JP2003085005A - 計算機システム構成自動変更方式 - Google Patents

計算機システム構成自動変更方式

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JP2003085005A JP2001279000A JP2001279000A JP2003085005A JP 2003085005 A JP2003085005 A JP 2003085005A JP 2001279000 A JP2001279000 A JP 2001279000A JP 2001279000 A JP2001279000 A JP 2001279000A JP 2003085005 A JP2003085005 A JP 2003085005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機システムの構成変更についての簡略性
や柔軟性を高め、構成変更指示者の作業量を軽減する。 【解決手段】 構成変更手段102は、不完全/部分的
な内容が許容される構成変更指示を構成変更指示者から
受け取り、その構成変更指示で示される構成情報を構成
決定手段103に伝える。構成決定手段103は、計算
機システム構成情報データベース104や構成部品間依
存ルールデータベース105を参照することにより構成
変更手段102から受け取った不完全/部分的な構成情
報を補完し、構成部品選択方針データベース106や構
成部品属性データベース107を参照することにより選
択方針に適切かつ柔軟に対処して計算機システム109
の構成を構築し、それらの結果として計算機構成決定情
報を求めて、その計算機構成決定情報を構成変更装置1
08に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システム
(構成変更装置による構成変更の制御が可能な計算機シ
ステム)を構成する部品(計算機ハードウェア機能部
品)を組み合わせて計算機の構成(機能部品の集合)を
決定すること(計算機システムの構成の変更)を自動的
に行うための計算機システム構成自動変更方式に関す
る。
【0002】なお、上記の「部品」の具体例としては、
CPU(Central Processing Un
it)ボード,メモリボード,入出力制御装置,および
外部記憶装置が挙げられる。
【0003】また、上記の構成変更装置は、部品を自由
に組み合わせて計算機を構成する機能を有する装置であ
り、部品の組合せ方によっては1つの計算機システムの
中に複数の計算機を構成することも可能である。
【0004】
【従来の技術】従来より、部品を自由に組み合わせて計
算機を構成できるような計算機システムが提案され、実
現されているが、その規模が大きくなるにつれ計算機を
構成するために必要な情報量が増加し、手間も大きくな
ってくる。
【0005】そのような状況において、従来の技術(計
算機システムの構成変更方式)では、柔軟な計算機構成
の実現と構成決定の手間の低減とを図るために、機能間
依存ルール部を持つ「計算機システム構成変更装置」が
提案されている(例えば、特開平04−047356号
公報参照)。
【0006】ここで、最近の計算機ハードウェアは柔軟
に設計されており、その結果、部品間の依存関係もなく
なってきている。部品間に依存関係がある場合には、機
能間依存ルール部を持つ計算機システム構成変更装置に
より、ある程度の構成までは自動的に構成を決定できる
が、計算機ハードウェア機能部品の依存関係部分が小さ
くなればなるほど、自動的に決定される構成も小さくな
り、構成変更の手間が増えてくることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
(計算機システム構成変更装置)では、上記のように、
計算機ハードウェア機能部品の依存関係部分が小さくな
ればなるほど、自動的に決定される構成も小さくなり、
構成変更の手間が増えてくるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上述の点に鑑み、このよ
うな問題点を緩和し、計算機システムが大規模になりハ
ードウェア構成が柔軟に設計されていたとしても、計算
機の構成(計算機システムの構成変更)の決定について
の簡略性や柔軟性を保つことができ、計算機システム構
成変更者(構成変更指示者)の作業量軽減を達成するこ
とができる計算機システム構成自動変更方式を提供する
ことにある。
【0009】また、本発明は、上記に加えて、障害検出
手段を適切に組み合わせること等により、計算機システ
ムにおける計算機の可用性を高めることも目的としてい
る。
【0010】なお、本発明の計算機システム構成自動変
更方式に対する従来技術に関する特許公報としては、上
記の公報の他に、何らかの意味で「構成変更」に関する
技術を考察している点で本発明と類似している「特開2
000−148814号公報」および「特開2000−
263895号公報」が存在する。
【0011】上記の特開2000−148814号公報
に記載された技術(「構成部品データ管理システム及び
構成部品データ管理プログラムを格納したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体」)は、生産設計部門において
製品の部品構成の変更等を容易かつ正確に行えるような
構成部品データ管理システムを提供することを目的とす
る技術であり、「計算機システムの構成変更の決定につ
いての簡略性や柔軟性を高めることができ、計算機シス
テム構成変更者の作業量軽減を可能にすること」を特徴
とする本発明とは本質的に相違している。
【0012】また、上記の特開2000−263895
号公報に記載された技術(「画像出力制御装置および画
像出力制御装置のステータス出力方法およびコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体」)
は、画像出力制御装置においてシステム構成の変更に対
処してシステム構成情報の画像出力を適切に制御するた
めの技術であり、「計算機システムの構成変更の決定に
ついての簡略性や柔軟性を高めることができ、計算機シ
ステム構成変更者の作業量軽減を可能にすること」を特
徴とする本発明とは本質的に相違している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の計算機システム
構成自動変更方式は、計算機システムの構成変更を可能
とする装置である構成変更装置に対して構成変更の要求
(計算機構成決定情報を通知して計算機システムの構成
変更の内容を指示すること)を行う構成管理装置におい
て、不完全/部分的な内容が許容される構成変更指示を
構成変更指示者から受け取り、その構成変更指示で示さ
れる構成情報を構成決定手段に伝える構成変更手段と、
計算機システム構成情報データベースや構成部品間依存
ルールデータベースを参照することにより前記構成変更
手段から受け取った不完全/部分的な構成情報を補完
し、構成部品選択方針データベースや構成部品属性デー
タベースを参照することにより選択方針に適切かつ柔軟
に対処して計算機システムの構成を構築し、それらの結
果として計算機構成決定情報を求めて、その計算機構成
決定情報を構成変更装置に通知する前記構成決定手段と
を有する。
【0014】また、本発明の計算機システム構成自動変
更方式は、計算機システムの構成変更を可能とする装置
である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う構成
管理装置において、あらかじめ設定されているスケジュ
ール情報に基づき、構成変更対象の計算機システムにお
いて所望のタイミングで所望の計算機を構成させるよう
に構成変更手段に対して指示(通知)を行う構成変更指
示手段と、希望する計算機の構成に関する情報が格納さ
れているデータベースであり、請求項1における「構成
変更指示者からの構成変更指示」と同様の内容の構成情
報をあらかじめ1以上保存している計算機構成情報デー
タベースと、前記構成変更指示手段からの指示に基づ
き、その指示で指定された計算機に対する構成情報を前
記計算機構成情報データベースから読み取り、当該構成
情報を構成決定手段に通知する構成変更手段と、計算機
システム構成情報データベースや構成部品間依存ルール
データベースを参照することにより前記構成変更手段か
ら受け取った不完全/部分的な構成情報を補完し、構成
部品選択方針データベースや構成部品属性データベース
を参照することにより選択方針に適切かつ柔軟に対処し
て計算機システムの構成を構築し、それらの結果として
計算機構成決定情報を求めて、その計算機構成決定情報
を構成変更装置に通知する前記構成決定手段とを有する
ように構成することも可能である。
【0015】さらに、本発明の計算機システム構成自動
変更方式は、計算機システムの構成変更を可能とする装
置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う構
成管理装置において、希望する計算機の構成に関する情
報が格納されているデータベースであり、構成変更指示
者からの構成変更指示の内容を示す情報であって当該構
成変更指示に対する計算機が構成済みであるか否かを示
す情報を含む構成情報を保存している計算機構成情報デ
ータベースと、構成変更対象の計算機システムを監視し
て障害の発生を検出し、故障部品(故障が生じた部品)
を判別し、故障部品を示す情報を削除するように計算機
システム構成情報データベースの内容を変更し、障害発
生時に故障部品が計算機の部品として使用されていた場
合には障害発生に起因する計算機システムの構成変更の
指示を構成変更手段に通知する障害検出手段と、構成変
更指示者からの不完全/部分的な内容が許容される各構
成変更指示を受ける毎に当該各構成変更指示の内容を示
す構成情報を前記計算機構成情報データベースに格納し
た上で当該各構成情報を構成決定手段に通知し、前記障
害検出手段からの指示に基づいて計算機システム構成情
報データベースの初期化を行った上で前記計算機構成情
報データベースから構成済みであることを示す情報が設
定された構成情報を読み取って前記構成決定手段に当該
構成情報を通知する前記構成変更手段と、計算機システ
ム構成情報データベースや構成部品間依存ルールデータ
ベースを参照することにより前記構成変更手段から受け
取った不完全/部分的な構成情報を補完し、構成部品選
択方針データベースや構成部品属性データベースを参照
することにより選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算
機システムの構成を構築し、それらの結果として計算機
構成決定情報を求めて、その計算機構成決定情報を構成
変更装置に通知する前記構成決定手段とを有するように
構成することも可能である。
【0016】加えて、本発明の計算機システム構成自動
変更方式は、計算機システムの構成変更を可能とする装
置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う構
成管理装置において、あらかじめ設定されているスケジ
ュール情報に基づき、構成変更対象の計算機システムに
おいて所望のタイミングで所望の計算機を構成させるよ
うに構成変更手段に対して指示を行う構成変更指示手段
と、希望する計算機の構成に関する情報が格納されてい
るデータベースであり、請求項1における「構成変更指
示者からの構成変更指示」と同様の内容の情報であって
計算機が構成済みであるか否かを示す情報を含む構成情
報をあらかじめ1以上保存している計算機構成情報デー
タベースと、構成変更対象の計算機システムを監視して
障害の発生を検出し、故障部品を判別し、故障部品を示
す情報を削除するように計算機システム構成情報データ
ベースの内容を変更し、障害発生時に故障部品が計算機
の部品として使用されていた場合には障害発生に起因す
る計算機システムの構成変更の指示を構成変更手段に通
知する障害検出手段と、前記構成変更指示手段からの指
示に基づき、その指示で指定された計算機に対する構成
情報を前記計算機構成情報データベースから読み取り、
当該構成情報を構成決定手段に通知し、前記障害検出手
段からの指示に基づいて計算機システム構成情報データ
ベースの初期化を行った上で前記計算機構成情報データ
ベースから構成済みであることを示す情報が設定された
構成情報を読み取って前記構成決定手段に当該構成情報
を通知する前記構成変更手段と、計算機システム構成情
報データベースや構成部品間依存ルールデータベースを
参照することにより前記構成変更手段から受け取った不
完全/部分的な構成情報を補完し、構成部品選択方針デ
ータベースや構成部品属性データベースを参照すること
により選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算機システ
ムの構成を構築し、それらの結果として計算機構成決定
情報を求めて、その計算機構成決定情報を構成変更装置
に通知する前記構成決定手段とを有するように構成する
ことも可能である。
【0017】なお、上記の各計算機システム構成自動変
更方式における構成決定手段は、計算機システム構成情
報データベースを参照し、構成変更手段より受け取った
構成情報で指定された部品だけでは計算機を構成するた
めに不足している部品を補完し、補完した構成情報を必
要部品作業用メモリ上に格納する必要部品選択手段と、
前記必要部品選択手段により情報が格納された必要部品
作業用メモリが空となるまで必要部品作業用メモリから
1つずつ部品(具体的な部品である場合だけでなく部品
種類である場合もある)を選択・削除し、計算機システ
ム構成情報データベースを参照して「計算機の部品とし
て使用されていない部品」に該当する上記の選択部品
(「選択した部品である」または「選択した部品種類に
属する部品である」という条件を満たす部品)であり決
定部品保存メモリに情報が存在しない部品のみをリスト
アップする部品選択手段と、構成部品選択方針データベ
