JP2002197403A - Webコンテンツの可読性評価システム、Webコンテンツの配色支援システム、その方法、記録媒体 - Google Patents

Webコンテンツの可読性評価システム、Webコンテンツの配色支援システム、その方法、記録媒体

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JP2002197403A
JP2002197403A JP2000394575A JP2000394575A JP2002197403A JP 2002197403 A JP2002197403 A JP 2002197403A JP 2000394575 A JP2000394575 A JP 2000394575A JP 2000394575 A JP2000394575 A JP 2000394575A JP 2002197403 A JP2002197403 A JP 2002197403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Webコンテンツの可読性を、その利用形態
や利用対象者の色覚なども考慮して多面的に評価する。 【解決手段】 本発明のWebコンテンツの可読性評価
システムは、色や画像の情報をWebコンテンツから抽
出する階層・配色情報抽出手段101 と、上記色や画像の
情報から可読性に関わる複数種類の指標値(明度,色
相,彩度)を計算する明度・色相・彩度計算手段102
と、上記指標値を使って可読性を多段的且つ総合的に評
価する可読性評価手段103 とを備える。階層・配色情報
抽出手段101 で抽出された色や画像の情報から、可読性
に関わる複数の指標値が明度・色相・彩度計算手段102
によって計算され、この指標値を使った可読性の多段評
価が可読性評価手段103 によって行われることで、We
bコンテンツの利用形態(例えば、白黒印刷)や、利用
対象者の色覚等を考慮した可読性の総合的な評価が実現
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webコンテンツ
の可読性評価技術及び配色支援技術に関し、特にWeb
コンテンツの利用形態や利用対象者の色覚等を考慮した
可読性評価,配色支援を行うことができるWebコンテ
ンツの可読性評価技術及び配色支援技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザビリティの観点からWebコンテ
ンツを評価する技術として「Bobby」や「Anot
her HTML−lint」が従来から知られてい
る。これらの評価項目の一部には配色に関するものが含
まれ、可読性を評価することができる。「Bobby」
の配色評価は、「背景と文字とが類似の色になっていな
いかチェックして下さい」等の配色に関する一般的な指
摘事項の一覧をユーザに提示し、ユーザ自身に配色,可
読性の評価を行わせるものである。また、「Anoth
er HTML−lint」の配色評価は、RGB値に
基づいて、Webコンテンツの色の指定が不完全でない
かどうか、背景色と文字色が類似した色に指定されてい
ないかどうかなど、4つの項目を自動評価するものであ
る。
【0003】一方、電子多色資料を作成するための対話
型配色支援方法の一例が、特開平8−249441号公
報に記載されている。この公報に記載された対話型配色
支援方法は、電子多色資料における配色適正度をあらか
じめ定めた関数を使って自動評価し、評価結果を制作者
にフィードバックするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本来Webコンテンツ
の可読性は、複数の基準を使って多面的に評価されなけ
ればならない。これは、Webコンテンツの可読性評価
では、利用形態や利用対象者に応じて用いるべき評価指
標が異なるためであり、例えば、白黒印刷時の可読性を
評価するためには明度を評価指標として用いなければな
らないし、色覚異常者の可読性を評価するためにはに色
相を評価指標として用いなければならない。しかしなが
ら従来の技術では、可読性についてこのような多面的な
評価を行うことができなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、Webコンテン
ツの可読性を多面的に評価できるようにすることにあ
る。
【0006】また、本発明の別の目的は、ユーザが指定
した色に対し、Webコンテンツの可読性を多面的に考
慮した上で、可読性の高い色を推薦できるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のWebコンテン
ツの可読性評価システムは、Webコンテンツの可読性
を多面的に評価できるようにするため、色や画像の情報
から可読性に関わる複数種類の指標値を計算する計算手
段と、前記複数種類の指標値を使って可読性を多段的且
つ総合的に評価する評価手段とを備えている。このよう
な構成を採用し、可読性について総合評価を行うこと
で、本発明の第1の目的を達成することができる。
【0008】より具体的には、本発明のWebコンテン
ツの可読性評価システムは、Webコンテンツの各構成
要素の配色情報,或いは画像情報に基づいて、前記各構
成要素毎に可読性に関わる複数種類の指標値を計算する
計算手段と、該計算手段の計算結果に基づいて、前記W
ebコンテンツの利用形態或いは前記Webコンテンツ
の利用対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行う評価
手段とを備えている。このような構成を採用することに
より、Webコンテンツの利用形態や、Webコンテン
ツの利用対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行うこ
とが可能になる。
【0009】ここで、計算手段は、例えば、可読性に関
わる複数種類の指標値として、明度,色相,彩度を計算
する構成を有する。また、評価手段は、例えば、Web
コンテンツの第1の構成要素(例えば、文字,表の背景
色や、背景画像等の背景)と第2の構成要素(例えば、
文字,文字を囲む枠,未リンク状態の文字,リンク中状
態の文字,リンク済み状態の文字等)との明度差が明度
閾値未満の場合、第1,第2の構成要素の組み合わせ
が、Webコンテンツの白黒印刷時の可読性を低下させ
ると評価し、第1,第2の構成要素の明度差が明度閾値
以上で、且つ第1,第2の構成要素の色相差,彩度差が
色相閾値未満,彩度閾値未満である場合、Webコンテ
ンツの利用対象者が色覚障害者の場合に可読性を低下さ
せると評価する構成を有する。このような構成を採用す
ることにより、Webコンテンツの利用形態や利用対象
者の色覚を考慮した上で、背景と背景上の文字など、2
つの構成要素間の可読性を評価することが可能になる。
【0010】また、計算手段,評価手段として、次のよ
うな構成を有するものを採用することもできる。計算手
段は、可読性に関わる複数種類の指標値として、明度,
色相を計算する構成を有する。評価手段は、Webコン
テンツの第1の構成要素(例えば、背景画像)と第2の
構成要素(例えば、上記背景画像の代わりに表示される
ことがある背景色)との明度差が明度閾値を上回る場
合、第1,第2の構成要素の組み合わせが、Webコン
テンツの白黒印刷時の可読性を低下させると評価し、第
1,第2の構成要素の明度差が明度閾値以下で且つ第
1,第2の構成要素の色相差が色相閾値を上回る場合、
第1,第2の構成要素の組み合わせが、Webコンテン
ツの利用対象者が色覚異常者である場合に可読性を低下
させると評価する構成を有する。このような構成を採用
することにより、Webコンテンツの利用形態や利用対
象者の色覚を考慮した上で、背景画像の代わりに背景色
が表示された場合の可読性を評価することが可能にな
る。
【0011】また、本発明のWebコンテンツの可読性
評価システムは、Webコンテンツの背景画像のみに基
づいて可読性を評価できるようにするため、Webコン
テンツの背景画像の情報に基づいて、可読性に関わる指
標値の計算を行う計算手段と、該計算手段が計算した指
標値に基づいて、前記Webコンテンツの利用形態或い
は前記Webコンテンツの利用対象者の色覚を考慮した
可読性の評価を行う評価手段とを備えている。
【0012】ここで、計算手段は、背景画像の各ピクセ
ルの明度を計算し、明度のヒストグラムを作成する構成
