JP2002196045A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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Abstract
のスキャンテストを行う際、複数のIP回路に搭載される
F/F 数に依存してスキャンシフト時間が増大することを
抑制し、チップ単価の高騰を抑制する。 【解決手段】実質的に同一構成の複数のIP回路141 〜14
3 を混載したロジックICにおいて、スキャンテスト時に
各IP回路に並列にスキャンデータを入力する。
Description
(IC)に係り、特にスキャンテストを必要とする複数の
モジュール回路を有するICに関するもので、例えば1チ
ップマイクロコンピュータ、ロジックICなどに使用され
るものである。
ectual Property)回路を搭載しているロジックICのテス
ト手法の1つとしてスキャンテストが行われている。
トを行う際の回路接続の一例を示している。
には、複数のIP回路IP1 、IP2 、IP3 、IP4 およびその
他のロジック(LOGIC) 回路にそれぞれ設けられているフ
リップフロップ回路F/F を全体が1つのスキャンパスを
構築するように縦横無尽にシリアルに接続して、スキャ
ンシフトデータSCAN SHIFT DATA を入力し、スキャンデ
ータ出力SCAN DATA OUT を取り出している。
ている複数のIP回路IP1 、IP2 、IP3 が同一である場合
でも、スキャンパスの構築時に同一のIP回路であるか否
かの判断(認識)を行うことなく、複数のIP回路IP1 、
IP2 、IP3 、IP4 およびその他のロジック回路の全体が
1つのスキャンパスを構築するようにシリアルに接続し
てスキャンテストを行っている。
IP1 のF/F 数(FFip1) 、IP2 のF/F数(FFip2) 、IP3 のF
/F 数(FFip3) 、IP4 のF/F 数(FFip4) 、その他のロジ
ック回路のF/F 数(FFLG)の総和に、シフトクロックの周
期(Tcycle)を乗じた時間となる。
キャンテストのスキャンシフト時間Tshiftが増大し、F/
F 数に依存してロジックICのチップ単価の高騰をまねい
ていた。
を複数設け、スキャンシフト時間を短縮する手法も考え
られる。この場合のスキャンシフト時間Tshiftは、スキ
ャンパス数をSCANn で表わすと、 Tsift=Tcycle×(FFip1+FFip2+FFip3+FFip4+FFLG)/SCANn …(2) となる。
スキャンテスト専用端子が増加してしまうなどの問題が
発生する。
IP回路を搭載している従来のロジックICのスキャンテス
トを行う際、ロジックICに搭載するF/F 数に依存してス
キャンテストのスキャンシフト時間が増大し、F/F 数に
依存してロジックICのチップ単価の高騰をまねくという
問題があった。
たもので、同一チップ上に搭載された実質的に同一構成
の複数のモジュール回路のスキャンテストを行う際、複
数のモジュール回路に搭載されるF/F 数に依存してスキ
ャンシフト時間が増大することを抑制し、チップ単価の
高騰を抑制し得る半導体集積回路を提供することを目的
とする。
は、少なくとも主たる構成が同一の複数個のモジュール
回路と、 スキャンテスト時にスキャンシフトデータを
前記各モジュール回路の入力端子に共通に並列に供給す
る回路と、前記各モジュール回路のうちの1個の回路の
スキャン出力データを外部に出力するスキャンデータ出
力端子と、前記各モジュール回路の同一の出力端子の出
力信号同士を比較し、比較結果の真偽を出力する比較器
と、前記比較器の比較出力信号を外部に出力する比較信
号出力端子とを具備することを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。
の実施形態に係るロジックICの一部を示している。
部から入力データが入力する複数個の入力端子、12は通
常動作時に入力端子111 〜11n の少なくとも一部から入
力する通常データが入力するロジック回路等であり、少
なくともその一部はスキャンテスト時には入力端子111
〜11n の一部から入力するスキャンシフトデータを受け
るスキャンパスを形成する。
IP回路(IP1,IP2,IP3) であり、スキャンシフトデータが
各IP回路141 〜143 の同一の入力端子に共通に供給さ
れ、ロジック回路等12の出力データが各IP回路141 〜14
3 の入力端子に別々に供給される。そして、各IP回路14
1 〜143 のうちの1個のIP回路(例えばIP1 )のスキャ
ン出力データは、出力バッファ回路15およびスキャンデ
ータ出力端子16を経て外部に出力する。
力端子の出力信号同士を比較し、比較結果の真偽を通知
