JP2002196997A - ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置 - Google Patents

ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置

Info

Publication number
JP2002196997A
JP2002196997A JP2000399571A JP2000399571A JP2002196997A JP 2002196997 A JP2002196997 A JP 2002196997A JP 2000399571 A JP2000399571 A JP 2000399571A JP 2000399571 A JP2000399571 A JP 2000399571A JP 2002196997 A JP2002196997 A JP 2002196997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
label
product
label information
access destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000399571A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Nagata
昌也 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000399571A priority Critical patent/JP2002196997A/ja
Priority to US10/026,808 priority patent/US20020082027A1/en
Publication of JP2002196997A publication Critical patent/JP2002196997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F27/00Combined visual and audible advertising or displaying, e.g. for public address
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/53Network services using third party service providers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワインを購入した消費者が、該ワインのラベ
ルを価値ある情報を有するものとして簡単な方法により
取得する。 【解決手段】 まず、ボトルに貼付されたラベルのラベ
ル情報をサービス提供者が収集し、収集したラベル情報
をサービス提供者側の端末の記憶部に記憶させる(S
1)。一方、消費者がラベル情報の取得が可能なアクセ
ス先を記載したラベルを、上記ラベル情報に対応するボ
トルに貼付する(S2)。消費者がワインを購入する
と、ワインボトルに貼付されたラベルのアクセス先情報
を基にしてサービス提供者の端末にアクセスすることが
可能となる。上記アクセスがあった場合には、サービス
提供者側の端末は、このアクセス内容に応じたラベル情
報を、消費者側の端末に送出する(S3)。これによ
り、消費者は、サービス提供者から所望のラベル情報を
電子データとして取得することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワイン、ビ
ール、各種酒等を収容する容器(瓶(ボトル)、ペット
ボトル、紙パックなど)に貼付されたラベルを忠実に再
現して消費者または需要者に提供するラベル情報提供方
法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラ
ベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提
供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】瓶詰めされたワイン等には、各種情報が
記されたラベルが貼付されている。上記の各種情報と
は、例えば、商品名、産地、生産者、アルコール度数、
容量、葡萄の収穫年、品質のレベルなどである。ラベル
に記されたこれらの情報を知ることで、ワインの内容を
推測、確認できるようになっている。
【0003】ところで、例えばワイン愛飲者の中には、
ボトルに貼付されたラベルを剥がし、該ラベルを飲食の
記念等として保存することが多くなされている。このた
め、片面に接着剤層が形成された専用の透明シートが市
販されており、この透明シートを接着剤層が対向するよ
うにしてラベルに張り合わせ、ラベルを透明シート側に
転写して写し取ることで、ラベルを取得することが可能
となっている。
【0004】一方、個人のスナップ写真などを形成した
オリジナルのラベルを作成・提供するサービスもある。
このサービスでは、まず、サービス提供者がラベルの雛
形(例えば所定の形状で形成された外枠)をサービス需
給者に提供する。サービス受給者は、用意された雛形の
中から好みのラベルを選択し、該ラベルに形成する文
字、画像等の情報をサービス提供者に提出する。そし
て、サービス提供者は、サービス受給者によって選択さ
れた雛形に、提出された文字、画像等のオリジナル情報
を合成し、画像形成装置にてラベルを出力後、サービス
受給者に送付する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記透明シ
ートを用いてラベルを剥がす方法では、例えば、ラベル
への透明シートの貼り合わせの際、ラベルと透明シート
との間に一旦空気等が進入したり、あるいは、透明シー
トにしわが生じてしまったりして、透明シートの貼り方
が適切でないと、該空気およびしわを除去することがで
きないため、ラベルをきれいに剥がすことができない。
また、透明シートを適切にラベルに貼ることができたと
しても、透明シートの剥がし方が適切でないと、ラベル
をきれいに剥がすことができない。したがって、透明シ
ートの貼り方や剥がし方が不適切な場合には、剥がされ
たラベルの品位が低下する。
【0006】また、透明シートとラベルの接着具合いが
不十分あるいは不均一であると、ラベルの一部は透明シ
ートに転写されるが、他の部分は瓶に残ったままとな
り、ラベル全体を完璧に剥がすことができなくなる。
【0007】さらに、以上の工程を問題なくクリアでき
ても、ラベルの引き剥がし方に慎重さが要求され、例え
ば、ラベルが破れそうな場合は、逆側から剥がしたり、
もう一度堅いもので透明シートの上からこすりつける等
の工夫が必要とされる。また、ラベルの引き剥がし作業
には、ある程度のコツも要求され、瓶あるいはラベルに
凹凸がある場合には、ラベルの引き剥がし作業は、より
一層困難になる。
【0008】また、ラベルはそもそも、瓶に対して接着
剤により接着されているため、透明シートにより該接着
面とは反対側の面を接着した状態では、ラベルは、両者
(瓶と透明シート)に接着していることになる。したが
って、ラベルの下層を接着剤を介して瓶に接着させたま
ま、当方法によりラベルの上層(表面層)のみを剥がす
ことができたとしても、剥がされたラベル(上層)の厚
みは薄いので、剥がされたラベルを固定、保存するため
の台紙等が必要となる。
【0009】さらに、引き剥がされたラベル上層の裏面
は、2層(上層と下層)の接着面を引き剥がすことによ
り生じた面であるので、美観上汚く、そのままでは例え
ばポストカードにも利用することができず、引き剥がし
たラベルを利用する用途が制限されてしまう。
【0010】以上のように、透明シートによりラベルを
剥がす方法の最大の欠点は、1つの瓶に対して1つのラ
ベルしかないことであり、これが直接の原因となって、
ラベル引き剥がしの失敗等が許されないのである。
【0011】一方、オリジナルのラベルを作成・提供す
るサービスでは、ラベルのみを入手することが可能であ
る。また、ラベルが電子情報としてサービス提供者に保
存されるので、その複製も可能である。
【0012】しかし、当サービスは、市販されているワ
イン等に貼付されているラベルを対象として受けられる
わけではなく、当サービスによって得られたラベルは、
あくまでもサービス受給者にとって個人のオリジナルな
情報が形成されたものに過ぎない。そのため、第三者に
とっては、該ラベルはワインに関する価値ある情報を有
したものとはならない。
【0013】本来、ラベルは内容物(この場合、ワイ
ン)の履歴書としての役割を果たすものであるが、該サ
ービスによって作成されたラベルは、上述のようにサー
ビス受給者にとってオリジナルな情報が形成されたもの
に過ぎないので、該役割を喪失している。したがって、
ワイン自体に関する情報を該ラベルから得たり、該情報
を基に、他の第三者と共通の話題として意見を交わすよ
うなことができない。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、通常市販されるワイン等
のラベルを対象とし、ワインを購入した消費者が、該ワ
インのラベルを価値ある情報を有するものとして簡単な
方法により取得することができるラベル情報提供方法、
ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル
情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラベル情報
提供方法は、上記の課題を解決するために、少なくとも
商品情報を記載したラベルに関するラベル情報を、上記
ラベルが貼付される商品の種類ごとに記憶手段に記憶す
るステップと、利用者が任意の商品に貼付されているラ
ベルに関するラベル情報のダウンロードを要求するため
のアクセス先情報に基づいて利用者端末からのアクセス
があった場合に、ダウンロードが要求された上記ラベル
情報を上記記憶手段から読み出して、上記利用者端末に
送出するステップとを有していることを特徴としてい
る。
【0016】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、上記の課題を解決するために、少なくとも商品情報
を記載したラベルに関するラベル情報を、上記ラベルが
貼付される商品の種類ごとに記憶する記憶手段と、利用
者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラベル
情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情報に
基づいて、利用者端末からのアクセスがあった場合に、
ダウンロードが要求された上記ラベル情報を上記記憶手
段から読み出して、上記利用者端末に送出する制御手段
とを備えていることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、商品に貼付されるラ
ベルには、商品の商品名、産地、生産者等の商品情報
や、その商品のイメージを高めるためのデザインなどが
形成されている。このような商品情報やデザインも含め
たラベル情報が、例えば電子データとして商品の種類ご
とに記憶手段に記憶されている。
【0018】ここで、ラベル情報のダウンロードを要求
するためのアクセス先情報については、例えばそのよう
な情報を記載したラベルを商品に貼付しておけば、利用
者は上記商品の購入時に上記アクセス先情報を知ること
ができる。また、アクセス先情報を記載したラベルが商
品に貼付されていなくても、例えば、上記商品の購入時
に、アクセス先情報を記載したパンフレットなどを商品
提供者から受け取ることにより、利用者は、上記アクセ
ス先情報を知ることもできる。さらには、上記商品を扱
う雑誌に上記アクセス先情報を記載しておけば、商品の
購入は保障されないが、利用者はそのような雑誌からア
クセス先情報を入手することもできる。
【0019】このようにして入手したアクセス先情報に
基づいて、利用者端末から上記ラベル情報のダウンロー
ドを要求するアクセスがあった場合には、制御手段は、
ダウンロードが要求された上記ラベル情報を上記記憶手
段から読み出し、上記利用者端末に送出する。これによ
り、利用者端末側では、受信したラベル情報に基づい
て、例えばプリンタ等により元のラベルを容易に復元す
ることが可能となる。
【0020】したがって、サービスの利用者であれば誰
でも簡単にラベルを取得することができる。また、上記
構成では、受信したラベル情報に基づいてラベルを復元
できるので、透明シールを用いてラベルそのものを引き
剥がす従来のように、ラベルが破けたり、一部のみしか
得られなかったりして、取得したラベルの品位を損なう
こともない。
【0021】また、受信したラベル情報に基づいてプリ
ンタ等によりラベルを復元できるので、プリントする媒
体(用紙)として適切な厚みのものを選択すれば、復元
したラベルを安定して保存するための台紙を不要とする
ことができ、しかも、この場合、復元したラベル裏面の
美観が損なわれることもない。
【0022】また、ラベル情報は、商品の内容そのもの
を示す情報であり、それゆえ、上記ラベル情報に基づい
て復元されたラベルでも、商品の内容を示す情報として
価値ある情報を十分に有している。その結果、復元され
たラベルを用いて、第三者と商品に関する意見交換も十
分に行うことができる。