を有する。また、評価手段は、明度のヒストグラムに基
づいて、背景画像中の明度差が激しいと判断した場合、
背景画像がWebコンテンツの白黒印刷時の可読性を低
下させると判定する構成を有する。
【0013】また、計算手段,評価手段として次のよう
な構成のものを採用することもできる。計算手段は、背
景画像の各ピクセルの色相を計算し、色相のヒストグラ
ムを作成する構成を有する。評価手段は、色相のヒスト
グラムに基づいて、背景画像中の色相差が激しいと判断
した場合、背景画像が、Webコンテンツの利用対象者
が色覚障害者である場合に可読性を低下させると評価す
る構成を有する。
【0014】また、本発明のWebコンテンツの配色支
援システムは、ユーザが指定した色に対して、Webコ
ンテンツの可読性を多面的に考慮した上で、可読性の高
い色を推薦できるようにするため、ユーザが指定したW
ebコンテンツの構成要素の色に対し、別の構成要素の
配色について推薦するWebコンテンツの配色支援シス
テムであって、色や画像の情報から可読性に関わる複数
種類の指標値を計算する計算手段と、前記複数種類の指
標値を使って可読性を多段的且つ総合的に評価し、前記
ユーザに推薦する色を決定する決定手段とを備えてい
る。このような構成を採用し、可読性に関する総合評価
に基づいた色の推薦を行うことで、本発明の第2の目的
を達成することができる。
【0015】より具体的には、本発明のWebコンテン
ツの可読性評価システムは、ユーザが指定した色に対し
て可読性の高い色を推薦するWebコンテンツの配色支
援システムであって、前記ユーザが指定した色の可読性
に関わる複数種類の指標値と、複数の候補色それぞれの
可読性に関わる複数種類の指標値とに基づいて、前記ユ
ーザによって指定された色と前記各候補色との組み合わ
せそれぞれについて前記Webコンテンツの利用形態或
いは前記Webコンテンツの利用対象者の色覚を考慮し
た可読性の評価を行い、該評価結果に基づいて前記複数
の候補色の中から前記ユーザに推薦する色を決定する決
定手段を備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0017】<第1の実施の形態>本発明の第1の実施
の形態の構成例を図1のブロック図に示す。第1の実施
の形態は、Webコンテンツの可読性を自動評価し、評
価結果をユーザにフィードバックするものであり、We
bコンテンツソース文書保存手段100と、階層・配色
情報抽出手段101と、明度・色相・彩度計算手段10
2と、可読性評価手段103と、出力手段104とから
構成されている。
【0018】Webコンテンツソース文書保存手段10
0は、評価対象とするWebコンテンツのソース文書の
保存に供する。例えば、Webコンテンツ制作者が制作
したWebコンテンツのソース文書を保存する手段を指
す。
【0019】階層・配色情報抽出手段101は、Web
コンテンツソース文書保存手段100をもって得られた
評価対象Webコンテンツのソース文書から、背景、文
字の階層情報および配色情報を抽出する。階層情報は、
ソース文書に記載されたHTMLの木構造の深さに基づ
き特定する。また、配色情報は、ソース文書に記載され
たHTMLの要素に指定された色情報に基づき、RGB
モデルを用いて特定する。
【0020】例えば、Webコンテンツソース文書保存
手段100に保存されているソース文書が、図3(b)
に示すHTML文書であった場合、階層・配色情報抽出
手段101は、階層情報および配色情報を次のように特
定する。すなわち階層情報に関しては、<body>要
素E01を第1階層、2つの<p>要素E02,E03
を第2階層と特定する。また配色情報に関しては、要素
E01のbgcolor属性から背景色が#FFFFC
Cと、要素E01中のtext属性をから要素E02中
の文字列「あいうえお」の色が#660000と、要素
E03のstyle属性から文字列「かきくけこ」の色
が#90FF00と、それぞれ特定する。尚、図3
(a)は、同図(b)のHTML文書によって表される
Webコンテンツのプレビュー画面の例を示している。
【0021】ここでは、ソース文書をHTML文書とし
たが、スタイルシートやXML文書であっても良い。こ
の場合には、スタイルシートやXML文書を解析して、
階層情報や配色情報を特定することとなる。また、上記
した例では、背景色,文字色を抽出するようにしたが、
表の背景色、未リンク状態の文字色、リンク中状態の文
字色、リンク済み状態の文字色、文字を囲む枠の色や、
背景画像、表の背景画像、文字の背景画像等の背景画像
の画像ファイル名を抽出するようにしてもよい。文字背
景や文字枠を用いる場合には、同一要素内に複数の色情
報が並存することとなるが、この場合には属性を利用し
て階層関係を特定すればよい。
【0022】明度・色相・彩度計算手段102は、階層
・配色情報抽出手段101で得られた結果から、所定の
計算式に基づき、各要素の明度(Y)、色相(H)、彩
度(S)を計算する。計算式としては、例えば図4
(a)〜(c)に示すものを用いることができる。
【0023】要素として背景画像を用いる場合の明度、
色相、彩度は、例えば画像ファイルの各ピクセルの明
度、色相、彩度をそれぞれ10段階に分類しヒストグラ
ムを作成した時のモード(最頻値)を用いて算出するこ
とができる。ここで、画像ファイルのピクセルの明度、
色相、彩度の計算には、例えば図4に示す計算式を用い
ることができる。
【0024】図5(a),(b),(c)は、それぞれ
背景画像の画像ファイルから得られた明度ヒストグラ
ム、色相ヒストグラム、彩度ヒストグラムの一例であ
る。この場合、該背景画像の明度、色相、彩度は、それ
ぞれヒストグラムの階級値を使って、0.35、3π/
10、0.75と算出されることとなる。
【0025】可読性評価手段103は、明度・色相・彩
度計算手段102の計算結果を用いて、階層が隣り合う
全ての要素間について可読性を自動評価する。可読性評
価手段103は、図2のような構成を持ち、内部に、明
度差評価手段1000、色相差評価手段1001、彩度
差評価手段1002、評価結果記憶手段1003、閾値
登録手段1004、及び可読性総合評価手段1005を
有する。
【0026】可読性評価手段103では、階層が隣り合
う全ての要素間の明度差、色相差、彩度差をそれぞれ独
立に多段評価することで、Webコンテンツの可読性を
複数の観点から総合評価する。図6は、可読性評価手段
103の処理例を示す流れ図である。
【0027】明度差評価手段1000は、明度・色相・
彩度計算手段102の計算結果を用いて、階層が隣り合
う全ての要素間の明度差を計算する(S61)。例え
ば、図3の例の場合は、背景と文字列「あいうえお」と
の明度差、及び背景と文字列「かきくけこ」との明度差
を計算することになる。
【0028】さらに、明度差評価手段1000は、ステ
ップS61で求めた各明度差と、あらかじめ閾値登録手
段1004に登録されている明度閾値とをそれぞれ比較
し、評価対象にしているWebコンテンツの可読性を明
度の点から評価する(S62)。具体的には、明度差が
明度閾値を下回る隣接要素対は、明度上の可読性が低い
と判断し、当該隣接要素対を示す情報を評価結果記憶手
段1003の不適部位群記憶部P01に格納する。例え
ば、図3の例に於いて、背景と文字列「かきくけこ」と
の明度差が明度閾値未満であった場合には、不適部位群
記憶部P01に、背景,文字列「かきくけこ」を示す情
報を格納する。尚、文字列を示す情報は、例えば「7行
目,かきくけこ」のように、ソース文書中の文字列の存
在位置と文字列の内容を含むものにすることができる。
一方、明度差が明度閾値以上である隣接要素対について
は、それらを色相差評価手段1001の評価対象にする
ために、例えば、色相差評価手段1001へ上記隣接要
素対を特定する情報を渡す。尚、明度差が明度閾値以上
の隣接要素対が存在しなかった場合は、可読性総合評価
手段1005に制御を渡す。
【0029】ここで、最初に明度差を評価するのは、明
度差が可読性の評価において最低限遵守されるべき規準
と考えられるからである。これは、一般的に読みにくい
とされる配色は2色間の明度差が小さく、読みやすいと
される配色は2色間の明度差が大きいこと、及び明度は
白黒印刷時の可読性に関わる指標であることによる。
【0030】色相差評価手段1001は、明度差評価手
段1000から評価対象にする隣接要素対を示す情報が
