JP2002199214A - 画像読取補正方法および装置 - Google Patents

画像読取補正方法および装置

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JP2002199214A
JP2002199214A JP2000398308A JP2000398308A JP2002199214A JP 2002199214 A JP2002199214 A JP 2002199214A JP 2000398308 A JP2000398308 A JP 2000398308A JP 2000398308 A JP2000398308 A JP 2000398308A JP 2002199214 A JP2002199214 A JP 2002199214A
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Takeshi Funahashi
毅 舟橋
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像を多数の光電変換素子を直線状に配
列したラインセンサにより読み取り、欠陥光電変換素子
により読み取られた画素信号については補正を施す画像
読取補正方法および装置において、欠陥光電変換素子に
読み取られた画素信号が補正された場合において、その
画素信号が補正された画素信号なのか正常に読み取られ
た画素信号なのかを識別可能とする。 【解決手段】 放射線画像の蓄積された蓄積性蛍光体シ
ート50に励起光を照射することにより発せられる輝尽
発光光をラインセンサ20により画像信号として光電的
に読取る際、ラインセンサ20に欠陥光電変換素子があ
った場合には、その欠陥光電変換素子に読み取られた画
素信号には欠陥光電変換素子により読み取られたことを
示す情報を付加し、表示手段90により読み取られた画
像信号に基づく可視画像を表示する際、付加情報に基づ
く欠陥位置表示画像を可視画像に重ね合わせて表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を多数の
光電変換素子を直線状に配列したラインセンサにより読
み取り、その読取りの際、欠陥のある光電変換素子によ
り読み取られた画素信号について補正を施す画像読取補
正方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネガフイルム、リバーサルフ
イルム等の写真フイルムや印刷物等に記録された画像を
光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号と
して出力する画像読取装置が種々の分野で広く利用され
ている。
【0003】また、医療分野においては、放射線エネル
ギーが蓄積し、可視光やレーザ光などの励起光を照射に
より、蓄積された放射線エネルギーに応じて輝尽発光光
を発光する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
例えば支持体上にこの蓄積性蛍光体を積層した蓄積性蛍
光体シートに人体などの被写体を透過した放射線を照射
することにより、放射線画像情報を一旦蓄積記録し、こ
の蓄積性蛍光体シートにレーザ光などの励起光を照射し
て、輝尽発光光を生じさせ、この輝尽発光光を光電変換
して画像信号を得る放射線画像読取装置がCR(Computed
Radiography)として、広く実用に供されている。
【0004】また、上記画像読取装置(放射線画像読取
装置も含む)においては、読取時間の短縮や、装置のコ
ンパクト化およびコストの低減の視点から、光電変換手
段として多数の光電変換素子が線状に配列されたライン
センサが利用されている。多数の光電変換素子を原稿画
像の主走査方向に線状に配列し、画像またはラインセン
サのいずれか一方を副走査方向へ移動させることにより
原稿画像全体を迅速に読み取ることができる。
【0005】さらに、上記ラインセンサを利用した画像
読取装置において、光電変換素子に欠陥が生じて正常な
画素信号が得られなかったとき、その画素信号について
は周囲の正常な画素信号に基づいて補正する画像読取補