【0023】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、少なくとも商品情報を記載し
たラベルに関するラベル情報を、上記ラベルが貼付され
る商品の種類ごとに記憶手段に記憶するステップと、上
記ラベル情報に含まれる上記商品情報を、上記ラベル情
報と関連付けて記憶手段に記憶するステップと、利用者
が任意の商品に貼付されているラベルに関するラベル情
報のダウンロードを要求するためのアクセス先情報に基
づいて利用者端末からのアクセスがあり、利用者端末に
て、ダウンロードが要求される上記ラベル情報に含まれ
る商品情報が入力されたときに、入力された商品情報に
基づいて上記記憶手段に記憶されているラベル情報の検
索を行い、検索結果に対応するラベル情報を上記利用者
端末に送出するステップとを有していることを特徴とし
ている。
【0024】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、上記の課題を解決するために、少なくとも商品情報
を記載したラベルに関するラベル情報を、上記ラベルが
貼付される商品の種類ごとに記憶すると共に、上記ラベ
ル情報に含まれる上記商品情報を、上記ラベル情報と関
連付けて記憶する記憶手段と、利用者が任意の商品に貼
付されているラベルに関するラベル情報のダウンロード
を要求するためのアクセス先情報に基づいて、利用者端
末からのアクセスがあり、利用者端末にて、ダウンロー
ドが要求される上記ラベル情報に含まれる商品情報が入
力されたときに、入力された商品情報に基づいて上記記
憶手段に記憶されているラベル情報の検索を行い、検索
結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出する
制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0025】上記の構成によれば、商品に貼付されるラ
ベルには、商品の商品名、産地、生産者等の商品情報
や、その商品のイメージを高めるためのデザインなどが
形成されている。このような商品情報やデザインも含め
たラベル情報が、例えば電子データとして商品の種類ご
とに記憶手段に記憶されている。また、上記ラベル情報
に含まれる上記商品情報は、上記ラベル情報と関連付け
て記憶手段に記憶されている。
【0026】ここで、ラベル情報のダウンロードを要求
するためのアクセス先情報については、例えばそのよう
な情報を記載したラベルを商品に貼付しておけば、利用
者は上記商品の購入時に上記アクセス先情報を知ること
ができる。また、アクセス先情報を記載したラベルが商
品に貼付されていなくても、例えば、上記商品の購入時
に、アクセス先情報を記載したパンフレットなどを商品
提供者から受け取ることにより、利用者は、上記アクセ
ス先情報を知ることもできる。さらには、上記商品を扱
う雑誌に上記アクセス先情報を記載しておけば、商品の
購入は保障されないが、利用者はそのような雑誌からア
クセス先情報を入手することもできる。
【0027】このようにして入手したアクセス先情報に
基づいて、利用者端末から上記ラベル情報のダウンロー
ドを要求するアクセスがあり、利用者端末にて、ダウン
ロードが要求される上記ラベル情報に含まれる商品情報
が入力されたときに、制御手段は、入力された商品情報
に基づいて上記記憶手段に記憶されているラベル情報の
検索を行い、検索結果に対応するラベル情報を上記利用
者端末に送出する。その結果、利用者端末側では、受信
したラベル情報に基づいて、例えばプリンタ等により元
のラベルを容易に復元することが可能となる。
【0028】したがって、サービスの利用者であれば誰
でも簡単にラベルを取得することができる。また、上記
構成では、受信したラベル情報に基づいてラベルを復元
できるので、透明シールを用いてラベルそのものを引き
剥がす従来のように、ラベルが破けたり、一部のみしか
得られなかったりして、取得したラベルの品位を損なう
こともない。
【0029】また、受信したラベル情報に基づいてプリ
ンタ等によりラベルを復元できるので、プリントする媒
体(用紙)として適切な厚みのものを選択すれば、復元
したラベルを安定して保存するための台紙を不要とする
ことができ、しかも、この場合、復元したラベル裏面の
美観が損なわれることもない。
【0030】また、ラベル情報は、商品の内容そのもの
を示す情報であり、それゆえ、上記ラベル情報に基づい
て復元されたラベルでも、商品の内容を示す情報として
価値ある情報を十分に有している。その結果、復元され
たラベルを用いて、第三者と商品に関する意見交換も十
分に行うことができる。
【0031】さらに、上記構成では、制御手段は、入力
された商品情報に基づいてラベル情報の検索を行い、検
索結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出す
るので、記憶手段では、ラベル情報を例えば個々の商品
ごとにファイルとして管理する必要がなくなる。つま
り、記憶手段がラベル情報を商品ごとに管理しなくて
も、入力された商品情報に基づく制御手段による検索に
より、利用者が要求する所望のラベル情報を検出するこ
とができる。したがって、例えば記憶手段が記憶するラ
ベル情報が膨大な量となり、商品ごとの管理が困難にな
るような場合でも、利用者に所望のラベル情報を提供す
ることができる。
【0032】本発明に係るラベル情報提供プログラムを
記録した記録媒体は、上記の課題を解決するために、上
記したラベル情報提供方法による処理をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録してなることを特徴
としている。
【0033】上記の構成によれば、上記プログラムをコ
ンピュータ(例えばラベル情報提供装置)が実行するこ
とによって、上述したラベル情報提供方法による処理を
実現することができる。
【0034】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記アクセス先情報を、上記
商品に形成するステップをさらに有していることを特徴
としている。
【0035】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、上記の課題を解決するために、上記アクセス先情報
は、上記商品に形成されていることを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、上記商品の購入時
に、利用者は、ラベル情報のダウンロードを要求できる
アクセス先情報を知ることができる。このことは、言い
換えれば、商品を購入した者だけしか、上記アクセス先
情報を知ることができないことを意味する。したがっ
て、商品の購入に付随するラベル情報のダウンロードサ
ービスを利用者に提供することができる。
【0037】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記アクセス先情報は、上記
商品の商品情報を記載したラベルと同一のラベルに形成
されていることを特徴としている。
【0038】上記の構成によれば、アクセス先情報と商
品情報とが同一ラベルに記載されているので、このラベ
ルを用いれば、これらの情報を一度に商品に付すること
ができる。
【0039】なお、アクセス先情報のラベルへの形成
は、ラベル情報のラベルへの形成と同時であってもよい
し、例えばラベル情報を先にラベルに形成し、その後、
アクセス先情報を上記ラベルに形成してもよい。上記後
者のほうが、アクセス先情報の変更にも柔軟に対応でき
るという利点がある。
【0040】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記アクセス先情報は、上記
商品の商品情報を記載したラベルとは別のラベルに形成
されていることを特徴としている。
【0041】上記の構成によれば、アクセス先情報と商
品情報とが別々のラベルに記載されており、外見上、こ
れらのラベルが明確に区別されるため、一方のラベルに
付されたアクセス先情報が、他方のラベルに付された商
品情報の一部として見なされるようなことがない。
【0042】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記アクセス先情報は、UR
Lであることを特徴としている。
【0043】上記の構成によれば、利用者は、利用者端
末に上記URLを入力するだけで、ラベル情報のダウン
ロードのリクエストを直ちに行うことが可能となる。
【0044】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記アクセス先情報は、上記
URLをバーコード化した情報であることを特徴として
いる。
【0045】上記の構成によれば、バーコード化したU
RL情報を例えば専用の読み取り機で読み取ることで、
URLを利用者端末に入力することが可能となるので、
キーボード等によりURL情報を利用者端末に入力する
場合に比べて、入力の際の手間や労力を削減することが
できる。
【0046】本発明に係るラベル情報提供方法は、上記
の課題を解決するために、上記ラベル情報は、電子デー
タであることを特徴としている。
【0047】上記の構成によれば、ラベル情報が電子デ
ータであるので、上記ラベル情報を用いてのラベルの復
元、複製等が容易であり、また、上記ラベル情報を媒体
に保存することもできる。したがって、たとえラベルの
復元に失敗したとしても、上記ラベル情報を用いてのや
り直しを行うことが可能となる。
【0048】本発明に係るラベル情報提供方法に用いら
れる商品は、上記の課題を解決するために、上述したラ
ベル情報提供方法に用いられる商品であって、上記アク
セス先情報がパッケージに形成されている商品であるこ
とを特徴としている。
【0049】上記の構成によれば、商品の購入者にのみ
アクセス先情報を提供して、上記購入者に対してのみ、
商品購入の付加サービスとして本発明のラベル情報提供
方法によるラベル提供サービスを実行することができ、
また、商品の販売促進を図ることもできる。
【0050】本発明に係るラベル情報提供装置は、上記
の課題を解決するために、上記記憶手段は、さらに、上
記商品を利用者に提供する商品提供者情報を記憶してお
り、上記制御手段は、上記利用者端末にて入力された商
品提供者情報が、上記記憶手段に記憶されている情報の
中に存在するか否かを判断し、存在すると判断した場合
にのみ、検索結果に対応するラベル情報を上記利用者端
末に送出することを特徴としている。
【0051】上記の構成によれば、利用者端末にて、利
用者が商品提供者情報を入力した場合に、制御手段は、
上記商品提供者情報が記憶手段に記憶されているものと
同じ場合にのみ、検索結果に対応するラベル情報を上記
利用者端末に送出する。これにより、ラベル情報の提供
を、所定の商品提供者から実際に商品の提供を受けた
(商品を購入した)利用者に限定して行うことができ、
商品を購入した利用者に対するサービスを確立すること
ができる。また、ラベル情報を取得するためには、利用
者は商品を商品提供者から購入することが必要となるの
で、商品提供者側からすれば、商品の販売促進にもつな
がり、本サービスを利用する利用者層を広げていくこと
が可能となる。
【0052】本発明に係るラベル情報提供装置は、上記
の課題を解決するために、上記制御手段は、上記利用者
端末にて入力された利用者情報を、上記記憶手段に記憶
させることを特徴としている。
【0053】上記の構成によれば、記憶手段に記憶され
た利用者情報をもとにして、例えば、新商品に関する情
報や、その他、利用者にとって有益となる情報を利用者
に提供することが可能となる。
【0054】本発明に係るラベル情報提供装置は、上記
の課題を解決するために、上記制御手段は、上記利用者
端末にて入力された利用者情報と商品提供者情報とを関
連付けて、上記記憶手段に記憶させることを特徴として
いる。
【0055】上記の構成によれば、所定の商品提供者に
対する利用者の利用状況、つまり、商品提供者ごとの商
品の販売動向を把握することができ、その販売動向を商
品の流通管理や在庫管理に役立てることができる。
【0056】なお、以上で説明した利用者端末として
は、現在普及しているPCや携帯電話、携帯情報端末等
の既存のハードウェアが考えられる。
【0057】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について、図面に基づいて説明すれば以下の通り
である。
【0058】(サービス対象物)本発明において、サー
ビスの対象となるサービス対象物は、商品の情報を補足
する情報記録体であって、例えば、ワインのボトルに貼
付されているラベルが該当する。すなわち、このような
情報記録体の本来の目的は、商品自体の情報を表示する
ために補助的、義務的に形成されているものであり、視
覚効果上、文字情報に加え、何らかの画像情報が付加さ
れたものである。上記画像情報としては、風景画、風景
等をイラスト化したもの、キャラクター等のように人工
的に創り出されたもの、文字を装飾してロゴ化したも
の、あるいは、それらの組み合わせ等がある。
【0059】なお、サービス対象物は、ワインのボトル
に貼付されているラベルに限られるわけではなく、ビー
ル、ウイスキー、日本酒等の他の酒類(アルコール飲
料)やコーヒー、ジュース等の一般飲料のボトルあるい
は缶にラベルあるいはシールとして貼付あるいは印刷さ
れているデザイン(商品名、ロゴマーク、文字等を含
む)、さらには、箱詰めされた商品のパッケージに直接
