JP2002196769A

JP2002196769A - 曲名確定システム

Info

Publication number: JP2002196769A
Application number: JP2000391446A
Authority: JP
Inventors: Hirohisa Yamamoto; 博久山本
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2000-12-22
Filing date: 2000-12-22
Publication date: 2002-07-12

Abstract

(57)【要約】【課題】音声入力機能を有する携帯端末装置等を用い
て曲名等を検索することが可能な曲名確定システムを提
供する。【解決手段】携帯端末装置１０は、ネットワーク１０
０を介して、サービス提供者によるサービスエージェン
ト２０が接続され、このサービスエージェント２０に
は、利用者情報および課金情報をデータベース化して記
憶する課金情報データベース２１と、メロディ分析装置
３０が接続されている。メロディ分析装置３０は、メロ
ディ情報に対応する曲名がデータベース化されている楽
曲情報データベース３１を接続しており、この楽曲情報
データベース３１を携帯端末装置１０からのメロディ情
報により検索し、一致するものがあるときに対応する曲
名を確定し、その曲名をサービスエージェント２０を介
して携帯端末装置１０へ伝送する。このサービスについ
て利用料を携帯端末装置１０の利用者に請求できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、曲名確定システム
に関し、特に、携帯端末装置等を用いてメロディから曲
名を知ることができるようにする曲名確定システムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、カラオケ装置においては、膨大
な数の楽曲がストックされており、歌いたい曲を利用者
が選択するには、目次帳等を参照しながら、コマンダー
（リモコン装置）により番号を指定することにより選曲
が行われる。しかし、このような選曲方法では、曲名、
歌手等を記憶していないと、探し出すのに多大の時間を
要することになる。そこで、簡単かつ短時間に選曲する
ための選曲装置が特開平９−２５８７２９号公報に提案
されている。この選曲装置は、予め選曲対象の多数の楽
曲の楽曲データを作成しておくと共に、ＭＩＤＩ（Musi
cal Instrument Digital Interface）キーボード等から
選びたいメロディを入力し、前記楽曲データと比較す
る。この比較により一致し、或いは類似する曲があった
場合には、その曲名を候補として表示する。これによ
り、目次帳等でページをめくることなく選曲することが
可能になる。

【０００３】また、キーボード等の入力操作によらず、
メロディ、リズム、歌詞をマイクロホンから入力し、そ
の音程の変位の比率、相対的な長さの比率等をキーにし
てデータベースから検索する選曲装置が特開平８−１６
０９７５号公報に示されている。さらに、予め演奏デー
タの旋律特徴を定量化した被検索フレーズをインデック
ス化した楽曲データベースを作成しておき、一方、マイ
クからの発声入力、キーボード演奏による入力、または
記憶媒体からの演奏や歌声の入力結果に対して旋律検索
キーを作成し、この旋律検索キーにより前記楽曲データ
ベースのインデックスを検索し、楽曲を検索するシステ
ムが特開平１１−１５４６８号公報に示されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の曲名確
定システムによると、特開平９−２５８７２９号公報の
場合、利用者が或るメロディからその曲名を確定しよう
とする場合、利用者が対象とするメロディについての十
分な知識を有することが要求され、更にＭＩＤＩキーボ
ードを操作するための音楽的な技能を必要とする。ま
た、特開平８−１６０９７５号公報および特開平１１−
１５４６８号公報は、カラオケ装置を前提にしており、
目次帳等によらずマイクロホンから入力した声や演奏に
より短時間に選曲するための装置単体またはカラオケ店
内等の小規模なシステムに限られる。つまり、従来の装
置やシステムはカラオケの用途を目的に開発されてお
り、例えば、屋外のライブコンサート等で聞いている歌
の曲名をその場で知りたくなったとき、テレビの歌謡番
組やラジオで放送中の歌の曲名を知りたくなったときな
ど、場所を特定することなく、携帯電話等により直ぐに
曲名を知りたいという要求に対応できない。これは、特
開平９−２５８７２９号公報においても同様である。