渡されると、明度・色相・彩度計算手段102の計算結
果を用いて、明度差評価手段1000において明度差が
明度閾値以上であると判定された全ての隣接要素対につ
いて、色相差を計算する(S63)。
【0031】さらに、色相差評価手段1001は、ステ
ップS63で計算した各色相差と、あらかじめ閾値登録
手段1004に登録されている色相閾値とをそれぞれ比
較し、評価対象にしているWebコンテンツの可読性を
色相の点から評価する(S64)。具体的には、色相差
が色相閾値以上の隣接要素対は、色相上の可読性が高い
と判断し、当該隣接要素対を示す情報を、評価結果記憶
手段1003内の適合部位群記憶部P04に登録する。
一方、色相差が色相閾値を下回る隣接要素対について
は、それらを彩度差評価手段1002の評価対象にする
ため、例えば、上記隣接要素対を特定する情報を彩度差
評価手段1002に渡す。尚、色相差が色相閾値を下回
る隣接要素対が存在しない場合は、可読性総合評価手段
1005に制御を渡す。
【0032】ここで、明度差に次いで色相差を評価する
のは、色相差が色覚異常者の可読性評価に関わる指標で
あり、相対的に優先して評価されるべきと考えられるか
らである。
【0033】彩度差評価手段1002は、色相差評価手
段1001から評価対象にする隣接要素対を示す情報が
渡されると、明度・色相・彩度計算手段102の計算結
果を用いて、色相差評価手段1001において色相差が
色相閾値を下回っていた全ての隣接要素対について、彩
度差を計算する(S65)。
【0034】さらに、彩度差評価手段1002は、ステ
ップS65で求めた各彩度差と、あらかじめ閾値登録手
段1004に登録されている彩度閾値と比較し、評価対
象にしているWebコンテンツの可読性を彩度の点から
評価する(S66)。具体的には、彩度差が彩度閾値以
上の隣接要素対は、彩度上のコントラストが強く可読性
が保証されていると判断し、当該隣接要素対を示す情報
を評価結果記憶手段1003内の適合部位群記憶部P0
3に格納する。これに対して、彩度差が彩度閾値を下回
る隣接要素対は、彩度上のコントラストが弱く可読性が
保証されないと判断し、当該隣接要素を示す情報を評価
結果記憶手段1003内の不適部位群記憶部P02に格
納する。以上の処理が終了すると、彩度差評価手段10
02は、制御を可読性総合評価手段1005に渡す。
【0035】ここで、最後に彩度差を評価するのは、隣
接要素間の色相差が小さい場合でも十分な彩度差があれ
ば、可読性が保証されると考えられるからである。
【0036】可読性総合評価手段1005は、制御を渡
されると、評価結果記憶手段1003に記憶された内容
に基づき、可読性の総合評価を行う(S67)。具体的
には、不適部位群記憶部P01または不適部位群記憶部
P02に隣接要素対を示す情報が格納されていない場合
は、可読性を保証できると評価し、評価結果を出力手段
104に渡す。これに対して、不適部位群記憶部P01
または不適部位群記憶部P02に隣接要素対を示す情報
が格納されている場合は、可読性を保証できないと評価
し、評価結果を出力手段104に渡す。更に、可読性を
保証できないと評価した場合は、不適部位群記憶部P0
1に隣接要素対を示す情報が格納されていれば、その隣
接要素対を示す情報と、可読性を低下させる利用形態
(白黒印刷時)と、可読性を低下させる原因(明度差の
不足)とを組にして出力手段104に渡し、不適部位群
記憶部P02に隣接要素対を示す情報が格納されていれ
ば、その隣接要素対を示す情報と、可読性を低下させる
利用対象者の色覚(色覚異常)と、可読性を低下させる
原因(色相差,彩度差の不足)とを組にして出力手段1
04に渡す。
【0037】出力手段104は、可読性総合評価手段1
005から渡された評価結果等を外部出力し、ユーザに
提示する。図7はテキストを用いた出力例である。この
例では、評価したWebコンテンツの可読性が白黒印刷
時に保証されないこと、その原因が特定部位の明度差の
不足にあること、が指摘されている。出力はこれ以外に
も、Webコンテンツのプレビュー画面を用いる構成と
してもよい。
【0038】第1の実施の形態は、階層が隣り合う要素
間の可読性を自動評価するものであったが、文字色とリ
ンク済み状態の文字色といった階層が隣り合わない要素
間の視認性向上や、未リンク状態の文字色とリンク済み
状態の文字色といった同一要素の異なる状態の視認性向
上を図るなどの目的で実施することも可能である。
【0039】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施
の形態の構成例を図8のブロック図に示す。
【0040】背景画像を有するWebコンテンツにおい
ては、ユーザから指示があった場合等に、背景画像に代
わって背景色が代替表示されることがあるが、この場
合、背景画像と背景色の明度や色相が大きく異なると、
一方にあわせて配色した文字色が、他方の上では見にく
くなる状況が生じ、Webコンテンツの可読性の低下を
招く。第2の実施の形態は、Webコンテンツにおける
背景画像と背景色の類似度を評価することで、該Web
コンテンツの可読性評価を行うものである。
【0041】Webコンテンツソース文書保存手段20
0は、評価対象とするソース文書の保存に供する。例え
ば、Webコンテンツ制作者が制作したWebコンテン
ツを保存する手段を指す。
【0042】背景色・背景画像抽出手段201は、We
bコンテンツソース文書保存手段200をもって得られ
た評価対象WebコンテンツのHTML文書から、背景
色および背景画像の情報を抽出する。
【0043】背景画像は、ソース文書に記載されたHT
MLの要素に指定された画像ファイルが特定される。背
景色は、ソース文書に記載されたHTMLの要素に指定
された色情報に基づきRGBモデルを用いて特定され
る。
【0044】例えば、ソース文書が図10に示すHTM
L文書であった場合、背景画像および背景色は、該HT
ML文書から特定される。すなわち背景画像は、<bo
dy>要素のbackground属性A01から背景
画像.gifと特定される。また背景色は、<body
>要素のbgcolor属性A02から#FFFFCC
と特定される。
【0045】ここで、ソース文書として、スタイルシー
トやXMLを用いる構成としてもよい。この場合には、
スタイルシートやXMLの文書を解析して、背景画像や
背景色を特定することとなる。
【0046】明度・色相計算手段202は、背景色・背
景画像抽出手段201で得られた結果から、所定の計算
式に基づき、背景色および背景画像の明度(Y)、色相
(H)を計算する。
【0047】背景色の明度、色相は、背景色の色情報
に、例えば図4に示す計算式を適用し算出することがで
きる。
【0048】背景画像の明度、色相は、例えば画像ファ
イルの各ピクセルの明度、色相を10段階に分類しヒス
トグラムを作成した時のモード(最頻値)を用いて算出
することができる。ここで、画像ファイルのピクセルの
明度、色相の算出には、背景色の明度、色相の算出に用
いたものと同じ計算式を用いる。
【0049】例えば、背景色・背景画像抽出手段201
で得られた画像ファイルから、図11(a)に示す明度
ヒストグラムが得られたとすると、階級0.3〜0.4
の階級値0.35が、当該背景画像の明度とみなされ
る。また、背景色・背景画像抽出手段201で得られた
画像ファイルから、図11(b)に示す色相ヒストグラ
ムが得られたとすると、階級π/5〜2π/5の階級値
3π/10が、当該背景画像の色相とみなされる。
【0050】類似度評価手段203は、明度・色相計算
手段202の計算結果から、背景色と背景画像の類似度
を評価する。類似度評価手段203は、図9のような構
成を持ち、内部に、明度差評価手段2000、色相差評
価手段2001、評価結果記憶手段2002、閾値登録
手段2003、類似度総合評価手段2004を有する。
図12は類似度評価手段203の処理例を示す流れ図で
ある。
【0051】明度差評価手段2000は、明度・色相計
算手段202の計算結果を用いて、背景色と背景画像の
明度上の類似度を評価する。
【0052】明度差評価手段2000では、まず背景色
と背景画像の明度差を計算し(S121)、その上で算
出された明度差と、閾値登録手段2003に予め登録さ
れている明度閾値と比較し類似度を評価する(S12
2)。具体的には、背景色と背景画像の明度差が明度閾
値を上回る場合には類似度が低いと判断し、評価結果を
