JP2002195623A5 - - Google Patents
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【0027】
また、高静圧で送風するため、長配管の場合においても容易に対応が可能となるもので、従来の給気システムでは外気の給気口から室内の給気口までの最大配管長15m前後が一般的であったが、本発明では高静圧ブロアが従来の給気システムの10倍程度の静圧までの対応が可能なため、従来の給気装置と同じ配管径の場合、配管長150mまで対応可能となり、例えば35階建の建物で1階の外気の給気口から35階の室内への給気口までのダクト長は150mとなり、従来の給気システムの場合は全く不可能であったが、本発明では対応が可能となるものである。つまり、住宅における給気システムとしてだけでなく、超高層ビル、広大なフロア面積を有する店舗およびホール等でも使用可能となる。
また、高静圧で送風するため、長配管の場合においても容易に対応が可能となるもので、従来の給気システムでは外気の給気口から室内の給気口までの最大配管長15m前後が一般的であったが、本発明では高静圧ブロアが従来の給気システムの10倍程度の静圧までの対応が可能なため、従来の給気装置と同じ配管径の場合、配管長150mまで対応可能となり、例えば35階建の建物で1階の外気の給気口から35階の室内への給気口までのダクト長は150mとなり、従来の給気システムの場合は全く不可能であったが、本発明では対応が可能となるものである。つまり、住宅における給気システムとしてだけでなく、超高層ビル、広大なフロア面積を有する店舗およびホール等でも使用可能となる。
【0029】
また、外気の空気質を環境良化空気に変換することのできる空気質変換手段1および高静圧ブロアーにより形成される送風手段2を設け、室外3に配設される空気質変換装置4と、居室空間5となる複数の室5A、5B、5Cに環境良化空気を送るダクト手段6となる分岐ダクト6Aと、この分岐ダクト6Aに環境良化空気を分岐して送る分岐ユニット7と、この分岐ユニット7と空気質変換装置4を接続する主ダクト8とを備え、主ダクト8の口径を大径に、分岐ダクト6Aの口径を小径に形成した住宅の空気質変換システムを設け、住宅12を構成したので、住宅12内の複数の室5A、5B、5Cに環境良化空気をむらなく供給することができ、換気を計画的にできる。また、高静圧で送風するため分岐ダクト6Aの小口径化が図られ、施工が自由にでき、ひいては従来の給気システムで施工が困難であった建築方法(ユニット工法や2×4工法等)においても梁や柱に余計なダクトの貫通孔をあけることなくダクト施工を容易に行うことができ省施工化が可能となる。また、ダクトが長配管の場合においても対応が可能な住宅が得られる。
また、外気の空気質を環境良化空気に変換することのできる空気質変換手段1および高静圧ブロアーにより形成される送風手段2を設け、室外3に配設される空気質変換装置4と、居室空間5となる複数の室5A、5B、5Cに環境良化空気を送るダクト手段6となる分岐ダクト6Aと、この分岐ダクト6Aに環境良化空気を分岐して送る分岐ユニット7と、この分岐ユニット7と空気質変換装置4を接続する主ダクト8とを備え、主ダクト8の口径を大径に、分岐ダクト6Aの口径を小径に形成した住宅の空気質変換システムを設け、住宅12を構成したので、住宅12内の複数の室5A、5B、5Cに環境良化空気をむらなく供給することができ、換気を計画的にできる。また、高静圧で送風するため分岐ダクト6Aの小口径化が図られ、施工が自由にでき、ひいては従来の給気システムで施工が困難であった建築方法(ユニット工法や2×4工法等)においても梁や柱に余計なダクトの貫通孔をあけることなくダクト施工を容易に行うことができ省施工化が可能となる。また、ダクトが長配管の場合においても対応が可能な住宅が得られる。
【0041】
このように本発明の実施の形態3の住宅の空気質変換システムによれば、居住空間5の空気を室外3に排気する排気ユニット20を設け、排気ユニット20の排気風量を可変可能に形成し、住宅12の内外差圧を調節する構成としたので、室外の花粉濃度や粉塵濃度が濃いときには居住空間5内をプラス圧に制御することで建物の隙間から花粉や粉塵が住宅12内に侵入するのが防止でき、冬期等の外気温度が低いときは居住空間5をマイナス圧にすることで壁19内の結露を防止できる。すなわち、居住空間5がプラス圧のときには、居住空間5の高温多湿の空気が壁19内に浸透し、外気により壁19内で結露することになるが、居住空間5をマイナス圧にすることにより壁19内の断熱材18等の結露により建物の損傷するのが防止できる。
このように本発明の実施の形態3の住宅の空気質変換システムによれば、居住空間5の空気を室外3に排気する排気ユニット20を設け、排気ユニット20の排気風量を可変可能に形成し、住宅12の内外差圧を調節する構成としたので、室外の花粉濃度や粉塵濃度が濃いときには居住空間5内をプラス圧に制御することで建物の隙間から花粉や粉塵が住宅12内に侵入するのが防止でき、冬期等の外気温度が低いときは居住空間5をマイナス圧にすることで壁19内の結露を防止できる。すなわち、居住空間5がプラス圧のときには、居住空間5の高温多湿の空気が壁19内に浸透し、外気により壁19内で結露することになるが、居住空間5をマイナス圧にすることにより壁19内の断熱材18等の結露により建物の損傷するのが防止できる。
【0084】
また、外気の空気質を環境良化空気に変換することができる空気質変換手段および高静圧ブロアにより形成される送風手段を設け、室外に配設される空気質変換装置と、建物内部の複数の室に環境良化空気を送るダクト手段となる分岐ダクトと、この分岐ダクトに環境良化空気を分岐して送る分岐ユニットと、この分岐ユニットと前記空気質変換装置を接続する主ダクトとを備え、前記主ダクトの口径を大径に、前記分岐ダクトの口径を小径に形成した建物の空気質変換システムを設け構成したので、環境良化空気を複数の室にむらなく供給できるとともに、ダクト施工が容易で長配管にも対応することができる住宅が得られる。
また、外気の空気質を環境良化空気に変換することができる空気質変換手段および高静圧ブロアにより形成される送風手段を設け、室外に配設される空気質変換装置と、建物内部の複数の室に環境良化空気を送るダクト手段となる分岐ダクトと、この分岐ダクトに環境良化空気を分岐して送る分岐ユニットと、この分岐ユニットと前記空気質変換装置を接続する主ダクトとを備え、前記主ダクトの口径を大径に、前記分岐ダクトの口径を小径に形成した建物の空気質変換システムを設け構成したので、環境良化空気を複数の室にむらなく供給できるとともに、ダクト施工が容易で長配管にも対応することができる住宅が得られる。
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JP2000394316A JP2002195623A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 建物の空気質変換システムとそれを設けた建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000394316A JP2002195623A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 建物の空気質変換システムとそれを設けた建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002195623A JP2002195623A (ja) | 2002-07-10 |
JP2002195623A5 true JP2002195623A5 (ja) | 2004-09-24 |
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ID=18859961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000394316A Pending JP2002195623A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 建物の空気質変換システムとそれを設けた建物 |
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- 2000-12-26 JP JP2000394316A patent/JP2002195623A/ja active Pending
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