JP2002197863A - メモリ制御装置、情報処理装置、メモリ制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

メモリ制御装置、情報処理装置、メモリ制御方法及び記憶媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期CLKAのサイクルタイムが短い場合
(周波数が高い場合)や、メモリコントローラと同期式
メモリの間の距離が物理的に長い場合でも、確実に信号
の伝達を行うことを可能としたメモリ制御装置、情報処
理装置、メモリ制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 CLKA208よりも位相が遅れたCL
KB102を発生するCLK位相調整部101と、メモ
リコントローラ202から出力されSDRAM206へ
入力される信号の一部または全部をCLKB102に同
期して保持する信号ラッチ部100とを備え、メモリコ
ントローラ202が、CLKA208に同期して信号の
入出力を行い、信号ラッチ部100が、CLKB102
に同期して信号の入出力を行い、SDRAM206が、
CLKA208に同期して信号の入出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ制御装置、
情報処理装置、メモリ制御方法及び記憶媒体に関し、特
に、情報処理システムにおいてメモリコントローラから
同期式メモリに対する信号の伝達を確実に行う場合に好
適なメモリ制御装置、情報処理装置、メモリ制御方法及
び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中央処理装置(CPU)、メモリ
コントローラ、同期式メモリ等を備えた情報処理システ
ムにおいて、メモリコントローラを介し同期式メモリに
対するアクセス制御等を行うメモリ制御システムがあ
る。
【0003】図8は従来例に係るメモリ制御システムの
構成を備えた情報処理システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。図中、801はCPUであり、ROM80
3に格納されたプログラムに従って動作する。802は
メモリコントローラであり、CPU801からROM8
03やRAM804、及びメモリモジュール805上に
実装された同期式メモリ(Syncronous DR
AM、以降SDRAMと略称)806へのアクセスの制
御を行う。807は水晶発振器であり、システムに同期
用のCLK(クロック)を供給する。図中809はCL
KAである。
【0004】メモリコントローラ802とSDRAM8
06間の制御信号には、CSn、RASn、CASn、
WEn、DQM等の信号があり、これらの信号の組み合
わせにより、SDRAM806に対してコマンドを発行
する。CPU801とメモリコントローラ802の間、
メモリコントローラ802とROM803の間、及びメ
モリコントローラ802とRAM804の間にも、制御
信号やアドレス信号、データ信号などが存在するが、図
8では略式表記している。
【0005】メモリモジュール805上のSDRAM8
06の詳細な構成については図9に示す。図9は8bi
tのデータバス幅を備えたSDRAMを4個使用して3
2ビット幅のシステムを構成した例である。
【0006】上記のような構成を備えた情報処理システ
ムにおいて、CPU801からSDRAM806に対し
て8beatの連続したデータ・ライト要求が発行され
た場合の、メモリコントローラ802とSDRAM80
6間のI/Fタイミングを図10に示す。メモリコント
ローラ802は、T0サイクルでSDRAM806の書
き込みバンクを指定し、続くT2サイクル以降でデータ
のライトを行う。そして、T11サイクルでプリチャー
ジコマンドを発行し、8beatのライトサイクルを終
了させている。
【0007】次に、CPU801からSDRAM806
に対して8beatの連続したデータ・リード要求が発
行された場合の、メモリコントローラ802とSDRA
M806間のI/Fタイミングを図11に示す。メモリ
コントローラ802は、T0サイクルでSDRAM80
6の読み出しバンクを指定し、続くT4サイクル以降で
リードデータの取り込みを行う。そして、T10サイク
ルでプリチャージコマンドを発行し、8beatのリー
ドサイクルを終了させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題点があった。
【0009】(1)第一の問題点 上記図8に示したような従来の構成例では、同期CLK
Aのサイクルタイムが短い場合(周波数が高い場合)
や、メモリコントローラと同期式メモリの間の距離が物
理的に長い場合は、信号の遅延が大きな問題となってく
る。特に、アドレス信号や、コマンドを形成するCS
n、RASn、CASn、WEn等の制御信号は、上記
図9、図3に示すように複数のSDRAMに接続される
ことが多い。
【0010】その場合、それぞれ1個のSDRAMにし
か接続されないデータ信号に比べて負荷が重くなる。こ
の負荷は、主として接続先のデバイス入力端子がもつ入
力インピーダンスに起因し、SDRAMの構成が8個や
16個に増えれば更に負荷は増大する。また、SDRA
Mの数が増えることによって配線の分岐が増えたり、メ
モリコントローラ802とSDRAM806の物理的な
距離が広がると、総配線長が長くなって、配線そのもの
が持つインピーダンスに起因する配線負荷も増大する。
【0011】上述したように、アドレス信号やコマンド
信号は、(i)接続先デバイスの入力インピーダンス
と、(ii)配線の持つインピーダンスによって、デー
タ信号以上に負荷が重く、信号遅延が生じ易い。このよ
うな理由により、メモリコントローラから出力されたア
ドレス信号や制御信号は、SDRAM側の入力セットア
ップ・タイムの確保が困難である場合が多かった。
【0012】そこで、上記図8においてSDRAM80
6に入力されるCLK信号の位相を調整し、CLKAよ
りもSDRAM806に入力されるCLKの位相を後ろ
にずらして、アドレス信号や制御信号のセットアップタ
イム・マージンを拡大することが考えられる。
【0013】しかし、アドレス信号や制御信号のセット
アップタイム・マージンを拡大すると、今度はSDRA
M806が出力するデータをメモリコントローラ802
が取り込む際の、メモリコントローラ側のデータのセッ
トアップタイム・マージンが厳しくなってしまい、やは
りSDRAM側の入力信号のセットアップタイム・マー
ジンの拡大と、メモリコントローラ側のデータ信号のセ