正方法および装置がこれまでに提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読取補正においては、どの画素信号を補正したのか
ということについては特に配慮がなされておらず、その
結果、上記のように光電変換素子に欠陥があったとき、
補正が施されて得られる画像信号においては、どの画素
信号が欠陥光電変換素子により読み取られた画素信号を
補正したものであるかは不明となっていた。従って、例
えば、補正後の画像信号に基づいて可視画像を表示した
場合どの画素の画像が補正画像なのか判別できず、特
に、その可視画像が医療画像診断の分野に利用される場
合には補正された画像について誤診を招くおそれがあっ
た。
【0007】本発明による画像読取補正方法および装置
は、上記のような問題点に鑑みて、原稿画像を多数の光
電変換素子を直線状に配列したラインセンサにより読み
取ったとき、光電変換素子に欠陥が生じて正常な画素信
号が得られなかった場合、その画素信号については補正
を施す画像読取補正方法および装置において、欠陥光電
変換素子により読み取られた画素信号が補正された場合
においても、その画素信号が補正された画素信号なのか
正常に読み取られた画素信号なのかを識別することがで
きる画像読取補正方法および装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像読取補
正方法は、原稿画像が記録された記録体の主走査方向に
複数の光電変換素子が線状に配列されてなるラインセン
サを有する画像読取手段によりラインセンサおよび記録
体のいずれか一方を副走査方向に走査して原稿画像を画
像信号として光電的に読み取り、読取りの際に光電変換
素子に欠陥があったとき、欠陥光電変換素子により光電
的に読み取られた画素信号を補正する画像読取補正方法
において、欠陥光電変換素子により光電的に読み取られ
た画素信号に欠陥光電変換素子により読み取られたこと
を示す情報を付加することを特徴とする。
【0009】ここで、上記「記録体」とは、原稿画像が
記録されているものであれば如何なるものでもよく、例
えば画像が記録されている写真フィルム、印刷物および
放射線画像が蓄積される蓄積性蛍光体シートなどがあ
る。
【0010】また、上記「補正」は如何なる方法でもよ
いが、例えば、欠陥光電変換素子により読み取られた画
素信号の周囲の画素信号を用いて補正する方法があり、
この場合周囲の画素信号をそのまま利用してもよいし、
左右前後の少なくとも2つの画素信号を利用して補間す
るようにしてもよい。
【0011】また、画像読取手段により読み取られた画
像信号に基づく可視画像における欠陥光電変換素子に応
じた画素の位置を示す欠陥位置表示画像を表示すること
ができる。
【0012】また、画像読取手段により読み取られた画
像信号に基づく可視画像と欠陥位置表示画像とを重ね合
わせて表示することができる。
【0013】ここで、上記「可視画像」は、画像信号に
基づいて表示手段に表示される画像を意味するが、欠陥
光電変換素子に応じた画素の表示については補正された
画素信号に基づいて表示してもよいし、補正前の画素信
号に基づいて表示してもよい。
【0014】また、上記「欠陥位置表示画像」は、欠陥
光電変換素子に読み取られた画素信号であることを示す
画像であれば如何なるものでもよく、例えば欠陥光電変
換素子に応じた画素の位置を示す矢印や色点などの記号
を欠陥位置表示画像として用いることができる。
【0015】また、欠陥位置表示画像を表示した後、画
素の補正を行ようにすることができ、例えば、欠陥位置
表示画像を表示した後、所定の時間経過後にその画素の
補正を行うようにしてもよいし、所定の入力手段の入力
信号によりその画素の補正を行うようにしてもよい。
【0016】本発明による画像読取補正装置は、原稿画
像が記録された記録体の主走査方向に複数の光電変換素
子が線状に配列されてなるラインセンサを有しラインセ
ンサおよび記録体のいずれか一方を副走査方向に走査す
ることにより原稿画像を画像信号として光電的に読み取
る画像読取手段と、画像読取手段による読取りの際に光
電変換素子に欠陥があったとき、欠陥光電変換素子によ
り光電的に読み取られた画素信号を補正する補正手段と
を備えた画像読取補正装置において、欠陥光電変換素子
