JP2002196986A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体並びに記録媒体

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JP2002196986A
JP2002196986A JP2000398918A JP2000398918A JP2002196986A JP 2002196986 A JP2002196986 A JP 2002196986A JP 2000398918 A JP2000398918 A JP 2000398918A JP 2000398918 A JP2000398918 A JP 2000398918A JP 2002196986 A JP2002196986 A JP 2002196986A
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JP2000398918A
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Tomoo Watanabe
知男 渡辺
Kenichiro Yano
健一郎 矢野
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体としてハードディスク(以下HDと
示す)を用いる場合でも、情報の不法流用を防止するこ
とが可能なナビゲーション装置(以下ナビ装置と示す)
を提供する。 【解決手段】 第1HDを含むHD記録再生部13を備
えるナビ装置Sにおいて、ナビ装置S個々に固有であり
且つ第1HDに対して情報の記録又は再生を行う際に用
いられる第1パスワード(以下、PWと示す)を記憶す
るPW記憶部13aと、第1PWを用いて記録又は再生
を行うHD記録再生部13と、第1HD内の情報更新に
用いられる第2HDに対して記録又は再生を行う際に用
いられる第2PWを用いて第2HDに対して記録又は再
生が可能か否かを判定し、第2PWを用いた当該記録又
は再生が可能であると判定されるとき、第2HDが正規
の第2HDであるとして当該第2HD内の情報を用いて
第1HD内の情報を更新し、更に更新後第2PWを第1
PWに変更するシステム制御部16と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法及び情報処理用プログラムがコンピュータで
読取可能に記録された情報記録媒体並びに記録媒体の技
術分野に属し、より詳細には、情報処理装置内に備えら
れた記録媒体に記録されている情報の不正流用を防止す
るための情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プ
ログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記
録媒体並びに当該情報処理装置内に備えられる記録媒体
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の読み出しが可能な記録媒体
を用いた情報処理装置として車両等用のナビゲーション
装置が普及しつつあるが、現在の一般的なナビゲーショ
ン装置ではその記録媒体としては光ディスクが用いられ
ることが通常である。
【0003】このとき、当該従来のナビゲーション装置
に用いられる光ディスクとしては、一般にはそれに記録
されている情報の再生のみが可能な再生専用光ディスク
が用いられていたが、近年のナビゲーション装置の多機
能化により、当該光ディスクに対して使用者自らが所望
する情報を書き込むことが要求される場合が多くなって
きた。
【0004】また、従来の光ディスクでは、所望する情
報が記録されている当該光ディスク上の位置に検出用の
ピックアップを移動させてから検出を開始するまでにあ
る程度の時間を必要としたため、高速移動中における情
報の迅速な取得等の要請から、より高速に所望する情報
を検出できる記録媒体が求められるようになった。
【0005】そこで、近年、ナビゲーション装置に含ま
れる記録媒体として、大記録容量で書き込み可能且つ高
速な検索が可能ないわゆるハードディスクを用いること
についての研究が盛んになりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該ハ
ードディスクは、現状ではパーソナルコンピュータ用等
として広く普及しているため、ナビゲーション装置用に
特化された情報が記録されているハードディスクであっ
ても、当該パーソナルコンピュータ等を用いることでそ
の内容を容易に他のハードディスクに複写することが可
能であり、結果ととして、その複写により作成されたハ
ードディスクを他のナビゲーション装置における記録媒
体として流用するような不法な流用行為が比較的簡単に
実行されてしまう可能性があるという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、ナビゲーション装置等の情
報処理装置の記録媒体としてハードディスク等の書き換
え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録される
べき情報の不法な流用を効果的に防止することが可能な
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理用プログラム
がコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体並
びに当該情報処理装置内に備えられる記録媒体を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報処理装置個々に固有
のパスワード情報であって更新できないパスワード情報
である第1パスワード情報、又は当該情報処理装置を含
む複数の情報処理装置間で共通化されている第2パスワ
ード情報であって前記第1パスワード情報に書き換え可
能な第2パスワード情報の少なくともいずれか一方が記
録可能とされており、前記情報処理装置における情報処
理に用いられるべき情報が記録されている第2ハードデ
ィスク等の記録媒体であって、前記情報処理装置に装填
される前においては、前記第2パスワード情報が記録さ
れている。
【0009】よって、各情報処理装置個々に固有の第1
パスワード情報に書き換え可能な第2パスワード情報が
記録されているので、情報処理装置に装填前の情報を不
法流用から有効に保護することができると共に、情報処
理装置に装填後においても第1パスワード情報によりそ
の情報を不法流用から有効に保護することができる。
【0010】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の記録媒体に記録されて
いる前記情報を用いて前記情報処理を実行する情報処理
装置において、前記第1パスワード情報及び前記第2パ
スワード情報を共に記憶するパスワード記憶部等の記憶
手段と、前記記録媒体に記録されているパスワード情報
を抽出するシステム制御部等の抽出手段と、前記抽出さ
れたパスワード情報の内容を判別するシステム制御部等
の判別手段と、前記判別された内容が前記第2パスワー
ド情報の内容と同一であるとき、前記記録媒体に記録さ
れている前記パスワード情報を前記第1パスワード情報
に更新するシステム制御部等の更新手段と、を備える。
【0011】よって、記録媒体に記録されているパスワ