【０００５】したがって、本発明の目的は、音声入力機
能を有する携帯端末装置等を用いてどの場所からでも曲
名等を検索することが可能な曲名確定システムを提供す
ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、携帯端末装置または固定式電話機と、サ
ービス提供者によって管理され、ネットワークを介して
前記携帯端末装置または前記固定式電話機に接続される
と共に前記携帯端末装置または前記固定式電話機からの
メロディ情報を受け取るサービスエージェントと、前記
サービスエージェントに接続され、利用者情報および課
金情報をデータベース化して記憶する課金情報データベ
ースと、予め分析された比較用のメロディ情報およびこ
のメロディ情報に対応する曲名をデータとして蓄積する
楽曲情報データベースと、前記サービスエージェントに
接続され、前記携帯端末装置または前記固定式電話機か
らの前記メロディ情報により前記楽曲情報データベース
を検索し、前記メロディ情報に一致したときに対応する
曲名を確定し、その曲名を前記サービスエージェントを
介して前記携帯端末装置へ伝送するメロディ分析装置を
備えることを特徴とする曲名確定システムを提供する。

【０００７】このシステムによれば、携帯端末装置等の
利用者が或るメロディの曲名を知りたいと思ったとき、
ネットワーク経由でサービスエージェントに接続し、マ
イクを通して入力したメロディをメロディ情報としてサ
ービスエージェントに送信すると、このメロディ情報が
メロディ分析装置により分析される。該当するメロディ
が楽曲情報データベースに存在すれば、メロディ分析装
置はその曲名を確定し、その曲名は携帯端末装置又は固
定式電話機に通知され、表示又は音声により報知され
る。したがって、サービス提供者側と接続し、所定の手
続きを行うのみで、どの場所からでもメロディに対する
曲名を知ることができ、しかも、利用者は、音楽的な技
能や対象の楽曲に対する知識を必要としない。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。〔第１の実施の形態〕図１は、本発明の曲名確定システ
ムの第１の実施の形態を示す。携帯電話機やＰＨＳ(Per
sonal Handyphone System)等の携帯端末装置１０は利用
者によって所持され、この携帯端末装置１０は、無線に
より基地局と回線接続される。携帯端末装置１０にはネ
ットワーク１００を介してサービスエージェント２０が
接続されている。このサービスエージェント２０には課
金情報データベース（ＤＢ）２１およびメロディ分析装
置３０が接続されている。メロディ分析装置３０には、
楽曲提供者４０（音楽ＣＤ会社、レコード会社等の著作
権者）から提供された楽曲情報データベース３１が接続
されている。

【０００９】サービスエージェント２０はサービス提供
者により使用され、ワークステーション・サーバ等の情
報処理装置により構成されており、携帯端末装置１０か
らのメロディ情報（例えば、利用者の前で現に生演奏さ
れている楽曲、テレビやラジオで放送中の音楽、或いは
利用者自身の肉声によるハミングのほか、カセット、Ｃ
Ｄ、ＭＤ等の記憶媒体による再生等）を受け取ってメロ
ディ分析装置３０へ送出する機能、利用者情報を課金情
報データベース２１に蓄積する機能、および、メロディ
分析装置３０から受け取った曲名情報をネットワーク１
００を介して携帯端末装置１０へ送信する機能を有して
いる。課金情報データベース２１は、サービスエージェ
ント２０が作成する利用者情報を蓄積し、サービス提供
者の要求に応じてその内容を提示する機能を有する。

【００１０】メロディ分析装置３０は、サービスエージ
ェント２０からのメロディ情報を分析して楽曲情報を作
成し、その楽曲情報を楽曲情報データベース３１に蓄積
されているデータベースのメロディ情報と比較し、一致
するものがあるときには曲名を確定し、又、類似するも
のがあるときには対応すると考えられる曲名を候補曲名
とし、これを分析結果としてサービスエージェント２０
へ送信する。楽曲情報データベース３１は、予め分析さ
れた比較用のメロディ情報と、そのメロディ情報に対応
する曲名をデータとして蓄積するほか、メロディ分析装
置３０からの指示に応じて検索を実行する。

