JP2002196761A - 楽音演奏装置、方法及び媒体 - Google Patents
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Abstract
に作成できる楽音演奏装置を提供する。 【解決手段】 楽音演奏装置は、複数の発音チャンネル
と、複数の音符長を組み合わせることで、前記複数の発
音チャンネルに共通の第1の変化パターンを生成する第
1の変化パターン生成手段と、前記第1の変化パターン
の発音に関するパラメータの下限値を、上限値を変化さ
せることなく変更可能な下限値変更手段と、複数の音符
長を組み合わせることで、前記複数の発音チャンネルの
少なくとも2つの異なるチャンネルにそれぞれに別の第
2の変化パターンを生成する第2の変化パターン生成手
段と、前記変更された変化パターンと前記第2の変化パ
ターンを合成して、第3の変化パターンを生成する第3
の変化パターン生成手段と、前記第3の変化パターンに
基づいて楽音信号に効果を付与する効果付与手段とを有
する。
Description
し、より詳しくは、楽音信号のゲートタイムを設定する
楽音演奏装置に関する。
することにより、楽音に特殊な効果を与えるエフェクト
が知られている(以下スライス効果という)。これは、
楽音の発音のオン/オフを一定の発音パターンに応じて
切り替えるものである。
は、予め記憶されているものを用いるか、または、予め
記憶されているものを編集することにより作成される。
て、スライス効果を与えたい楽音信号を複数のブロック
に分割し、その各ブロックに対応する複数のスイッチを
用意して、それらのスイッチのオン/オフにより発音パ
ターンを作成するものが知られている。
法では、作成できる発音パターンのバリエーションが限
られてしまう。また、楽音のテンポに合わせることがで
きないので、テンポに連動した発音パターンを作成する
のは難しかった。
んだ効果を与えることのできる楽音演奏装置を提供する
ことである。
連動した、変化パターンを簡単に作成できる楽音演奏装
置を提供することである。
ば、楽音演奏装置は、複数の音符長を組み合わせること
で変化パターンを生成する変化パターン生成手段と、前
記生成された変化パターンに基づいて楽音信号に効果を
付与する効果付与手段とを有する。
奏装置は、複数の音符長を組み合わせることで、変化パ
ターンを生成する変化パターン生成手段と、前記変化パ
ターンの発音に関するパラメータの下限値を、上限値を
変化させることなく変更可能な下限値変更手段と、前記
変更された変化パターンに基づいて楽音信号に効果を付
与する効果付与手段とを有する。
楽音演奏装置は、複数の発音チャンネルと、複数の音符
長を組み合わせることで、前記複数の発音チャンネルに
共通の第1の変化パターンを生成する第1の変化パター
ン生成手段と、複数の音符長を組み合わせることで、前
記複数の発音チャンネルの少なくとも2つの異なるチャ
ンネルにそれぞれに別の第2の変化パターンを生成する
第2の変化パターン生成手段と、前記第1の変化パター
ンと前記第2の変化パターンを合成して、第3の変化パ
ターンを生成する第3の変化パターン生成手段と、前記
第3の変化パターンに基づいて楽音信号に効果を付与す
る効果付与手段とを有する。
楽音演奏装置は、複数の発音チャンネルと、複数の音符
長を組み合わせることで、前記複数の発音チャンネルに
共通の第1の変化パターンを生成する第1の変化パター
ン生成手段と、前記第1の変化パターンの発音に関する
パラメータの下限値を、上限値を変化させることなく変
更可能な下限値変更手段と、複数の音符長を組み合わせ
ることで、前記複数の発音チャンネルの少なくとも2つ
の異なるチャンネルにそれぞれに別の第2の変化パター
ンを生成する第2の変化パターン生成手段と、前記変更
された変化パターンと前記第2の変化パターンを合成し
て、第3の変化パターンを生成する第3の変化パターン
生成手段と、前記第3の変化パターンに基づいて楽音信
号に効果を付与する効果付与手段とを有する。
音演奏装置1のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
M4、CPU5、タイマ6、外部記憶装置7、検出回路
8、操作子9、表示回路10、ディスプレイ11、音源
回路12、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)1
3、サウンドシステム14、インプット/アウトプット
(I/O)・インターフェイス16、通信インターフェ
イス18を含んで構成される。
5、タイマ6、外部記憶装置7、検出回路8、表示回路