ースを参照して前記部品選択手段によりリストアップさ
れた部品の部品種類に対する方針を検索し、当該方針が
見つかった場合には当該方針に従う部品の中から選択し
た部品(選択の基準は任意である)の情報を決定部品保
存メモリに追加する方針考慮手段と、構成部品間依存ル
ールデータベースを参照して前記方針考慮手段によって
選択された部品の依存部品を検索し、依存部品が存在す
る場合には当該依存部品の情報を必要部品作業用メモリ
に追加する依存部品抽出手段と、前記部品選択手段によ
り「必要部品作業用メモリが空である」と判定された場
合に、決定部品保存メモリに情報が保存されている部品
を構成部品とする計算機を構成するように構成変更装置
に要求し(決定部品保存メモリ内の構成部品を示す計算
機構成決定情報によって構成変更の要求を行い)、要求
した構成変更(構成変更装置による計算機システムの構
成変更)が成功したか否かを判定し、その判定結果に基
づいて計算機システム構成情報データベースの更新を行
う構成変更通知手段とを備えるように構成することが考
えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0019】(1) 第1の実施の形態
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロック
図である。
【0021】図1を参照すると、本実施の形態に係る計
算機システム構成自動変更方式は、本実施の形態に係る
計算機システム構成自動変更方式を実現するための装置
である構成管理装置101と、計算機システム109の
構成変更を制御することが可能な構成変更装置108
と、構成変更対象の計算機システム109とを含んで構
成されている。
【0022】構成管理装置101は、構成変更装置10
8と例えば通信路により接続されており、構成変更装置
108に計算機システム109の構成変更の指示(要
求)を行う。
【0023】構成変更装置108は、構成管理装置10
1からの指示(要求)を受け、その指示に基づいて計算
機システム109の構成変更(計算機システム109中
の部品による計算機の構成の設定や変更)を行う。
【0024】ここで、構成変更装置108は、計算機シ
ステム109に内包される場合もあれば、計算機システ
ム109を含む複数の計算機システムを制御する場合も
ある。
【0025】構成管理装置101は、構成変更手段10
2と、構成決定手段103と、計算機システム構成情報
データベース104と、構成部品間依存ルールデータベ
ース105と、構成部品選択方針データベース106
と、構成部品属性データベース107とを含んで構成さ
れている。
【0026】構成変更手段102は、構成変更指示者
(計算機システム109の管理者等)から構成管理装置
101に対して与えられる構成変更指示を得て、当該構
成変更指示を構成決定手段103に伝える。
【0027】すなわち、構成決定手段103に対して
は、構成変更手段102を介して「構成変更指示者が希
望する計算機の構成情報」を構成変更指示によって与え
ることができる。与えられる構成情報は、計算機が成立
するための厳密な構成情報である必要はなく、例えば
「外部記憶装置を2セット有する計算機」や「CPUボ
ードを1セット有する計算機」等のように、計算機を構
成する一部分の部品種類情報のみを指定する構成情報
(不完全または部分的な構成情報)であっても許され
る。
【0028】構成決定手段103は、構成変更手段10
2から得られた構成情報(構成変更指示によって示され
た構成情報)から計算機の構成部品を決定する機能を有
する。
【0029】計算機システム構成情報データベース10
4は、計算機として成立するために必要な最低限の構成
部品の種類を示す情報や各部品の使用状況を示す情報を
保持(保存)している。構成決定手段103は、この計
算機システム構成情報データベース104を参照するこ
とにより、計算機として成立するための全ての部品が揃
ったかどうかを判断する。
【0030】構成部品間依存ルールデータベース105
は、計算機を構成する上での部品間の依存関係を示す情
報を保持している。構成決定手段103は、構成変更手
段102から得られた構成変更指示(構成情報)から一
意に部品を決定できた場合には、この構成部品間依存ル
ールデータベース105を参照することにより、決定し
た部品に依存する部品も計算機に組み込む部品として決
定する。
【0031】構成部品選択方針データベース106は、
計算機を構成する部品を選択する上での方針(性能に関
する方針等)を保持している。
【0032】構成部品属性データベース107は、計算
機を構成する部品の属性を示す情報を保持している。
【0033】構成決定手段103が構成部品を選択する
際には、指示された条件を満足する部品が複数ある場合
も考えられる。例えば、構成変更手段102からの構成
変更指示によって示された構成情報が「外部記憶装置を
2セット有する計算機」であり、実際に計算機システム
109が有する外部記憶装置のセット数が3であった場
合には、「外部記憶装置を2セット有する」という条件
を満たす外部記憶装置の組み合わせの数は3となり、一
意に部品構成を決定することができない。このような場
合に、構成決定手段103は、上記の構成部品選択方針
データベース106および構成部品属性データベース1
07を参照することにより、最も理想的な部品を選択す
る。例えば、構成部品選択方針データベース106に
「外部記憶装置は可能な限り容量が大きいものを使用す
る」という方針が保存されており、構成部品属性データ
ベース107には計算機システム109が有する全ての
外部記憶装置の容量が外部記憶装置の属性として保存さ
れているとする。この場合に、構成決定手段103は、
「外部記憶装置を2セット有する計算機」という要求に
対して、計算機システム109が有する外部記憶装置の
中で容量が大きい外部記憶装置の上位2セットを選択す
る(その後、計算機システム構成情報データベース10
4と構成部品間依存ルールデータベース105とを参照
し、さらに、計算機の構成を決定していく)。
【0034】図2は、図1中の構成決定手段103の詳
細な構成を示すブロック図である。
【0035】図2を参照すると、構成決定手段103
は、必要部品選択手段131と、部品選択手段132
と、方針考慮手段133と、依存部品抽出手段134
と、構成変更通知手段135と、各手段間の情報授受に
使用されるメモリ群(必要部品作業用メモリ136,作
業用メモリ137,作業用メモリ138,および決定部
品保存メモリ139)とからなる。
【0036】図3は、必要部品選択手段131の処理を
示す流れ図である。この処理は、必要部品作業用メモリ
情報格納ステップ301と、不足部品リストアップステ
ップ302と、必要部品作業用メモリ情報追加ステップ
303と、部品選択手段通知ステップ304とからな
る。
【0037】図4は、部品選択手段132の処理を示す
流れ図である。この処理は、必要部品作業用メモリ空判
定ステップ401と、構成変更通知手段通知ステップ4
02と、部品選択・削除ステップ403と、条件満足全
部品リストアップステップ404と、決定部品保存メモ
リ存在部品削除ステップ405と、部品検出判定ステッ
プ406と、検出部品作業用メモリ格納ステップ407
と、方針考慮手段通知ステップ408と、リストアップ
部品探索ステップ409と、既存決定部品該当判定ステ
ップ410と、異常終了ステップ411とからなる。
【0038】図5は、方針考慮手段133の処理を示す
流れ図である。この処理は、部品種類決定ステップ50
1と、決定部品種類対応方針検索ステップ502と、方
針検出判定ステップ503と、方針不適合部品削除ステ
ップ504と、部品選択ステップ505と、決定部品保
存メモリ選択部品追加ステップ506と、作業用メモリ
選択部品格納ステップ507と、依存部品抽出手段通知
ステップ508とからなる。
【0039】図6は、依存部品抽出手段134の処理を
示す流れ図である。この処理は、依存部品検索ステップ
601と、依存部品検出判定ステップ602と、必要部
品作業用メモリ依存部品追加ステップ603と、部品選
択手段通知ステップ604とからなる。
【0040】図7は、構成変更通知手段135の処理を
示す流れ図である。この処理は、構成変更要求ステップ
701と、構成変更成否判定ステップ702と、計算機
システム構成情報データベース部品名追加ステップ70
3と、計算機システム構成情報データベース部品名削除
ステップ704と、異常終了ステップ705とからな
る。
【0041】図8は、図1中の計算機システム109の
具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【0042】図8に示す計算機システム109の具体例
は、3枚のCPUボード811〜813と、2枚のメモ
リボード821〜822と、5つの入出力制御装置84
1〜845とが、通信路831によって接続されてい
る。各入出力制御装置841〜845には、それぞれ、
1つの外部記憶装置851〜855が接続されている。
【0043】構成変更装置108は、通信路831の接
続状態を変更することにより、この計算機システム10
9の構成を自由に変更することができる。例えば、CP
Uボード811,メモリボード821,および入出力制
御装置841を通信路831を通して接続することで、
1つの計算機を構成することができる(入出力制御装置
841を介して外部記憶装置851も構成部品とな
る)。
【0044】図9は、図1中の計算機システム構成情報
データベース104の内容の具体例(図8に示す計算機
システム109の構成に対応する例)を示す図である。
この計算機システム構成情報データベース104の各行
には、「部品集合の意味」(「計算機を構成するために
最低限必要な部品」,「計算機システムが有する部
品」,「計算機の部品として使用されている部品」,ま
たは「計算機の部品として使用されていない部品」)お
よび「部品名」の情報が存在する。
【0045】図9に示す計算機システム構成情報データ
ベース104には、以下に示すような情報が保存されて
いる。なお、行番号の901〜904は説明の便宜のた
めのものであり、このような行番号に限定されるもので
ないことはいうまでもない(図10以降のデータベース
の具体例を示す図中の行番号についても同様)。
【0046】行901には、計算機を構成するために最
低限必要な部品の部品名が格納されている。部品名の最
後に付されている記号*はその部品名が部品の種類を表
していることを示している(以下、特に断りなく記号*
を使用するが、その意味は変わらない)。この行901
の例は、「計算機を構成するためには、CPUボード,
メモリボード,入出力制御装置,および外部記憶装置が
最低限必要である」ことを示している。これらは全て部
品の種類(*参照)として与えられているので、「部品
の種類の構成さえ満たせば具体的な部品の構成は問わな
い(例えば、メモリボードについて、メモリボード82
1であるかメモリボード822であるかは問わない)」
ということも意味している。
【0047】行902には、図8に示す計算機システム
109が有する全ての部品の部品名が格納されている。
【0048】行903には、図9の計算機システム10
9で既に計算機が構成されている場合に、その計算機を
構成する部品(その計算機の構成部品として使用されて
いる部品)の部品名が格納されている。この例では、行
903にまったく部品名が格納されていないので、計算
機システム109において現在のところ計算機は構成さ
れていないことがわかる。
【0049】行904には、これから計算機を構成する
際に利用可能な部品の部品名が格納されている。この例
では、計算機システム109にまだ計算機が構成されて
いないので、図8に示す全ての部品の部品名が格納され
ている。
【0050】図10は、図1中の構成部品間依存ルール
データベース105の内容の具体例(図8に示す計算機
システム109の構成に対応する例)を示す図である。
この構成部品間依存ルールデータベース105の各行に
は、「互いに依存する部品」の情報が存在する。すなわ
ち、この構成部品間依存ルールデータベース105は、
図8に示す計算機システム109における各部品間の依
存関係を表す情報を保存している。
【0051】例えば、行1001には、「入出力制御装
置841を使用する場合に、外部記憶装置851が入出
力制御装置841と物理的に接続されているため、外部
記憶装置851を使用する/しないという構成変更指示
者(計算機システム109の管理者等)の意思にかかわ
らず、強制的に外部記憶装置851は計算機の構成部品
となる」ということを示す情報が格納されている。
【0052】また、逆の依存関係を考えると、外部記憶
装置851を使用する場合には、物理的な接続状態から
入出力制御装置841が構成部品として必要になること
がわかる。
【0053】このように、構成部品間依存ルールデータ
ベース105は部品間の物理的な接続情報を保持してお
り、その情報は計算機を構成する部品を自動的に選択す
る際に制約条件として使用される。
【0054】図11は、図1中の構成部品選択方針デー
タベース106の内容の具体例(図8に示す計算機シス
テム109の構成に対応する例)を示す図である。この
構成部品選択方針データベース106の各行には、「部
品種類名」および「選択方針」の情報が存在する。すな
わち、この構成部品選択方針データベース106は、図
8に示す計算機システム109で計算機を構成する部品
を選択する場合の方針を表す情報を保存している。
【0055】例えば、行1101には、「メモリボード
を計算機の構成部品として選択する場合に、メモリ性能
の大きいメモリボードを優先して選択する」という方針
が格納されている。
【0056】図12は、図1中の構成部品属性データベ
ース107の内容の具体例(図8に示す計算機システム
109の構成に対応する例)を示す図である。この構成
部品属性データベース107の各行には、「部品名」お
よび「部品の属性」の情報が存在する。すなわち、この