印刷されているデザインを含む物であることは容易に察
することができる。
【0060】本発明は、上記サービス対象物に貼付され
ているラベルに含まれる商品情報やデザインなどをその
まま電子データとして消費者(サービス受給者、契約
者、利用者)に提供するものである。
【0061】(システム構成)図2は、本発明のラベル
情報提供方法を実現するラベル情報提供システムの全体
構成と、このシステムをワインのラベル提供サービスに
適用した場合の商品(ワイン)および情報の流れとを示
している。
【0062】このラベル情報提供システムでは、ワイン
生産者1と、ワイン提供者2と、消費者(サービス受給
者、契約者、利用者)3と、サービス提供者4との間
で、商品または情報のやりとりが行われるようになって
いる。
【0063】ワイン生産者1は、ワインの原料である葡
萄を栽培・収穫し、選別、発酵、熟成等の過程を行って
製造したワインを、最終形態としてボトル6に詰め、ワ
イン5として市場に提供する。例えば、ワイン生産者1
は、ワイン5をワイン提供者2に納入する。このよう
に、ワイン生産者1からワイン提供者2に対しては、物
流が存在する。
【0064】ワイン提供者2は、上記ワイン生産者1か
らワイン5を調達し、ワイン5を消費者3に提供する。
ワイン提供者2としては、飲食店業者に限らず、小売り
業者、卸売り業者、さらには、一般の酒類販売店、ディ
スカウント店であってもよい。さらには、インターネッ
トによる電子商取引の如く、無店舗業者であってもよ
い。このように、ワイン提供者2から消費者3に対して
は、直接的な物流が存在する。また、該物流を介して、
ボトル6に貼付されたラベル7により、ワイン5に関す
る情報が、ワイン提供者2から消費者3に直接的に提供
される。
【0065】消費者3は、上記ワイン提供者2からワイ
ン5を購入し、付加的な情報としてボトル6に貼付され
ているラベル7を取得する。ここで、図3(a)(b)
は、ラベル7の一例を示している。ラベル7には、商品
名、産地、生産者、アルコール度数、容量、葡萄の収穫
年、品質等の通常のラベル情報7a(商品情報)に加え
て、該ラベル情報7aと同じ情報を電子データとして入
手するためのアクセス先情報7bが形成されている。
【0066】アクセス先情報7bは、例えば、URL
(Uniform Resource Locator)で示される。また、同図
(b)のアクセス先情報7bは、http://www.rabel-ser
vice.com/ というフォルダの下のファイル(ファイル
名:123)に、ラベル情報7aの電子データが格納さ
れていることを示している。
【0067】なお、以下では、商品情報であるラベル情
報7aの電子データを主に扱うため、ラベル情報7aと
言えば、特に断らない限り、電子データを指すものとし
て話を進める。
【0068】該ファイル名は、ワイン5の個々に対応し
て作成されている。また、同一商品名であり、デザイン
も同じであるが、収穫年のみが異なる場合も、個々のラ
ベル情報7aは異なる情報として扱われ、別々のファイ
ルに保存される。この場合、他方のファイル名は、例え
ば124となる。
【0069】このように、ラベル7に商品情報としての
ラベル情報7aに加えて、アクセス先情報7bを形成し
ているので、消費者3は、ワイン5をワイン提供者2か
ら購入した時点で、ボトル6に貼付されたラベル7か
ら、サービス提供者4へアクセスするためのアクセス先
を入手することができることになる。これにより、消費
者3は、端末10を用いてサービス提供者4にアクセス
することにより、アクセス先からラベル7に関するラベ
ル情報7aを電子データとして取得することが可能とな
っている。
【0070】このように、消費者3からサービス提供者
4に対しては、特定のワイン5のラベル7に関するラベ
ル情報7aのリクエスト、サービス提供者4から消費者
3に対しては、該リクエストに基づく上記ラベル情報7
aの提供といった情報の流れが存在する。
【0071】サービス提供者4は、消費者3の端末10
からアクセス可能なようにネットワーク8に接続された
状態にある端末20を有している。ネットワーク8は、
インターネットや電話回線等のパブリックネットワーク
等で構成されている。
【0072】サービス提供者4は、ワイン生産者1(よ
り正確には、ワイン5のラベル7を作成する権限のある
もの)から、ボトル6に貼付されているラベル7と実質
的に同一の情報であるラベル情報7aを電子データ(電
子ファイル)という形で入手し、端末20の記憶部24
(図4参照)に保存する。ワイン生産者1からサービス
提供者4へのラベル情報7aの情報伝達は、フロッピー
(登録商標)ディスク、光ディスク等の取り出し可能な
情報記録媒体を介して行ってもよいし、ネットワークを
介して行ってもよい。
【0073】なお、ワイン生産者1からラベル情報7a
を電子ファイルで入手することが困難な場合には、ボト
ル6に貼付されているラベル7をスキャナ等により電子
データとして端末20に取り込み、必要に応じて画像の
加工を行い、印字品位を確保した上でサービス情報とす
る方法も考えられる。
【0074】(装置構成)次に、消費者3が有する端末
10、および、サービス提供者4が有する端末20の詳
細について説明する。
【0075】図4は、消費者3とサービス提供者4との
ネットワーク上の一般的な構成および機能の一例を示す
ブロック図である。なお、最も簡単なネットワーク構成
は、消費者3の端末10とサービス提供者4の端末20
とが接続されていることである。
【0076】まず、消費者3の端末10について説明す
る。端末10(利用者端末)は、電話回線等のネットワ
ーク8により、サービス提供者4側の端末20と接続さ
れている。端末10は、ワイン5のラベル情報7aを取
得するためのリクエストを行う手段および該ラベル情報
7aを端末20から受信する手段としてのアクセス部
と、該受信したラベル情報7aを出力するための画像形
成部とからなっている。
【0077】詳細には、該アクセス部は、入力部11
と、送受信部12と、演算処理部13と、記憶部14と
を備えている。一方、画像形成部は、電子写真方式ある
いはインクジェット方式、熱転写方式等のプリンタであ
り、本実施形態では、出力部15が該当する。
【0078】入力部11は、例えば、キーボード、マウ
ス、ポインティングデバイス、イメージスキャナ、バー
コードスキャナ等に接続するためのインターフェース、
さらにはこれら入力装置であり、アクセス先情報7bを
はじめ、必要に応じて、消費者3の情報(氏名、住所、
連絡先など)、ワイン提供者2の情報(利用店名な
ど)、商品情報(ワイン5の名称、収穫年、産地など)
のような各種情報を入力するために用いられる。さら
に、入力部11は、例えば、センサ(図示せず)からの
出力情報を、端末10に取り込むためのインターフェー
スボードも含んでいる。
【0079】送受信部12は、アクセス先(サービス提
供者4の端末20)にアクセスしたり、該アクセス先か
らデータを受信する機能を有している。送受信部12
は、端末10をPCとすれば、ネットワーク8に対して
接続するためのインターフェースを司り、ネットワーク
8が電話回線の場合には、例えば、モデムで構成され
る。また、送受信部12は、ローカルネットワーク16
に接続するための機能を有していてもよい。
【0080】演算処理部13は、入力部11、送受信部
12、記憶部14および出力部15の制御を行うと共
に、入力部11あるいは送受信部12から入力された情
報に対して演算を行う部分であり、例えば、CPU、メ
モリで構成される。メモリは、処理結果を一時的に保存
しておくためのRAM等のメモリである。演算処理をソ
フトウェア的に行う場合には、処理手順を記したプログ
ラムを保存しておくための不揮発性メモリを用意する。
あるいは、記憶部14にプログラムを保存しておき、プ
ログラム動作時に該記憶部14から読み出し、RAM上
で展開し作業してもよい。
【0081】記憶部14は、入力部11あるいは送受信
部12から入力された情報および演算処理部13により
行われた演算結果を記憶するものであり、例えば、ハー
ドディスク、光ディスクで構成される。また、記憶部1
4は、アプリケーションプログラムを記憶したり、さら
には、ダウンロードした電子データ(ラベル情報7a)
を保存する機能も有している。記憶するアプリケーショ
ンプログラム内容としては、例えば、アクセス先の情報
を閲覧・表示するためのブラウザがある。
【0082】なお、上記入力部11および送受信部1
2、演算処理部13を有した既存の機器の利用により端
末10を実現することを考えた場合、上記した記憶部1
4は通常有している機能であるが、特に必要というわけ
ではない。上記機器としては、PC、携帯電話、携帯情
報端末(例えば、ZAURUS(登録商標)、Palm
機)等が挙げられる。
【0083】出力部15は、情報のソフトコピーおよび
ハードコピーを行うものであり、上記前者の場合はCR
Tあるいは液晶等のディスプレイが該当し、上記後者の
場合はプリンタが該当する。
【0084】なお、ここで出力部という場合には、出力
インターフェースの機能部分を指す他、入手した情報を
プリント出力するという本発明によるサービスの最終目
的を達成するために必要とするならば、該出力インター
フェースに接続された出力装置を含むものとする。
【0085】このように考える理由は、一般に、画像形
成部は、端末10の周辺機器として別体として構成され
ることが多く、それゆえ、端末10が必然的に有する機
能ではないと言えるが、機能を分離して端末10を構成
するか否かは、装置メーカ等による全くの取り決めによ
るところが大きいからである。
【0086】端末10が出力部15を備えていることに
より、端末20からダウンロードした所望のラベル情報
7aに基づいて、プリントにより、元のラベル7を容易
に、かつ、即座に復元することが可能となる。
【0087】次に、サービス提供者4が有する端末20
について説明する。サービス提供者4側の端末20(ラ
ベル情報提供装置)は、電話回線等のネットワーク8に
より消費者3側の端末10と接続されている。端末20
は、消費者3に対し、各種のラベル7に関する電子情報
(ラベル情報7a)のダウンロードサービスを提供する
ために、ラベル情報7aを保存しており、消費者3から
のリクエストに対し、所望のラベル情報7aを提供する
ための管理を行っている。端末20は、本発明のサービ
ス管理ネットワークサービスの主要部をなすハードウェ
アである。
【0088】端末20は、例えば、パーソナルコンピュ
ータ(PC)、ワークステーション(WS)であり、図
4に示すように、入力部21と、通信部22と、演算処
理部23(制御手段)と、記憶部24(記憶手段)と、
出力部25とから構成されている。端末20は、消費者
3の端末10に対しては、サーバ的な位置づけになる。
【0089】入力部21は、例えば、キーボード、マウ
ス、ポインティングデバイス、イメージスキャナ、バー
コードスキャナ等であり、消費者3の情報(氏名、住
所、連絡先など)、ワイン提供者2の情報(利用店名な
ど)、商品情報(ワイン5の名称、収穫年、産地など)
のような各種情報を予め記憶部24に記憶させるために
端末20側で入力する際に用いられる。入力部21は、
さらには、例えば、センサ(図示せず)からの出力情報
を、端末20に取り込むためのインターフェースボード
も含んでいる。
【0090】通信部22は、ネットワーク8に対して接
続するためのインターフェースを司り、ネットワーク8
が電話回線の場合には、例えば、モデムで構成される。
また、通信部22は、ローカルネットワーク26に接続
するための機能を有していてもよい。
【0091】記憶部24は、入力部21あるいは通信部
22から入力された情報および演算処理部23により行
われた演算結果を記憶するものであり、例えば、ハード
ディスク、光ディスクで構成される。なお、記憶部24
は、本発明の記録媒体に相当する。また、記憶部24
は、少なくとも商品情報を記載したラベル7に関するラ
ベル情報7aを、上記ラベル7が貼付される商品の種類
ごとに記憶する。なお、この点について後述する。
【0092】また、記憶部24は、ラベル情報7aを入
手するワイン生産者1の情報(会社名、住所、契約日、
電話・メールアドレス等)を記した管理ファイルや、本
発明によるサービス管理方法の処理フローを記したアプ
リケーションプログラム等を記憶していてもよい。
【0093】演算処理部23は、入力部21、通信部2
2、記憶部24、出力部25の制御を行うと共に、入力
部21あるいは通信部22から入力された情報に対して
演算を行う部分であり、例えば、CPU、メモリで構成
される。メモリは、処理結果を一時的に保存しておくた
めのRAM等のメモリである。演算処理をソフトウェア
的に行う場合には、処理手順を記したプログラムを保存
しておくための不揮発性メモリを用意する。あるいは、
記憶部24にプログラムを保存しておき、プログラム動
作時に該記憶部24から読み出し、RAM上で展開し作
業してもよい。
【0094】また、演算処理部23は、消費者3が任意
の商品に貼付されているラベル7に関するラベル情報7
aのダウンロードを要求するために上記商品に形成され
たアクセス先情報7bに基づいて、利用者端末(端末1
0)からのアクセスがあった場合に、ダウンロードが要
求された上記ラベル情報7aを上記記憶部24から読み
出して、通信部22を介して上記利用者端末に送出する
機能を有している。
【0095】出力部25は、情報のソフトコピーおよび
ハードコピーを行うものであり、上記前者の場合はCR