ード情報の内容が第2パスワード情報の内容と同一であ
るとき、当該パスワード情報を第1パスワード情報に更
新するので、情報処理装置に装填後の記録媒体に記録さ
れている情報を、不法流用から有効に保護することがで
きる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、
前記記録媒体に対する情報の記録又は再生の少なくとも
いずれか一方を行うハードディスク記録再生部等の記録
再生手段と、前記判別された内容が、前記記憶手段に記
憶されている前記第1パスワード情報の内容又は前記第
2パスワード情報の内容のいずれとも異なるとき、前記
記録再生手段による前記一方の実行を禁止する禁止手段
と、を更に備える。
【0013】よって、記録媒体内のパスワード情報の内
容が、第1パスワード情報の内容又は第2パスワード情
報の内容のいずれとも異なるとき、記録媒体に対する記
録及び再生の実行を禁止するので、情報処理装置に装填
後の記録媒体に記録されている情報を、不法流用から有
効に保護することができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、書き換え可能なハードディスク等の記録
媒体を予め備える情報処理装置において、当該情報処理
装置個々に固有の第1パスワード情報であって前記記録
媒体に対して情報の記録又は再生の少なくともいずれか
一方を行う際に用いなければ当該一方を行うことが不可
能とされる第1パスワード情報を記憶するパスワード記
憶部等のパスワード記憶手段と、前記記憶されている第
1パスワード情報を用いて前記一方を行うハードディス
ク記録再生部等の記録再生手段と、前記記録媒体内の情
報を更新するときに用いられる他の記録媒体である更新
用記録媒体に対して前記一方を行う際に用いなければ当
該一方を行うことが不可能とされる第2パスワード情報
を用いて、前記更新用記録媒体に対して前記一方を行う
ことが可能か否かを判定するシステム制御部等の判定手
段と、前記第2パスワード情報を用いて前記更新用記録
媒体に対して前記一方を行うことが可能であると判定さ
れるとき、前記更新用記録媒体が正規の当該更新用記録
媒体であるとして、当該正規の更新用記録媒体に記録さ
れている情報を用いて前記記録媒体内の前記情報の更新
を行うシステム制御部等の更新手段と、前記情報の更新
後、前記第2パスワード情報を前記第1パスワード情報
に変更するシステム制御部等の変更手段と、を備える。
【0015】よって、正規の更新用記録媒体に対しての
み用いられる第2パスワード情報を用いて更新用記録媒
体に対する情報の記録又は再生の少なくともいずれか一
方を行うので、更新に用いようとしている更新用記録媒
体が正規のものであるかを事前に確認した上で予め備え
られている記録媒体内の情報更新を行うことができると
共に、当該更新用記録媒体内の更新用の情報が更新に用
いられる前に不法に複写等されて流用されることを防止
できる。
【0016】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、
前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新用記録
媒体について共通とされて構成されている。
【0018】よって、第2パスワード情報が複数の正規
の更新用記録媒体について共通とされているので、更新
用記録媒体の製造元として各情報処理装置毎の第1パス
ワード情報を用いて当該更新用記録媒体を製造する必要
性を除去することができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の情報処理装置に
おいて、前記第2パスワード情報は前記パスワード記憶
手段内に前記第1パスワード情報と共に記憶されて構成
される。
【0020】よって、第2パスワード情報が第1パスワ
ード情報と共に予め記憶されているので、第2パスワー
ド情報を改めて供給して情報の更新を行う必要がない。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項4又は5に記載の情報処理装置に
おいて、前記第2パスワード情報は前記更新用記録媒体
と共に外部から供給されるように構成される。
【0022】よって、第2パスワード情報を外部から供
給するので、第2パスワード情報を事前に記憶させてお
くことにより当該第2パスワード情報が盗用されること
を防止できる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、書き換え可能な記録媒体を予め備える情
報処理装置において、当該情報処理装置個々に固有の第
1パスワード情報であって前記記録媒体に対して情報の
記録又は再生の少なくともいずれか一方を行う際に用い
なければ当該一方を行うことが不可能とされる第1パス
ワード情報を記憶するパスワード記憶部等の第1パスワ
ード記憶手段と、前記記憶されている第1パスワード情
報を用いて前記一方を行うハードディスク記録再生部等
の記録再生手段と、前記記録媒体内の情報を更新すると
きに用いられる他の記録媒体である更新用記録媒体に対
して前記一方を行う際に用いなければ当該一方を行うこ
とが不可能とされる第2パスワード情報を記憶するパス
ワード記憶部等の第2パスワード記憶手段と、を備え
る。
【0024】よって、予め備えられている記録媒体に対
する記録・再生用の第1パスワード情報と、更新用記録
媒体に対する記録・再生用の第2パスワード情報と、を
併せて記憶しているので、当該第2パスワード情報を用
いて、更新用記録媒体に対して記録・再生を行うことが
可能か否かを判定し、当該記録・再生を行うことが可能
であると判定されるとき、更新用記録媒体が正規の当該
更新用記録媒体であるとして、当該正規の更新用記録媒
体に記録されている情報を用いて記録媒体内の情報の更
新を行い、更に、情報更新後、第2パスワード情報を第1
パスワード情報に変更することにより、正規の更新用記
録媒体に対してのみ用いられる第2パスワード情報を用
いて更新用記録媒体に対する情報の記録又は再生の少な
くともいずれか一方を行うことで、更新に用いようとし
ている更新用記録媒体が正規のものであるかを事前に確
認した上で予め備えられている記録媒体内の情報更新を
行うことができると共に、当該更新用記録媒体内の更新
用の情報が更新に用いられる前に不法に複写等されて流
用されることを防止できる。
【0025】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、書き換え可能な記録媒体を予め備える情
報処理装置における情報処理方法において、当該情報処
理装置個々に固有の第1パスワード情報であって前記記
録媒体に対して情報の記録又は再生の少なくともいずれ
か一方を行う際に用いなければ当該一方を行うことが不
可能とされる第1パスワード情報を記憶するパスワード
記憶工程と、前記記憶されている第1パスワード情報を
用いて前記一方を行う記録再生工程と、前記記録媒体内
の情報を更新するときに用いられる他の記録媒体である
更新用記録媒体に対して前記一方を行う際に用いなけれ
ば当該一方を行うことが不可能とされる第2パスワード
情報を用いて、前記更新用記録媒体に対して前記一方を
行うことが可能か否かを判定する判定工程と、前記第2
パスワード情報を用いて前記更新用記録媒体に対して前
記一方を行うことが可能であると判定されるとき、前記