構成部品属性データベース107は、図8に示す計算機
システム109の各部品の属性を示す情報を保存してい
る。
【0057】例えば、行1201は、「外部記憶装置8
51は記憶容量が30GBであり、性能を示す「速さ」
が大きい」ことを示している。
【0058】次に、図1〜図12を参照して、上記のよ
うに構成された本実施の形態に係る計算機システム構成
自動変更方式の動作について詳細に説明する。
【0059】第1に、図3〜図7に示す各流れ図(フロ
ーチャート)を参照しながら、図1および図2に示す各
手段による全体的な動作を説明する。
【0060】計算機システム109の管理者(構成変更
指示者)は、構成管理装置101に対して、構成変更指
示を与える。なお、この構成変更指示は、先に述べたよ
うに、不完全または部分的なものでも許容される。
【0061】構成管理装置101内の構成変更手段10
2は、当該構成変更指示を入力して構成決定手段103
に伝える。
【0062】構成決定手段103は、必要に応じて、計
算機システム構成情報データベース104,構成部品間
依存ルールデータベース105,構成部品選択方針デー
タベース106,および構成部品属性データベース10
7を参照して、前段(構成変更手段102)から与えら
れた構成変更指示を基に(その構成変更指示を補完し
て)、計算機の構成を決定し、決定した構成を示す情報
(計算機構成決定情報)を構成変更装置108に伝える
(当該計算機構成決定情報によって計算機を構成するよ
うに構成変更要求を行う)。
【0063】構成決定手段103内の各手段(図2参
照)は、以下に示すような処理を行う。
【0064】必要部品選択手段131は、前段(構成変
更手段102)より構成変更指示を受け取ると、以下に
示すような処理を行う(図3参照)。
【0065】まず、前段より得た情報(構成変更指示に
よって示される構成部品を示す情報)を必要部品作業用
メモリ136に書き込む(ステップ301)。
【0066】次に、計算機システム構成情報データベー
ス104を参照し、計算機システム構成情報データベー
ス104内の情報(計算機を構成するために最低限必要
な部品を示す情報)と必要部品作業用メモリ136内の
情報(構成変更手段102より得た情報)とを比較する
ことにより、構成変更指示で指定された部品だけでは計
算機を構成するために不足している部品をリストアップ
する(ステップ302)。
【0067】次に、ステップ302でリストアップした
部品を示す情報を必要部品作業用メモリ136に追加し
(ステップ303)、処理の制御を渡す旨の通知(以
下、単に「通知」という)を部品選択手段132に行う
(ステップ304)。
【0068】ステップ304の通知を受けた部品選択手
段132は、以下に示すような処理を行う(図4参
照)。
【0069】まず、必要部品作業用メモリ136を参照
して、必要部品作業用メモリ136が空であるか否かを
判定する(ステップ401)。
【0070】ステップ401で「必要部品作業用メモリ
136が空である」と判定した場合には、構成変更通知
手段135に通知を行う(ステップ402)。すなわ
ち、必要部品作業用メモリ136が空になるまで、部品
選択手段132,方針考慮手段133,および依存部品
抽出手段134の処理が繰り返される。
【0071】一方、ステップ401で「必要部品作業用
メモリ136が空ではない」と判定した場合には、必要
部品作業用メモリ136から1つの部品(具体的な部品
である場合だけでなく部品種類である場合もある)の1
つを選択し、その部品を必要部品作業用メモリ136か
ら削除する(ステップ403)。なお、この選択に際し
ては、構成変更指示で具体的に指定された部品から先に
選択する(具体的に指定された部品間および具体的に指
定されていない部品間における選択順序は任意(適当)
に行われる)。
【0072】次に、計算機システム構成情報データベー
ス104を参照し、「計算機の部品として使用されてい
ない部品」の行(図9の行904参照)における部品名
の一覧から、ステップ403で選択した部品に該当する
部品(「選択した部品である」または「選択した部品種
類に属する部品である」という条件を満たす部品)をリ
ストアップする(ステップ404)。
【0073】また、決定部品保存メモリ139を参照
し、決定部品保存メモリ139に存在する部品(部品
名)についてはステップ404のリストアップの対象か
らはずす(削除する)(ステップ405)。
【0074】この時点でリストアップされた部品が残っ
ているかどうか(ステップ405までのリストアップ処
理で部品が見つかったか否か)を判定する(ステップ4
06)。
【0075】ステップ406で「リストアップされた部
品が残っている(見つかった)」と判定した場合には、
当該部品の部品名を作業用メモリ137に格納(保存)
し(ステップ407)、その後、方針考慮手段133に
通知を行う(ステップ408)。
【0076】一方、ステップ406で「リストアップさ
れた部品が存在しない」と判定した場合には、決定部品
保存メモリ139を参照し、ステップ404でリストア
ップされた部品を決定部品保存メモリ139から探索し
(ステップ409)、ステップ404でリストアップさ
れた部品が決定部品保存メモリ139に存在するかどう
か(既に決定部品となっているか否か)を判定する(ス
テップ410)。
【0077】ステップ410で「当該部品が決定部品保
存メモリ139に存在する」と判定した場合には、ステ
ップ401の処理に戻り、上記と同様な処理を続ける。
【0078】一方、ステップ410で「当該部品が決定
部品保存メモリ139に存在しない」と判定した場合に
は、計算機システム109の管理者が希望する計算機構
成で必要とする部品が不足していることになるので、異
常終了する(ステップ411)。
【0079】ステップ408の通知を受けた方針考慮手
段133は、以下に示すような処理を行う(図5参
照)。
【0080】まず、前段(部品選択手段132)が情報
を格納した作業用メモリ137を参照し、以降の処理で
対象となる部品種類を決定する(作業用メモリ137に
格納された部品の種類を処理対象の部品種類として認識
する)(ステップ501)。
【0081】次に、構成部品選択方針データベース10
6を参照し、ステップ501で決定した部品種類に対す
る方針を検索し(ステップ502)、当該方針を検出で
きたか否か(当該方針が見つかったかどうか)を判定す
る(ステップ503)。
【0082】ステップ503で「当該方針が見つかっ
た」と判定した場合には、当該方針に従う部品のみを作
業用メモリ137に残し、従わない部品を作業用メモリ
137から削除する(ステップ504)。
【0083】なお、ステップ503で「当該方針が見つ
からなかった」と判定した場合には、ステップ504の
処理をスキップする。
【0084】次に、作業用メモリ137から適当な部品
を選択し(選択の基準は任意である)(ステップ50
5)、その部品(部品名)を決定部品保存メモリ139
に追加し(ステップ506)、さらに、その部品を作業
用メモリ138に保存(格納)し(ステップ507)、
その後、依存部品抽出手段134に通知を行う(ステッ
プ508)。
【0085】ステップ508の通知を受けた依存部品抽
出手段134は、以下に示すような処理を行う(図6参
照)。
【0086】まず、構成部品間依存ルールデータベース
105を参照し、作業用メモリ138に保存されている
部品に依存する部品(依存部品)を検索し(ステップ6
01)、依存部品が存在するか否か(依存部品が見つか
ったかどうか)を判定する(ステップ602)。
【0087】ステップ602で「依存部品が存在しな
い」と判定した場合には、部品選択手段132に通知を
行う(ステップ604)。
【0088】一方、ステップ602で「依存部品が存在
する」と判定した場合には、その依存部品を必要部品作
業用メモリ136に追加し(ステップ603)、その
後、部品選択手段132に通知を行う(ステップ60
4)。
【0089】ステップ604の通知を受けた部品選択手
段132は、上述の図4に示す処理を行う。
【0090】以上のように、部品選択手段132,方針
考慮手段133,および依存部品抽出手段134の処理
が繰り返し実行されることにより、必要部品作業用メモ
リ136が空になると、ステップ401で「必要部品作
業用メモリ136が空である」と判定されることにな
り、ステップ402で構成変更通知手段135に通知が
行われる。
【0091】ステップ402の通知を受けた構成変更通
知手段135は、以下に示すような処理を行う(図7参
照)。
【0092】まず、決定部品保存メモリ139を参照
し、決定部品保存メモリ139に保存されている部品を
構成部品とする計算機を構成するように構成変更装置1
08に要求する(決定部品保存メモリ139内の構成部
品を示す計算機構成決定情報によって構成変更要求を行
う)(ステップ701)。
【0093】その上で、ステップ701で要求した構成
変更(構成変更装置108による計算機システム109
の構成変更)が成功したか否かを判定する(ステップ7
02)。
【0094】ステップ702で「構成変更が失敗した」
と判定した場合には、異常終了する(ステップ70
5)。
【0095】一方、ステップ702で「構成変更が成功
した」と判定した場合には、その構成変更で新たに構成
された計算機を構成する部品の情報(決定部品保存メモ
リ139内の部品名)を、計算機システム構成情報デー
タベース104の「計算機の部品として使用されている
部品」の行(図9の行903参照)における部品名の一
覧に格納(追加)する(ステップ703)。
【0096】また、当該計算機を構成する部品の情報
(決定部品保存メモリ139内の部品名)を、計算機シ
ステム構成情報データベース104の「計算機の部品と
して使用されていない部品」の行(図9の行904参
照)における部品名の一覧から削除する(ステップ70
4)。
【0097】このように、構成管理装置101は、構成
決定手段103により計算機の構成を決定し、構成変更
装置108に決定した情報(計算機構成決定情報)を伝
える(構成変更要求を行う)。そして、構成変更装置1
08は、その計算機構成決定情報に従って、実際に計算
機システム109の構成を変更する(所望の計算機を構
成する)。
【0098】第2に、図8〜図12に示す計算機システ
ム109,計算機システム構成情報データベース10
4,構成部品間依存ルールデータベース105,構成部
品選択方針データベース106,構成部品属性データベ
ース107の具体例を参照し、構成決定手段103の具
体的な動作を詳細に説明する。
【0099】ここでは、図8に示す計算機システム10
9および図9〜図12に示すような内容のデータベース
群が存在することを前提として、構成変更手段102が
構成決定手段103に「外部記憶装置851」を示す情
報(構成管理装置101に対する構成変更指示によって
示される情報)を与えた場合の具体的な動作を考える。
なお、この情報が意味するところは、「少なくとも外部
記憶装置851を含んだ計算機の構成を決定せよ」とい
うことである。
【0100】構成決定手段103内の必要部品選択手段
131は、以下に示すような処理を行う(図3参照)。
【0101】まず、前段(構成変更手段102)より得
た(受け取った)情報である「外部記憶装置851」を
必要部品作業用メモリ136に書き込む(ステップ30
1)。
【0102】次に、図9の計算機システム構成情報デー
タベース104中の行901を参照することにより、
「不足している部品は、CPUボード*、メモリボード
*、入出力制御装置*である」ということを認識し、こ
れらの部品をリストアップする(ステップ302)。
【0103】そして、これらの部品の種類を示す情報
(CPUボード*,メモリボード*,および入出力制御
装置*)を必要部品作業用メモリ136に追加し(ステ
ップ303)、部品選択手段132に通知を行う(ステ
ップ304)。
【0104】ここで、ステップ304における通知の直
前の必要部品作業用メモリ136は、「外部記憶装置8
51,CPUボード*,メモリボード*,入出力制御装
置*」という情報を保持している。
【0105】通知を受けた部品選択手段132は、以下
に示すような処理を行う(図4参照)。
【0106】まず、必要部品作業用メモリ136を参照
して「必要部品作業用メモリ136が空でないこと」を
判別し(ステップ401)、必要部品作業用メモリ13
6から1つの部品(部品種類を含む)を選択し削除する
(ステップ403)。
【0107】この選択処理で部品が順次選択され、必要
部品作業用メモリ136が空となるまで、部品選択手段
132,方針考慮手段133,および依存部品抽出手段
134による処理が繰り返されるが、本例では、以下の
A〜Eに示す5つの処理段階が繰り返される。
【0108】A.第1の処理段階
【0109】部品選択手段132は、まず、構成変更指
示で具体的に指定されている「外部記憶装置851」を
必要部品作業用メモリ136から選択して削除するもの
とする。
【0110】そして、部品選択手段132は、引き続
き、以下に示すような処理を行う(図4参照)。
【0111】まず、図9の計算機システム構成情報デー
タベース104中の行904を参照し、「計算機の部品
として使用されていない部品」の部品名の一覧から、ス
テップ403で選択した部品(ここでは、「外部記憶装
置851」)に該当する部品(条件を満たす部品)をリ
ストアップする(ステップ404)。この場合には、図
9の行904に「外部記憶装置851」が存在するの
で、この部品をリストアップの対象とする。
【0112】また、決定部品保存メモリ139を参照し
(ステップ405)、決定部品保存メモリ139は空の
状態であって「外部記憶装置851」が存在しないこと
を確認し、「外部記憶装置851」をリストアップの対
象から削除することはしない(「外部記憶装置851」
をリストアップの対象とする)。
【0113】この時点でリストアップされた部品が残っ
ているかどうかを判別すると(ステップ406)、「外
部記憶装置851」が見つかるので、ここでは、「外部