Tあるいは液晶等のディスプレイが該当し、上記後者の
場合はプリンタが該当する。ペーパーレス化が推進さ
れ、また、電子処理(電子決済には限られない)が可能
な状況下では、プリンタは必ずしも必要ではない。
【0096】次に、記憶部24における記憶内容につい
て説明する。記憶部24が記憶するデータベース内容と
しては、例えば、図5(a)(b)に示すワイン5のラ
ベル情報7aがある。
【0097】本実施形態では、記憶部24は、図5
(a)のように、ラベル7ごとに、つまり、ラベル7が
貼付される商品の種類ごとに、ラベル情報7aのファイ
ルを作成して管理している。該ファイルの主体は、電子
化された画像情報であり、jpeg(あるいはjp
g)、bmp、jif等の適当な画像形式で作成されて
いる。本発明においては、どのような消費者3に対して
も利用可能なファイル形式が必要であることから、汎用
の画像形式であることが望まれる。また、ボトル6に貼
付されているラベル7と同様の画質を有する画像情報
を、ネットワーク8を介してダウンロードする必要があ
ることから、情報量の削減が要求されるため、上記画像
情報は、圧縮処理された高品位画像であることが好まし
い。
【0098】図5(b)は、ファイル名123のファイ
ルを用いて、画像形成装置によりラベル情報7aをプリ
ント出力した結果を模式的に示している。図3(b)と
比較すれば分かるように、本サービスのために付加した
アクセス先情報7bを除き、ボトル6に貼付されている
ラベル7を正確に復元できている。
【0099】なお、ファイルの情報としては上記の画像
情報のみならず、後述するダウンロードサービス実行過
程にて、消費者3が端末20にアクセスしてきた場合
に、端末10に初期画面として表示させる情報を含むも
のであってもよい。図6は、消費者3の端末10が表示
した、ファイル名:123.htmの表示画面の一例を
示している。該ファイルは、html(hyper text mar
kup language)言語により記述されている。また、該文
書には、消費者3がリクエストしたワイン5の情報(名
称、収穫年、産地等)が記されている。画面31に上記
情報を表示させることにより、消費者3は、ダウンロー
ドしようとするラベル情報7aの内容を確認することが
でき、ダウンロードを実行すべきか否かを判断すること
ができる。
【0100】また、消費者3がリクエストしたワイン5
に関連する情報あるいはサービス提供者4からの電子広
告を、画面31に直接的に表示あるいはリンク等の手段
により間接的に表示するようにしてもよい。
【0101】(システム全体の動作)次に、本システム
の動作について説明する。本システムでの処理は、図1
に示すように、大きく分けて、情報収集過程(S1)、
アクセス先情報ラベル貼付過程(S2)、ダウンロード
サービス実行過程(S3)、からなっている。なお、S
1、S2の順序は問わず、S3の過程の前に、S1およ
びS2の過程が終了していればよい。
【0102】上記各過程について、まず、簡単に説明す
ると、上記情報収集過程では、ボトル6に貼付されたラ
ベル7のラベル情報7aをサービス提供者4が収集し、
収集したラベル情報7aを端末20の記憶部24に記憶
させる処理が行われる。つまり、この過程では、少なく
とも商品情報を記載したラベル7に関するラベル情報7
aを、上記ラベル7が貼付される商品(ワイン5)の種
類ごとに記憶部24に記憶させる処理が行われる。
【0103】上記アクセス先情報ラベル貼付過程では、
消費者3がラベル情報7aの取得が可能なアクセス先を
記載したラベル7を、上記ラベル情報7aに対応するボ
トル6に貼付する処理が行われる。言い換えれば、上記
過程では、消費者3が任意の商品に貼付されているラベ
ル7に関するラベル情報7aのダウンロードを要求する
ためのアクセス先情報7bを、上記商品に形成する処理
が行われる。
【0104】上記ダウンロードサービス実行過程では、
アクセス内容に応じたラベル情報7aを、サービス提供
者4が消費者3に送出する処理が行われる。つまり、上
記過程では、上記アクセス先情報7bに基づいて端末1
0からのアクセスがあった場合に、ダウンロードが要求
されたラベル情報7aを記憶部24から読み出して、端
末10に送出する処理が行われる。
【0105】以下、上記各過程の詳細について説明す
る。
【0106】(情報収集過程)サービス提供者4は、ワ
イン生産者1から、該ワイン生産者1が製造しているワ
イン5に関するラベル情報7aを入手する。より詳細に
は、ワイン5の種別が多岐にわたる場合には、ワイン5
ごとに各ラベル情報7aを別々の電子ファイルとして端
末20の記憶部24に保存する。
【0107】このとき、例えば、同一の商品名であって
も、収穫年が異なる場合等のように、ラベル情報7aの
一部でも異なれば、これらのラベル情報7aを別ファイ
ルとして作成し、保存する。また、今後の管理をしやす
くする等のために、ワイン生産者1が複数存在する場合
には、該ラベル情報7aをワイン生産者情報と関連付け
て記憶部24に記憶させてもよい。また、ラベル情報7
aをワイン5の産地情報、収穫年情報等のワイン5に関
する情報と関連付けて記憶部24に記憶させてもよい。
【0108】ワイン生産者1やワイン5に関する情報を
記憶部24に記憶させておくことにより、消費者3は、
ラベル情報7aと関連付けられた上記情報をキーワード
として、後述する実施の形態2で示すような絞り込み検
索(図10ないし図12参照)を行うことができる。
【0109】なお、先の図5(a)では、ファイル名を
数字化して示しているが、この場合、数字化情報とワイ
ン5の一般情報とを関連付けておくための管理ファイル
を作成しておく必要がある。しかし、ファイル名をコー
ド化して「FCN2000.jpg」等のように、ファ
イル名からファイル内容をある程度推定できるようにし
ておけば、上記のような管理ファイルを作成する必要性
はない。ここで、“F”は、フランス産を意味し、次の
“CN”は商品名(CHATEAU NERVEUXの
頭文字)、最後の“2000”は収穫年を表す。しか
し、ワイン5を特定するためには、生産者名、品質レベ
ル等の情報が必要であり、これら特定に必須な情報をフ
ァイル名に用いると長くなるので、管理ファイルとの併
用が好ましいと考えられる。
【0110】以上のようにして、サービス提供者4が管
理する端末20の記憶部24に、ワイン種別ごとに電子
ファイルがデータベース化されて保存される。
【0111】(アクセス先情報ラベル貼付過程)アクセ
ス先情報貼付ラベルとしては、図3(a)(b)のよう
に、ラベル情報7aとアクセス先情報7bとを同じラベ
ル7に形成する場合は、このラベル7が該当する。アク
セス先情報7bのラベル7への形成は、ラベル7の印刷
時に、商品情報としてのラベル情報7aと同時に行って
もよいが、先に上記ラベル情報7aを印刷によりラベル
7に形成した後、別の画像形成手段によりアクセス先情
報7bを形成してもよい。後者の場合、前者の方法に比
べて、画像形成ステップが増えることになるが、電子写
真あるいはインクジェット方式等のように、印刷に比べ
て取り扱いが簡単な方法で行えるため、URL名が変更
になった場合等においても、版下等を変更することなく
電子データの変更のみで対応することができ、簡単かつ
迅速、費用発生を伴わないという利点がある。
【0112】本過程では、このようにして形成されるア
クセス先情報ラベル(ラベル7)が、ワイン5のボトル
6に貼付される。
【0113】ところで、本過程では、図7(a)(b)
に示すように、商品情報であるラベル情報7aをラベル
7cに記す一方、アクセス先情報7bを上記のラベル7
cとは別体のラベル7d(アクセス先情報ラベル)に記
してラベル7を構成し、ラベル7c・7dを別々にボト
ル6に貼付するようにしてもよい。その理由は以下の通
りである。
【0114】図3(a)(b)のように、上記ラベル情
報7aとアクセス先情報7bとを1枚のラベル7に形成
した場合、本発明において形成されるアクセス先情報7
bが上記ラベル情報7aと混同されて、ワイン5に関す
るオリジナル情報と見なされるおそれがある。
【0115】また、アクセス先情報7bをラベル7に形
成するタイミングが、基本的にラベル7のボトル6への
貼付前という制約もある。これは、上記ラベル情報7a
のみが形成されたラベル7がボトル6に貼付された状態
で、該ラベル7にアクセス先情報7bを形成しようとす
ると、ラベル7はボトル6の側面に沿って円弧上に形成
されているので、通常の平面に印字するよう設計された
プリンタでは、情報の歪みなしに該ラベル7にアクセス
先情報7bを印字することができないからである。
【0116】これに対して、図7(a)(b)のよう
に、ラベル7c・7dを別体にしてラベル7を構成すれ
ば、ラベル7c・7dが外見上明確に区別されているの
で、ラベル7dに記されたアクセス先情報7bが、ラベ
ル7cに記された上記ラベル情報7aと混同される可能
性がほとんどなく、アクセス先情報7bがワイン5のオ
リジナル情報と見なされる可能性がほとんどない。
【0117】また、上記ラベル情報7aとアクセス先情
報7bとをそれぞれ別々のラベル7c・7dに形成する
ことにより、上記ラベル情報7aのラベル7cへの形成
とは別系統でアクセス先情報7bのラベル7dへの形成
ができる。また、ラベル7dのボトル6への貼付タイミ
ングもラベル7cとは必ずしも同一である必要がない。
したがって、ラベル7dのボトル6への貼付を、ラベル
7cよりも先あるいは後で行うことが可能になり、貼付
タイミングの制約を大幅に緩和することができる。
【0118】このとき、ラベル7cよりも先あるいは同
時にラベル7dをボトル6に貼付するとなると、この作
業はワイン生産者1の作業工程として付加されるため、
ワイン生産者1の負荷が増加することになる。しかし、
ワイン生産者1からワイン5の提供を受け、サービス提
供者4がラベル7dの作成および貼付を行う等のよう
に、ワイン生産者1からの出荷後にラベル7dの貼付作
業を行うようにすれば、ワイン生産者1に負担をかける
ことがないので、ワイン生産者1からの協力を得やすい
というメリットがある。
【0119】また、サービスを実現するための主要作業
であるアクセス先情報7bのボトル6に対する形成作業
(ラベル7cのボトル6への貼付作業)を、サービス提
供者4の管理・責任の下で行うことにより、ワイン生産
者1のミスによるアクセス先情報7bの未形成といった
トラブルを排除することができるので、質の高いサービ
スを提供することができる。
【0120】また、ワイン5が輸入品等の場合には、一
般に、輸入業者名等の情報を表示することを目的とし
て、図8(a)に示すように、ボトル6の表面において
ラベル7(7c)の貼付面とは反対側の面に上記情報を
記載したラベル7eを貼付することが多い。そこで、図
8(b)に示すように、上記ラベル7eに、アクセス先
情報7bを形成するようにしても勿論構わない。
【0121】また、以上では、アクセス先情報7bとし
てURL名を用いたが、該URLにアクセスするために
は、端末10に再度該URL情報を入力しなければなら
ないという煩雑さがある。また、入力ミスがあると、所
望の情報を入手できないという問題もある。
【0122】そこで、例えば、図9に示すように、アク
セス先情報7bをバーコード情報7fとして形成したラ
ベル7(7d・7e)をボトル6に貼付してもよい。こ
の場合、次に示すダウンロードサービス実行過程におい
て、該バーコード情報7fを専用の読み取り装置により
取り込んで、該バーコード情報7fを解読する他のサー
ビスを利用することにより、自動的に、しかも、容易に
所望のURLにアクセスすることができる。
【0123】(ダウンロードサービス実行過程)ここで
は、アクセス手段をインターネットとし、表示ソフトウ
ェアとしてブラウザを用いる例について説明する。
【0124】図4において、まず、消費者3側で通信を
確立することにより、端末10がネットワーク8と接続
される。次に、端末10でブラウザが立ち上がった状態
で、消費者3は入力部11により、ワイン提供者2から
購入したワイン5に貼付されているラベル7に記載され
ているアクセス先情報7b(例えば、“www.rabel-serv
ice.com/123.htm ”)を入力する。以降、ブラウザの機
能により、端末10とサーバ(サービス提供者4の端末
20)との間で交信が行われることとなる。
【0125】サービス提供者4の端末20では、端末1
0からのアクセスを通信部22で受信し、端末10から
のリクエスト内容を演算処理部23により分析する。例
えば、ファイル名123.jpgのダウンロードが要求
されていれば、演算処理部23は、端末10にて初期画
面として表示すべきファイル123に関する情報(12
3.htm)を記憶部24から検索し、上記情報を通信
部22から端末10へ送信させる。
【0126】端末10の送受信部16が上記URLの上
記情報を受信すると、演算処理部13は、図6で示した
ように、上記情報を出力部15の表示部に表示させる。
消費者3は、表示された情報がダウンロードすべきラベ
ル情報7aに対応する情報であるか否かを確認した後、
画面31内のダウンロードの実行ボタンをクリックす
る。なお、ダウンロードの際の目安として画像形式およ
び画像ファイルサイズが付加的情報として記載されてい
る。
【0127】端末20の演算処理部23は、端末10に
て消費者3が上記情報(123.htm)の受信に基づ
きダウンロード実行ボタンをクリックしたことを検出す
ると、画像ファイル(ファイル名:123jpg)を通
