JP2002194232A - 熱伝導材 - Google Patents

熱伝導材

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JP2002194232A
JP2002194232A JP2000395375A JP2000395375A JP2002194232A JP 2002194232 A JP2002194232 A JP 2002194232A JP 2000395375 A JP2000395375 A JP 2000395375A JP 2000395375 A JP2000395375 A JP 2000395375A JP 2002194232 A JP2002194232 A JP 2002194232A
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heat conductive
sheet
heat
resin composition
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JP2000395375A
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Hitoshi Shirato
斉 白土
Shunji Hyozu
俊司 俵頭
Kenichi Azuma
賢一 東
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接触させようとする面の凹凸、反り、うねり等
への変形追従性に優れ、結果として優れた熱伝導性を示
すとともに、取り扱い性に優れた熱伝導材を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】熱伝導率10W/m・K以上の熱伝導材料
からなり、少なくとも一方の面に複数の凸部が形成され
た状態になっていて、表面粗さRmaxが0.3±0.
05μmの二枚の平行な平板材の間で、0.05MPa
の圧力で挟着されたときの凸部の平板材面に対する接触
面積率に比して、0.15MPaの圧力で挟着されたと
きの凸部の平板材面に対する接触面積率が5%以上増加
するシート状体を少なくとも備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた熱伝導性と
挟着される部材の挟着面への形状追従性および取り扱い
性に優れている熱伝導材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気・電子部品などの発熱体に
添設しで発熱体から伝わった発熱体の熱を放熱させるヒ
ートシンク等の放熱部品との間には、従来、熱が発熱体
から放熱部品に効率よく伝わるようにシリコーンオイル
コンパウンドや、窒化ホウ素、アルミナ、窒化ケイ素ま
たは窒化アルミニウムなどの熱伝導性の高い充填材を高
充填したシリコーンゴムシートなどが用いられている
(例えば、特開平10−139893号公報)。
【0003】すなわち、電気・電子部品に限らず、発熱
体及び放熱体の表面は平滑でないことが多い。従って、
両者を直接接触させても接触面積が小さく熱伝導が悪い
場合がある。そこで、柔軟で凹凸に添いやすく高熱伝導
性を有する上記のようなシリコーンオイルコンパウンド
やシリコーンゴムシート等の熱伝導材を発熱体と放熱体
との間に介在させるようになっている。
【0004】しかし、上記シリコーンオイルコンパウン
ドの場合、柔軟性があり、密着性が高く、熱抵抗性もよ
いのであるが、粘稠体であるので、取り扱い性が悪いと
ともに塗りムラが発生する恐れもある。
【0005】一方、上記のシリコーンゴムシートのよう
に、柔軟性樹脂に高熱伝導性を有する高熱伝導性物質を
混合分散したような熱伝導材の場合、高い熱伝導性を得
るために、高熱伝導性物質の充填量を大きくすると、柔
軟性が乏しくて挟着面への形状追従性、すなわち、密着
性が悪くなる。したがって、上記のシリコーンゴムシー
トのような熱伝導材の場合、柔軟性はあるが、高熱伝導
性物質の充填量が不十分で熱伝導率が低く、熱抵抗の大
きいものにならざるを得ない。他方、アルミニウム箔の
ように熱伝導性に優れ可撓性のある平滑な金属シートを
熱伝導シートとして使用することも考えられるが,この
ような平滑な金属シートでは、やはりCPUや基板等の
電子部品やヒートシンクなどの放熱部材は、反り、うね
り、凹凸等に追従せず電子部品で発生した熱を十分に放
熱部品に伝えることができなくなる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の欠点を解消し、接触させようとする面の凹凸、