評価結果記憶手段2002の評価結果記憶部R01に格
納すると共に、制御を類似度総合評価手段2004に渡
す。これに対して、背景色と背景画像の明度差が明度閾
値以下の場合には、色相差評価手段2001に制御を渡
す。
【0053】色相差評価手段2001は、制御を渡され
ると、明度・色相計算手段202の計算結果を用いて、
背景色と背景画像の色相上の類似度を評価する。
【0054】色相評価手段2001では、まず背景色と
背景画像の色相差を計算し(S123)、その上で算出
された色相差と予め閾値登録手段2003に登録されて
いる色相閾値と比較し類似度を評価する(S124)。
具体的には、背景色と背景画像の色相差が色相閾値を上
回る場合には類似度が低いと判断し、評価結果を評価結
果記憶手段2002の評価結果記憶部R02に格納する
と共に制御を類似度総合評価手段2004に渡す。これ
に対し、背景色と背景画像の色相差が色相閾値以下の場
合には類似度が高いと判断し、評価結果を評価結果記憶
手段2002の評価結果記憶部R03に格納すると共に
制御を類似度総合評価手段2004に渡す。
【0055】類似度総合評価手段2004は、評価結果
記憶手段2002に記憶された内容に基づき、類似度の
総合評価を行う(S125)。具体的には、評価結果記
憶部R03に類似度が高いという評価結果が格納されて
いる場合は、その評価結果を出力手段204に渡す。こ
れに対して、評価結果記憶部R01または評価結果記憶
部R02に類似度が低いという評価結果が格納されてい
る場合には、その評価結果を出力手段204に渡す。更
に、評価結果記憶部R01に類似度が低いという評価結
果が格納されている場合には、背景画像が読み込まれな
かった時に可読性を低下させる利用形態(背景画像が読
み込まれなかった場合に白黒印刷を行うと可読性が低
下)と、可読性を低下させる原因(背景色と背景画像と
の明度差が大きい)とを組にして出力手段204に渡
し、評価結果記憶部R02に類似度が低いという評価結
果が格納されている場合には、背景画像が読み込まれな
かったときに可読性を低下させる利用対象者の色覚(背
景画像が読み込まれなかった場合、色覚異常者の可読性
が低下)と、可読性を低下させる原因(背景色と背景画
像との色相差が大きい)とを組にして出力手段204に
渡す。
【0056】出力手段204は、類似度総合評価手段2
004から渡された評価結果等を外部出力する。図13
はテキストを用いた出力例である。この例では、評価し
たWebコンテンツの背景画像と背景色の類似度が低
く、代替表示時に可読性が低下する恐れのあることが指
摘されている。出力はこれ以外にも、Webコンテンツ
のプレビュー画面を用いる構成としてもよい。
【0057】<第3の実施の形態>本発明の第3の実施
の形態の構成例を図14のブロック図に示す。
【0058】第3の実施の形態は、背景画像を有するW
ebコンテンツにおいて、該背景画像を使用する妥当性
を可読性の点から評価するものである。具体的には、明
度にバラツキのある背景画像を使用した場合、文字色の
指定によらず読みにくい部分が生じると考えられること
から、このような背景画像の使用について警告を行う。
【0059】Webコンテンツソース文書保存手段30
0は、評価対象とするソース文書の保存に供する。例え
ば、Webコンテンツ制作者が制作したWebコンテン
ツを保存する手段を指す。
【0060】背景画像抽出手段301は、Webコンテ
ンツソース文書保存手段300をもって得られた評価対
象Webコンテンツのソース文書から、背景画像の情報
を抽出する。例えば、ソース文書が図15に示すWeb
コンテンツであった場合、背景画像は、<body>要
素のbackground属性A11から背景画像.g
ifと特定される。
【0061】ここで、ソース文書としては、スタイルシ
ートやXMLを用いる構成としてもよい。この場合に
は、スタイルシートやXMLの文書を解析して、背景画
像を特定することとなる。
【0062】背景画像明度ヒストグラム作成手段302
は、背景画像抽出手段301で得られた画像ファイルに
ついて、明度のヒストグラムを作成する。明度のヒスト
グラムとしては、例えば、画像ファイルの各々のピクセ
ルの明度を0.1刻みで10段階に分類したものを用い
ることができる。ピクセルの明度算出は、所定の計算式
に基づくものとし、例えば図4(a)に示す計算式を用
いることができる。
【0063】背景画像妥当性評価手段303は、背景画
像明度ヒストグラム作成手段302が作成した明度ヒス
トグラムから、当該画像ファイルが背景画像として妥当
であるか否かを評価する。具体的には、背景画像明度ヒ
ストグラム作成手段302で作成された明度ヒストグラ
ムに複数のピークが見られた場合に、ピーク間の明度差
とあらかじめ閾値登録手段304に登録されている明度
閾値とを比較する。そして、ピーク間の明度差が明度閾
値を上回る場合には、背景画像中の明暗差が激しく、白
黒印刷時に文字の可読性を損なう恐れがあるとし、背景
画像としての妥当性がないと評価する。
【0064】例えば、背景画像明度ヒストグラム作成手
段302において、図16に示す明度ヒストグラムが得
られたとする。また、閾値登録手段304に登録された
明度閾値が0.3であったとする。この時、背景画像の
明度のピークについて明度差、例えば階級値の差を求め
ると0.6となり、ピーク間の明度差が閾値を上回るこ
とが分かる。つまり、該画像ファイルは背景画像として
妥当でないと評価されることとなる。
【0065】出力手段305は、背景画像妥当性評価手
段303の評価結果の外部出力を行う。図17はテキス
トを用いた出力例である。この例では、該Webコンテ
ンツに用いられた画像ファイルの明暗差が激しく、背景
画像として適当でないことが指摘されている。出力はこ
れ以外にも、Webコンテンツのプレビュー画面を用い
る構成としてもよい。
【0066】第3の実施の形態における背景画像として
は、Webコンテンツ全体の背景画像のほか、表全体の
背景画像や表の1行の背景画像、セルの背景画像、文字
の背景画像などにも適用可能である。
【0067】また、第3の実施の形態に於いては、背景
画像内の明度のバラツキに基づいて可読性を評価するよ
うにしたが、背景画像内の色相のバラツキに基づいて可
読性を評価するようにすることもできる。この場合は、
図14に示した背景画像明度ヒストグラム作成手段30
2の代わりに、背景画像抽出手段301で得られた画像
ファイルについて、色相のヒストグラムを作成する背景
画像色相ヒストグラム作成手段を設け、背景画像妥当性
評価手段303の代わりに、色相ヒストグラムに基づい
て可読性の評価を行う背景画像妥当性評価手段を設ける
ようにすれば良い。
【0068】背景画像色相ヒストグラム作成手段として
は、例えば、画像ファイルの各ピクセルの色相をπ/5
刻みで10段階に分類した色相ヒストグラムを作成する
機能を有するものを使用することができる。また、背景
画像妥当性評価手段としては、背景画像色相ヒストグラ
ム作成手段が作成した色相ヒストグラムに複数のピーク
が見られた場合に、ピーク間の色相差とあらかじめ閾値
登録手段304に登録されている色相閾値とを比較する
機能、およびピーク間の色相差が色相閾値を上回る場
合、背景画像中の色相差が激しく、色覚異常者の可読性
を低下させる恐れがあるとし、背景画像としての妥当性
がないと評価する機能を有するものを使用することがで
きる。
【0069】<第4の実施の形態>本発明の第4の実施
の形態の構成例を図18のブロック図に示す。
【0070】第4の実施の形態は、背景色または背景上
のオブジェクト色の一方がユーザによって指定された
時、もう一方に適した色の候補を推薦することで配色支
援を行うものである。本実施の形態は、背景色と背景上
のオブジェクトにとどまらず、同様の関係にある部位、
例えば文字背景色と文字色など、にも適用可能である。
【0071】色情報選択手段400は、ユーザがWeb
コンテンツの配色に用いる1つの色の選択に供する。例
えば、RGBモデルを用いた色指定や、パレットに示さ
れた候補色からの選択などを指す。
【0072】明度・色相・彩度計算手段401は、色情
報選択手段400で指定された色について、所定の計算
式に基づき、明度(Y)、色相(H)、彩度(S)を計
算する。計算式としては、例えば図4に示すものを用い
ることができる。
【0073】推薦色決定手段402は、色情報選択手段
400で指定された色と、背景と背景上のオブジェクト