ットアップタイム・マージンの拡大を両立させることが
できないという問題があった。
【0014】(2)第二の問題点 上記図8に示したような従来の構成例では、同期CLK
Aのサイクルタイムが短い場合(周波数が高い場合)
や、メモリコントローラと同期式メモリの間の距離が物
理的に長い場合は、SDRAMが出力するリードデータ
のタイミングが重要となる。上記図11において、SD
RAMがT4サイクルで出力したリードデータは、T4
サイクルの終わりのCLKAの立ち上がりエッジでメモ
リコントローラに取り込まれなければならない。
【0015】しかし、SDRAMから実際にリードデー
タが出力されるまでの遅延や、SDRAMから出力され
たリードデータがメモリコントローラの端子に到達する
までの遅延によって、実際にはT4サイクルの終わりの
CLKAの立ち上がりエッジまでに、リードデータがメ
モリコントローラの端子に到達しない場合があった。
【0016】そこで、上記図8においてSDRAM80
6に入力されるCLK信号の位相を調整し、CLKAよ
りもSDRAM806に入力されるCLKの位相を前に
ずらして、SDRAM806が出力するデータをメモリ
コントローラ802が取り込む際の、メモリコントロー
ラ側のデータのセットアップタイム・マージンを拡大す
ることが考えられる。
【0017】しかし、メモリコントローラ側のデータの
セットアップタイム・マージンを拡大すると、今度はS
DRAM側のアドレス信号や制御信号のセットアップタ
イム・マージンが厳しくなってしまい、やはりSDRA
M側の入力信号のセットアップタイム・マージンの拡大
と、メモリコントローラ側のデータ信号のセットアップ
タイム・マージンの拡大を両立させることができないと
いう問題があった。
【0018】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、同期CLKAのサイクルタイムが短い場合(周
波数が高い場合)や、メモリコントローラと同期式メモ
リの間の距離が物理的に長い場合でも、確実に信号の伝
達を行うことを可能としたメモリ制御装置、情報処理装
置、メモリ制御方法及び記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、同期式メモリに対するデー
タの書き込み及び読み出しを制御する制御手段を備えた
メモリ制御装置において、前記制御手段から出力され前
記同期式メモリへ入力される信号の少なくとも一部を、
第一のクロック信号よりも位相が遅れた第二のクロック
信号に同期して保持する信号保持手段を有し、前記制御
手段が、前記第一のクロック信号に同期して信号の入出
力を行い、前記信号保持手段が、前記第二のクロック信
号に同期して信号の入出力を行い、前記同期式メモリ
が、前記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を
行うことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記第一のクロック信号を供給する発振手段
と、前記第一のクロック信号よりも位相が遅れた前記第
二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有し、前
記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メモリと
の間に接続されていることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び読
み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置にお
いて、前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入
力される信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号
に同期して保持する信号保持手段を有し、前記制御手段
が、前記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を
行い、前記信号保持手段が、前記第一のクロック信号に
同期して信号の入出力を行い、前記同期式メモリが、前
記第一のクロック信号よりも位相が進んだ第二のクロッ
ク信号に同期して信号の入出力を行うことを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記第一のクロック信号を供給する発振手段
と、前記第一のクロック信号よりも位相が進んだ前記第
二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有し、前
記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メモリと
の間に接続されていることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記制御手段が、前記位相調整手段から前記同
期式メモリに到達する信号のタイミングに合わせて、前
記同期式メモリに対する書き込みデータを本来のタイミ
ングよりも後ろにずらして出力する制御、前記同期式メ
モリからの読み出しデータを本来のタイミングよりも後
ろで取り込む制御を行うことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び読
み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置が搭
載される情報処理装置において、前記制御手段から出力
され前記同期式メモリへ入力される信号の少なくとも一
部を、第一のクロック信号よりも位相が遅れた第二のク
ロック信号に同期して保持する信号保持手段を有し、前
記制御手段が、前記第一のクロック信号に同期して信号
の入出力を行い、前記信号保持手段が、前記第二のクロ
ック信号に同期して信号の入出力を行い、前記同期式メ
モリが、前記第一のクロック信号に同期して信号の入出
力を行うことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記第一のクロック信号を供給する発振手段
と、前記第一のクロック信号よりも位相が遅れた前記第
二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有し、前
記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メモリと
