JP2002194664A - 脱脂綿の製造方法 - Google Patents

脱脂綿の製造方法

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JP2002194664A JP2000390777A JP2000390777A JP2002194664A JP 2002194664 A JP2002194664 A JP 2002194664A JP 2000390777 A JP2000390777 A JP 2000390777A JP 2000390777 A JP2000390777 A JP 2000390777A JP 2002194664 A JP2002194664 A JP 2002194664A
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Fuminori Sugaya
文教 菅家
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能で柔軟性に優れた脱脂綿を製造する方
法を提供する。 【解決手段】 木綿繊維群を、有機ホスホン酸又はその
塩及びポリカルボン酸又はその塩を含有し、温度50〜
100℃に調整された酸性水溶液を用いて精練処理す
る。酸性水溶液のpHは、蟻酸等で3〜4に調整するの
が好ましい。有機ホスホン酸又はその塩としては、1−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸又はその
塩を用いるのが好ましい。ポリカルボン酸又はその塩と
して、ポリマレイン酸又はその塩を用いるのが好まし
い。この精練であれば、処理時間が10分程度で十分に
不純物を除去することができ、合理的である。精練処理
後、過酸化水素及びα−ヒドロキシアクリル酸系ポリマ
ーを含有する水溶液を用いて、漂白処理する。この方法
により、灰分量が少なく、白度が高く、柔軟な脱脂綿を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本薬局方脱脂綿
規格に適合する脱脂綿の製造方法に関するものであり、
特に、柔軟性に優れた脱脂綿の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】脱脂綿は、木綿繊維群を精練及び漂白処
理することによって製造されている。精練処理は、木綿
繊維中に含まれている不純物を除去するために行われ
る。ここで、不純物としては、ペクチン質、脂肪、ワッ
クス、ヘミセルロース、鉄、カルシウム等が挙げられ
る。また、漂白処理は、木綿繊維に白度を与えるために
行われる。
【0003】従来より、精練処理は、非イオン性等の界
面活性剤と、水酸化ナトリウム等のアルカリビルダーと
を含有するアルカリ水溶液を用いて行われている。この
精練処理で上記した不純物を十分に除去するためには、
一般的に、アルカリ水溶液の温度を100℃以上とし、
処理時間を1時間以上に設定することが必要である。し
かし、高温で長時間の精練処理を行うと、木綿繊維の表
面に荒れが生じやすく、また木綿繊維の風合いが硬化す
るということがあった。従って、得られる脱脂綿にガサ
ツキが生じたり、柔軟性が低下するということがあっ
た。
【0004】また、漂白処理は、従来より、過酸化水素
及び珪酸ナトリウムを含有する水溶液を用いて行われて
いる。ここで、珪酸ナトリウムは、水溶液中の過酸化水
素が早期に分解されるのを防止し、脱脂綿の白度を十分
に向上させるために用いられている。しかし、珪酸ナト
リウムを使用した場合、木綿繊維の風合いが硬化し、得
られる脱脂綿の柔軟性が低下するということがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
精練処理に用いるビルダーとして種々のものを使用し
て、研究を重ねた結果、特定のビルダーを組み合わせる
と共に酸性水溶液で精練を行うと、処理温度を低くして
も、日本薬局方規格に適合する脱脂綿が得られ、かつ、
脱脂綿の柔軟性の低下を防止しうることを見出した。ま
た、漂白処理においても、特定の過酸化水素安定剤を用
いると、白度を更に向上することができ、しかも、脱脂
綿の柔軟性の低下を防止しうることを見出した。本発明
は、このような知見に基づいてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、木綿繊
維群に精練及び漂白処理を施して脱脂綿を得る方法にお
いて、有機ホスホン酸又はその塩及びポリカルボン酸又
はその塩を含有し、pH7未満で温度50〜100℃に
調整された水溶液を用いて精練処理することを特徴とす
る脱脂綿の製造方法に関するものである。
