JP2002199789A - 交流電動機の制御装置 - Google Patents
交流電動機の制御装置Info
- Publication number
- JP2002199789A JP2002199789A JP2000400645A JP2000400645A JP2002199789A JP 2002199789 A JP2002199789 A JP 2002199789A JP 2000400645 A JP2000400645 A JP 2000400645A JP 2000400645 A JP2000400645 A JP 2000400645A JP 2002199789 A JP2002199789 A JP 2002199789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analog
- motor
- frequency
- voltage
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
従って運転しているときに、これらの信号が喪失するこ
とで生じる問題を容易に回避する交流電動機の制御装置
を提供する。 【解決手段】 交流電動機3の運転周波数をアナログ指
令信号として設定する周波数設定器4と、周波数設定器
4から電圧形インバータ2に指令されるアナログ指令信
号を予め設定されたアナログ信号判別レベルと比較する
比較器11と、比較器11での比較結果に基づいて交流
電動機3の運転周波数の設定状態を監視するモニタ回路
12とから構成される。ここでは、アナログ指令信号の
喪失を外部に知らせ、運転の継続が可能になる。
Description
タにより駆動される交流電動機の制御装置に関し、特
に、アナログ指令信号の喪失を外部に知らせることで、
運転の継続を可能にするものに関する。
ムの駆動機構に組み込まれる電圧形インバータには、そ
の機能の高度化が要求される。たとえば、電圧形インバ
ータを制御して交流電動機を可変速駆動する機械システ
ムでは、インバータや交流電動機の駆動部には異常がな
くても、電圧形インバータに運転周波数を指令する信号
として供給されているアナログ電圧信号、又はアナログ
電流信号が喪失しただけで、交流電動機を停止するよう
に構成して、安全を確保していた。
可動部に設けたリミッタ装置、或いは何らかの検出装置
からその運転状態が知られるだけであって、電圧形イン
バータではアナログ指令信号が喪失しても、そのことを
知る手段が設けられていなかったため、インバータ自体
や交流電動機の駆動部が故障した場合のシステム異常と
区別することなく、機械システムの運転が一律に停止す
るように構成されていた。
タにより駆動される交流電動機の制御装置では、電圧形
インバータ自体、或いは交流電動機の駆動部には異常が
なくても、アナログ指令信号が喪失しただけで、機械シ
ステムを停止しなければならない。したがって、自動化
された機械システムの操業効率が悪くなるという問題が
あった。
はアナログ電流信号に従って運転しているときに、これ
らの信号が喪失することで生じる問題を容易に回避する
交流電動機の制御装置を提供することにある。
に、電圧形インバータにより駆動される交流電動機の制
御装置が提供される。この交流電動機の制御装置は、前
記交流電動機の運転周波数をアナログ指令信号として設
定する周波数設定手段と、前記周波数設定手段から前記
電圧形インバータに指令されるアナログ指令信号を予め
設定されたアナログ信号判別レベルと比較する比較手段
と、前記比較手段での比較結果に基づいて前記交流電動
機の運転周波数の設定状態を監視するモニタ手段とから
構成される。この交流電動機の制御装置では、アナログ
指令信号の喪失を外部に知らせ、運転の継続が可能にな
る。
いて、図面を参照して説明する。 (第一の実施形態)図1は、この発明の第一の実施形態
を示すブロック図である。
源、2は半導体電力変換回路などで構成される電圧形イ
ンバータ、3は電圧形インバータ2によって所定の速度
で運転される交流電動機である。
周波数をアナログ電圧値(周波数設定値fs)として出
力する周波数設定器である。この周波数設定器4の出力
をアナログ電圧ではなく、アナログ電流信号として与え
ることも可能である。
間で周波数指令値f*を演算する。この加減速演算器5
では、予め設定しておいた加速、及び減速時間の設定値
に基づいて、アナログ電圧値に対応する周波数指令値f
*が決定される。
換器という。)である。このF/V変換器6では、入力
された周波数指令値f*を電圧指令値v*に変換して、
電圧形インバータ2に出力する。電圧形インバータ2で
は、交流電動機3を駆動するための出力周波数と出力電
圧が決定される。
加減速演算器5に指令される周波数設定値fsのアナロ
グ電圧レベルと、予め設定されたアナログ信号判別レベ
ルとの大小関係が比較される。比較結果はLED等で構
成されたモニタ回路12に出力される。このモニタ回路
12は、アナログ電圧値として与えられた周波数設定値
fsをモニタする表示器であって、たとえば断線などの
理由で比較器11へのアナログ信号が途絶えたとき、所
定のLEDが点灯する。
状態をLEDなどで表示するだけでなく、RS−485
等の通信手段を介して周波数設定状態信号を上位のコン
トローラに出力している。そのため、周波数設定器4を
インバータと接続する配線の断線等でアナログ信号が途
絶えた場合に、機械システムのオペレータは確実にそれ
を知ることができ、或いは上位のコントローラでは必要
な対応措置を取ることができる。したがって、必要に応
じて直ちに交流電動機を停止し、さらに迅速に部品交換
