JP2002193559A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002193559A
JP2002193559A JP2000392549A JP2000392549A JP2002193559A JP 2002193559 A JP2002193559 A JP 2002193559A JP 2000392549 A JP2000392549 A JP 2000392549A JP 2000392549 A JP2000392549 A JP 2000392549A JP 2002193559 A JP2002193559 A JP 2002193559A
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JP
Japan
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image
image forming
intermediate tray
sheets
sheet
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JP2000392549A
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English (en)
Inventor
Koichi Irihara
紘一 入原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿画像がどのような多面、両面画像であって
も、また片面印字または両面印字を行う場合にも、効率
よく高速に印字処理(画像形成処理)を行うことのでき
る構成が簡易な画像形成装置を提供する。 【解決手段】読み取り装置31によって読み取られた画
像データに基づき用紙に画像データを形成する第1の画
像形成手段と、第2の画像形成手段とを具備し、第1の
画像形成手段と第2の画像形成手段は用紙を一旦保持す
る各々第1の中間トレイ754および第2の中間トレイ
755を有し、かつ、上記第1および第2の画像形成手
段において、原稿画像の裏面の画像形成を行うための第
1の返還用紙搬走路(再印字搬送路)702および第2
の返還用紙搬送路(再印字搬送路)703を具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
る画像形成とインクジェット方式による画像形成とをお
こなう画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白黒画像を高速に印字できる電子写真方
式と、電子写真方式よりも簡単な画像形成手段でカラー
印字をおこなうことができるインクジェット方式とを組
み合わせた画像形成装置は、両方式の特長を生かすこと
ができるため、従来から、種々の提案がなされている。
【0003】例えば、特開平10−820号公報には、
白黒原稿とカラー原稿の混在する原稿群のコピーを迅速
に実行し、かつ排出される用紙の順序が、原稿束の順序
と変わらないようにした画像形成装置についての提案が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術(特開平10−820号公報)では、高速の電
子写真方式と低速のインクジェット方式を組み合わせた
ときに、中間トレイによって、電子写真方式の印字用紙
を保持させるのみであり、従って、その中間トレイが満
杯になったときには、電子写真方式での印字を待機させ
なければならず、印字効率の面では十分な時間短縮を実
現することができない。
【0005】また、電子写真方式については片面印字の
技術、インクジェット方式では両面印字の技術が開示さ
れているが、両方式の両面印字を効率よく行うことがで
きる技術については記載されていない。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、原稿画像が如何なる多面、両面画像であっても、ま
た、片面印字または両面印字を行う場合にも、効率よく
高速に印字処理(画像形成処理)を行うことのできる構
成簡易な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0008】(1)原稿画像を読み取る読み取り装置
と、前記読み取り装置で読み取られた画像情報に基づき
用紙に画像を形成する第1の画像形成手段および第2の
画像形成手段とを具備し、前記第1の画像形成手段およ
び第2の画像形成手段には、それぞれ、前記用紙を一旦
保持する第1の中間トレイおよび第2の中間トレイと、
前記原稿画像の裏面の画像形成を行うための第1の返還
用紙搬走路および第2の返還用紙搬送路と、を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】この構成によれば、原稿複写を行う場合に
おいて、画像形成(印字)速度の異なる2種類の画像形
成手段を用い、第1の画像形成手段は画像形成(印字)
速度の速い電子写真方式で行い、第2の画像形成手段は
画像形成(印字)速度の遅いインクジェット方式を用い
て画像形成(印字)し、かつ原稿画像が両面にデータが
ある場合にも原稿画像順序を変えることなく画像形成
(印字)を行うことによって、カラー電子写真方式によ
りも小型で簡単な機構でカラー画像形成(印字)が行え
る。
【0010】(2)前記第1の画像形成手段において
は、読み取られた画像情報のうち白黒データのみを画像
情報とし、前記第2の画像形成手段においては、残りの
カラーデータのみを画像情報とすることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、原稿に白黒データとカ
ラーデータが混在するときに白黒データの画像形成は画
像形成速度の速い第1の画像形成手段である電子写真方
式で行い、カラーデータの画像形成は第2の画像形成手
段であるインクジェット方式を用いて画像形成し、かつ
原稿画像が両面データである場合にも原稿画像の順序を
変えることなく画像形成を行うことによって、カラー電
子写真方式よりも小型で簡単な機構でカラー画像形成が
行える。
【0012】(3)前記読み取り装置にて読み取られた
画像情報のうち同じ原稿画像の白黒画像情報とカラー画
像情報を分離し、その両画像情報を対応させてメモリー
に記憶させることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、原稿画像情報を白黒画
像データとカラー画像データに分けることによって、第
1の画像処理手段と第2の画像処理手段を効率よく活用
し、高速で高画質な出力画像が簡単に形成できる。
【0014】(4)前記読み取り装置にて読み取った画
像情報に、前記第2の画像形成手段で画像形成されるべ