反り、うねり等への変形追従性に優れ、結果として優れ
た熱伝導性を示すとともに、取り扱い性に優れた熱伝導
材を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に記載の発明にかかる熱伝
導材(以下、「請求項1の熱伝導材」)は、熱伝導率1
0W/m・K以上の熱伝導材料からなり、少なくとも一
方の面に複数の凸部が形成された状態になっていて、表
面粗さRmaxが0.3±0.05μmの二枚の平行な
平板材の間で、0.05MPaの圧力で挟着されたとき
の凸部の平板材面に対する接触面積率に比して、0.1
5MPaの圧力で挟着されたときの凸部の平板材面に対
する接触面積率が5%以上増加するシート状体を少なく
とも備える構成とした。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明にかかる熱
伝導材(以下、「請求項2の熱伝導材」)は、請求項1
の熱伝導材において、シート状体の凸部の裏面に凹部が
設けられていて、この凹部に柔軟樹脂組成物が充填され
ている構成とした。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明にかかる熱
伝導材(以下、「請求項3の熱伝導材」)は、請求項2
の熱伝導材において、柔軟樹脂組成物が粘着性を備えて
いる構成とした。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明にかかる熱
伝導材(以下、「請求項4の熱伝導材」)は、請求項2
または請求項3の熱伝導材において、柔軟樹脂組成物中
に高熱伝導性物質が混合されている構成とした。
【0011】本発明において、凸部の接触面積率とは、
凸部の平板材に対する接触面積を平板材に対するシート
状体の投影面積で除した値に100を乗じたものであ
る。シート状体を形成する高熱伝導材料としては、10
W/m・K以上の熱伝導率を備えていれば、特に限定さ
れないが、たとえば、ニッケル、すず、アルミニウム、
金、銀、銅、鉄などの金属やその合金、高熱伝導性物質
の粒子がバインダー樹脂中に高充填状態で分散された熱
伝導性樹脂組成物等が挙げられ、中でも金属や合金が好
ましい。
【0012】シート状体を形成する熱伝導性樹脂組成物
に用いられるバインダー樹脂としては、特に限定されな
いが、たとえば、オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、
塩化ビニル系樹脂、エステル系樹脂、アミド系樹脂等が
挙げられ、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステルを重合
したアクリル酸エステル重合体、(メタ)アクリル酸ブ
チル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等のモノ
マーの共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンーαオレフィン共重合体等の軟質オレフィン系樹脂、
スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、
スチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SBS)、ス
チレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SE
BS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共
重合体(SEPS)等の軟質スチレン系樹脂、ウレタン
TPE、エステルTPE、アミドTPE等の熱可塑性エ
ラストマーなどが挙げられる。
【0013】シート状体を形成する熱伝導性樹脂組成物
に用いられる高熱伝導性物質としては、特に限定されな
いが、たとえば、たとえば、金、銅、銀、鉄、アルミニ
ウム、コバルト、すず、ニッケル、チタン、インジウム
などの金属および各種合金などの粒子;酸化アルミニウ
ム(アルミナ)、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ベ
リリウム、酸化チタン、酸化インジウムすず(ITO)
などの酸化物類粒子;窒化ホウ素、窒化ケイ素、窒化ア
ルミニウムなどの窒化物類粒子;炭化ケイ素、ダイヤモ
ンド、非晶カーボン、カーボンブラック、炭素繊維など
の炭化物類粒子;石英、石英ガラスなどのシリカ粉類粒
子などが挙げられる。
【0014】ただし、熱伝導材を、絶縁性を必要とする
用途に用いる場合、上記金属および各種合金などの金属
系充填材は、絶縁性に劣るため、他の無機フィラーを用
いることが好ましい。