10、音源回路12、I/Oインターフェイス16、通
信インターフェイス18が接続される。
(パネル操作子)9を用いて、 イコライジング、効果
付与の設定、音量調節、各種パラメータ、プリセットの
入力及び選択等をすることができる。操作子9は、例え
ば、ジョグシャトル、ロータリーエンコーダ、フェーダ
ー、スライダ、マウス、文字入力用キーボード、演奏用
の鍵盤、ジョイスティック、スイッチ等、ユーザの入力
に応じた信号を出力できるものならどのようなものでも
よい。また、本実施例では、複数の入力手段が接続され
ている。
され、各種情報をディスプレイ11に表示することがで
きる。ユーザは、このディスプレイ11に表示される情
報を参照して、各種設定を行う。
ターフェイスを含み、そのインターフェイスを介してバ
ス2に接続される。外部記憶装置7は、例えばフロッピ
ディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ
(HDD)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−
ROM(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)
ドライブ、DVD(Digital Versatil
e Disc)ドライブ等である。
実施例を実現するためのプログラム等を記憶することが
できる。
ァ、各種パラメータ等を記憶するCPU5のワーキング
エリアを有する。ROM3には、各種パラメータ及び制
御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラ
ム等を記憶することができる。この場合、プログラム等
を重ねて、外部記憶装置7に記憶する必要は無い。CP
U5は、ROM3又は、外部記憶装置7に記憶されてい
る制御プログラム等に従い、演算又は制御を行う。
れており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング
等をCPU5に指示する。
17、その他の楽器、電子楽器、音響機器、コンピュー
タ等に接続できるものであり、少なくとも演奏信号を入
出力できるものである。さらに、I/Oインターフェイ
ス16として、MIDIインターフェイスを備えるよう
にしても良い。その場合、専用のMIDIインターフェ
イスに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル
・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプル
イー1394)等の汎用のインターフェイスを用いて構
成してもよい。また、これらのインターフェイスを介し
て、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信
するようにしてもよい。
16に接続される音響機器、電子楽器等である。電子楽
器の形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タ
イプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装
置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したも
のに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDIや
各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続す
るものであってもよい。また、外部音源17は、各種設
定及び情報を入力するための操作子としても用いること
が出来る。
等に応じて楽音信号を生成し、DSP13を介して、サ
ウンドシステム14に供給する。
る楽音信号に対して、各種処理を施す。
含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形
式に変換し、左右2チャンネルのスピーカ15Lとスピ
ーカ15Rに楽音信号を送り、発音させる。
FM方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマ
ント合成方式、VCO(Voltage Contro
lled Oscillator)+VCF(Volt
age Controlled Filter)+VC
A(Voltage Controlled Ampl
ifier)のアナログシンセサイザ方式等、どのよう
な方式であってもよい。
アを用いて構成するものに限らず、DSP(Degit
