JP2002196939A - 常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方法及びその方法を記録した記録媒体 - Google Patents
常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方法及びその方法を記録した記録媒体Info
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- JP2002196939A JP2002196939A JP2000396784A JP2000396784A JP2002196939A JP 2002196939 A JP2002196939 A JP 2002196939A JP 2000396784 A JP2000396784 A JP 2000396784A JP 2000396784 A JP2000396784 A JP 2000396784A JP 2002196939 A JP2002196939 A JP 2002196939A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 常駐プロセスの起動又は終了環境に矛盾が生
じることなく制御可能にした常駐プロセスの起動・終了
制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の常駐プロセスを、それぞれ起動・
終了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れかに属
すようにグループ分けすると共に、前記複数の常駐プロ
セスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定義部
11と、この起動・終了順序定義部11で定義された起
動・終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動
し、又は終了するように制御するための常駐プロセスの
起動・終了制御手段21と、常駐プロセスを起動制御又
は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグループの
中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優先順位
の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかった常駐
プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結果検索手
段22とで構成したことを特徴とする。
じることなく制御可能にした常駐プロセスの起動・終了
制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の常駐プロセスを、それぞれ起動・
終了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れかに属
すようにグループ分けすると共に、前記複数の常駐プロ
セスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定義部
11と、この起動・終了順序定義部11で定義された起
動・終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動
し、又は終了するように制御するための常駐プロセスの
起動・終了制御手段21と、常駐プロセスを起動制御又
は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグループの
中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優先順位
の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかった常駐
プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結果検索手
段22とで構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常駐プロセスの起
動・終了制御装置とその制御方法に係わり、特に、常駐
プロセスに起動順序又は終了順序の依存関係がある場合
の常駐プロセスの起動・終了制御に好適な常駐プロセス
の起動・終了制御装置とその制御方法に関する。
動・終了制御装置とその制御方法に係わり、特に、常駐
プロセスに起動順序又は終了順序の依存関係がある場合
の常駐プロセスの起動・終了制御に好適な常駐プロセス
の起動・終了制御装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやサーバ等の計算機の起動時
(又は終了時)には、複数の常駐プロセスやコマンドを
決められた順序で起動(終了)する必要がある場合があ
る。この決められた順序で起動(終了)する際に、途中
で起動(終了)に失敗したプロセスやコマンドがある
と、次に起動(終了)されるプロセスやコマンドが正常
な状態、環境で起動(終了)できない可能性がある。
(又は終了時)には、複数の常駐プロセスやコマンドを
決められた順序で起動(終了)する必要がある場合があ
る。この決められた順序で起動(終了)する際に、途中
で起動(終了)に失敗したプロセスやコマンドがある
と、次に起動(終了)されるプロセスやコマンドが正常
な状態、環境で起動(終了)できない可能性がある。
【0003】例えば、パソコン起動時に、通信回線を用
いて遠隔地にあるサーバにパソコンが起動されたことを
通知するプロセスを起動する場合、その通知するプロセ
スよりも先に通信回線を制御するサービスが起動されて
いなければ、通知を試みた際に通信エラーとなる可能性
がある。
いて遠隔地にあるサーバにパソコンが起動されたことを
通知するプロセスを起動する場合、その通知するプロセ
スよりも先に通信回線を制御するサービスが起動されて
いなければ、通知を試みた際に通信エラーとなる可能性
がある。
【0004】このように、計算機の起動時(終了時)に
起動(終了)する複数のプロセスやコマンドの間で、あ
るプロセスが起動(終了)されていなければ、そのプロ
セスが起動(終了)できないといったプロセス間の起動
順序(終了順序)における依存関係がある場合、これを
制御する方式が必要となる。
起動(終了)する複数のプロセスやコマンドの間で、あ
るプロセスが起動(終了)されていなければ、そのプロ
セスが起動(終了)できないといったプロセス間の起動
順序(終了順序)における依存関係がある場合、これを
制御する方式が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した点に鑑みてなされたものであり、特に、常駐プロセ
スの起動又は終了環境に矛盾が生じることなく制御可能
にした新規な常駐プロセスの起動・終了制御装置とその
制御方法を提供するものである。
した点に鑑みてなされたものであり、特に、常駐プロセ
スの起動又は終了環境に矛盾が生じることなく制御可能
にした新規な常駐プロセスの起動・終了制御装置とその
制御方法を提供するものである。
【0006】又、本発明の他の目的は、上記制御方法を
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
るものである。
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0008】即ち、本発明に係わる常駐プロセスの起動
・終了制御装置の第1態様は、複数の常駐プロセスが、
他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係をもつ場
合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐プロセス
の起動・終了制御装置であって、前記複数の常駐プロセ
スを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ複数の
グループの何れかに属すようにグループ分けすると共
に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定義し
た起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定義部
で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常駐プ
ロセスを起動し、又は終了するように制御するための常
駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロセス
の起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセスを起
動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制御
結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを起動
制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグル
ープの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優
先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかっ
た常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結果
検索手段とを含み、前記常駐プロセスの起動・終了制御
手段が、起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又は終
了する際、前記起動・終了結果検索手段が、前記起動又
は終了対象の常駐プロセスより優先順位の高い常駐プロ