等の適切な対処をすることによって、容易に安全が確保
できる。 (第二の実施形態)図2は、この発明の第二の実施形態
を示すブロック図である。ここでは、図1と対応する構
成部分には同じ参照符号を付けて、それらの説明を省略
する。
減速演算器5との間に設けられている。この切換器21
は、周波数設定器4の出力である設定値fs1と、予め
設定された異常時周波数設定値fs2とを、比較器11
の出力に応じて切り換えて、周波数設定値fsとして加
減速演算器5に出力するものである。
波数の設定値fs1を周波数設定器4で設定して、切換
器21を介して加減速演算器5に入力している。しか
し、断線等の理由で周波数設定器4からのアナログ信号
が途絶えた場合には、切換器21を切り換えて、異常時
周波数設定値fs2を加減速演算器5に入力し、交流電
動機3の運転周波数を指令できる。
監視していなくても、比較器11の出力に応じて切換器
21の出力(周波数設定値fs)を切り換えて、交流電
動機3の運転を継続することができる。モニタ回路12
では、周波数設定状態をLEDなどで表示するととも
に、RS−485等の通信手段を介して周波数設定状態
信号を上位のコントローラに出力しているので、必要に
応じて直ちに交流電動機を停止することもできる。 (第三の実施形態)図3は、この発明の第三の実施形態
を示すブロック図である。ここでは、図1と対応する構
成部分には同じ参照符号を付けて、それらの説明を省略
する。
プ回路である。比較器11では、周波数設定値fsと予
め設定されたアナログ信号判別レベルとの大小関係が比
較され、周波数設定値fsが小さい場合、電圧形インバ
ータ2にその運転を停止させるためのトリップ信号が出
力される。このトリップ信号は、電圧形インバータ2と
トリップ回路31に供給される。トリップ回路31では
比較器11からトリップ信号が供給されると、上位のコ
ントローラなどにアナログ信号に異常が発生したことを
知らせる。
監視していなくても、比較器11からのトリップ信号に
よって交流電動機3の運転を自動的に停止して、その安
全を確保できる。
電動機の制御装置によれば、電圧形インバータにより駆
動される交流電動機をアナログの電圧信号、又はアナロ
グの電流信号により運転しているときに、そのアナログ
信号が喪失した場合、その喪失状態をオペレータが知る
ことができる。したがって、インバータ自体や交流電動
機の駆動部が故障した場合のシステム異常と区別して、
アナログ信号の喪失を知ることによって、機械システム
の運転を一律に停止する必要がなくなる。
は、異常時用の周波数設定値を用意することで、運転を
継続できる。さらに、これらの動作を簡単なソフトウェ
アと電圧形インバータが標準的に備えている機能とで実
現できるので、安価なシステムを構成できる。
ある。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 電圧形インバータにより駆動される交流
電動機の制御装置において、 前記交流電動機の運転周波数をアナログ指令信号として
設定する周波数設定手段と、 前記周波数設定手段から電圧形インバータに指令される
アナログ指令信号を予め設定されたアナログ信号判別レ
ベルと比較する比較手段と、 前記比較手段での比較結果に基づいて前記交流電動機の
運転周波数の設定状態を監視するモニタ手段とを備える
ことを特徴とする交流電動機の制御装置。 - 【請求項2】 前記モニタ手段は、前記比較手段での比
較結果に基づいて異常信号を出力するトランジスタ回路
であることを特徴とする請求項1記載の交流電動機の制
御装置。 - 【請求項3】 電圧形インバータにより駆動される交流
電動機の制御装置において、 前記交流電動機の運転周波数をアナログ指令信号として
設定する周波数設定手段と、 前記周波数設定手段から電圧形インバータに指令される
アナログ指令信号を予め設定されたアナログ信号判別レ
ベルと比較する比較手段と、 前記アナログ指令信号が判別レベルより小さい場合に、
予め設定した異常時の周波数設定値に切り替えて運転周
波数を指令する切替設定手段とを備えることを特徴とす
る交流電動機の制御装置。 - 【請求項4】 電圧形インバータにより駆動される交流
電動機の制御装置において、 前記交流電動機の運転周波数をアナログ指令信号として
設定する周波数設定手段と、 前記周波数設定手段から電圧形インバータに指令される
アナログ指令信号を予め設定されたアナログ信号判別レ
ベルと比較する比較手段と、 前記アナログ指令信号が判別レベルより小さい場合に、
前記電圧形インバータをトリップさせて交流電動機を停
止させる停止手段と、 前記比較手段での比較結果に基づいて異常信号を出力す
る信号出力手段と、 を備えることを特徴とする交流電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400645A JP2002199789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 交流電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400645A JP2002199789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 交流電動機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002199789A true JP2002199789A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18865202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400645A Pending JP2002199789A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 交流電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002199789A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008099525A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Denso Corp | 発電制御装置 |