【0015】また、高熱伝導性物質として、たとえば、
窒化ホウ素などの鱗片状粒子と、炭化ケイ素、窒化アル
ミなどの球状粒子とを、その比率を1/9〜9/1程度
の割合で組み合わせて用いるようにすると、より高い熱
伝導率を得ることができる。
【0016】凸部のピッチ、凸部の高さ、シート状体の
厚み等は、挟着によって、表面粗さRmaxが0.3±
0.05μmの二枚の平行な平板材の間で、0.05M
Paの圧力で挟着されたときの凸部の接触面積率に比し
て、0.15MPaの圧力で挟着されたときの凸部の接
触面積率が5%以上増加するという条件を満足すれば、
特に限定されない。
【0017】請求項2の熱伝導材において、上記柔軟樹
脂組成物を構成する合成樹脂としては、特に限定されな
いが、たとえば、オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、
塩化ビニル系樹脂、エステル系樹脂、アミド系樹脂等が
挙げられ、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステルを重合
したアクリル酸エステル重合体、(メタ)アクリル酸ブ
チル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等のモノ
マーの共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンーαオレフィン共重合体等の軟質オレフィン系樹脂、
スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、
スチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SBS)、ス
チレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SE
BS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共
重合体(SEPS)等の軟質スチレン系樹脂、ウレタン
TPE、エステルTPE、アミドTPE等の熱可塑性エ
ラストマーなどの柔軟性に優れたものが好ましい。
【0018】請求項3の熱伝導材のように 柔軟樹脂組
成物に粘着性を備えたものを用いる場合、柔軟樹脂組成
物としては、特に限定されないが、室温で、剪断貯蔵弾
性率が1.0×104〜1.0×107Paの範囲のもの
が好ましく、1.0×104〜1.0×106Paのもの
がより好ましく、1.0×104〜1.0×105Paの
ものがさらに好ましい。すなわち、剪断貯蔵弾性率が
1.0×104Paより小さいと、凝集力が低すぎて被
着体への糊残りが発生してしまい使い勝手が悪くなって
しまう。
【0019】一方、剪断貯蔵弾性率が1.0×107
aよりも大きいと、柔軟性が乏しくなり、密着性が悪く
なってしまうとともに、シート状体の全面に柔軟樹脂組
成物層を形成したとき、挟着圧によって、柔軟樹脂組成
物層が凸部上面から排除されず、十分な熱伝導性を確保
できなくなる恐れがある。
【0020】このような柔軟樹脂組成物を構成する樹脂
としては、炭素数1〜14のアルキル基を有する(メ
タ)アクリル酸エステルを重合して得られるアクリル系
樹脂が好ましい。
【0021】上記(メタ)アクリル酸エステルとして
は、たとえば、(メタ)アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)ア
クリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸Sec−ブチル、(メタ)アク
リル酸t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、(メ
タ)アクリル酸n−オクチル、アクリル酸イソオクチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリルなどが挙げ
られる。なお、(メタ)アクリルなる表現は、アクリル
およびメタクリルを総称するものである。上述した(メ
タ)アクリル酸エステルは、1種のみが用いられてもよ
く、2種以上併用されてもよい。
【0022】また、上記アクリル系樹脂は、得られる樹
脂のガラス転移温度および極性を調整するために、他の
ビニルモノマーを共重合させてもよい。このような共重
合可能なビニルモノマーとしては、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、スチレンなどに代表されるスチレ
ン系単量体;メチルビニルエーテル、エチルビニルエー
テル、イソブチルビニルエーテルに代表されるビニルエ
ーテル系単量体;フマル酸、フマル酸のモノアルキルエ