【００１１】図２は、メロディ分析装置３０の構成を示
す。メロディ分析装置３０は、サービスエージェント２
０および課金情報データベース２１と通信またはデータ
伝送を行うためのインターフェース部３２、サービスエ
ージェント２０を通して入力された携帯端末装置１０か
らのメロディ情報に基づいて楽曲情報を生成する楽曲情
報生成部３３、楽曲情報生成部３３からの楽曲情報によ
り楽曲情報データベース３１を検索する比較部３４、こ
の比較部３４による検索により確定した曲名（または、
類似のメロディの曲名）等の情報を所定の信号形式に変
換した後、インターフェース部３２を通してサービスエ
ージェント２０へ送出する出力処理部３５、およびイン
ターフェース部３２〜出力処理部３５のそれぞれを制御
する制御部３６を備えて構成されている。制御部３６
は、ＣＰＵ、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒
体を備えて構成されている。

【００１２】楽曲情報生成部３３は、メロディ（旋律）
の音高、音程の変位度等の旋律特徴をメロディ情報（比
較情報）として生成するものである。比較部３４は、楽
曲情報生成部３３で生成された比較情報と一致するもの
が楽曲情報データベース３１のデータベースに存在する
か否かを検索し、一致するもの、或いは類似するものが
あれば、その曲名およびその他の楽曲データ（作曲者、
作詞者、ＣＤの販売会社等）を楽曲情報データベース３
１から取り出し、出力処理部３５へ分析結果として出力
する。出力処理部３５は、制御部３６の管理のもとに出
力データ（分析結果）をサービスエージェント２０へ出
力する。

【００１３】次に、図１の構成の概略動作について説明
する。携帯端末装置１０からは、利用者が曲名を知りた
い楽曲があるとき、そのメロディをネットワーク１００
を介してサービスエージェント２０へ送出する。サービ
スエージェント２０は、携帯端末装置１０からメロディ
を受け取ると、課金を行うための利用者情報を生成し、
課金情報データベース２１に記録する。さらに、サービ
スエージェント２０は、メロディ情報をメロディ分析装
置３０へ送信する。メロディ分析装置３０は、受け取っ
たメロディ情報を分析し、楽曲情報データベース３１に
蓄積された楽曲情報と照合して曲名を確定し、或いは曲
名候補の選択を行って、その曲名情報をサービスエージ
ェント２０へ送出する。サービスエージェント２０で
は、メロディ分析装置３０から受け取った曲名情報をネ
ットワーク１００を介して携帯端末装置１０へ送信す
る。これにより、利用者は携帯端末装置１０の表示部に
表示されたテキスト表示により、或いはスピーカからの
音声出力により曲名を知ることができる。サービス提供
者は、課金情報データベース２１に蓄積された利用者情
報に基づいて利用者に請求を行い、代金を徴収する。

【００１４】図３および図４は、本発明の曲名確定シス
テムの処理を示す。図中、Ｓはステップを意味してい
る。以下に、図１、図３および図４に基づいて本発明の
処理を説明する。ここでは、携帯端末装置１０は携帯電
話機、ネットワーク１００は移動体通信網であるとす
る。また、楽曲情報データベース３１は、レコード会社
等の楽曲提供者から提供されているものとする。したが
って、携帯端末装置１０は携帯電話機１０と読み替え、
ネットワーク１００は移動体通信網１００と読み替える
ものとする。さらに、曲名を問い合わせる状況は、利用
者が通行中に路上ライブを行っているバンドに出会い、
ここで演奏中の楽曲の曲名を知りたい場合であるとす
る。