により光電的に読み取られた画素信号に欠陥光電変換素
子により読み取られたことを示す情報を付加する欠陥情
報付加手段を備えていることを特徴とするものである。
【0017】また、画素信号が、画素信号の大きさを示
すビットおよび付加情報を示すビットにより表されるも
のとすることができる。
【0018】また、付加情報を示すビットを1ビットと
することができる。
【0019】ここで、付加情報を示すビットが1ビッ
ト、画素信号の大きさを示すビットが8ビットとした場
合には、画像信号のすべての画素信号は9ビットで表わ
される。
【0020】また、画像読取手段により読み取られた画
像信号に基づく可視画像を表示する表示手段を備え、表
示手段が可視画像における欠陥光電変換素子に応じた画
素の位置を示す欠陥位置表示画像をさらに表示するもの
とすることができる。
【0021】また、表示手段が、可視画像と欠陥位置表
示画像とを重ね合わせて表示するものとすることができ
る。
【0022】また、補正手段が、表示手段により欠陥位
置表示画像を表示した後、画素の補正を行うものとする
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明による画像読取補正方法および装
置によれば、欠陥光電変換素子により光電的に読み取ら
れた画素信号に欠陥光電変換素子により読み取られたこ
とを示す情報を付加するようにしたので、この欠陥光電
変換素子により読み取られた画素信号を補正した場合に
おいても他の正常な光電変換素子により読み取られた画
素信号と区別することができ、特に、原稿画像が読み取
られた画像信号を可視画像として表示させてその可視画
像を医療画像診断の分野に利用する場合には補正された
画像について誤診を招くことを回避することができる。
【0024】また、画像読取手段により読み取られた画
像信号に基づく可視画像における欠陥光電変換素子に応
じた画素の位置を示す欠陥位置表示画像を表示するよう
にした場合には、可視画像における欠陥光電変換素子に
応じた画素を容易に確認することができる。
【0025】また、画像読取手段により読み取られた画
像信号に基づく可視画像と欠陥位置表示画像とを重ね合
わせて表示するようにした場合には、可視画像と比較し
ながら欠陥光電変換素子に応じた可視画像における画素
の位置をより明確に確認することができる。
【0026】また、欠陥位置表示画像を表示した後、画
素の補正を行ようにした場合には、欠陥光電変換素子に
応じた可視画像における画素の位置を明確に確認した上
で、その位置の画素信号に補正を施すようにすることが
できる。
【0027】また、画素信号が、画素信号の大きさを示
すビットおよび付加情報を示すビットにより表されるも
のとした場合には、欠陥光電変換素子により読み取られ
たことを示す情報の付加を簡易な構成で実現することが
でき、さらに、付加情報を示すビットを1ビットとした
場合には、画像信号処理への負担をあまりかけることな
く実現が可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。本発明による画像読
取補正方法を実施する画像読取補正装置を適用した放射
線画像読取装置の一実施形態の概略構成図を図1および
図2に示す。図1は本実施形態の放射線画像読取装置の
斜視図、図2は図1に示した放射線画像読取装置のI−
I線断面を示す断面図、また、図3は図1と図2に示し
た放射線画像読取装置のラインセンサ20の詳細構成を
示す図である。
【0029】図示の放射線画像読取装置は、放射線画像
が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート(以下、蛍光体シ
ートという)50を載置して矢印Y方向に搬送する走査
ベルト40、線状の励起光(以下、単に励起光という)
Lを蛍光体シート50表面に略平行に出射する励起光源
11、励起光源11から出射された線状の励起光Lを集
光するコリメータレンズおよび一方向にのみビームを拡
げるトーリックレンズの組合せからなる光学系12、蛍
光体シート50表面に対して45度の角度を傾けて配置
され、励起光Lを蛍光体シート50に向かって略垂直方
向に反射し後述する輝尽発光光Mを透過するように設定
されたダイクロイックミラー14、ダイクロイックミラ