JP2009536012A (ja) * | 2006-05-04 | 2009-10-01 | パプスト ライセンシング ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 電気モータ、特にファンモータのコントロールユニット |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400645A patent/JP2002199789A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536012A (ja) * | 2006-05-04 | 2009-10-01 | パプスト ライセンシング ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 電気モータ、特にファンモータのコントロールユニット |
JP2008099525A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Denso Corp | 発電制御装置 |
JP4662069B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | 発電制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5370724B2 (ja) | 安全停止回路を備えたモータ制御装置 | |
US10298166B2 (en) | Motor control system, motor controller, and method for setting safety function | |
US20130187589A1 (en) | Motor control apparatus which limits torque command according to input current or power | |
WO2011051571A1 (en) | Braking apparatus, electric drive, and elevator system | |
JP2013102611A (ja) | 産業用ロボットの可動部の回転軸に接続されたサーボモータを駆動するサーボモータ駆動装置 | |
EP3588770A1 (en) | Motor control device and motor control system | |
CN110678815B (zh) | 诊断装置 | |
JP7398620B2 (ja) | 遮断回路診断装置 | |
JP2002199789A (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
CN110622409B (zh) | 电动机驱动装置 | |
JP3899827B2 (ja) | 出力分岐装置および遮断ユニット | |
JP2003174701A (ja) | 電気車制御装置 | |
KR100608263B1 (ko) | 모듈전원제어장치 | |
CN214674360U (zh) | 一种发电机负荷控制系统 | |
JP2000238989A (ja) | 移動機械の運転制御装置 | |
JPH10271863A (ja) | モータ起動制御装置 | |
JP3127030B2 (ja) | 高周波加熱装置のマイクロコンピュータ制御システム | |
JP2917405B2 (ja) | 電動機の商用運転・インバータ運転切換制御方法 | |
JP2000023480A (ja) | サーボ制御装置およびサーボ制御装置の回生電力消費回路保護方法 | |
JP2884269B2 (ja) | サーボモータの駆動制御装置 | |
JPH11117874A (ja) | インバータ駆動スクリュー圧縮機 | |
JPH10254521A (ja) | Ncシステムのモータ速度監視装置 | |
JPH0932736A (ja) | 送水ポンプの運転制御方法 | |
JPS62285101A (ja) | 複写機の制御装置 | |
JPH01291603A (ja) | 電気車のインバータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071115 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080919 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080919 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100830 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101214 |