al Signal Processor)+マイクロ
プログラムを用いて構成してもよいし、CPU+ソフト
ウェアのプログラムで構成するようにしてもよいし、サ
ウンドカードのようなものでもよい。
ることにより複数の発音チャンネルを形成するようにし
てもよいし、複数の音源回路を用い、1つの発音チャン
ネルにつき1つの音源回路で複数の発音チャンネルを構
成するようにしてもよい。
めのプログラム等を外部記憶装置7内のハードディスク
(HDD)に記憶させることもできる。ハードディスク
からRAM4に制御プログラム等を読み出すことによ
り、ROM3に制御プログラム等を記憶させている場合
と同様の動作をCPU5にさせることができる。このよ
うにすると、制御プログラム等の追加やバージョンアッ
プ等が容易に行える。
するためのプログラム等をCD−ROMに記憶させるこ
ともできる。CD−ROMからハードディスクに制御プ
ログラムや本実施例を実現するためのプログラム等をコ
ピーすることができる。制御プログラム等の新規インス
トールやバージョンアップを容易に行うことができる。
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線等の通信ネットワーク19に接続可能であり、該通信
ネットワーク19を介して、サーバと接続し、HDD等
外部記憶装置7、又はRAM4等内に、サーバから制御
プログラムや本実施例を実現するためのプログラム、及
び楽音信号のデータ等をダウンロードすることができ
る。
機能を表すブロック図である。
ン設定部20、底部レベル設定部21、左チャンネル用
(Lch)PANエンベロープ設定部22L、右チャン
ネル用(Rch)PANエンベロープ設定部22R、左
チャンネル用乗算部23L、右チャンネル用乗算部23
R、左チャンネル用アンプ24L、右チャンネル用アン
プ24R、左チャンネル用の楽音信号ライン25L、右
チャンネル用の楽音信号ライン25Rで構成される。
ポ等によってゲートタイムを変化させることのできる複
数のゲートタイムコントロールGT1〜GTnを有して
おり、後に詳述するように、入力される楽音信号の音量
を時系列的に制御するためのカッティング・パターンを
設定する。
は、例えば16分音符、8分音符、4分音符などの音符
長に対応させることができる。リズムパターン設定部2
0では、これらの音符長に対応した複数のゲートタイム
コントロールGTを組み合わせることで、さまざまなカ
ッティング・パターンを生成する。
は、楽音の発音のオン(1)又はオフ(0)の組合せに
よるものである。本実施例では発音のオン状態を数値1
で表し、オフ状態を数値0で表す。ここで、発音のオン
状態とは、入力される楽音の音量を減少させないという
ことであり、発音のオフ状態とは、入力される楽音の音
量を最低値(例えば音量0)まで減少させるということ
である。
設定部20で作成されたカッティング・パターン中で発
音オフに設定された部分の数値を0〜1までの間で連続
的に変化させることができる。これにより、発音パター
ンの底部レベルを自由に設定することができる。すなわ
ち、単に、音量のオンオフを切り替えるのではなく、例
えば、通常の音量と25%の音量を切り替えることがで
きる。
及びRchPANエンベロープ設定部22Rは、後述す
るように設定された定位パターンに基づいて、Lch及
びRch用のPANエンベロープをそれぞれ設定する。
ル用乗算部23Rのそれぞれは、リズムパターン設定部
20で作成され及び底部レベル設定部21で編集された
カッティング・パターンを左右両チャンネル用のPAN
エンベロープと合成することにより左右両チャンネル用
の発音パターンを生成する。
ル用アンプ24Rは、それぞれ左チャンネル用の楽音信
号ライン25L、右チャンネル用の楽音信号ライン25
Rに入力される楽音信号の音量を左右両チャンネル用の
発音パターンに応じて制御する。
で、カッティング・パターンを設定する際に用いられる
音符パターンの種類を表す図である。
QN、8分音符長の音符パターンEN、16分音符長の
パターンSNが用意されている。それぞれの音符パター
ンは、図2のゲートタイムコントロールGTのひとつに
対応している。
分音符長のパターンEN、16分音符長のパターンSN
は、それぞれ(+1)の値を持つものと(−1)の値を
持つものが用意されており、計6種類の音符パターンが
存在する。ユーザはこれらの音符パターンを組み合わせ
ることにより、カッティング・パターンを作成する。
合にそれらが重なる部分では、最大値を1とし、最小値
を−1として、重なり合う音符パターンの値を加算す
る。すなわち、(+1)の値を持つ音符パターンと(−