ステル、フマル酸のジアルキルエステル、マレイン酸、
マレイン酸のモノアルキルエステル、マレイン酸のジア
ルキルエスエル、イタコン酸、イタコン酸のモノアルキ
ルエステルなどの不飽和カルボン酸または不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル;(メタ)アクリルニトニル、ブ
タジエン、イソプレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
酢酸ビニル、ビニルケトン、ビニルピロリドン、ビニル
ピリジン、(メタ)アクリルアミド、ビニルカルバゾー
ルなどを挙げることができる。
【0023】上記アクリル系樹脂は、共重合成分とし
て、ラジカルの重合性の不飽和二重結合で末端を修飾さ
れ、数平均分子量が800〜30000であり、ガラス
転移温度が30℃以上である重合体(以下、重合体Aと
記す。)をグラフト共重合させることが好ましい。この
ようなグラフト共重合によって、共重合した高ガラス転
移温度のセグメントが凍結相を形成し、擬似架橋として
作用するため、凝集力の強いアクリル系樹脂を得ること
ができ、このアクリル系樹脂を用いて保持力に優れた粘
着性を得ることが出来る。
【0024】また、上述したようにして得られたアクリ
ル系樹脂は、ホットメルトタイプであり、凍結相が熱的
に可逆で、ガラス転移温度以上で溶融するため、熱伝導
性フィラーとの溶融混練や、押出成形によるシート賦形
を容易に行うことができる。
【0025】上記重合体Aとしては、他の重合性単量体
と共重合可能な二重結合を有し、数平均分子量が800
〜30000であり、ガラス転移温度が30℃以上のも
のが好ましい。すなわち、重合体Aの数平均分子量が8
00よりも小さい場合は重合体としての凝集力が得られ
ず、30000よりも大きい場合は重合が困難となって
しまう恐れがある。
【0026】また、重合体Aのガラス転移温度が30℃
より小さい場合は、常温では凍結相の凝集が不十分とな
り、重合体としての凝集力が得られない恐れがある。
【0027】なお、ここで、他の重合性単量体と共重合
可能な二重結合とは、ラジカル重合性の不飽和二重結合
を意味し、このような二重結合を有する官能基としては
ビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基などが挙
げられる。重合体Aの具体的な例としては、たとえば、
東亜合成化学社製;商品名:AA−6が挙げられる。
【0028】重合体Aをアクリル系樹脂に共重合させる
とき、重合体Aのアクリル系樹脂中の割合は、アクリル
酸エステル100重量部に対して、5〜100重量部で
あることが好ましく、10〜30重量部がより好まし
い。すなわち、重合体Aの割合が5重量部よりも少ない
場合は重合体としての凝集力が得られず、100重量部
よりも多い場合はゲル化を招き実用性が低下する。
【0029】また、上記アクリル系樹脂は、凝集力を高
めるために架橋を導入しても良い。架橋の手法としては
イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキ
シ系架橋剤などの架橋剤を用いた化学架橋が挙げられ
る。また、電子線などの放射線架橋や紫外線などの照射
による光架橋を施すようにしてもよい。また、無架橋の
状態でアクリル系樹脂と熱伝導性充填剤を混練・混合を
行うことによってより多くの熱伝導性充填剤を配合する
ことができ、こうして得られた樹脂組成物を粘着層とし
て使用することで、シート状物に積層し、後架橋するこ
とによって、熱伝導性と粘着性が優れた粘着層を備えた
熱伝導性シートを得ることができる。
【0030】上記アクリル系樹脂には、石油樹脂、水添
石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、ロジン樹脂などの
タッキファイアを添加してもよい。このようにタッキフ
ァイアを添加すると、より高い粘着性を付与することが
できる。
【0031】上記アクリル系樹脂は、溶液重合、塊状重
合などの任意の方法により得ることができるが、通常、
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、たとえば酢酸
エチルなどの適当な溶媒に溶解させ、重合開始剤を用い
た溶液重合法により容易に得ることができる。また、
(メタ)アクリル酸アルキルエステルと光重合開始剤と
を含む無溶媒液状混合物に対し、窒素などの不活性雰囲
気中において紫外線を照射することにより重合する方法
を用いても良い。
【0032】また、上記アクリル系樹脂の分子量として
は特に限定されないが、特に1万〜400万のものであ