き第2の画像情報しかない場合には、前記第1の中間ト
レイに前記第1の画像形成手段によって形成された画像
形成済用紙がすでに存在する場合に、前記第2の画像情
報しかない用紙を前記第1の中間トレイに搬入し保持さ
せることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、白黒情報がない場合で
も第1の中間トレイにすでに画像形成された前の画像形
成済用紙が残っている場合には、第2の画像情報しかな
い用紙であっても第1の中間トレイに搬入・保持させる
ことによって、原稿群(束)と同じ順序で画像形成を行
うことができる。
【0016】(5)前記第1の中間トレイに前記第1の
画像形成手段で画像形成された画像形成済用紙が保持さ
れていない場合に、前記第1の画像形成手段で画像形成
されるべき第1の画像情報がなく、かつ前記第2の画像
形成手段で画像形成されるべき第2の画像情報が存在す
る用紙は、前記第1の中間トレイに保持させずに前記第
2の画像形成手段に搬入させることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、画像情報のデータが第
1の画像形成手段を必要としない画像情報であれば、第
1の画像形成手段を経由させることなく、効率よく第2
の画像形成手段に搬入することによって、さらに画像形
成(印字)効率が向上する。
【0018】(6)前記第1の中間トレイまたは第2の
中間トレイに搬入された用紙が、再度、その中間トレイ
から搬出される場合においては、前記用紙が搬入された
順に搬出されることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、中間トレイに積載され
た画像形成済用紙を、搬入された用紙順序で搬出させる
ことにより、画像形成済用紙が原稿群(束)と同じ順に
排出され、画像形成後の用紙処理を効率よくおこなうこ
とができる。
【0020】(7)前記第1の中間トレイに積載された
画像形成済用紙は、搬入された順に前記第1の中間トレ
イから搬出され、前記第2の画像形成手段に搬送される
ことを特徴とする。
【0021】この構成によれば、中間トレイに積載され
た画像形成済用紙を、搬入された用紙順序で第2の画像
形成手段に搬送させることにより、画像形成済用紙が原
稿群(束)と同じ順に排出され、画像形成後の用紙処理
を効率よくおこなうことができる。
【0022】(8)前記第1の中間トレイに積載された
画像形成済用紙のうち、第2の画像形成手段を用いて画
像形成を行わない画像形成済用紙は、前記第1の中間ト
レイから搬出された後、前記第2の画像形成手段による
画像形成が行われないことを特徴とする。
【0023】この構成によれば、第2の画像形成手段に
よって画像が形成されない場合にも、画像形成済用紙が
原稿群(束)と同じ順に排出され、画像形成後の用紙処
理を効率よくおこなうことができる。
【0024】(9)前記第1の中間トレイおよび第2の
中間トレイの積載有効枚数を記憶するメモリーを有し、
前記第1の画像形成手段によって画像形成される画像形
成済用紙が第1の中間トレイに積載される用紙枚数を記
憶し、前記第1の中間トレイから排出され、前記第2の
画像形成手段にて形成される画像形成済用紙の枚数を前
記用紙枚数から減算した枚数が、前記第1の中間トレイ
の積載有効枚数に到達したときには、前記第1の中間ト
レイから前記第2の画像形成手段に前記画像形成済用紙
の搬入をおこなうか、または、前記第2の画像形成手段
を経由させることなく排紙させることによって、前記第
1の中間トレイの画像形成済用紙が前記積載有効枚数よ
り少なくなるまで、前記第1の画像形成手段への用紙の
搬入を中断することを特徴とする。
【0025】この構成によれば、第1の中間トレイに積
載できる積載有効枚数を超える用紙を積載しないことに
よって、中間トレイ内に用紙のジャムを発生するのを未
然に防止し、画像形成装置を効率よく稼動できる。
【0026】(10)前記第1の中間トレイおよび第2
の中間トレイに搬入される用紙枚数の計算は、前記第1
の画像形成手段および第2の画像形成手段にて用紙を搬
送する信号と同期して行われ、その信号にて用紙枚数を
積算し前記各中間トレイの積載用紙枚数をカウントし記
憶することを特徴とする。
【0027】この構成によれば、中間トレイに積載され
る用紙枚数は、第1の画像形成手段および第2の画像形
成手段にて用紙を搬送する信号と同期して積算され、か
つ、記憶することによって中間トレイに、別途、満杯検
知スイッチを設けることなく確実に用紙の制御が可能と
なる。
【0028】(11)前記第1の画像形成手段で画像形
成をおこなった後、前記第2の画像形成手段で画像形成
をおこなうべき画像情報がない用紙については、前記第
2の中間トレイに画像形成済用紙がない場合、前記第2
の画像形成手段を経由させずに、排紙することを特徴と
する。
【0029】この構成によれば、第1画像形成手段にて
画像形成された用紙が、第2の画像形成手段で画像を形
成しない場合で、かつ、第2の中間トレイに画像形成済
用紙がない場合には、第2の画像形成手段を経由させず
に、排紙工程に搬入させることによって、画像形成を効
率よく行うことができる。
【0030】(12)前記第1の中間トレイおよび第2
の中間トレイの積載有効枚数を記憶するメモリーを有
し、前記第1および第2の画像形成手段にて形成される
画像形成済用紙が前記第1の中間トレイおよび第2の中
間トレイに積載される用紙枚数を記憶し、該第1の中間
トレイから排出され前記第2の画像形成手段にて形成さ
れる画像形成済用紙の枚数を前記用紙枚数から減算した
枚数が、前記第1の中間トレイの積載有効枚数に到達し
たときに、前記第1の中間トレイから前記第2の画像形
成手段に前記画像形成済用紙の搬入をおこなうか、また
は、前記第2画像形成手段を経由させることなく排紙さ
せることによって、前記第1の中間トレイの画像形成済
用紙が前記積載有効枚数より少なくなれば、前記第1の
画像形成手段および第2の画像形成手段により前記第1
の中間トレイおよび第2の中間トレイに画像形成済用紙
を搬入することを特徴とする。
【0031】この構成によれば、第1の中間トレイに積
載できる積載有効枚数を超える用紙を積載しないことに
よって中間トレイ内に用紙のジャムを発生するのを未然
に防止し、画像形成装置を効率よく稼動できる。
【0032】(13)前記第2の画像形成手段が画像形
成を行っている場合において、前記第1の中間トレイが
前記第1の画像形成手段にて画像形成した画像形成済用
紙を収納可能であれば、前記第2の画像形成手段が稼動
中においても、前記第1の画像形成手段にて画像を形成
することを特徴とする。
【0033】この構成によれば、第1の画像形成手段と
第2の画像形成手段を同時に稼動させることによって、
効率よく高速に画像形成処理が可能となる。