セスで、起動又は終了していないプロセスを検出したと
きには、この検出した常駐プロセスの中で最も優先順位
の高い常駐プロセスを、起動又は終了対象の常駐プロセ
スに優先させて、起動又は終了するように制御すること
を特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記起動・
終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複数のグル
ープに属すように定義されていることを特徴とするもの
である。
・終了制御装置の第1態様は、複数の常駐プロセスが、
他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係をもつ場
合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐プロセス
の起動・終了制御装置であって、前記複数の常駐プロセ
スを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ複数の
グループの何れかに属すようにグループ分けすると共
に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定義し
た起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定義部
で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常駐プ
ロセスを起動し、又は終了するように制御するための常
駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロセス
の起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセスを起
動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制御
結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを起動
制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグル
ープの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優
先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかっ
た常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結果
検索手段とを含み、前記常駐プロセスの起動・終了制御
手段が、起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又は終
了する際、前記起動・終了結果検索手段が、前記起動又
は終了対象の常駐プロセスより優先順位の高い常駐プロ
セスで、起動又は終了していないプロセスを検出したと
きには、この検出した常駐プロセスの中で最も優先順位
の高い常駐プロセスを、起動又は終了対象の常駐プロセ
スに優先させて、起動又は終了するように制御すること
を特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記起動・
終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複数のグル
ープに属すように定義されていることを特徴とするもの
である。
【0009】叉、本発明に係わる常駐プロセスの起動・
終了制御装置の制御方法の第1態様は、複数の常駐プロ
セスが、他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係
をもつ場合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐
プロセスの起動・終了制御装置であり、前記複数の常駐
プロセスを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ
複数のグループの何れかに属すようにグループ分けする
と共に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定
義した起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定
義部で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常
駐プロセスを起動し、又は終了するように制御するため
の常駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセス
を起動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの
制御結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐
プロセスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属す
グループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御
の優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できな
かった常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了
結果検索手段とを有する常駐プロセスの起動・終了制御
装置の制御方法であって、前記常駐プロセスの起動・終
了制御手段が、前記起動・終了順序定義部から常駐プロ
セスの起動・終了順序を取得し、取得した常駐プロセス
の起動・終了順序に基づき起動対象となる常駐プロセス
を確定する第1の工程と、前記起動・終了結果検索手段
が、前記第1の工程で確定した常駐プロセスの属すグル
ープの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優
先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかっ
た常駐プロセスが有るか否かを検出する第2の工程と、
前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の
高い常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制
御する第3の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、前記第3の工程での制御結果を、前記起動・
終了結果記録部に記録する第4の工程と、前記第2の工
程で、起動又は終了できなかった常駐プロセスを検出し
ない場合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、
起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又は終了するよ
うに制御する第5の工程と、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段が、前記第5の工程での制御結果を、前記
起動・終了結果記録部に記録する第6の工程と、を少な
くとも含むことを特徴とするものであり、叉、第2態様
は、前記第3の工程では、検出した複数の常駐プロセス
の中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順に、検出し
た常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御
することを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前
記起動・終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複
数のグループに属すように定義されていることを特徴と
するものである。
終了制御装置の制御方法の第1態様は、複数の常駐プロ
セスが、他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係
をもつ場合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐
プロセスの起動・終了制御装置であり、前記複数の常駐
プロセスを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ
複数のグループの何れかに属すようにグループ分けする
と共に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定
義した起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定
義部で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常
駐プロセスを起動し、又は終了するように制御するため
の常駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセス
を起動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの
制御結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐
プロセスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属す
グループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御
の優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できな