1)の値を持つ音符パターンが重なる部分は、(0)の
値になる。また、(+1)の値を持つ音符パターンと
(+1)の値を持つ音符パターンが重なる部分は、最大
値が+1に設定されているので、(+1)の値になる。
同様にして、(−1)の値を持つ音符パターンと(−
1)の値を持つ音符パターンが重なる部分は、最小値が
−1に設定されているので、(−1)の値になる。
らず32分音符長のものや、全音符長若しくは二分音符
長のものなど音符長を表すものならどのようなものを用
意してもよい。また、用意する音符長は3つに限らず様
々な種類のものを用意してもよい。
で行うカッティング・パターンCPの作成の第1の例を
表す概念図である。本実施例では、1小節分のカッティ
ング・パターンを作成する。ここで作成される1小節分
のカッティング・パターンは、繰り返し用いることがで
きる。
節の頭の拍(1拍目)に4分音符長の音符パターンQN
(+)を適用し、その後1拍おいて3拍目にも音符パタ
ーンQN(+)を適用して、第1パターンP1を作成す
る。
パターンEN(+)を適用し、その後4拍目にも8分音
符長の音符パターンEN(+)を適用して、第2パター
ンP2を作成する。
P2を合成パターンSPのように加算合成して合成音符
長SNを持つカッティング・パターンCP1を作成す
る。この例では、合成音符長SNは、付点4分音符長の
音符パターンとなっている。
ことにより、新たな音符長の音符パターンを作成するこ
とができる。
で行うカッティング・パターンCPの作成の第2の例を
表す概念図である。
節の頭の拍に4分音符長の音符パターンQN(+)を適
用し、その後2拍目にも4分音符長の音符パターンQN
(+)を適用して、第1パターンP1を作成する。
に8分音符長の音符パターンEN(−)を適用し、その
後3拍目の裏(3.5拍目)と4拍目に音符パターンE
N(+)を適用して、第2パターンP2を作成する。
長の音符パターンSN(−)を適用して、第3パターン
P3を作成する。
2及び第3パターンP3を合成パターンSPのように加
算合成する。ここで、図中斜線で示した部分は(+)の
音符パターンと(−)の音符パターンが重なり合うの
で、音量はOFF(0)の設定になる。
P2が作成される。合成音符長SN1は、8分音符長で
あり、合成音符長SN2は付点8分音符長であり、合成
音符長SN3は4分音符長である。
ンCPが作成されるが、音符長パターンの入力は、ユー
ザが、例えば、図1の操作子(スイッチ)9を用いて行
う。本実施例の場合は、それぞれの音符長に対応するス
イッチ及び、(+)又は(−)の値であることを選択す
るスイッチ等が設けられていればよい。
ての音符長分の数用意する必要はなく、ひとつのスイッ
チを切り替えることにより使用してもよい。
ら第3パターンP3までを手動で入力しているが、これ
らのうちの少なくともひとつを予め記憶するパターンか
ら選択するようにしてもよい。
楽器等から供給されるMIDIデータ等の音符長のみを
利用して、これらのパターンとして使用するようにして
もよい。すなわち、本実施例では、音符長によって、カ
ッティング・パターンを作成するようにしているので、
音符長に関するデータを有するものならば、どのような
ものでも、カッティングデータの作成に用いることがで
きる。
音にあわせてカッティング・パターンを作成したり、特
定の楽器等の演奏にあわせてカッティング・パターンを
作成したりすることができる。
図5のカッティング・パターンCP2を編集する場合の
例を表す概念図である。
ッティング・パターンCP2の値(0)の部分であるミ
ュートパートMPを、ユーザの設定する底部レベルLB
に設定することによりカッティング・パターンCP2’
を作成する。
の数値で指定される。すなわち、0≦LB≦1の式を満
たす値に設定される。
値で指定したり、最高レベルに対する割合で指定するこ
とができる。
Nエンベロープ設定部22L、Rにより作成される左右
両チャンネル用のPANエンベロープPPL、PPRを
表す概念図である。
ィング・パターンCPの作成と同様に音符長に対応した
音符パターンを合成することによって作成される。本実
施例では、ユーザはカッティング・パターンCPの作成
と同様のスイッチ等を用いて、音符長を選択し、別に設
けられるPAN振り分け用の操作子9を用いてPANを
振り分ける。PAN振り分け用の操作子9としては、例
えばロータリーエンコーダなどを用いるとよい。
ランスの変異を時系列的に表したものであり、左右それ
ぞれが連動して併せて「1」の出力となる。すなわち、
左チャンネルが「0.5」であれば、右チャンネルも
「0.5」の出力であり、また、左チャンネルが「0.