の間に接続されていることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び読
み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置が搭
載される情報処理装置において、前記制御手段から出力
され前記同期式メモリへ入力される信号の少なくとも一
部を、第一のクロック信号に同期して保持する信号保持
手段を有し、前記制御手段が、前記第一のクロック信号
に同期して信号の入出力を行い、前記信号保持手段が、
前記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を行
い、前記同期式メモリが、前記第一のクロック信号より
も位相が進んだ第二のクロック信号に同期して信号の入
出力を行うことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記第一のクロック信号を供給する発振手段
と、前記第一のクロック信号よりも位相が進んだ前記第
二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有し、前
記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メモリと
の間に接続されていることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記制御手段が、前記位相調整手段から前記
同期式メモリに到達する信号のタイミングに合わせて、
前記同期式メモリに対する書き込みデータを本来のタイ
ミングよりも後ろにずらして出力する制御、前記同期式
メモリからの読み出しデータを本来のタイミングよりも
後ろで取り込む制御を行うことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び
読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置に
適用されるメモリ制御方法において、前記制御手段と前
記同期式メモリとの間に接続された信号保持手段によ
り、前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力
される信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号よ
りも位相が遅れた第二のクロック信号に同期して保持
し、前記制御手段が、前記第一のクロック信号に同期し
て信号の入出力を行い、前記信号保持手段が、前記第二
のクロック信号に同期して信号の入出力を行い、前記同
期式メモリが、前記第一のクロック信号に同期して信号
の入出力を行うことを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、発振手段により、前記第一のクロック信号を
供給し、位相調整手段により、前記第一のクロック信号
よりも位相が遅れた前記第二のクロック信号を発生する
ことを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び
読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置に
適用されるメモリ制御方法において、前記制御手段と前
記同期式メモリとの間に接続された信号保持手段によ
り、前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力
される信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号に
同期して保持し、前記制御手段が、前記第一のクロック
信号に同期して信号の入出力を行い、前記信号保持手段
が、前記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を
行い、前記同期式メモリが、前記第一のクロック信号よ
りも位相が進んだ第二のクロック信号に同期して信号の
入出力を行うことを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、発振手段により、前記第一のクロック信号を
供給し、位相調整手段により、前記第一のクロック信号
よりも位相が進んだ前記第二のクロック信号を発生する
ことを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記制御手段により、前記位相調整手段から
前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに合わせ
て、前記同期式メモリに対する書き込みデータを本来の
タイミングよりも後ろにずらして出力する制御、前記同
期式メモリからの読み出しデータを本来のタイミングよ
りも後ろで取り込む制御を行うことを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び
読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置に
適用されるメモリ制御方法を実行するプログラムを記憶
したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
て、前記メモリ制御方法は、信号保持手段において前記
制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力される信
号の少なくとも一部を、第一のクロック信号よりも位相
が遅れた第二のクロック信号に同期して保持するように
制御するステップと、前記制御手段において前記第一の
クロック信号に同期して信号を入出力するように制御す
るステップと、前記信号保持手段において前記第二のク
ロック信号に同期して信号を入出力するように制御する
ステップと、前記同期式メモリにおいて前記第一のクロ
ック信号に同期して信号を入出力するように制御するス
テップとを有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記第一のクロック信号を供給するように制
御するステップと、前記第一のクロック信号よりも位相
が遅れた前記第二のクロック信号を発生するように制御
するステップとを有することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、同期式メモリに対するデータの書き込み及び
読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装置に
適用されるメモリ制御方法において、前記メモリ制御方
法は、信号保持手段において前記制御手段から出力され