ることが好ましい。すなわち、分子量が1万よりも小さ
い場合は得られる樹脂組成物の強度、伸びが低下してし
まう。一方、分子量が400万よりも大きい場合は熱伝
導性充填材との混練が困難となり、得られる樹脂組成物
の強度が低下してしまう。
【0033】また、アクリル系樹脂のガラス転移温度
は、−120℃〜20℃が好ましく、−100℃〜0℃
が特に好ましい。すなわち、ガラス転移温度が−120
℃よりも低い場合は、熱可塑性樹脂の合成が困難であ
る。一方、ガラス転移温度が20℃よりも高い場合は、
得られる樹脂組成物の柔軟性が低下して、常温において
十分な粘着性を得ることができなくなってしまう。
【0034】また、アクリル系樹脂の粘度は、特に限定
されないが、100cps〜10万cpsであることが
好ましい。すなわち、粘度が100cps未満である
と、充填材を充填させて混練・混合させる際に剪断が伝
わらず、充填材粒子同士が凝集したり、ベース樹脂中に
均一に分散せず混ざりにくくなってしまったりする。一
方、粘度が10万cpsを超えると粘度が高くなりすぎ
て、充填量を増やすにつれて分散せず混ざりにくくなっ
てしまう。
【0035】なお、シート状体の両面に粘着性柔軟樹脂
組成物層を設けた場合、一方の面に用いる粘着性柔軟樹
脂組成物の粘着力と他方の面に用いる粘着性柔軟樹脂組
成物の粘着力とが異なっているようにすることが好まし
い。このようにすると、たとえば、本発明にかかる熱伝
導性材を半導体とヒートシンクとの隙間の熱伝導層とし
て用いた場合、ヒートシンクとの接触部分の粘着力を強
くし、半導体との接触部分の粘着力を弱くすることによ
り、半導体の取り替えを行うときに、熱伝導性材を破損
させることなく、容易に取り替えが出来る。
【0036】因みに、このときの粘着力は、室温で、シ
ート状物の一方の面に積層されている粘着性柔軟樹脂組
成物層の粘着力を300gf/25mmより強くし、他
方の面に積層されている粘着性柔軟樹脂組成物層の粘着
力を300gf/25mmより弱くすることが好まし
い。
【0037】請求項4の熱伝導材において、凹部に充填
される柔軟樹脂組成物が高い熱伝導性を備えている場
合、凹部に充填するだけでなく、シート状体の全面に柔
軟樹脂組成物を塗布するようにしても構わない。
【0038】請求項4の熱伝導材において使用される高
熱伝導性物質としては、特に限定されないが、たとえ
ば、ニッケル、すず、アルミニウム、金、銀、銅、鉄、
コバルト、インジウムやこれらの合金などの金属粒子、
酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化亜鉛、酸化インジ
ウムすず(ITO)等の金属酸化物粒子、窒化ホウ素、
窒化アルミニウムなどの金属窒化物粒子、炭化珪素、黒
鉛、ダイヤモンド、非晶カーボンなどの炭素化物粒子、
石英、石英ガラスなどの珪酸化合物粒子等が挙げられ
る。
【0039】熱伝導性物質の添加量は、所定の柔軟性を
確保できれば、多い程好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる熱伝導材の1つの実施の形態をあらわして
いる。
【0041】図1および図2に示すように、この熱伝導
材1は、アルミニウム製のシート状体11を備えてい
る。シート状体11は、原料となるアルミニウムの薄板
材(図示せず)を凹凸を有するプレス板でプレスするこ
とによって形成され、一方の面から断面半円弧突起状に
突出するように凸部12を多数備えている。
【0042】凸部12の裏面側には凹部13が形成され
ていて、全ての凹部13に高熱伝導性を有し、粘着性を
有するアクリル樹脂に、シート状体11の凸部12の変
形追従性を損なわない程度に高熱伝導粒子が分散混合さ
れた柔軟樹脂組成物2が充填されている。そして、この
熱伝導材1は、表面粗さRmaxが0.3±0.05μ
mの二枚の平行な平板材の間で、0.05MPaの圧力
で挟着されたときの凸部12の接触面積率に比して、
0.15MPaの圧力で挟着されたときの凸部12の接
触面積率が5%以上増加するようになっている。
【0043】この熱伝導材1は、以上のようになってい
るので、図3(a)に示すように、電子部品7と保熱部
品8との間に配置し、電子部品7と保熱部品8との間で
挟着されると、図3(b)に示すようにシート状体11
の凸部12が接触面積を増大させるように変形し、電子
部品7あるいは保熱部品8の接触面に凹凸、反り、うね
り等があっても、凹凸、反り、うねり等に沿うように凸
部がうまく広い面積で接触する。したがって、電子部品
7の熱を効率よく放熱部品に伝えて放熱させることがで
きる。
【0044】また、凹部13に柔軟樹脂組成物2が充填
されているので、挟着された時、凸部12がこの柔軟樹
