パター
ン#1とよぶ)、(2)回転対称性と左右上下対称性を
もつ形状のもの(以下では、パターン#2とよぶ)、
(3)45度の斜め線を考慮している。なお、以下で回
転対称性と単にいうときは、90度回転してもパターン
の形状が変形しないことをいう。
るパターン例を示す。従来例では、補正を行わないの
で、孤立ドットはそのままである。図18は、4×4網
点パターン#1であり、すべての印字ドットの階調値は
3である。図19は、4×4網点パターン#1であり、
すべての印字ドットの階調値は7である。図20は、4
×4網点パターン#1であり、階調値15と階調値3の
印字ドットを含んでいる。図21は、4×4網点パター
ンであり、階調値15と階調値7の印字ドットを含んで
いる。なお、これら図18〜図21は、いずれも4×4
網点パターン#1であるから、回転対称性をもちうる形
状となっている(しかしながら、厳密な回転対称性をも
つわけではない)。
であり、階調値15と階調値7の印字ドットを含んでい
る。このため、回転対称性とともに、上下左右対称性を
もちうる形状となっている(しかしながら、厳密な回転
対称性と上下左右対称性をもつわけではない)。
調値15と階調値3の印字ドットを含んでいる。このた
め、180度の回転対称性をもちいる形状となっている
(しかしながら、厳密な180度の回転対称性をもつわ
けではない)。図24〜図29は、本発明による補正後
のドットパターン例であり、それぞれ従来の印字例であ
る図18〜図23に対応している。上述したように、図
18〜図21のパターンは、いずれも4×4網点パター
ン#1であるから、回転対称性をもつことになる。
ターン#2であるから、回転対称性と上下左右対称性を
もつことになる。また、図23のパターンは、45度斜
め線であるから、180度の回転対称性をもつことにな
る。これらの形状に対する条件は、上述したプログラム
において判定され、処理される。
ンが縦に4つ、横に4つ、計16個集まることにより、
1つのセルが構成されている(すなわち、上述の4×4
網点パターン#1である)。図18において、a,b,
c,dの16分割ドットパターンには、図11のオリジ
ナルパターンの階調3のデータがそれぞれ記憶させられ
ている。しかしながら、図18に示されるように、いず
れも孤立したドットパターンを形成している。図24
は、図18に対応するa,b,c,dの16分割ドット
パターンが示されている。
3ビットのパターン選択データにより、図11〜図16
のパターンテーブルのいずれかが指定される。この場
合、図11〜図16のパターンテーブル数は6つあるの
で、パターン選択データとして3ビットを割り当てるこ
とにより、6つのパターンテーブル中、任意のテーブル
の選択が可能となる。具体的には、「a」のパターンに
対して図14の階調3を、「b」のパターンに対して図
12の階調3を、「c」のパターンに対して図13の階
調3を、そして、「d」のパターンに対して図11の階
調3を選択している。
(いずれも図11のパターンテーブルのものである)
と、中心部に階調15の4つのドットパターンが配置さ
れている。図22に示す従来例では、段差が複数箇所に
発生するとともに孤立ドットも発生している。この図2
2に対応する本発明の実施例である図28においては、
「a」のパターンに対して図16の階調7を、「b」の
パターンに対して図13の階調7を、「c」のパターン
に対して図11の階調7を、「d」のパターンに対して
図16の階調7を、「e」のパターンに対して図15の
階調7を、「f」のパターンに対して図11の階調7
を、「g」のパターンに対して図13の階調7を、
「h」のパターンに対して図15の階調7を選択してい
る。このように選択するパターンを制御することによ
り、図22に対応する本発明の実施例である図28にお
いては、孤立ドットがなくなり、回転対称性をもつとと
もに、上下左右に対称なドットパターンが作成された。
従来例である。縦に4つ、横に4つの計16個の16分
割ドットパターンにより構成されるパターン中、対角線
上の4つのドットパターンはいずれも階調15である。
この他に図中のi〜nのパターンは、いずれも図11の
パターンテーブルの階調3のパターンである。特に、
i,j,kの3つのパターンが孤立ドットを形成してい
る。図29は、図23に対応する本発明の実施例であ
り、「i」「j」「k」のいずれのパターンに対しても
図14の階調3を選択することにより、孤立ドットの発
生をなくすとともに、180度の回転対称性をもつドッ
トパターンが作成された。
1画素ごとのビデオデータにドットパターンテーブル選
