JP2002200571A - 引き離し装置 - Google Patents

引き離し装置

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JP2002200571A
JP2002200571A JP2000398510A JP2000398510A JP2002200571A JP 2002200571 A JP2002200571 A JP 2002200571A JP 2000398510 A JP2000398510 A JP 2000398510A JP 2000398510 A JP2000398510 A JP 2000398510A JP 2002200571 A JP2002200571 A JP 2002200571A
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frame
screw rod
gear
screw
driven gear
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Kazumasa Shimomoto
和正 下本
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二方向に回動操作部を備えた引き離し装置の
提供。 【解決手段】 一方の部材を係止する係止手段と他方の
部材を前記一方の部材から分離する方向に圧力を加える
ネジ棒を備えた加圧手段とを有する引き離し装置におい
て、前記加圧手段は、ネジ棒が進退自在に貫通されるネ
ジ孔を軸部に有し外周に歯部が形成された従動歯車と、
前記従動歯車の歯部と噛合する駆動歯車と、前記駆動歯
車の回動操作部を前記ネジ棒の側面側に配置したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギヤプーラと称さ
れる引き離し装置に関するものであって、引き離し可能
に組み合わされている二部材に対し、その一方の部材を
係止させた状態下で、他方の部材にネジ棒を介して引き
離し方向の圧力を加えて、両部材を分離させる装置であ
る。この装置は、例えば、シャフトに嵌合されたベアリ
ングを引き抜く工具として用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来の装置及び用法を、シャフトに嵌合
されたベアリングを引き抜く作業を示す図3に基づいて
説明する。図中の符号の1はシャフトであり、2はシャ
フト1に嵌合されたベアリングである。図示の従来装置
10は、一方の部材であるベアリング2を係止状態に保
持する係止手段11と、係止状態に保持されたベアリン
グ2に対して引き離し方向(図中右向き矢印)の圧力を
シャフト1に加える加圧手段21とを有している。
【0003】加圧手段21は、シャフト1の端面に対し
て、ねじりによって生ずる圧力を加えるネジ棒22と、
当該ネジ棒22を進退自在に螺合して貫通させるネジ孔
27を有する支承部材23と、この支承部材23を、上
記の係止手段11を構成する一対の鉤部12,12のそ
れぞれとリンク部材24,24を介して連結されてい
る。
【0004】シャフト1は、上記のネジ棒22の軸線と
一致する方向に、係止手段11の鉤部12,12で係止
保持されている。従って、ネジ棒22のネジ頭側に、例
えば六角形状のボルト頭のように形成された回動操作部
25を、スパナ26等の工具でねじ回すことにより、相
対的に固定されたベアリング2に対して、シャフト1が
当該ベアリング2から押し抜ぬかれる方向(図示の矢印
方向)へと前進する。即ち、事実上は、図示の矢印方向
とは逆に、不動状態のシャフト1からベアリング2が引
き離される方向への圧力が作用して、ベアリング2が引
き抜かれることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来装
置では、回動操作部がネジ棒22のネジ頭25側、即ち
ネジ棒22の軸線の延長線上側にしかないので、シャフ
ト1とベアリング2のような分離対象の目的部材が置か
れている周辺環境の如何によっては、例えば、ネジ棒2
2のネジ頭25側に、壁や柱等の建物構造物や容易には
動かし得ない装置や機器類(以下、障害物という)が存
在すると、操作不能に陥っていた。本発明は、かかる解
題を解消し、加圧手段(具体的には上記例でのネジ棒2
2)をその側面側からも操作できる引き離し装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一方
の部材を係止する係止手段と他方の部材を前記一方の部
材から分離する方向に圧力を加えるネジ棒を備えた加圧
手段とを有する引き離し装置において、前記加圧手段
は、ネジ棒が進退自在に貫通されるネジ孔を軸部に有し
外周に歯部が形成された従動歯車と、前記従動歯車の歯
部と噛合する駆動歯車と、前記駆動歯車の回動操作部を
前記ネジ棒の側面側に配置したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の引き
離し装置において、ネジ棒はネジ頭に回動操作部を有す
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の引き離し装置において、加圧手段は、ネジ棒と
従動歯車と駆動歯車と駆動歯車の回動操作部とが、係止
手段とは別体に形成されたフレームに配設され、当該フ
レームを介して前記係止手段に着脱自在に構成したこと
を特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の引き
離し装置において、フレームを枠形に形成し、ネジ棒を
前記フレームの相対する2箇所に貫通させて保持し、前
記枠形内に従動歯車と駆動歯車とを配置すると共に、駆
動歯車の回動操作部を、延在する前記ネジ棒の側方位置
のフレーム部分から枠外に操作可能に突出させたことを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明を実
施の形態1を示す図1乃至図2に基づいて説明する。図
1は平面図、図2は加圧手段の平面図である。尚、図1
乃至図2において、図3と同一の符号は実質的に同一の
内容のものである。
【0011】図1において、係止手段11は、引き離し
可能に嵌合された二部材の一方の部材としてのヘアリン
グ2を一対の相対に配置された鉤部12、12で挟持し
