JP2002197240A - 在宅者管理装置及び在宅者管理システム並びにコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

在宅者管理装置及び在宅者管理システム並びにコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP2002197240A
JP2002197240A JP2000393346A JP2000393346A JP2002197240A JP 2002197240 A JP2002197240 A JP 2002197240A JP 2000393346 A JP2000393346 A JP 2000393346A JP 2000393346 A JP2000393346 A JP 2000393346A JP 2002197240 A JP2002197240 A JP 2002197240A
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JP2000393346A
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Hironori Enomoto
博則 榎本
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】在宅勤務者の勤怠管理及び人事考課を行えるよ
うにすること。 【解決手段】在宅勤務者端末2から在宅勤務管理サーバ
1に就業開始通知及び終業通知を伝送する。在宅勤務管
理サーバ1では、その在宅勤務者端末2からの就業開始
通知を受けた後の所定タイミング(予め決められている
時刻)に対応して、上記在宅者端末に送信する業務管理
データ(人事考課、休息時間、グラフ、画像、等)を記
憶しており、上記所定タイミングに到ったときに、その
記憶された業務管理データを上記在宅勤務者端末2に対
して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅勤務者を管理
する在宅者管理装置、及びそのような在宅者管理装置を
含む在宅者管理システム、並びに、そのような在宅者管
理装置の動作をコンピュータに実行させる命令を含むプ
ログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータを使用して、月
次の勤怠状況の管理、勤怠履歴管理、年次有給の付与の
管理、給与計算処理への勤怠状況の反映、賞与決定モジ
ュールヘの出勤率の反映、等を行う人事システムが知ら
れている。
【0003】また、タイムレコーダや磁気カードで収集
したデータの自動収集を行う勤怠管理システムも知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
人事システムや勤怠管理システムは、あくまでも勤務地
勤務者のみに対応しているものであり、在宅勤務者の勤
怠管理、人事考課を管理するには適していなかった。
【0005】また、勤務地勤務者であれば、課長等の管
理者がその勤務者の健康状態を顔色等で推し量ることが
でき、その健康状態を見ながら仕事を割り振ることもで
きるが、在宅勤務者の場合には、当該在宅勤務者の自己
申告に頼るしかなかった。
【0006】本発明の課題は、在宅勤務者の勤怠管理、
人事考課、あるいは健康管理を行えるようにすることで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による在宅者管理装置は、在宅勤務者が使
用する在宅者端末側から送られてくる、就業開始通知と
終業通知とに基づいて就業時間の管理を行う在宅者管理
装置であって、上記在宅者端末からの就業開始通知を受
けた後の所定タイミング(予め決められている時刻)に
対応する業務管理データ(人事考課、休息時間、グラ
フ、画像、等)を記憶する記憶手段と、上記所定タイミ
ングに到ったか否かを判別する判別手段と、上記判別手
段が上記所定タイミングに到ったと判別したとき、上記
記憶手段に記憶された上記所定の業務管理データを上記
在宅者端末に対して伝送する伝送手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明によるコンピュータが読み取
り可能な記録媒体は、在宅勤務者が使用する在宅者端末
側から送られてくる、就業開始通知と終業通知とに基づ
いて就業時間の管理を行う際に、上記在宅者端末からの
就業開始通知を受けた後の所定タイミング(予め決めら
れている時刻)に対応する業務管理データ(人事考課、
休息時間、グラフ、画像、等)を記憶しておく処理と、
上記所定タイミングに到ったか否かを判別する処理と、
上記所定タイミングに到ったとき、上記記憶された上記
所定の業務管理データを上記在宅者端末に対して伝送す
る処理と、をコンピュータに実行させる命令を含むプロ
グラムを格納したことを特徴とする。
【0009】即ち、本発明の在宅者管理装置及びコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体によれば、在宅者端末
からの就業開始通知を受けた後の所定タイミングに対応
する業務管理データを記憶しておき、上記所定タイミン
グに到ったときに、その記憶された業務管理データを上
記在宅者端末に対して伝送する。従って、在宅勤務者の
勤怠管理や人事考課を行うことができる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、本発
明による在宅者管理システムは、在宅勤務者が使用する
在宅者端末と管理者側で使用する管理装置とからなる在
宅者管理システムであって、上記在宅者端末は、就業開
始通知及び終業通知を上記管理装置に伝送する就業通知
送信手段を含み、上記管理装置は、上記在宅者端末から
の就業開始通知を受けた後の所定タイミング(予め決め
られている時刻)に対応して、上記在宅者端末に送信す
る業務管理データ(人事考課、休息時間、グラフ、画
像、等)を記憶する記憶手段と、上記所定タイミングに
到ったか否かを判別する判別手段と、上記判別手段が上
記所定タイミングに到ったと判別したとき、上記記憶手
段に記憶された上記所定の業務管理データを上記在宅者
端末に対して伝送する業務管理データ送信手段と、を含