25」であれば右チャンネルは「0.75」の出力であ
る。
楽音波形を編集する場合の例を表すブロック図である。
図2、図4、図5、及び図6と同様の機能を有するもの
には同様の符号を用いる。
・パターンCP2が、リズムパターン設定部20で作成
される。その後、底部レベル設定部21で、カッティン
グ・パターンCP2の発音レベル0の部分が発音レベル
LBに変更されカッティング・パターンCP2’とな
る。
のラインに分岐して、左チャンネル用乗算部23L及び
右チャンネル用乗算部23Rに送られる。
は、最高発音レベルLCLのPANエンベロープPPL
が作成され左チャンネル用乗算部23Lに送られる。
は、最高発音レベルLCRのPANエンベロープPPR
が作成され右チャンネル用乗算部23Rに送られる。
てきたカッティング・パターンCP2’とPANエンベ
ロープPPLを合成して、最高発音レベルLLの発音パ
ターンGPLを生成し、左チャンネル用アンプ24Lに
送る。
てきたカッティング・パターンCP2’とPANエンベ
ロープPPRを合成して、最高発音レベルLLの発音パ
ターンGPRを生成し、右チャンネル用アンプ24Rに
送る。
ンCP2から、図に示すような左右のそれぞれのチャン
ネル用の発音パターンGPL,Rが生成される。発音パ
ターンGPは、左右両チャンネルのアンプ24の発音音
量を制御するためのエンベロープである。
形WLの現在のクロック数に対応する部分の発音パター
ンGPLに基づいて、入力波形WLの発音レベルを変更
する。このようにすることで、左チャンネル用アンプ2
4Lに入力された入力波形WLは、図に示すような発音
波形WL’となる。
形WRの現在のクロック数に対応する部分の発音パター
ンGPRに基づいて、入力波形WRの発音レベルを変更
する。このようにすることで、右チャンネル用アンプ2
4Rに入力された入力波形WRは、図に示すような発音
波形WR’となる。
施例によるメイン処理を表すフローチャートである。
トする。その後次のステップSA2に進む。
し、初期画面を表示装置に表示し、次のステップSA3
に進む。
う。パネル設定処理については後述する。その後次のス
テップSA4に進む。
7又は電子楽器等により演奏を行った場合に発生され、
図1のI/Oインターフェイス16に入力される演奏信
号を検出する。このステップSA4で、ユーザの行う演
奏信号の変わりに、予め記憶されている演奏情報やCD
−ROMなどから楽音信号を入力してもよい。その場合
には、演奏情報又は楽音信号の入力を検出するようにす
る。演奏信号を検出したら次のステップSA6に進む。
元に、例えば図1の音源回路12により楽音信号を生成
する。ステップSA4で、楽音信号が入力された場合に
は、このステップSA5を飛ばしてもよい。その後、次
のステップSA6に進む。
に対する楽音信号処理が行われる。楽音信号処理の詳細
は後述する。楽音信号処理が終了したらステップSA3
に戻る。
ネル設定処理を表すフローチャートである。
を入力するための操作子9(図1)が複数設けられてお
り、これらの複数の効果設定用操作子9を以下パネルと
呼ぶ。
始される。その後次のステップSB2に進む。
をしたか否かが検出される。ユーザがパネル操作をした
場合にはYESの矢印で示す次のステップSB3に進
む。パネル操作がない場合には、NOの矢印で示すステ
ップSB10に進む。
作された操作子9がスライスの設定に関するものか否か
が判断される。スライスの設定に関するものと判断され
た場合は、YESの矢印で示すステップSB5に進む。
スライスの設定に関するものではないと判断された場合
は、NOの矢印で示すステップSB4に進む。
外のその他設定を行う。その他の設定としては例えば、
スライス効果のオン/オフ、スライス効果の設定の保
存、読み出し、自動演奏情報の読み出し、楽音情報の再
生、音源の設定等を含む。その他設定が終了したらステ
ップSB10に進む。
操作に基づき、スライス効果の設定のうち何を設定する
のかが判断される。カッティング・パターンCPの設定
を行うと判断したらAの矢印で示すステップSB6に進
む。底部レベルLBの設定を行うと判断したらBの矢印
で示すステップSB7に進む。PANエンベロープの設
定を行うと判断したらCの矢印で示すステップSB8に
進む。
ーンの設定を行う。カッティング・パターンCPの設定
は、図4及び図5を参照して説明したように、ユーザ
が、音符長に対応した操作子を操作することにより、操
作された操作子に対応する音符長のパターンを作成し、
それらのパターンを複数組み合わせることにより作成す
る。その後、ユーザの作成したカッティング・パターン
CPを図1のRAM4又は外部記憶装置7等に記録し
て、ステップSB9に進む。
定を行う。底部レベルLBの設定は、図6を参照して説
明したように、カッティング・パターンCPの音量0の
部分のレベルを、ユーザが指定する値に変更することに
