JP2002199834A - 燻煙発生装置、それを用いた燻煙方法、及び防虫方法 - Google Patents

燻煙発生装置、それを用いた燻煙方法、及び防虫方法

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JP2002199834A
JP2002199834A JP2001321362A JP2001321362A JP2002199834A JP 2002199834 A JP2002199834 A JP 2002199834A JP 2001321362 A JP2001321362 A JP 2001321362A JP 2001321362 A JP2001321362 A JP 2001321362A JP 2002199834 A JP2002199834 A JP 2002199834A
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smoking
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Kei Yui
慶 由井
Eriko Ogasawara
恵里子 小笠原
Hideko Aoki
英子 青木
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燻煙時の発熱が外部に伝わりにく
く、特に容器の底面の温度上昇が抑制され、燻煙時に灰
皿の上で使用する等の措置を講ずる必要がなく、床材等
の上に置いてもこれを変質させるようなことのない、利
便性の高い燻煙発生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、上部に開口した燻煙剤組成物
収納容器部と該容器部の側面から底面を囲むように配置
された外装容器部とからなり、該燻煙剤組成物収納容器
部の上端と該外装容器部の上端が連結した構造となって
おり、該燻煙剤組成物収納容器部の上部には燻煙を開始
させる点火具を保持するとともに燻煙時に発生する煙を
外部に噴出する噴煙孔を有する噴煙板が装着されてお
り、該外装容器部の底部には底面部材が取り付けられた
燻煙発生装置であって、該有底外装容器部の底面温度が
燻煙時において80℃以下になるように設計されてなる
燻煙発生装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺虫剤等の熱揮散
性薬剤と、例えばニトロセルロースやアゾジカルボンア
ミド等のガス発生剤を含んでなる燻煙剤組成物を容器に
充填し、使用時に容器上部に装着された噴煙板に保持さ
れた、塩素酸カリウム等の燃焼剤を含んでなる点火具に
着火して、燃焼剤を燃焼させることにより燻煙剤組成物
を加熱し、熱揮散性薬剤を煙として大気中に放出させ
て、蚊、蠅、ゴキブリ、ダニ等の害虫を駆除せんとする
燻煙発生装置と、それを用いた燻煙方法及び殺虫方法、
並びにその装置からなる燻煙殺虫剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燻煙発生装置においては、燻煙時
の発熱が外部に伝わりにくいように、特に容器の底面の
温度上昇を抑制し、床材等の変質が起こらないようにす
る方法として、実開昭57−59579号公報に示すよ
うな二重容器構造とすることが知られている。しかしな
がら、二重容器構造としても、燻煙剤組成物収納容器部
底面からの輻射熱により外装容器部底面が加熱され、底
面温度上昇の抑制が不十分なケースも認められ、実用的
な耐熱性が得られなかったり、輸送時の落下や振動等の
衝撃に対する耐久性や使用後の廃棄物処理、さらには燻
煙剤組成物の品質維持の観点からの検討は不十分であっ
た。これらの容器においては、燻煙剤組成物収納容器部
は300℃近い高温となるために金属製の材料を用い、
外装容器部は熱伝達を抑制するため、合成樹脂製とする
のが一般的である。かかる状況において、廃棄物処理の
容易さやリサイクルを鑑みた発明もなされている(特開
平11−266767号公報、特開平11−26676
8号公報)が、更に一歩進んで、最近では、廃棄物処理
の容易さやリサイクル性により優れ、またプラスチック
の使用量を低減させることにより包装部材を削減した燻
煙発生装置が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した如き現状に鑑
み、本発明は、燻煙時の発熱が外部に伝わりにくく、特