択ビットを追加して、ドットパターンに生じている孤立
ドットをなくすとともに、ドットパターンの集まりであ
るセルが回転対称性をもちうる場合に、厳密な回転対称
性をもたせることが可能となった。そして、このことに
より、印字方向ごとの濃度ムラをなくすことが可能とな
るとともに、画像再現性が向上するという効果がある。
また、どの印字方向に対しても同じ画像が得られるとい
う効果がある。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
成装置のブロック図を示す。本発明の画像形成装置は、
LB−RAM21と、パターンジェネレータ22と、パ
ターンテーブル選択回路23と、パターンRAM24
と、OB−RAM25と、制御回路26とにより構成さ
れる第2の実施形態のブロック図にさらに網点パターン
検出回路27を加えている。この網点パターン検出回路
27は、LB−RAM21から入力されたビデオデータ
とあらかじめ登録されている網点パターンデータを照合
してパターンジェネレータ22へ網点情報を伝える。
イン分のビデオデータを格納するラインバッファであ
り、制御回路26からの指示によりビデオデータをパタ
ーンジェネレータ22に対して出力する。また、LB−
RAM21は、網点検出のドットサイズに対応する複数
のラインバッファをもつものとする。LB−RAM21
よりビデオデータを入力したパターンジェネレータ22
は、この入力したビデオデータを展開してドットデータ
を生成し、OB−RAM25に順次転送する。
ーン検出回路27からの検出情報にしたがって、パター
ンRAM24のパターンテーブルを選択して、ドットデ
ータをパターンジェネレータ22へ出力する。OB−R
AM25は、ラインバッファであり、パターンジェネレ
ータ22が生成したドットデータを入力して、順次ヘッ
ド部へ転送する。
施形態と同様である。ドットパターンを変更する際の手
段として、あらかじめ登録してある網点パターンを参照
する点が異なっている。このように本発明の第3の実施
形態では、ビデオデータを複数のラインバッファに保持
し、網点パターン検出回路にあらかじめ登録されている
網点パターンと照合することにより得られる網点情報に
もとづき、適切なドットパターンテーブルを選択するこ
とで、ドットパターンに生じている孤立ドットをなくす
とともに、ドットパターンの集まりであるセルが回転対
称性をもちうる場合に、厳密な回転対称性をもたせるこ
とが可能となった。そして、このことにより、印字方向
ごとの濃度ムラをなくすことが可能となるとともに、画
像再現性が向上するという効果がある。また、どの印字
方向に対しても同じ画像が得られるという効果がある。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
成装置のブロック図を示す。本発明の画像形成装置は、
LB−RAM31と、パターンジェネレータ32と、パ
ターンテーブル選択回路33と、パターンRAM34
と、OB−RAM35と、制御回路36とにより構成さ
れる第2の実施形態のブロック図にさらに境界検出回路
37を加えている。
1から入力されたビデオデータとあらかじめ登録されて
いる網点パターンデータを照合してパターンジェネレー
タ32へ網点情報を伝える。同図において、LB−RA
M31は、1ライン分のビデオデータを格納するライン
バッファであり、制御回路36からの指示によりビデオ
データをパターンジェネレータ32に対して出力する。
また、LB−RAM31は、境界検出のマトリクスサイ
ズに対応する複数のラインバッファをもつものとする。
LB−RAM31よりビデオデータを入力したパターン
ジェネレータ32は、この入力したビデオデータを展開
してドットデータを生成し、OB−RAM35に順次転
送する。
回路からの補正情報にしたがって、パターンRAM34
のパターンテーブルを選択して、ドットデータをパター
ンジェネレータ32へ出力する。OB−RAM35は、
ラインバッファであり、パターンジェネレータ32が生
成したドットデータを入力して、順次ヘッド部へ転送す
る。
らかじめ登録されている網点パターンを示す。図32
は、複数のラインバッファから構成されるLB−RAM
31に入力されたデータにもとづいて副走査方向(上下
方向、V方向ともいう)の段差を補正する補正情報を作
成する網点パターンデータの例である。図32におい
て、a〜fは、網点パターンを、a’〜f’は注目ドッ
トを表わしている。一方、図33は、複数のラインバッ
ファから構成されるLB−RAM1に入力されたデータ