より行われる。その後、ユーザの入力した値を図1のR
AM4又は外部記憶装置7等に記録して、ステップSB
9に進む。
PPの設定を行う。PANエンベロープPPの設定は、
図7を参照して説明したように、左右のチャンネルの発
音量比をユーザが設定する。その後、ユーザの入力した
値を図1のRAM4又は外部記憶装置7等に記録して、
ステップSB9に進む。
を終了するか否かをユーザに問い合わせる。スライス効
果の設定を終了する場合は、YESの矢印で示すステッ
プSB10に進む。スライス効果の設定を終了しない場
合には、NOの矢印で示すステップSB5に戻る。
終了するか否かをユーザに問い合わせる。パネル設定処
理を終了する場合には、YESの矢印で示すステップS
B11に進む。パネル設定処理を終了しない場合には、
NOの矢印で示すステップSB2に戻る。
終了する。
ネル楽音信号処理を表すフローチャートである。
する。その後次のステップSC2に進む。
の有無が判断される。楽音信号があれば、YESの矢印
で示すステップSC3に進む。楽音信号がなければ、N
Oの矢印で示すステップSC11に進む。
するか否かが判断される。スライス効果を付与する場合
は、YESの矢印で示すステップSC4に進む。スライ
ス効果を付与しない場合は、NOの矢印で示すステップ
SC9に進む。
2のタイマ6から供給されるクロックに基づき検出す
る。その後次のステップSC5に進む。
出した演奏位置に対応するカッティング・パターンCP
のレベルLA(オン又はオフ)をRAM4等に記録した
カッティング・パターンCPから読み出す。その後次の
ステップSC6に進む。
出した演奏位置に対応する底部レベルLBをRAM4等
に記録した底部レベルLBの設定から読み出す。その後
次のステップSC7に進む。
出した演奏位置に対応するPANエンベロープPPの左
右のレベルLCL及びLCRをRAM4等に記録したP
ANエンベロープPPから読み出す。その後次のステッ
プSC8に進む。
C7で読み出したレベルLA、底部レベルLB、PAN
レベルLCL及びLCRを図8を参照して説明したよう
に、演算して、左右2チャンネル分の出力調整値(発音
パターンGPL又はGPRのレベルLL又はLR)を生
成する。
イス効果を付与しない場合の処理である。ステップSC
9では、その他の処理を行い、次のステップSC10に
進む。ここでのその他の処理とは、演奏信号処理に関す
る処理であり、例えば、コーラス、ディレイ、リバーブ
等のスライス以外の効果付与に関する処理等が含まれ
る。
出力調整値(発音パターンGPL又はGPRのレベルL
L又はLR)及びステップSC9で処理されるその他の
効果付与の設定に基づき楽音信号に効果を付与して出力
する。その後次のステップSC11に進んで処理を終了
する。
出力される出力調整値に基づき、楽音信号の音量をコン
トロールすることにより実現される。このように音量を
コントロールことによって、楽音信号の形式を問わず、
それが波形データであってもMIDIデータのような自
動演奏情報であってもスライス効果を付与することがで
きる。
に基づいて、発音パターンを作成できるので、簡単に小
節単位で発音パターンを設定することができる。
で、楽音のテンポと簡単に同期を取ることができる。
ープを簡単に作成することができる。
ーンとPANエンベロープを組み合わせたが、上記二つ
の組合せはこれに限られない。例えば、カッティング・
パターンや、PANエンベロープの代わりにピッチベン
ド、モジュレーション、ベロシティなど、楽音の発音状
態を変化させることができる楽音の発音に関するパラメ
ータであればどのようなものを組み合わせて発音パター
ンを作成してもよい。また、種々の残響効果の付与や変
調等の処理の変化パターンを作成して変化させてもよ
い。
する場合には、発音量(発音レベル)の代わりに、ピッ
チのシフト量を指定するようにする。
ず3つ以上の複数のパターンを組み合わせて発音パター
ンを作成するようにしてもよい。
入力を用いて説明したが、上下左右4チャンネルの入力
を用いることもできるし、それ以上のチャンネルの入力
にも、作成するPANエンベロープ等を増やすことによ
り容易に対応できる。
ング・パターンに左右チャンネルで異なるPANエンベ
ロープを合成したが、左右チャンネルにそれぞれ異なる
カッティング・パターン作成するようにしてもよい。
タとして説明したが、これに限らず、例えば、MIDI
データ等の自動演奏情報を、波形データに変換せずに、
編集することもできる。この場合には、MIDIデータ
中のゲートタイムやPANエンベロープを作成する発音
パターンにしたがって編集する。
小節分を作成し、これを繰り返し使用するようにした
が、これに限らず、2小節以上の発音パターンを作成し
て、繰り返し使用するようにしてもよいし、一曲分の発
音パターンを作成するようにしてもよい。
ンピュータプログラム等をインストールした市販のコン
ピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。
ュータプログラム等を、CD−ROMやフロッピー(登
録商標)ディスク等の、コンピュータが読み込むことが
出来る記憶媒体に記憶させた状態で、ユーザに提供して
もよい。
ネット、電話回線等の通信ネットワークに接続されてい
る場合には、通信ネットワークを介して、コンピュータ
プログラムや各種データ等をコンピュータ等に提供して
もよい。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明
であろう。
バリエーションに富んだ効果を与えることのできる楽音
演奏装置を提供することができる。
した、発音パターンを簡単に作成できる楽音演奏装置を
提供することができる。
ドウェア構成を示すブロック図である。
ブロック図である。
ィング・パターンを設定する際に用いられる音符パター
ンの種類を表す図である。
ティング・パターンCPの作成の第1の例を表す概念図
である。
ティング・パターンCPの作成の第2の例を表す概念図
である。
ティング・パターンCP2を編集する場合の例を表す概
念図である。
ープ設定部22L、Rにより作成される左右両チャンネ
ル用のPANエンベロープPPL、PPRを表す概念図
である。
編集する場合の例を表すブロック図である。
メイン処理を表すフローチャートである
理を表すフローチャートである。
号処理を表すフローチャートである。
M、5…CPU、6…タイマ、7…外部記憶装置、8…
検出回路、9…操作子、10…表示回路、11…ディス
プレイ、12…音源回路、13…DSP、14…サウン
ドシステム、15…スピーカ、16…I/Oインターフ
ェイス、17…外部音源、18…通信インターフェイ
ス、19…通信ネットワーク、20…リズムパターン設
定部、21…底部レベル設定部、22…PANエンベロ
ープ設定部、23…乗算部、24…アンプ
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の音符長を組み合わせることで変化
パターンを生成する変化パターン生成手段と、 前記生成された変化パターンに基づいて楽音信号に効果
を付与する効果付与手段と、 を有する楽音演奏装置。 - 【請求項2】 複数の音符長を組み合わせることで、変
化パターンを生成する変化パターン生成手段と、 前記変化パターンの発音に関するパラメータの下限値
を、上限値を変化させることなく変更可能な下限値変更
手段と、 前記変更された変化パターンに基づいて楽音信号に効果
を付与する効果付与手段と、 を有する楽音演奏装置。 - 【請求項3】 複数の発音チャンネルと、 複数の音符長を組み合わせることで、前記複数の発音チ
ャンネルに共通の第1の変化パターンを生成する第1の
変化パターン生成手段と、 複数の音符長を組み合わせることで、前記複数の発音チ
ャンネルの少なくとも2つの異なるチャンネルにそれぞ
れに別の第2の変化パターンを生成する第2の変化パタ
ーン生成手段と、 前記第1の変化パターンと前記第2の変化パターンを合
成して、第3の変化パターンを生成する第3の変化パタ
ーン生成手段と、 前記第3の変化パターンに基づいて楽音信号に効果を付
与する効果付与手段と、 を有する楽音演奏装置。 - 【請求項4】 複数の発音チャンネルと、 複数の音符長を組み合わせることで、前記複数の発音チ
ャンネルに共通の第1の変化パターンを生成する第1の
変化パターン生成手段と、 前記第1の変化パターンの発音に関するパラメータの下
限値を、上限値を変化させることなく変更可能な下限値
変更手段と、 複数の音符長を組み合わせることで、前記複数の発音チ
ャンネルの少なくとも2つの異なるチャンネルにそれぞ
れに別の第2の変化パターンを生成する第2の変化パタ
ーン生成手段と、 前記変更された変化パターンと前記第2の変化パターン
を合成して、第3の変化パターンを生成する第3の変化
パターン生成手段と、 前記第3の変化パターンに基づいて楽音信号に効果を付
与する効果付与手段と、 を有する楽音演奏装置。 - 【請求項5】 前記変化パターンは、発音パターンであ
る請求項1〜4のいずれかに記載の楽音演奏装置。 - 【請求項6】 複数の音符長を組み合わせることで変化
パターンを生成する変化パターン生成工程と、 前記生成された変化パターンに基づいて楽音信号に効果
を付与する効果付与工程と、 を有する楽音演奏方法。 - 【請求項7】 複数の音符長を組み合わせることで変化
パターンを生成する変化パターン生成手順と、 前記生成された変化パターンに基づいて楽音信号に効果
を付与する効果付与手順と、 を有する楽音演奏手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録した媒体。
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