て係止している。前記ベアリング2が嵌め込まれた他方
の部材としてのシャフト1の一方端側(図上左側)に
は、ベアリング2からシャフト1が分離する方向へのね
じりによる圧力を加えるネジ棒22を有する加圧手段3
0が、上記係止手段11に連結用のリンク部材24,2
4を介して、着脱自在に配置されている。
【0012】加圧手段30は、外周に歯部が形成された
従動歯車としての両面笠歯車31と当該両面笠歯車31
の歯部に噛合して駆動する駆動歯車としての笠歯車32
とを備えている。両面笠歯車31は、その軸部に、ネジ
棒22が螺合して貫通するネジ孔32が形成されてお
り、両面笠歯車31が正或いは逆に回動されることに応
じてネジ部22が前進或いは後退する。
【0013】従って、上記の両面笠歯車31は、このネ
ジ棒22に対して、定位置において回動自在ではあるが
定位置からは不動(固定)な状態とする必要が有る。こ
のため、両面笠歯車31は、ネジ棒22が螺合している
支承部材23を四角形の枠形を構成する一辺として含む
フレーム40に固定されている。即ち、このフレーム4
0に固定された二組の互いに隣り合う一対の固定用笠歯
車41,42と今一つの固定用笠歯車41,42とを介
して、両面笠歯車31の歯部を挟持するように噛合させ
ることで、不動に保持している。
【0014】この形態では、駆動歯車としての笠歯車3
2は、上記の固定用笠歯車41、42の内の任意の一つ
の笠歯車42で兼用させている。兼用されている笠歯車
32(42)は、その回動操作部33としての回動軸
が、フレーム40を貫通して枠外に突出させ、上記ネジ
棒22の側面側、即ちネジ棒22の延在方向と直交する
方向がら回動操作可能に構成されている。
【0015】上記の加圧手段30は、その構成要素であ
る、駆動歯車としての笠歯車32や、従動歯車31や、
この従動歯車31の回動に応じて前進或るいは後退する
ネジ棒22等が、四角形の枠形をした係止手段11とは
別体のフレーム40に一体的に組付けられて、ユニット
化されているため、リンク部材24、24を介して係止
手段11に対して組付け或いは取り外しが自在である。
この場合、係合手段11に連結されたリンク部材24,
24の他端側と、フレーム40の所要部分(23)とを
連結することで、係止手段11と分離自在に一体化され
る。
【0016】この実施の形態によれば、ネジ棒22を前
進或いは後退させる回動操作部が、ネジ棒22の軸方向
である頭部側に位置する回動操作部25と、ネジ棒22
の側方に位置する駆動歯車32の回動操作部33との、
二方向に配置されているので、何れか一方の回動操作部
が障害物などによって使用不能の場合でも、他方の操作
部を使用することによって、装置を操作することができ
る。
【0017】又、加圧手段30を係止手段11に対して
組付け取り外し自在なユニットとして構成してあるの
で、従来の引き離し装置の加圧手段部分と比較的容易に
交換することができ、従来装置の使用効率を高めること
ができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、加圧手段の回
動操作部をネジ棒の延在方向と直交する側から回動操作
可能な装置を提供できる。
【0019】請求項2乃至請求項4の各発明によれば、
何れも、加圧手段の回動操作部が二方向に配置されてい
るので、何れか一方の回動操作部が障害物などによって
使用不能の場合でも、他方の回動操作部を使用すること
によって、装置を操作することができる。
【0020】又、請求項3乃至請求項4の各発明によれ
ば、何れも、加圧手段が係止手段に対して組付け取り外
し自在にユニット化されているので、従来の引き離し装
置の加圧手段部分と比較的容易に交換することができ、
在来装置の使用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す平面図である。
【図2】 加圧手段の平面図である。
【図3】 従来装置の平面図である。
【符号の説明】
10 引き離し装置、11 係止手段、12 鉤部、2
2 ネジ棒、25 回動操作部(ネジ棒)、30 加圧
手段、31 両面笠歯車(従動歯車)、32 笠歯車(駆
動歯車)、33 回動操作部(笠歯車)、40 フレー
ム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材を係止する係止手段と他方の
    部材を前記一方の部材から分離する方向に圧力を加える
    ネジ棒を備えた加圧手段とを有する引き離し装置におい
    て、 前記加圧手段は、ネジ棒が進退自在に貫通されるネジ孔
    を軸部に有し外周に歯部が形成された従動歯車と、前記
    従動歯車の歯部と噛合する駆動歯車と、前記駆動歯車の
    回動操作部を前記ネジ棒の側面側に配置したことを特徴
    とする引き離し装置。
  2. 【請求項2】 ネジ棒はネジ頭に回動操作部を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の引き離し装置。
  3. 【請求項3】 加圧手段は、ネジ棒と従動歯車と駆動歯
    車と駆動歯車の回動操作部とが、係止手段とは別体に形
    成されたフレームに配設され、当該フレームを介して前
    記係止手段に着脱自在に構成したことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の引き離し装置。
  4. 【請求項4】 フレームを枠形に形成し、ネジ棒を前記
    フレームの相対する2箇所に貫通させて保持し、前記枠
    形内に従動歯車と駆動歯車とを配置すると共に、駆動歯
    車の回動操作部を、延在する前記ネジ棒の側方位置のフ
    レーム部分から枠外に操作可能に突出させたことを特徴
    とする請求項3に記載の引き離し装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101856787A (zh) * 2010-06-09 2010-10-13 五力机电科技(昆山)有限公司 陶瓷管顶出机
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WO2016149852A1 (zh) * 2015-03-20 2016-09-29 台州鑫铭工具有限公司 新型多功能省力拉马

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