【００１５】携帯電話機１０の利用者は、サービスエー
ジェント２０が移動体通信網１００上に開設しているサ
ービス接続番号をダイヤルし、サービスに接続する（Ｓ
１０１）。携帯電話機１０の利用者は、携帯電話機１０
のボタン操作（または音声認識による入力）により、利
用者情報をサービスエージェント２０に登録する（Ｓ１
０２）。サービスエージェント２０は、携帯電話機１０
から受信した利用者情報を課金情報データベース２１に
蓄積する（Ｓ１０３）。これにより、利用者情報のデー
タベース化が行われる（Ｓ２０１）。ついで、利用者は
携帯電話機１０の所定のボタンを操作して、目の前で演
奏中のメロディの送信開始をサービスエージェント２０
に通知する（Ｓ１０４）。そして、演奏中のバンドから
流れてくる音楽に携帯電話機１０のマイクを向け、その
メロディをサービスエージェント２０にメロディ情報と
して送信する（Ｓ１０５）。この状態を一定時間維持し
た後、利用者は携帯電話機１０のボタンを操作し、メロ
ディ情報の送信終了をサービスエージェント２０に通知
する（Ｓ１０６）。

【００１６】サービスエージェント２０は、楽曲提供者
等が用意する宣伝情報を携帯電話機１０に送信する（Ｓ
１０７）。携帯電話機１０は、受け取った宣伝情報を後
ほどの曲名情報を受信するまでの間、音声、テキスト表
示、または画像表示により利用者に通知する（Ｓ１０
８）。サービスエージェント２０は、受け取ったメロデ
ィ情報をメロディ分析装置３０に送信する（Ｓ１０
９）。メロディ分析装置３０は、受け取ったメロディ情
報を分析し、その特徴に合致する楽曲を楽曲情報データ
ベース３１に蓄積された楽曲情報から検索（Ｓ２０２）
して曲名を確定し、或いは曲名候補を選択する（Ｓ１１
０）。こうして確定した曲名或いは曲名候補のリストを
サービスエージェント２０へ送信するほか、楽曲提供者
が予め用意しているバナー（banner）広告などの広告情
報、楽曲（電子配信、ＣＤ配達等による）の購入方法の
情報等をサービスエージェント２０へ送信する（Ｓ１１
１）。

【００１７】サービスエージェント２０は、メロディ分
析装置３０から受け取った曲名（或いは、曲名候補のリ
スト）、広告情報、および購入方法を移動体通信網１０
０を介して携帯電話機１０に送信（Ｓ１１２）すると共
に、課金情報データベース２１へ課金情報を送出する
（Ｓ２０３）。携帯電話機１０は、サービスエージェン
ト２０から受け取った曲名（或いは、曲名候補のリス
ト）、広告情報、および購入方法等の情報をテキスト表
示、画像表示、または音声により出力し、利用者に通知
する（Ｓ１１３）。その後、サービスエージェント２０
との通信を終了する（Ｓ２０４）。さらに、課金情報デ
ータベース２１に蓄えられた利用者情報に基づいて、サ
ービス提供者は利用者にサービス利用代金の請求を行い
（Ｓ１１４）、代金を徴収する。

【００１８】〔第２の実施の形態〕次に、本発明の第２
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第１
の実施の形態における利用者とサービス提供者間のサー
ビス利用代金の徴収が、移動体通信網１００が提供する
ダイヤルＱ２サービスなどの課金サービスで代行される
ようにしたところに特徴がある。このために、サービス
提供者は、移動体通信網１００が提供するダイヤルＱ２
サービスなどの課金サービスと契約し、課金サービスを
利用する回線上にサービス接続番号を開設する。

【００１９】図５は、本発明の第２の実施の形態の処理
を示す。利用者が所持する携帯電話機１０により、移動
体通信網１００を介してサービスエージェント２０に接
続するまでの処理（Ｓ１０１）は、第１の実施の形態と
同様である。接続完了後、移動体通信網１００は、利用
者のサービス利用に対して課金を行う（Ｓ３０１）。以
降の動作（Ｓ３０２) は第１の実施の形態のＳ１０４〜
Ｓ１１１３、Ｓ１１５、Ｓ１１６）の処理と同一であ
る。移動体通信網１００は、課金データに基づいて利用
者にサービス利用代金の請求を行う（Ｓ３０３）。ま
た、利用者は、事前の契約に基づく対価をサービス提供
者に支払う。以上のように、第２の実施の形態において
は、第１の実施の形態と同様に、利用者が対象の楽曲に
対する知識を必要とすることなく、メロディに対する曲
名を確定できる。