する比較器(COMPARE) 、18は上記比較器17の比較出力信
号COMPARE SIGNALを外部に出力する比較信号出力端子で
ある。
以外に、IP4 、ALU 、メモリマクロなども含む場合があ
り、それぞれの配置も任意である。
の一例を概略的に示している。
部21と、複数のF/F がシリアルに接続されたスキャン回
路部22とを有しており、このスキャン回路部22の構成は
各IP回路で共通である。
路141 〜143 との間にセレクト回路13を挿入した場合の
一例を示している。
IGNAL により制御され、スキャンテスト時にはスキャン
シフトデータ入力を選択してIP回路141 〜143 に共通に
入力し、通常動作時にはロジック回路等12からの通常の
データを選択してIP回路141〜143 に個別に入力するよ
うに構成されている。
いる。
ちの対応する出力信号同士を複数の比較回路(COMP)41,4
2,43で比較し、各比較結果をビット圧縮回路(OR)44で1
つの出力に纏めて(ビット圧縮して)出力する。図5
は、図4の比較器の一具体例を示している。各比較回路
41,42,43はそれぞれ排他的オアゲートからなり、ビット
圧縮回路44はオアゲートからなる。
スキャンテストを行う際に、各IP回路141 〜143 に共通
のスキャンシフトデータを同時に供給することにより、
各IP回路141 〜143 を並列にテストすることが可能とな
る。
なっており、第1段階では、IP回路141 〜143 の全出力
信号を比較し、一致するか否か(比較結果の真偽)を判
定し、比較結果が偽の場合は、その時点でロジックICに
故障有りと判断し、結果を通知することが可能となる。
個所で同一故障を起こしていた場合には故障検出が不可
能となるので、前記した比較結果の通知のみでは不十分
である。そこで、各IP回路141 〜143 の何れかの出力
は、通常のスキャンテストと同様に出力バッファ回路15
およびスキャンデータ出力端子16を経て外部に出力し、
ロジックICの外部で故障を判断できるようにしている。
ャンシフト時間Tshiftは、IP回路141 〜143 のF/F の総
数をFFip、その他のロジック回路等12のF/F 数をFFLG、
IP回路141 〜143 のスキャンパス数をSCANn で表わす
と、 Tshift≧Tcycle×FFLG+Tcycle×FFip/SCANn …(3) したがって、ロジックICに搭載するF/F 数に依存してス
キャンテストのスキャンシフト時間Tshiftが増大するこ
とを抑制し、F/F 数に依存してロジックICのチップ単価
が高騰することを抑制することが可能になる。また、ス
キャンテスト時のIP回路のスキャンパスが複数になって
も、スキャンテスト専用端子が増加することはない。
複数のIP回路が存在することを認識した上でスキャンテ
スト用のテストベクタを生成することにより、テストベ
クタの生成時間を短縮することができる。
おいて、各IP回路141 〜143 は、少なくとも主たる構成
が同一のものであればよく、スキャンシフトデータを各
IP回路141 〜143 の同一の入力端子に並列に供給すれ
ば、前記した効果が得られ、本発明の目的を達成するこ
とができる。
の実施形態に係るロジックICの一部を示している。
ックICと比べて、比較信号出力端子18を省略している
点、所定の1個のIP回路(例えば141 )の出力ノードと
スキャンデータ出力端子16との間に、前記比較回路17の
比較出力信号COMPARE SIGNALの論理レベルに応じて活性
/非活性状態の制御が可能なバッファ回路61を挿入した
点が異なり、その他は同じであるので、図1中と同一符
号を付している。
施形態のロジックICと基本的に同様の動作が得られる
が、次の点で動作が異なる。
較回路17で比較した結果、一致した場合(比較出力信号
COMPARE SIGNALが"H" レベル)には、バッファ回路61が
活性状態になり、所定の1個のIP回路141 のスキャン出
力データがバッファ回路61を経由し、スキャンデータ出
力端子16を経て外部に出力する。
果、不一致であった場合(比較出力信号COMPARE SIGNAL
が"L" レベル)には、バッファ回路61が非活性状態にな
り、所定の1個のIP回路141 のスキャン出力データがス
キャンデータ出力端子16を経て外部に出力することはな
い。
スキャン出力データを出力するか否かによって比較結果
を外部に通知することが可能になり、第1の実施形態の
ロジックICと比べて比較信号出力端子18を省略できると
いう利点がある。
によれば、同一チップ上に搭載された実質的に同一構成
の複数のモジュール回路のスキャンテストを行う際、複
数のモジュール回路に搭載されるF/F 数に依存してスキ
ャンシフト時間が増大することを抑制し、チップ単価の
高騰を抑制することができる。