脂組成物2の弾性力によって裏面側から支持され、凸部
12がその裏面側から支持される。したがって、凸部1
2が挟着圧によって座屈したりすることを確実に防止で
きるとともに、シート状体11の薄肉化をはかることが
できる。
【0045】さらに、柔軟樹脂組成物2が、粘着性を備
えているので、電子部品や放熱部品などの所定位置に貼
り付けた状態で挟着を行うことができ挟着作業を容易か
つ正確に行えるようになる。また、柔軟樹脂組成物2に
高熱伝導粒子が分散混合されているため、より熱伝導性
がよくなる。
【0046】図4および図5は、本発明にかかる熱伝導
材に使用する熱伝導材の他の実施の形態をあらわしてい
る。図4(a)の熱伝導材1aは、シート状体11のみ
からなる以外は、上記熱伝導材1と同様になっている。
【0047】図4(b)の熱伝導材1bは、凸部12b
の断面形状が半円弧状に代えて断面略矩形になっている
以外は熱伝導材1aと同様になっている。図4(c)の
熱伝導材1cは、凸部12cが連続する波状にシート状
体11cの両面に交互に突出するように設けられている
以外は熱伝導材1aと同様になっている。
【0048】図4(d)の熱伝導材1dは、凸部12d
の断面形状が半円弧状に代えて断面略三角形になってい
る以外は熱伝導材1aと同様になっている。図4(e)
の熱伝導材1bは、凸部12eの断面形状が半円弧状に
代えて断面略台形になっている以外は熱伝導材1aと同
様になっている。
【0049】図4(f)の熱伝導材1fは、凸部12f
が,平面部16を間に挟んでシート状体11fの両面に
交互に突出するように設けられている以外は熱伝導材1
cと同様になっている。
【0050】図5(a)の熱伝導材1gは、突起状の凸
部12aに代えて、断面略三角形をした畝状の凸部12
gが平行に設けられている以外は、上記熱伝導材1dと
同様になっている。図5(b)の熱伝導材1hは、断面
半円弧状をした畝状の凸部hが格子状になっている以外
は上記熱伝導材1hと同様になっている。
【0051】本発明にかかる熱伝導材は、上記の実施の
形態に限定されない。たとえば、上記の熱伝導材1gで
は、凸部12gの断面形状が略三角形であったが、上記
熱伝導材1a,1b,1c,1e,1fの凸部12a,
12b,12c,12e,12fと同じような断面形状
をしていても構わない。また、上記の熱伝導材1hで
は、凸部12hの断面形状が略三角形であったが、上記
熱伝導材1b,1c,1d,1e,1fの凸部12b,
12c,12d,12e,12fと同じような断面形状
をしていても構わない。
【0052】
【実施例】以下に、本発明の実施例をより詳しく説明す
る。
【0053】(実施例1)40μmのアルミニウムの薄
板材を凹凸を有するプレス装置によって図6に示す各部
の寸法が表1のとおりのシート状体11のみの熱伝導材
サンプルSを得た。
【0054】(実施例2)70μmのアルミニウムの薄
板材を凹凸を有するプレス装置によって図6に示す各部
の寸法が表1のとおりのシート状体11のみの熱伝導材
サンプルSを得た。
【0055】(実施例3)上記実施例1で得られたシー
ト状体の両面に2−エチルヘキシルアクリレート90重
量部とアクリル酸10重量部とを重合して得たバインダ
ー樹脂としてのアクリル酸エステル共重合体に対し、熱
伝導性フィラーとしての窒化ホウ素(電気化学工業社
製、グレードSGP 平均粒径18μm)を、アクリル
酸エステル共重合体70容量%、窒化ホウ素30容量%
となるように分散混合して得た柔軟樹脂組成物を20μ
mの厚みで塗布して熱伝導材サンプルを得た。
【0056】そして、上記実施例1〜3で得た熱伝導材
サンプルSと、比較例1としての平滑な70μmの厚み
のアルミニウム薄板、比較例2としてのシリコーンオイ
ルコンパウンド(厚み70μmで塗布)、比較例3とし
ての市販の熱伝導シート(信越シリコーン社製、商品名
G747,厚み300μm)のそれぞれについて図7に
示すような測定装置(京都電子工業社製 QTM−D
3)3を用いて以下のようにして熱抵抗値を測定しその
結果を表1に示した。
【0057】〔熱伝導率の測定〕アルミニウム製の冷却
器31の上に熱伝導材サンプルS、銅シート(1mm×
25mm×25mm,Rmax0.5μm,そり50μ
m/25mm)32、IC(韓国製7805UC884
7)33、発泡ポリエチレンシート34の順で積み重ね
るとともにボルト35を締めつけトルク1N・mで締め
つけ、締めつけ板36と冷却器31との間で挟着した状
態で冷却器31の内部に恒温水槽37から23℃の水を
循環供給しておき、IC33に電力量3.5Wの電気を
流してから5分経過後に、図6のa部の温度T1とb部
の温度T2を測定し,その測定結果から熱抵抗値を以下