更新用記録媒体が正規の当該更新用記録媒体であるとし
て、当該正規の更新用記録媒体に記録されている情報を
用いて前記記録媒体内の前記情報の更新を行う更新工程
と、前記情報の更新後、前記第2パスワード情報を前記第
1パスワード情報に変更する変更工程と、を備える。
【0027】よって、正規の更新用記録媒体に対しての
み用いられる第2パスワード情報を用いて更新用記録媒
体に対する情報の記録又は再生の少なくともいずれか一
方を行うので、更新に用いようとしている更新用記録媒
体が正規のものであるかを事前に確認した上で予め備え
られている記録媒体内の情報更新を行うことができると
共に、当該更新用記録媒体内の更新用の情報が更新に用
いられる前に不法に複写等されて流用されることを防止
できる。
【0028】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理方法におい
て、前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新用
記録媒体について共通とされて構成されている。
【0030】よって、第2パスワード情報が複数の正規
の更新用記録媒体について共通とされているので、更新
用記録媒体の製造元として各情報処理装置毎の第1パス
ワード情報を用いて当該更新用記録媒体を製造する必要
性を除去することができる。
【0031】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、書き換え可能な記録媒体を予め備える
情報処理装置に含まれているコンピュータを、当該情報
処理装置個々に固有の第1パスワード情報であって前記
記録媒体に対して情報の記録又は再生の少なくともいず
れか一方を行う際に用いなければ当該一方を行うことが
不可能とされる第1パスワード情報を記憶するパスワー
ド記憶手段、前記記憶されている第1パスワード情報を
用いて前記一方を行う記録再生手段、前記記録媒体内の
情報を更新するときに用いられる他の記録媒体である更
新用記録媒体に対して前記一方を行う際に用いなければ
当該一方を行うことが不可能とされる第2パスワード情
報を用いて、前記更新用記録媒体に対して前記一方を行
うことが可能か否かを判定する判定手段、前記第2パス
ワード情報を用いて前記更新用記録媒体に対して前記一
方を行うことが可能であると判定されるとき、前記更新
用記録媒体が正規の当該更新用記録媒体であるとして、
当該正規の更新用記録媒体に記録されている情報を用い
て前記記録媒体内の前記情報の更新を行う更新手段、及
び、前記情報の更新後、前記第2パスワード情報を前記第
1パスワード情報に変更する変更手段、として機能させ
るための情報処理用プログラムが前記コンピュータで読
取可能に記録されている。
【0032】よって、正規の更新用記録媒体に対しての
み用いられる第2パスワード情報を用いて更新用記録媒
体に対する情報の記録又は再生の少なくともいずれか一
方を行うようにコンピュータが機能するので、更新に用
いようとしている更新用記録媒体が正規のものであるか
を事前に確認した上で予め備えられている記録媒体内の
情報更新を行うことができると共に、当該更新用記録媒
体内の更新用の情報が更新に用いられる前に不法に複写
等されて流用されることを防止できる。
【0033】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するようにコンピュータが機能するの
で、更新前後の記録媒体内の情報が不法に他の情報処理
装置で流用されることを防止できる。
【0034】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項11に記載の情報記録媒体にお
いて、前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新
用記録媒体について共通とされて構成されている。
【0035】よって、第2パスワード情報が複数の正規
の更新用記録媒体について共通とされているので、更新
用記録媒体の製造元として各情報処理装置毎の第1パス
ワード情報を用いて当該更新用記録媒体を製造する必要
性を除去することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0037】なお、以下に説明する実施の形態は、地図
表示又は音声出力を行いつつ車両の走行を案内する車載
用ナビゲーション装置(以下、単にナビゲーション装置
と称する。)に対して本発明を適用した場合の実施の形
態である。
【0038】(I)第1実施形態 始めに、本発明に係る第1の実施形態について、図1及び
図2を用いて説明する。
【0039】先ず、第1実施形態に係るナビゲーション
装置の全体構成及び概要動作について、図1を用いて説
明する。
【0040】なお、図1は第1実施形態に係るナビゲー
ション装置の概要構成を示すブロック図である。
【0041】図1に示すように、第1実施形態に係るナ
ビゲーション装置Sは、アンテナATに接続されたGP
S(Global Positioning System)受信部10と、速
度センサ部11と、加速度センサ部12と、記録媒体と
しての複数枚のハードディスクを含み、当該各ハードデ
ィスクに対して情報の読み書きを行う記録再生手段とし
てのハードディスク記録再生部13と、操作部14と、
表示部15と、後述する第1パスワード及び第2パスワ
ードを記憶するための第1パスワード記憶手段、第2パ
スワード記憶手段及びパスワード記憶手段としてのパス
ワード記憶部16Aを含む抽出手段、判別手段、禁止手
段、判定手段、更新手段及び変更手段としてのシステム
制御部16と、方位角センサ部17と、音声案内部18
と、により構成されている。
【0042】なお、システム制御部16に対しては、後
述するように、ハードディスク記録再生部13に含まれ
ている各ハードディスクに記録されている後述する地図
情報等を更新するための更新用記録媒体及び記録媒体と
してのハードディスクを複数枚含む更新用ハードディス
ク記録再生装置13aが接続可能とされている。
【0043】次に、概要動作を説明する。
【0044】初めに、GPS受信部10は、GPSに属
する複数の人工衛星からの航法電波を、アンテナATを
介して受信して現在位置の擬似座標値を計算し、GPS
データとしてシステム制御部16へ出力する。
【0045】一方、速度センサ部11は車両の走行速度
を感知し、その感知された速度をパルス又は電圧の形態
を有する速度データに変換してシステム制御部16に出
力する。
【0046】また、方位角センサ部17はいわゆるジャ
イロセンサにより構成され、車両の方位角、即ち車両が
進行している進行方向を感知し、感知した方位角をパル
ス又は電圧の形態を有する方位角データに変換してシス
テム制御部16に出力する。
【0047】更に、加速度センサ12は、重力加速度と
車両の移動により発生する加速度とを比較することによ
り、上下方向の車両の移動状態を感知し、当該感知され
た移動状態を示す加速度データをパルス又は電圧の形態
に変換してシステム制御部16に出力する。
【0048】他方、ハードディスク記録再生部13内の
ハードディスクには、道路地図等の地図情報及びその他
の走行案内に必要な付加情報等が読み出し可能に記録さ
れている。
【0049】ここで、当該ハードディスク記録再生部1
3内のハードディスク(以下、当該ハードディスク記録