部を示す回路図。
に示す回路図。
図。
図。
部を示す回路図。
一例を示す回路図。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも主たる構成が同一の複数個の
モジュール回路と、 スキャンテスト時にスキャンシフトデータを前記各モジ
ュール回路の入力端子に共通に並列に供給する回路と、 前記各モジュール回路のうちの1個の回路のスキャン出
力データを外部に出力するスキャンデータ出力端子と、 前記各モジュール回路の同一の出力端子の出力信号同士
を比較し、比較結果の真偽を出力する比較器と、 前記比較器の比較出力信号を外部に出力する比較信号出
力端子とを具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 少なくとも主たる構成が同一の複数個の
モジュール回路と、 スキャンテスト時にスキャンシフトデータを前記各モジ
ュール回路の入力端子に共通に並列に供給する回路と、 前記各モジュール回路の同一の出力端子の出力信号同士
を比較し、比較結果の真偽を出力する比較器と、 前記各モジュール回路のうちの1個の回路のスキャン出
力データが入力し、前記比較器の比較出力の比較結果の
真偽に応じて活性あるいは非活性状態に制御されるバッ
ファ回路と、 前記バッファ回路のスキャン出力データを外部に出力す
るスキャンデータ出力端子とを具備することを特徴とす
る半導体集積回路。 - 【請求項3】 通常動作時には通常のデータを選択して
前記各モジュール回路の入力端子に別々に供給し、スキ
ャンテスト時にはスキャンシフトデータを選択して前記
各モジュール回路の入力端子に共通に並列に供給するセ
レクト回路をさらに具備することを特徴とする1または
2記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記各モジュール回路は、複数のフリッ
プフロップ回路がシリアルに接続されたスキャン回路部
とその他の回路部とを有し、前記スキャン回路部の構成
は各モジュール回路で共通であることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。 - 【請求項5】 前記比較器は、各モジュール回路の複数
の出力信号のうちの対応する出力信号同士を複数の比較
回路で比較し、各比較結果をビット圧縮回路で1つの出
力に纏めて出力することを特徴とする請求項1乃至4の
いずれか1項に記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393410A JP2002196045A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393410A JP2002196045A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002196045A true JP2002196045A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18859221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000393410A Pending JP2002196045A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002196045A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100686182B1 (ko) * | 2006-01-27 | 2007-02-26 | 엘지전자 주식회사 | 네트워크 온 칩 내 ip 코아 스캔 테스트 제어 장치 |
JP2008047243A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fujitsu Ltd | 集積回路 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000393410A patent/JP2002196045A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100686182B1 (ko) * | 2006-01-27 | 2007-02-26 | 엘지전자 주식회사 | 네트워크 온 칩 내 ip 코아 스캔 테스트 제어 장치 |
JP2008047243A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fujitsu Ltd | 集積回路 |
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