【0007】本発明で用いる木綿繊維群は、脱脂処理が
施される前のもので、いわゆる原綿と呼ばれるものであ
る。原綿には、上記したように、不純物として、ペクチ
ン質、脂肪、ワックス、ヘミセルロース、鉄、カルシウ
ム等が含まれている。この不純物を除去し、一定量以下
としなければ、日本薬局方脱脂綿規格に適合せず、脱脂
綿として販売することができない。
【0008】本発明において、精練処理で用いる水溶液
には、有機ホスホン酸又はその塩及びポリカルボン酸又
はその塩が含有されている。有機ホスホン酸又はその塩
は、原綿中に含まれている不純物を除去する機能を発揮
するものであり、原綿中に含まれている灰分、特にカル
シウム等のアルカリ土類金属を除去する性能に優れてい
る。有機ホスホン酸としては、アミノトリ(メチレンホ
スホン酸)又はその塩等のアミノトリ(アルキレンホス
ホン酸)又はその塩、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸に代表されるヒドロキシエチリデンジ
ホスホン酸又はその塩,ヒドロキシプロピリデンホスホ
ン酸又はその塩等のヒドロキシアルキリデンジホスホン
酸又はその塩、エチレンジアミンテトラ(メチレンホス
ホン酸)又はその塩,ジエチレントリアミンペンタ(メ
チレンホスホン酸)又はその塩等のエチレンジアミンポ
リ(アルキレンホスホン酸)又はその塩、1,2,4−
トリカルボキシブタン−2−ホスホン酸又はその塩,
1,2,4−トリカルボキシヘキサン−1−ホスホン酸
又はその塩等のポリカルボキシアルカンホスホン酸又は
その塩等が用いられる。なお、塩となっている場合は、
アルカリ金属塩,アルカリ土類金属塩,アンモニウム
塩,有機アミン塩,モノアルカノールアミン塩,ジアル
カノールアミン塩,トリアルカノールアミン塩等の形が
一般的である。
【0009】ポリアクリル酸又はその塩も、原綿中に含
まれている不純物を除去する機能を発揮するものであ
り、原綿中に含まれている灰分、特に鉄等の金属を捕捉
し、除去する性能に優れている。ポリカルボン酸又はそ
の塩としては、ポリアクリル酸又はその塩、ポリメタク
リル酸又はその塩、ポリマレイン酸又はその塩等が用い
られる。なお、塩となっている場合は、有機ホスホン酸
塩のときと同様に、アルカリ金属塩,アルカリ土類金属
塩,アンモニウム塩,有機アミン塩,モノアルカノール
アミン塩,ジアルカノールアミン塩,トリアルカノール
アミン塩等の形が一般的である。
【0010】有機ホスホン酸又はその塩、及びポリアク
リル酸又はその塩の他には、任意の物質を含有させるこ
とができる。本発明においては、精練処理で用いる水溶
液のpHを酸性にすることが必要であり、各種の酸を加
えて、pH調整を行う。pHの値は、酸性であれば良い
ので7未満であるが、特に3〜4にpH調整するのが好
ましい。pH調整するために添加する酸としては、従来
公知のものが用いられるが、特に有機酸を用いるのが好
ましい。有機酸は、木綿繊維に損傷を与えにくいためで
ある。有機酸としては、蟻酸、リンゴ酸、蓚酸又は酢酸
等を用いることができる。
【0011】酸以外の物質としては、非イオン系界面活
性剤や陰イオン系界面活性剤等の界面活性剤を含有させ
るのが、一般的である。この界面活性剤は、木綿繊維に
含まれている有機物質を除去するためや、木綿繊維に有
機ホスホン酸又はその塩等を浸透させるために用いられ
る。非イオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルやアルキルフェニルエーテル等が用
いられる。陰イオン系界面活性剤としては、高級アルコ
ールサルフェート、アルキルスルホネート、アルキルベ
ンゼンスルホネート等が用いられる。また、原綿に比較
的多量に含まれているペクチンを分解させるための酵素
を含有させておいても良い。
【0012】精練処理に用いる水溶液中における各物質
の濃度は、以下の程度であるのが好ましい。即ち、有機
ホスホン酸又はその塩の濃度は、0.01〜0.05質
量%程度である。ポリカルボン酸又はその塩の濃度は、
0.01〜0.1質量%程度である。有機酸の濃度は、
水溶液のpHにもよるが、0.05〜2質量%程度であ
る。界面活性剤の濃度は、0.01〜0.1質量%程度
である。
【0013】上記した水溶液を用いて精練処理を行う
際、水溶液の温度は、50〜100℃で十分である。即
ち、本発明によれば、水溶液を100℃以上の温度にし
なくとも、十分に精練処理が行えるのである。水溶液の
温度が100℃を超えると、木綿繊維が損傷を受ける恐
れがある。また、水溶液の温度が50℃未満になると、
十分な精練処理を行えない。
【0014】精練処理の際、原綿と水溶液との浴比は、