ー14により反射された線状の励起光Lを、蛍光体シー
ト50上にX方向に沿って延びる線状に集光するととも
に、励起光の照射により蛍光体シート50から発せられ
る蓄積記録された放射線画像に応じた輝尽発光光Mを平
行光束とする屈折率分布形レンズアレイ15(多数の屈
折率分布形レンズが配列されてなるレンズであり、以
下、第1のセルフォックレンズアレイという)、この第
1のセルフォックレンズアレイ15により平行光束とさ
れ、ダイクロイックミラー14を透過した輝尽発光光M
を、後述するラインセンサ20に集光させる第2のセル
フォックレンズアレイ16、第2のセルフォックレンズ
アレイ16を透過した輝尽発光光Mに僅かに混在する、
蛍光体シート50表面で反射した励起光Lをカットし、
輝尽発光光Mは透過する励起光カットフィルタ17、励
起光カットフィルタ17を透過した輝尽発光光Mを受光
して光電変換するラインセンサ20、ラインセンサ20
から出力された出力信号を読み取る読取手段30、ライ
ンセンサ20の後述する光電変換素子21に欠陥がある
とき読取手段30により読み取られた画像信号における
その欠陥光電変換素子21'により読み取られた画素信
号を補正する補正手段31、読取手段30により読み取
られた画像信号に基づく可視画像を表示する表示手段9
0を備えている。
【0030】ラインセンサ20は詳しくは、図3に示す
ように光電変換素子21がX方向に沿って多数(例えば
1000個以上)配列されて構成される。
【0031】励起光源としては、光源自体が線状の励起
光を射出するものでもよいし、光学系により線状にする
ものでもよいし、または、光学系との組み合わせにより
ビーム走査するものでもよい。
【0032】また、コリメータレンズとトーリックレン
ズからなる光学系12は、励起光源11からの励起光L
を蛍光体シート50上に所望の照射域に拡大する。
【0033】また、第2のセルフォックレンズアレイ1
6は、ラインセンサの受光面において、蛍光体シート5
0上における輝尽発光光Mの像を1対1の大きさで結像
する作用をなす。
【0034】また、補正手段31は欠陥光電変換素子2
1'により読み取られた画素信号を補正する際にその画
素信号に欠陥光電変換素子21'により読み取られたこ
とを示す情報を付加する欠陥情報付加手段32を備えて
いる。本実施の形態では、画素信号は8ビットでその大
きさを表し、さらに上記欠陥情報を示すために1ビット
を有している。また、補正手段31は欠陥光電変換素子
21'により読み取られた画素信号をその周囲の画素
(前後左右の画素の少なくとも1つ)の画素信号に基づ
いて補正を施すものである。
【0035】また、表示手段90は、読取手段30によ
り読み取られた画像信号に基づく可視画像および欠陥情
報付加手段32により欠陥情報が付加された画素信号に
基づく周囲の正常な可視画像と識別が可能な欠陥位置表
示画像を生成し、可視画像と欠陥位置表示画像を重ね合
わせて表示するものである。欠陥位置表示画像とは、例
えば図4に示すように欠陥情報が付加された画素信号を
色点70で表示した画像である(なお、欠陥位置表示画
像のX方向の位置が全て同じになっていないのは蛍光体
シート50をY方向への移動の際、その機械的精度にも
よるがX方向へのズレを生じるためである。)。さら
に、本実施形態のように可視画像と重ね合わせたとき
は、例えば可視画像が胸部画像80である場合には図5
に示すような表示画像60が表示される。
【0036】次に、本実施の形態による放射線画読取装
置の作用について説明する。まず、走査ベルト40が矢
印Y方向に移動することにより、この走査ベルト40上
に載置された、放射線画像が蓄積記録された蛍光体シー
ト50を矢印Y方向に搬送する。
【0037】一方、励起光源11が、線状の励起光L
を、蛍光体シート50表面に対して略平行に出射し、こ
の励起光Lは、その光路上に設けられたコリメータレン
ズおよびトーリックレンズからなる光学系12により平
行ビームとされ、ダイクロイックミラー14により蛍光
体シート50に垂直に入射する直交方向に反射され、そ
の反射光は第1のセルフォックレンズアレイ15によ
り、蛍光体シート50上に配置された蛍光体シート50
上にX方向に沿って延びる線状に略垂直に入射される。