記憶装置851」を作業用メモリ137に保存し(ステ
ップ407)、その後、方針考慮手段133に通知を行
う(ステップ408)。
【0114】ステップ408の通知を受けた方針考慮手
段133は、以下に示すような処理を行う(図5参
照)。
【0115】まず、部品選択手段132が「外部記憶装
置851」を格納した作業用メモリ137を参照し、以
降の処理で対象となる部品種類を「外部記憶装置*」に
決定する(ステップ501)。
【0116】次に、図11の構成部品選択方針データベ
ース106を参照し、ステップ501で決定した部品種
類である「外部記憶装置*」に対する方針を検索し(ス
テップ502)、当該方針が存在するか否かを判定する
(ステップ503)。
【0117】図11の行1102を参照すると、「外部
記憶装置*」に対する方針が存在し、その内容は「容量
の大きさ優先」ということがわかる。ここでは、作業用
メモリ137に「外部記憶装置851」が保存されてい
るので、「容量の大きさ優先」という方針で部品を選択
した場合に、条件を満たす部品は「外部記憶装置85
1」のみなので、この「外部記憶装置851」という情
報を作業用メモリ137に残したままとする(ステップ
504)。
【0118】次に、ステップ505の選択処理で、作業
用メモリ137から「外部記憶装置851」を選択し、
その「外部記憶装置851」を決定部品保存メモリ13
9に追加し(ステップ506)、また、その「外部記憶
装置851」を作業用メモリ138に格納し(ステップ
507)、その後に、依存部品抽出手段134に通知を
行う(ステップ508)。
【0119】ステップ508の通知を受けた依存部品抽
出手段134は、以下に示すような処理を行う(図6参
照)。
【0120】まず、図10の構成部品間依存ルールデー
タベース105を参照して、作業用メモリ138に保存
されている部品である「外部記憶装置851」に依存す
る部品を検索する(ステップ601)。ここでは、図1
0の行1001を参照し、「入出力制御装置841」を
「外部記憶装置851」の依存部品として抽出する。
【0121】したがって、ステップ602で「依存部品
が存在する」と判定した上で、当該依存部品(「入出力
制御装置841」)を必要部品作業用メモリ136に追
加し(ステップ603)、部品選択手段132に通知を
行う(ステップ604)。
【0122】この時点で、必要部品作業用メモリ136
の内容は、「CPUボード*,メモリボード*,入出力
制御装置*,入出力制御装置841」になる。
【0123】B.第2の処理段階
【0124】以上のような第1の処理段階で部品選択手
段132,方針考慮手段133,および依存部品抽出手
段134の処理が実行された後にも、必要部品作業用メ
モリ136は空になっていないので、部品選択手段13
2は、図4のステップ403の処理で、「CPUボード
*」を必要部品作業用メモリ136から選択して削除す
るものとする。
【0125】そして、部品選択手段132は、引き続
き、「CPUボード811」,「CPUボード81
2」,および「CPUボード813」をリストアップし
(ステップ404)、決定部品保存メモリ139にそれ
らが存在しないことを確認した上で(ステップ405お
よびステップ406)、それらを作業用メモリ137に
書き込む(ステップ407)。
【0126】また、方針考慮手段133は、図11の構
成部品選択方針データベース106を参照してCPUボ
ードに関する選択方針が存在しないことを確認し(ステ
ップ502およびステップ503)、「CPUボード8
11」,「CPUボード812」,および「CPUボー
ド813」の中から適当に「CPUボード811」を選
択し(ステップ505)、その「CPUボード811」
を決定部品保存メモリ139に追加し(ステップ50
6)、また、その「CPUボード811」を作業用メモ
リ138に書き込む(ステップ507)。
【0127】さらに、依存部品抽出手段134は、作業
用メモリ138内の部品(「CPUボード811」)の
依存部品が存在しないことを確認し(ステップ601お
よびステップ602)、追加格納処理を行わない(何も
せずに部品選択手段132に通知する)。
【0128】この時点で、必要部品作業用メモリ136
の内容は「メモリボード*,入出力制御装置*,入出力
制御装置841」となり、決定部品保存メモリ139の
内容は「外部記憶装置851,CPUボード811」と
なる。
【0129】C.第3の処理段階
【0130】以上のような第2の処理段階で部品選択手
段132,方針考慮手段133,および依存部品抽出手
段134の処理が実行された後にも、必要部品作業用メ
モリ136は空になっていないので、部品選択手段13
2は、図4のステップ403の処理で、「メモリボード
*」を必要部品作業用メモリ136から選択して削除す
るものとする。
【0131】そして、部品選択手段132は、「メモリ
ボード821」および「メモリボード822」をリスト
アップし(ステップ404)、決定部品保存メモリ13
9にそれらが存在しないことを確認した上で(ステップ
405およびステップ406)、それらを作業用メモリ
137に書き込む(ステップ407)。
【0132】また、方針考慮手段133は、図11の構
成部品選択方針データベース106を参照してメモリボ
ードに関する選択方針(行1101中の「メモリ性能優
先」という方針)が存在することを確認し(ステップ5
02およびステップ503)、図12の構成部品属性デ
ータベース107を参照してメモリ性能(速さ)が一番
大きいメモリボード(行1211および行1212参
照)である「メモリボード822」を選択し(ステップ
504およびステップ505)、その「メモリボード8
22」を決定部品保存メモリ139に追加し(ステップ
506)、また、その「メモリボード822」を作業用
メモリ138に書き込む(ステップ507)。
【0133】さらに、依存部品抽出手段134は、作業
用メモリ138内の部品(「メモリボード822」)の
依存部品が存在しないことを確認し(ステップ601お
よびステップ602)、追加格納処理を行わない(何も
せずに部品選択手段132に通知する)。
【0134】この時点で、必要部品作業用メモリ136
の内容は、「入出力制御装置*,入出力制御装置84
1」となり、決定部品保存メモリ139の内容は「外部
記憶装置851,CPUボード811,メモリボード8
22」となる。
【0135】D.第4の処理段階
【0136】以上のような第3の処理段階で部品選択手
段132,方針考慮手段133,および依存部品抽出手
段134の処理が実行された後にも、必要部品作業用メ
モリ136は空になっていないので、部品選択手段13
2は、図4のステップ403の処理で、「入出力制御装
置*」を必要部品作業用メモリ136から選択して削除
するものとする。
【0137】そして、部品選択手段132は、「入出力
制御装置841」,「入出力制御装置842」,「入出
力制御装置843」,「入出力制御装置844」,およ
び「入出力制御装置845」をリストアップし(ステッ
プ404)、決定部品保存メモリ139にそれらが存在
しないことを確認した上で(ステップ405およびステ
ップ406)、それらを作業用メモリ137に書き込む
(ステップ407)。
【0138】また、方針考慮手段133は、図11の構
成部品選択方針データベース106を参照して入出力制
御装置に関する選択方針が存在しないことを確認し(ス
テップ502およびステップ503)、「入出力制御装
置841」,「入出力制御装置842」,「入出力制御
装置843」,「入出力制御装置844」,および「入
出力制御装置845」の中から適当に「入出力制御装置
841」を選択し(ステップ505)、その「入出力制
御装置841」を決定部品保存メモリ139に追加し
(ステップ506)、また、その「入出力制御装置84
1」を作業用メモリ138に書き込む(ステップ50
7)。
【0139】さらに、依存部品抽出手段134は、図1
0の構成部品間依存ルールデータベース105を参照し
て作業用メモリ138内の部品(「入出力制御装置84
1」)の依存部品が「外部記憶装置851」であるとい
うことを確認し(ステップ601およびステップ60
2)、その「外部記憶装置851」を必要部品作業用メ
モリ136に追加(格納)する(ステップ603)。
【0140】この時点で、必要部品作業用メモリ136
の内容は「入出力制御装置841,外部記憶装置85
1」となり、決定部品保存メモリ139の内容は「外部
記憶装置851,CPUボード811,メモリボード8
22,入出力制御装置841」となる。
【0141】E.第5の処理段階
【0142】以上のような第4の処理段階で部品選択手
段132,方針考慮手段133,および依存部品抽出手
段134の処理が実行された後にも、必要部品作業用メ
モリ136は空になっていない。
【0143】そこで、部品選択手段132は、図4のス
テップ403の処理で、必要部品作業用メモリ136か
ら「入出力制御装置841」を選択して削除するが、既
にこの部品は決定部品保存メモリ139に存在するので
(ステップ409およびステップ410)、ステップ4
01の判定に制御を戻す。
【0144】この時点でも、必要部品作業用メモリ13
6は空になっていないので、部品選択手段132は、
「必要部品作業用メモリ136からの次の部品の選択・
削除」を行う。
【0145】すなわち、ステップ403の処理で、必要
部品作業用メモリ136から「外部記憶装置851」を
選択して削除するが、既にこの部品は決定部品保存メモ
リ139に存在するので(ステップ409およびステッ
プ410)、ステップ401の判定に制御を戻す。
【0146】この時点で、必要部品作業用メモリ136
は空となる。
【0147】部品選択手段132は、必要部品作業用メ
モリ136が空となったので、ステップ401の判定に
基づき、構成変更通知手段135に通知を行う(ステッ
プ402)。
【0148】これによって、上述のA〜Eの処理段階の
繰り返しは終了する。なお、この時点での決定部品保存
メモリ139の内容は「外部記憶装置851,CPUボ
ード811,メモリボード822,入出力制御装置84
1」となっている。
【0149】ステップ402の通知を受けた構成変更通
知手段135は、以下に示すような処理を行う(図7参
照)。
【0150】まず、決定部品保存メモリ139を参照
し、構成変更装置108に対して、「外部記憶装置85
1,CPUボード811,メモリボード822,入出力
制御装置841」という部品構成を持つ計算機を構成す
るように構成変更要求を行う(ステップ701)。構成
変更装置108は、この構成変更要求に基づき、当該部
品構成を持つ計算機を、計算機システム109中に構成
する。
【0151】また、構成変更通知手段135は、構成変
更装置108による構成変更の成功を確認した上で(ス
テップ702)、図9の計算機システム構成情報データ
ベース104中の「計算機の部品として使用されている
部品」の行(行903)に「外部記憶装置851,CP
Uボード811,メモリボード822,入出力制御装置
841」という部品情報を格納する(ステップ70
3)。
【0152】さらに、図9の計算機システム構成情報デ
ータベース104中の「計算機の部品として使用されて
いない部品」の行(行904)の「部品名」の情報を
「CPUボード812,CPUボード813,メモリボ
ード821,入出力制御装置842,入出力制御装置8
43,入出力制御装置844,入出力制御装置845,
外部記憶装置852,外部記憶装置853,外部記憶装
置854,外部記憶装置855」に更新する(ステップ
704)。
【0153】(2) 第2の実施の形態
【0154】図13は、本発明の第2の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0155】図13を参照すると、本実施の形態に係る
計算機システム構成自動変更方式は、本実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式を実現するための装
置である構成管理装置1301と、計算機システム13
09の構成変更を制御することが可能な構成変更装置1
308と、構成変更対象の計算機システム1309とを
含んで構成されている。
【0156】構成管理装置1301は、構成変更手段1
302と、構成決定手段1303と、計算機システム構
成情報データベース1304と、構成部品間依存ルール
データベース1305と、構成部品選択方針データベー
ス1306と、構成部品属性データベース1307と、
構成変更指示手段1310と、計算機構成情報データベ
ース1311とを含んで構成されている。
【0157】なお、第2の実施の形態における符号13
01〜1309の構成要素は、第1の実施の形態におけ
る符号101〜109の構成要素と対応しており、当該
構成要素と同様のものである。すなわち、この第2の実
施の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図
1に示す第1の実施の形態に係る計算機システム構成自
動変更方式に、構成変更指示手段1310と計算機構成
情報データベース1311とを追加したものである。
【0158】構成変更指示手段1310は、例えばスケ
ジューラによって実現され、あらかじめ設定されている
スケジュール情報に基づき、計算機システム1309に
おいて所望のタイミングで所望の計算機を構成するよう
に、構成変更手段1302に通知(指示)を行う機能を
有する。
【0159】計算機構成情報データベース1311は、
希望する計算機の構成に関する情報が格納されているデ
ータベースであり、第1の実施の形態における構成変更
指示者からの構成変更指示と同様の内容の情報(構成情
報)をあらかじめ保存している。
【0160】本実施の形態における構成変更手段130
2は、構成変更指示手段1310からの指示に基づき、
その指示で指定された計算機に対する構成情報を計算機
構成情報データベース1311から読み取り、構成決定
手段1303に当該構成情報を通知する機能を有する。