む、ことを特徴とする。
【0011】即ち、本発明の在宅者管理システムによれ
ば、在宅者端末から管理装置に就業開始通知及び終業通
知を伝送するようにし、上記管理装置側では、その在宅
者端末からの就業開始通知を受けた後の所定タイミング
に対応する業務管理データを記憶しておき、上記所定タ
イミングに到ったときに、その記憶された業務管理デー
タを上記在宅者端末に対して伝送する。従って、在宅勤
務者の勤怠管理や人事考課を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1の(A)乃至図14を参照して説明する。
【0013】図1の(A)は、本実施の形態に係る在宅
者管理システムの構成を示す図である。
【0014】即ち、本実施の形態に係る在宅者管理装置
としていの在宅勤務管理サーバ1と、在宅勤務者それぞ
れが勤務に使用する在宅勤務者端末2とが、インターネ
ット等のネットワーク網3を介して接続されている。ま
た、上記在宅勤務管理サーバ1には、部次長等が使用す
る責任者端末4と課長等が使用する管理者端末5とが接
続されている。
【0015】なお、本一実施の形態においては、上記在
宅勤務管理サーバ1と責任者端末4とは、図1の(B)
に示すような一台のパーソナルコンピュータで共用され
るものとする。即ち、このパーソナルコンピュータは、
CPU11、入力装置12、表示装置13、印刷装置1
4、記憶装置15、RAM16、伝送制御部17等より
なる。
【0016】ここで、上記CPU11は、当該パーソナ
ルコンピュータ全体を制御する制御部である。また、上
記入力装置12は、キーボードと、マウス等のポインテ
ィングデバイスとを含み、上記表示装置13は、CRT
や液晶ディスプレィ等であり、上記印刷装置14は、プ
リンタである。
【0017】上記記憶装置15は、ハードディスクやR
OM等である。この記憶装置15には、上記CPU11
で実行される当該パーソナルコンピュータの処理プログ
ラムやアプリケーションプログラム、各種データ等が予
め記憶されている。また、上記RAM16は、上記CP
U11がプログラム実行中にワークメモリとして利用さ
れるものである。
【0018】上記伝送制御部17は、上記ネットワーク
網3を介して接続された他の機器との間でデータの送受
信を行ったり、上記管理者端末5との間でデータの送受
信を行ったりするものである。
【0019】なお、上記記憶装置15に記憶するプログ
ラムやデータ等は、フロッピー(登録商標)ディスクや
光(磁気)ディスク等の記録媒体18から読み込むよう
にしても良いし、上記伝送制御部17により上記ネット
ワーク網3を介して接続された図示しない他の機器から
受信して、これに記憶するようにしても良いことは勿論
である。
【0020】また、上記在宅勤務者端末2も、これと同
様にパーソナルコンピュータで構成される。即ち、この
在宅勤務者端末2としてのパーソナルコンピュータは、
図2の(A)に示すように、CPU21、入力装置2
2、表示装置23、印刷装置24、記憶装置25、RA
M26、伝送制御部27等よりなる。
【0021】ここで、上記CPU21は、当該パーソナ
ルコンピュータ全体を制御する制御部である。また、上
記入力装置22は、キーボードと、マウス等のポインテ
ィングデバイスとを含み、上記表示装置23は、CRT
や液晶ディスプレィ等であり、上記印刷装置24は、プ
リンタである。上記記憶装置25は、ハードディスクや
ROM等である。この記憶装置25には、上記CPU2
1で実行される当該パーソナルコンピュータの処理プロ
グラムやアプリケーションプログラム、各種データ等が
予め記憶されている。また、上記RAM26は、上記C
PU21がプログラム実行中にワークメモリとして利用
されるものである。上記伝送制御部27は、上記ネット
ワーク網3を介して接続された他の機器との間でデータ
の送受信を行うものである。なお、上記記憶装置25に
記憶するプログラムやデータ等は、フロッピーディスク
や光(磁気)ディスク等の記録媒体28から読み込むよ
うにしても良いし、上記伝送制御部27により上記ネッ
トワーク網3を介して接続された上記在宅勤務管理サー
バ1や図示しない他の機器から受信して、これに記憶す
るようにしても良いことは勿論である。
【0022】また更に、この在宅勤務者端末2としての
パーソナルコンピュータは、外部機機との接続用のイン
ターフェース(I/F)29を備えており、本実施の形
態においては、そこに測定ユニット6を接続している。
【0023】この測定ユニット6は、図2の(B)に示
すように、在宅勤務者の指7を当てるための溝6Aが設
けられた箱体として構成され、その溝6Aの中に、血圧
計61、脈拍計62及び体温計63のためのセンサ(図
示せず)が取り付けられている。
【0024】また、上記管理者端末5も、パーソナルコ
ンピュータで構成され、その構成は、在宅勤務管理サー
バ1と同様である。
【0025】なお、上記在宅勤務管理サーバ1(及び責
任者端末4)を構成するパーソナルコンピュータの記憶
装置15には、図3の(A)乃至図4の(D)に示すよ
うな各種メモリを記憶している。
【0026】即ち、図3の(A)は、就業時間を管理す
るための就業時間管理メモリ15Aを示す図である。こ
れは、1日の就業時間等の管理すべき時間種類それぞれ
についての時間を記憶しているものである。
【0027】図3の(B)は、定時連絡データメモリ1
5Bを示す図である。これは、就業開始時刻等の所定時
刻に在宅勤務者端末2に送信すべき連絡データを記憶し
ているものである。
【0028】図3の(C)は、在宅勤務者がなした各種
行為に対する査定用のデータを記憶した業務査定用デー
タメモリ15Cを示す図である。これは、査定種類毎
に、査定基準データ、査定基準データ、査定メッセージ
データを記憶している。ここで、査定種類、査定基準デ
ータ及び査定基準データは、どのような行為をどれだけ
行ったならば、どれだけのポイントが付くかを示してい
る。そして、査定メッセージデータは、当該査定発生時
に在宅勤務者端末2に送信すべきメッセージデータを示
している。
【0029】図3の(D)は、業務連絡データメモリ1
5Dを示す図である。これは、就業中に在宅勤務者端末
2に送信すべき連絡の種類とデータとを記憶しているも