再生部13内の各ハードディスクを纏めて第1ハードデ
ィスクと称する。)に対する上記地図情報等の読み出し
或いは上記付加情報の記録は、予め設定されてパスワー
ド記憶部16a内に格納されている第1パスワードを用
いなければ不可能とされている。
【0050】このとき、当該第1パスワードとは、第1
ハードディスクに対して情報の読み書きを行うときに用
いられるべきパスワードとしてナビゲーション装置S毎
に異なるように予め設定され、パスワード記憶部16a
内に格納されているものである。そして、当該第1ハー
ドディスク及びハードディスク記録再生部13において
は、当該第1パスワードを用いなければ第1ハードディ
スクに対する情報の読み書きができないような保護処理
が為されている。これにより、第1ハードディスク内に
記録されている情報は、当該情報の読み書きが可能とな
る第1パスワードが格納されているナビゲーション装置
Sでのみ活用することができることとなる。なお、当該
第1パスワードは、後述する第2ハードディスク内に記
録されていても良い。
【0051】一方、後ほどシステム制御部16に接続さ
れる上記更新用ハードディスク記録再生部13a内のハ
ードディスク(以下、当該更新用ハードディスク記録再
生部13a内の各ハードディスクを纏めて第2ハードデ
ィスクと称する。)に対する更新用の地図情報等の読み
出し或いは付加情報の記録は、予め設定されてパスワー
ド記憶部16a内に格納されている第2パスワードを用
いなければ不可能とされている。
【0052】このとき、当該第2パスワードとは、更新
用ハードディスク記録再生部13aがナビゲーション装
置Sに装填される前においては第2ハードディスク内に
も記録されているものであり、具体的には、第2ハード
ディスクに対して情報の読み書きを行うときに用いられ
るべきパスワードとして正規の更新用ハードディスク記
録再生部13a全てに共通に且つ正規のナビゲーション
装置S全てに共通に予め設定され、パスワード記憶部1
6a内及び第2ハードディスクに格納されているもので
ある。そして、当該第2ハードディスク及び更新用ハー
ドディスク記録再生部13aにおいては、当該第2パス
ワードを用いなければ第2ハードディスクに対する情報
の読み書きができないような保護処理が為されている。
これにより、第2ハードディスク内に記録されている情
報は、当該情報の読み書きが可能となる第2パスワード
が格納されている全てのナビゲーション装置Sでのみ活
用することができることとなる。
【0053】次に、操作部14は各種確認ボタン及び数
字キー等の多数のキーを含むリモートコントロール装置
等により構成されており、運転者の命令(例えば、車両
走行情報表示)を入力するためのものである。
【0054】次に、表示部15は、ハードディスク記録
再生部13から出力される地図情報及びナビゲーション
装置Sにおける走行案内に必要な各種状態等を表示す
る。
【0055】また、音声案内部18は、次の交差点にお
ける車両の進行方向や走行案内上運転者に直接告知すべ
き情報(渋滞情報又は通行止め情報等)を含む走行経路
案内情報を音声の形態で出力する。
【0056】これらの動作と並行して、システム制御部
16は各種入出力ポート(例えば、GPS受信ポート、
キー入力ポート、表示部制御ポート等)を含み、ナビゲ
ーション処理のための全般的な機能を総括的に制御し、
図示しない位置演算部から得られた走行情報(車両の位
置データ及び速度データ)に基づいて、表示部15にお
いて車両の現在位置を含む周辺地域を示す地図上に上記
走行経路案内情報が表示されるように制御すると共に、
音声案内部18から当該走行経路案内情報等が音声とし
て出力されるように制御する。
【0057】このとき、上記位置演算部は、速度センサ
部11及び方位角センサ部17から出力される車両の速
度データ及び方位角データに基づいて車両の現在擬似位
置を複数個算出すると共に、GPS受信部10から出力
される現在位置に対応する上記擬似座標値と上記計算さ
れた現在擬似位置のうちの一つとを比較して表示部15
上に表示すべき後述する位置マーク(地図上における車
両の現在位置を示す位置マーク)の表示位置を算出し、
併せて上記現在擬似位置以外の車両の速度及び車両の進
行方向等の走行情報を算出するものであり、システム制
御部16の内部に備えられてもよく、外部に備えられて
もよい。
【0058】ここで、実施形態のナビゲーション装置S
は、上述した加速度センサ12を含んでいるため、当該
加速度センサ12において感知された加速度データを用
いることにより、上記位置演算部は道路の傾斜やその高
低差を判断しつつ上記車両の現在擬似位置を算出する。
【0059】これにより、二次元的位置を感知する上記
速度センサ部11や方位角センサ部17からの各データ
を用いるだけでは困難だった立体交差点や一般道路と高
架上の高速道路とが平面的には重なっている箇所でも、
車両の現在位置を正確に演算することができる。更に、
例えば山道や坂道を車両が走行する場合において、上記
速度センサ部11及び方位角センサ部17からの各デー
タに基づいて現在位置を算出する場合に生じる、実際の
車両の走行距離と地図上の移動距離との誤差(すなわ
ち、傾斜しつつ移動した結果としての上記走行距離の方
が平面である地図上の移動距離よりも長い場合のその誤
差)を、感知した道路の傾斜を用いて補正することも可
能となる。
【0060】次に、第1実施形態に係る地図情報等の更
新処理について図2を用いて説明する。
【0061】なお、図2はシステム制御部16を中心と
して一定時間経過毎に繰り返し実行される当該更新処理
を示すフローチャートである。
【0062】ここで、当該フローチャートにより示され
る処理は、システム制御部16に接続されている全ての
ハードディスク記録再生部(第1実施形態の場合はハー
ドディスク記録再生部13及び更新用ハードディスク記
録再生部13a)に対して同時並行的に実行される処理
であるので、以下の説明ではこれらを纏めて説明する。
【0063】上記第2ハードディスク内に記録されてい
る更新用の地図情報等を用いて上記第1ハードディスク
内に記録されている地図情報等を更新する場合には、始
めに、システム制御部16に対して各ハードディスク記
録再生部13及び13aが正常に接続されたか否かが夫
々に確認され(ステップS1)、次に、その中の第1ハ
ードディスク及び第2ハードディスクが第1パスワード
により保護されているか否かが確認される(ステップS
2)。
【0064】そして、各ハードディスクが第1パスワー
ドにより保護されていないときは(ステップS2;N
O)後述するステップS8に移行して第1パスワードを
用いた保護処理を当該保護されていないハードディスク
に対して施し、一方、各ハードディスクが第1パスワード
により保護されているときは(ステップS2;YE
S)、次に、当該第1パスワードを用いて各ハードディ
スクに施されている保護処理を解除することを試みる
(ステップS3)。
【0065】なお、上記ステップS2の処理において、
各ハードディスクが第1パスワードにより保護されてい
ないときは(ステップS2;NO)、ナビゲーション装
置Sとして何らかの異常が発生しているとして、その旨
をエラー表示してそのまま処理を終了してもよい。
【0066】そして、ステップS3における解除処理に
より保護処理が解除できたか否かを確認し(ステップS
4)、解除できているときは(ステップS4;YES)
その解除処理の対象となったハードディスクは上記第1