【0034】(14)前記第1の中間トレイの用紙積載
数が有効積載枚数に達したら、前記第1の画像形成手段
および第2の画像形成手段による画像形成を中断し、前
記第1の中間トレイにある画像形成済用紙を前記第2の
中間トレイに搬入することを特徴とする。
【0035】この構成によれば、第1の中間トレイだけ
でなく、第2の中間トレイをも用紙の保持場所とするこ
とによって、第1の画像形成手段に余裕が出来効率よく
画像形成をおこなうことができる。
【0036】(15)前記第1の中間トレイにある画像
形成済用紙を、前記第2の中間トレイに搬入すると同時
に、前記第1の画像形成手段を起動させることを特徴と
する請求項14に記載の画像形成装置。
【0037】この構成によれば、第1の中間トレイの用
紙積載能力を確保した時点で、直ちに第1の画像形成手
段を稼動でき効率よく画像形成が可能となる。
【0038】(16)前記第1の中間トレイおよび第2
の中間トレイの用紙積載数が有効積載枚数に到達した
ら、前記第1の画像形成手段への新たな用紙搬入を停止
することを特徴とする。
【0039】この構成によれば、両中間トレイが満載状
態になったときに、それ以上の用紙が中間トレイに搬入
されてジャム等のトラブルが発生するのを未然に防ぐこ
とができる。
【0040】(17)前記第1の画像形成手段への新た
な用紙搬入を停止した後も、前記第2の画像形成手段は
継続して画像形成をおこなうことを特徴とする。
【0041】この構成によれば、両方の中間トレイが用
紙で満載状態になった場合は、第2の中間トレイにある
用紙を第2の画像形成手段に給紙することによって、高
い画像形成効率(印字効率)を維持することができる。
【0042】
【発明の実施形態】以下に、本発明の実施形態に係る画
像形成装置について説明する。図1は、デジタル複写機
30からなる画像形成装置の構成を示し、このデジタル
複写機30は、スキャナ部31と、レーザー記録部32
と、インクジェット記録部34とを具備している。
【0043】そのスキャナ部31は、透明ガラスからな
る原稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を
供給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RAD
F)36、及び原稿載置台35上に載置された原稿の画
像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニッ
ト、すなわちスキャナユニット40から構成され、この
スキャナ部31によって読み取られた原稿画像は、画像
データとして後述する画像データ入力部へと送られ、画
像データに対して所定の画像処理が施される。
【0044】上記RADF36は、図示しない原稿トレ
イ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットさ
れた原稿を順次1枚ずつ自動的にスキャナユニット40
の原稿載置台35上へ給送する装置である。またRAD
F36は、オペレーターの選択に応じて原稿の片面また
は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように、
片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経
路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する原稿の状態
を把握し管理するセンサー群、および制御部などから構
成されている。
【0045】原稿載置台35上の原稿の画像を読み取る
ためのスキャナ部31を構成するスキャナユニット40
は、原稿面上を露光するランプリフレクターアセンブリ
41と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)
に導くための原稿からの反射光を反射する第1の反射ミ
ラー42aを搭載してなる第1の走査ユニット40a、
また、第1の反射ミラーュニット40aからの反射光像
を光電変換素子(CCD)に導くための第2、第3反射
ミラー42b、42cを搭載してなる第2の走査ユニッ
ト40b、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラー
を介して電気的画像信号に変換する素子(CCD)上に
結像させるための光学レンズ43、および原稿からの反
射光像を電気的画像信号に変換する上述したCCD素子
44から構成される。
【0046】スキャナ部31は、上記RADF36とス
キャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台
35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿
載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動
させて原稿画像を読み取るように構成されている。
【0047】特に、第1走査ユニット40aは、原稿裁
置台35に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、
また第2走査ユニット40bは、その速度Vに対してV
/2の速度で同一方向に平行に走査制御される。これに
より、原稿載置台35上に載置された原稿の画像が1ラ
イン毎に順次CCD素子44へと結像されて画像が読み
取られる。
【0048】原稿画像をスキャナユニット40にて読み
取ることにより得られた画像データは、後述する画像処
理部へ送られ、各種処理が施された後、画像処理部のメ
モリーに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリー内の
画像を読み出してレーザープリンター部32、インクジ
ェットプリンター部34に転送して記録用紙上に画像を
形成させる。
【0049】このレーザープリンター部32は、画像を
形成するための記録材である用紙の搬送系、レーザー書
き込みユニット46、および画像を形成するための電子
写真プロセス部48を備えている。レーザー書き込みユ
ニット46は、上述したスキャナユニット40にて読み
取った後のメモリーから読み出した画像データ、また
は、外部の装置から転送されてきた画像データに応じて
レーザー光を出射する半導体レーザー光源、レーザー光
を等角速度偏向するボリゴンミラー、等角速度で偏向さ
れたレーザー光が電子写真プロセス部48を構成する感
光体ドラム上で等角速度で偏向されるように補正するf
−θレンズなどを有している。
【0050】上記電子写真プロセス部48は、周知であ
る感光体ドラムの周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離
器、クリーニング器、除電器を備えている。