のである。
【0030】図3の(E)は、健康正常値データメモリ
15Eを示す図である。これは、在宅勤務者端末2に接
続された測定ユニット6で測定される体温、血圧値、脈
拍数それぞれの正常値を記憶しているものである。
【0031】図4の(A)は、在宅勤務者端末2を使用
する各在宅勤務者の健康管理データを記憶する健康管理
データメモリ15Fを示す図である。これは、在宅勤務
者毎に、その氏名、当該在宅勤務者の在宅勤務者端末2
の上記測定ユニット6で測定された体温、血圧値及び脈
拍数を記憶するものである。
【0032】図4の(B)は、業務進行状況メモリ15
Gを示す図である。これは、各在宅勤務者の業務進行状
況を示すデータを記憶したものである。即ち、在宅勤務
者毎に、氏名、ID、業務データ名、完了フラグ、差戻
しフラグ、完了期限日を記憶するようになっている。
【0033】図4の(C)は、各在宅勤務者がどれだけ
の時間就業したかを示すデータを記憶する業務時刻管理
メモリ15Hを示す図である。即ち、これは、各在宅勤
務者の氏名及びIDと共に、当該在宅勤務者についての
就業開始時刻、休み時刻、就業終了時刻、及び実際の休
み時間を記憶するようにしている。ここで、「就業開始
時刻」は、在宅勤務者端末2の立ち上げ時にその時刻が
記録され、「休み時刻」及び「就業終了時刻」は、上記
就業時間管理メモリ15Aに記憶されたデータに従って
設定される。そして、「実際の休み時間」には、実際に
当該在宅勤務者が取った休み時間が記憶され、それに応
じて、「休み時刻」及び「就業終了時刻」のデータが更
新されるようになっている。
【0034】図4の(D)は、各在宅勤務者の1ヶ月分
の業務データを記憶する業務データメモリ15Iを示す
図である。即ち、これは、在宅勤務者毎に、氏名、就業
累計時間、取得休暇数、残り有給休暇日数、早退時間、
早退回数、残業時間、及び現在の累計査定ポイントを記
憶している。なおここで、本実施の形態はフレックスタ
イムを想定しており、遅刻は無く、早退(8時間労働し
ない)だけを管理する。また、1日8時間以上の就業で
は残業となる。
【0035】次に、このような構成における動作を説明
する。図5は、1日の業務において、在宅勤務管理サー
バ1、在宅勤務者端末2、管理者端末5の間でやり取り
されるデータの流れを概略する図であり、図6の(A)
乃至図7の(C)は在宅勤務者端末2での表示例、図7
の(D)は管理者端末5での表示例を示している。
【0036】なお、図5において、破線は一定時間毎の
管理者端末5から在宅勤務管理サーバ1へのアクセスを
示す。また、用語「業務管理データ」とは、業務改善デ
ータ、アンケートデータ、業務時刻管理メモリ15Hの
データ、及び、業務データメモリ15Iのデータの総称
である。
【0037】即ち、在宅勤務者端末2が電源ONされて
メーラが起動されると、接続要求が在宅勤務管理サーバ
1に送られる。在宅勤務管理サーバ1は、これに応じて
管理者端末5に接続通知を送信し、続けて、勤務開始通
知及び在席者通知を送信する。
【0038】そして、在宅勤務管理サーバ1は、業務管
理データを在宅勤務者端末2及び管理者端末5に送信す
る。この時、在宅勤務者端末2では、図6の(A)に示
すような表示が行われる。ここでは、仕掛中の業務内容
を示すデータ23Aと人事考課データ23Bと共に、測
定ユニット6での体調測定を促すメッセージ23Cが表
示される。また、期限3日前以内の業務があるときに
は、上記仕掛中の業務を示すデータ23Aとは別に、そ
れを強調するための表示23Dがなされる。
【0039】そして、上記測定ユニット6で体温、血圧
値、脈拍数が測定されると、その体調測定データが在宅
勤務管理サーバ1に送信され、そのデータに応じた体調
判別結果が健康メッセージとして在宅勤務管理サーバ1
から在宅勤務者端末2に返されて、図6の(B)に示す
ように表示される。なお、特に図示はしていないが、こ
の体調判別結果は、管理者端末5にも伝えられる。
【0040】その後、在宅勤務者端末2で1日の業務予
定時刻や業務管理データが入力されると、その入力した
業務管理データが在宅勤務管理サーバ1に送信される。
管理者端末5では、新規のアンケート、改善データを受
信して、図7の(D)に示すように、アンケートデータ
13A、業務改善データ13B、業務データ内容13C
を表示する。
【0041】そして、在宅勤務者は、在宅勤務者端末2
を操作して、業務を実行していく。もし一つの業務が完
了したならば、その完了した業務の業務データは、在宅
勤務者端末2から逐次送信され、在宅勤務管理サーバ1
を介して管理者端末5に表示されるようになっている。
そして、管理者は、その完了した業務データをチェック
して、管理者端末5により良否及びコメントを入力し
て、在宅勤務管理サーバ1を介して在宅勤務者端末2へ
返送する。この良否及びコメントは、図6の(C)に示
すように、上記送信した業務データ23Eと共に、在宅
勤務者端末2に表示される。ここで、良否の表示23F
1は、コメントウィンドウ23F中に倍角文字で表示さ
れる。同図の例では、「差し戻し」となった場合である
が、OKであれば、「完了」と倍角表示される。
【0042】そして、就業開始から所定時間経過したな
らば、在宅勤務管理サーバ1から在宅勤務者端末2に休
憩時刻となったことが知らされる。このとき、会社のチ
ャイムの代りに、図6の(D)に示すように、業務デー
タ23E上にメッセージウィンドウ23Gを開いて報知
する。その後、所定の休憩時間が経過したならば、在宅
勤務管理サーバ1から在宅勤務者端末2に休憩終了時刻
となったことが知らされる。このとき、メッセージウィ
ンドウ23Gのメッセージが「終了時間です」と変わ
る。また、在宅勤務者端末2の電源が切られている場合
には、リモートONする。そして、在宅勤務者が在宅勤
務者端末2を操作して勤務再開通知入力を行ったなら
ば、それが在宅勤務管理サーバ1に送信され、さらに、
管理者端末5に知らされる。
【0043】その後、再び、在宅勤務者は、在宅勤務者
端末2を操作して、業務を実行していく。
【0044】なお、管理者側から在宅勤務者に連絡する
事項が生じた場合には、管理者端末5より在宅勤務管理
サーバ1を介して在宅勤務者端末2にその連絡データが
送信されて表示される。逆に、在宅勤務者から管理者に