にもとづいて主走査方向(水平方向、H方向ともいう)
の段差を補正する補正情報を作成する網点パターンデー
タの例である。
を、a’〜f’は注目ドットを表わしている。図34
は、図32および図33中の符号を説明する表である。
図34に示すように、「V」は補正が副走査方向である
こと、「H」は補正が主走査方向であること、を示して
いる。補正が上下方向である副走査方向の場合は、上ヨ
セ(「U」と表記する)と下ヨセ(「L」と表記する)
がある。また、補正が水平方向である主走査方向の場合
は、右ヨセ(「R」と表記する)と左ヨセ(「L」と表
記する)がある。補正が副走査方向の場合も主走査方向
の場合も階調レベルが(+)とは、注目ドットが非印字
ドットである場合に階調値を付加することを意味する。
例えば、図32では、パターンb,c,e,hのそれぞ
れの注目ドットであるb’,c’,e’,h’は、非印
字ドットである。一方、階調レベルが(−)とは、注目
ドットが印字ドットの場合にそのドットの階調値を下げ
ることを意味する。例えば、図32では、パターンa,
d,f,gのそれぞれの注目ドットであるa’,d’,
f’,g’は、印字ドットである。
格納されているパターンテーブルの例を示す。図35
は、副走査方向(V方向)の上ヨセ(「U」)に対応す
る4分割ドットのパターンが示されている。各階調値の
下にある補正フラグは、このドットパターンがどのタイ
プの補正データとして使用されるかを示している。例え
ば、図35の階調値0の場合は、VU(+)補正とVU
(−)補正に使われる。また、階調値5〜10は、VU
(−)補正にのみ使用される。一方では、階調値11〜
15のパターンは補正データとして使用されない。同様
にして、図36には、副走査方向(V方向)の下ヨセ
(「L」)に対応する4分割ドットのパターンが示さ
れ,図37には、主走査方向(H方向)の右ヨセ
(「R」)に対応する4分割ドットのパターンが示さ
れ,図38には、主走査方向(H方向)の左ヨセ
(「L」)に対応する4分割ドットのパターンが示され
ている。
向)の補正データの例である。また、図40は、主走査
方向(H方向)の補正データの例である。図39の各階
調値の「オリジナル」は、検出された境界にある注目ド
ットを表わしている。各階調値は、VU(+),VL
(+),VU(−),VL(−)の4つの補正情報をも
っている。図39中では、各補正情報に対応するドット
パターンが図示されているが、実際にはこれらのドット
パターンは、図31中のパターンRAM34のパターン
テーブル(図35〜図38に示されている)上にある。
図40についても同様である。
走査方向の段差補正を行ったものである。図41におい
て、印字ドットの階調値は例えば、すべて12とする
(他の値であってもよい)。図32を参照すると、図4
1のaでは、VL(ー)補正が、bでは、VL(+)補
正が、cでは、VU(+)補正が、dでは、VU(−)
補正がそれぞれ行われている。
(+)、VU(−)とVU(+)は、検出された境界で
必ず同時に発生する補正である。このため、図39の副
走査方向(H方向)のテーブルの階調12の箇所では、
VL(−)の階調値とVL(+)の階調値を加えると1
2になる。また、VU(−)の階調値とVU(+)の階
調値を加えても12になる。このようにして、a,b,
c,dは補正されて、a’,b’,c’,d’となる。
界検出回路によって検出された副走査方向または主走査
方向の補正情報にもとづいて、適切なパターンテーブル
を選択することで、副走査方向の段差補正、主走査方向
の段差補正を行い、高品質な印字結果を得ることが可能
となる。
施形態によれば、制御手段からの回転指示にもとづき、
対応する印字方向ごとに用意された複数のパターンテー
ブルを参照してパターンの再配置を可能とした。このこ
とにより、印字方向ごとの濃度ムラをなくすことで、画
像再現性が向上するという効果がある。また、どの印字
方向に対しても同じ画像が得られるという効果がある。
1画素ごとのビデオデータにドットパターンテーブル選
択ビットを追加して、ドットパターン生じている孤立ド
ットやドット段差をなくすとともに、ドットパターンの
集まりであるセルが回転対称性をもちうる場合に、厳密
な回転対称性をもたせることが可能となった。このこと
により、印字方向ごとの濃度ムラをなくすことが可能と
なるとともに、画像再現性が向上するという効果があ
る。また、どの印字方向に対しても同じ画像が得られる
という効果がある。
ビデオデータを複数のラインバッファに保持し、網点パ
ターン検出回路にあらかじめ登録されている網点パター