【００２０】〔第３の実施の形態〕次に、本発明の第３
の実施の形態について説明する。図６は、本発明の第３
の実施の形態の処理を示す。本実施の形態は、サービス
エージェント２０により、サービス提供者が、曲名確定
後、利用者と楽曲提供者間で行われるソフト（ＣＤ、楽
曲の電子情報等）の取引を仲介できるようにしたところ
に特徴がある。利用者が所持する携帯電話機１０および
移動体通信網１００を介して、サービス提供者が提供す
る曲名確定サービスを利用し、曲名の確定を行うまでの
処理（Ｓ４０１）は、図１で説明したＳ１０１〜Ｓ１１
３と同一である。この処理の後、本実施の形態の特徴で
ある処理が実施される。

【００２１】利用者は、携帯電話機１０の液晶表示器に
表示された曲名及び広告内容を吟味し、そのソフトを購
入するか否かを決定する（Ｓ４０２）。購入を決めた場
合、携帯電話機１０の所定のボタンを操作し、ソフト購
入をサービスエージェント２０に通知する（Ｓ４０
３）。サービスエージェント２０は、携帯電話機１０か
らの購入情報を課金情報データベース２１に蓄積された
利用者情報と共に楽曲提供者４０に通知する（Ｓ４０
４）。楽曲提供者４０は、サービスエージェント２０か
ら受け取った購入情報および利用者情報に基づいて、利
用者にソフトを送付（電子配信、郵送等）する（Ｓ４０
５）。さらに楽曲提供者４０は、購入情報および利用者
情報に基づいて利用者にソフト購入代金の請求を行い、
代金を徴収する（Ｓ４０６）。ついで、Ｓ４０１により
曲名検索を行った際のサービス料金の請求を利用者に対
して行う（Ｓ１１４）。図６においては、ソフト購入代
金の処理は楽曲提供者４０が行っているが、これをサー
ビス提供者に委託してもよい。この場合、代金決済を一
括してサービス提供者が行うようにしてもよい。

【００２２】第３の実施の形態によれば、利用者が携帯
端末装置１０（携帯電話機）を用いて、ライブ会場等の
現場からソフト（ＣＤ、楽曲の電子情報等）を購入する
ことが可能になると共に、上記実施の形態と同様に、利
用者は、対象の楽曲に対する知識を必要とすることな
く、メロディに対する曲名を確定できる。

【００２３】上記各実施の形態においては、サービスエ
ージェント２０が携帯電話機１０からメロディ情報を受
け取り、携帯電話機１０に曲名を通知するまでの間（Ｓ
１０７〜Ｓ１１１）、携帯電話端末１０とサービスエー
ジェント２０間の通信は、継続または遮断のいずれであ
ってもよい。この場合、宣伝情報は携帯電話機１０に表
示されない。また、利用者が用いる機器は携帯電話機、
ＰＨＳ等の携帯端末装置１０であるとしたが、自動車電
話機、更には固定式の有線電話機であってもよい。固定
式の有線電話機を用いる場合、固定式の親機と無線によ
り通信が可能な子機を備える電話機が、メロディ情報を
確実にサービスエージェント２０に伝えることができる
ので好ましい。

【００２４】

【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の曲名
確定システムによれば、演奏会場等においてメロディの
曲名を知りたいと思ったとき、携帯端末装置等のマイク
を通して入力したメロディをメロディ情報としてサービ
スエージェントにネットワーク経由で送信し、このメロ
ディ情報と課金情報データベース内のデータをメロディ
分析装置で比較し、その結果、楽曲情報データベースに
該当するメロディが存在すれば、メロディ分析装置で曲
名を確定し、その曲名を携帯端末装置等に通知するよう
にしたので、サービス提供者側と接続し、所定の手続き
を行うのみで、どの場所からでもメロディに対する曲名
を知ることができ、しかも、利用者は、音楽的な技能や
対象の楽曲に対する知識を必要としない。また、マイク
で認識できる音であれば特定の分野に限定されないの
で、ライブ演奏、テレビやラジオで放送中のメロディ、
カセットテープ、ＭＤ、ＣＤ等から出力されるメロディ
のほか、利用者が口ずさむハミングについても曲名の確
定が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の曲名確定システムの第１の実施の形態
を示すブロック図である。

