JP2002195433A - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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JP2002195433A
JP2002195433A JP2000401430A JP2000401430A JP2002195433A JP 2002195433 A JP2002195433 A JP 2002195433A JP 2000401430 A JP2000401430 A JP 2000401430A JP 2000401430 A JP2000401430 A JP 2000401430A JP 2002195433 A JP2002195433 A JP 2002195433A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
floating
valve box
float
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000401430A
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English (en)
Inventor
Minoru Nagao
稔 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水が弁箱の外部に噴出または流出しても、こ
れらの水の飛散を防止して、周辺部に悪影響がおよぶの
を回避することができる空気弁を提供する。 【解決手段】 弁箱2の外周には、径外方向に略水平に
張出す鍔状の底部12Aと、この鍔状の底部12Aの外
周端部に連続して上向きに略垂直にのびる環状の周壁部
12Bとを備えた水受け12を設ける。また、水受け1
2における鍔状の底部12Aには、鍔状の底部12Aに
設けた貫通ねじ孔12aに螺合して取付けられたホース
継手13Aと、このホース継手13Aに基端部を接続し
た排水ホース13Bとからな排水通路13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通水管の吸・排気
を行う空気弁に係り、詳しくは、弁箱外部に噴出した水
が周辺に飛散するのを防止できるようにした空気弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】通水管の吸・排気を行うために通水管に
連通して取付けられる空気弁は、図2に示すように、通
水管1に下端部の入口2Aを連通させて取付けられる弁
箱2と、この弁箱2の内部に収容されたフロ−ト弁体3
と、このフロ−ト弁体3に被冠されてフロ−ト弁体3と
ともにフロートガイド4を案内に昇降する遊動弁体5を
備え、遊動弁体5の外周縁部上面が弁体シ−ト5Aとし
て機能するようになっている。
【0003】弁箱2の上端開口部に環状の支持面2Bが
形成され、この環状の支持面2Bでフロートガイド4の
径外方向に少し張出す上端周縁部4Aを支持することに
よって、弁箱2の内部にフロートガイド4を吊持してい
る。なお、フロートガイド4の底部に小さい透孔4Bが
設けられ、上端部の近傍には円周方向等間隔で複数の通
水窓4Cを開口してある。
【0004】弁箱2の上端開口部には、複数本のボルト
8によって環状のふた7が取付けられ、この環状のふた
7に下面とフロートガイド4の上端面とでゴムなどの弾
性材料によってなる環状の空気孔弁座6を挟着してい
る。したがって、弁箱2の上端部には、環状のふた7の
内径dに相当する空気孔9が開口している。なお、図中
10は小空気孔、11はカバーを示す。
【0005】前記構成の空気弁によれば、通水管1への
通水前段状態では、フロ−ト弁体3および遊動弁体5
は、実線で示す位置でフロートガイド4に保持されて空
気孔9を開放している。したがって、通水管1への通水
が開始されると、通水管1内の空気は弁箱2からフロー
トガイド4の通水窓4Cおよび空気孔9を通って外部に
急速排気される。また、通水管1への通水によって弁箱
2内に流入した水は、透孔4Bおよび通水窓4Cからフ
ロートガイド4に流入する。これにより、フロ−ト弁体
3に浮力が生じてフロ−ト弁体3および遊動弁体5をフ
ロートガイド4に沿って浮上させる。フロ−ト弁体3お
よび遊動弁体5が二点鎖線で示す弁閉位置まで上昇する
と、遊動弁体5の弁体シ−ト5Aが空気孔弁座6に密着
して空気孔9を閉塞するとともに、フロ−ト弁体3が小
空気孔10を閉塞することによって止水される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の空
気弁では、弁箱2およびフロートガイド4の内部で急激
な水面上昇が生じると、この水面上昇にフロ−ト弁体3
および遊動弁体5の浮上が追従せず、水面の上昇がフロ
−ト弁体3および遊動弁体5の浮上に先行する。したが
って、フロ−ト弁体3および遊動弁体5が弁閉位置まで
上昇して空気孔9を閉塞するまでの間に、若干量の水が
空気孔9から弁箱2の外部に噴出して飛散する。また、
弁箱2およびフロートガイド4の内部に流入する水に異
物が混入していると、この異物の影響によってフロ−ト
弁体3および遊動弁体5のスムーズな浮上が妨げられ、
空気孔9を閉塞するまでの間に時間がかかり空気孔9か
ら弁箱2の外部に水が噴出して飛散する。さらに、通水
管1内の水圧が過剰に低下すると、空気孔弁座6に対す
る遊動弁体5の弁体シ−ト5Aの密着度が損なわれて、
空気孔9から弁箱2の外部に水が流出して飛散する。
【0007】しかし、従来の空気弁では、弁箱の外部に
噴出または流出した水が飛散したままの状態で放置され
ているので、周辺部に悪影響をおよぼすことになる。
【0008】そこで、本発明は、水が弁箱の外部に噴出
または流出しても、これらの水の飛散を防止して、周辺
部に悪影響がおよぶのを回避することができる空気弁を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る空気弁は、通水管に連通する入口を設