ンと照合することにより得られる網点情報にもとづき、
適切なパターンテーブルを選択することで、ドットパタ
ーンに生じている孤立ドットをなくすとともに、ドット
パターンの集まりであるセルが回転対称性をもちうる場
合に、厳密な回転対称性をもたせることが可能となっ
た。そして、このことにより、印字方向ごとの濃度ムラ
をなくすことが可能となるとともに、画像再現性が向上
するという効果がある。また、どの印字方向に対しても
同じ画像が得られるという効果がある。
境界検出回路によって検出された副走査方向または主走
査方向の補正情報にもとづいて、適切なパターンテーブ
ルを選択することで、副走査方向の段差補正、主走査方
向の段差補正を行い、高品質な印字結果を得ることが可
能となる。
ック図である。
ンを示す図である。
ト印字)に対応する網点パターンテーブルである。
ケープ印字)に対応する網点パターンテーブルである。
トレート印字)に対応する網点パターンテーブルであ
る。
ドスケープ印字)に対応する網点パターンテーブルであ
る。
る。
る。
パターンテーブルである。
パターンテーブルである。
パターンテーブルである。
パターンテーブルである。
パターンテーブルである。
パターンテーブルである。
る。
網点パターンテーブル #1である。
網点パターンテーブル #1である。
網点パターンテーブル #1である。
網点パターンテーブル #1である。
網点パターンテーブル #2である。
斜め線である。
ロック図である。
ロック図である。
AMに格納されているテーブルの例である。
AMに格納されているテーブルの例である。
AMに格納されているテーブルの例である。
AMに格納されているテーブルの例である。
のドットデータと対応する補正情報を関連づけている図
である。
のドットデータと対応する補正情報を関連づけている図
である。
のドットデータと対応する補正情報を関連づけている図
である。
る。
である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 階調情報を含むビデオデータの1ライン
分を入力する第1のラインバッファと、パターンジェネ
レータと、印刷画像の回転方向を示す角度0度に対応す
るドットパターンを記憶するパターンテーブル記憶手段
と、1ライン分のドットデータを入力してヘッド部へ転
送する第2のラインバッファと、制御手段とを備える画
像形成装置において、 前記制御手段は、前記第1のラインバッファに記憶され
ている前記ビデオデータを前記パターンジェネレータへ
出力するよう指示を出し、 このビデオデータを入力した前記パターンジェネレータ
は、このビデオデータの保持する階調情報にもとづき、
前記パターンテーブル記憶手段の対応するパターンテー
ブルから、同じ階調値のドットパターンを選択して、 この選択されたドットパターンを前記制御手段の回転指
示により再配置して、前記第2のラインバッファヘ入力
すること、 を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 階調情報およびパターンテーブル選択情
報を含むビデオデータの1ライン分を入力する第1のラ
インバッファと、パターンジェネレータと、パターンテ
ーブル記憶手段と、パターンテーブル選択手段と、1ラ
イン分のドットデータを入力してヘッド部へ転送する第
2のラインバッファと、制御手段とを備える画像形成装
置において、 前記制御手段は、前記第1のラインバッファに記憶され
ている前記ビデオデータを前記パターンジェネレータと
前記パターンテーブル選択手段へ出力するよう指示を出
し、 前記ビデオデータを入力した前記パターンテーブル選択
手段は、このビデオデータの保持するパターンテーブル
選択情報にもとづき、前記パターンテーブル記憶手段の
対応するパターンテーブルを選択し、 この選択されたパターンテーブルと前記ビデオデータを
入力した前記パターンジェネレータは、このビデオデー
タの保持する階調情報にもとづき、前記選択されたパタ
ーンテーブルの一致する階調値のドットパターンを選択
して、 この選択されたドットパターンを前記制御手段の指示に
より、前記第2のラインバッファヘ入力すること、 を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 階調情報を含むビデオデータの複数ライ
ン分を入力する第1のラインバッファと、パターンジェ
ネレータと、パターンテーブル記憶手段と、パターンテ
ーブル選択手段と、網点パターン検出手段と、1ライン
分のドットデータを入力してヘッド部へ転送する第2の