【0161】なお、構成決定手段1303は、図2に示
す構成と同様の構成を有しており、第1の実施の形態に
おける構成決定手段103と同様の機能を有している。
【0162】図14は、図13中の計算機構成情報デー
タベース1311の内容の具体例(図8の計算機システ
ム109の構成と同一の構成を持つ計算機システム13
09に対応する例)を示す図である。この計算機構成情
報データベース1311の各行(図14では説明の簡易
化のために1つの行しか存在しないが、一般的には複数
の行が存在する)には、「計算機ID(IDentif
ication)」および「部品名/部品種類名」の情
報が存在する。
【0163】例えば、行1401の構成情報は、「少な
くともCPUボードが2枚と外部記憶装置851とが構
成部品として使用されている計算機(「01」という計
算機IDを有する計算機)を希望する」ということを示
している。
【0164】なお、本実施の形態における計算機構成情
報データベース1311においても、後述する第3の実
施の形態における計算機構成情報データベース1511
(図19参照)のように、各行に「構成済みフラグ」の
情報を設けてもよい。
【0165】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係る計算機システム構成自動変更方式の動作につい
て説明する。
【0166】構成管理装置1301内の構成変更指示手
段1310は、計算機システム1309に構成されるべ
き各計算機について、その計算機IDと構成タイミング
(時期)とを有するスケジュール情報を管理している。
【0167】構成変更指示手段1310は、ある計算機
の構成時に、自己が保持しているスケジュール情報に基
づき、当該計算機の計算機IDを持つ指示(その計算機
の構成を希望する指示)を構成変更手段1302に対し
て行う。
【0168】構成変更手段1302は、その指示に基づ
き、その指示で指定された計算機IDで特定される計算
機の構成情報を計算機構成情報データベース1311か
ら読み取り、第1の実施の形態における構成変更指示者
からの構成変更指示の通知と同様に、構成決定手段13
03に当該構成情報を通知する。
【0169】例えば、構成変更指示手段1310が「0
1」という計算機IDを指定して構成変更手段1302
に上記の指示を行った場合には、構成変更手段1302
は図14の計算機構成情報データベース1311中の行
1401の構成情報を読み取り、当該構成情報を構成決
定手段1303に通知する。
【0170】構成決定手段1303は、この構成情報に
基づき(その構成情報を第1の実施の形態における構成
変更指示と同様に扱って)、第1の実施の形態における
構成決定手段103と同様の処理を行う(構成変更装置
1308の処理も第1の実施の形態における構成変更装
置108の処理と同様である)。
【0171】なお、計算機システム1309の管理者等
は、各計算機の構成タイミングを変更しようとする場合
には、スケジュール情報の更新情報を構成変更指示手段
1310に動的に与えることによって、そのような変更
(新たな構成変更の指示)を実現することができる。
【0172】(3) 第3の実施の形態
【0173】図15は、本発明の第3の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0174】図15を参照すると、本実施の形態に係る
計算機システム構成自動変更方式は、本実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式を実現するための装
置である構成管理装置1501と、計算機システム15
09の構成変更を制御することが可能な構成変更装置1
508と、構成変更対象の計算機システム1509とを
含んで構成されている。
【0175】構成管理装置1501は、構成変更手段1
502と、構成決定手段1503と、計算機システム構
成情報データベース1504と、構成部品間依存ルール
データベース1505と、構成部品選択方針データベー
ス1506と、構成部品属性データベース1507と、
計算機構成情報データベース1511と、障害検出手段
1512とを含んで構成されている。
【0176】なお、第3の実施の形態における符号15
01〜1509の構成要素は、第1の実施の形態におけ
る符号101〜109の構成要素と対応しており、当該
構成要素と同様のものである。すなわち、この第3の実
施の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図
1に示す第1の実施の形態に係る計算機システム構成自
動変更方式に、計算機構成情報データベース1511と
障害検出手段1512とを追加したものである。
【0177】計算機構成情報データベース1511は、
希望する計算機の構成に関する情報が格納されているデ
ータベースであり、構成変更指示者からの構成変更指示
(第1の実施の形態における構成変更指示と同様の構成
変更指示)の内容を示す構成情報を保存している。
【0178】障害検出手段1512は、計算機システム
1509を監視して障害の発生を検出し、故障部品(故
障が生じた部品)を判別し、故障部品を示す情報を削除
するように計算機システム構成情報データベース150
4の内容を変更した上で、必要な場合(障害発生時に故
障部品が計算機の部品として使用されていた場合)には
障害発生に起因する計算機システム1509の構成変更
の指示を構成変更手段1502に通知する機能を有す
る。
【0179】本実施の形態における構成変更手段150
2は、構成変更指示者からの各構成変更指示の内容を示
す構成情報を当該各構成変更指示を受ける毎に計算機構
成情報データベース1511に格納した上で当該各構成
変更指示を構成決定手段1503に通知し、障害検出手
段1512からの指示に基づいて計算機システム構成情
報データベース1504の初期化を行った上で計算機構
成情報データベース1311から各構成情報を読み取り
構成決定手段1503に当該構成情報を通知する機能を
有する。
【0180】図16は、障害検出手段1512の処理を
示す流れ図である。この処理は、計算機システム障害発
生判定ステップ1601と、故障部品判別ステップ16
02と、故障部品情報削除ステップ1603と、故障部
品計算機使用判定ステップ1604と、構成変更手段通
知ステップ1605とからなる。
【0181】図17は、計算機構成情報データベース1
511および障害検出手段1512の存在を前提とする
構成変更手段1502の処理を示す流れ図である。この
処理は、計算機システム構成情報データベース初期化ス
テップ1701と、計算機構成情報データベース内構成
情報取得ステップ1702と、構成決定手段通知ステッ
プ1703とからなる。
【0182】図18は、図15中の計算機システム構成
情報データベース1504の内容の具体例(図8の計算
機システム109の構成と同一の構成を持つ計算機シス
テム1509に対応する例)を示す図である。この計算
機システム構成情報データベース1504の内容は、図
9の計算機システム構成情報データベース104の内容
と同様のものであるが、「計算機の部品として使用され
ている部品」の行(行1803)に情報が格納されてい
る場合(計算機システム1509に既に計算機が構成さ
れている場合)の内容を示すものである。
【0183】図19は、図15中の計算機構成情報デー
タベース1511の内容の具体例(図8の計算機システ
ム109の構成と同一の構成を持つ計算機システム15
09に対応する例)を示す図である。この計算機構成情
報データベース1511の各行には、「計算機ID」,
「部品名/部品種類名」,および「構成済みフラグ」の
情報が存在する。
【0184】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係る計算機システム構成自動変更方式の動作につい
て説明する。
【0185】第1に、構成変更指示者からの構成変更指
示があった場合の動作について説明する。
【0186】構成変更手段1502は、構成変更指示者
から各計算機についての構成変更指示を受ける毎に、当
該構成変更指示の内容を示す構成情報を計算機構成情報
データベース1511の各行中の「部品名/部品種類
名」の欄に格納し、その構成情報に対応する計算機の計
算機IDを当該各行中の「計算機ID」の欄に格納す
る。
【0187】その上で、構成変更手段1502は、第1
の実施の形態における構成変更手段102と同様に、当
該構成変更指示を構成決定手段1503に伝える。
【0188】構成決定手段1503は、当該構成変更指
示に基づいて、第1の実施の形態における構成決定手段
103の動作と同様の動作を行う(構成変更装置150
8も、構成決定手段1503からの構成変更要求に基づ
き、第1の実施の形態における構成変更装置108の動
作と同様の動作を行う)。
【0189】また、構成変更手段1502は、構成変更
装置1508による計算機の構成が成功した場合に、計
算機構成情報データベース1511の当該計算機に対す
る「構成済みフラグ」に構成済みを示す情報(オン)を
設定する。
【0190】第2に、計算機システム1509において
障害が発生した場合の動作について説明する。
【0191】なお、ここでは、図18の計算機システム
構成情報データベース1504や図19の計算機構成情
報データベース1511を使用して、具体的な動作を説
明する。また、計算機システム1509は、図8の計算
機システム109の構成と同様の構成を有しているもの
とする。さらに、構成部品間依存ルールデータベース1
505,構成部品選択方針データベース1506,およ
び構成部品属性データベース1507は、図10〜図1
2(第1の実施の形態で各データベースの具体例として
使用した内容を示す図)の各データベースと同様の内容
を有しているものとする。
【0192】現在、計算機システム1509において
は、図18の計算機システム構成情報データベース15
04中の行1803に示すように、CPUボード81
1,CPUボード812,メモリボード821,入出力
制御装置841,および外部記憶装置851によって構
成される計算機(計算機IDが「01」の計算機)のみ
が使用されているものとする。そして、この状態で、C
PUボード812が故障した場合を考える。
【0193】この場合に、障害検出手段1512は、以
下に示すような処理を行う(図16参照)。
【0194】まず、常に計算機システム1509を監視
しており、計算機システム1509において障害が発生
していないかどうか(故障の検出の有無)を判定する
(ステップ1601)。
【0195】ステップ1601で「障害が発生してい
る」と判定した場合には、どの部品が故障したかを判別
する(故障部品の判別を行う)(ステップ1602)。
【0196】故障した部品は計算機の構成部品として使
用できなくなるので、ステップ1602で検出した故障
部品の情報を計算機システム構成情報データベース15
04から削除する(ステップ1603)。
【0197】本例の場合には、CPUボード812が故
障した場合であり、図18中の行1802および行18
03に「CPUボード812」という情報があるので、
それらを削除する。
【0198】次に、故障部品が計算機の部品として使用
されていたか否かを判定する(ステップ1604)。本
例の場合、具体的には、図18の計算機システム構成情
報データベース1504中の行1803(「計算機の部
品として使用されている部品」の行)に、ステップ16
03の削除前に、故障部品の情報が存在していたか否か
を判別する。
【0199】ステップ1604で「故障部品が計算機の
部品として使用されていなかった」と判定した場合に
は、ステップ1601の判定(障害検出手段1512の
処理のフローチャートの先頭)に戻り、再び計算機シス
テム1509の監視を始める。
【0200】一方、ステップ1604で「故障部品が計
算機の部品として使用されていた」と判定した場合に
は、構成変更手段1502に通知(障害に起因する計算
機システム1509の構成変更の指示)を行い(ステッ
プ1605)、その後、ステップ1601の判定に戻っ
て再び計算機システム1509の監視を始める。
【0201】本例の場合、具体的には、図18の行18
03に故障部品である「CPUボード812」が存在し
ていたので、その故障部品が計算機の部品として使用さ
れていたということがわかり、構成変更手段1502に
計算機システム1509の構成変更を指示するための通
知を行い、その後、再び計算機システム1509の監視
を始める。
【0202】ステップ1605の通知を受けた構成変更
手段1502は、以下に示すような処理を行う(図17
参照)。
【0203】最初に、計算機システム構成情報データベ
ース1504の初期化を行う(ステップ1701)。
【0204】ここで、「計算機システム構成情報データ
ベース1504の初期化」とは、計算機の部品として使
用されている部品がないことを示すように計算機システ
ム構成情報データベース1504の情報を設定すること
をいう。例えば、図18の計算機システム構成情報デー
タベース1504を例にとると、「行1803(「計算
機の部品として使用されている部品」の行)の部品情報
を全て削除することにより計算機として使用されている
部品はないことを示すようにし、行1802(「計算機
システムが有する部品」の行)の部品情報を全て行18
04(「計算機の部品として使用されていない部品」の
行)にコピーすることで全ての部品が計算機の部品とし
て使用されていないことを示すようにすること」をい
う。ただし、上述のように、障害検出手段1512によ
って故障部品である「CPUボード812」の情報は削
除されているので、その部品(故障部品)の情報は行1
802にも行1804にも存在していない。
【0205】このようなステップ1701の初期化処理
が終わった後に、計算機構成情報データベース1511
中の「構成済みフラグ」に構成済みを示す情報(オン)
が設定されている構成情報(ここでは、図19中の行1
901の構成情報)を取得する(ステップ1702)。