ハードディスクであることとなるので、この場合は当該
第1ハードディスク内から地図情報等を読み出して対応
する地図を表示する等の通常のナビゲーション処理に移
行し(ステップS9)処理を終了する。
【0067】一方、ステップS4の判定において、解除
できていない場合には(ステップS4;NO)その解除
処理の対象となったハードディスクは上記第2ハードデ
ィスクであることとなるので、この場合は、次に、上記第
2パスワードを用いてその第2ハードディスクに施され
ている保護処理を解除することを試みる(ステップS
5)。
【0068】そして、ステップS5における解除処理に
より保護処理が解除できたか否かを確認し(ステップS
6)、解除できているときは(ステップS6;YES)
その解除処理の対象となった第2ハードディスクを用い
て第1ハードディスクに記録されている地図情報等の更
新処理を行う(ステップS7)。
【0069】次に、当該更新処理が完了したときは、第
2ハードディスクに対して上記第1パスワードを用いた
保護処理(換言すれば、第2ハードディスクに対する保
護処理として設定されている第2パスワードを第1パス
ワードに変更設定する処理)を施し(ステップS8)、
その後、当該第1ハードディスク及び第2ハードディス
クを共に用いた通常のナビゲーション処理に移行して
(ステップS9)処理を終了する。
【0070】一方、ステップS6の判定において、第2パ
スワードを用いても保護処理が解除できないときは(ス
テップS6;NO)、その解除できないハードディスク
を含むハードディスク記録再生部は、元々ナビゲーショ
ン装置Sに備えられている上記ハードディスク記録再生
部13でも、正規の上記更新用ハードディスク記録再生
部13aでもないこととなるので、当該解除できないハ
ードディスクを含むハードディスク記録再生部を出所不
明の不正なハードディスク記録再生部であると判断し、
その旨の警告処理を表示部15等において行って(ステ
ップS10)そのままナビゲーション処理に移行せずに
処理を終了する。
【0071】以上説明したように、第1実施形態の地図
情報等の更新処理によれば、正規の更新用ハードディス
ク記録再生部13aに対してのみ用いられる第2パスワ
ードを用いて第2ハードディスクに対する地図情報等の
記録又は再生を行うので、更新に用いようとしている第
2ハードディスクが正規のものであるかを事前に確認し
た上で第1ハードディスク内の情報更新を行うことがで
きると共に、当該第2ハードディスク内の更新用の地図
情報等が更新に用いられる前に不法に複写等されて流用
されることを防止できる。
【0072】また、更新前後の地図情報等を、各ナビゲ
ーション装置S個々に固有の第1パスワードを用いて併
せてその記録・再生を制限するので、更新前後の第1ハ
ードディスク及び第2ハードディスク内の地図情報等が
不法に他のナビゲーション装置で流用されることを防止
できる。
【0073】更に、第2パスワードが複数の正規の更新
用ハードディスク記録再生部13aについて共通とされ
ているので、更新用ハードディスク記録再生部13aの
製造元として各ナビゲーション装置毎の第1パスワード
を用いて当該更新用ハードディスク記録再生部13aを
製造する必要性を除去することができる。
【0074】更にまた、第2パスワードが第1パスワー
ドと共にパスワード記憶部16a内に予め記憶されてい
るので、第2パスワードを改めて供給して情報の更新を
行う必要がない。
【0075】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2の実施形態
について、図3及び図4を用いて説明する。
【0076】上述した第1実施形態においては、更新用
の第2ハードディスクにおける保護処理を解除するため
の第2パスワードをパスワード記憶部16a内に第1パ
スワードと共に予め記憶しておく場合について説明した
が、以下の第2実施形態においては当該第2パスワード
を更新用ハードディスク記録再生部13aと共に外部か
ら供給する構成とする。
【0077】先ず、第2実施形態に係るナビゲーション
装置の全体構成及び概要動作について、図3を用いて説
明する。
【0078】なお、図3は第2実施形態に係るナビゲー
ション装置の概要構成を示すブロック図である。
【0079】また、以下の説明では、図1に示す第1実
施形態のナビゲーション装置Sと同一の構成部材につい
ては同一の部材番号を付して細部の説明は省略する。
【0080】図3に示すように、第2実施形態に係るナ
ビゲーション装置S’は、第1実施形態に係るナビゲー
ション装置Sと同様の、アンテナATを有するGPS受
信部10、速度センサ部11、加速度センサ12、ハー
ドディスク記録再生部13、追加接続可能とされている
更新用ハードディスク記録再生部13a、操作部14、
表示部15、パスワード記憶部16Aを含むシステム制
御部16、方位角センサ部17及び音声案内部18に加
えて、従来のナビゲーション装置に用いられていたもの
と同様の光ディスクから情報を再生してシステム制御部
16に出力する光ディスク再生部13bを備えている。
【0081】次に、概要動作を説明する。
【0082】GPS受信部10、速度センサ部11、方
位角センサ部17、加速度センサ12、第1ハードディ
スク、第2ハードディスク、操作部14、表示部15、
音声案内部18及びシステム制御部16は、第1実施形
態のナビゲーション装置Sと同様の動作を行う。
【0083】このとき、第1ハードディスクに対して上
記第1パスワードを用いて保護処理が施されている点及
び第2ハードディスクに対しては上記第2パスワードを
用いて保護処理が施されている点、並びに当該第1パス
ワード及び第2パスワードの内容、すなわち、第1パス
ワードが第1ハードディスクに対して情報の読み書きを
行うときに用いられるべきパスワードとしてナビゲーシ
ョン装置S毎に異なるように予め設定され、パスワード
記憶部16a内に格納されているものであり、更に第2
パスワードが第2ハードディスクに対して情報の読み書
きを行うときに用いられるべきパスワードとして正規の
更新用ハードディスク記録再生部13a全てに共通に且
つ正規のナビゲーション装置S全てに共通に予め設定さ
れていることは第1実施形態の場合と全く同様である。
【0084】ここで、第2実施形態においては、第2パ
スワードのみはパスワード記憶部16a内に予め記憶さ
れているものではなく後述するように光ディスク再生部
13bを介して入力される。
【0085】これらに加えて、後述するように、システム
制御部16は、光ディスク再生部13b内に装填されて
いる光ディスクから、上記第2パスワード及びそれを用
いた解除処理のためのプログラムを読み出し、当該第2
パスワードを用いてこれを実行することにより第2ハー
ドディスクに対して施されている保護処理を解除する。
【0086】次に、第2実施形態に係る地図情報等の更
新処理について図4を用いて説明する。
【0087】なお、図4はシステム制御部16を中心と
して一定時間経過毎に繰り返し実行される当該更新処理
を示すフローチャートである。
【0088】また、以下の説明では、図2に示す第1実
施形態の更新処理と同一の処理については同一のステッ
プ番号を付して細部の説明は省略する。
【0089】ここで、図4のフローチャートにより示さ
れる処理は、第1実施形態の場合と同様に、システム制
御部16に接続されている全てのハードディスク記録再