一般的に、1:5〜7程度であるのが好ましい。浴比が
1:5未満になると、原綿中を水溶液が流れにくくな
り、精練班が生じる恐れがある。また、浴比が1:7を
超えると、精練における原綿の処理量が少なくなり、生
産性が低下する。本発明においては、精練時間は、1時
間以内で十分である。特に、5〜30分程度で十分であ
る。即ち、従来のアルカリビルダーを用いて精練処理を
行う場合に比べて、格段に精練時間を短くすることが出
来、生産を合理化しうるのである。
【0015】精練処理の後、水洗を行った後、漂白処理
が施される。本発明の場合、漂白処理の前の水洗は、常
温の水を用いて1回で十分である。従来のアルカリビル
ダーを用いた精練処理の場合、漂白処理の前に、常温の
水を使用して数回の水洗を行うか、又は温水乃至湯水を
使用して水洗を行う必要があり、この場合に比べて、本
発明の場合は、この水洗工程を合理化できる。水洗後の
漂白処理は、従来公知の方法を採用しても良いが、本発
明においては、特に、過酸化水素及びα−ヒドロキシア
クリル酸系ポリマーを含有する水溶液を用いて漂白処理
するのが好ましい。ここで使用されるα−ヒドロキシア
クリル酸系ポリマーとは、化1で表される構成単位を含
むポリマーである。
【化1】 (Mは、水素原子,アルカリ金属,アルカリ土類金属,
炭素数1〜4の脂肪アミン,アンモニウム,モノアルカ
ノールアミン,ジアルカノールアミン又はトリアルカノ
ールアミンを表す。) α−ヒドロキシアクリル酸系ポリマーの質量平均分子量
は、2000〜1000000であるのが好ましく、特
に5000〜800000であるのが最も好ましい。
【0016】漂白処理に使用される水溶液中には、過酸
化水素とα−ヒドロキシアクリル酸系ポリマーの他に、
従来公知の任意の物質が含有されていていも良い。例え
ば、水酸化ナトリウム等のアルカリビルダー、非イオン
性界面活性剤や陰イオン性界面活性剤等を含有させてお
いても良い。
【0017】漂白処理に用いる水溶液中における各物質
の濃度は、以下の程度であるのが好ましい。即ち、過酸
化水素の濃度は、0.1〜1質量%程度である。α−ヒ
ドロキシアクリル酸系ポリマーの濃度は、0.005〜
0.03質量%程度である。水酸化ナトリウム等のアル
カリビルダーの濃度は、0.1〜2質量%程度である。
界面活性剤の濃度は、0.01〜0.1質量%程度であ
る。
【0018】漂白処理における水溶液の温度は、従来公
知の温度と同程度で良く、例えば100℃前後であるの
が好ましい。また、漂白時間も従来公知の時間と同程度
で良く、例えば、20分〜1時間程度であるのが好まし
い。
【0019】漂白処理の後、温水等で水洗し、蟻酸等の
有機酸を用いて中和し、脱脂綿を得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。本発明
は、酸性水溶液を用い、特定のビルダーを組み合わせて
精練処理すると、日本薬局方規格に適合する、柔軟性に
優れた脱脂綿が得られるとの知見に基づくものとして解
釈されるべきである。
【0021】実施例1 精練処理に用いる水溶液を、以下のとおり調整した。 ポリマレイン酸 0.2g/L 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 0.125g/L 蟻酸 0.85g/L 非イオン界面活性剤(日華化学株式会社製、商品名「サンモールCS−30 0」) 0.3g/L 浸透脱気剤(アルキルフェニルエーテル、日華化学株式会社製、商品名「N S−10) 0.2g/L pH 4.0 そして、オーバーマイヤー染色機を使用して、この水溶
液中に、落綿70%とコーマ綿30%とからなる木綿繊
維群1150kgを投入した。水溶液の温度を90℃と
し、10分間精練処理を行った。なお、浴比は、1:
5.5とした。
【0022】精練処理の後、常温の水を使用して1回水
洗を行った。その後、漂白処理を行った。漂白処理に用
いた水溶液の組成は、以下のとおりである。 水酸化ナトリウム 4.8g/L α−ヒドロキシアクリル酸系ポリマー(ナトリウム塩) 0.1g/L 過酸化水素 3.15g/L 非イオン界面活性剤(日華化学株式会社製、商品名「サンモールCS−30 0」) 0.3g/L 漂白処理は、水溶液の温度を105℃とし、40分間行
った。漂白処理の後、温水を用いて2回水洗を行い、蟻
酸水溶液で中和して、脱脂綿を得た。
【0023】実施例2 木綿繊維群として、コーマ綿60%及び米綿40%から
なる木綿繊維群1300kgを使用し、浴比を1:5と
した他は、実施例1と同様にして脱脂綿を得た。
【0024】比較例1 精練処理に用いる水溶液を、以下のとおり調整した。 水酸化ナトリウム 12g/L 非イオン界面活性剤(日華化学株式会社製、商品名「サンモールCS−30 0」) 1g/L そして、オーバーマイヤー染色機を使用して、この水溶