連絡する事項が生じた場合には、在宅勤務者端末2より
在宅勤務管理サーバ1を介して管理者端末5にその連絡
データが送信されて表示される。
【0045】また、在宅勤務者が残業や早退を望む場合
には、所定の操作により図7の(A)に示すような申請
ウィンドウ23Hを開き、所望の申請のチェックボック
ス23Iにチェックを入れて『申請』ボタン23Jを操
作することで、そのチェックの入れられた申請が在宅勤
務者端末2より在宅勤務管理サーバ1を介して管理者端
末5に送信されて、表示される。管理者はそれを見て、
その申請の良否を管理者端末5で入力する。その入力さ
れた申請の良否内容が管理者端末5より在宅勤務管理サ
ーバ1を介して在宅勤務者端末2に送信されて、図7の
(B)に示すように、コメントウィンドウ23Fに表示
される。なお、同図は、申請を許可する場合であるが、
申請を拒絶する場合には、「早退申請は受付けられませ
ん」というようなメッセージが表示される。
【0046】そして、終業時刻となった場合には、上記
休憩時刻となったときと同様に、在宅勤務者端末2にお
いてメッセージウィンドウ23Gを開いて報知するが、
それに加えて、図7の(C)に示すように、そのメッセ
ージウィンドウ23Gに並べて『Y』ボタン23Kと
『N』ボタン23Lとを表示する。ここで、『N』ボタ
ン23Lの操作がされると、申請ウィンドウ23Hが開
かれる。この申請ウィンドウ23Hにて、残業の申請が
行われることができる。
【0047】また、『Y』ボタン23Kが操作されたな
らば、終業入力が在宅勤務管理サーバ1に送信される。
そして、在宅勤務管理サーバ1より管理者端末5へ勤務
終業通知が送信される。また、在宅勤務者端末2へ終業
内容が送信されて表示され、在宅勤務者はその終業内容
を確認した上で、在宅勤務者端末2の電源を切ることに
なる。
【0048】次に、上記のような在宅勤務管理サーバ
1、在宅勤務者端末2、管理者端末5の動作をそれぞれ
フローチャートを用いて詳細に説明する。
【0049】図8は、上記在宅勤務者端末2としてのパ
ーソナルコンピュータの動作を説明するフローチャート
である。このフローチャートに記載した各機能を実現す
るプログラムは、CPU21が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で上記記憶装置25もしくは記録媒体2
8に記憶されている。
【0050】即ち、電源ONでこのフローチャートの動
作を開始し、まず、記憶装置25及びRAM26の各ワ
ークエリアを初期化する(ステップS201)。そし
て、メーラを起動して、ネットワーク網3を介して在宅
勤務管理サーバ1に接続要求を行う(ステップS20
2)。そして、接続が確立されたならば、更に当該在宅
勤務者の氏名及びIDを含む接続要求を送信し(ステッ
プS203)、ネットワーク網3を介した在宅勤務管理
サーバ1からの業務管理データの受信を待つ(ステップ
S204)。
【0051】ここで、業務管理データが受信されると、
図6の(A)に示すように、業務内容及び開始メッセー
ジ(例えば、「御仕事開始です…。9:30を業務開始
時刻にします」)を表示する(ステップS205)。そ
して、この表示中の体調測定を促すメッセージ23Cに
応じて在宅勤務者が測定ユニット6の溝6Aに指7を載
せ、測定ユニット6により体調測定される。その体調測
定データをI/F29を介して得て、ネットワーク網3
を介して在宅勤務管理サーバ1に伝送する(ステップS
206)。
【0052】その後、上記伝送した体調測定データに応
じた健康メッセージが、ネットワーク網3を介して在宅
勤務管理サーバ1から受信されるのを待ち(ステップS
207)、それが受信されたならば、図6の(B)に示
すように表示する(ステップS208)。
【0053】そして、在宅勤務者によりアンケートや業
務改善データが入力され(ステップS209)、その入
力が完了したならば(ステップS210)、そのアンケ
ート・業務改善データ等の業務管理データをネットワー
ク網3を介して在宅勤務管理サーバ1に伝送する(ステ
ップS211)。その後、1日の業務予定時刻を求め
(ステップS212)、その求めた業務予定時刻を在宅
勤務者の氏名及びIDと共にネットワーク網3を介して
在宅勤務管理サーバ1に伝送する(ステップS21
3)。
【0054】そして、在宅勤務者による実際に行う業務
内容の指定を受けて(ステップS214)、その業務デ
ータの編集・作成処理を実行する(ステップS21
5)。この業務データの編集・作成処理が完了せず(ス
テップS216)、また、管理者側との送受信が行われ
ない場合には(ステップS217)、このステップS2
15の業務データの編集・作成処理が続けられることに
なる。
【0055】而して、当該業務データの編集・作成処理
が終了した場合には(ステップS216)、その完了し
た業務データをネットワーク網3を介して在宅勤務管理
サーバ1に伝送する(ステップS218)。その後は、
在宅勤務管理サーバ1及びネットワーク網3を介した管
理者端末5からのコメントの受信待ちとなる(ステップ
S219)。そして、管理者端末5からのコメントを受
信すると、それが業務戻しの受信であるか否か、つまり
業務戻しを示すデータを含むか否かを判別し(ステップ
S220)、そうでなければ上記ステップS214に戻
って、次に行う業務内容の指定を行うことになる。これ
に対して、業務戻しの受信であった場合には、図6の
(C)に示すような差戻し表示を行った後(ステップS
221)、上記ステップS215に戻り、当該業務デー
タの編集・作成を続けることになる。
【0056】一方、管理者側との送受信が行われた場合
には(ステップS217)、その受信内容に応じた処理
を実行する(ステップS222)。この処理の詳細につ
いては、後述する。
【0057】そして、その処理終了後、終業了承を受信
したか否かを判別し(ステップS223)、受信してい
ないときには、更に、終業未承認を受信したか否かを判
別する(ステップS224)。そして、それも受信しな
い場合には上記ステップS223に戻り、受信したとき
には上記ステップS215に戻る。
【0058】而して、終業了承を受信した場合には(ス
テップS223)、動作を終了する。