信部22を介して端末10に送信する。これにより、画
像ファイルのダウンロードが実行される。
【0128】このとき、消費者3は、上記画像ファイル
の保存先を入力部11により指定あるいは変更しておく
ことにより、記憶部14の設定されたディレクトリ内に
上記画像ファイルがダウンロードされる。
【0129】ダウンロードが正常に終了すると、端末1
0とネットワーク8との接続を解除してもよい。その
後、消費者3は、ダウンロードした画像ファイルを出力
部15によりプリントアウトする。カラーマッチング等
が保証されていれば、特別に編集作業を行うことなく、
ダウンロードした画像ファイルをオープンし、印刷コマ
ンドをクリックすることにより印刷が実行される。これ
により、購入したワイン5に貼付されているラベル7と
同じ内容のラベル7が復元される。
【0130】以上のように、本実施形態では、端末20
の記憶部24に各種ワイン5のラベル情報7aを格納し
ておく一方で、各種ワイン5のボトル6には、アクセス
先情報7bを記載したラベル7(7b・7e)を貼付し
ている。これにより、ワイン5を購入した消費者3は、
上記アクセス先情報7bを基にしてサービス提供者4に
アクセスすることが可能になり、また、このアクセスに
よって、サービス提供者4から所望のラベル情報7aを
電子データとして取得することができる。その結果、上
述のように、このラベル情報7aに基づいて、ボトル6
に貼付されているラベル7と同じ品質のラベルをプリン
タ等により容易に復元することができる。
【0131】したがって、透明シートを用いてボトル6
からラベル7の引き剥がし作業を行う従来のように、ラ
ベル7が破けたり、一部のみしか得られなかったりする
というようなことがない。その結果、ワイン5を購入し
た消費者3が、ワイン5のラベル7と同一のものを、そ
の品質を落とすことなく簡単に取得することができる。
【0132】また、ラベル情報7aは、ワイン5の内容
そのものを示す情報であり、それゆえ、上記ラベル情報
7aに基づいて復元されたラベル7でも、ワイン5の履
歴書としての価値を十分に有するものとなる。その結
果、復元されたラベル7を用いて、第三者とワイン5に
関する意見交換も十分に行うことができる。
【0133】なお、本実施形態では、アクセス先情報7
bを記載したラベル7(7b・7e)をワイン5のボト
ル6に貼付する例について説明したが、上記ラベル7を
ボトル6に貼付しなくても、例えば、アクセス先情報7
bを絵符に記載し、この絵符をボトル6に巻き付けるよ
うにしてもよい。
【0134】また、例えば、アクセス先情報7bを記載
したラベル7をボトル6に貼付せずに、ワイン5の購入
時にワイン提供者2からアクセス先情報7bを記載した
パンフレットなどを受け取ることでも、消費者3は、上
記アクセス先情報7bを知ることができる。この場合で
も、ワイン5を購入したものだけに対して、ラベル情報
7aのダウンロードサービスを提供できることに変わり
はない。
【0135】また、ワイン購入者を対象としないのであ
れば、例えば、ワイン5を扱う雑誌にアクセス先情報7
bを掲載すれば、利用者はその雑誌を購入することによ
ってアクセス先情報を入手することができ、ラベル情報
7aのダウンロードを要求することができる。
【0136】したがって、上記したアクセス先情報貼付
過程は、本発明のラベル情報提供方法を実現するのに必
ずしも必要というわけではない。しかし、上記アクセス
先情報貼付過程を実行することにより、ワイン5の購入
者のみを対象としたラベル情報7aの提供サービスを確
実に行うことができる。
【0137】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について、図面に基づいて説明すれば以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同一の構成に
は同一の部材番号を付記し、その説明を省略する。
【0138】上述の実施の形態1では、ワイン5の種別
ごとに、ボトル6にラベル情報7aのアクセス先を形成
したが、ワイン5の種類が多くなると、情報の管理、形
成が大変であるという問題がある。これを解決するため
に、本実施形態では、ボトル6に形成するアクセス先情
報7bとしては、本サービスを提供するURL情報のみ
(ファイル名を除く)とし、希望するラベル7の特定
は、消費者3側での入力に基づく検索により行うように
している。図10ないし図12は、消費者3がラベル7
に付されたURLを基にサービス提供者4の端末20に
アクセスした結果、端末10が表示する検索画面の一例
を示している。
【0139】このうち、図10は、消費者3がワイン情
報のみを入力する場合の検索画面の一例であり、最も基
本となる画面を示している。ワイン5の名称、収穫年、
産地等、ワイン5の検索に必要な情報については予め記
憶部24に記憶されている。消費者3は、図10の表示
画面において、ワイン5の検索に必要な情報を入力し、
その後、検索ボタンをクリックすると、端末20の演算
処理部23は、上記情報をキーワードとして記憶部24
に記憶されているラベル情報7aの検索を行う。
【0140】端末10にて入力ミス等がなければ、演算
処理部23は、検索結果として、図6に示したのと同様
の画面31を端末10に表示させる。一方、端末10側
で入力ミスあるいはサービス対象外の情報が入力された
場合には、演算処理部23は、「入力された情報は、本
データベースには存在しません。」等のエラーメッセー
ジを端末10に表示させ、再入力の催促および警告を行
う。図6の画面31において、ダウンロード実行ボタン
がクリックされると、演算処理部23は、上記検索結果
に対応するラベル情報7aを端末10に送出する。
【0141】このように、演算処理部23は、消費者3
が任意の商品に貼付されているラベル7に関するラベル
情報7aのダウンロードを要求するためのアクセス先情
報7bに基づいて端末10からのアクセスがあり、端末
10にて、ダウンロードが要求されるラベル情報7aに
含まれる商品情報が入力されたときに、入力された商品
情報に基づいて記憶部24に記憶されているラベル情報
7aの検索を行い、検索結果に対応するラベル情報7a
を端末10に送出する。
【0142】これにより、記憶部24は、ラベル情報7
aを商品ごとに管理しなくても、演算処理部23による
検索により、消費者3が要求する所望のラベル情報7a
を検出することができる。したがって、記憶部24が記
憶するラベル情報7aが膨大な量となり、商品ごとの管
理が困難になるような場合に、本実施形態の構成は非常
に有効となる。
【0143】また、図11は、上記ワイン情報に加え
て、さらに、利用店名情報(ワイン提供者情報)の入力
を要求する場合の端末10の表示画面の一例を示してい
る。なお、この場合、サービス提供者4は、ワイン情報
のみならず利用店名情報もデータベース化して記憶部2
4に保存しておくことが前提である。演算処理部23
は、端末10にて入力された利用店名が登録された利用
店名であるかを判断し、これらが一致する場合にのみ、
端末10に検索結果を応答するようになっている。
【0144】本サービスの目的が、ワイン5の購入者に
対する付加的なサービスであることを基本とするなら
ば、本検索データベースへのアクセス者をワイン購入者
に限定することが望まれる。その一手段として、上記の
ようにワイン5を販売・提供した利用店名の入力を要求
するのである。
【0145】なお、利用店名としては、直接的な入力で
あってもよいし、181507等のようにコード化した
ものであってもよい。コード化する場合には、実際の名
称等との関連を記したファイルを記憶部24に形成・保
存しておき、該ファイルに基づいてコード情報を解読す
るようにすればよい。
【0146】また、該サービスを一度利用した消費者3
が、他のワイン5のラベル7の入手のみを目的として、
該他のワイン5の購入なしにアクセスしてくる場合があ
る。このようなアクセス者の排除を防止する目的のため
には、サービス提供者4は、利用店名に代えてパスワー
ドの入力を要求するようにしてもよい。該パスワード情
報は、ワイン提供者2が消費者3に対し、購入されたワ
イン5の種別に応じて与える形態を想定することができ
る。
【0147】つまり、記憶部24は、商品(この例では
ワイン5)を消費者3に提供する商品提供者情報(利用
店名)および/または商品提供者(ワイン提供者2)か
ら提供されるパスワードを記憶し、演算処理部23が、
端末10にて入力された商品提供者情報および/または
パスワードが、記憶部24に記憶されている情報の中に
存在するか否かを判断し、存在すると判断した場合にの
み、検索結果に対応するラベル情報を端末10に送出す
る構成であってもよいと言える。
【0148】また、サービス提供者4は利用店情報を入
手することができるので、「あるワイン5がどのワイン
提供者2から最も販売されているか」等の情報を収集す
ることができ、該情報をワイン提供者2さらにはワイン
生産者1にフィードバックすることにより、流通管理を
行うこともできる。
【0149】一方、図12は、図10および図11で示
した入力情報に加え、さらに、ワイン5の利用者名、住
所、連絡先などの利用者情報(消費者3の情報)の入力
を要求する場合の端末10の表示画面の一例である。な
お、端末10側にて入力された利用者情報は、演算処理
部23の制御により、例えば端末20の記憶部24の利
用者情報テーブル内に記憶され、利用者ごとに管理され
る。
【0150】この場合、サービス提供者4は、消費者3
の情報を利用者情報として入手することができるので、
上述の効果に加え、ワイン5の関連情報、例えば、ディ
スカウント情報、入荷情報等の有用な情報を郵便あるい
は電子メール等により消費者3に伝達することが可能と
なり、販売後において波及効果が生じる。
【0151】また、利用店名(=ワイン提供者2)と利
用者情報(=消費者3)とを関連付けることにより、利
用者情報をワイン提供者2が消費者3に対して行うさら
なる付加的なサービス業務に役立てることが可能とな
る。なお、利用店名と利用者情報との関連付けは、演算
処理部23の制御により、例えば記憶部24のサービス
管理テーブル内で、各消費者3ごとに管理される。
【0152】なお、実際のラベル7が含んでいる情報と
電子データで与えられるラベル情報7aとは必ずしも同
一でなくてもよく、例えば、ラベル7において不必要と
思われる情報をラベル情報7aから意識的に排除しても
よい。例えば、ラベル7等には、画像情報以外に、商品
が食料品等であれば原材料名等の記載があるが、該ラベ
ル7のデザインのみに有用性があると認められる場合に
は、オリジナルの画像情報から文字情報を削除した情報
であってもよい。
【0153】ところで、以上の各実施形態で説明した端
末20での処理は、プログラムで実現することが可能で
ある。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な
記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体
として、上記記憶部24であってもよいし、サービス提
供者4の端末20で処理が行われるために必要な図示し
ていないメモリ(例えばROMそのもの)であってもよ
いし、また図示していないが外部記憶装置としてプログ
ラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入す
ることで読み取り可能なプログラムメディアであっても
よい。
【0154】上記いずれの場合においても、格納されて
いるプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のア
クセスにより実行される構成であってもよいし、格納さ
れているプログラムを読み出し、読み出したプログラム
を配信サーバーおよび受信サーバー図示されていないプ
ログラム記憶エリアにダウンロードすることにより、そ
のプログラムが実行される構成であってもよい。この場
合、ダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納
されているものとする。
【0155】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハ
ードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/
MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、ある
いはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッ
シュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプロ
グラムを担持する媒体であってもよい。
【0156】また、本発明においては、インターネット
を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であ
ることから、通信ネットワークからプログラムをダウン
ロードするように流動的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。なお、このように通信ネットワークから
プログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロ
ード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あ