に容器の底面の温度上昇が抑制され、燻煙時に灰皿の上
で使用する等の措置を講ずる必要がなく、床材等の上に
置いてもこれを変質させるようなことのない、利便性の
高い燻煙発生装置を提供することを目的とする。また、
併せて、輸送時の落下や振動等の衝撃に対して耐久性を
確保すると共に、廃棄物処理の容易さやリサイクル性に
優れ、また、プラスチックの使用量を低減させることに
より包装部材を削減した燻煙発生装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に開口し
た燻煙剤組成物収納容器部と該容器部の側面から底面を
囲むように配置された外装容器部とからなり、該燻煙剤
組成物収納容器部の上端と該外装容器部の上端が連結し
た構造となっており、該燻煙剤組成物収納容器部の上部
には燻煙を開始させる点火具を保持するとともに燻煙時
に発生する煙を外部に噴出する噴煙孔を有する噴煙板が
装着されており、該外装容器部の底部には底面部材が取
り付けられた燻煙発生装置であって、該有底外装容器部
の底面温度が燻煙時において80℃以下になるように設
計されてなる燻煙発生装置、より具体的には、燻煙剤組
成物収納容器部の底面から有底外装容器部の底面までの
距離が8mm以上であり、かつ該燻煙剤組成物収納容器
部の側面から該有底外装容器の側面までの距離が2mm
以上であるように設計されてなる燻煙発生装置と、それ
を用いた燻煙方法及び殺虫方法、並びにその装置からな
る燻煙殺虫剤に関する。
【0005】本発明者らは、燻煙時の発熱が外部に伝わ
りにくく、特に容器の底面の温度上昇が抑制され、燻煙
時に灰皿の上で使用する等の措置を講ずる必要がなく、
床材等の上に置いてもこれを変質させることのない燻煙
発生装置を求めて鋭意研究の途上、燻煙剤組成物収納容
器部と有底外装容器部からなる自体公知の燻煙発生装置
において、有底外装容器部の底面温度が燻煙時において
80℃以下になるように設計がなされれば、該目的を達
成しうるとの確信を得、更に研究を重ねた結果、燻煙剤
組成物収納容器部の底面から有底外装容器部の底面まで
の距離を8mm以上、好ましくは10〜20mmとし、
更に、燻煙剤組成物収納容器部側面から有底外容器部側
面までの距離を2mm以上、好ましくは4mm以上とす
ることにより、特に燻煙時の該容器部底面の温度上昇を
抑制し、灰皿の上で使用する等の措置が不要な利便性の
高い、更には、誤使用等での接触に対する安全性も確保
された、燻煙発生装置とすることが可能となることを見
出し本発明を完成するに到った。
【0006】本発明の燻煙発生装置は、上部に開口した
燻煙剤組成物収納容器部と、該容器部の側面から底面を
囲むように配置された外装容器部とからなり、該燻煙剤
組成物収納容器部の上端と該外装容器部の上端が連結し
た構造となっており、該燻煙剤組成物収納容器部の上部
には燻煙を開始させる点火具を保持するとともに燻煙時
に発生する煙を外部に噴出する噴煙孔を有する噴煙板が
装着されており、該外装容器部の底部には底面部材が取
り付けられた燻煙発生装置であり、本燻煙発生装置を構
成する各部の詳細については以下に述べる通りである。
燻煙剤組成物収納容器部及び外装容器部は、特に限定さ
れるものではないが、共に円筒状であることが好まし
い。燻煙剤組成物収納容器部の底面は、燻煙剤組成物の
充填、加熱の安定化、燻煙剤組成物収納容器部の底面か
ら有底外装容器部の底面への輻射熱を減少させる観点か
ら略球面状が好ましいが、平面、曲面、凹凸面等でも構
わない。同様な観点から、燻煙剤組成物収納容器部の開
口面積が外装容器部上端の断面積1に対して、0.8以
下とすることも効果的である。また、これらの措置を適
宜組み合わせることにより、外装容器部底面温度が燻煙
剤使用時において常に80℃以下となるようにすること
がより確実となり、燻煙時に灰皿の上で使用する等の措
置が不要な利便性の高い燻煙発生装置とすることができ
る。なお、外装容器部の底面は、平面、曲面、凹凸の設
置等何れも可能であるが、通常は平面である。
【0007】更にまた、該燻煙発生装置上部に、上から
覆い被さる形の蓋を装着し、燻煙時にこれを燻煙発生装
置の台として用いて燻煙を発生させることにより、床面
の接触温度を一層低下させることが可能となり、本発明
の目的を更に効果的に達成することが出来る。
【0008】本発明の燻煙発生装置に使用される材料の
材質としては、耐熱性、熱伝導性の観点から、燻煙剤組
成物収納容器部は金属、合成樹脂が良好なものとして挙
げられるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
また、外装容器部底面部材に合成樹脂を用いればより効
率的な昇温抑制効果が得られるが、一方で、使用後の廃
棄物処理の容易さやリサイクルを考慮すると、材質は同
一材質、中でも耐熱性の観点から金属製であることが好
ましく、状況に応じて適切な材料を選ぶこととなる。
【0009】燻煙剤組成物収納容器部の上端と外装容器
部の上端を連結した構造とすることにより、輸送時の落
下や振動等の衝撃により、燻煙剤組成物収納容器部の位
置がずれたり、外れたりするようなことがなくなり、外
装容器部の形状を簡略化することも可能となる。連結方
法としては部材を巻締めしたり、プレスによる装着も可
能であるが、一体加工成型品を用いれば、包装部材を削
減することができ、工程数や製造コストの低減を図れ
る。中でも樹脂ラミネート鋼板を用いたものは一体加工
成形性が良いので好ましい。
【0010】更に、燻煙剤組成物収納容器に収納された
燻煙剤組成物中に水分やガスが浸透するのを抑制して品
質維持を図るという点からも、また、流出防止等の面か
らも、燻煙発生装置の上部、就中、燻煙剤組成物収納容
器の上端部分がフィルム素材によりシールされているこ
とが望ましく、その上部(装置全体の上部)に更に蓋を
装着することがより望ましい。なお、蓋を装着した場合
には、燻煙時に蓋を台として用いることにより、床面の
接触温度を一層低下させることが出来るのでより好まし
いということは先に述べた通りである。
【0011】噴煙板としては、点火具を容易に且つ安定
に保持し得るものであって、発生した燻煙を噴出させる
に充分な噴出孔を有するもので有れば、何れの構造のも
のでも良く、また、装着方法もどのような装着方法で装
着させるものでも良いが、好ましい構造としては、点火
具が二重構造を有する噴煙板をもって保持されたものが
挙げられ、好ましい装着方法としては、装着上の容易性
から圧挿入する方法が挙げられる。噴煙孔の形状は円
形、楕円形、長円系、菱形、長方形、正方形その他何れ
の形状のものでも良く、またその大きさも常識の範囲内
であればどのような大きさのものでも良い。なお、点火
具が二重構造を有する噴煙板をもって保持されている場
合、下の板には通常無数の小孔が穿たれており、上の板
には通常円周に沿って4〜8個くらいの長円形の孔が穿
たれているが、特にこれに拘束されるものではない。点
火具としては、通常、例えば珪素鉄と酸化鉄、酸化銅と
云った金属酸化物等の発熱剤を含んでなるものが用いら
れる。点火具の頭部として着火部を設けることもでき
る。さらに、着火部としては、マッチ頭薬などの容易に
着火可能なものであれば、特に制限はない。着火部とし
て、マッチ頭薬を有する着火具の場合、マッチ側薬(ス
リ板)を備えたスライド部材で該着火部を摩擦すること
により着火するような装置等を設置することもできる。
マッチ側薬(スリ板)は、蓋や包装容器などの任意の位
置に設けることができる。
【0012】本発明の燻煙発生装置は、燻煙剤組成物収
納容器部の上端と外装容器部の上端が連結した構造とな
っているが、燻煙剤組成物収納容器部と外装容器部との
間の空隙はいずれかの部位にて外部と繋がっていること
が好ましいので、通常、該連結部には通気口が設置され
ている。当該個所に通気口を設置することは熱放射並び
に加工適性上極めて適切であると考えられる。なお、必
要であれば、内容器部と外容器部との間の空隙に、無機
鉱物質、水、断熱材等を充填し、断熱効果を高めること
も可能である。
【0013】本発明の燻煙発生装置の一例を図1に示
す。本発明の燻煙発生装置1は、燻煙剤組成物収納容器
部2と、外装容器部4と、点火具11を保持した噴煙板
6と、装置全体の蓋9(なお、通常、蓋9の下部、燻煙
発生装置1の上端部分、就中、燻煙剤組成物収納容器部
の上端部分はフィルム素材によりシールされている。)
とから成り、樹脂ラミネート鋼板から成る燻煙剤組成物
収納容器部2と外装容器部4は連結部5により一体化さ
れている。なお、連結部5には通気口として小孔が開け
られている。燻煙剤組成物収納容器部2の底面3(この
図では球面状になっているが、平面でも可)から外装容
器部4の底面までの距離Lは8mm以上であり、燻煙
剤組成物収納容器部2の側面から外装容器部4の側面ま
での距離Lは2mm以上となっている。噴煙板6は上
板7と下板8から成り、上板には円周に沿って長円形状