のような関係となる別の色について、可読性の観点から
推薦色を決定する。推薦色決定手段402は、内部に、
候補色生成手段4000、明度差評価手段4001、色
相差評価手段4002、彩度差評価手段4003、推薦
色記憶手段4004、閾値登録手段4005を有し、そ
の構成は図19のブロック図の通りである。図20は推
薦色決定手段402の処理例を示す流れ図である。
【0074】推薦色決定手段402では、まず候補色生
成手段4000で別の色の候補となる全ての色を生成す
る(S201)。具体的には、RGB値にそれぞれ0
0、33、66、99、CC、FFの6種類のみを使用
してできる216色(Webセーフカラー)を生成す
る。
【0075】次に、候補色生成手段4000で生成した
全ての候補色と色情報選択手段400で指定された指定
色との間で所定の評価を行っていく。
【0076】最初に評価を行うのは、明度差評価手段4
001である。候補色生成手段4000で生成した全て
の候補色と色情報選択手段400で指定された指定色と
の間で明度差を計算し、明度閾値を超える明度差を提供
する色群を抽出する(S202,S203)。
【0077】ここで、明度は、明度・色相・彩度計算手
段401により計算するものとし、この評価に用いる明
度閾値は、閾値登録手段4005にあらかじめ登録され
ているものとする。
【0078】最初に明度差を評価するのは、明度差が可
読性の評価において最低限遵守されるべき規準と考えら
れるからである。これは、一般的に読みにくいとされる
配色は2色間の明度差が小さく、読みやすいとされる配
色は2色間の明度差が大きいこと、明度は白黒印刷時の
可読性に関わる指標であること、による。
【0079】次に評価を行うのは、色相差評価手段40
02である。明度差評価手段4001で抽出した全ての
候補色と色情報選択手段400で指定された指定色との
間で色相差を計算し、色相差が色相閾値を超える色群
と、それ以外の色群とに仕分けする(S204,S20
5)。
【0080】ここで、色相は、明度・色相・彩度計算手
段401により計算するものとし、この評価に用いる色
相閾値は、閾値登録手段4005にあらかじめ登録され
ているとする。
【0081】ここで仕分けされた色群のうち、前者の色
群は、明度および色相の点で指定色とのコントラストが
強く、Webページを白黒印刷する場合や、利用対象者
が色覚異常者である場合であっても、可読性の高い色群
と言えるため、推薦色記憶手段4004内の推薦色群記
憶部C01に格納する(S206)。
【0082】明度差に次いで色相差を評価するのは、色
相差が色覚異常者の可読性評価に関わる指標であり、相
対的に優先して評価されるべきと考えられるからであ
る。
【0083】一方、後者の色群については、指定色との
間でさらに彩度差評価手段4003で評価を行う。具体
的には、後者の色群と色情報選択手段400で指定され
た指定色との間で彩度差を計算し、彩度閾値を超える彩
度差を提供する色群を抽出する(S207,S20
8)。
【0084】ここで、彩度は、明度・色相・彩度計算手
段401により計算するものとし、この評価に用いる彩
度閾値は、閾値登録手段4005にあらかじめ登録され
ているものとする。
【0085】ここで抽出された色群は、明度および彩度
の点で指定された色とのコントラストが強く、Webコ
ンテンツを白黒印刷する場合や、利用対象者が色覚異常
者である場合であっても、可読性の高い色群と言えるた
め、推薦色記憶手段4004内の推薦色記憶部C02に
格納する(S209)。
【0086】最後に彩度差を評価するのは、隣接要素間
の色相差が小さい場合でも十分な彩度差があれば、可読
性が保証されると考えられるからである。
【0087】出力手段403は、推薦色記憶手段400
4内の推薦色群記憶部C01,C02に格納されている
色を、可読性の点からの推薦色として外部出力する。
【0088】図21は、出力手段403による推薦色の
出力例である。図21は、ディスプレイ上の指定色表示
部C11に色情報選択手段400で指定された指定色が
表示され、同系色表示部C12,非同系色表示部C13
にそれぞれ推薦色記憶部C01,C02に格納されてい
る色が表示されている様子を示している。ここで、同系
色表示部C12に表示されている色は、色相的に指定色
に近い色であるため、Webコンテンツを同系色でまと
めたいときの推薦色を表すこととなり、非同系色表示部
C13に表示されている色は、それ以外のときの推薦色
を表すこととなる。
【0089】第4の実施の形態は、背景色または背景上
のオブジェクト色の一方が指定された時、もう一方に適
した色の候補を推薦するものであったが、文字色とリン
ク済み状態の文字色といった階層が隣り合わない要素間
の視認性向上や、未リンク状態の文字色とリンク済み状
態の文字色といった同一要素の異なる状態の視認性向上
を図るなどの目的で実施することも可能である。
【0090】<ハードウェア構成>図22は、本発明の
第1〜第4の実施の形態を実現するためのハードウェア
構成例を示したブロック図であり、記録媒体501に
は、RAM(RandomAccess Memor
y)502及びCPU(Central Proces
sing Unit)503を備えたコンピュータ50
0を、Webコンテンツの可読性評価システム或いはW
ebコンテンツの配色支援システムとして機能させるた
めのプログラムが記録されている。記録媒体501は、
磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROMなどの記録
媒体である。
【0091】図1に示した第1の実施の形態に係るWe
bコンテンツの可読性評価システムを実現する場合に
は、記録媒体501に、Webコンテンツソース文書保
存手段100,階層・配色情報抽出手段101,明度・
色相・彩度計算手段102,可読性評価手段103,出
力手段104を実現するためのプログラムを記録してお
く。このプログラムは、実行時にはRAM502に読み
出され、CPU503によって実行され、コンピュータ
500上にWebコンテンツソース文書保存手段10
0,階層・配色情報抽出手段101,明度・色相・彩度
計算手段102,可読性評価手段103,出力手段10
4を実現する。
【0092】また、図8に示した第2の実施の形態に係
るWebコンテンツの可読性評価システムを実現する場
合には、記録媒体501に、Webコンテンツソース文
書保存手段200,背景色・背景画像抽出手段201,
明度・色相計算手段202,類似度評価手段203,出
力手段204を実現するためのプログラムを記録してお
く。このプログラムは、実行時にはRAM502に読み
出され、CPU503によって実行され、コンピュータ
500上にWebコンテンツソース文書保存手段20
0,背景色・背景画像抽出手段201,明度・色相計算
手段202,類似度評価手段203,出力手段204を
実現する。
【0093】また、図14に示した第3の実施の形態に
係るWebコンテンツの可読性評価システムを実現する
場合には、記録媒体501に、Webコンテンツソース
文書保存手段300,背景画像抽出手段301,背景画
像明度ヒストグラム作成手段302,背景画像妥当性評
価手段303,閾値登録手段304,出力手段305を
実現するためのプログラムを記録しておく。このプログ
ラムは、実行時にはRAM502に読み出され、CPU
503によって実行され、コンピュータ500上にWe
bコンテンツソース文書保存手段300,背景画像抽出
手段301,背景画像明度ヒストグラム作成手段30
2,背景画像妥当性評価手段303,閾値登録手段30
4,出力手段305を実現する。
【0094】また、図18に示した第4の実施の形態に
係るWebコンテンツの配色支援システムを実現する場
合には、記録媒体501に、色情報選択手段400,明
度・色相・彩度計算手段401,推薦色決定手段40
2,出力手段403を実現するためのプログラムを記録
しておく。このプログラムは、実行時にはRAM502
に読み出され、CPU503によって実行され、コンピ
ュータ500上に色情報選択手段400,明度・色相・
彩度計算手段401,推薦色決定手段402,出力手段
403を実現する。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明におけるW
ebコンテンツの可読性評価システムを用いれば、We
bコンテンツの可読性をWebコンテンツの利用形態や
利用対象者の色覚等を考慮して多面的に評価することが