けた弁箱と、この弁箱内に収容されたフロ−ト弁体と、
このフロ−ト弁体の上部に被せられて前記弁箱内でフロ
−ト弁体とともに昇降する遊動弁体とを備え、前記弁箱
の上端部に前記遊動弁体の上昇により閉塞され、かつ該
遊動弁体の下降により開放される空気孔が開口している
空気弁において、前記弁箱に前記空気孔から出た水を受
け止める水受けが径外方向に張出して設けられていると
ともに、この水受けには受け止めた水を排出する排水通
路が設けられていることを特徴としている。
【0010】本発明によれば、水が空気孔から噴出また
は流出しても、これらの水を水受けによって受け止め
て、飛散するのを防止することができる。しかも、水受
けによって受け止めた水は、排水通路を通して排水溝な
どに排水することができるので、水受けから溢水するこ
とはない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示す縦断面図である。なお、前記図2の従来例と同一
部分には同一の符号を付して、重複した構造説明は省略
する。
【0012】図1において、弁箱2の外周には、径外方
向に略水平に張出す鍔状の底部12Aと、この鍔状の底
部12Aの外周端部に連続して上向きに略垂直にのびる
環状の周壁部12Bとを備えた水受け12が設けられて
いる。また、水受け12における鍔状の底部12Aには
排水通路13が設けられている。この排水通路13は、
たとえば、鍔状の底部12Aに設けた貫通ねじ孔12a
に螺合して取付けられたホース継手13Aと、このホー
ス継手13Aに基端部を接続した排水ホース13Bとか
らなり、排水ホース13Bの図示していない先端排水口
は排水溝(図示省略)に臨ませてある。
【0013】このような構成であれば、弁箱2およびフ
ロートガイド4の内部で急激な水面上昇が生じ、この水
面上昇がフロ−ト弁体3および遊動弁体5の浮上に先行
することによって、空気孔9から弁箱2の外部に若干量
の水が噴出した場合、または弁箱2内に流入する水に混
入している異物の影響によって、フロ−ト弁体3および
遊動弁体5のスムーズな浮上が妨げられることで、空気
孔9から弁箱2の外部に水が噴出した場合、あるいは通
水管1内部の過剰な水圧低下が起因して、空気孔9から
弁箱2の外部に水が流出した場合などにおいて、これら
噴出または流出した水は、水受け12によって受け止め
て飛散するのを確実に防止することができる。このた
め、周辺部に悪影響をおよぼすことはない。
【0014】一方、水受け12によって受け止めた水
は、排水通路13を通して排水溝などに排水することが
できるので、受け止められた水が環状の周壁部12Bを
乗り越えて溢水し、周辺部に悪影響をおよぼすことはな
い。
【0015】すなわち、本発明の空気弁によれば、空気
孔9から水が噴出または流出しても、これらの水を水受
け12によって受け止めて、飛散するのを防止すること
ができるとともに、水受け12によって受け止めた水
は、排水通路13を通して排水溝などに排水することに
より、水受け12からの溢水が防止されるので、周辺部
に悪影響がおよぶのを回避することができる。
【0016】なお、前記実施の形態では、径外方向に略
水平に張出す鍔状の底部12Aと、上向きに略垂直にの
びる環状の周壁部12Bとを備えた形状の水受け12を
設けているが、水受け12の形状は任意であり底部12
Aと環状の周壁部12Bとを備えておればよい。また、
一系統の排水通路13を設けた構成で説明しているが、
二系統以上の排水通路13を設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気弁は
構成されているので、以下のような格別の効果を奏す
る。
【0018】すなわち、空気孔から水が噴出または流出
しても、これらの水を水受けによって受け止めて、飛散
するのを防止することができるとともに、水受けによっ
て受け止めた水は、排水通路を通して排水溝などに排水
することにより、水受けからの溢水が防止されるので、
周辺部に悪影響がおよぶのを確実に回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 通水管 2 弁箱 2A 入口 3 フロ−ト弁体 5 遊動弁体 9 空気孔 12 水受け 13 排水通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水管に連通する入口を設けた弁箱と、
    この弁箱内に収容されたフロ−ト弁体と、このフロ−ト
    弁体の上部に被せられて前記弁箱内でフロ−ト弁体とと
    もに昇降する遊動弁体とを備え、前記弁箱の上端部に前
    記遊動弁体の上昇により閉塞され、かつ該遊動弁体の下
    降により開放される空気孔が開口している空気弁におい
    て、前記弁箱に前記空気孔から出た水を受け止める水受
    けが径外方向に張出して設けられているとともに、この
    水受けには受け止めた水を排出する排水通路が設けられ
    ていることを特徴とする空気弁。
JP2000401430A 2000-12-28 2000-12-28 空気弁 Pending JP2002195433A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7829199B2 (en) 2004-04-21 2010-11-09 Nec Corporation Solder, and mounted components using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7829199B2 (en) 2004-04-21 2010-11-09 Nec Corporation Solder, and mounted components using the same

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