【0051】一方、用紙の搬送系は、上述した画像形成
を行う電子写真プロセス部48の特に転写器が配置され
た転写位置へと用紙Pを搬送する搬送部、該搬送部33
へと用紙Pを送り込むためのカセット給紙装置51、ま
たは、必要なサイズの用紙を適宜給紙するための手差し
給紙装置54、転写後の用紙Pに形成された画像、特に
トナー像を定着するための定着器49、定着後の用紙P
の裏面に再度画像を形成するために用紙Pを再供給する
ための再印字搬送路(第1の返還用紙搬送路)702及
び、第1の中間トレイ754を備えている。
【0052】また、定着器49の下流側には、画像が記
録された用紙Pを受け取り、この用紙Pに対して所定の
処理を施す後処理装置が配置されている。
【0053】レーザー書き込みユニット46及び電子写
真プロセス部48において、画像メモリーから読み出さ
れた画像データは、レーザー書き込みユニット46によ
ってレーザー光線を走査させることにより感光体ドラム
48の表面上に静電潜像として形成され、トナーにより
可視像化されたトナー像は多段給紙ユニットのいずれか
の給紙部から搬送された用紙の面上に静電転写され定着
される。
【0054】このようにして画像が形成された用紙は定
着器49から排紙ローラ57を経由して後処理装置34
内へと搬送される。また、必要に応じて、インクジェッ
トプリンター部34へと搬送される。
【0055】また、一方、同様にインクジェットプリン
ター部34は、画像を形成するための記録材としての用
紙の搬送系、インクジェット書き込みユニット746
(図2参照)は、上記したスキャナーユニット40にて
読み取った後のメモリーから読み出した画像データ、ま
たは、外部の装置から転送されてきた画像データに応じ
てインクを吐出するインクヘッド、インクを補給するイ
ンクカートリッジなどを有している。
【0056】同様に、用紙の搬送系は、上述した画像形
成を行うインクジェットプロセス部のインクキャリッジ
部とプラテン部、該搬送部733へと用紙Pを送り込む
ためのカセット給紙装置701、または印字後の用紙P
を再供給するための再印字搬送路(第2の返還用紙搬送
路)703、及び、第2の中間トレイ755とを備えて
いる。
【0057】また、インクキャリッジの下流側には画像
が記録された用紙Pを受け取り、この用紙Pに対して所
定の処理を施す後処理装置が配置されている。
【0058】インクジェット書き込みユニット746に
おいて、画像メモリーから読み出された画像データはイ
ンクジェット書き込みユニット746によってインクを
吐出させることによって用紙の面上に印字される。
【0059】このようにして画像が形成された用紙は排
紙ローラ57を経由して後、後処理装置34内へと搬入
される。
【0060】図2は、図1を構成している各種ユニット
部、画像処理部などの全体ブロック構成図(制御系統ブ
ロック図)であり、略中央に位置するメイン中央演算処
理装置401(CPU)により各ユニット部毎に搭載さ
れたサブ中央演算処理装置(CPU)との連携を取りな
がら動作管理している状態を示す。
【0061】この図2から分かるように、大きくは図面
略右上に位置する操作パネルを管理制御するオペレーシ
ョンパネルボード100と、図面略左上に位置するデジ
タル複写機30を構成する各ユニットを管理制御するマ
シンコントロールボード200と、図面略左下に位置す
る原稿画像を電気的に読み取り電子データとするCCD
ボード300と、図面略中央に位置する前記CCDボー
ド300にて電子データ化された原稿画像に対して所定
の画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、この
メイン画像処理ボード400にて処理された画像情報に
対してさらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボード
500と、さらに、図面略右下に位置する前記サブ画像
処理ボード500にインターフェイスを介して接続され
たその他の拡張ボード群600(プリンタボード、PA
Xボード、機能拡張ボード)などから構成されている。
【0062】以下、各ボード毎に管理制御している内容
について説明する。 (オペレーションパネルボード)オペレーションパネル
ボード100は、基本的にサブの中央演算処理装置(C
PU)101により制御されており、操作パネル103
上に配置されたLCD表示部104の表示画面、各種モ
ードに関する指示を入力する操作キー群105からの操
作入力などを管理している。
【0063】そして、操作キー群105から入力された
データ、LCD画面に表示させる情報など操作パネル1
03における各種制御情報を記憶しておくメモリ102
が設けられている。
【0064】この構成において、サブの中央演算処理装
置(CPU)101は、メインの中央演算処理装置(C
PU)401との制御データ通信を行い、デジタル複写
機30の動作指示を行う。
【0065】また、メインの中央演算処理装置401か
らは、デジタル複写機30の動作状態を示す制御信号を
サブの中央演算処理装置(CPU)101へと転送する
ことで、操作パネル103のLCD画面104を通して
装置が現在どのような状態にあるのか操作者に動作状態
を表示するようになっている。
【0066】(マシンコントロールボード)マシンコン
トロールボード200は、サブの中央演算処理装置20
1により全体が制御されており、ADF、RADFなど
の自動原稿送り装置203、原稿画像を読み取るスキャ
ナ部204、画像情報を画像として第1画像形成手段
(第1の画像形成手段)205、第2画像形成手段(第
2の画像形成手段)215、画像が記録される用紙を収
納部から各プロセス部へ向かって順次搬送する給紙搬送
部206、画像が記録された用紙を反転させて用紙の両
面に画像が形成されるように用紙を反転搬送する両面ユ
ニット207、画像が記録された用紙に対してステープ
ルなどの後処理を行うフィニッシャ208などを管理し
ている。
【0067】(CCDボード)CCDボード300は、
原稿画像を電気的に読み取るためのCCD301、CC
D301を駆動する回路(CCDゲートアレイ)30
2、CCD301から出力されるアナログデータのゲイ
ン調整などを行うアナログ回路303、CCD301の
アナログ出力をデジタル信号に変換して電子データとし
て出力するA/D変換器304などから構成され、制御
管理はメインの中央演算処理装置401により行われて
いる。
【0068】(メイン画像処理ボード)メイン画像処理
ボード400は、メインの中央演算処理装置401によ
り制御され、前記CCDボード300から送られてきた
原稿画像の電子データをもとに、画像の階調性を所望の
状態で表現できるように、シェーディング補正、濃度補