【図２】メロディ分析装置の構成を示すブロック図であ
る。

【図３】本発明の第１の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。

【図４】本発明の第１の実施の形態の処理を示すタイミ
ングチャートである。

【図５】本発明の第２の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。

【図６】本発明の第３の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１０携帯端末装置（携帯電話機）２０サービスエージェント２１課金情報データベース３０メロディ分析装置３１楽曲情報データベース４０楽曲提供者１００ネットワーク（移動体通信網）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２Ｄ５Ｋ０２５Ｇ１０Ｌ 15/10 Ｈ０４Ｍ 3/42 Ｒ５Ｋ０６７Ｈ０４Ｍ 3/42 Ｑ 3/493 3/493 15/00 Ｚ 15/00 Ｇ１０Ｌ 3/00 ５３１ＮＨ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｑ 7/04 ＤＨＦターム(参考） 5B075 KK07 ND14 PP07 PP28 PQ32 PR06 QM08 5D015 AA06 5D108 BC20 5K015 AB01 AF07 5K024 AA76 CC01 CC11 DD01 EE09 FF03 FF05 5K025 BB10 CC01 DD05 DD06 GG24 5K067 BB04 DD29 EE02 EE10 EE16 FF02 FF04 GG01 GG11 HH22 HH23

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯端末装置または固定式電話機と、サービス提供者によって管理され、ネットワークを介し
て前記携帯端末装置または前記固定式電話機に接続され
ると共に前記携帯端末装置または前記固定式電話機から
のメロディ情報を受け取るサービスエージェントと、前記サービスエージェントに接続され、利用者情報およ
び課金情報をデータベース化して記憶する課金情報デー
タベースと、予め分析された比較用のメロディ情報およびこのメロデ
ィ情報に対応する曲名をデータとして蓄積する楽曲情報
データベースと、前記サービスエージェントに接続され、前記携帯端末装
置または前記固定式電話機からの前記メロディ情報によ
り前記楽曲情報データベースを検索し、前記メロディ情
報に一致したときは対応する曲名を確定し、その曲名を
前記サービスエージェントを介して前記携帯端末装置へ
伝送するメロディ分析装置を備えることを特徴とする曲
名確定システム。
【請求項２】前記メロディ分析装置は、前記メロディ
情報に一致した曲名を確定できないとき、前記メロディ
情報に類似するメロディ情報の曲名を候補曲名として前
記サービスエージェントを介して前記携帯端末装置また
は固定式電話機へ伝送することを特徴とする請求項１記
載の曲名確定システム。
【請求項３】前記メロディ分析装置は、前記確定結果
と共に広告情報および購入方法に関する情報を送出する
ことを特徴とする請求項１記載の曲名確定システム。
【請求項４】前記携帯端末装置または前記固定式電話
機は、前記メロディ情報として、生演奏されている楽
曲、テレビやラジオで放送中の楽曲、或いは利用者自身
の肉声によるハミング、記憶媒体の再生出力を対象とす
ることを特徴とする請求項１記載の曲名確定システム。
【請求項５】前記サービスエージェントは、前記携帯
端末装置または前記固定式電話機へのサービス完了後、
当該サービスに対する代金を請求することを特徴とする
請求項１記載の１記載の曲名確定システム。
【請求項６】前記ネットワークは、移動体通信網であ
り、この移動体通信網により前記曲名を確定するための
サービスの課金を行うと共に、利用代金の請求を代行す
ることを特徴とする請求項１記載の曲名確定システム。
【請求項７】前記サービスエージェントは、前記携帯
端末装置又は前記固定式電話機からソフトの購入通知を
受けたとき、前記携帯端末装置または前記固定式電話機
の利用者にソフトを電子配信又は送付する手配をし、更
に購入情報および利用者情報に基づいて利用者にソフト
購入代金の請求を行うことを特徴とする請求項１記載の
曲名確定システム。