生部(第2実施形態の場合はハードディスク記録再生部
13及び更新用ハードディスク記録再生部13a)に対
して同時並行的に実行される処理であるので、以下の説
明ではこれらを纏めて説明する。
【0090】上記第2ハードディスク内に記録されてい
る更新用の地図情報等を用いて上記第1ハードディスク
内に記録されている地図情報等を更新する場合には、始
めに、第1実施形態の場合と同様のステップS1乃至S
4の処理が実行される。
【0091】そして、ステップS4の判定において、第
1パスワードを用いて各ハードディスクに施されている
保護処理を解除できない場合には(ステップS4;N
O)その解除処理の対象となったハードディスクは上記
第2ハードディスクであることとなるので、この場合
は、次に、当該第2パスワード自体及びそれを用いて第2
ハードディスクに施されている保護処理を解除するため
の解除プログラムが記録されている光ディスクが光ディ
スク再生部13bに挿入・装填されているか否かが確認
される(ステップS11)。
【0092】そして、該当する光ディスクが光ディスク
再生部13bに挿入・装填されていないときは(ステッ
プS11;NO)、その旨を表示部15等において表示
すると共に当該光ディスクが挿入・装填されるまで待機
し、一方、該当する光ディスクが光ディスク再生部13b
に挿入・装填されているときは(ステップS11;YE
S)、その挿入・装填されている光ディスクから上記解
除プログラム及び第2パスワードを読み出し、それらを
実行することにより(ステップS12)第2ハードディ
スクに施されている保護処理を解除することを試みる
(ステップS5)。
【0093】この後、第1実施形態の場合と同様のステ
ップS6乃至S10の処理が実行されて全ての処理が終
了する。
【0094】以上説明したように、第2実施形態の地図
情報等の更新処理によれば、正規の更新用ハードディス
ク記録再生部13aに対してのみ用いられる第2パスワ
ードを用いて第2ハードディスクに対する地図情報等の
記録又は再生を行うので、更新に用いようとしている第
2ハードディスクが正規のものであるかを事前に確認し
た上で第1ハードディスク内の情報更新を行うことがで
きると共に、当該第2ハードディスク内の更新用の地図
情報等が更新に用いられる前に不法に複写等されて流用
されることを防止できる。
【0095】また、更新前後の地図情報等を、各ナビゲ
ーション装置S個々に固有の第1パスワードを用いて併
せてその記録・再生を制限するので、更新前後の第1ハ
ードディスク及び第2ハードディスク内の地図情報等が
不法に他のナビゲーション装置で流用されることを防止
できる。
【0096】更に、第2パスワードが複数の正規の更新
用ハードディスク記録再生部13aについて共通とされ
ているので、更新用ハードディスク記録再生部13aの
製造元として各ナビゲーション装置毎の第1パスワード
を用いて当該更新用ハードディスク記録再生部13aを
製造する必要性を除去することができる。
【0097】更にまた、第2パスワードを外部から供給
するので、第2パスワードを事前に記憶させておくこと
により当該第2パスワードが盗用されることを防止でき
る。
【0098】なお、上述した各実施形態においては元々
備えられているハードディスク記録再生部13に対して
更新用ハードディスク記録再生部13aを追加接続する
場合について説明したが、これ以外に、当該ハードディス
ク記録再生部13を更新用ハードディスク記録再生部1
3aに交換してしまう場合におけるその交換処理時の保
護処理の解除に本発明を適用してもよい。
【0099】また、上述した各実施形態においては記録
媒体としてハードディスクを用いた場合について説明し
たが、これ以外に、書き換え可能な記録媒体であれば、例
えば半導体メモリの内容を更新する場合に本発明を適用
することもできる。
【0100】更に、上述した各実施形態においては地図
情報等を用いるナビゲーション装置に対して本発明を適
用した場合について説明したが、これ以外に、例えば複
数の楽曲を記憶した書き換え可能な記録媒体を備えた音
楽再生装置において、新しい他の楽曲を記録した記録媒
体を追加接続する場合に本発明を適用することもでき
る。
【0101】更にまた、図2又は図4に示したフローチ
ャートに対応するプログラムを情報記録媒体としてのフ
レキシブルディスク又はハードディスク等に記録してお
き、それをマイクロコンピュータ等の汎用のコンピュー
タで読み出して実行することで、当該汎用のコンピュー
タを、上記システム制御部16として機能させることも
可能である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、各情報処理装置個々に固有の第1パスワ
ード情報に書き換え可能な第2パスワード情報が記録さ
れているので、情報処理装置に装填前の情報を不法流用
から有効に保護することができると共に、情報処理装置
に装填後においても第1パスワード情報によりその情報
を不法流用から有効に保護することができる。
【0103】従って、情報処理装置の記録媒体として書
き換え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録さ
れるべき情報の不法な流用を効果的に防止することがで
きる。
【0104】請求項2に記載の発明によれば、記録媒体
に記録されているパスワード情報の内容が第2パスワー
ド情報の内容と同一であるとき、当該パスワード情報を
第1パスワード情報に更新するので、情報処理装置に装
填後の記録媒体に記録されている情報を、不法流用から
有効に保護することができる。
【0105】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、記録媒体内のパスワード
情報の内容が、第1パスワード情報の内容又は第2パス
ワード情報の内容のいずれとも異なるとき、記録媒体に
対する記録及び再生の実行を禁止するので、情報処理装
置に装填後の記録媒体に記録されている情報を、不法流
用から有効に保護することができる。
【0106】請求項4に記載の発明によれば、正規の更
新用記録媒体に対してのみ用いられる第2パスワード情
報を用いて更新用記録媒体に対する情報の記録又は再生
の少なくともいずれか一方を行うので、更新に用いよう
としている更新用記録媒体が正規のものであるかを事前
に確認した上で予め備えられている記録媒体内の情報更
新を行うことができると共に、当該更新用記録媒体内の
更新用の情報が更新に用いられる前に不法に複写等され
て流用されることを防止できる。
【0107】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0108】従って、情報処理装置の記録媒体として書
き換え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録さ
れるべき情報の不法な流用を効果的に防止することがで
きる。
【0109】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、第2パスワード情報が複
数の正規の更新用記録媒体について共通とされているの
で、更新用記録媒体の製造元として各情報処理装置毎の
第1パスワード情報を用いて当該更新用記録媒体を製造
する必要性を除去することができる。
【0110】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、第2パスワード情