正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変
換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正など多値の画
像データの状態のまま処理を施す多値画像処理部40
2、白黒/カラー画像分離処理412、画像処理が施さ
れた画像データあるいは処理の手順管理など各種制御情
報を記憶させておくメモリ403、処理が施された画像
情報でもって画像を再現するためにレーザ書き込みユニ
ット46側へとデータを転送制御するレーザコントロー
ル404、また、処理された画像情報でもって画像を再
現するためにインクジェット書き込みユニット746側
へとデータを転送制御するインクジェットコントローラ
414などから構成される。
【0069】(サブ画像処理ボード)サブ画像処理ボー
ド500は、メイン画像処理ボード400とコネクタ接
続され、メイン画像処理ボード400上のメインの中央
演算処理装置401により制御された、2値画像処理部
501、画像処理の施された2値画像情報、あるいは処
理上での制御情報などを記憶管理するメモリおよびメモ
リを制御するゲートアレイ502、複数枚の原稿画像情
報を記憶管理しておき、複数枚の原稿画像を繰り返し所
望部数だけ読み出して複数の複写物を生成するためのハ
ードディスクおよびハードディスクを制御するゲートア
レイ503、外部インターフェイスとしてのSCSIお
よびSCSIを制御するゲートアレイ504などから構
成される。
【0070】また、前述の2値画像処理部501は、多
値画像情報を2値画像に変換する処理部、画像を回転す
る処理部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズー
ム)処理部などから構成され、さらに、ファックス画像
を通信手段を介して送受信することが出来るようにファ
ックスインターフェイスも備えている。
【0071】(拡張ボード)拡張ボード600として
は、パーソナルコンピュータなどから送られてくるデー
タをデジタル複写機30のプリンタ部32,34からプ
リンタモードとして出力可能とするためのプリンタボー
ド601、デジタル複写機30の編集機能を拡張してデ
ジタル複写機30の特徴を有効活用するための機能拡張
ボード602、デジタル複写機30のスキャナ部31か
ら読み込んだ原稿画像を相手先に対して送信したり、相
手先から送られてきた画像情報をデジタル複写機30の
プリンタ部32,34から出力することを可能にするフ
アクシミリボード603などがある。
【0072】以下、デジタル複写機30の画像処理装置
として、コピー、ファックス、プリンタモードとしての
画像データの処理、画像データの流れについてさらに詳
しく説明する。
【0073】(コピーモード)デジタル複写機30のR
ADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ずつ
スキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供給
され、原稿の画像は先に説明したスキャナユニット40
の構成により順次読み取られ、8ビットの電子データと
してメイン画像処理ボード400へと転送される。
【0074】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
そして、8ビットの電子画像データにガンマ補正などの
処理を行い、レーザーコントロール部404を介してレ
ーザー書き込みユニット46へと送られる。
【0075】これにより、デジタル複写機30のスキャ
ナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザープリン
ター部32から階調性のあるコピー画像として出力され
る。また、インクジェットコントローラ部414への対
応も上述と同様である。
【0076】(コピ−モードにおける電子RDH機能)
同じくデジタル複写機30のRADP36の所定位置に
セットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の
原稿載置台35上へと順次供給され、原稿の画像は先に
説明したスキャナユニット40の構成により順次読み取
られ、8ビットの電子データとしてメイン画像処理ボー
ド400へと転送される。
【0077】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0078】そして、この8ビットの電子画像データ
は、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ40
5からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を
介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像
処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの
処理と共に8ビットの電子画像データから2ビットの電
子画像データに変換される。
【0079】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配
慮したためである。また、8ビットの電子画像データを
2ビットの電子画像データに変換するのは、画像の記憶
容量などを考慮したためである。
【0080】このようにして変換された2ビットの電子
画像データは、原稿1枚毎にハードディスクなどのディ
スクメモリ503へと転送されて一時的に記憶管理され
る。
【0081】デジタル複写機30のRADF36にセッ
トされた原稿群の全てが読み取り処理されると、先程一
時的にハードディスク503に記憶された2ビットの電
子画像データをゲートアレイの制御により指定された部
数の数だけ繰り返し読み出して、読み出された2ビット
の電子画像データは、再度コネクタ接続部405,50
5を介してメイン画像処理ボード400へ送られ、ガン
マ補正などの処理を行いレーザーコントロール部404
を介してレーザー書き込みユニット46、または、イン
クジェットコントローラ部414を介してインクジェッ
ト書き込みユニット746へと送られる。
【0082】なお、全ての原稿群画像が読み取られてか
ら画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読み出すよう
にして説明したが、1部目の画像出力は所定分の画像が
準備出来た段階で順次出力するように構成することも可
能である。
【0083】これにより、デジタル複写機30のスキャ
ナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザー記録部
32、インクジェット書き込みユニット746から階調