ラインバッファと、制御手段とを備える画像形成装置に
おいて、 前記制御手段は、前記第1のラインバッファに記憶され
ている前記複数ライン分のビデオデータを前記パターン
ジェネレータと前記パターンテーブル選択手段と前記網
点パターン検出手段へ出力するよう指示を出し、 前記複数ライン分のビデオデータを入力した前記網点パ
ターン検出手段は、この複数ライン分のビデオデータ中
に、この網点パターン検出手段が保持する網点パターン
のいずれかに一致する網点パターンがあるかどうか示す
網点情報を、前記パターンジェネレータへ入力し、 この網点情報を入力した前記パターンジェネレータは、
前記制御手段の指示により、この網点情報にもとづき、
対応するパターンテーブルを選択するよう前記パターン
テーブル選択手段に指示を出し、 この指示を出された前記パターンテーブル選択手段は、
この対応するパターンテーブルを前記網点情報にもとづ
き、前記パターンテーブル記憶手段から選択して、 前記パターンジェネレータはこの選択されたパターンテ
ーブルから前記網点情報に対応するドットパターンを選
択して、前記第2のラインバッファヘ出力すること、 を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 階調情報を含むビデオデータの複数ライ
ン分を入力する第1のラインバッファと、パターンジェ
ネレータと、パターンテーブル記憶手段と、パターンテ
ーブル選択手段と、境界検出手段と、1ライン分のドッ
トデータを入力してヘッド部へ転送する第2のラインバ
ッファと、制御手段とを備える画像形成装置において、 前記制御手段は、前記第1のラインバッファに記憶され
ている前記複数ライン分のビデオデータを前記パターン
ジェネレータと前記パターンテーブル選択手段と前記境
界検出手段へ出力するよう指示を出し、 前記複数ライン分のビデオデータを入力した前記境界検
出手段は、この複数ライン分のビデオデータ中に、この
境界検出手段が保持する境界パターンのいずれかに一致
する境界パターンがあるかどうか示すを補正情報を、前
記パターンジェネレータへ入力し、 この補正情報を入力した前記パターンジェネレータは、
前記制御手段の指示により、この補正情報にもとづき、
対応するパターンテーブルを選択するよう前記パターン
テーブル選択手段に指示を出し、 この指示を出された前記パターンテーブル選択手段は、
この対応するパターンテーブルを前記補正情報にもとづ
き、前記パターンテーブル記憶手段から選択して、 前記パターンジェネレータはこの選択されたパターンテ
ーブルから前記補正情報に対応するドットパターンを選
択して、前記第2のラインバッファヘ出力すること、 を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402731A JP2002200789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402731A JP2002200789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002200789A true JP2002200789A (ja) | 2002-07-16 |
Family
ID=18866972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000402731A Pending JP2002200789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002200789A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004364008A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Fujitsu Ltd | 画像形成方法 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000402731A patent/JP2002200789A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004364008A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Fujitsu Ltd | 画像形成方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090512 |