報が第1パスワード情報と共に予め記憶されているの
で、第2パスワード情報を改めて供給して情報の更新を
行う必要がない。
【0111】請求項7に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加えて、第2パスワード情
報を外部から供給するので、第2パスワード情報を事前
に記憶させておくことにより当該第2パスワード情報が
盗用されることを防止できる。
【0112】請求項8に記載の発明によれば、予め備え
られている記録媒体に対する記録・再生用の第1パスワ
ード情報と、更新用記録媒体に対する記録・再生用の第
2パスワード情報と、を併せて記憶しているので、当該第
2パスワード情報を用いて、更新用記録媒体に対して記
録・再生を行うことが可能か否かを判定し、当該記録・
再生を行うことが可能であると判定されるとき、更新用
記録媒体が正規の当該更新用記録媒体であるとして、当
該正規の更新用記録媒体に記録されている情報を用いて
記録媒体内の情報の更新を行い、更に、情報更新後、第2
パスワード情報を第1パスワード情報に変更することに
より、正規の更新用記録媒体に対してのみ用いられる第
2パスワード情報を用いて更新用記録媒体に対する情報
の記録又は再生の少なくともいずれか一方を行うこと
で、更新に用いようとしている更新用記録媒体が正規の
ものであるかを事前に確認した上で予め備えられている
記録媒体内の情報更新を行うことができると共に、当該
更新用記録媒体内の更新用の情報が更新に用いられる前
に不法に複写等されて流用されることを防止できる。
【0113】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0114】従って、情報処理装置の記録媒体として書
き換え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録さ
れるべき情報の不法な流用を効果的に防止することがで
きる。
【0115】請求項9に記載の発明によれば、正規の更
新用記録媒体に対してのみ用いられる第2パスワード情
報を用いて更新用記録媒体に対する情報の記録又は再生
の少なくともいずれか一方を行うので、更新に用いよう
としている更新用記録媒体が正規のものであるかを事前
に確認した上で予め備えられている記録媒体内の情報更
新を行うことができると共に、当該更新用記録媒体内の
更新用の情報が更新に用いられる前に不法に複写等され
て流用されることを防止できる。
【0116】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するので、更新前後の記録媒体内の情報
が不法に他の情報処理装置で流用されることを防止でき
る。
【0117】従って、情報処理装置の記録媒体として書
き換え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録さ
れるべき情報の不法な流用を効果的に防止することがで
きる。
【0118】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加えて、第2パスワード情報が
複数の正規の更新用記録媒体について共通とされている
ので、更新用記録媒体の製造元として各情報処理装置毎
の第1パスワード情報を用いて当該更新用記録媒体を製
造する必要性を除去することができる。
【0119】請求項11に記載の発明によれば、正規の
更新用記録媒体に対してのみ用いられる第2パスワード
情報を用いて更新用記録媒体に対する情報の記録又は再
生の少なくともいずれか一方を行うようにコンピュータ
が機能するので、更新に用いようとしている更新用記録
媒体が正規のものであるかを事前に確認した上で予め備
えられている記録媒体内の情報更新を行うことができる
と共に、当該更新用記録媒体内の更新用の情報が更新に
用いられる前に不法に複写等されて流用されることを防
止できる。
【0120】また、更新前後の情報を、各情報処理装置
個々に固有の第1パスワード情報を用いて併せてその記
録・再生を制限するようにコンピュータが機能するの
で、更新前後の記録媒体内の情報が不法に他の情報処理
装置で流用されることを防止できる。
【0121】従って、情報処理装置の記録媒体として書
き換え可能な記録媒体を用いる場合でも、それに記録さ
れるべき情報の不法な流用を効果的に防止することがで
きる。
【0122】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11に記載の発明の効果に加えて、第2パスワード情報
が複数の正規の更新用記録媒体について共通とされてい
るので、更新用記録媒体の製造元として各情報処理装置
毎の第1パスワード情報を用いて当該更新用記録媒体を
製造する必要性を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のナビゲーション装置の概要構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の更新処理を示すフローチャート
図である。
【図3】第2実施形態のナビゲーション装置の概要構成
を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態の更新処理を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
10…GPS受信部 11…速度センサ部 12…加速度センサ部 13…ハードディスク記録再生部 13a…更新用ハードディスク記録再生部 13b…光ディスク再生部 14…操作部 15…表示部 16…システム制御部 16a…パスワード記憶部 17…方位角センサ部 18…音声案内部 S、S’…ナビゲーション装置 AT…アンテナ
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC04 AC14 AC18 5B017 AA06 BA05 CA07 5H180 AA01 BB13 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置個々に固有のパスワード情
    報であって更新できないパスワード情報である第1パス
    ワード情報、又は当該情報処理装置を含む複数の情報処
    理装置間で共通化されている第2パスワード情報であっ
    て前記第1パスワード情報に書き換え可能な第2パスワ
    ード情報の少なくともいずれか一方が記録可能とされて
    おり、前記情報処理装置における情報処理に用いられる
    べき情報が記録されている記録媒体であって、 前記情報処理装置に装填される前においては、前記第2
    パスワード情報が記録されていることを特徴とする記録
    媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体に記録されて
    いる前記情報を用いて前記情報処理を実行する情報処理
    装置において、 前記第1パスワード情報及び前記第2パスワード情報を
    共に記憶する記憶手段と、 前記記録媒体に記録されているパスワード情報を抽出す
    る抽出手段と、前記抽出されたパスワード情報の内容を
    判別する判別手段と、前記判別された内容が前記第2パ
    スワード情報の内容と同一であるとき、前記記録媒体に