前記同期式メモリへ入力される信号の少なくとも一部
を、第一のクロック信号に同期して保持するように制御
するステップと、前記制御手段において前記第一のクロ
ック信号に同期して信号を入出力するように制御するス
テップと、前記信号保持手段において前記第一のクロッ
ク信号に同期して信号を入出力するように制御するステ
ップと、前記同期式メモリにおいて前記第一のクロック
信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号に同期して
信号を入出力するように制御するステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記第一のクロック信号を供給するように制
御するステップと、前記第一のクロック信号よりも位相
が進んだ前記第二のクロック信号を発生するように制御
するステップとを有することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記制御手段において前記位相調整手段から
前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに合わせ
て、前記同期式メモリに対する書き込みデータを本来の
タイミングよりも後ろにずらして出力するように制御
し、前記同期式メモリからの読み出しデータを本来のタ
イミングよりも後ろで取り込むように制御するステップ
を有することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
並びに第2の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。本発明の第1の実施の形態は、上記従来例の第一の
問題点を解決するための構成を備えたものであり、本発
明の第2の実施の形態は、上記従来例の第二の問題点を
解決するための構成を備えたものである。
【0040】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を備えた
情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理システムは、
CPU201と、メモリコントローラ202と、ROM
203と、RAM204と、信号ラッチ部100・CL
K位相調整部101・SDRAM206を有するメモリ
モジュール205と、水晶発振器207とを備えてい
る。図中208はCLKA、102はCLKBである。
【0041】本発明の第1の実施の形態が上記従来例と
相異する点は、メモリモジュール205が、SDRAM
206の他に、信号ラッチ部100とCLK位相調整部
101を備えた点である。信号ラッチ部100は、メモ
リコントローラ202が出力する信号をラッチする。C
LK位相調整部101は、CLKA208に対して位相
が後ろにずれた(位相が遅れた)CLKB102を発生
させる。この場合、CLK位相調整部101の出力側が
信号ラッチ部100に接続されている。これ以外の構成
は上記従来例と同様であり、説明を省略する。
【0042】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係る情報処理システムの動作を図1、図
2、図3に基づき詳細に説明する。
【0043】情報処理システムにおいて、図1のCPU
201からSDRAM206に対して連続した8bea
tのデータ・ライト要求が発行された場合のメモリコン
トローラとSDRAM206間のI/Fタイミングを図
2に示す。図2中、601、602はライトサイクル時
のタイミングである。
【0044】図2のT0サイクルでメモリコントローラ
202から出力されたコマンドは、T0サイクルの終わ
りのCLKAの立ち上がりエッジでSDRAM206に
取り込まれることが理想的だが、上記従来例の項で説明
した通り、アドレスやコマンド信号の遅延によってSD
RAM側の入力セットアップの確保が困難である場合が
多い。
【0045】そこで、本発明の第1の実施の形態では、
図1に示すように、メモリコントローラ202とSDR
AM206の間に、信号を一旦ラッチする信号ラッチ部
100を設け、この信号ラッチ部100で、CLKA2
08よりも多少位相が後ろにずれた(位相が遅れた)C
LKB102によって一旦アドレスやコマンドをラッチ
している(図2の601参照)。また、この場合、複数
のSDRAMに直接信号が接続される場合に比べて、信
号の接続先が信号ラッチ部100だけになるため、接続
先デバイスの入力インピーダンスによる遅延が減少し、
信号ラッチ部100における入力信号のセットアップ・
マージンを拡大することができる。
【0046】信号ラッチ部100で一旦ラッチされた信
号は、CLKA208よりも位相が遅れたCLKB10
2に同期して出力されるため、CLKA208に同期し
て信号を取り込むSDRAM206にとっては、入力信
号のセットアップ・タイムのマージンが厳しくなる方向
である。しかし、同一メモリモジュール205上に実装
された信号ラッチ部100とSDRAM206は、通
常、図3に示すように物理的に近接して配置されるの
で、結果的に配線遅延が少なくなり、SDRAM206
が要求する入力信号セットアップ・タイムを確保するこ
とが可能である(図2の602参照)。
【0047】ここで、信号ラッチ部100によりアドレ
スや制御信号が一旦ラッチされるため、信号ラッチ部1
00からSDRAM206にこれらの信号が到達するの
が1CLK分だけ遅れる。従って、メモリコントローラ
202は、そのタイミングに合わせてSDRAM206
に対するライトデータを、本来のタイミングよりも1C
LK後ろにずらして出力する必要があるのは言うまでも
ない。
【0048】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る情報処理システムによれば、CLKA20
8よりも位相が遅れたCLKB102を発生するCLK
位相調整部101と、メモリコントローラ202から出
力されSDRAM206へ入力される信号の一部または
全部をCLKB102に同期して保持する信号ラッチ部
100とを備え、メモリコントローラ202が、CLK
A208に同期して信号の入出力を行い、信号ラッチ部
100が、CLKB102に同期して信号の入出力を行
い、SDRAM206が、CLKA208に同期して信
号の入出力を行うため、下記の効果を奏する。
【0049】同期CLKAのサイクルタイムが短い場合
(周波数が高い場合)や、メモリコントローラと同期式
メモリの間の距離が物理的に長い場合でも、メモリコン