【0206】なお、図19中の行1901に示す構成情
報の意味は、図14中の行1401と同様に、「少なく
ともCPUボードが2枚と外部記憶装置851とが構成
部品として使用されている計算機を希望する」という内
容を示している。
【0207】最後に、当該構成情報を構成決定手段15
03に通知する(ステップ1703)。
【0208】構成決定手段1503は、この構成情報に
基づいて、構成変更指示者からの構成変更指示があった
場合の動作(すなわち、第1の実施の形態における構成
決定手段103の動作)と同様に、当該構成情報に対応
する計算機の構成(最終的な構成内容を示す計算機構成
決定情報)を求め、その計算機構成決定情報を構成変更
装置1508に通知する。なお,構成情報が複数存在す
る場合には、各構成情報に基づいて各計算機を構成し、
当該各計算機に対する各計算機構成決定情報を構成変更
装置1508に通知する。
【0209】本例では、構成決定手段1503は、構成
変更手段1502から得た構成情報から、「CPUボー
ド811,CPUボード813,メモリボード821,
入出力制御装置841,および外部記憶装置851」と
いう計算機の構成(故障部品であるCPUボード812
は当然に使用されていない)を決定し、当該構成を示す
計算機構成決定情報を構成変更装置1508に通知す
る。
【0210】構成変更装置1508は、構成決定手段1
503から得た計算機構成決定情報を基に計算機システ
ム1509の構成変更を行う。
【0211】なお、構成に失敗した計算機が存在する場
合には、計算機構成情報データベース1511中の当該
計算機に対する「構成済みフラグ」は構成済みでないこ
とを示す情報(オフ)に更新される。
【0212】上記のように、本実施の形態を採用する
と、計算機構成情報データベース1511と障害検出手
段1512とを組み合わせ、図19の行1901の構成
情報に示すように、計算機の構成を具体的な部品名で指
定するのではなく部品種類名で指定することにより、上
記の例のように、部品種類で構成を指定した部品に故障
が発生したとしても自動的に故障部品を取り除き、動作
可能な他の部品(同一の部品種類に属する他の部品)を
使用して自動的に計算機を再構成することができるよう
になる。
【0213】しかも、その再構成処理には人間(構成変
更指示者等)の作業を必要としないので、計算機使用不
可能時間を短く抑えることが可能となり、計算機システ
ム1509における計算機の可用性が高まることにな
る。
【0214】(4) 第4の実施の形態
【0215】図20は、本発明の第4の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0216】図20を参照すると、本実施の形態に係る
計算機システム構成自動変更方式は、本実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式を実現するための装
置である構成管理装置2001と、計算機システム20
09の構成変更を制御することが可能な構成変更装置2
008と、構成変更対象の計算機システム2009とを
含んで構成されている。
【0217】構成管理装置2001は、構成変更手段2
002と、構成決定手段2003と、計算機システム構
成情報データベース2004と、構成部品間依存ルール
データベース2005と、構成部品選択方針データベー
ス2006と、構成部品属性データベース2007と、
構成変更指示手段2010と、計算機構成情報データベ
ース2011と、障害検出手段2012とを含んで構成
されている。
【0218】なお、第4の実施の形態における符号20
01〜2009の構成要素は、第1の実施の形態におけ
る符号101〜109の構成要素と対応しており、当該
構成要素と同様のものである。また、構成変更指示手段
2010は、第2の実施の形態における構成変更指示手
段1310と同様のものである。さらに、計算機構成情
報データベース2011および障害検出手段2012
は、第4の実施の形態における計算機構成情報データベ
ース1511および障害検出手段1512と同様のもの
である。ただし、計算機構成情報データベース2011
には、第2の実施の形態における計算機構成情報データ
ベース1311のように、あらかじめ1以上の構成情報
が設定されている。
【0219】本実施の形態に係る計算機システム構成自
動変更方式の動作は、構成変更指示手段2010の指示
による計算機システム2009の構成変更時の動作は第
2の実施の形態における動作と同様であり、障害検出手
段2012の指示による計算機システム2009の構成
変更時の動作は第3の実施の形態における動作と同様で
ある。ただし、構成変更指示手段2010の指示による
計算機システム2009の構成変更時に計算機の構成が
成功した場合には、第3の実施の形態における構成変更
指示者からの構成変更指示に基づく計算機システム15
09の構成変更時の場合と同様に、計算機構成情報デー
タベース2011中の当該計算機に対応する構成情報中
の「構成済みフラグ」に構成済みを示す情報(オン)の
設定が行われる。
【0220】(5) 第2,第3,および第4の実施の
形態の変形(拡張)形態
【0221】上記の第2の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式では、計算機構成情報データベー
ス1311中の構成情報は、「計算機ID」および「部
品名/部品種類名」(より一般的にはこれらに該当する
情報)を有している(図14参照)。また、第3および
第4の実施の形態に係る計算機システム構成自動変更方
式では、計算機構成情報データベース1511/201
1中の構成情報は、「計算機ID」,「部品名/部品種
類名」,および「構成済みフラグ」(より一般的にはこ
れらに該当する情報)を有している(図19参照)。
【0222】また、各構成情報は、原則として、1つの
計算機を構成するための情報であることが前提となって
いた。
【0223】ところで、本発明における構成変更対象の
計算機システムとしては、図8のような計算機システム
に限られず、例えば、C個のCPUボード,M個のメモ
リボード,I個の入出力制御装置,およびS個の外部記
憶装置が存在する計算機システムを考えることができる
(C,M,I,およびSはそれぞれ相当大きな値の整
数)。なお、1つの入出力制御装置には複数の外部記憶
装置が接続可能なので、IとSとが同値であるとは限ら
ない。
【0224】このような計算機システムでは、これらの
構成部品を自由に組み合わせて複数の同一構成の計算機
を構成するこができる。
【0225】このような計算機システムにおける構成変
更に適切に対処するために、上記の第2〜第4の実施の
形態に係る計算機システム構成自動変更方式の変形形態
として、計算機構成情報データベース1311/151
1/2011中の各構成情報に「必要数」という情報
(同一構成の計算機を複数構成する必要がある場合にお
けるその構成数を示す情報)を付加する形態を考えるこ
とができる。
【0226】例えば、図21に示すように、上記の第3
の実施の形態に係る計算機システム構成自動変更方式に
対する変形形態における計算機構成情報データベース1
511中の各行には、「計算機ID」,「部品名/部品
種類名」,および「構成済みフラグ」とともに、「必要
数」という情報が付加される。
【0227】なお、上記以外の構成要素については、当
該変形形態と上述の第2〜第4の実施の形態とは、同一
の構成および動作を有している。
【0228】ここで、例として、上記の第3の実施の形
態に係る計算機システム構成自動変更方式に対する本変
形形態について、具体的な説明を加える。
【0229】図21は、先にも言及したように、「必要
数」が付加された計算機構成情報データベース1511
の具体的な内容を示す図である。すなわち、この計算機
構成情報データベース1511には、図19の計算機構
成情報データベース1511の例と比較すると、「必要
数」という欄が増えている。
【0230】この変形形態における計算機構成情報デー
タベース1511中の各行の構成情報は、「「部品名/
部品種類名」で示される構成の計算機(「計算機ID」
で特定される計算機)を「必要数」で示される数だけ要
求する」ということを意味している。
【0231】図21中の各行を具体的に説明すると、以
下のaおよびbに示すようになる。
【0232】a.行2101の構成情報は、最低でもC
PUボードを2枚有するように構成された計算機を10
00台要求している。
【0233】b.行2102の構成情報は、最低でも外
部記憶装置を2台備えるように構成された計算機を10
台要求している。
【0234】図22は、本変形形態における構成変更手
段1502の処理(計算機構成情報データベース151
1および障害検出手段1512の存在を前提とする構成
変更手段1502の処理)を示す流れ図である。この処
理は、計算機システム構成情報データベース初期化ステ
ップ2201と、計算機構成情報データベース内構成情
報1行取得ステップ2202と、構成情報存在判定ステ
ップ2003と、構成決定手段通知ステップ2004
と、必要数通知終了判定ステップ2005とからなる。
【0235】この変形形態においては、例えば障害検出
手段1512からの通知(障害に起因する計算機システ
ム1509の構成変更の指示)を受けた場合に、構成変
更手段1502は、以下に示すような処理を行う(図2
2参照)。なお、ここでの構成変更対象の計算機システ
ム1509は、先に言及した「C個のCPUボード,M
個のメモリボード,I個の入出力制御装置,およびS個
の外部記憶装置が存在する計算機システム」であるもの
とする。
【0236】最初に、計算機システム構成情報データベ
ース1504の初期化を行う(ステップ2201)。
【0237】本変形形態の場合には、この初期化処理に
よって、計算機システム構成情報データベース1504
中の「計算機システムが有する部品」の行にC個のCP
Uボード,M個のメモリボード,I個の入出力制御装
置,およびS個の外部記憶装置の部品名から故障部品の
部品名が削除された情報が記憶される。また、「計算機
の部品として使用されている部品」の行には何も記憶さ
れず、「計算機の部品として使用されていない部品」の
行には「計算機システムが有する部品」の行の内容と同
じ内容が記憶される。
【0238】次に、「必要数」が付加された計算機構成
情報データベース1511(図21参照)中の構成情報
(「構成済みフラグ」に構成済みを示す情報(オン)が
設定されている構成情報)を1行読み込み(ステップ2
202)、読み込める構成情報が存在(残存)していた
か否かを判別し(ステップ2203)、「構成情報が存
在していなかった」と判定した場合(処理対象の全ての
構成情報についての読み込みが完了している場合)には
処理を終了する。
【0239】ステップ2203で「構成情報が存在して
いた」と判定した場合には、得られた構成情報を構成決
定手段1503に「必要数」分だけ通知し(ステップ2
204およびステップ2205)、構成決定手段150
3を介して構成変更装置1508によって計算機システ
ム1509上に所望の計算機を構成させる。
【0240】このように、本変形形態では、同一の構成
の計算機を複数台構成させるために、計算機構成情報デ
ータベース1511の各構成情報中の「必要数」を確認
してステップ2205で「必要数」分だけ同一の構成情
報を通知したか否かを判定している。これにより、ステ
ップ2204で同じ構成情報を必要数分だけ構成変更手
段1502に通知し、必要数台の計算機を構成すること
が可能になる。
【0241】なお、ステップ2205で「当該構成情報
を「必要数」分だけ通知した」と判定した場合には、そ
の後、ステップ2202の処理に戻り、別な計算機の構
成情報を計算機構成情報データベース1511から読み
込み、上記と同様な処理を続け、所望の計算機の構成を
実現する(以上のような処理を繰り返すことで、複数の
種類の計算機を複数台構成することが可能になる)。
【0242】構成変更対象の計算機システムが非常に大
規模な計算機システムである場合に、数千、数万の計算
機を構成することが可能であることも予想される。その
ような場合に、上記の第2〜第4の実施の形態では、計
算機構成情報データベース1311/1511/201
1において同一構成の全ての計算機の構成についてそれ
ぞれ構成情報が必要となるため、各々の計算機について
構成指示を行う手間は計算機システムの規模の大きさに
比例して非常に大きくなる。
【0243】これに対して、本変形形態では、図21の
例からも分かるように、計算機を構成するために与える
べき情報は非常に少なくなっており、計算機システムの
規模には比例していない。
【0244】つまり、本変形形態を適用することによ
り、計算機の構成指示(計算機システムの構成変更指
示)の手間を小さくすることが可能になる。
【0245】(6) 第5の実施の形態
【0246】図23は、本発明の第5の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0247】図23を参照すると、本発明の第5の実施
の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図1
に示した第1の実施の形態に係る計算機システム構成自
動変更方式に対して、構成管理処理プログラム2300
を備える点が異なっている。
【0248】構成管理処理プログラム2300は、計算
機システム構成情報データベース104,構成部品間依
存ルールデータベース105,構成部品選択方針データ
ベース106,および構成部品属性データベース107
を備える構成管理装置101に読み込まれ、当該構成管
理装置101の動作を構成変更手段102および構成決
定手段103(必要部品選択手段131,部品選択手段
132,方針考慮手段133,依存部品抽出手段13
4,および構成変更通知手段135(図2参照))とし
て制御する。構成管理処理プログラム2300の制御に
よる構成管理装置101の動作(構成変更手段102お