    記録されている前記パスワード情報を前記第1パスワー
    ド情報に更新する更新手段と、を備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報処理装置におい
    て、前記記録媒体に対する情報の記録又は再生の少なく
    ともいずれか一方を行う記録再生手段と、 前記判別された内容が、前記記憶手段に記憶されている
    前記第1パスワード情報の内容又は前記第2パスワード
    情報の内容のいずれとも異なるとき、前記記録再生手段
    による前記一方の実行を禁止する禁止手段と、 を更に備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 書き換え可能な記録媒体を予め備える情
    報処理装置において、 当該情報処理装置個々に固有の第1パスワード情報であ
    って前記記録媒体に対して情報の記録又は再生の少なく
    ともいずれか一方を行う際に用いなければ当該一方を行
    うことが不可能とされる第1パスワード情報を記憶する
    パスワード記憶手段と、前記記憶されている第1パスワ
    ード情報を用いて前記一方を行う記録再生手段と、前記
    記録媒体内の情報を更新するときに用いられる他の記録
    媒体である更新用記録媒体に対して前記一方を行う際に
    用いなければ当該一方を行うことが不可能とされる第2
    パスワード情報を用いて、前記更新用記録媒体に対して
    前記一方を行うことが可能か否かを判定する判定手段
    と、前記第2パスワード情報を用いて前記更新用記録媒
    体に対して前記一方を行うことが可能であると判定され
    るとき、前記更新用記録媒体が正規の当該更新用記録媒
    体であるとして、当該正規の更新用記録媒体に記録され
    ている情報を用いて前記記録媒体内の前記情報の更新を
    行う更新手段と、前記情報の更新後、前記第2パスワード
    情報を前記第1パスワード情報に変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新用
    記録媒体について共通とされていることを特徴とする情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の情報処理装置に
    おいて、前記第2パスワード情報は前記パスワード記憶
    手段内に前記第1パスワード情報と共に記憶されている
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5に記載の情報処理装置に
    おいて、前記第2パスワード情報は前記更新用記録媒体
    と共に外部から供給されることを特徴とする情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 書き換え可能な記録媒体を予め備える情
    報処理装置において、 当該情報処理装置個々に固有の第1パスワード情報であ
    って前記記録媒体に対して情報の記録又は再生の少なく
    ともいずれか一方を行う際に用いなければ当該一方を行
    うことが不可能とされる第1パスワード情報を記憶する
    第1パスワード記憶手段と、前記記憶されている第1パ
    スワード情報を用いて前記一方を行う記録再生手段と、
    前記記録媒体内の情報を更新するときに用いられる他の
    記録媒体である更新用記録媒体に対して前記一方を行う
    際に用いなければ当該一方を行うことが不可能とされる
    第2パスワード情報を記憶する第2パスワード記憶手段
    と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 書き換え可能な記録媒体を予め備える情
    報処理装置における情報処理方法において、 当該情報処理装置個々に固有の第1パスワード情報であ
    って前記記録媒体に対して情報の記録又は再生の少なく
    ともいずれか一方を行う際に用いなければ当該一方を行
    うことが不可能とされる第1パスワード情報を記憶する
    パスワード記憶工程と、前記記憶されている第1パスワ
    ード情報を用いて前記一方を行う記録再生工程と、前記
    記録媒体内の情報を更新するときに用いられる他の記録
    媒体である更新用記録媒体に対して前記一方を行う際に
    用いなければ当該一方を行うことが不可能とされる第2
    パスワード情報を用いて、前記更新用記録媒体に対して
    前記一方を行うことが可能か否かを判定する判定工程
    と、前記第2パスワード情報を用いて前記更新用記録媒
    体に対して前記一方を行うことが可能であると判定され
    るとき、前記更新用記録媒体が正規の当該更新用記録媒
    体であるとして、当該正規の更新用記録媒体に記録され
    ている情報を用いて前記記録媒体内の前記情報の更新を
    行う更新工程と、前記情報の更新後、前記第2パスワード
    情報を前記第1パスワード情報に変更する変更工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報処理方法におい
    て、前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新用
    記録媒体について共通とされていることを特徴とする情
    報処理方法。
  11. 【請求項11】 書き換え可能な記録媒体を予め備える
    情報処理装置に含まれているコンピュータを、当該情報
    処理装置個々に固有の第1パスワード情報であって前記
    記録媒体に対して情報の記録又は再生の少なくともいず
    れか一方を行う際に用いなければ当該一方を行うことが
    不可能とされる第1パスワード情報を記憶するパスワー
    ド記憶手段、前記記憶されている第1パスワード情報を
    用いて前記一方を行う記録再生手段、前記記録媒体内の
    情報を更新するときに用いられる他の記録媒体である更
    新用記録媒体に対して前記一方を行う際に用いなければ
    当該一方を行うことが不可能とされる第2パスワード情
    報を用いて、前記更新用記録媒体に対して前記一方を行
    うことが可能か否かを判定する判定手段、前記第2パス
    ワード情報を用いて前記更新用記録媒体に対して前記一
    方を行うことが可能であると判定されるとき、前記更新
    用記録媒体が正規の当該更新用記録媒体であるとして、
    当該正規の更新用記録媒体に記録されている情報を用い
    て前記記録媒体内の前記情報の更新を行う更新手段、及
    び、前記情報の更新後、前記第2パスワード情報を前記第
    1パスワード情報に変更する変更手段、として機能させ
    ることを特徴とする情報処理用プログラムが前記コンピ
    ュータで読取可能に記録された情報記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報記録媒体にお
    いて、前記第2パスワード情報は複数の正規の前記更新
    用記録媒体について共通とされていることを特徴とする
    前記情報処理用プログラムが前記コンピュータで読取可
    能に記録された情報記録媒体。
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