性のあるコピー画像として出力される。
【0084】(プリンタモード)パーソナルコンピュー
タなどのネットワーク接続された外部機器から送られて
きた画像は、プリンタボード601上でページ単位の画
像としてボード601上で展開された後、インターフェ
イスであるSCSI504から一旦サブ画像処理ボード
500側へ転送されハードディスク503などのメモリ
へと記憶される。
【0085】まお、プリンターボード601上でページ
画像として展開された画像は、サブ画像処理ボード50
0側に送られるが、ページ画像に2値画像処理は行わ
ず、ハードディスク503に一時記憶されるだけであ
る。
【0086】また、一旦記憶されたページ画像がハード
ディスク503から読み出される時も、ページ画像に対
する2値画像処理は行わない。
【0087】そしてハードディスク503へ一時記憶さ
れた画像情報は、所定のページ順となるようにハードデ
ィスク503から読み出されながらメイン画像処理ボー
ド400へと送られてガンマ補正を行い、レーザコント
ロール404からLSU46または、インクジェットコ
ントローラ414からインクジェット書き込みユニット
746にて画像を再現するよう画像の書き込みが制御さ
れる。
【0088】(ファックスモード)ファックスモードに
は、相手先に対する原稿の送信と、相手先からの原稿の
受信に対する処理がある。
【0089】先に相手先に対する原稿の送信について説
明すると、デジタル複写機30のRADP36の所定位
置にセットされた送信原稿は、1枚ずつスキャナユニッ
ト40の原稿裁置台35上へと順次供給され、送信原稿
の画像は先に説明したスキャナユニット40の構成によ
り順次読み取られ、8ビットの電子データとしてメイン
画像処理ボード400へと転送される。
【0090】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0091】そして、この8ビットの電子画像データ
は、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ40
5からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を
介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像
処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの
処理と共に8ビットの電子画像データから2ビットの電
子画像データに変換される。
【0092】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配
慮したためである。
【0093】このようにして2値画像化された送信原稿
は、所定の形式で圧縮されメモリ502に記憶される。
【0094】そして、相手先との送信手続きを行い送信
可能な状態が確保されると、メモリ502から読み出さ
れた所定の形式で圧縮された送信原稿画像はファックス
ボード603側へと転送され、このファックスボード6
03上で圧縮形式の変更など必要な処理を施して、相手
先に対して通信回線を介して順次送信されることとな
る。
【0095】次に相手先から送信されてきた原稿画像の
処理について説明する。相手先から通信回線を介して原
稿が送信されてくると、ファックスボード603での通
信手続きを行いながら相手先から送信されてくる原稿画
像を受信すると共に、所定の形式に圧縮された状態の受
信画像は、サブ画像処理ボード500の2値画像処理部
501に設けられたファックスインターフェイスから2
値画像処理部501へと送られ、圧縮伸張処理部などに
よりページ画像として送信されてきた原稿画像を再現す
る。
【0096】そして、ページ単位の画像として再現され
た原稿画像は、メイン画像処理ボード400側へと転送
されガンマ補正を行い、レーザコントロール404から
LSU46、または、インクジェットコントローラ41
4からインクジェット書き込みユニット746にて画像
を再現するよう画像の書き込みが制御される。
【0097】以下に、本発明の画像形成装置の実施例に
ついて説明する。 (実施例l)片面印字の場合、例えば、表1に示すよう
に、原稿に白黒、カラーが混在する場合には次のような
工程をおこなう。
【0098】
【表1】
【0099】すなわち、まず、片面印字の場合は最終ペ
ージより印字を開始する。たとえば3枚の原稿がある場
合、3枚目は白黒印字を第1の画像形成手段205で行
い、そのまま排紙工程に排出する。
【0100】次に、2枚目印字はカラー画像のみのた
め、第2の画像形成手段215にある給紙トレイ701
に用紙がある場合には、用紙を排出し第2の画像形成手
段215にて印字を行い排紙ローラ57にて排紙を行
う。
【0101】次に、1枚目の原稿は白黒、カラーが混在
の原稿であり、第1の画像形成手段205で白黒印字を
行い、第2の画像形成手段215に用紙を搬送する。こ
の場合、2枚目の原稿が第2の画像形成手段215で印
字を行っている場合には、1枚目の印字用紙は、第1の
中間トレイ754に搬入される。
【0102】2枚目のカラー印字が終了後、第1の中間
トレイ754にある1枚目の印字用紙は中間トレイより
排出され第2の画像形成手段215によりカラー印字さ
れ排紙ローラ57を通って排出される。
【0103】2枚目の原稿がすでに印字終了し排紙され
た場合には、1枚目の用紙は第1の中間トレイ754を
通らずに3枚目と同様すぐに第2の画像形成手段215
にて印字を行い、同様に排紙ローラ57を通って排出さ
れる。なお、2枚目のカラー印字を行っているときに同
時に第1の画像形成手段205で印字を行ってもよい。
【0104】(実施例2)片面複数部印字(n部数)の
場合、例えば、表2に示すように、原稿に白黒、カラー
が混在する場合には、次のような工程をおこなう。
【0105】
【表2】
【0106】片面複数部印字の場合は実施例lと同様、
最終ページより印字を開始する。たとえば3枚の原稿が
ある場合、3枚目は白黒印字を第1の画像形成手段20
5で行い、そのまま排紙工程に排出する。これをn回繰
り返しn部作製する。原稿をn部数作成したい場合に
は、排紙した用紙を別々のn個の排紙トレイにソートす
ればよい。
【0107】次に2枚目印字はカラー画像のみのため、
第2の画像形成手段215にある給紙トレイ701に用
紙がある場合には用紙を排出し第2の画像形成手段21
5にてn部印字を行い排紙ローラ57にて排紙を行い3
枚目と同様に各排紙トレイにソートする。
【0108】次に、1枚目の原稿は白黒、カラーが混在
の原稿であり、第1の画像形成手段205で白黒印字を
n部行い、用紙搬送路変更レバーS1にて第1の中間ト
レイ754に搬入する。n部数の初めの1枚目は第2の
画像形成手段215にて印字が行われていない場合に