かった常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了
結果検索手段とを有する常駐プロセスの起動・終了制御
装置の制御方法であって、前記常駐プロセスの起動・終
了制御手段が、前記起動・終了順序定義部から常駐プロ
セスの起動・終了順序を取得し、取得した常駐プロセス
の起動・終了順序に基づき起動対象となる常駐プロセス
を確定する第1の工程と、前記起動・終了結果検索手段
が、前記第1の工程で確定した常駐プロセスの属すグル
ープの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優
先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかっ
た常駐プロセスが有るか否かを検出する第2の工程と、
前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の
高い常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制
御する第3の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、前記第3の工程での制御結果を、前記起動・
終了結果記録部に記録する第4の工程と、前記第2の工
程で、起動又は終了できなかった常駐プロセスを検出し
ない場合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、
起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又は終了するよ
うに制御する第5の工程と、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段が、前記第5の工程での制御結果を、前記
起動・終了結果記録部に記録する第6の工程と、を少な
くとも含むことを特徴とするものであり、叉、第2態様
は、前記第3の工程では、検出した複数の常駐プロセス
の中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順に、検出し
た常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御
することを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前
記起動・終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複
数のグループに属すように定義されていることを特徴と
するものである。
【0010】叉、本発明に係わる常駐プロセスの制御方
法を記録した記録媒体の第1態様は、複数の常駐プロセ
スが、他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係を
もつ場合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐プ
ロセスの起動・終了制御装置であり、前記複数の常駐プ
ロセスを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ複
数のグループの何れかに属すようにグループ分けすると
共に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定義
した起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定義
部で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常駐
プロセスを起動し、又は終了するように制御するための
常駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロセ
スの起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制
御結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐プ
ロセスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを起
動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグ
ループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の
優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなか
った常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結
果検索手段とを有する常駐プロセスの起動・終了制御装
置の制御方法のコンピュータプログラムを記録した記録
媒体であって、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、前記起動・終了順序定義部から常駐プロセスの起動
・終了順序を取得し、取得した常駐プロセスの起動・終
了順序に基づき起動対象となる常駐プロセスを確定する
第1の工程と、前記起動・終了結果検索手段が、前記第
1の工程で確定した常駐プロセスの属すグループの中
で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優先順位の
高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかった常駐プ
ロセスが有るか否かを検出する第2の工程と、前記第2
の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロセスを検
出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の高い常
駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御する
第3の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、前記第3の工程での制御結果を、前記起動・終了結
果記録部に記録する第4の工程と、前記第2の工程で、
起動又は終了できなかった常駐プロセスを検出しない場
合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、起動又
は終了対象の常駐プロセスを起動又は終了するように制
御する第5の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、前記第5の工程での制御結果を、前記起動・
終了結果記録部に記録する第6の工程と、からなる工程
を記録したことを特徴とするものであり、叉、第2態様
は、前記第3の工程では、検出した複数の常駐プロセス
の中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順に、検出し
た常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御
することを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前
記起動・終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複
数のグループに属すように定義されていることを特徴と
するものである。
法を記録した記録媒体の第1態様は、複数の常駐プロセ
スが、他の常駐プロセスと起動・終了の際の依存関係を
もつ場合の常駐プロセスの起動・終了を制御する常駐プ
ロセスの起動・終了制御装置であり、前記複数の常駐プ
ロセスを、それぞれ起動・終了の際の依存関係をもつ複
数のグループの何れかに属すようにグループ分けすると
共に、前記複数の常駐プロセスの起動・終了順序を定義
した起動・終了順序定義部と、この起動・終了順序定義
部で定義された起動・終了順序に基づいて、複数の常駐
プロセスを起動し、又は終了するように制御するための
常駐プロセスの起動・終了制御手段と、前記常駐プロセ
スの起動・終了制御手段の制御に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制
御結果を記録する起動・終了結果記録部と、前記常駐プ
ロセスの起動・終了制御手段に基づき常駐プロセスを起
動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属すグ
ループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の
優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できなか
った常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了結
果検索手段とを有する常駐プロセスの起動・終了制御装
置の制御方法のコンピュータプログラムを記録した記録
媒体であって、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、前記起動・終了順序定義部から常駐プロセスの起動
・終了順序を取得し、取得した常駐プロセスの起動・終
了順序に基づき起動対象となる常駐プロセスを確定する
第1の工程と、前記起動・終了結果検索手段が、前記第
1の工程で確定した常駐プロセスの属すグループの中
で、当該常駐プロセスより起動・終了制御の優先順位の
高い常駐プロセスで、起動又は終了できなかった常駐プ
ロセスが有るか否かを検出する第2の工程と、前記第2
の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロセスを検
出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の高い常
駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御する
第3の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段
が、前記第3の工程での制御結果を、前記起動・終了結
果記録部に記録する第4の工程と、前記第2の工程で、
起動又は終了できなかった常駐プロセスを検出しない場
合、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、起動又
は終了対象の常駐プロセスを起動又は終了するように制
御する第5の工程と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、前記第5の工程での制御結果を、前記起動・
終了結果記録部に記録する第6の工程と、からなる工程
を記録したことを特徴とするものであり、叉、第2態様
は、前記第3の工程では、検出した複数の常駐プロセス
の中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順に、検出し
た常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制御
することを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前
記起動・終了順序定義部では、前記常駐プロセスが、複
数のグループに属すように定義されていることを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる常駐プロセスの起
動・終了制御装置は、計算機を起動(または終了)する
際に起動(終了)する必要のあるプロセスの起動順序
(終了順序)を定義すると共に、あるプロセスの起動条
件(終了条件)として既に特定のプロセスが起動(終
了)されている必要があるといった起動順序(終了順
序)に関する依存関係を定義することで、プロセスの正
常な起動環境(終了環境)を保ちながら順にプロセスを
起動(終了)する起動・終了方式を実現する。
動・終了制御装置は、計算機を起動(または終了)する
際に起動(終了)する必要のあるプロセスの起動順序
(終了順序)を定義すると共に、あるプロセスの起動条
件(終了条件)として既に特定のプロセスが起動(終
了)されている必要があるといった起動順序(終了順
序)に関する依存関係を定義することで、プロセスの正
常な起動環境(終了環境)を保ちながら順にプロセスを
起動(終了)する起動・終了方式を実現する。
【0012】図1において、記憶装置1の起動終了順序
・依存関係定義記憶部11には、起動(終了)するプロ
セス名、起動順序(終了順序)及び依存関係が定義され
ている。依存関係は、2つもしくはそれ以上のプロセス
間において定義されるもので、依存関係のあるプロセス
間における起動(終了)の優先順位も合わせて定義す
る。起動終了処理制御装置2に含まれるプロセス起動終
了制御手段21は、起動終了順序・依存関係定義記憶部
11から取得した各プロセスの情報、起動順序(終了順
序)、依存関係に基づいて、プロセス処理装置3のプロ
セス起動終了手段31を用いて、各プロセス32を順に
起動(終了)していく。各プロセスの起動(終了)処理
後、プロセス起動終了制御手段21は、起動(終了)の
結果を起動終了結果記憶部12に記憶する。
・依存関係定義記憶部11には、起動(終了)するプロ
セス名、起動順序(終了順序)及び依存関係が定義され
ている。依存関係は、2つもしくはそれ以上のプロセス
間において定義されるもので、依存関係のあるプロセス
間における起動(終了)の優先順位も合わせて定義す
る。起動終了処理制御装置2に含まれるプロセス起動終
了制御手段21は、起動終了順序・依存関係定義記憶部
11から取得した各プロセスの情報、起動順序(終了順
序)、依存関係に基づいて、プロセス処理装置3のプロ
セス起動終了手段31を用いて、各プロセス32を順に
起動(終了)していく。各プロセスの起動(終了)処理
後、プロセス起動終了制御手段21は、起動(終了)の
結果を起動終了結果記憶部12に記憶する。
【0013】プロセス起動終了制御手段21は、各プロ
セスを起動(終了)する際に、起動終了結果検索手段2
2を用いて起動終了結果記憶部12から現在起動(終
了)の対象となっているプロセスと依存関係のあるプロ
セスで優先順位の高いプロセスの起動(終了)状態を検
索する。その結果、未起動(未終了)のプロセスが存在
する場合には、そのプロセスの再起動(再終了)を試み
る。再起動(再終了)に失敗した場合は、現在起動(終
了)の対象としているプロセスの起動(終了)は行わ
ず、起動終了結果記憶部12にそのプロセスが未起動
(未終了)であることを記録し、次のプロセスの起動
(終了)へと進む。未起動(未終了)であったプロセス
の再起動(再終了)に成功した場合は、起動終了結果記
憶部12に記録されているそのプロセスの起動終了結果
を起動済(終了済)に変更し、起動終了結果の検索から
処理を繰り返す。検索は該当する未起動(未終了)のプ
ロセスが無くなるまで繰り返し、その後に現在起動(終
了)の対象としているプロセスの起動(終了)を試み、
その結果に応じて起動済/未起動(終了済/未終了)を
起動終了結果記憶部12に記録して、次のプロセスの起
動(終了)へと進む。起動終了順序・依存関係定義記憶
部11に定義された全てのプロセスの起動(終了)が完
了すると処理完了とする。
セスを起動(終了)する際に、起動終了結果検索手段2
2を用いて起動終了結果記憶部12から現在起動(終
了)の対象となっているプロセスと依存関係のあるプロ
セスで優先順位の高いプロセスの起動(終了)状態を検
索する。その結果、未起動(未終了)のプロセスが存在
する場合には、そのプロセスの再起動(再終了)を試み
る。再起動(再終了)に失敗した場合は、現在起動(終
了)の対象としているプロセスの起動(終了)は行わ
ず、起動終了結果記憶部12にそのプロセスが未起動
(未終了)であることを記録し、次のプロセスの起動
(終了)へと進む。未起動(未終了)であったプロセス
の再起動(再終了)に成功した場合は、起動終了結果記
憶部12に記録されているそのプロセスの起動終了結果
を起動済(終了済)に変更し、起動終了結果の検索から
処理を繰り返す。検索は該当する未起動(未終了)のプ
ロセスが無くなるまで繰り返し、その後に現在起動(終
了)の対象としているプロセスの起動(終了)を試み、
その結果に応じて起動済/未起動(終了済/未終了)を
起動終了結果記憶部12に記録して、次のプロセスの起
動(終了)へと進む。起動終了順序・依存関係定義記憶
部11に定義された全てのプロセスの起動(終了)が完
了すると処理完了とする。
【0014】この方式により、あるプロセスの起動(終
了)条件として特定のプロセスが既に起動(終了)され
ている必要がある場合に、それらのプロセスに依存関係
を定義することで、プロセスの起動(終了)時にその起
動条件(終了条件)を満たすがどうかを確認しながら起
動(終了)を行うことができ、プロセスの起動(終了)
環境に矛盾が発生することを防ぐことができる。
了)条件として特定のプロセスが既に起動(終了)され
ている必要がある場合に、それらのプロセスに依存関係
を定義することで、プロセスの起動(終了)時にその起
動条件(終了条件)を満たすがどうかを確認しながら起
動(終了)を行うことができ、プロセスの起動(終了)
環境に矛盾が発生することを防ぐことができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係わる常駐プロセスの起動
・終了制御装置とその制御方法の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
・終了制御装置とその制御方法の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0016】(第1の具体例)図1〜図3は、本発明に
係わる常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方
法の第1の具体例の構造を示す図であって、これらの図
には、複数の常駐プロセスが、他の常駐プロセスと起動
・終了の際の依存関係をもつ場合の常駐プロセスの起動
・終了を制御する常駐プロセスの起動・終了制御装置で
あって、前記複数の常駐プロセスを、それぞれ起動・終
了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れかに属す
ようにグループ分け32すると共に、前記複数の常駐プ
ロセスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定義
部11と、この起動・終了順序定義部11で定義された
起動・終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動
し、又は終了するように制御するための常駐プロセスの
起動・終了制御手段21と、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段21の制御に基づき常駐プロセスを起動制
御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制御結果
を記録する起動・終了結果記録部12と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段21に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属す
グループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御
の優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できな
かった常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了