の式で求めた。 ・熱抵抗値(℃/W)=(T1−T2)/(IC33へ
の供給電力量)
【0058】また、実施例1〜3の熱伝導材サンプルS
および比較例1のアルミニウムの薄板材については、図
8に示すように熱伝導材1の凸部側の面に感圧シート
(富士プレススケール極超低圧用)4を沿わせた状態で
表面粗さRmax0.2μmの二枚の平行な平板材5,
5の間に挟み込み、0.05MPaの圧力をかけたとき
の感圧シート4の変色面積、0.15MPaの圧力をか
けたときの感圧シート4の変色面積からそれぞれの接触
面積率を求めた。なお、変色面積は画像処理により算出
した。
【0059】
【表1】
【0060】表1によれば、本発明の熱伝導材が、接触
面への変形追従性に優れ、接触面に凹凸、反り、うねり
等があっても、良好な熱伝導状態を得られることがよく
わかる。
【0061】
【発明の効果】本発明にかかる熱伝導材は、以上のよう
に構成されているので、接触させようとする面の凹凸、
反り、うねり等への変形追従性に優れ、結果として優れ
た熱伝導性を示すとともに、取り扱い性に優れている。
【0062】また、請求項2の熱伝導材のようにすれ
ば、凹部に柔軟樹脂組成物が充填されているので、挟着
された時、凸部がこの柔軟樹脂組成物の弾性力によって
裏面側から支持され、凸部がその裏面側から支持され
る。したがって、凸部が挟着圧によって座屈したりする
ことを確実に防止できるとともに、シート状体の薄肉化
をはかることができる。
【0063】さらに、請求項3の熱伝導材のようにすれ
ば、柔軟樹脂組成物が、粘着性を備えているので、電子
部品や放熱部品などの所定位置に貼り付けた状態で挟着
を行うことができ挟着作業を容易かつ正確に行えるよう
になる。
【0064】また、請求項4の熱伝導材のようにすれ
ば、柔軟樹脂組成物に高熱伝導粒子が分散混合されてい
るので、より熱伝導性がよくなるとともに、柔軟樹脂組
成物ヲシート状体全面に設けることもできるようにな
り、より変形追従性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる熱伝導材の1つの実施の形態を
あらわす斜視図である。
【図2】図1の熱伝導材の断面図である。
【図3】凸部の接触面積増大の仕方を模式的に説明する
模式図である。
【図4】本発明のかかる熱伝導材の他の実施の形態をあ
らわす断面図である。
【図5】本発明のかかる熱伝導材の他の実施の形態をあ
らわす斜視図である。
【図6】熱伝導材の各部の寸法測定位置を説明する説明
図である。
【図7】実施例で得た熱伝導シートの熱抵抗値の測定方
法を説明する説明図である
【図8】凸部の接触面積の測定装置の側面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h
熱伝導材 11 シート状体 12,12b,12c,12d,12e,12f,12
g,12h 凸部 13 凹部 2 柔軟樹脂組成物 5 平板材 7 電子部品(部材) 8 放熱部品(部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BB001 BC021 BD031 BG021 CF001 CL001 DA036 DA066 DE106 DE146 DF016 FD016 4J040 DA001 DB001 DC021 DF021 DM011 EF001 JB09 LA08 5E322 FA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挟着された状態で2つの部材間に介在し、
    一方の部材の熱を他方の部材に伝える熱伝導材におい
    て、熱伝導率10W/m・K以上の熱伝導材料からな
    り、少なくとも一方の面に複数の凸部が形成された状態
    になっていて、表面粗さRmaxが0.3±0.05μ
    mの二枚の平行な平板材の間で、0.05MPaの圧力
    で挟着されたときの凸部の平板材面に対する接触面積率
    に比して、0.15MPaの圧力で挟着されたときの凸
    部の平板材面に対する接触面積率が5%以上増加するシ
    ート状体を少なくとも備えることを特徴とする熱伝導
    材。
  2. 【請求項2】シート状体の凸部の裏面に凹部が設けられ
    ていて、この凹部に柔軟樹脂組成物が充填されている請
    求項1に記載の熱伝導材。
  3. 【請求項3】柔軟樹脂組成物が粘着性を備えている請求
    項2に記載の熱伝導材。
  4. 【請求項4】柔軟樹脂組成物中に高熱伝導性物質が混合
    されている請求項2または請求項3に記載の熱伝導材。
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