トローラから同期式メモリに対し確実に信号の伝達を行
うことができるという効果を奏する。
【0050】[第2の実施の形態]図4は本発明の第2
の実施の形態に係るメモリ制御システムの構成を備えた
情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態に係る情報処理システムは、
CPU201と、メモリコントローラ202と、ROM
203と、RAM204と、信号ラッチ部400・CL
K位相調整部401・SDRAM206を有するメモリ
モジュール405と、水晶発振器207とを備えてい
る。図中208はCLKA、402はCLKBである。
【0051】本発明の第2の実施の形態が上記従来例と
相異する点は、メモリモジュール405が、SDRAM
206の他に、信号ラッチ部400とCLK位相調整部
401を備えた点である。信号ラッチ部400は、メモ
リコントローラ202が出力する信号をラッチする。C
LK位相調整部401は、CLKA208に対して位相
が前にずれた(位相が進んだ)CLKB402を発生さ
せる。この場合、CLK位相調整部401の出力側がS
DRAM206に接続されている。これ以外の構成は上
記従来例及び上記第1の実施の形態と同様であり、説明
を省略する。
【0052】次に、上記の如く構成された本発明の第2
の実施の形態に係る情報処理システムの動作を図3、図
4、図5に基づき詳細に説明する。
【0053】情報処理システムにおいて、図4のCPU
201からSDRAM206に対して連続した8bea
tのデータ・リード要求が発行された場合の、メモリコ
ントローラ202とSDRAM206間のI/Fタイミ
ングを図5に示す。図5中、701、702はライトサ
イクル時のタイミングである。
【0054】上述したように、データ・リード時のメモ
リコントローラ202側のデータセットアップタイムの
マージンを拡大するためには、SDRAM206の同期
CLKの位相を前に出すことが有効だが、それだけで
は、SDRAM206側の入力信号のセットアップ・タ
イム・マージンが厳しくなってしまう。
【0055】そこで、本発明の第2の実施の形態では、
図4に示すように、メモリコントローラ202とSDR
AM206の間に、信号を一旦ラッチする信号ラッチ部
400を設け、この信号ラッチ部400で、メモリコン
トローラ202と同位相のCLKA208に同期して一
旦アドレスやコマンドをラッチしている。また、この場
合、複数のSDRAMに直接信号が接続される場合に比
べて、信号の接続先が信号ラッチ部400だけになるた
め、接続先デバイスの入力インピーダンスによる遅延が
減少し、信号ラッチ部400における入力信号のセット
アップ・マージンを拡大することができる。
【0056】信号ラッチ部400で一旦ラッチされた信
号は、CLKA208よりも位相が進んだCLKB40
2に同期して信号を取り込むSDRAM206にとって
は、入力信号のセットアップ・タイムのマージンが厳し
くなる方向である。しかし、同一メモリモジュール40
5上に実装された信号ラッチ部400とSDRAM20
6は、通常、図3に示すように物理的に近接して配置さ
れるので、結果的に配線遅延が少なくなり、SDRAM
206が要求する入力信号セットアップ・タイムを確保
することが可能である。
【0057】そして、信号ラッチ部400が出力するア
ドレスや制御信号(コマンド)に従って、SDRAM2
06はデータを出力する。このとき、SDRAM206
は、CLKA208よりも位相が前にずれたCLKB4
02に同期してデータを出力するので、メモリコントロ
ーラ202側のリードデータ・セットアップ・タイムの
マージンは拡大する。
【0058】ここで、信号ラッチ部400によりアドレ
スや制御信号が一旦ラッチされるため、信号ラッチ部4
00からSDRAM206にこれらの信号が到達するの
が1CLK分だけ遅れる。従って、メモリコントローラ
202は、そのタイミングに合わせてSDRAM206
からのリードデータを、本来のタイミングよりも1CL
K後ろで取り込む必要があるのは言うまでもない。
【0059】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る情報処理システムによれば、CLKA20
8よりも位相が進んだCLKB402を発生するCLK
位相調整部401と、メモリコントローラ202から出
力されSDRAM206へ入力される信号の一部または
全部をCLKA208に同期して保持する信号ラッチ部
400とを備え、メモリコントローラ202が、CLK
A208に同期して信号の入出力を行い、信号ラッチ部
100が、CLKA208に同期して信号の入出力を行
い、SDRAM206が、CLKB402に同期して信
号の入出力を行うため、下記の効果を奏する。
【0060】同期CLKAのサイクルタイムが短い場合
(周波数が高い場合)や、メモリコントローラと同期式
メモリの間の距離が物理的に長い場合でも、メモリコン
トローラから同期式メモリに対し確実に信号の伝達を行
うことができるという効果を奏する。
【0061】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
〜第2の実施の形態においては、本発明のメモリ制御シ
ステムを備えた情報処理システムの種類については言及
しなかったが、本発明は、デスクトップ型パーソナルコ
ンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーション、携帯情報端末など各種情報処理システム
に適用することが可能である。
【0062】また、上述した本発明の第1〜第2の実施
の形態においては、本発明のメモリ制御システムを備え
た情報処理システム単体の場合を例に挙げたが、本発明
は、情報処理システムと周辺装置(プリンタ・複写機等
の画像形成装置、スキャナ等の画像読取装置、デジタル
カメラ等の撮像装置等)を接続したシステムに適用する
ことも可能である。
【0063】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、達成されることは言うまでもな
い。
【0064】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0065】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0066】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】図7は本発明のメモリ制御方法を実行する
プログラム及び関連データが記憶媒体からコンピュータ