結果検索手段22とを含み、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段21が、起動又は終了対象の常駐プロセス
を起動又は終了する際、前記起動・終了結果検索手段2
2が、前記起動又は終了対象の常駐プロセスより優先順
位の高い常駐プロセスで、起動又は終了していないプロ
セスを検出したときには、この検出した常駐プロセスの
中で最も優先順位の高い常駐プロセスを、起動又は終了
対象の常駐プロセスに優先させて、起動又は終了するよ
うに制御することを特徴とする常駐プロセスの起動・終
了制御装置が示されている。
係わる常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方
法の第1の具体例の構造を示す図であって、これらの図
には、複数の常駐プロセスが、他の常駐プロセスと起動
・終了の際の依存関係をもつ場合の常駐プロセスの起動
・終了を制御する常駐プロセスの起動・終了制御装置で
あって、前記複数の常駐プロセスを、それぞれ起動・終
了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れかに属す
ようにグループ分け32すると共に、前記複数の常駐プ
ロセスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定義
部11と、この起動・終了順序定義部11で定義された
起動・終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動
し、又は終了するように制御するための常駐プロセスの
起動・終了制御手段21と、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段21の制御に基づき常駐プロセスを起動制
御又は終了制御した際の、当該常駐プロセスの制御結果
を記録する起動・終了結果記録部12と、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段21に基づき常駐プロセスを
起動制御又は終了制御する際、当該常駐プロセスが属す
グループの中で、当該常駐プロセスより起動・終了制御
の優先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了できな
かった常駐プロセスが有るか否かを検索する起動・終了
結果検索手段22とを含み、前記常駐プロセスの起動・
終了制御手段21が、起動又は終了対象の常駐プロセス
を起動又は終了する際、前記起動・終了結果検索手段2
2が、前記起動又は終了対象の常駐プロセスより優先順
位の高い常駐プロセスで、起動又は終了していないプロ
セスを検出したときには、この検出した常駐プロセスの
中で最も優先順位の高い常駐プロセスを、起動又は終了
対象の常駐プロセスに優先させて、起動又は終了するよ
うに制御することを特徴とする常駐プロセスの起動・終
了制御装置が示されている。
【0017】以下に、第1の具体例を更に詳細に説明す
る。
る。
【0018】図1に示すように、本具体例は、情報を記
憶するハードディスク等の記憶装置1と、プログラム制
御により動作する起動終了制御装置2と、プロセス処理
装置3とを含む。
憶するハードディスク等の記憶装置1と、プログラム制
御により動作する起動終了制御装置2と、プロセス処理
装置3とを含む。
【0019】記憶装置1は、起動終了順序・依存関係定
義記憶部11と起動終了結果記憶部12とを備えてい
る。
義記憶部11と起動終了結果記憶部12とを備えてい
る。
【0020】起動終了順序・依存関係定義記憶部11
は、計算機起動時に順に起動したいプロセスのプロセス
名、プロセス起動終了手段、グループIDを、起動した
いプロセスから順に定義した定義ファイルである。図3
に定義ファイルの設定例を示す。ここで設定するプロセ
ス起動終了手段とは、プロセス処理装置3に含まれるプ
ロセス起動終了手段31のことで、具体的には当該プロ
セスを起動するための起動コマンドである。また、グル
ープIDとは、プロセスをグループ分けするための識別
番号で、各プロセス毎にそのプロセスが所属するグルー
プの識別番号をグループIDとして設定する。グループ
IDは“,”で区切ることによって複数定義することが
でき、1つのプロセスが複数のグループに属するという
設定が可能である。このグループ分けは、そのグループ
に含まれるプロセス間で必ず定義した起動順序を守りた
い場合に使用する。例えば、図3で示す定義ファイルで
は、“Process1”、“Process3”、“Process5”は、全
てグループ1に属する。これは、“Process3”が起動さ
れる際には、予め“Process1”が起動されている必要が
あり、“Process5”が起動される際には、予め“Proces
s1”、“Process3”が起動されている必要があることを
意味する。
は、計算機起動時に順に起動したいプロセスのプロセス
名、プロセス起動終了手段、グループIDを、起動した
いプロセスから順に定義した定義ファイルである。図3
に定義ファイルの設定例を示す。ここで設定するプロセ
ス起動終了手段とは、プロセス処理装置3に含まれるプ
ロセス起動終了手段31のことで、具体的には当該プロ
セスを起動するための起動コマンドである。また、グル
ープIDとは、プロセスをグループ分けするための識別
番号で、各プロセス毎にそのプロセスが所属するグルー
プの識別番号をグループIDとして設定する。グループ
IDは“,”で区切ることによって複数定義することが
でき、1つのプロセスが複数のグループに属するという
設定が可能である。このグループ分けは、そのグループ
に含まれるプロセス間で必ず定義した起動順序を守りた
い場合に使用する。例えば、図3で示す定義ファイルで
は、“Process1”、“Process3”、“Process5”は、全
てグループ1に属する。これは、“Process3”が起動さ
れる際には、予め“Process1”が起動されている必要が
あり、“Process5”が起動される際には、予め“Proces
s1”、“Process3”が起動されている必要があることを
意味する。
【0021】起動終了結果記憶部12は、上記の定義フ
ァイルにて定義された各プロセスの起動結果を記憶する
記憶領域である。プロセスの起動に成功した場合は、
「起動済」、未起動もしくは起動に失敗した場合は、
「未起動」という情報が記録される。
ァイルにて定義された各プロセスの起動結果を記憶する
記憶領域である。プロセスの起動に成功した場合は、
「起動済」、未起動もしくは起動に失敗した場合は、
「未起動」という情報が記録される。
【0022】又、起動終了制御装置2は、プロセス起動
終了制御手段21と起動終了結果検索手段22とを備え
る。
終了制御手段21と起動終了結果検索手段22とを備え
る。
【0023】プロセス起動終了制御手段21は、定義フ
ァイルから取得した情報に基づいて順にプロセスを起動
する機能である。各プロセスを起動する際には、起動終
了結果検索手段22を用いて、起動又は終了対象の常駐
プロセスが属するグループに属する他のプロセスの起動
状態を検索し、当該常駐プロセスを起動しても良いかを
判断してから起動する。また、各プロセスの起動処理後
は、その起動結果を起動終了結果記憶部12に記録す
る。
ァイルから取得した情報に基づいて順にプロセスを起動
する機能である。各プロセスを起動する際には、起動終
了結果検索手段22を用いて、起動又は終了対象の常駐
プロセスが属するグループに属する他のプロセスの起動
状態を検索し、当該常駐プロセスを起動しても良いかを
判断してから起動する。また、各プロセスの起動処理後
は、その起動結果を起動終了結果記憶部12に記録す
る。
【0024】起動終了結果検索手段22は、起動終了結
果記憶部12に記憶された情報から現在起動対象となっ
ているプロセスと同じグループに属するプロセスの起動
状態を検索する機能である。検索の結果、未起動のプロ
セスが存在する場合は、その常駐プロセスが属すグルー
プの中で、最も起動順序が早いプロセスを検索結果とし
てプロセス起動終了制御手段21に渡す。未起動のプロ
セスが存在しない場合は、全てのプロセスが起動済みで
あることをプロセス起動終了制御手段21に渡す。現在
起動対象となっているプロセスが複数のグループに属す
る場合は、属する全てのグループに対して同様の検索を
行う。
果記憶部12に記憶された情報から現在起動対象となっ
ているプロセスと同じグループに属するプロセスの起動
状態を検索する機能である。検索の結果、未起動のプロ
セスが存在する場合は、その常駐プロセスが属すグルー
プの中で、最も起動順序が早いプロセスを検索結果とし
てプロセス起動終了制御手段21に渡す。未起動のプロ
セスが存在しない場合は、全てのプロセスが起動済みで
あることをプロセス起動終了制御手段21に渡す。現在
起動対象となっているプロセスが複数のグループに属す
る場合は、属する全てのグループに対して同様の検索を
行う。
【0025】プロセス処理装置3は、起動対象となるプ
ロセス群32と、各プロセスを起動するためのプロセス
起動終了手段31を備える。
ロセス群32と、各プロセスを起動するためのプロセス
起動終了手段31を備える。
【0026】プロセス群32は、起動対象となる任意の
常駐プロセスの集合であり、各プロセスのプロセス名
は、定義ファイルに設定されている必要がある。
常駐プロセスの集合であり、各プロセスのプロセス名
は、定義ファイルに設定されている必要がある。
【0027】プロセス起動終了手段31は、起動対象と
なるプロセスの起動処理を行うコマンドで、各プロセス
毎に存在する。定義ファイルのプロセス起動手段には、
このコマンド名を設定する必要がある。
なるプロセスの起動処理を行うコマンドで、各プロセス
毎に存在する。定義ファイルのプロセス起動手段には、
このコマンド名を設定する必要がある。
【0028】計算機の終了時にプロセスを順に終了する
場合の構成も、起動時と同様であるが、プロセス起動手
段の代わりにプロセス終了手段となるコマンドを設定す