可能となる。また、本発明におけるWebコンテンツの
配色支援システムを用いれば、多面的な可読性評価に基
づく配色支援を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】可読性評価手段103の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図3(a)評価対象Webコンテンツのプレビ
ュー画面の一例を示す図である。図3(b)評価対象W
ebコンテンツのソース文書の一例を示す図である。
【図4】図4(a)明度算出に用いる計算式の例を示す
図である。図4(b)色相算出に用いる計算式の例を示
す図である。図4(c)彩度算出に用いる計算式の例を
示す図である。
【図5】図5(a)背景画像の画像ファイルの明度ヒス
トグラムの例を示す図である。図5(b)背景画像の画
像ファイルの色相ヒストグラムの例を示す図である。図
5(c)背景画像の画像ファイルの彩度ヒストグラムの
例を示す図である。
【図6】可読性評価手段103の処理例を示す流れ図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施の形態における出力例を示
す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】類似度評価手段203の構成例を示すブロック
図である。
【図10】評価対象Webコンテンツのソースであるテ
キスト文書の例を示す図。
【図11】図10(a)背景色・背景画像抽出手段20
1で得られた画像ファイルの明度ヒストグラムの例を示
す図である。図10(b)背景色・背景画像抽出手段2
01で得られた画像ファイルの色相ヒストグラムの例を
示す図である。
【図12】類似度評価手段203の処理例を示す流れ図
である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における出力例を
示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図15】評価対象Webコンテンツのソースであるテ
キスト文書の例を示す図である。
【図16】背景画像明度ヒストグラム作成手段302で
得られた明度ヒストグラムの例を示す図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における出力例を
示す図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図19】推薦色決定手段402の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図20】推薦色決定手段402の処理例を示す流れ図
である。
【図21】本発明の第4の実施の形態における出力例を
示す図である。
【図22】本発明の第1〜第4の実施の形態を実現する
ためのハードウェア構成の一例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100…Webコンテンツソース文書保存手段 101…階層・配色情報抽出手段 102…明度・色相・彩度計算手段 103…可読性評価手段 104…出力手段 1000…明度差評価手段 1001…色相差評価手段 1002…彩度差評価手段 1003…評価結果記憶手段 1004…閾値登録手段 1005…可読性総合評価手段 200…Webコンテンツソース文書保存手段 201…背景色・背景画像抽出手段 202…明度・色相計算手段 203…類似度評価手段 204…出力手段 2000…明度差評価手段 2001…色相差評価手段 2002…評価結果記憶手段 2003…閾値登録手段 2004…類似度総合評価手段 300…Webコンテンツソース文書保存手段 301…背景画像抽出手段 302…背景画像明度ヒストグラム作成手段 303…背景画像妥当性評価手段 304…閾値登録手段 305…出力手段 400…色情報選択手段 401…明度・色相・彩度計算手段 402…推薦色決定手段 403…推薦色提示手段 4000…候補色生成手段 4001…明度差評価手段 4002…色相差評価手段 4003…彩度差評価手段 4004…推薦色記憶手段 4005…閾値登録手段 500…コンピュータ 501…記録媒体 502…RAM 503…CPU

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色や画像の情報から可読性に関わる複数
    種類の指標値を計算する計算手段と、 前記複数種類の指標値を使って可読性を多段的且つ総合
    的に評価する評価手段とを備えたことを特徴とするWe
    bコンテンツの可読性評価システム。
  2. 【請求項2】 Webコンテンツの各構成要素の配色情
    報,或いは画像情報に基づいて、前記各構成要素毎に可
    読性に関わる複数種類の指標値を計算する計算手段と、 該計算手段の計算結果に基づいて、前記Webコンテン
    ツの利用形態或いは前記Webコンテンツの利用対象者
    の色覚を考慮した可読性の評価を行う評価手段とを備え
    たことを特徴とするWebコンテンツの可読性評価シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のWebコンテンツの可読
    性評価システムに於いて、 前記評価手段が、前記Webコンテンツが白黒印刷され
    ること或いは利用対象者が色覚異常者であることを考慮
    した可読性の評価を行うことを特徴とするWebコンテ
    ンツの可読性評価システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のWebコンテンツの可読
    性評価システムに於いて、 前記計算手段が、前記複数種類の指標値として、明度,
    色相および彩度を計算する構成を有し、 前記評価手段が、前記計算手段で計算された第1,第2
    の構成要素の明度,色相,彩度に基づいて、前記第1,
    第2の構成要素の明度差が明度閾値未満の場合は、前記
    第1,第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコン
    テンツの白黒印刷時の可読性を低下させると評価し、前
    記第1,第2の構成要素の明度差が前記明度閾値以上で
    且つ前記第1,第2の構成要素の色相差,彩度差がそれ
    ぞれ色相閾値,彩度閾値未満である場合は、前記第1,
    第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコンテンツ
    の利用対象者が色覚異常者である場合に可読性を低下さ
    せると評価する構成を有することを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のWebコンテンツの可読
    性評価システムに於いて、 前記評価手段が、 前記第1,第2の構成要素の明度差が前記明度閾値未満
    であるか否かを判定する明度差評価手段と、 前記第1,第2の構成要素の色相差が前記色相閾値未満
    であるか否かを判定する色相差評価手段と、 前記第1,第2の構成要素の彩度差が前記彩度閾値未満
    であるか否かを判定する彩度差評価手段と、 前記明度差評価手段で前記第1,第2の構成要素の明度
    差が前記明度閾値未満であると判定された場合、前記第
    1,第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコンテ
    ンツの白黒印刷時の可読性を低下させると評価し、前記
    明度差評価手段で前記第1,第2の構成要素の明度差が
    明度閾値以上であると判定され、且つ前記色相差評価手
    段,前記彩度差評価手段で前記第1,第2の構成要素の
    色相差,彩度差が前記色相閾値未満,前記彩度閾値未満
    であると判定された場合、前記第1,第2の構成要素の
    組み合わせが、前記Webコンテンツの利用対象者が色
    覚異常者である場合に可読性を低下させると評価する可
    読性総合評価手段とを備えたことを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のWebコンテン
    ツの可読性評価システムに於いて、 前記第1の構成要素が、背景であり、 前記第2の構成要素が、文字,未リンク状態の文字,リ