【0059】図9は、上記ステップS222で行われる
受信内容に応じた処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0060】即ち、まず、定時連絡を受信したか否かを
判別し(ステップS222A)、そうであれば、例えば
図6の(D)に示すように、その受信した定時時間のメ
ッセージを表示する(ステップS222B)。そして、
例えばそのメッセージに従って休みを取った後、業務再
開入力がなされた場合には(ステップS222C)、業
務再開通知を送信して(ステップS222D)、上位の
ルーチンに戻る。また、業務再開入力が無い場合、つま
り、休み時間を指示するメッセージ以外のメッセージで
あった場合には、そのメッセージに対応する処理を行っ
て(ステップS222E)、上位のルーチンに戻る。
【0061】また、上記ステップS222Aで定時連絡
の受信でないと判別した場合には、連絡データの送受信
であるかどうかを判別する(ステップS222F)。そ
して、連絡データの送信の場合には、その連絡データを
送信して(ステップS222G)、また、連絡データの
受信の場合には、その受信した連絡データを表示して
(ステップS222H)、上位のルーチンに戻る。
【0062】これに対して、連絡データの送受信でもな
い場合には、残業又は早退の送信であるかどうかを判別
する(ステップS222I)。そうであれば、図7の
(A)に示すように残業、早退入力画面を表示し、希望
の事項を入力し(ステップS222J)、その希望事項
を伝送する(ステップS222K)。そして、それに対
する返信を待ち(ステップS222L)、図7の(B)
に示すように、その返信されてきた管理者側からのコメ
ントを表示して(ステップS222M)、上位のルーチ
ンに戻る。
【0063】また、残業又は早退でもないと判別された
時には、更に、終業メッセージを受信したか否かを判別
し(ステップS222N)、それも受信していない場合
には上位のルーチンに戻る。これに対して、終業メッセ
ージを受信したときには、図7の(C)に示すように、
そのメッセージを表示する(ステップS222O)。そ
してここで終業か残業かの入力を受付け(ステップS2
22P)、終業入力がなされた場合には(ステップS2
22Q)、終業通知を伝送して(ステップS222
R)、上位のルーチンに戻る。また、残業入力がなされ
た場合には、上記ステップS222Iに戻る。
【0064】図10、図11の(A)、及び図12は、
上記在宅勤務管理サーバ1としてのパーソナルコンピュ
ータの動作を説明する一連のフローチャートである。こ
のフローチャートに記載した各機能を実現するプログラ
ムは、CPU11が読み取り可能なプログラムコードの
形態で上記記憶装置15もしくは記録媒体18に記憶さ
れている。
【0065】即ち、まず、在宅勤務者端末2より受信が
有るかどうか判別し(ステップS101)、無ければ後
述するステップS129に進む。これに対して、在宅勤
務者端末2より受信が有った場合には、それが接続要求
かどうかを判別する(ステップS102)。
【0066】接続要求であった場合には、ID対応の就
業開始時刻として現在時刻を求め、その時刻と就業時間
管理メモリ15Aの内容とから休み時間及び終了時間を
求めて、業務時刻管理メモリ15Hに記憶する(ステッ
プS103)。そして、接続端末ID及び氏名と接続時
刻とを管理者端末5へ伝送する(ステップS104)。
また、業務管理データを対応するIDの在宅勤務者端末
2へ伝送すると共に(ステップS105)、在籍者通知
を管理者端末5へ伝送する(ステップS106)。
【0067】その後、在宅勤務者端末2からの体調測定
データを受信するのを待ち(ステップS107)、それ
を受信したならば、それを健康管理データメモリ15F
に記憶すると共に、健康正常値データメモリ15Eの内
容と比較することで体調の良否を判別する(ステップS
108)。そして、体調判別結果に対応するメッセージ
を業務連絡データメモリ15Dより得て対応するIDの
在宅勤務者端末2に伝送すると共に、管理者端末5へも
その体調判別結果をその在宅勤務者のID及び氏名と一
緒に伝送する(ステップS109)。
【0068】その後、在宅勤務者端末2からの業務管理
データを受信するのを待ち(ステップS110)、それ
を受信したならば、その受信した業務管理データに応じ
て業務査定用データメモリ15Cに基づいてポイントを
加算し、その結果を業務データメモリ15Iに記憶する
(ステップS111)。また、上記受信した業務管理デ
ータを、その在宅勤務者のID及び氏名と共に管理者端
末5へ伝送する(ステップS112)。そしてその後、
上記ステップS101へ戻る。
【0069】また、上記ステップS102において接続
要求を受信したのではないと判別した場合には、完了し
た業務データを受信したのか否かを判別する(ステップ
S113)。そうでなければ、後述するステップS11
9に進む。これに対して、完了業務データを受信した場
合には、それを管理者端末5へ伝送し(ステップS11
4)、当該管理者端末5からの良否の伝送を待つ(ステ
ップS115)。そして、管理者端末5からデータが送
られてきたならば、その良否データ及びメッセージを対
応する在宅勤務者端末2へ伝送する(ステップS11
6)。その後、上記良否データが否の場合には、上記業
務査定用データメモリ15Cに基づいてポイントを減算
し、その結果を業務データメモリ15Iに記憶する(ス
テップS117)。また、良否に応じて、業務進行状況
メモリ15Gの完了フラグ又は差戻しフラグをオンする
(ステップS118)。そしてその後、上記ステップS
101へ戻る。
【0070】一方、上記ステップS113において完了
した業務データを受信したのではないと判別された場合
には、管理者と在宅勤務者との連絡を受信したのか否か
を判別する(ステップS119)。そして、そうであれ
ば、その通信データの送受信を行う(ステップS12
0)。その後、上記ステップS101へ戻る。
【0071】また、管理者と在宅勤務者との連絡でもな
い場合には、残業又は早退の申請の受信であるか否かを
判別する(ステップS121)。そして、そうであれ
ば、申請在宅勤務者の全てのデータを管理者端末5側に
伝送して(ステップS122)、当該管理者端末5から