等の装置に供給される概念例を示す説明図である。本発
明のメモリ制御方法を実行するプログラム及び関連デー
タは、フロッピーディスクやCD−ROM等の記憶媒体
71をコンピュータ等の装置72に装備された記憶媒体
ドライブの挿入口73に挿入することで供給される。そ
の後、本発明のメモリ制御方法を実行するプログラム及
び関連データを、記憶媒体71から一旦ハードディスク
にインストールしハードディスクからRAMにロードす
るか、或いはハードディスクにインストールせずに直接
RAMにロードすることで、当該プログラム及び関連デ
ータを実行することが可能となる。
【0068】この場合、本発明の第1〜第2の実施の形
態に係る情報処理システムにおいて、本発明のメモリ制
御方法を実行するプログラムを実行させる場合は、例え
ば上記図7を参照して説明したような手順で情報処理シ
ステムに当該プログラム及び関連データを供給するか、
或いは情報処理システムに予め当該プログラム及び関連
データを格納しておくことで、プログラム実行が可能と
なる。
【0069】図6は本発明のメモリ制御方法を実行する
プログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内
容の構成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボ
リューム情報61、ディレクトリ情報62、プログラム
実行ファイル63、プログラム関連データファイル64
等の記憶内容で構成される。本発明のメモリ制御方法を
実行するプログラムは、上記第1〜第2の実施の形態で
説明した制御手順に基づきプログラムコード化されたも
のである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリ制
御装置によれば、制御手段から出力され同期式メモリへ
入力される信号の少なくとも一部を、第一のクロック信
号よりも位相が遅れた第二のクロック信号に同期して保
持する信号保持手段を有し、制御手段が、第一のクロッ
ク信号に同期して信号の入出力を行い、信号保持手段
が、第二のクロック信号に同期して信号の入出力を行
い、同期式メモリが、第一のクロック信号に同期して信
号の入出力を行い、また、制御手段から出力され同期式
メモリへ入力される信号の少なくとも一部を、第一のク
ロック信号に同期して保持する信号保持手段を有し、制
御手段が、第一のクロック信号に同期して信号の入出力
を行い、信号保持手段が、第一のクロック信号に同期し
て信号の入出力を行い、同期式メモリが、第一のクロッ
ク信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号に同期し
て信号の入出力を行うため、下記の効果を奏する。
【0071】第一のクロック信号(同期CLKA)のサ
イクルタイムが短い場合(周波数が高い場合)や、制御
手段(メモリコントローラ)と同期式メモリの間の距離
が物理的に長い場合でも、制御手段(メモリコントロー
ラ)から同期式メモリに対し確実に信号の伝達を行うこ
とができるという効果を奏する。
【0072】また、本発明の情報処理装置、本発明のメ
モリ制御方法、本発明の記憶媒体においても、上記と同
様に、第一のクロック信号(同期CLKA)のサイクル
タイムが短い場合(周波数が高い場合)や、制御手段
(メモリコントローラ)と同期式メモリの間の距離が物
理的に長い場合でも、制御手段(メモリコントローラ)
から同期式メモリに対し確実に信号の伝達を行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメモリ制御シ
ステムの構成を備えた情報処理システムの概略構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るライトサイク
ル時の信号遅延を説明するためのI/Fタイミング図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るメモリコント
ローラとSDRAM間の物理的配置の例を示す概念図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るメモリ制御シ
ステムの構成を備えた情報処理システムの概略構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るリードサイク
ル時の信号遅延を説明するためのI/Fタイミング図で
ある。
【図6】本発明のメモリ制御方法を実行するプログラム
及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例
を示す説明図である。
【図7】本発明のメモリ制御方法を実行するプログラム
及び関連データが記憶媒体からコンピュータ等の装置に
供給される概念例を示す説明図である。
【図8】従来例に係るメモリ制御システムの構成を備え
た情報処理システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図9】SDRAMの詳細構成を示す説明図である。
【図10】ライト時のメモリコントローラとSDRAM
間のI/Fタイミング図である。
【図11】リード時のメモリコントローラとSDRAM
間のI/Fタイミング図である。
【符号の説明】 100、400 信号ラッチ部(信号保持手段) 101、401 CLK位相調整部(位相調整手段) 102、402 CLKB(第二のクロック信号) 202 メモリコントローラ(制御手段) 205、405 メモリモジュール 206 SDRAM(同期式メモリ) 207 水晶発振器(信号供給手段) 208 CLKA(第一のクロック信号)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期式メモリに対するデータの書き込み
    及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装
    置において、 前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力され
    る信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号よりも
    位相が遅れた第二のクロック信号に同期して保持する信
    号保持手段を有し、前記制御手段が、前記第一のクロッ
    ク信号に同期して信号の入出力を行い、前記信号保持手
    段が、前記第二のクロック信号に同期して信号の入出力
    を行い、前記同期式メモリが、前記第一のクロック信号
    に同期して信号の入出力を行うことを特徴とするメモリ