るいは別な記録媒体からインストールされるものであっ
てもよい。
【0157】なお、記録媒体に格納されている内容とし
てはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0158】以上のことから、本発明に係るラベル情報
提供プログラムを記録した記録媒体は、少なくとも商品
情報を記載したラベルに関するラベル情報を、上記ラベ
ルが貼付される商品の種類ごとに記憶する処理と、利用
者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラベル
情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情報に
基づいて、利用者端末からのアクセスがあった場合に、
ダウンロードが要求された上記ラベル情報を上記記憶手
段から読み出して、上記利用者端末に送出する処理とを
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録して
なっていると言うことができる。
【0159】また、本発明に係るラベル情報提供プログ
ラムを記録した記録媒体は、少なくとも商品情報を記載
したラベルに関するラベル情報を、上記ラベルが貼付さ
れる商品の種類ごとに記憶すると共に、上記ラベル情報
に含まれる上記商品情報を、上記ラベル情報と関連付け
て記憶する処理と、利用者が任意の商品に貼付されてい
るラベルに関するラベル情報のダウンロードを要求する
ためのアクセス先情報に基づいて、利用者端末からのア
クセスがあり、利用者端末にて、ダウンロードが要求さ
れる上記ラベル情報に含まれる商品情報が入力されたと
きに、入力された商品情報に基づいて上記記憶手段に記
憶されているラベル情報の検索を行い、検索結果に対応
するラベル情報を上記利用者端末に送出する処理とをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録してな
っていると言うこともできる。
【0160】また、以上で説明したラベル情報提供方法
は、以下の第1〜第3のラベル情報提供方法とも表現す
ることができる。
【0161】第1のラベル情報提供方法は、商品情報を
形成したラベルに関する電子データを登録するステップ
と、該電子データのアクセス先を商品に形成するステッ
プと、アクセス内容に応じた電子データをアクセス元に
対し送出するステップとを有している構成である。
【0162】これによれば、商品に付随しているラベ
ル、シール等の情報と同一の情報を、電子データの形で
提供することができ、該サービスを受けるサービス受給
者は、簡単な方法および手段によって、該情報を入手す
ることができる。また、ラベルと同じ情報が電子データ
であるので、復元、複製等が可能となり、情報の形成に
失敗したとしても、やり直しが利くというメリットがあ
る。
【0163】また、アクセス時に、商品情報の他、該商
品を購入した店舗情報、さらには、購入者情報を入力す
ることを要求するようにすれば、実際の商品を購入した
人に対してのみアクセスを限定することができるように
なるので、単なる無償のデータ提供サービスに陥ること
なく、本発明のサービスを受給するために実際の商品の
購入を行うというサービス受給者層を開拓することがで
きる。
【0164】さらに、商品を購入した店舗情報と購入者
情報とを関連付けるならば、商品の販売動向情報を入手
することができ、流通管理、在庫管理に役立てることが
できる。また、購入者に対する店舗側の販売促進サービ
スを行うことが可能となる。
【0165】第2のラベル情報提供方法は、上記第1の
ラベル作成サービス方法において、上記電子データのア
クセス先の情報は、URLである構成である。
【0166】これにより、現在普及しているPC(パー
ソナル・コンピュータ)あるいは携帯電話等の既存のハ
ードウェアおよびインターネット技術(iモードなどの
インターネット接続サービス)を利用するだけで、電子
データのリクエストおよび入手が可能となる。
【0167】第3のラベル情報提供方法は、上記第2の
ラベル作成サービス方法において、上記電子データのア
クセス先の情報は、URL情報をバーコード化した情報
である構成である。
【0168】これにより、PC、携帯電話、携帯情報端
末等の情報アクセス手段に、URL情報を入力する際の
手間・労力を削減することができる。
【0169】また、本発明の商品は、パッケージ等の商
品情報を記した情報記録体(ラベル)に形成されている
情報の電子データをダウンロードするためのアクセス情
報を、該パッケージに形成した構成である。これによ
り、上記ラベル情報提供方法を簡単な方法で実現するこ
とができる。
【0170】また、アクセス情報を記した情報記録体を
従来のラベルとは別体に形成するようにすれば、ラベル
とは別に作成でき、また、ラベルとは別の工程で商品に
貼付することができるので、たとえば、商品の製造メー
カが商品を出荷後に、サービス提供者等の第三者によっ
て、アクセス情報が記された情報記録体を作成・貼付す
ることが可能となる。これにより、製造メーカの負荷の
増加なしに、本発明が必要とするアクセス情報の形成を
行うことができる。
【0171】また、本発明のラベル情報提供装置は、商
品情報を形成したラベルに関する電子データを登録する
記憶部と、該電子データのダウンロードを受け付ける通
信部と、アクセス内容に応じて、登録された上記電子デ
ータの中から所望の電子データを特定する演算処理部と
からなる構成とも表現することもできる。
【0172】これによれば、予め、商品情報を形成した
ラベルに関する電子データを登録しておくことにより、
従来の物流サービスに加え、ネットワークを介しての情
報の提供を行うことができる。
【0173】また、登録時に電子データ情報と、商品
名、生産者、生産年、品質区分等の商品情報とを関連付
けて記憶部に保存しておくならば、該商品情報を基に複
数ある電子データの中から所望のデータの特定、検索を
行うことが可能となり、結果的に、商品に形成するアク
セス先情報を省略することができる。
【0174】
【発明の効果】本発明に係るラベル情報提供方法は、以
上のように、少なくとも商品情報を記載したラベルに関
するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種類
ごとに記憶手段に記憶するステップと、利用者が任意の
商品に貼付されているラベルに関するラベル情報のダウ
ンロードを要求するためのアクセス先情報に基づいて利
用者端末からのアクセスがあった場合に、ダウンロード
が要求された上記ラベル情報を上記記憶手段から読み出
して、上記利用者端末に送出するステップとを有してい
る構成である。
【0175】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、以上のように、少なくとも商品情報を記載したラベ
ルに関するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品
の種類ごとに記憶する記憶手段と、利用者が任意の商品
に貼付されているラベルに関するラベル情報のダウンロ
ードを要求するためのアクセス先情報に基づいて、利用
者端末からのアクセスがあった場合に、ダウンロードが
要求された上記ラベル情報を上記記憶手段から読み出し
て、上記利用者端末に送出する制御手段とを備えている
構成である。
【0176】それゆえ、アクセス先情報に基づいて、利
用者端末から上記ラベル情報のダウンロードを要求する
アクセスがあった場合には、制御手段は、ダウンロード
が要求された上記ラベル情報を上記記憶手段から読み出
し、上記利用者端末に送出する。これにより、利用者端
末側では、受信したラベル情報に基づいて、例えばプリ
ンタ等により元のラベルを容易に復元することが可能と
なる。
【0177】したがって、サービスの利用者であれば誰
でも簡単にラベルを取得することができる。また、上記
構成では、受信したラベル情報に基づいてラベルを復元
できるので、透明シールを用いてラベルそのものを引き
剥がす従来のように、ラベルが破けたり、一部のみしか
得られなかったりして、取得したラベルの品位を損なう
こともない。
【0178】また、受信したラベル情報に基づいてプリ
ンタ等によりラベルを復元できるので、プリントする媒
体(用紙)として適切な厚みのものを選択すれば、復元
したラベルを安定して保存するための台紙を不要とする
ことができ、しかも、この場合、復元したラベル裏面の
美観が損なわれることもない。
【0179】また、ラベル情報は、商品の内容そのもの
を示す情報であり、それゆえ、上記ラベル情報に基づい
て復元されたラベルでも、商品の内容を示す情報として
価値ある情報を十分に有している。その結果、復元され
たラベルを用いて、第三者と商品に関する意見交換も十
分に行うことができるという効果を併せて奏する。
【0180】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、少なくとも商品情報を記載したラベルに関す
るラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種類ご
とに記憶手段に記憶するステップと、上記ラベル情報に
含まれる上記商品情報を、上記ラベル情報と関連付けて
記憶手段に記憶するステップと、利用者が任意の商品に
貼付されているラベルに関するラベル情報のダウンロー
ドを要求するためのアクセス先情報に基づいて利用者端
末からのアクセスがあり、利用者端末にて、ダウンロー
ドが要求される上記ラベル情報に含まれる商品情報が入
力されたときに、入力された商品情報に基づいて上記記
憶手段に記憶されているラベル情報の検索を行い、検索
結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出する
ステップとを有している構成である。
【0181】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、以上のように、少なくとも商品情報を記載したラベ
ルに関するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品
の種類ごとに記憶すると共に、上記ラベル情報に含まれ
る上記商品情報を、上記ラベル情報と関連付けて記憶す
る記憶手段と、利用者が任意の商品に貼付されているラ
ベルに関するラベル情報のダウンロードを要求するため
のアクセス先情報に基づいて、利用者端末からのアクセ
スがあり、利用者端末にて、ダウンロードが要求される
上記ラベル情報に含まれる商品情報が入力されたとき
に、入力された商品情報に基づいて上記記憶手段に記憶
されているラベル情報の検索を行い、検索結果に対応す
るラベル情報を上記利用者端末に送出する制御手段とを
備えている構成である。
【0182】それゆえ、アクセス先情報に基づいて、利
用者端末から上記ラベル情報のダウンロードを要求する
アクセスがあり、利用者端末にて、ダウンロードが要求
される上記ラベル情報に含まれる商品情報が入力された
ときに、制御手段は、入力された商品情報に基づいて上
記記憶手段に記憶されているラベル情報の検索を行い、
検索結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出
する。その結果、利用者端末側では、受信したラベル情
報に基づいて、例えばプリンタ等により元のラベルを容
易に復元することが可能となる。
【0183】したがって、サービスの利用者であれば誰
でも簡単にラベルを取得することができる。また、上記
構成では、受信したラベル情報に基づいてラベルを復元
できるので、透明シールを用いてラベルそのものを引き
剥がす従来のように、ラベルが破けたり、一部のみしか
得られなかったりして、取得したラベルの品位を損なう
こともない。
【0184】また、受信したラベル情報に基づいてプリ
ンタ等によりラベルを復元できるので、プリントする媒
体(用紙)として適切な厚みのものを選択すれば、復元
したラベルを安定して保存するための台紙を不要とする
ことができ、しかも、この場合、復元したラベル裏面の
美観が損なわれることもない。
【0185】また、ラベル情報は、商品の内容そのもの
を示す情報であり、それゆえ、上記ラベル情報に基づい
て復元されたラベルでも、商品の内容を示す情報として
価値ある情報を十分に有している。その結果、復元され
たラベルを用いて、第三者と商品に関する意見交換も十
分に行うことができる。
【0186】さらに、上記構成では、制御手段は、入力
された商品情報に基づいてラベル情報の検索を行い、検
索結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出す
るので、記憶手段では、ラベル情報を例えば個々の商品
ごとにファイルとして管理する必要がなくなる。つま
り、記憶手段がラベル情報を商品ごとに管理しなくて
も、入力された商品情報に基づく制御手段による検索に
より、利用者が要求する所望のラベル情報を検出するこ
とができる。したがって、例えば記憶手段が記憶するラ
ベル情報が膨大な量となり、商品ごとの管理が困難にな
るような場合でも、利用者に所望のラベル情報を提供す
ることができるという効果を併せて奏する。
【0187】本発明に係るラベル情報提供プログラムを
記録した記録媒体は、以上のように、上記したラベル情
報提供方法による処理をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録してなる構成である。