の良否の受信を待つ(ステップS123)。而して、そ
れが受信されたならば、その受信した可否を対応するI
Dの在宅勤務者端末2に伝送する(ステップS12
4)。そして、ここで、残業の有無を判別して(ステッ
プS125)、残業が無ければ、上記ステップS101
へ戻る。また、残業が有る場合には、その申請残業時間
分を業務時刻管理メモリの終業時刻に加算してから(ス
テップS126)、上記ステップS101へ戻る。
【0072】一方、上記ステップS121において残業
又は早退の申請を受信したのでもないと判別された場合
には、管理者端末5からの申請良否データの受信である
か否かを判別する(ステップS127)。そしてそうで
なければ、上記ステップS101へ戻る。これに対し
て、そうであった場合には、ID対応の在宅勤務者端末
2へその受信した申請良否データを伝送してから(ステ
ップS128)、上記ステップS101へ戻る。
【0073】また、上記ステップS101において、在
宅勤務者端末2からの受信ではないと判別した時には、
業務時刻管理メモリ15Hに、現在時刻と一致する時刻
が有るか否かを判別する(ステップS129)。ここ
で、一致する時刻が無ければ、上記ステップS101へ
戻る。
【0074】これに対して、一致する時刻が有ったとき
には、その一致する時間種類と対応する連絡データを定
時連絡データメモリ15Bから読み出して対応するID
の在宅勤務者端末2へ伝送する(ステップS130)。
その後、休憩開始か否かを判別し(ステップS13
1)、そうであれば、休み時間として計測を開始する
(ステップS132)。そしてその後、上記ステップS
101へ戻る。
【0075】また、休憩開始ではないと判別された時に
は、就業再開通知を受信したか否かを判別する(ステッ
プS133)。それを受信したときには、計測した休み
時間を当該在宅勤務者端末2へ伝送する(ステップS1
34)。そして、計測を終了し、クリアする(ステップ
S135)。ここで、実際の休み時間が休み時刻と一致
するかどうかをチェックし(ステップS136)、一致
していれば上記ステップS101へ戻る。これに対し
て、一致していない場合には、就業終了時刻の再計算を
行うと共に(ステップS137)、管理者端末5へ再計
算通知を行う(ステップS138)。そして、開始時刻
と休み時間、再計算された終了時刻を氏名、IDと共に
管理者端末5へ伝送する(ステップS139)。そして
その後、上記ステップS101へ戻る。
【0076】また、上記ステップS133で業務再開通
知を受信していないと判別された場合には、更に、終業
時刻となったか否かを業務時刻管理メモリ15Hに基づ
いて判別する(ステップS140)。そして、まだ終業
時刻でなければ上記ステップS101に戻る。これに対
して、終業時刻となった場合には、終業処理を行った後
(ステップS141)、上記ステップS101に戻る。
【0077】ここで、上記ステップS141の終業処理
は、図11の(B)に示すようにして行われる。
【0078】即ち、まず、定時連絡データメモリ15B
に基づいて、対応する在宅勤務者端末2に終業であるメ
ッセージを伝送する(ステップS141A)。そして、
その在宅勤務者端末2から終業通知(ステップS141
B)又は残業通知(ステップS141C)の受信を待
つ。ここで、残業通知を受信した場合には、上記ステッ
プS121に進む。
【0079】これに対して、終業通知を受信した場合に
は、開始時刻及び終了時刻と休み時間とに基づいて就業
時間を求める(ステップS141D)。そして、その求
めた就業時間を対応するIDの就業時間として業務デー
タメモリ15Iに累計する(ステップS141E)。そ
してその後、上位のルーチンに戻る。
【0080】図13及び図14は、上記管理者端末5と
してのパーソナルコンピュータの動作を説明する一連の
フローチャートである。このフローチャートに記載した
各機能を実現するプログラムは、当該管理者端末5を構
成するパーソナルコンピュータのCPUが読み取り可能
なプログラムコードの形態で記憶装置もしくは記録媒体
に記憶されている。
【0081】即ち、まず、在宅勤務管理サーバ1からの
接続通知の有無を判別し(ステップS501)、それが
有った場合には、接続者(在宅勤務者)の氏名及びID
と接続時刻とを表示する(ステップS502)。そし
て、その後、後述するステップS521へ進む。
【0082】また、接続通知がない場合には、体調判別
結果を受信したか否かを判別する(ステップS50
3)。それを受信した場合には、その体調判別者氏名及
びIDと判別結果とを表示する(ステップS504)。
そして、その後、ステップS521へ進む。
【0083】また、体調判別結果の受信もない場合に
は、業務管理データの受信の有無を判別する(ステップ
S505)。業務管理データを受信した場合には、業務
管理データと氏名及びIDとを表示する(ステップS5
06)。そして、その後、ステップS521へ進む。
【0084】一方、業務管理データを受信していない場
合には、完了業務データの受信の有無を判別する(ステ
ップS507)。ここで、完了業務データを受信した場
合には、その完了業務データを表示する(ステップS5
08)。そして、管理者によるメッセージ入力及び良否
入力を受付け(ステップS509)、そのメッセージと
良否データを伝送する(ステップS510)。そして、
その後、ステップS521へ進む。
【0085】また、完了業務データを受信していない場
合には、再計算通知が送られてきたか否かを判別する
(ステップS511)。それを受信した場合には、その
再計算された全データと氏名及びIDとを表示する(ス
テップS512)。そして、その後、ステップS521
へ進む。
【0086】また、再計算通知を受信しない場合には、
連絡送受信の有無を判別し(ステップS513)、それ
が有る場合には、連絡の送受信処理を行ってから(ステ
ップS514)、ステップS521へ進む。
【0087】これに対して、連絡送受信が無い場合に
は、残業又は早退の受信が有るかどうかを判別する(ス
テップS515)。そして、それが有れば、申請在宅勤
務者の全てを受信して表示する(ステップS516)。
管理者は、それを見て、申請の可否を入力し、伝送する
(ステップS517)。そして、その後、ステップS5