は、第1の中間トレイ754に搬入せず第2の画像形成
手段215に用紙を搬送する。
【0109】2枚目のカラー印字が終了後、第1の中間
トレイ754にある1枚目の印字用紙は中間トレイより
順次排出され第2の画像形成手段215によりカラー印
字され排紙ローラ57を通って排出される。なお、2枚
目のカラー印字を行っているときに同時に第1の画像形
成手段205で印字を行ってもよい。
【0110】(実施例3)両面原稿の場合、例えば、表
3に示すように、原稿に白黒、カラーが混在する場合に
は、次のような工程をおこなう。
【0111】
【表3】
【0112】両面印字の場合は1枚目から印字を行う。
1枚の表裏を印字する。1枚目は白黒、カラー両方混在
しているため、まず白黒印字を第1の画像形成手段20
5にて印字を行い片面印字とは異なり、表面を印字した
後、搬送し用紙の後端が搬送ローラ202の直前にきた
とき搬送ローラ202を逆転させて、かつ同時に用紙搬
送路切り替えレバーS2を切り替え、また、用紙搬送路
切り替えレバーS5を切り替え、再印字搬送路(第1の
返還用紙搬送路)702を搬送し、用紙の裏面を再度、
第1の画像形成手段205にて印字を行う。
【0113】このようにして、一枚目の表裏の白黒画像
情報を第1の画像形成手段205にて印字を行い、引き
続き第1の画像形成手段205にて印字を終了した用紙
は、1枚目印字印字終了と同じ様に搬送ローラ202の
直前にきたとき搬送ローラ202を逆転させて、かつ同
時に用紙搬送路切り替えレバーS2を切り替え再印字搬
送路702を搬送する入り口にて用紙搬送路切り替えレ
バーS5にて搬送路を切り替え第1の中間トレイ754
に用紙を搬入させる。第1の中間トレイ754に用紙が
搬入された後、中間トレイ下方より、用紙を排出し、用
紙搬送路切り替えレバーS6にて切り替え、第2の画像
形成手段215へ用紙を搬入させる。
【0114】第2の画像形成手段215にて1枚めの表
面のカラー情報を印字し、引き続き用紙搬送路切り替え
レバーS4にて切り替え、かつ用紙搬送路切り替えレバ
ーS7を右に切り替え、用紙搬送路切り替えレバーS8
を右側へ切り替えることによって、用紙は第1の画像形
成手段205の時と同じように、用紙の後端が、搬送ロ
ーラ203の直前にきたとき搬送ローラ203を逆転さ
せて、かつ同時に、用紙搬送路切り替えレバーS8を切
り替え、また、用紙搬送路切り替えレバーS9を切り替
え再印字搬送路(第2の返還用紙搬送路)703へ搬送
し、用紙の裏面を再度、第2の画像形成手段215にて
印字を行う。
【0115】このようにして、1枚目の表裏のカラー画
像情報を第2の画像形成手段215にて印字を行い、引
き続き第2の画像形成手段215にて印字を終了した用
紙は、用紙搬送路切り替えレバーS4を切り替えること
によって、排紙ローラ57を通して排紙トレイ341,
342に排出される。
【0116】両面印字2枚目の画像データは白黒データ
が表面にない状態である。この場合、給紙カセット51
または給紙トレイ54のどちらか一方から1枚の用紙を
第1の画像形成手段205に搬入される。そして2枚目
の裏面の白黒画像情報を第1の画像形成手段205にて
印字した後、1枚目と同じ様に用紙搬送ローラ202を
逆転回転させて、第1の中間トレイ754に搬入させ
る。その後、第2の画像形成手段215により印字し
て、1枚目と同様に排出する。
【0117】このとき、1枚面の印字が第2の画像形成
手段215にて印字が行われているときに2枚目の第1
の画像形成手段205での同時に印字を開始しても問題
はなく全体の印字時間を短縮させることが出来る。
【0118】また、2枚目の白黒印字が速く終了し、第
2の画像形成手段215にて1枚目の用紙が印字されて
おり、用紙を搬送できない場合には、2枚目の白黒印字
終了用紙を、用紙搬送路切り替えレバーS2を右に切り
替え、かつ、用紙搬送路切り替えレバーS5を上に切り
替えることによって、第1の中間トレイ754に搬入さ
せる。
【0119】また、1枚目の用紙が第2の中間トレイ7
55に存在する状態で、第2の画像形成手段215の用
紙搬送路が空いている状態であれば、2枚目の白黒印字
終了後に第1の中間トレイ754にある用紙は、トレイ
底面から排出され用紙搬送路切り替えレバーS6を上に
切り替え、第2の画像形成手段215を画像形成なしで
通過させ、用紙切り替えレバーS4を上に切り替えかつ
用紙搬送路切り替えレバーS7を左に切り替え、2枚目
の用紙を第2の中間トレイ755に搬入させる。
【0120】その後、1枚目の用紙が第2の画像形成手
段215にて印字を終了後、2枚目の印字を第2の画像
形成手段215にて印字する。
【0121】このように、第2の画像形成手段215の
状況に応じて第1の画像形成手段205にて印字を終了
した用紙は、第2の画像形成手段215に搬入されても
よい。
【0122】両面3枚目の原稿は実施例においては、裏
面の画像情報はカラーのみの場合を挙げている。
【0123】3枚目も1枚目と同様に、表面は印字を行
い、裏面が白黒画像情報がないため、そのまま第1の中
間トレイ754に搬入される。すなわち、印字終了後、
用紙搬送路切り替えレバーS1は左側に切り替え、用紙
搬送路切り替えレバーS5は上側に切り替え、用紙は第
1の中間トレイ754に搬入される。その後中間トレイ
を出た用紙は、2枚目の原稿同様の手段にて印字され
る。
【0124】4枚目の原稿は表面にカラー画像情報がな
い例である。第1の画像形成手段205は1枚目の画像
形成手段と同じで、両面を第1の画像形成手段205に
て印字を行い、第1の中間トレイ754に3枚目の用紙
が残っている場合には、用紙を反転せずに第1の中間ト
レイ754に搬入する。そして中間トレイから搬出され
る順番がきたとき、そのまま第2の画像形成手段215
に搬入し裏面のカラー画像情報を印字し、その後排紙ロ
ーラ57にて用紙は排出される。
【0125】5枚目に原稿は裏面にカラー画像情報がな
いだけの例である。これは第1枚目の画像形成手段と同
じで第2の画像形成手段215の裏面を印字するとき
に、第2の画像形成手段215である用紙への印字をし
ないだけで、その用紙搬送路を通過し、排紙ローラ57
にて排出される。
【0126】5枚目の用紙の場合、1枚目と異なる点
は、第1の画像形成手段205での印字終了後も、5枚
目の前に印字した用紙が、まだ第2の画像形成手段21
5にて印字を行っている場合があり、その場合には他の
用紙同様第1の中間トレイ754にて待機する必要のあ
る場合がある。
【0127】(実施例4)両面複数部の場合(n部数印
字の場合)、例えば、表4に示すように、原稿に白黒、
カラーが混在する場合には、次のような工程をおこな
う。
【0128】
【表4】
【0129】まず、両面印字の場合は実施例3と同様1
枚目から印字を行う。1枚の表面を印字する。1枚目は