る必要がある。
場合の構成も、起動時と同様であるが、プロセス起動手
段の代わりにプロセス終了手段となるコマンドを設定す
る必要がある。
【0029】次に、図1、図2、図3を参照して、この
具体例の動作について詳細に説明する。以下の説明は、
計算機の起動時の例であり、計算機の終了時にも、同様
にしてプロセスの終了順序を制御することができる。
具体例の動作について詳細に説明する。以下の説明は、
計算機の起動時の例であり、計算機の終了時にも、同様
にしてプロセスの終了順序を制御することができる。
【0030】計算機が起動されると、OSの起動によ
り、プロセス起動終了制御手段21が起動される。プロ
セス起動終了制御手段21は、起動されると起動終了順
序・依存関係定義記憶部11内に定義された定義ファイ
ルから起動対象となる全てのプロセスのプロセス名、プ
ロセス起動手段、グループID及びそれらの定義順序か
ら起動順序を取得する(ステップA1)。
り、プロセス起動終了制御手段21が起動される。プロ
セス起動終了制御手段21は、起動されると起動終了順
序・依存関係定義記憶部11内に定義された定義ファイ
ルから起動対象となる全てのプロセスのプロセス名、プ
ロセス起動手段、グループID及びそれらの定義順序か
ら起動順序を取得する(ステップA1)。
【0031】次に、プロセス起動終了制御手段21は、
ステップA1で取得した起動順序から次に起動対象とな
るプロセスを判断し、そのプロセスのグループIDを参
照して属するグループを取得する(ステップA2)。
ステップA1で取得した起動順序から次に起動対象とな
るプロセスを判断し、そのプロセスのグループIDを参
照して属するグループを取得する(ステップA2)。
【0032】次に、プロセス起動終了制御手段21は、
起動終了結果検索手段22を用いて現在起動対象となっ
ているプロセスと同じグループに属するプロセスで、起
動対象となるプロセスより優先度の高いプロセスで、未
起動のプロセスが存在するかを検索する(ステップA
3)。その結果、未起動のプロセスが存在しなかった場
合はステップA4に進み、存在した場合はステップA5
に進む。
起動終了結果検索手段22を用いて現在起動対象となっ
ているプロセスと同じグループに属するプロセスで、起
動対象となるプロセスより優先度の高いプロセスで、未
起動のプロセスが存在するかを検索する(ステップA
3)。その結果、未起動のプロセスが存在しなかった場
合はステップA4に進み、存在した場合はステップA5
に進む。
【0033】ステップA3における検索の結果、未起動
のプロセスが存在しない場合、プロセス起動終了制御手
段21は、現在対象となっているプロセスの起動を行う
(ステップA4)。プロセスの起動は、定義ファイルに
プロセス起動終了手段31として設定されたコマンドを
用いて行われる。
のプロセスが存在しない場合、プロセス起動終了制御手
段21は、現在対象となっているプロセスの起動を行う
(ステップA4)。プロセスの起動は、定義ファイルに
プロセス起動終了手段31として設定されたコマンドを
用いて行われる。
【0034】一方、ステップA3での検索の結果、起動
対象となるプロセスより優先度の高いプロセスで、未起
動のプロセスが存在した場合、プロセス起動終了制御手
段21はその未起動のプロセスの再起動を行い、その結
果を起動終了結果記憶部12に記録する(ステップA
5)。再起動には、定義ファイルにそのプロセスに対応
したプロセス起動終了手段31として設定されたコマン
ドを用いる。未起動のプロセスが複数存在する場合は、
起動終了結果検索手段22は、起動順序が最も早いプロ
セスのプロセス名をプロセス起動終了制御手段21に通
知するので、起動順序の早いものから再起動される。
対象となるプロセスより優先度の高いプロセスで、未起
動のプロセスが存在した場合、プロセス起動終了制御手
段21はその未起動のプロセスの再起動を行い、その結
果を起動終了結果記憶部12に記録する(ステップA
5)。再起動には、定義ファイルにそのプロセスに対応
したプロセス起動終了手段31として設定されたコマン
ドを用いる。未起動のプロセスが複数存在する場合は、
起動終了結果検索手段22は、起動順序が最も早いプロ
セスのプロセス名をプロセス起動終了制御手段21に通
知するので、起動順序の早いものから再起動される。
【0035】そして、プロセス起動終了制御手段21
は、再起動に成功したかどうかを判定する(ステップA
6)。再起動に成功した場合は、ステップA3に戻り、
再度起動終了結果検索手段22による検索から繰り返
す。再起動に失敗した場合は、ステップA7に進む。
は、再起動に成功したかどうかを判定する(ステップA
6)。再起動に成功した場合は、ステップA3に戻り、
再度起動終了結果検索手段22による検索から繰り返
す。再起動に失敗した場合は、ステップA7に進む。
【0036】ステップA6での再起動に失敗した場合
は、プロセス起動終了制御手段21は、現在起動対象と
なっているプロセスの起動を見合わせる(ステップA
7)。この際、このプロセスの起動結果は、「未起動」
とする。
は、プロセス起動終了制御手段21は、現在起動対象と
なっているプロセスの起動を見合わせる(ステップA
7)。この際、このプロセスの起動結果は、「未起動」
とする。
【0037】次に、プロセス起動終了制御手段21は、
ステップA4もしくはステップA7の結果を起動終了結
果記憶部12に記録する(ステップA8)。
ステップA4もしくはステップA7の結果を起動終了結
果記憶部12に記録する(ステップA8)。
【0038】さらに、プロセス起動終了制御手段21
は、定義ファイルの起動順序から次に起動対象となるプ
ロセスが存在するかを判断する(ステップA9)。起動
対象となるプロセスが存在する場合は、ステップA2か
ら繰り返す。起動対象となるプロセスが存在しない場合
は、処理を終了する。
は、定義ファイルの起動順序から次に起動対象となるプ
ロセスが存在するかを判断する(ステップA9)。起動
対象となるプロセスが存在する場合は、ステップA2か
ら繰り返す。起動対象となるプロセスが存在しない場合
は、処理を終了する。
【0039】次に、図3に示す定義ファイルに基づいた
処理の具体的な流れを説明する。
処理の具体的な流れを説明する。
【0040】先ず、計算機が起動されると、ステップA
1において、起動終了制御手段21は、定義ファイルを
読み込み情報を取得する。ステップA2では、定期ファ
イルの最初に定義されているのが、“Process1”である
ことから、“Process1”を起動対象と判断し、そのグル
ープIDの設定からグループ1に属することを判断す
る。ステップA3において、起動終了制御手段21は、
起動終了結果検索手段22に対して、グループ1に属す
るプロセスで起動順序が“Process1”以前のものの中か
ら未起動のプロセスが有るか否かを検索する。検索の結
果、この様なプロセスが存在しないことから、ステップ
A4において“Process1”の起動処理として“Command
1”を起動する。更に、その起動結果をステップA8に
て、起動終了結果記憶部12に記録する。その後、ステ
ップA9にて次の起動プロセスが存在するかをチェック
し、この場合、“Process2”が存在することから、“Pr
ocess2”を起動対象として同様の処理を繰り返す。
1において、起動終了制御手段21は、定義ファイルを
読み込み情報を取得する。ステップA2では、定期ファ
イルの最初に定義されているのが、“Process1”である
ことから、“Process1”を起動対象と判断し、そのグル
ープIDの設定からグループ1に属することを判断す
る。ステップA3において、起動終了制御手段21は、
起動終了結果検索手段22に対して、グループ1に属す
るプロセスで起動順序が“Process1”以前のものの中か
ら未起動のプロセスが有るか否かを検索する。検索の結
果、この様なプロセスが存在しないことから、ステップ
A4において“Process1”の起動処理として“Command
1”を起動する。更に、その起動結果をステップA8に
て、起動終了結果記憶部12に記録する。その後、ステ
ップA9にて次の起動プロセスが存在するかをチェック
し、この場合、“Process2”が存在することから、“Pr
ocess2”を起動対象として同様の処理を繰り返す。
【0041】さらに、同じグループに属するプロセス
で、未起動のプロセスがある場合の例を示す。
で、未起動のプロセスがある場合の例を示す。
【0042】既に、図3の定義ファイルにおいて“Proc
ess1”、“Process2”の起動が行われており、“Proces
s1”の起動に失敗している場合を考える。ステップA2
において起動対象となっているプロセスが、図3の“Pr
ocess3”であった場合、そのグループIDを参照して、
グループID「1」、「2」を取得する。ステップA3
では、プロセス起動終了制御手段21は、起動終了結果
検索手段22を用いて、先ず、グループ1もしくはグル
ープ2に属するプロセスで、起動順序が、“Process2”
以前のプロセスの中で最も起動順序が早いプロセス、つ
まり“Process1”の起動状態を検出する。 その結果、
“Process1”が未起動であるため、ステップA5にお
いて、“Process1”の再起動が行われる。この際、起
動されるコマンドは、“Command1”となる。ステップA
6において、“Process1”の再起動に成功した場合、
再びステップA3に戻り、他にグループ1もしくはグル
ープ2に属する以前のプロセスを検索する。この場合、
“Process2”を検出することになる。そして、上記した
ように、“Process2”の起動状態に応じた処理が行わ
れ、グループ1もしくはグループ2に属する“Process
2”以前のプロセスが全て起動済みになっていれば、ス
テップA4において、現在起動対象である“Process3”
の起動が行われ、ステップA8において、その起動結果
が起動終了結果記憶部に記録される。
ess1”、“Process2”の起動が行われており、“Proces