21へ進む。
【0088】また、残業及び早退の受信が無い場合に
は、終業通知の受信の有無を判別し(ステップS51
8)、それが無い場合には後述するステップS523に
進む。これに対して、終業通知を受信したときには、そ
の終業在宅勤務者の業務進行状況を表示する(ステップ
S519)。そして、それを見て、管理者は、終業了承
又は未了承の入力を行い、その入力された了承/未了承
を伝送する(ステップS520)。そしてその後、ステ
ップS523に進む。
【0089】一方、上記ステップS502、S504、
S506、S510、S512、S514、S517の
処理終了後、責任者への評価集計/報告が必要か否かを
判別し(ステップS521)、不要であればステップS
523に進む。これに対して、必要な場合には、管理者
が管理している全在宅勤務者のデータを集計して、責任
者端末4へ伝送(ステップS522)。その後、ステッ
プS523へ進む。
【0090】而して、ステップS523では、管理者が
終業操作を行ったか否かを判別し(ステップS52
3)、そのような終業操作を行っていない場合には、管
理者自己の仕事を行うことになる(ステップS52
4)。そして、その後、上記ステップS501に戻る。
【0091】そして、管理者が終業操作を行った場合に
は、当該管理者端末5の動作を終了する。
【0092】以上のように、日々の日常業務において、
完了業務データの伝送や差戻し、早退や残業の申請を行
うことができる。また、業務遂行において発生した問題
点や改善すべき業務スタイル等の気がついた意見や要望
を伝送できるようにすることで、変革意識を持たせ新し
いチャレンジを促すことができる。さらに、健康状態を
測定することで、社員に対しての重大疾病の早期発見と
予防を図ることが可能となる。
【0093】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用
が可能なことは勿論である。
【0094】例えば、業務データは、人事考課等以外
に、画像や音声等を含むことができる。
【0095】また、在宅勤務者端末2にデータを伝送す
るタイミングは、予め決められている時刻以外に、電源
オン操作、所定キー操作、所定音声入力、等の所定入力
を行ったタイミングを含むようにしても良い。
【0096】更に、管理者端末5を在宅勤務管理サーバ
1に直接接続しているが、在宅勤務者端末2と同様にネ
ットワーク網3を介して接続するようにしても良い。
【0097】また、上記実施の形態はフレックスタイム
を想定した場合の例であり、そうでない場合には、遅刻
の管理も行うことは勿論である。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、在宅者端末から管理装
置に就業開始通知及び終業通知を伝送するようにし、上
記管理装置側では、その在宅者端末からの就業開始通知
を受けた後の所定タイミング(予め決められている時
刻)に対応して、上記在宅者端末に送信する業務管理デ
ータ(人事考課、休息時間、グラフ、画像、等)を記憶
しておき、上記所定タイミングに到ったときに、その記
憶された業務管理データを上記在宅者端末に対して伝送
するようにしているので、在宅勤務者の勤怠管理や人事
考課を行うことができる。
【0099】また、在宅者端末で、在宅勤務者の体調を
測定し、管理装置側で、その体調測定データに基づい
て、上記在宅勤務者の健康管理を行うようにしているの
で、在宅勤務者の健康管理を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態に係る在宅者管
理システムの構成を示す図であり、(B)は在宅勤務管
理サーバ及び責任者端末として機能するパーソナルコン
ピュータのブロック構成図である。
【図2】(A)は在宅勤務者端末としてのパーソナルコ
ンピュータのブロック構成図であり、(B)は測定ユニ
ットの外観斜視図である。
【図3】(A)乃至(E)はそれぞれ就業時間管理メモ
リ、定時連絡データメモリ、業務査定用データメモリ、
業務連絡データメモリ、健康正常値データメモリの記憶
内容を説明するための図である。
【図4】(A)乃至(D)はそれぞれ健康管理データメ
モリ、業務進行状況メモリ、業務時刻管理メモリ、業務
データメモリの記憶内容を説明するための図である。
【図5】1日の業務において在宅勤務管理サーバ、在宅
勤務者端末、管理者端末の間でやり取りされるデータの
流れを概略する図である。
【図6】(A)乃至(D)はそれぞれ在宅勤務者端末で
の表示例を示す図である。
【図7】(A)乃至(C)はそれぞれ在宅勤務者端末で
の表示例を示す図であり、(D)は管理者端末での表示
例を示す図である。
【図8】在宅勤務者端末としてのパーソナルコンピュー
タの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図9】図8中の受信内容に応じた処理の詳細を説明す
るためのフローチャートを示す図である。
【図10】在宅勤務管理サーバとしてのパーソナルコン
ピュータの動作を説明する一連のフローチャートの第1
の部分を示す図である。
【図11】(A)は在宅勤務管理サーバとしてのパーソ
ナルコンピュータの動作を説明する一連のフローチャー
トの第2の部分を示す図であり、(B)は図12中の終
業処理の詳細を説明するためのフローチャートを示す図
である。
【図12】在宅勤務管理サーバとしてのパーソナルコン
ピュータの動作を説明する一連のフローチャートの第3
の部分を示す図である。
【図13】管理者端末としてのパーソナルコンピュータ
の動作を説明する一連のフローチャートの前半部分を示
す図である。
【図14】管理者端末としてのパーソナルコンピュータ
の動作を説明する一連のフローチャートの後半部分を示
す図である。
【符号の説明】
1 在宅勤務管理サーバ 2 在宅勤務者端末 3 ネットワーク網 4 責任者端末 5 管理者端末 6 測定ユニット 6A 溝 7 指 11,21 CPU 12,22 入力装置 13,23 表示装置 14,24 印刷装置 15,25 記憶装置 15A 就業時間管理メモリ 15B 定時連絡データメモリ 15C 業務査定用データメモリ 15D 業務連絡データメモリ 15E 健康正常値データメモリ 15F 健康管理データメモリ 15G 業務進行状況メモリ 15H 業務時刻管理メモリ 15I 業務データメモリ 16,26 RAM 17,27 伝送制御部 18,28 記録媒体 61 血圧計 62 脈拍計 63 体温計