よび構成決定手段103の動作)は、第1の実施の形態
における構成管理装置101の動作(構成変更手段10
2および構成決定手段103の動作)と全く同様になる
ので、その詳しい説明を割愛する。
【0249】(7) 第6の実施の形態
【0250】図24は、本発明の第6の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0251】図24を参照すると、本発明の第6の実施
の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図1
3に示した第2の実施の形態に係る計算機システム構成
自動変更方式に対して、構成管理処理プログラム240
0を備える点が異なっている。
【0252】構成管理処理プログラム2400は、計算
機システム構成情報データベース1304,構成部品間
依存ルールデータベース1305,構成部品選択方針デ
ータベース1306,構成部品属性データベース130
7,および計算機構成情報データベース1311を備え
る構成管理装置1301に読み込まれ、当該構成管理装
置1301の動作を構成変更手段1302,構成決定手
段1303,および構成変更指示手段1310として制
御する。構成管理処理プログラム2400の制御による
構成管理装置1301の動作(構成変更手段1302,
構成決定手段1303,および構成変更指示手段131
0の動作)は、第2の実施の形態における構成管理装置
1301の動作(構成変更手段1302,構成決定手段
1303,および構成変更指示手段1310の動作)と
全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0253】(8) 第7の実施の形態
【0254】図25は、本発明の第7の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0255】図25を参照すると、本発明の第7の実施
の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図1
5に示した第3の実施の形態に係る計算機システム構成
自動変更方式に対して、構成管理処理プログラム250
0を備える点が異なっている。
【0256】構成管理処理プログラム2500は、計算
機システム構成情報データベース1504,構成部品間
依存ルールデータベース1505,構成部品選択方針デ
ータベース1506,構成部品属性データベース150
7,および計算機構成情報データベース1511を備え
る構成管理装置1501に読み込まれ、当該構成管理装
置1501の動作を構成変更手段1502,構成決定手
段1503,および障害検出手段1512として制御す
る。構成管理処理プログラム2500の制御による構成
管理装置1501の動作(構成変更手段1502,構成
決定手段1503,および障害検出手段1512の動
作)は、第3の実施の形態における構成管理装置150
1の動作(構成変更手段1502,構成決定手段150
3,および障害検出手段1512の動作)と全く同様に
なるので、その詳しい説明を割愛する。
【0257】(9) 第8の実施の形態
【0258】図26は、本発明の第8の実施の形態に係
る計算機システム構成自動変更方式の構成を示すブロッ
ク図である。
【0259】図26を参照すると、本発明の第8の実施
の形態に係る計算機システム構成自動変更方式は、図2
0に示した第4の実施の形態に係る計算機システム構成
自動変更方式に対して、構成管理処理プログラム260
0を備える点が異なっている。
【0260】構成管理処理プログラム2600は、計算
機システム構成情報データベース2004,構成部品間
依存ルールデータベース2005,構成部品選択方針デ
ータベース2006,構成部品属性データベース200
7,および計算機構成情報データベース2011を備え
る構成管理装置2001に読み込まれ、当該構成管理装
置2001の動作を構成変更手段2002,構成決定手
段2003,構成変更指示手段2010,および障害検
出手段2012として制御する。構成管理処理プログラ
ム2600の制御による構成管理装置2001の動作
(構成変更手段2002,構成決定手段2003,構成
変更指示手段2010,および障害検出手段2012の
動作)は、第4の実施の形態における構成管理装置20
01の動作(構成変更手段2002,構成決定手段20
03,構成変更指示手段2010,および障害検出手段
2012の動作)と全く同様になるので、その詳しい説
明を割愛する。
【0261】(10) 第6,第7,および第8の実施
の形態の変形(拡張)形態
【0262】上記の第6,第7,および第8の実施の形
態に係る計算機システム構成自動変更方式に対しては、
第2,第3,および第4の実施の形態に対して(5)で
述べた変形形態と同様に、計算機構成情報データベース
1311/1511/2011中の構成情報に「必要
数」が付加された変形形態を考えることができる。
【0263】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0264】第1の効果は、計算機システム構成情報デ
ータベースおよび構成決定手段(主に、部品選択手段)
等の働きにより、計算機システムの構成変更時に与えな
ければならない部品情報を少なく抑えることが可能にな
り、部品情報の指示のための手間を削減できるというこ
とである。これにより、計算機システムの構成変更に精
通していない管理者であっても、容易に計算機システム
の構成を変更することが可能になる(このことは、下記
の第2および第3の効果についても妥当する)。
【0265】第2の効果は、構成部品選択方針データベ
ース,構成部品属性データベース,および構成決定手段
(主に、方針考慮手段)等の働きにより、計算機システ
ムの構成変更を実現する上での部品情報として物理的に
部品を特定するための情報を与える必要がなくなるの
で、構成変更時に利用可能な部品に応じて、柔軟かつ自
動的に計算機システムの構成を決定すること(柔軟な計
算機システムの構成を容易かつ自動的に構築すること)
が可能になるということである。
【0266】第3の効果は、構成部品選択方針データベ
ースおよび構成部品属性データベースの内容を色々と変
更することにより、様々な特徴を持つ計算機システムの
構成を自動的に決定することができるということであ
る。
【0267】第4の効果は、上記に加えて、障害検出手
段を適切に組み合わせること等により、計算機システム
における計算機の可用性を高めることができるというこ
とである。具体的には、構成変更手段への入力契機を計
算機システムの障害時に対応させ、構成決定手段に故障
部品の代替部品を決定させて、自動的に計算機システム
の復旧を行うことができるようにすることにより、計算
機の可用性を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る計算機システ
ム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の構成決定手段の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2中の必要部品選択手段の処理を示す流れ図
である。
【図4】図2中の部品選択手段の処理を示す流れ図であ
る。
【図5】図2中の方針考慮手段の処理を示す流れ図であ
る。
【図6】図2中の依存部品抽出手段の処理を示す流れ図
である。
【図7】図2中の構成変更通知手段の処理を示す流れ図
である。
【図8】図1中の計算機システムの具体的な構成の例を
示すブロック図である。
【図9】図1中の計算機システム構成情報データベース
の内容の具体例(図8に示す計算機システムの構成に対
応する例)を示す図である。
【図10】図1中の構成部品間依存ルールデータベース
の内容の具体例(図8に示す計算機システムの構成に対
応する例)を示す図である。
【図11】図1中の構成部品選択方針データベースの内
容の具体例(図8に示す計算機システムの構成に対応す
る例)を示す図である。
【図12】図1中の構成部品属性データベースの内容の
具体例(図8に示す計算機システムの構成に対応する
例)を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図14】図13中の計算機構成情報データベースの内
容の具体例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図16】図15中の障害検出手段の処理を示す流れ図
である。
【図17】図15中の構成変更手段の処理を示す流れ図
である。
【図18】図15中の計算機システム構成情報データベ
ースの内容の具体例を示す図である。
【図19】図18中の計算機構成情報データベースの内
容の具体例を示す図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図21】図15中の計算機構成情報データベース
(「必要数」が付加された計算機構成情報データベー
ス)の内容の具体例を示す図である。
【図22】図15中の構成変更手段(計算機構成情報デ
ータベースに「必要数」が付加された変形形態における
構成変更手段)の処理を示す流れ図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の第6の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の第7の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第8の実施の形態に係る計算機シス
テム構成自動変更方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,1301,1501,2001 構成管理装置 102,1302,1502,2002 構成変更手段 103,1303,1503,2003 構成決定手段 104,1304,1504,2004 計算機システ
ム構成情報データベース 105,1305,1505,2005 構成部品間依
存ルールデータベース 106,1306,1506,2006 構成部品選択
方針データベース 107,1307,1507,2007 構成部品属性
データベース 108,1308,1508,2008 構成変更装置 109,1309,1509,2009 計算機システ
ム 131 必要部品選択手段 132 部品選択手段 133 方針考慮手段 134 依存部品抽出手段 135 構成変更通知手段 136 必要部品作業用メモリ 137,138 作業用メモリ 139 決定部品保存メモリ 811,812,813 CPUボード 821,822 メモリボード 831 通信路 841,842,843,844,845 入出力制御
装置 851,852,853,854,855 外部記憶装
置 1310,2010 構成変更指示手段 1311,1511,2011 計算機構成情報データ
ベース 1512,2012 障害検出手段 2300,2400,2500,2600 構成管理処
理プログラム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う
    構成管理装置において、不完全/部分的な内容が許容さ
    れる構成変更指示を構成変更指示者から受け取り、その
    構成変更指示で示される構成情報を構成決定手段に伝え
    る構成変更手段と、計算機システム構成情報データベー
    スや構成部品間依存ルールデータベースを参照すること
    により前記構成変更手段から受け取った不完全/部分的
    な構成情報を補完し、構成部品選択方針データベースや
    構成部品属性データベースを参照することにより選択方
    針に適切かつ柔軟に対処して計算機システムの構成を構
    築し、それらの結果として計算機構成決定情報を求め
    て、その計算機構成決定情報を構成変更装置に通知する
    前記構成決定手段とを有することを特徴とする計算機シ
    ステム構成自動変更方式。
  2. 【請求項2】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う
    構成管理装置において、あらかじめ設定されているスケ
    ジュール情報に基づき、構成変更対象の計算機システム
    において所望のタイミングで所望の計算機を構成させる
    ように構成変更手段に対して指示を行う構成変更指示手
    段と、希望する計算機の構成に関する情報が格納されて
    いるデータベースであり、請求項1における「構成変更
    指示者からの構成変更指示」と同様の内容の構成情報を
    あらかじめ1以上保存している計算機構成情報データベ
    ースと、前記構成変更指示手段からの指示に基づき、そ
    の指示で指定された計算機に対する構成情報を前記計算
    機構成情報データベースから読み取り、当該構成情報を
    構成決定手段に通知する構成変更手段と、計算機システ
    ム構成情報データベースや構成部品間依存ルールデータ
    ベースを参照することにより前記構成変更手段から受け
    取った不完全/部分的な構成情報を補完し、構成部品選
    択方針データベースや構成部品属性データベースを参照
    することにより選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算
    機システムの構成を構築し、それらの結果として計算機
    構成決定情報を求めて、その計算機構成決定情報を構成
    変更装置に通知する前記構成決定手段とを有することを
    特徴とする計算機システム構成自動変更方式。
  3. 【請求項3】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う
    構成管理装置において、希望する計算機の構成に関する
    情報が格納されているデータベースであり、構成変更指
    示者からの構成変更指示の内容を示す情報であって当該