【0188】それゆえ、上記プログラムをコンピュータ
(例えばラベル情報提供装置)が実行することによっ
て、上述したラベル情報提供方法による処理を実現する
ことができるという効果を奏する。
【0189】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記アクセス先情報を、上記商品に形成する
ステップをさらに有している構成である。
【0190】また、本発明に係るラベル情報提供装置
は、以上のように、上記アクセス先情報は、上記商品に
形成されている構成である。
【0191】それゆえ、商品を購入した者だけしか、上
記アクセス先情報を知ることができないので、商品の購
入に付随するラベル情報のダウンロードサービスを利用
者に提供することができるという効果を奏する。
【0192】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記アクセス先情報は、上記商品の商品情報
を記載したラベルと同一のラベルに形成されている構成
である。
【0193】それゆえ、アクセス先情報と商品情報とが
同一ラベルに記載されているので、このラベルを用いれ
ば、これらの情報を一度に商品に付することができると
いう効果を奏する。
【0194】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記アクセス先情報は、上記商品の商品情報
を記載したラベルとは別のラベルに形成されている構成
である。
【0195】それゆえ、アクセス先情報と商品情報とが
別々のラベルで明確に区別されるため、一方のラベルに
付されたアクセス先情報が、他方のラベルに付された商
品情報の一部として見なされるようなことがないという
効果を奏する。
【0196】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記アクセス先情報は、URLである構成で
ある。
【0197】それゆえ、利用者は、利用者端末に上記U
RLを入力するだけで、ラベル情報のダウンロードのリ
クエストを直ちに行うことが可能となるという効果を奏
する。
【0198】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記アクセス先情報は、上記URLをバーコ
ード化した情報である構成である。
【0199】それゆえ、バーコード化したURL情報を
例えば専用の読み取り機で読み取ることで、URLを利
用者端末に入力することが可能となるので、キーボード
等によりURL情報を利用者端末に入力する場合に比べ
て、入力の際の手間や労力を削減することができるとい
う効果を奏する。
【0200】本発明に係るラベル情報提供方法は、以上
のように、上記ラベル情報は、電子データである構成で
ある。
【0201】それゆえ、ラベル情報を用いてのラベルの
復元、複製等が容易であり、また、上記ラベル情報を媒
体に保存することもできる。したがって、たとえラベル
の復元に失敗したとしても、上記ラベル情報を用いての
やり直しを行うことが可能となるという効果を奏する。
【0202】本発明に係るラベル情報提供方法に用いら
れる商品は、以上のように、上述したラベル情報提供方
法に用いられる商品であって、上記アクセス先情報がパ
ッケージに形成されている商品である構成である。
【0203】それゆえ、商品の購入者にのみアクセス先
情報を提供して、上記購入者に対してのみ、商品購入の
付加サービスとして本発明のラベル情報提供方法による
ラベル提供サービスを実行することができ、また、商品
の販売促進を図ることもできるという効果を奏する。
【0204】本発明に係るラベル情報提供装置は、以上
のように、上記記憶手段は、さらに、上記商品を利用者
に提供する商品提供者情報を記憶しており、上記制御手
段は、上記利用者端末にて入力された商品提供者情報
が、上記記憶手段に記憶されている情報の中に存在する
か否かを判断し、存在すると判断した場合にのみ、検索
結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に送出する
構成である。
【0205】それゆえ、ラベル情報の提供を、所定の商
品提供者から実際に商品の提供を受けた利用者に限定し
て行うことができ、商品を購入した利用者に対するサー
ビスを確立することができる。また、ラベル情報を取得
するためには、利用者は商品を商品提供者から購入する
ことが必要となるので、商品提供者側からすれば、商品
の販売促進にもつながり、本サービスを利用する利用者
層を広げていくことが可能となるという効果を併せて奏
する。
【0206】本発明に係るラベル情報提供装置は、以上
のように、上記制御手段は、上記利用者端末にて入力さ
れた利用者情報を、上記記憶手段に記憶させる構成であ
る。
【0207】それゆえ、記憶手段に記憶された利用者情
報をもとにして、例えば、新商品に関する情報や、その
他、利用者にとって有益となる情報を利用者に提供する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0208】本発明に係るラベル情報提供装置は、以上
のように、上記制御手段は、上記利用者端末にて入力さ
れた利用者情報と商品提供者情報とを関連付けて、上記
記憶手段に記憶させる構成である。
【0209】それゆえ、所定の商品提供者に対する利用
者の利用状況、つまり、商品提供者ごとの商品の販売動
向を把握することができ、その販売動向を商品の流通管
理や在庫管理に役立てることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル情報提供方法を実現するラ
ベル情報提供システムでの動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図2】上記ラベル情報提供システムの概略の構成を示
す説明図である。
【図3】(a)は、ラベル情報とアクセス先情報とを記
したラベルが貼付されたボトルの外観を示す正面図であ
る。(b)は、上記ラベルの内容を拡大して示す説明図
である。
【図4】上記ラベル情報提供システムにおける消費者側
の端末およびサービス提供者側の端末の概略の構成を示
すブロック図である。
【図5】(a)は、サービス提供者側の端末の記憶部に
記憶されるラベル情報の各ファイルを示す説明図であ
る。(b)は、同図(a)のファイルを用いて、ラベル
情報をプリント出力した結果を模式的に示す説明図であ
る。
【図6】消費者がサービス提供者側の端末にアクセスし
た場合に、消費者側の端末に表示される初期画面の内容
を示す説明図である。
【図7】(a)は、ラベル情報とアクセス先情報とが別
々に記されたラベルが貼付されたボトルの外観を示す正
面図である。(b)は、上記各ラベルの内容を拡大して
示す説明図である。
【図8】(a)は、ラベル情報を記したラベルをボトル
正面に貼付し、アクセス先情報を記したラベルをボトル
背面に貼付した場合のボトルの外観を示す背面図であ
る。(b)は、アクセス先情報を記したラベルの内容を
拡大して示す説明図である。
【図9】上記アクセス先情報をバーコード化して記した
ラベルを拡大して示す説明図である。
【図10】消費者がサービス提供者側の端末にアクセス
した場合に、消費者側の端末に表示される画面であっ
て、消費者に商品情報を入力させることを促す表示画面
の内容を示す説明図である。
【図11】消費者がサービス提供者側の端末にアクセス
した場合に、消費者側の端末に表示される画面であっ
て、消費者に商品情報および利用店名を入力させること
を促す表示画面の内容を示す説明図である。
【図12】消費者がサービス提供者側の端末にアクセス
した場合に、消費者側の端末に表示される画面であっ
て、消費者に商品情報、利用店名および消費者情報を入
力させることを促す表示画面の内容を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 ワイン提供者(商品提供者) 3 消費者(利用者) 5 ワイン(商品) 7 ラベル 7a ラベル情報 7b アクセス先情報 10 端末(利用者端末) 20 端末(ラベル情報提供装置) 23 演算処理部(制御手段) 24 記憶部(記憶手段)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも商品情報を記載したラベルに関
    するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種類
    ごとに記憶手段に記憶するステップと、 利用者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラ
    ベル情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情
    報に基づいて利用者端末からのアクセスがあった場合
    に、ダウンロードが要求された上記ラベル情報を上記記
    憶手段から読み出して、上記利用者端末に送出するステ
    ップとを有していることを特徴とするラベル情報提供方
    法。
  2. 【請求項2】少なくとも商品情報を記載したラベルに関
    するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種類
    ごとに記憶手段に記憶するステップと、 上記ラベル情報に含まれる上記商品情報を、上記ラベル
    情報と関連付けて記憶手段に記憶するステップと、 利用者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラ
    ベル情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情
    報に基づいて利用者端末からのアクセスがあり、利用者
    端末にて、ダウンロードが要求される上記ラベル情報に
    含まれる商品情報が入力されたときに、入力された商品
    情報に基づいて上記記憶手段に記憶されているラベル情
    報の検索を行い、検索結果に対応するラベル情報を上記
    利用者端末に送出するステップとを有していることを特
    徴とするラベル情報提供方法。
  3. 【請求項3】上記アクセス先情報を、上記商品に形成す
    るステップをさらに有していることを特徴とする請求項
    1または2に記載のラベル情報提供方法。
  4. 【請求項4】上記アクセス先情報は、上記商品の商品情
    報を記載したラベルと同一のラベルに形成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のラベル情報提供方法。
  5. 【請求項5】上記アクセス先情報は、上記商品の商品情
    報を記載したラベルとは別のラベルに形成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のラベル情報提供方法。
  6. 【請求項6】上記アクセス先情報は、URLであること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のラベ
    ル情報提供方法。
  7. 【請求項7】上記アクセス先情報は、上記URLをバー
    コード化した情報であることを特徴とする請求項6に記
    載のラベル情報提供方法。
  8. 【請求項8】上記ラベル情報は、電子データであること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のラベ
    ル情報提供方法。
  9. 【請求項9】請求項1または2に記載のラベル情報提供
    方法による処理をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録してなることを特徴とするラベル情報提供
    プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項1ないし8のいずれかに記載のラ
    ベル情報提供方法に用いられる商品であって、上記アク
    セス先情報がパッケージに形成されていることを特徴と
    する商品。
  11. 【請求項11】少なくとも商品情報を記載したラベルに
    関するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種
    類ごとに記憶する記憶手段と、 利用者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラ
    ベル情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情
    報に基づいて、利用者端末からのアクセスがあった場合
    に、ダウンロードが要求された上記ラベル情報を上記記
    憶手段から読み出して、上記利用者端末に送出する制御
    手段とを備えていることを特徴とするラベル情報提供装
    置。
  12. 【請求項12】少なくとも商品情報を記載したラベルに
    関するラベル情報を、上記ラベルが貼付される商品の種
    類ごとに記憶すると共に、上記ラベル情報に含まれる上
    記商品情報を、上記ラベル情報と関連付けて記憶する記
    憶手段と、 利用者が任意の商品に貼付されているラベルに関するラ
    ベル情報のダウンロードを要求するためのアクセス先情
    報に基づいて、利用者端末からのアクセスがあり、利用
    者端末にて、ダウンロードが要求される上記ラベル情報