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第一のクロック信号を供給する発振
    手段と、前記第一のクロック信号よりも位相が遅れた前
    記第二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有
    し、前記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メ
    モリとの間に接続されていることを特徴とする請求項1
    記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 同期式メモリに対するデータの書き込み
    及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装
    置において、 前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力され
    る信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号に同期
    して保持する信号保持手段を有し、前記制御手段が、前
    記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を行い、
    前記信号保持手段が、前記第一のクロック信号に同期し
    て信号の入出力を行い、前記同期式メモリが、前記第一
    のクロック信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号
    に同期して信号の入出力を行うことを特徴とするメモリ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第一のクロック信号を供給する発振
    手段と、前記第一のクロック信号よりも位相が進んだ前
    記第二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有
    し、前記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メ
    モリとの間に接続されていることを特徴とする請求項3
    記載のメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記位相調整手段から
    前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに合わせ
    て、前記同期式メモリに対する書き込みデータを本来の
    タイミングよりも後ろにずらして出力する制御、前記同
    期式メモリからの読み出しデータを本来のタイミングよ
    りも後ろで取り込む制御を行うことを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 同期式メモリに対するデータの書き込み
    及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装
    置が搭載される情報処理装置において、 前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力され
    る信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号よりも
    位相が遅れた第二のクロック信号に同期して保持する信
    号保持手段を有し、前記制御手段が、前記第一のクロッ
    ク信号に同期して信号の入出力を行い、前記信号保持手
    段が、前記第二のクロック信号に同期して信号の入出力
    を行い、前記同期式メモリが、前記第一のクロック信号
    に同期して信号の入出力を行うことを特徴とする情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記第一のクロック信号を供給する発振
    手段と、前記第一のクロック信号よりも位相が遅れた前
    記第二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有
    し、前記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メ
    モリとの間に接続されていることを特徴とする請求項6
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 同期式メモリに対するデータの書き込み
    及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御装
    置が搭載される情報処理装置において、 前記制御手段から出力され前記同期式メモリへ入力され
    る信号の少なくとも一部を、第一のクロック信号に同期
    して保持する信号保持手段を有し、前記制御手段が、前
    記第一のクロック信号に同期して信号の入出力を行い、
    前記信号保持手段が、前記第一のクロック信号に同期し
    て信号の入出力を行い、前記同期式メモリが、前記第一
    のクロック信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号
    に同期して信号の入出力を行うことを特徴とする情報処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記第一のクロック信号を供給する発振
    手段と、前記第一のクロック信号よりも位相が進んだ前
    記第二のクロック信号を発生する位相調整手段とを有
    し、前記信号保持手段が、前記制御手段と前記同期式メ
    モリとの間に接続されていることを特徴とする請求項8
    記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が、前記位相調整手段か
    ら前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに合わ
    せて、前記同期式メモリに対する書き込みデータを本来
    のタイミングよりも後ろにずらして出力する制御、前記
    同期式メモリからの読み出しデータを本来のタイミング
    よりも後ろで取り込む制御を行うことを特徴とする請求
    項6乃至9の何れかに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 同期式メモリに対するデータの書き込