    構成変更指示に対する計算機が構成済みであるか否かを
    示す情報を含む構成情報を保存している計算機構成情報
    データベースと、構成変更対象の計算機システムを監視
    して障害の発生を検出し、故障部品を判別し、故障部品
    を示す情報を削除するように計算機システム構成情報デ
    ータベースの内容を変更し、障害発生時に故障部品が計
    算機の部品として使用されていた場合には障害発生に起
    因する計算機システムの構成変更の指示を構成変更手段
    に通知する障害検出手段と、構成変更指示者からの不完
    全/部分的な内容が許容される各構成変更指示を受ける
    毎に当該各構成変更指示の内容を示す構成情報を前記計
    算機構成情報データベースに格納した上で当該各構成情
    報を構成決定手段に通知し、前記障害検出手段からの指
    示に基づいて計算機システム構成情報データベースの初
    期化を行った上で前記計算機構成情報データベースから
    構成済みであることを示す情報が設定された構成情報を
    読み取って前記構成決定手段に当該構成情報を通知する
    前記構成変更手段と、計算機システム構成情報データベ
    ースや構成部品間依存ルールデータベースを参照するこ
    とにより前記構成変更手段から受け取った不完全/部分
    的な構成情報を補完し、構成部品選択方針データベース
    や構成部品属性データベースを参照することにより選択
    方針に適切かつ柔軟に対処して計算機システムの構成を
    構築し、それらの結果として計算機構成決定情報を求め
    て、その計算機構成決定情報を構成変更装置に通知する
    前記構成決定手段とを有することを特徴とする計算機シ
    ステム構成自動変更方式。
  4. 【請求項4】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う
    構成管理装置において、あらかじめ設定されているスケ
    ジュール情報に基づき、構成変更対象の計算機システム
    において所望のタイミングで所望の計算機を構成させる
    ように構成変更手段に対して指示を行う構成変更指示手
    段と、希望する計算機の構成に関する情報が格納されて
    いるデータベースであり、請求項1における「構成変更
    指示者からの構成変更指示」と同様の内容の情報であっ
    て計算機が構成済みであるか否かを示す情報を含む構成
    情報をあらかじめ1以上保存している計算機構成情報デ
    ータベースと、構成変更対象の計算機システムを監視し
    て障害の発生を検出し、故障部品を判別し、故障部品を
    示す情報を削除するように計算機システム構成情報デー
    タベースの内容を変更し、障害発生時に故障部品が計算
    機の部品として使用されていた場合には障害発生に起因
    する計算機システムの構成変更の指示を構成変更手段に
    通知する障害検出手段と、前記構成変更指示手段からの
    指示に基づき、その指示で指定された計算機に対する構
    成情報を前記計算機構成情報データベースから読み取
    り、当該構成情報を構成決定手段に通知し、前記障害検
    出手段からの指示に基づいて計算機システム構成情報デ
    ータベースの初期化を行った上で前記計算機構成情報デ
    ータベースから構成済みであることを示す情報が設定さ
    れた構成情報を読み取って前記構成決定手段に当該構成
    情報を通知する前記構成変更手段と、計算機システム構
    成情報データベースや構成部品間依存ルールデータベー
    スを参照することにより前記構成変更手段から受け取っ
    た不完全/部分的な構成情報を補完し、構成部品選択方
    針データベースや構成部品属性データベースを参照する
    ことにより選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算機シ
    ステムの構成を構築し、それらの結果として計算機構成
    決定情報を求めて、その計算機構成決定情報を構成変更
    装置に通知する前記構成決定手段とを有することを特徴
    とする計算機システム構成自動変更方式。
  5. 【請求項5】 各構成情報に「必要数」という情報が付
    加された計算機構成情報データベースと、前記計算機構
    成情報データベース中の「必要数」を参照することによ
    り、同一構成の計算機の構成情報を「必要数」分だけ構
    成決定手段に通知する構成変更手段とを有することを特
    徴とする請求項2,請求項3,または請求項4記載の計
    算機システム構成自動変更方式。
  6. 【請求項6】 計算機システム構成情報データベースを
    参照し、構成変更手段より受け取った構成情報で指定さ
    れた部品だけでは計算機を構成するために不足している
    部品を補完し、補完した構成情報を必要部品作業用メモ
    リ上に格納する必要部品選択手段と、前記必要部品選択
    手段により情報が格納された必要部品作業用メモリが空
    となるまで必要部品作業用メモリから1つずつ部品を選
    択・削除し、計算機システム構成情報データベースを参
    照して「計算機の部品として使用されていない部品」に
    該当する上記の選択部品であり決定部品保存メモリに情
    報が存在しない部品のみをリストアップする部品選択手
    段と、構成部品選択方針データベースを参照して前記部
    品選択手段によりリストアップされた部品の部品種類に
    対する方針を検索し、当該方針が見つかった場合には当
    該方針に従う部品の中から選択した部品の情報を決定部
    品保存メモリに追加する方針考慮手段と、構成部品間依
    存ルールデータベースを参照して前記方針考慮手段によ
    って選択された部品の依存部品を検索し、依存部品が存
    在する場合には当該依存部品の情報を必要部品作業用メ
    モリに追加する依存部品抽出手段と、前記部品選択手段
    により「必要部品作業用メモリが空である」と判定され
    た場合に、決定部品保存メモリに情報が保存されている
    部品を構成部品とする計算機を構成するように構成変更
    装置に要求し、要求した構成変更が成功したか否かを判
    定し、その判定結果に基づいて計算機システム構成情報
    データベースの更新を行う構成変更通知手段とを備える
    構成決定手段を有することを特徴とする請求項1,請求
    項2,請求項3,請求項4,または請求項5記載の計算
    機システム構成自動変更方式。
  7. 【請求項7】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行う
    構成管理装置を、不完全/部分的な内容が許容される構
    成変更指示を構成変更指示者から受け取り、その構成変
    更指示で示される構成情報を構成決定手段に伝える構成
    変更手段,および計算機システム構成情報データベース
    や構成部品間依存ルールデータベースを参照することに
    より前記構成変更手段から受け取った不完全/部分的な
    構成情報を補完し、構成部品選択方針データベースや構
    成部品属性データベースを参照することにより選択方針
    に適切かつ柔軟に対処して計算機システムの構成を構築
    し、それらの結果として計算機構成決定情報を求めて、
    その計算機構成決定情報を構成変更装置に通知する前記
    構成決定手段として機能させるためのプログラム。
  8. 【請求項8】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行
    い、希望する計算機の構成に関する情報が格納されてい
    るデータベースであり、請求項1における「構成変更指
    示者からの構成変更指示」と同様の内容の構成情報をあ
    らかじめ1以上保存している計算機構成情報データベー
    スを備える構成管理装置を、あらかじめ設定されている
    スケジュール情報に基づき、構成変更対象の計算機シス
    テムにおいて所望のタイミングで所望の計算機を構成さ
    せるように構成変更手段に対して指示を行う構成変更指
    示手段,前記構成変更指示手段からの指示に基づき、そ
    の指示で指定された計算機に対する構成情報を前記計算
    機構成情報データベースから読み取り、当該構成情報を
    構成決定手段に通知する構成変更手段,および計算機シ
    ステム構成情報データベースや構成部品間依存ルールデ
    ータベースを参照することにより前記構成変更手段から
    受け取った不完全/部分的な構成情報を補完し、構成部
    品選択方針データベースや構成部品属性データベースを
    参照することにより選択方針に適切かつ柔軟に対処して
    計算機システムの構成を構築し、それらの結果として計
    算機構成決定情報を求めて、その計算機構成決定情報を
    構成変更装置に通知する前記構成決定手段として機能さ
    せるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 計算機システムの構成変更を可能とする
    装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行
    い、希望する計算機の構成に関する情報が格納されてい
    るデータベースであり、構成変更指示者からの構成変更
    指示の内容を示す情報であって当該構成変更指示に対す
    る計算機が構成済みであるか否かを示す情報を含む構成
    情報を保存している計算機構成情報データベースを備え
    る構成管理装置を、構成変更対象の計算機システムを監
    視して障害の発生を検出し、故障部品を判別し、故障部
    品を示す情報を削除するように計算機システム構成情報
    データベースの内容を変更し、障害発生時に故障部品が
    計算機の部品として使用されていた場合には障害発生に
    起因する計算機システムの構成変更の指示を構成変更手
    段に通知する障害検出手段,構成変更指示者からの不完
    全/部分的な内容が許容される各構成変更指示を受ける
    毎に当該各構成変更指示の内容を示す構成情報を前記計
    算機構成情報データベースに格納した上で当該各構成情
    報を構成決定手段に通知し、前記障害検出手段からの指
    示に基づいて計算機システム構成情報データベースの初
    期化を行った上で前記計算機構成情報データベースから
    構成済みであることを示す情報が設定された構成情報を
    読み取って前記構成決定手段に当該構成情報を通知する
    前記構成変更手段,および計算機システム構成情報デー
    タベースや構成部品間依存ルールデータベースを参照す
    ることにより前記構成変更手段から受け取った不完全/
    部分的な構成情報を補完し、構成部品選択方針データベ
    ースや構成部品属性データベースを参照することにより
    選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算機システムの構
    成を構築し、それらの結果として計算機構成決定情報を
    求めて、その計算機構成決定情報を構成変更装置に通知
    する前記構成決定手段として機能させるためのプログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 計算機システムの構成変更を可能とす
    る装置である構成変更装置に対して構成変更の要求を行
    い、希望する計算機の構成に関する情報が格納されてい
    るデータベースであり、請求項1における「構成変更指
    示者からの構成変更指示」と同様の内容の情報であって
    計算機が構成済みであるか否かを示す情報を含む構成情
    報をあらかじめ1以上保存している計算機構成情報デー
    タベースを備える構成管理装置を、あらかじめ設定され
    ているスケジュール情報に基づき、構成変更対象の計算
    機システムにおいて所望のタイミングで所望の計算機を
    構成させるように構成変更手段に対して指示を行う構成
    変更指示手段,構成変更対象の計算機システムを監視し
    て障害の発生を検出し、故障部品を判別し、故障部品を
    示す情報を削除するように計算機システム構成情報デー
    タベースの内容を変更し、障害発生時に故障部品が計算
    機の部品として使用されていた場合には障害発生に起因
    する計算機システムの構成変更の指示を構成変更手段に
    通知する障害検出手段,前記構成変更指示手段からの指
    示に基づき、その指示で指定された計算機に対する構成
    情報を前記計算機構成情報データベースから読み取り、
    当該構成情報を構成決定手段に通知し、前記障害検出手
    段からの指示に基づいて計算機システム構成情報データ
    ベースの初期化を行った上で前記計算機構成情報データ
    ベースから構成済みであることを示す情報が設定された
    構成情報を読み取って前記構成決定手段に当該構成情報
    を通知する前記構成変更手段,および計算機システム構
    成情報データベースや構成部品間依存ルールデータベー
    スを参照することにより前記構成変更手段から受け取っ
    た不完全/部分的な構成情報を補完し、構成部品選択方
    針データベースや構成部品属性データベースを参照する
    ことにより選択方針に適切かつ柔軟に対処して計算機シ
    ステムの構成を構築し、それらの結果として計算機構成
    決定情報を求めて、その計算機構成決定情報を構成変更
    装置に通知する前記構成決定手段として機能させるため
    のプログラム。
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