    ンク中状態の文字,リンク済み状態の文字,文字を囲む
    枠,或いは前記背景上の別の背景であることを特徴とす
    るWebコンテンツの可読性評価システム。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のWebコンテンツの可読
    性評価システムに於いて、 前記計算手段が、前記複数種類の指標値として、明度及
    び色相を計算する構成を有し、 前記評価手段が、前記計算手段で計算された第1,第2
    の構成要素の明度および色相に基づいて、前記第1,第
    2の構成要素の明度差が明度閾値を上回る場合、前記第
    1,第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコンテ
    ンツの白黒印刷時の可読性を低下させると評価し、前記
    第1,第2の構成要素の明度差が前記明度閾値以下で且
    つ前記第1,第2の構成要素の色相差が色相閾値を上回
    る場合、前記第1,第2の構成要素の組み合わせが、前
    記Webコンテンツの利用対象者が色覚異常者である場
    合に可読性を低下させると評価する構成を有することを
    特徴とするWebコンテンツの可読性評価システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のWebコンテンツの可読
    性評価システムに於いて、 前記評価手段が、 前記第1,第2の構成要素の明度差が前記明度閾値を上
    回るか否かを判定する明度差評価手段と、 前記第1,第2の構成要素の色相差が前記色相閾値を上
    回るか否かを判定する色相差評価手段と、 前記明度差評価手段で、前記第1,第2の構成要素の明
    度差が前記明度閾値を上回ると判定された場合、前記第
    1,第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコンテ
    ンツの白黒印刷時の可読性を低下させると評価し、前記
    明度差評価手段で、前記第1,第2の構成要素の明度差
    が前記明度閾値以下であると判定され、且つ前記色相差
    評価手段で、前記第1,第2の構成要素の色相差が前記
    色相閾値を上回ると判定された場合、前記第1,第2の
    構成要素の組み合わせが、前記Webコンテンツの利用
    対象者が色覚異常者である場合に可読性を低下させると
    評価する総合評価手段とを備えたことを特徴とするWe
    bコンテンツの可読性評価システム。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載のWebコンテン
    ツの可読性評価システムに於いて、 前記第1の構成要素が、前記Webコンテンツの背景画
    像であり、 前記第2の構成要素が、前記背景画像の代わりに表示さ
    れることがある背景色であることを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価システム。
  10. 【請求項10】 Webコンテンツの背景画像の情報に
    基づいて、可読性に関わる指標値の計算を行う計算手段
    と、 該計算手段が計算した指標値に基づいて、前記Webコ
    ンテンツの利用形態或いは前記Webコンテンツの利用
    対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行う評価手段と
    を備えたことを特徴とするWebコンテンツの可読性評
    価システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のWebコンテンツの
    可読性評価システムに於いて、 前記計算手段が、前記背景画像の各ピクセルの明度を計
    算し、明度のヒストグラムを作成する構成を有し、 前記評価手段が、前記明度のヒストグラムに基づいて、
    前記背景画像中の明度差が激しいと判断した場合、前記
    背景画像が前記Webコンテンツの白黒印刷時の可読性
    を低下させると評価する構成を有することを特徴とする
    Webコンテンツの可読性評価システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のWebコンテンツの
    可読性評価システムに於いて、 前記計算手段が、前記背景画像の各ピクセルの色相を計
    算し、色相のヒストグラムを作成する構成を有し、 前記評価手段が、前記色相のヒストグラムに基づいて、
    前記背景画像中の色相差が激しいと判断した場合、前記
    背景画像が前記Webコンテンツの利用対象者が色覚障
    害者である場合に可読性を低下させると評価する構成を
    有することを特徴とするWebコンテンツの可読性評価
    システム。
  13. 【請求項13】 ユーザが指定したWebコンテンツの
    構成要素の色,或いは画像に対し、別の構成要素の配色
    について推薦するWebコンテンツの配色支援システム
    であって、 色や画像の情報から可読性に関わる複数種類の指標値を
    計算する計算手段と、 前記複数種類の指標値を使って可読性を多段的且つ総合
    的に評価し、前記ユーザに推薦する色を決定する決定手
    段とを備えたことを特徴とするWebコンテンツの配色
    支援システム。
  14. 【請求項14】 ユーザが指定した色に対して可読性の
    高い色を推薦するWebコンテンツの配色支援システム
    であって、 前記ユーザが指定した色の可読性に関わる複数種類の指
    標値と、複数の候補色それぞれの可読性に関わる複数種
    類の指標値とに基づいて、前記ユーザによって指定され
    た色と前記各候補色との組み合わせそれぞれについて前
    記Webコンテンツの利用形態或いは前記Webコンテ
    ンツの利用対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行
    い、該評価結果に基づいて前記複数の候補色の中から前
    記ユーザに推薦する色を決定する決定手段を備えたこと
    を特徴とするWebコンテンツの配色支援システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のWebコンテンツの
    配色支援システムに於いて、 前記可読性に関わる複数の指標値が、明度,色相および
    彩度であり、且つ、 前記決定手段が、 前記複数の候補色の中から、前記ユーザによって指定さ
    れた色との明度差が明度閾値を上回る候補色を抽出する
    明度差評価手段と、 該明度差評価手段で抽出された候補色の中から、前記ユ
    ーザによって指定された色との色相差が色相閾値を上回
    る候補色を抽出し、該抽出した候補色をユーザに推薦す
    る色とする色相差評価手段と、 前記明度差評価手段で抽出されたが前記色相差抽出手段
    では抽出されなかった候補色の中から、前記ユーザによ
    って指定された色との彩度差が彩度閾値を上回る候補色
    を抽出し、該抽出した色を前記ユーザに推薦する色とす
    る彩度評価手段とを備えたことを特徴とするWebコン
    テンツの配色支援システム。
  16. 【請求項16】 色や画像の情報から可読性に関わる複
    数種類の指標値を計算し、 該計算した複数種類の指標値を使って可読性を多段的且
    つ総合的に評価することを特徴とするWebコンテンツ
    の可読性評価方法。
  17. 【請求項17】 Webコンテンツの各構成要素の配色
    情報,或いは画像情報に基づいて、前記各構成要素毎に
    可読性に関わる複数種類の指標値を計算し、 該計算結果に基づいて、前記Webコンテンツの利用形
    態或いは前記Webコンテンツの利用対象者の色覚を考
    慮した可読性の評価を行うことを特徴とするWebコン
    テンツの可読性評価方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 可読性を評価する際、前記Webコンテンツが白黒印刷
    されること或いは利用対象者が色覚異常者であることを