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 在宅勤務者が使用する在宅者端末側から
    送られてくる、就業開始通知と終業通知とに基づいて就
    業時間の管理を行う在宅者管理装置であって、 上記在宅者端末からの就業開始通知を受けた後の所定タ
    イミングに対応する業務管理データを記憶する記憶手段
    と、 上記所定タイミングに到ったか否かを判別する判別手段
    と、 上記判別手段が上記所定タイミングに到ったと判別した
    とき、上記記憶手段に記憶された上記所定の業務管理デ
    ータを上記在宅者端末に対して伝送する伝送手段と、 を具備することを特徴とする在宅者管理装置。
  2. 【請求項2】 在宅勤務者が使用する在宅者端末と管理
    者側で使用する管理装置とからなる在宅者管理システム
    であって、 上記在宅者端末は、就業開始通知及び終業通知を上記管
    理装置に伝送する就業通知送信手段を含み、 上記管理装置は、 上記在宅者端末からの就業開始通知を受けた後の所定タ
    イミングに対応して、上記在宅者端末に送信する業務管
    理データを記憶する記憶手段と、 上記所定タイミングに到ったか否かを判別する判別手段
    と、 上記判別手段が上記所定タイミングに到ったと判別した
    とき、上記記憶手段に記憶された上記所定の業務管理デ
    ータを上記在宅者端末に対して伝送する業務管理データ
    送信手段と、 を含む、 ことを特徴とする在宅者管理システム。
  3. 【請求項3】 上記管理装置は、管理者が使用する管理
    者端末と、該管理者端末と上記在宅者端末との間に介在
    する在宅者管理装置とを含み、 上記在宅者管理装置は、上記記憶手段、上記判別手段、
    及び上記業務管理データ送信手段を含み、更に、上記在
    宅者端末からの就業開始通知及び終業通知を上記管理者
    端末に伝送する手段を含む、 ことを特徴とする請求項2に記載の在宅者管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記在宅者端末は、当該在宅者端末の動
    作開始時を就業開始とすることを特徴とする請求項1に
    記載の在宅者管理装置又は請求項3に記載の在宅者管理
    システム。
  5. 【請求項5】 上記在宅者端末は、在宅勤務者の体調を
    測定し、その体調測定データを上記在宅者管理装置に伝
    送する体調測定手段を更に含み、 上記在宅者管理装置は、上記在宅者端末から送られてき
    た体調測定データに基づいて、上記在宅者端末を使用す
    る在宅勤務者の健康管理を行う健康管理手段を更に含
    む、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅者管理装置又は
    請求項3に記載の在宅者管理システム。
  6. 【請求項6】 上記在宅者端末は、各種申請を上記在宅
    者管理装置に伝送する申請手段を更に含み、 上記在宅者管理装置は、 上記申請に対する管理者による可否を入力する入力手段
    と、 上記入力手段で入力された上記可否を上記在宅勤務者端
    末に伝送する申請可否送信手段と、 を更に含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅者管理装置又は
    請求項3に記載の在宅者管理システム。
  7. 【請求項7】 上記在宅者端末は、アンケートの回答及
    び改善要望提案を行うための入力手段を更に含み、 上記在宅者管理装置は、上記アンケートの回答及び改善
    要望提案の入力数に応じて、更に、在宅勤務者の勤務状
    況に応じて、評価ポイントを管理する勤務評価管理手段
    を更に含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅者管理装置又は
    請求項3に記載の在宅者管理システム。
  8. 【請求項8】 上記在宅者端末は、完了した業務データ
    を上記在宅者管理装置に伝送する完了業務データ送信手
    段を更に含み、 上記在宅者管理装置は、 上記在宅者端末から伝送されてきた上記完了業務データ
    に対する管理者の良否結果及びコメントを入力する入力
    手段と、 上記入力手段で入力された上記良否結果及びコメントを
    上記在宅勤務者端末に伝送するコメント送信手段を更に
    含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅者管理装置又は
    請求項3に記載の在宅者管理システム。
  9. 【請求項9】 上記業務管理データは、当月の在宅者の
    勤務状況及び評価ポイントを含む人事考課データを含
    み、 上記在宅者管理装置は、上記在宅者端末から伝送されて
    くる各種データに応じて、及び、管理者が行う各種評価
    データに応じて、上記人事考課データを更新するデータ
    更新手段を更に含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の在宅者管理装置又は
    請求項3に記載の在宅者管理システム。
  10. 【請求項10】 在宅勤務者が使用する在宅者端末側か
    ら送られてくる、就業開始通知と終業通知とに基づいて
    就業時間の管理を行う際に、 上記在宅者端末からの就業開始通知を受けた後の所定タ
    イミングに対応する業務管理データを記憶しておく処理
    と、 上記所定タイミングに到ったか否かを判別する処理と、 上記所定タイミングに到ったとき、上記記憶された上記
    所定の業務管理データを上記在宅者端末に対して伝送す
    る処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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