の孔が4個、また下板には無数の小孔が穿たれている。
装置上部の蓋9を外して燻煙発生装置の台とし、装置上
端部のシールを外した後、噴煙板に保持されている点火
具の頭部10に着火すると、点火具全体11が加熱さ
れ、それに伴って燻煙剤組成物収納容器部内の燻煙剤組
成物12も加熱されて燻煙が発生する。参考までに蓋9
を外して燻煙発生装置の台とした場合の例を図2に示
す。
【0014】図1に示される如き燻煙発生装置を使用
し、点火具に着火して燻煙を発生させたときの燻煙剤組
成物収納容器(内容器)底面から外装容器底面までの距
離Lと外装容器底面の温度(最高温度)との関係を以
下の表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1から明らかなように、内容器底面から
外装容器底面までの距離が8mm以上になると外装容器
の底面温度は80℃以下となることが判る。
【0017】本発明の燻煙発生装置の燻煙剤組成物収納
容器部に収納される燻煙剤組成物としては、例えば殺虫
剤及びガス発生剤からなるものが挙げられる。本発明に
おける殺虫剤としては、殺虫剤のみならず防虫、殺ダ
ニ、殺菌、殺黴剤などの有害生物を防除又は駆除するも
のをいう。例えば、ペルメトリン、フェノトリン、ピレ
トリン、シフェノトリン、レスメトリン、プラレスリン
などのピレスロイド系殺虫剤、フェニトロチオン、フェ
ンチオン、ダイアジノン、DDVPなどの有機リン系殺
虫剤、メトキサジアゾン、プロポクスルなどのカーバメ
ート系殺虫剤、トリアジンなどの殺菌剤などが挙げられ
る。また、共力剤として、ピペロニルブトキサイド、S
−421、サイネピリン500、MGK264、安息香
酸ベンジル、チオシアノ酢酸イソボニル等が挙げられ
る。更に、ガス発生剤としては、ニトロセルロース、硝
酸アンモニウムを始めとして、アゾジカルボンアミドな
どのアゾ系化合物等が挙げられる。該燻煙剤組成物に
は、さらに必要に応じて各種の添加剤を配合することも
できる。
【0018】本発明の殺虫方法は、上記した如き本発明
に係る殺虫剤を含んでなる本発明の燻煙発生装置を用
い、燻煙剤組成物収納容器部の上部に装着された噴煙板
に保持された、塩素酸カリウム等の燃焼剤を含んでなる
点火具に着火して、燃焼剤を燃焼させることにより燻煙
剤組成物を加熱し、燻煙を発生させることからなる。ま
た、本発明の燻煙殺虫剤は、上記した如き本発明に係る
殺虫剤を含んでなる本発明の燻煙発生装置からなるもの
である。
【0019】
【発明の効果】本発明の燻煙発生装置は、有底外装容器
部の底面温度が燻煙時において80℃以下になるように
設計がなされており、燻煙剤組成物収納容器部の底面か
ら有底外装容器部の底面までの距離が8mm以上、燻煙
剤組成物収納容器部側面から有底外容器部側面までの距
離が2mm以上となっているので、燻煙時の発熱が外部
に伝わりにくく、特に容器の底面の温度上昇が抑制さ
れ、燻煙時に灰皿の上で使用する等の措置を講ずる必要
がなく、床材等の上に置いてもこれを変質させるような
ことのない、利便性の高い、更には、誤使用等での接触
に対する安全性も確保された燻煙発生装置である点、ま
た、燻煙剤組成物収納容器部の上端と外装容器部の上端
を連結した構造としたことにより、輸送時の落下や振動
等の衝撃に対して耐久性を確保すると共に、燻煙剤組成
物収納容器部及び外装容器部底面部材の材質を同一材
質、就中、金属製とすることにより、廃棄物処理の容易
さやリサイクル性に優れ、また、プラスチックの使用量
も低減出来ることから、包装部材を削減した燻煙発生装
置を提供することが可能となる点、等に顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の燻煙発生装置の一例を示す。
【図2】図2は、蓋を外して燻煙発生装置の台とした場
合の本発明の燻煙発生装置の例を示す。
【符号の説明】
1 燻煙発生装置 2 燻煙剤組成物収納容器部 3 燻煙剤組成物収納容器部の底面 4 外装容器部 5 連結部 6 噴煙板 7 噴煙板の上板 8 噴煙板の下板 9 燻煙発生装置の蓋 10 点火具の頭部 11 点火具 12 燻煙剤組成物
フロントページの続き (72)発明者 青木 英子 東京都豊島区高田3丁目41番8号 中外製 薬株式会社内 Fターム(参考) 2B121 AA13 AA14 AA17 CA08 CA21 CA31 CA34 CA66 CC02 CC25 EA01 FA01 FA15 4H011 AA01 AA03 AC01 AC04 AC05 BA01 BB09 BB13 BB15 BB17 BC06 BC08 BC09 BC18 BC19 DH10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口した燻煙剤組成物収納容器部