【0038】蛍光体シート50に入射した線状の励起光
Lによりその集光域の蓄積性蛍光体を励起するとともに
集光域から蛍光体シート50内部に入射して集光域の近
傍部分に拡散し、集光域の近傍部分の蓄積性蛍光体も励
起する。その結果、蛍光体シート50の集光域およびそ
の近傍から、蓄積記録されている放射線画像に応じた強
度の輝尽発光光Mが発光される。この輝尽発光光Mは、
第1のセルフォックレンズアレイ15により平行光束と
され、ダイクロイックミラー14を透過し、第2のセル
フォックレンズアレイ16により、ラインセンサ20の
光電変換素子21に集光される。この際、第2のセルフ
ォックレンズアレイ16を透過した輝尽発光光Mに蛍光
体シート50表面で反射した励起光Lが僅かに存在して
いたとしても、励起光カットフィルタ17によりカット
されるので、ラインセンサ表面には入射しない。
【0039】ラインセンサ20の光電変換素子21によ
り輝尽発光光が光電変換されて出力信号が出力される。
ラインセンサ20から出力された出力信号は画像信号と
して読取手段30により読み取られて補正手段31に出
力される。補正手段31は予め記録しておいた欠陥光電
変換素子21'により読み取られた画素信号の情報に基
づいて欠陥情報付加手段32により欠陥情報を示すビッ
トを1とすることにより欠陥情報を付加するとともに、
欠陥光電変換素子21'に応じた画素信号をその周囲の
画素信号に基づいて補間演算を行い補正信号を求める。
そして、欠陥情報が付加された画素信号を含む補正前画
像信号が表示手段90に出力される。表示手段90は補
正手段31から出力された補正前画像信号に基づいて補
正前可視画像および欠陥情報が付加された画素信号に基
づいて欠陥位置表示画像を生成した後、補正前可視画像
に欠陥位置表示画像を重ね合わせて表示する。
【0040】そして、欠陥位置表示画像が表示された画
素は、所定の入力手段(図示せず)の入力信号(例え
ば、マウスにより画素を指定してクリックする)により
補正手段31から出力される補正信号に基づいて補正さ
れ、表示手段90には補正後可視画像が表示される。
【0041】また、上記予め記録された欠陥光電変換素
子21'に読み取られた画素信号の情報は、まず最初に
所定の一様な濃度の放射線画像が蓄積された蛍光体シー
トを読み取り、その読み取られた各画素信号の大きさが
所定の範囲内にないことに基づいて欠陥光電変換素子2
1'により読み取られたものとし、その画素の可視画像
内における座標を欠陥情報付加手段32に記録すること
により得られる。
【0042】なお、本実施の形態では上記のように欠陥
光電変換素子21'に読み取られた画素信号の情報は予
め補正手段31に記録されているようにしたが、これに
限らず放射線画像の蓄積された蛍光体シートを読取りな
がら欠陥光電変換素子21'に読み取られた画素信号か
どうかを判定してその情報を欠陥情報付加手段32に記
録するようにしてもよい。
【0043】また、本実施の形態では、可視画像を表示
するとともに欠陥情報が付加された画素信号に基づいて
欠陥位置表示画像を可視画像に重ね合わせて表示するよ
うにしたが、可視画像と欠陥位置表示画像を別々に表示
させてもよく、例えば、可視画像と欠陥位置表示画像を
同じに並べて表示させてもよいし、可視画像と欠陥位置
表示画像を切り換えて別々に表示させてもよいし、2つ
の表示手段によりそれぞれ表示させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像読取補正装置が適用された放
射線画像読取装置の一実施形態の概略構成図
【図2】図1に示した放射線画像読取装置のI−I線断
面を示す断面図
【図3】本発明による放射線画像読取装置の実施形態に
おけるラインセンサの詳細図
【図4】欠陥位置表示画像を示す図
【図5】欠陥位置表示画像と可視画像を重ね合わせた表
示画像を示す図
【符号の説明】
11 ブロードエリアレーザ 12 光学系 14 ダイクロイックミラー 15 第1のセルフォックレンズアレイ 16 第2のセルフォックレンズアレイ 17 励起光カットフィルタ 20 ラインセンサ 21 光電変換素子 30 読取手段 31 補正手段 32 欠陥情報付加手段 40 搬送ベルト 50 蓄積性蛍光体シート 60 表示画像 70 色点 80 胸部画像 90 表示手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像が記録された記録体の主走査方