s1”の起動に失敗している場合を考える。ステップA2
において起動対象となっているプロセスが、図3の“Pr
ocess3”であった場合、そのグループIDを参照して、
グループID「1」、「2」を取得する。ステップA3
では、プロセス起動終了制御手段21は、起動終了結果
検索手段22を用いて、先ず、グループ1もしくはグル
ープ2に属するプロセスで、起動順序が、“Process2”
以前のプロセスの中で最も起動順序が早いプロセス、つ
まり“Process1”の起動状態を検出する。 その結果、
“Process1”が未起動であるため、ステップA5にお
いて、“Process1”の再起動が行われる。この際、起
動されるコマンドは、“Command1”となる。ステップA
6において、“Process1”の再起動に成功した場合、
再びステップA3に戻り、他にグループ1もしくはグル
ープ2に属する以前のプロセスを検索する。この場合、
“Process2”を検出することになる。そして、上記した
ように、“Process2”の起動状態に応じた処理が行わ
れ、グループ1もしくはグループ2に属する“Process
2”以前のプロセスが全て起動済みになっていれば、ス
テップA4において、現在起動対象である“Process3”
の起動が行われ、ステップA8において、その起動結果
が起動終了結果記憶部に記録される。
【0043】(第2の具体例)図4は、図3の例よりも
詳細な起動処理制御が行えるようにした第2の具体例の
起動終了順序・依存関係定義記憶部11の定義ファイル
を示す図である。
詳細な起動処理制御が行えるようにした第2の具体例の
起動終了順序・依存関係定義記憶部11の定義ファイル
を示す図である。
【0044】設定項目として、起動レベル、起動待ち合
わせ時間、起動リトライ回数、起動リトライ間隔が追加
されている。起動レベルは、計算機の起動時におけるプ
ロセスの起動過程を複数の段階に分けたい場合に使用す
る。例えば、“Process1”、“Process2”がシステム運
用レベルのプロセスで、“Process3”がユーザアプリケ
ーション等の業務レベルのプロセスである場合、図4に
示す様に“Process1”、“Process2”を起動レベル1、
“Process3”を起動レベル2と定義ファイルに定義する
ことで、運用レベルを分けることができる。プロセス起
動終了制御手段21の起動時に、起動レベル1の指定を
許し、図2のステップA9にてこの指定されたレベルも
加味して、次に起動対象となるプロセスが存在するかど
うかの判定を行うようにすることで、システム運用レベ
ルのプロセスまでの起動を行うなどの制御が可能にな
る。
わせ時間、起動リトライ回数、起動リトライ間隔が追加
されている。起動レベルは、計算機の起動時におけるプ
ロセスの起動過程を複数の段階に分けたい場合に使用す
る。例えば、“Process1”、“Process2”がシステム運
用レベルのプロセスで、“Process3”がユーザアプリケ
ーション等の業務レベルのプロセスである場合、図4に
示す様に“Process1”、“Process2”を起動レベル1、
“Process3”を起動レベル2と定義ファイルに定義する
ことで、運用レベルを分けることができる。プロセス起
動終了制御手段21の起動時に、起動レベル1の指定を
許し、図2のステップA9にてこの指定されたレベルも
加味して、次に起動対象となるプロセスが存在するかど
うかの判定を行うようにすることで、システム運用レベ
ルのプロセスまでの起動を行うなどの制御が可能にな
る。
【0045】また、起動待ち合わせ時間、起動リトライ
回数、起動リトライ間隔は、それぞれ、プロセス起動終
了手段31を起動してからその起動処理の完了までの時
間をどれだけ待つか、起動失敗時に何回起動をリトライ
するか、リトライする際は、その間隔をどの程度にする
かを設定するもので、ステップA4、ステップA5で使
用する。これらの設定をプロセス毎に行うことで、各々
のプロセスの特性に応じたより細かい起動制御が可能と
なる。
回数、起動リトライ間隔は、それぞれ、プロセス起動終
了手段31を起動してからその起動処理の完了までの時
間をどれだけ待つか、起動失敗時に何回起動をリトライ
するか、リトライする際は、その間隔をどの程度にする
かを設定するもので、ステップA4、ステップA5で使
用する。これらの設定をプロセス毎に行うことで、各々
のプロセスの特性に応じたより細かい起動制御が可能と
なる。
【0046】(第3の具体例)第3の具体例は、図5に
示す様な定義ファイルを使用してグループの概念を使用
せず依存関係を定義する方式である。この方式は、依存
関係のある2つのプロセス間での起動順序を全て定義す
ることで、プロセス起動制御手段21が、起動順序を解
析しながらプロセスを順に起動する方式である。例え
ば、“Process3”を起動しようとした際に、依存関係定
義部から“Process3”が“後”と指定されている場所を
検索し、“Process1”、“Process2”が先に起動されて
いる必要があることを取得する。更に、“Process1”、
“Process2”の起動状態を起動終了結果検索手段22を
用いて検索し、未起動であれば、第1の具体例と同様
に、そのプロセスの起動を試みる。
示す様な定義ファイルを使用してグループの概念を使用
せず依存関係を定義する方式である。この方式は、依存
関係のある2つのプロセス間での起動順序を全て定義す
ることで、プロセス起動制御手段21が、起動順序を解
析しながらプロセスを順に起動する方式である。例え
ば、“Process3”を起動しようとした際に、依存関係定
義部から“Process3”が“後”と指定されている場所を
検索し、“Process1”、“Process2”が先に起動されて
いる必要があることを取得する。更に、“Process1”、
“Process2”の起動状態を起動終了結果検索手段22を
用いて検索し、未起動であれば、第1の具体例と同様
に、そのプロセスの起動を試みる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係わる常駐プロセスの起動・終
了制御装置とその制御方法は、上述のように構成したの
で、以下のような効果を奏する。
了制御装置とその制御方法は、上述のように構成したの
で、以下のような効果を奏する。
【0048】第1の効果は、計算機の起動時(終了時)
にプロセスの起動順序(終了順序)の矛盾等から発生す
る障害を回避することができる。その理由は、複数のプ
ロセスの間で起動の順序関係が決まっている場合に、起
動終了順序・依存関係定義記憶部に正しい起動順序(終
了順序)、グループIDを定義することで、その順序関
係を満たしながらプロセスを順に起動(終了)していく
ことができ、常に正常な環境を保ちながら、プロセスを
起動(終了)できるからである。
にプロセスの起動順序(終了順序)の矛盾等から発生す
る障害を回避することができる。その理由は、複数のプ
ロセスの間で起動の順序関係が決まっている場合に、起
動終了順序・依存関係定義記憶部に正しい起動順序(終
了順序)、グループIDを定義することで、その順序関
係を満たしながらプロセスを順に起動(終了)していく
ことができ、常に正常な環境を保ちながら、プロセスを
起動(終了)できるからである。
【0049】第2の効果は、起動順序(終了順序)に従
って起動(終了)を行っている途中に、起動(終了)に
失敗したプロセスがあった場合にも、そのプロセスの起
動/未起動(終了/未終了)とは無関係なプロセスに対
する起動(終了)処理は進めるなど、起動処理(終了処
理)の細かな制御ができることである。その理由は、1
つのプロセスに複数のグループIDを設定することを許
すことで、起動順序(終了順序)に関する複雑な依存関
係を定義することが可能であるためである。
って起動(終了)を行っている途中に、起動(終了)に
失敗したプロセスがあった場合にも、そのプロセスの起
動/未起動(終了/未終了)とは無関係なプロセスに対
する起動(終了)処理は進めるなど、起動処理(終了処
理)の細かな制御ができることである。その理由は、1
つのプロセスに複数のグループIDを設定することを許
すことで、起動順序(終了順序)に関する複雑な依存関
係を定義することが可能であるためである。
【図1】本発明に係わる常駐プロセスの起動・終了制御
装置の構成を示す機能ブロック図である。
装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図3】定義ファイルの一例を示す図である。
【図4】定義ファイルの他の例を示す図である。
【図5】定義ファイルの更に他の例を示す図である。
1 記憶装置 2 起動終了処理制御装置 3 プロセス処理装置 11 起動終了順序・依存関係定義記憶部 12 起動終了結果記憶部 21 プロセス起動終了制御手段 22 起動終了結果検索手段 31 プロセス起動終了手段 32 プロセス群
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の常駐プロセスが、他の常駐プロセ
スと起動・終了の際の依存関係をもつ場合の常駐プロセ
スの起動・終了を制御する常駐プロセスの起動・終了制
御装置であって、 前記複数の常駐プロセスを、それぞれ起動・終了の際の
依存関係をもつ複数のグループの何れかに属すようにグ
ループ分けすると共に、前記複数の常駐プロセスの起動
・終了順序を定義した起動・終了順序定義部と、この起
動・終了順序定義部で定義された起動・終了順序に基づ
いて、複数の常駐プロセスを起動し、又は終了するよう
に制御するための常駐プロセスの起動・終了制御手段
と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段の制御に基
づき常駐プロセスを起動制御又は終了制御した際の、当
該常駐プロセスの制御結果を記録する起動・終了結果記
録部と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手段に基づ