    と、該容器部の側面から底面を囲むように配置された外
    装容器部とからなり、該燻煙剤組成物収納容器部の上端
    と該外装容器部の上端が連結した構造となっており、該
    燻煙剤組成物収納容器部の上部には燻煙を開始させる点
    火具を保持するとともに燻煙時に発生する煙を外部に噴
    出する噴煙孔を有する噴煙板が装着されており、該外装
    容器部の底部には底面部材が取り付けられた燻煙発生装
    置であって、該有底外装容器部の底面温度が燻煙時にお
    いて80℃以下になるように設計されてなる燻煙発生装
    置。
  2. 【請求項2】 燻煙剤組成物収納容器部及び外装容器部
    が共に円筒状である請求項1に記載の燻煙発生装置。
  3. 【請求項3】 燻煙剤組成物収納容器部の底面から有底
    外装容器部の底面までの距離が8mm以上であり、かつ
    該燻煙剤組成物収納容器部の側面から該有底外装容器の
    側面までの距離が2mm以上であるように設計されてな
    る請求項1又は2に記載の燻煙発生装置。
  4. 【請求項4】 燻煙剤組成物収納容器部の底面から有底
    外装容器部の底面までの距離が10〜20mmに設計さ
    れてなる請求項3に記載の燻煙発生装置
  5. 【請求項5】 燻煙剤組成物収納容器部の側面から有底
    外装容器の側面までの距離が4mm以上に設計されてな
    る請求項3又は4に記載の燻煙発生装置。
  6. 【請求項6】 燻煙剤組成物収納容器部の底面が球面状
    に設計されてなる請求項2〜5の何れかに記載の燻煙発
    生装置。
  7. 【請求項7】 燻煙剤組成物収納容器部の開口面積が外
    装容器部上端の断面積1に対して、0.8以下である請
    求項1〜6の何れかに記載の燻煙発生装置。
  8. 【請求項8】 燻煙剤組成物収納容器部の上端部分がフ
    ィルム素材によりシールされた請求項1〜7の何れかに
    記載の燻煙発生装置。
  9. 【請求項9】 装置上部に蓋を装着してなる請求項1〜
    8の何れかに記載の燻煙発生装置。
  10. 【請求項10】 燻煙剤組成物収納容器部に燃焼剤と殺
    虫剤を含有する燻煙剤組成物が収納されてなる請求項1
    〜9に記載の燻煙発生装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載の燻煙
    発生装置を用いて燻煙を発生させることを特徴とする燻
    煙方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の燻煙発生装置を用
    い、装置上部の蓋を燻煙時に燻煙発生装置の台として用
    いて燻煙を発生させることを特徴とする燻煙方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の燻煙発生装置を用
    い、燻煙剤組成物収納容器部の上部に装着された噴煙板
    に保持された点火具に着火して、燃焼剤を燃焼させるこ
    とにより燻煙剤組成物を加熱し、燻煙を発生させること
    からなる殺虫方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の燻煙発生装置から
    なる燻煙殺虫剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102187854A (zh) * 2010-02-26 2011-09-21 狮王株式会社 直接加热式熏烟装置
JP2011193874A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Lion Corp 直接加熱式の燻煙装置
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KR102438073B1 (ko) * 2021-12-03 2022-08-30 한국씨앤오테크 주식회사 투척형 훈연제 용기

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