    向に複数の光電変換素子が線状に配列されてなるライン
    センサを有する画像読取手段により該ラインセンサおよ
    び前記記録体のいずれか一方を副走査方向に走査して前
    記原稿画像を画像信号として光電的に読み取り、該読取
    りの際に前記光電変換素子に欠陥があったとき、該欠陥
    光電変換素子により光電的に読み取られた画素信号を補
    正する画像読取補正方法において、 前記欠陥光電変換素子により光電的に読み取られた画素
    信号に前記欠陥光電変換素子により読み取られたことを
    示す情報を付加することを特徴とする画像読取補正方
    法。
  2. 【請求項2】 前記画像読取手段により読み取られた前
    記画像信号に基づく可視画像における前記欠陥光電変換
    素子に応じた画素の位置を示す欠陥位置表示画像を表示
    することを特徴とする請求項1記載の画像読取補正方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段により読み取られた前
    記画像信号に基づく前記可視画像と前記欠陥位置表示画
    像とを重ね合わせて表示することを特徴とする請求項2
    記載の画像読取補正方法。
  4. 【請求項4】 前記欠陥位置表示画像を表示した後、前
    記欠陥光電変換素子により光電的に読み取られた画素信
    号の補正を行うことを特徴とする請求項2または3記載
    の画像読取補正方法。
  5. 【請求項5】 原稿画像が記録された記録体の主走査方
    向に複数の光電変換素子が線状に配列されてなるライン
    センサを有し該ラインセンサおよび前記記録体のいずれ
    か一方を副走査方向に走査することにより前記原稿画像
    を画像信号として光電的に読み取る画像読取手段と、該
    画像読取手段による読取りの際に前記光電変換素子に欠
    陥があったとき、該欠陥光電変換素子により光電的に読
    み取られた画素信号を補正する補正手段とを備えた画像
    読取補正装置において、 前記欠陥光電変換素子により光電的に読み取られた画素
    信号に前記欠陥光電変換素子により読み取られたことを
    示す情報を付加する欠陥情報付加手段を備えていること
    を特徴とする画像読取補正装置。
  6. 【請求項6】 前記画素信号が、該画素信号の大きさを
    示すビットおよび前記付加情報を示すビットにより表さ
    れることを特徴とする請求項5記載の画像読取補正装
    置。
  7. 【請求項7】 前記付加情報を示すビットが1ビットで
    あることを特徴とする請求項6記載の画像読取補正装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像読取手段により読み取られた前
    記画像信号に基づく可視画像を表示する表示手段を備
    え、 該表示手段が、前記可視画像における前記欠陥光電変換
    素子に応じた画素の位置を示す欠陥位置表示画像をさら
    に表示するものであることを特徴とする請求項5から7
    いずれか1項記載の画像読取補正装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段が、前記可視画像と前記欠
    陥位置表示画像とを重ね合わせて表示するものであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像読取補正装置。
  10. 【請求項10】 前記補正手段が、前記表示手段により
    前記欠陥位置表示画像を表示した後、該画素の補正を行
    うものであることを特徴とする請求項8または9記載の
    画像読取補正装置。
JP2000398308A 2000-12-27 2000-12-27 画像読取補正方法および装置 Withdrawn JP2002199214A (ja)

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