き常駐プロセスを起動制御又は終了制御する際、当該常
駐プロセスが属すグループの中で、当該常駐プロセスよ
り起動・終了制御の優先順位の高い常駐プロセスで、起
動又は終了できなかった常駐プロセスが有るか否かを検
索する起動・終了結果検索手段とを含み、前記常駐プロ
セスの起動・終了制御手段が、起動又は終了対象の常駐
プロセスを起動又は終了する際、前記起動・終了結果検
索手段が、前記起動又は終了対象の常駐プロセスより優
先順位の高い常駐プロセスで、起動又は終了していない
プロセスを検出したときには、この検出した常駐プロセ
スの中で最も優先順位の高い常駐プロセスを、起動又は
終了対象の常駐プロセスに優先させて、起動又は終了す
るように制御することを特徴とする常駐プロセスの起動
・終了制御装置。 - 【請求項2】 前記起動・終了順序定義部では、前記常
駐プロセスが、複数のグループに属すように定義されて
いることを特徴とする請求項1記載の常駐プロセスの起
動・終了制御装置。 - 【請求項3】 複数の常駐プロセスが、他の常駐プロセ
スと起動・終了の際の依存関係をもつ場合の常駐プロセ
スの起動・終了を制御する常駐プロセスの起動・終了制
御装置であり、前記複数の常駐プロセスを、それぞれ起
動・終了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れか
に属すようにグループ分けすると共に、前記複数の常駐
プロセスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定
義部と、この起動・終了順序定義部で定義された起動・
終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動し、又
は終了するように制御するための常駐プロセスの起動・
終了制御手段と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手
段の制御に基づき常駐プロセスを起動制御又は終了制御
した際の、当該常駐プロセスの制御結果を記録する起動
・終了結果記録部と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段に基づき常駐プロセスを起動制御又は終了制御す
る際、当該常駐プロセスが属すグループの中で、当該常
駐プロセスより起動・終了制御の優先順位の高い常駐プ
ロセスで、起動又は終了できなかった常駐プロセスが有
るか否かを検索する起動・終了結果検索手段とを有する
常駐プロセスの起動・終了制御装置の制御方法であっ
て、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記起動・
終了順序定義部から常駐プロセスの起動・終了順序を取
得し、取得した常駐プロセスの起動・終了順序に基づき
起動対象となる常駐プロセスを確定する第1の工程と、 前記起動・終了結果検索手段が、前記第1の工程で確定
した常駐プロセスの属すグループの中で、当該常駐プロ
セスより起動・終了制御の優先順位の高い常駐プロセス
で、起動又は終了できなかった常駐プロセスが有るか否
かを検出する第2の工程と、 前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の
高い常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制
御する第3の工程と、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記第3の
工程での制御結果を、前記起動・終了結果記録部に記録
する第4の工程と、 前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出しない場合、前記常駐プロセスの起動・終了
制御手段が、起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又
は終了するように制御する第5の工程と、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記第5の
工程での制御結果を、前記起動・終了結果記録部に記録
する第6の工程と、 を少なくとも含むことを特徴とする常駐プロセスの制御
方法。 - 【請求項4】 前記第3の工程では、検出した複数の常
駐プロセスの中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順
に、検出した常駐プロセスを再起動又は再び終了させる
ように制御することを特徴とする請求項3記載の常駐プ
ロセスの制御方法。 - 【請求項5】 前記起動・終了順序定義部では、前記常
駐プロセスが、複数のグループに属すように定義されて
いることを特徴とする請求項3又は4記載の常駐プロセ
スの制御方法。 - 【請求項6】 複数の常駐プロセスが、他の常駐プロセ
スと起動・終了の際の依存関係をもつ場合の常駐プロセ
スの起動・終了を制御する常駐プロセスの起動・終了制
御装置であり、前記複数の常駐プロセスを、それぞれ起
動・終了の際の依存関係をもつ複数のグループの何れか
に属すようにグループ分けすると共に、前記複数の常駐
プロセスの起動・終了順序を定義した起動・終了順序定
義部と、この起動・終了順序定義部で定義された起動・
終了順序に基づいて、複数の常駐プロセスを起動し、又
は終了するように制御するための常駐プロセスの起動・
終了制御手段と、前記常駐プロセスの起動・終了制御手
段の制御に基づき常駐プロセスを起動制御又は終了制御
した際の、当該常駐プロセスの制御結果を記録する起動
・終了結果記録部と、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段に基づき常駐プロセスを起動制御又は終了制御す
る際、当該常駐プロセスが属すグループの中で、当該常
駐プロセスより起動・終了制御の優先順位の高い常駐プ
ロセスで、起動又は終了できなかった常駐プロセスが有
るか否かを検索する起動・終了結果検索手段とを有する
常駐プロセスの起動・終了制御装置の制御方法のコンピ
ュータプログラムを記録した記録媒体であって、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記起動・
終了順序定義部から常駐プロセスの起動・終了順序を取
得し、取得した常駐プロセスの起動・終了順序に基づき
起動対象となる常駐プロセスを確定する第1の工程と、 前記起動・終了結果検索手段が、前記第1の工程で確定
した常駐プロセスの属すグループの中で、当該常駐プロ
セスより起動・終了制御の優先順位の高い常駐プロセス
で、起動又は終了できなかった常駐プロセスが有るか否
かを検出する第2の工程と、 前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出した場合、前記常駐プロセスの起動・終了制
御手段が、検出した常駐プロセスの中で最も優先順位の
高い常駐プロセスを再起動又は再び終了させるように制
御する第3の工程と、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記第3の
工程での制御結果を、前記起動・終了結果記録部に記録
する第4の工程と、 前記第2の工程で、起動又は終了できなかった常駐プロ
セスを検出しない場合、前記常駐プロセスの起動・終了
制御手段が、起動又は終了対象の常駐プロセスを起動又
は終了するように制御する第5の工程と、 前記常駐プロセスの起動・終了制御手段が、前記第5の
工程での制御結果を、前記起動・終了結果記録部に記録
する第6の工程と、 からなる工程を記録したことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項7】 前記第3の工程では、検出した複数の常
駐プロセスの中で最も優先順位の高い常駐プロセスの順
に、検出した常駐プロセスを再起動又は再び終了させる
ように制御することを特徴とする請求項6記載の記録媒
体。 - 【請求項8】 前記起動・終了順序定義部では、前記常
駐プロセスが、複数のグループに属すように定義されて
いることを特徴とする請求項6又は7記載の記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000396784A JP2002196939A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方法及びその方法を記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000396784A JP2002196939A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方法及びその方法を記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002196939A true JP2002196939A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18862017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000396784A Pending JP2002196939A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 常駐プロセスの起動・終了制御装置とその制御方法及びその方法を記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002196939A (ja) |
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- 2000-12-27 JP JP2000396784A patent/JP2002196939A/ja active Pending
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