液中に、実施例1で用いたのと同一の木綿繊維群115
0kgを投入した。水溶液の温度を115℃とし、90
分間精練処理を行った。なお、浴比は、1:5.5とし
た。
【0025】その後、非イオン性界面活性剤(日華化学
株式会社製、商品名「サンモールCS−300」)水溶
液(濃度0.1重量%)を用いて、80℃で10分間処
理した。続いて、60℃の湯水を用いて10分間水洗し
た。その後、漂白処理を行った。漂白処理に用いた水溶
液の組成は、以下のとおりである。 水酸化ナトリウム 0.384g/L 過酸化水素 3.15g/L 非イオン界面活性剤(日華化学株式会社製、商品名「サンモールCS−30 0」) 0.384g/L キレート剤(日華化学株式会社製、商品名「B−7441」) 0.4g/L 珪酸ナトリウム 0.5g/L 漂白処理は、水溶液の温度を105℃とし、40分間行
った。その後、非イオン性界面活性剤(日華化学株式会
社製、商品名「サンモールCS−300」)水溶液(濃
度0.1重量%)を用いて、80℃で10分間処理し
た。続いて、60℃の湯水を用いて10分間水洗し、蟻
酸水溶液で中和して、脱脂綿を得た。
【0026】以上の実施例1及び2、比較例1で得られ
た各脱脂綿を、日本薬局方脱脂綿規格に規定された測定
方法に基づき、脱脂綿中の水溶性物質量、灰分量、残油
脂量(OPU)を測定した。また、各脱脂綿の沈降速
度、吸水量及び白度を測定した。その結果を、表1に示
した。なお、柔軟性については、手触りによる官能評価
で、○:柔らかい、△:○に比べて硬く感じる、として
評価した。
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果から明らかなように、実施例1
及び2に係る方法で得られた脱脂綿は、日本薬局方脱脂
綿規格を満足するものである。また、比較例1に係る方
法で得られた脱脂綿に比べて、灰分量及び残油脂量(O
PU)が少なく、吸水量が大きく、白度が高く、柔軟性
に優れていることが分かる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る方法
で得られた脱脂綿は、従来の方法で得られた脱脂綿に比
べて、高性能であり、また柔軟性にも優れているという
効果を奏するものである。また、本発明に係る脱脂綿の
製造方法は、精練で使用する水溶液の温度を低くするこ
とができ、かつ、精練処理の時間を短くすることができ
る。更に、漂白処理の前の水洗も簡便に行うことができ
る。従って、本発明に係る方法を採用すれば、製造コス
トを低廉にすることができ、合理的に脱脂綿を得ること
ができるという効果を奏する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木綿繊維群に精練及び漂白処理を施して
    脱脂綿を得る方法において、有機ホスホン酸又はその塩
    及びポリカルボン酸又はその塩を含有し、pH7未満で
    温度50〜100℃に調整された水溶液を用いて精練処
    理することを特徴とする脱脂綿の製造方法。
  2. 【請求項2】 有機ホスホン酸又はその塩として、アミ
    ノトリ(アルキレンホスホン酸)又はその塩、ヒドロキ
    シアルキリデンジホスホン酸又はその塩、エチレンジア
    ミンポリ(アルキレンホスホン酸)又はその塩及びポリ
    カルボキシアルカンホスホン酸又はその塩よりなる群か
    ら選ばれた1種以上を用い、ポリカルボン酸又はその塩
    として、ポリアクリル酸又はその塩、ポリメタクリル酸
    又はその塩及びポリマレイン酸又はその塩よりなる群か
    ら選ばれた1種以上を用いる請求項1記載の脱脂綿の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 水溶液中に更に有機酸を配合し、pH3
    〜4に調整する請求項1又は2記載の脱脂綿の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 有機酸として、蟻酸、リンゴ酸、蓚酸及
    び酢酸よりなる群から選ばれた1種以上を用いる請求項
    3記載の脱脂綿の製造方法。
  5. 【請求項5】 漂白処理を、過酸化水素及びα−ヒドロ
    キシアクリル酸系ポリマーを含有する水溶液を用いて行
    うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
    載の脱脂綿の製造方法。
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