    み及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御
    装置に適用されるメモリ制御方法において、 前記制御手段と前記同期式メモリとの間に接続された信
    号保持手段により、前記制御手段から出力され前記同期
    式メモリへ入力される信号の少なくとも一部を、第一の
    クロック信号よりも位相が遅れた第二のクロック信号に
    同期して保持し、前記制御手段が、前記第一のクロック
    信号に同期して信号の入出力を行い、前記信号保持手段
    が、前記第二のクロック信号に同期して信号の入出力を
    行い、前記同期式メモリが、前記第一のクロック信号に
    同期して信号の入出力を行うことを特徴とするメモリ制
    御方法。
  12. 【請求項12】 発振手段により、前記第一のクロック
    信号を供給し、位相調整手段により、前記第一のクロッ
    ク信号よりも位相が遅れた前記第二のクロック信号を発
    生することを特徴とする請求項11記載のメモリ制御方
    法。
  13. 【請求項13】 同期式メモリに対するデータの書き込
    み及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御
    装置に適用されるメモリ制御方法において、 前記制御手段と前記同期式メモリとの間に接続された信
    号保持手段により、前記制御手段から出力され前記同期
    式メモリへ入力される信号の少なくとも一部を、第一の
    クロック信号に同期して保持し、前記制御手段が、前記
    第一のクロック信号に同期して信号の入出力を行い、前
    記信号保持手段が、前記第一のクロック信号に同期して
    信号の入出力を行い、前記同期式メモリが、前記第一の
    クロック信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号に
    同期して信号の入出力を行うことを特徴とするメモリ制
    御方法。
  14. 【請求項14】 発振手段により、前記第一のクロック
    信号を供給し、位相調整手段により、前記第一のクロッ
    ク信号よりも位相が進んだ前記第二のクロック信号を発
    生することを特徴とする請求項13記載のメモリ制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記制御手段により、前記位相調整手
    段から前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに
    合わせて、前記同期式メモリに対する書き込みデータを
    本来のタイミングよりも後ろにずらして出力する制御、
    前記同期式メモリからの読み出しデータを本来のタイミ
    ングよりも後ろで取り込む制御を行うことを特徴とする
    請求項11乃至14の何れかに記載のメモリ制御方法。
  16. 【請求項16】 同期式メモリに対するデータの書き込
    み及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御
    装置に適用されるメモリ制御方法を実行するプログラム
    を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
    において、 前記メモリ制御方法は、信号保持手段において前記制御
    手段から出力され前記同期式メモリへ入力される信号の
    少なくとも一部を、第一のクロック信号よりも位相が遅
    れた第二のクロック信号に同期して保持するように制御
    するステップと、前記制御手段において前記第一のクロ
    ック信号に同期して信号を入出力するように制御するス
    テップと、前記信号保持手段において前記第二のクロッ
    ク信号に同期して信号を入出力するように制御するステ
    ップと、前記同期式メモリにおいて前記第一のクロック
    信号に同期して信号を入出力するように制御するステッ
    プとを有することを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記第一のクロック信号を供給するよ
    うに制御するステップと、前記第一のクロック信号より
    も位相が遅れた前記第二のクロック信号を発生するよう
    に制御するステップとを有することを特徴とする請求項
    16記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 同期式メモリに対するデータの書き込
    み及び読み出しを制御する制御手段を備えたメモリ制御
    装置に適用されるメモリ制御方法において、前記メモリ
    制御方法は、信号保持手段において前記制御手段から出
    力され前記同期式メモリへ入力される信号の少なくとも
    一部を、第一のクロック信号に同期して保持するように
    制御するステップと、前記制御手段において前記第一の
    クロック信号に同期して信号を入出力するように制御す
    るステップと、前記信号保持手段において前記第一のク
    ロック信号に同期して信号を入出力するように制御する
    ステップと、前記同期式メモリにおいて前記第一のクロ
    ック信号よりも位相が進んだ第二のクロック信号に同期
    して信号を入出力するように制御するステップとを有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記第一のクロック信号を供給するよ
    うに制御するステップと、前記第一のクロック信号より
    も位相が進んだ前記第二のクロック信号を発生するよう
    に制御するステップとを有することを特徴とする請求項
    18記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記制御手段において前記位相調整手
    段から前記同期式メモリに到達する信号のタイミングに
    合わせて、前記同期式メモリに対する書き込みデータを
    本来のタイミングよりも後ろにずらして出力するように
    制御し、前記同期式メモリからの読み出しデータを本来
    のタイミングよりも後ろで取り込むように制御するステ
    ップを有することを特徴とする請求項16乃至19の何
    れかに記載の記憶媒体。
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