    に含まれる商品情報が入力されたときに、入力された商
    品情報に基づいて上記記憶手段に記憶されているラベル
    情報の検索を行い、検索結果に対応するラベル情報を上
    記利用者端末に送出する制御手段とを備えていることを
    特徴とするラベル情報提供装置。
  13. 【請求項13】上記アクセス先情報は、上記商品に形成
    されていることを特徴とする請求項11または12に記
    載のラベル情報提供装置。
  14. 【請求項14】上記記憶手段は、さらに、上記商品を利
    用者に提供する商品提供者情報を記憶しており、 上記制御手段は、上記利用者端末にて入力された商品提
    供者情報が、上記記憶手段に記憶されている情報の中に
    存在するか否かを判断し、存在すると判断した場合にの
    み、検索結果に対応するラベル情報を上記利用者端末に
    送出することを特徴とする請求項13に記載のラベル情
    報提供装置。
  15. 【請求項15】上記制御手段は、上記利用者端末にて入
    力された利用者情報を、上記記憶手段に記憶させること
    を特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載の
    ラベル情報提供装置。
  16. 【請求項16】上記制御手段は、上記利用者端末にて入
    力された利用者情報と商品提供者情報とを関連付けて、
    上記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項12
    ないし15のいずれかに記載のラベル情報提供装置。
JP2000399571A 2000-12-27 2000-12-27 ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置 Pending JP2002196997A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399571A JP2002196997A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置
US10/026,808 US20020082027A1 (en) 2000-12-27 2001-12-27 Label information providing method, label information providing program, recording medium recording the label information providing program, commodity used for the label information providing method, and label information providing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399571A JP2002196997A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196997A true JP2002196997A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18864330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000399571A Pending JP2002196997A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020082027A1 (ja)
JP (1) JP2002196997A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015541A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 Masayoshi Sugimura 商品情報取得システム、商品情報取得方法、データ送信方法、コンパクトディスク試聴システム、およびアドレスが表示されているコンパクトディスク

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153638A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc 複写装置
US7490773B2 (en) * 2004-12-03 2009-02-17 Mcvicker Henry J Apparatus and method for obtaining an image of an arcuate surface
US20070282696A1 (en) * 2006-05-31 2007-12-06 Lawrence Edward Strodtman Systems and methods for wine tasting and the marketing of wine, and wine packaging useful therewith
US20100017305A1 (en) * 2006-05-31 2010-01-21 Lawrence Edward Strodtman Systems and methods for wine tasting and the marketing of wine, and wine packaging useful therewith
US20080286417A1 (en) * 2007-05-18 2008-11-20 Robert David Piotrowski Method of displaying coffee packages in an array which communicate usage indicia
US20080299263A1 (en) * 2007-05-18 2008-12-04 Robert David Piotrowski Coffee package which communicates usage indicia
US20080286418A1 (en) * 2007-05-18 2008-11-20 Robert David Piotrowski Coffee package which communicates usage indicia
US8321261B2 (en) 2007-12-14 2012-11-27 John Nicholas and Kristin Gross Integrated gourmet item data collection, recommender and vending system and method
US20090220651A1 (en) * 2008-02-28 2009-09-03 Buxton Robert E Methods for characterizing foods and drinks
US20090321528A1 (en) * 2008-06-30 2009-12-31 Simon Norridge 2-d coded pins for use with electronic devices

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5478990A (en) * 1993-10-14 1995-12-26 Coleman Environmental Systems, Inc. Method for tracking the production history of food products
US20020004753A1 (en) * 1996-10-25 2002-01-10 Thomas J. Perkowski System and method for finding and serving consumer product related information to consumers using internet-based information servers and clients
US5978773A (en) * 1995-06-20 1999-11-02 Neomedia Technologies, Inc. System and method for using an ordinary article of commerce to access a remote computer
US6279170B1 (en) * 1996-12-19 2001-08-28 Victor Chu Active labels for garments
US6427032B1 (en) * 1997-12-30 2002-07-30 Imagetag, Inc. Apparatus and method for digital filing
US20020010689A1 (en) * 2000-05-17 2002-01-24 Andrew Tibbs Method and system for generating and transmitting electronic shipping return labels
US6493724B1 (en) * 2000-06-19 2002-12-10 Biosample.Com, Inc. Web-integrated inventory management system and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015541A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 Masayoshi Sugimura 商品情報取得システム、商品情報取得方法、データ送信方法、コンパクトディスク試聴システム、およびアドレスが表示されているコンパクトディスク

Also Published As

Publication number Publication date
US20020082027A1 (en) 2002-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5937158A (en) System and method for connecting portable media with network and computer for use with the system
JP2009151668A (ja) 農産物トレーサビリティシステム、農産物トレーサビリティ方法、農産物トレーサビリティプログラム、および小売業者端末
JP2001282991A (ja) オンラインならびにオフラインモードで稼動可能な電子商取引の簡便化を図るための仕組みならびにシステム
JP2002203153A (ja) オーダーメイド商品の販売システム、オーダーメイド商品の販売方法、オーダーメイド商品の販売に用いられるサーバ、および、記録媒体
EP1248992A2 (en) System and method of bringing merchants on-line
JP2002196997A (ja) ラベル情報提供方法、ラベル情報提供プログラムを記録した記録媒体、ラベル情報提供方法に用いられる商品およびラベル情報提供装置
JP2007026110A (ja) 取引書類管理システム
JP2017167670A (ja) 匿名配送による荷物の配送方法
JP4859591B2 (ja) ギフト贈呈サーバ、ギフト贈呈方法、及びプログラム
JP5113238B2 (ja) Faxocr装置およびfaxocrプログラム
JP2008225701A (ja) 保証書提供システム及び該システムに用いられる仲介サーバ、保証書提供方法、保証書提供プログラム
JP2008052656A (ja) 顧客情報収集システムおよび顧客情報収集方法
US20030033222A1 (en) Electronic shop management system
JP2002281179A (ja) 顧客サービス方法、顧客サービス・システム、コンピュータ並びに画像処理システム
JP2003122914A (ja) 購買者支援システム、購買者支援方法及び冷蔵庫
JP2003196468A (ja) ユーザ登録支援システム、そのプログラム及びユーザ登録支援方法
JP2007257275A (ja) アフターサービス提供支援方法、アフターサービス提供支援サーバ、およびコンピュータプログラム
JP2005078421A (ja) 商品取引管理装置およびこれに用いるプログラム
JP4744737B2 (ja) 電子メールによる発注方法
JP2002236642A (ja) ホームページの登録更新方法、ホームページ登録更新システム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP7081858B1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
TW518496B (en) Management method and system of delivering goods
TWI272804B (en) Delivery information system
JP2024007274A (ja) 商品情報管理システム、商品情報管理サーバ、事業者端末、消費者端末、商品情報提供方法およびプログラム
JP2000029954A (ja) 自動注文受付システムおよび自動注文受付方法