    考慮して可読性の評価を行うことを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記複数種類の指標値として、明度,色相および彩度を
    計算し、 可読性を評価する際、第1,第2の構成要素の明度,色
    相,彩度に基づいて、前記第1,第2の構成要素の明度
    差が明度閾値未満の場合は、前記第1,第2の構成要素
    の組み合わせが、前記Webコンテンツの白黒印刷時の
    可読性を低下させると評価し、前記第1,第2の構成要
    素の明度差が前記明度閾値以上で且つ前記第1,第2の
    構成要素の色相差,彩度差がそれぞれ色相閾値,彩度閾
    値未満である場合は、前記第1,第2の構成要素の組み
    合わせが、前記Webコンテンツの利用対象者が色覚異
    常者である場合に可読性を低下させると評価することを
    特徴とするWebコンテンツの可読性評価方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記第1の構成要素が、背景であり、 前記第2の構成要素が、文字,未リンク状態の文字,リ
    ンク中状態の文字,リンク済み状態の文字,文字を囲む
    枠,或いは前記背景上の別の背景であることを特徴とす
    るWebコンテンツの可読性評価方法。
  21. 【請求項21】 請求項18記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記複数種類の指標値として、明度及び色相を計算し、 可読性の評価を行う際、第1,第2の構成要素の明度お
    よび色相に基づいて、前記第1,第2の構成要素の明度
    差が明度閾値を上回る場合、前記第1,第2の構成要素
    の組み合わせが、前記Webコンテンツの白黒印刷時の
    可読性を低下させると評価し、前記第1,第2の構成要
    素の明度差が前記明度閾値以下で且つ前記第1,第2の
    構成要素の色相差が色相閾値を上回る場合、前記第1,
    第2の構成要素の組み合わせが、前記Webコンテンツ
    の利用対象者が色覚異常者である場合に可読性を低下さ
    せると評価することを特徴とするWebコンテンツの可
    読性評価方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記第1の構成要素が、前記Webコンテンツの背景画
    像であり、 前記第2の構成要素が、前記背景画像の代わりに表示さ
    れることがある背景色であることを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価方法。
  23. 【請求項23】 Webコンテンツの背景画像の情報に
    基づいて、可読性に関わる指標値の計算を行い、 該計算結果に基づいて、前記Webコンテンツの利用形
    態或いは前記Webコンテンツの利用対象者の色覚を考
    慮した可読性の評価を行うことを特徴とするWebコン
    テンツの可読性評価方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記指標値の計算を行う際、前記背景画像の各ピクセル
    の明度を計算し、明度のヒストグラムを作成し、 可読性を評価する際、前記明度のヒストグラムに基づい
    て、前記背景画像中の明度差が激しいと判断した場合、
    前記背景画像が前記Webコンテンツの白黒印刷時の可
    読性を低下させると評価することを特徴とするWebコ
    ンテンツの可読性評価方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載のWebコンテンツの
    可読性評価方法に於いて、 前記指標値の計算を行う際、前記背景画像の各ピクセル
    の色相を計算し、色相のヒストグラムを作成し、 可読性を評価する際、前記色相のヒストグラムに基づい
    て、前記背景画像中の色相差が激しいと判断した場合、
    前記背景画像が前記Webコンテンツの利用対象者が色
    覚障害者である場合に可読性を低下させると評価するこ
    とを特徴とするWebコンテンツの可読性評価方法。
  26. 【請求項26】 ユーザが指定したWebコンテンツの
    構成要素の色,或いは画像に対し、別の構成要素の配色
    について推薦するWebコンテンツの配色支援方法であ
    って、 色や画像の情報から可読性に関わる複数種類の指標値を
    計算し、 該計算した複数種類の指標値を使って可読性を多段的且
    つ総合的に評価し、前記ユーザに推薦する色を決定する
    ことを特徴とするWebコンテンツの配色支援方法。
  27. 【請求項27】 ユーザが指定した色に対して可読性の
    高い色を推薦するWebコンテンツの配色支援方法であ
    って、 前記ユーザが指定した色の可読性に関わる複数種類の指
    標値と、複数の候補色それぞれの可読性に関わる複数種
    類の指標値とに基づいて、前記ユーザによって指定され
    た色と前記各候補色との組み合わせそれぞれについて前
    記Webコンテンツの利用形態或いは前記Webコンテ
    ンツの利用対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行
    い、該評価結果に基づいて前記複数の候補色の中から前
    記ユーザに推薦する色を決定することを特徴とするWe
    bコンテンツの配色支援方法。
  28. 【請求項28】 Webコンテンツの可読性評価を行う
    ためのプログラムを記録した記録媒体であって、 色や画像の情報から可読性に関わる複数種類の指標値を
    計算する計算手段と、 前記指標値を使って可読性を多段的且つ総合的に評価す
    る評価手段とをコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  29. 【請求項29】 コンピュータを、 Webコンテンツの各構成要素の配色情報,或いは画像
    情報に基づいて、前記各構成要素毎に可読性に関わる複
    数種類の指標値を計算する計算手段、 該計算手段の計算結果に基づいて、前記Webコンテン
    ツの利用形態或いは前記Webコンテンツの利用対象者
    の色覚を考慮した可読性の評価を行う評価手段として機
    能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  30. 【請求項30】 コンピュータを、 Webコンテンツの背景画像の情報に基づいて、可読性
    に関わる指標値の計算を行う計算手段、 該計算手段が計算した指標値に基づいて、前記Webコ
    ンテンツの利用形態或いは前記Webコンテンツの利用
    対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行う評価手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したことを特徴
    とする記録媒体。
  31. 【請求項31】 ユーザが指定したオブジェクトの色に
    対し、別のオブジェクトの配色について推薦するWeb
    コンテンツの配色支援を行うためのプログラムを記録し
    た記録媒体であって、 色や画像の情報から可読性に関わる指標値を計算する計
    算手段と、 前記指標値を使って可読性を多段的かつ総合的に評価す
    る評価手段とをコンピュータに実行させるプログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 コンピュータを、 ユーザが指定した色の可読性に関わる複数種類の指標値
    と、複数の候補色それぞれの可読性に関わる複数種類の
    指標値とに基づいて、前記ユーザによって指定された色
    と前記各候補色との組み合わせそれぞれについて前記W
    ebコンテンツの利用形態或いは前記Webコンテンツ
    の利用対象者の色覚を考慮した可読性の評価を行い、該
    評価結果に基づいて前記複数の候補色の中から前記ユー
    ザに推薦する色を決定する決定手段として機能させるた
    めのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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