白黒、カラー両方混在しているため、まず白黒印字を第
1の画像形成手段205にて印字を行い片面印字とは異
なり、表面を印字した後、用紙搬送路切り替えレバーS
lを右側に切り替えまた用紙切り替えレバーS2を右側
に切り替え搬送し、用紙の後端が搬送ローラ202の直
前にきたとき搬送ローラ202を逆転させて、かつ同時
に用紙搬送路切り替えレバーS2を左側に切り替え、ま
た、用紙搬送路切り替えレバーS5を上側切り替え、用
紙を第1の中間トレイ754に搬入する。
【0130】同じように、n部数のうちの2部目を同様
の工程にて第1の中間トレイ754に搬入する。このよ
うに操り返して、1枚目の表面をn部中間トレイに印字
後搬入する。次に、第1の中間トレイ754の底面から
印字を行った用紙を搬出し、用紙搬送路切り替えレバー
S6を下側に切り替え再度用紙を上部の第1の画像形成
手段205にて印字を行えるように搬送する。このとき
用紙の印字面は裏面になっており、1枚目の原稿の白黒
印字を終了する。
【0131】裏面を印字した用紙は表面を印字したとき
と同じ搬送経路と手順を通って再び第1の中間トレイ7
54に搬入する。このようにして、第1の中間トレイ7
54には下から表面だけの印字用紙、一番上に両面を印
字した用紙が積載される。
【0132】1枚目の裏面の印字が終了する前にトレイ
底面から2枚目の印字用紙を搬出し、搬送路33の出口
にあるPSローラーにて待機することが出来る。このよ
うにして一枚目の白黒画像情報の表裏を、n部数印字
し、第1の中間トレイ754に搬入させる。n部数の表
面印字用紙がすべて裏面印字のために中間トレイから搬
出した後、両面印字が終了する。
【0133】その後、第1の中間トレイ754に搬入し
た両面印字を終了した用紙がトレイの最下部にきた時、
その用紙を搬出し、用紙搬送路切り替えレバーS6を上
側に切り替え、用紙を第2の画像形成手段215に導
く。
【0134】ここでも同様に、1枚目は両面カラー情報
が存在するために、上記の白黒と同じような工程で印字
を行う。すなわち、第2の画像形成手段215にて1枚
目の表印字を終了した用紙は、用紙搬送路切り替えれレ
バーS4を上側に切り替え、かつ同様に切り替えレバー
S7を右側へ切り替え、切り替えレバーS8を右側へ切
り替え搬送し、用紙の後端が搬送ローラ203の直前に
きたとき搬送ローラ203を逆転させて、かつ同時に用
紙搬送路切り替えレバーS8を左側に切り替え、また、
用紙搬送路切り替えレバーS9を上側切り替え、用紙を
第2の中間トレイ755に搬入する。
【0135】同じ様に、n部数のうちの2部目を同様の
工程にて第2の中間トレイ755に搬入する。このよう
に繰り返して、1枚目の表面をn部第2の中間トレイ7
55に印字後搬入する。次に第2の中間トレイ755の
底面から印字を行った用紙を搬出し、第2の画像形成手
段215にて印字を行えるように搬送する。
【0136】このとき、用紙の印字面は裏面になってお
り、1枚目の原稿のカラー印字を終了する。裏面を印字
した用紙は用紙搬送路切り替えレバーS4を下側に切り
替え順次排紙ローラ57により排紙トレイ341,34
2に排出される。
【0137】第2の画像形成手段215にて印字を開始
したときに、第1の中間トレイ754にまだ用紙の積載
枚数に余裕がある場合には、第1の画像形成手段205
にて次の2枚目の画像形成を同時に行って効率よく印字
処理を行うことが出来る。
【0138】2枚目は白黒情報の表面がない場合であ
る。給紙トレイ51より用紙を搬出し第1の画像形成手
段205を搬送するが、実際には画像形成工程は行わ
ず、白紙の用紙を通すだけである。用紙搬送路56から
すぐに用紙搬送路切り替えレバーSlを左側に作動さ
せ、用紙を第1の中間トレイ754に搬入する。この動
作は1枚目に両面印字がn部数終了後に行う。同様にn
部数白紙を搬送する。
【0139】その後の工程は1枚目の工程と同様であ
る。2枚目の裏面を再度第1の画像形成手段205にて
画像形成し、引き続き第2の画像形成手段215にて表
面および裏面の画像形成を行い、排紙ローラ57にて用
紙を排出する。
【0140】3枚目は裏面に白黒情報がない場合であ
る。1枚目と同様第1の画像形成手段205にて画像を
印字し、次に1枚目とは異なり同じ用紙面である表面を
第1の中間トレイ754に搬入する。すなわち、印字を
終了した用紙は搬送ローラ201を通過後、切り替えレ
バーSlを左側に倒し、切り替えレバーS5を上側に倒
して、直接用紙を第1の中間トレイ754に搬入する。
それ以降は1枚目と2枚目と同様に第2の画像形成手段
215にて同様の工程で行われる。
【0141】4枚目の原稿は表面にカラー情報がない場
合である。この場合は、第1の画像形成手段205は1
枚面と同様であるが、第1の画像形成手段205の終了
後、用紙を反転しないで、切り替えレバーS1を左側に
倒し、切り替えレバーS5を下側に倒して、用紙を直接
第1の中間トレイ754に搬入させる。n部数を第1の
中間トレイ754に搬入後、第1の中間トレイ754の
用紙を下面より搬出し、第2の画像形成手段215にて
用紙の裏面を印字し、引き続きそのまま排紙ローラ57
にて用紙を排出する。
【0142】5枚目は裏面にカラー情報がない場合であ
る。5枚目は第1の画像形成手段205にて表面及び裏
面をn部数印字し、第1の中間トレイ754に搬入し、
その後、第2の画像形成手段215にて印字し、裏面は
カラーの画像情報がないので、印字終了後用紙の反転は
なく、そのまま排紙ローラ57にて用紙を排出する。以
上にて実施例4のフローは終了する。
【0143】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0144】請求項1によれば、原稿複写を行う場合に
おいて、画像形成(印字)速度の異なる2種類の画像形
成手段を用い、第1の画像形成手段は画像形成(印字)
速度の速い電子写真方式で行い、第2の画像形成手段は
画像形成(印字)速度の遅いインクジェット方式を用い
て画像形成(印字)し、かつ原稿画像が両面にデータが
ある場合にも原稿画像順序を変えることなく画像形成
(印字)を行うことによって、カラー電子写真方式をよ
りも小型で簡単な機構でカラー画像形成(印字)が行え
る。
【0145】請求項2によれば、原稿に白黒データとカ
ラーデータが混在するときに白黒データの画像形成は画
像形成速度の速い第1の画像形成手段である電子写真方
式で行い、カラーデータの画像形成は第2の画像形成手
段であるインクジェット方式を用いて画像形成し、かつ
原稿画像が両面データである場合にも原稿画像の順序を
変えることなく画像形成を行うことによって、カラー電
子写真方式よりも小型で簡単な機構でカラー画像形成が
行える。
【0146】請求項3によれば、原稿画像情報を白黒画
像データとカラー画像データに分けることによって、第
1の画像処理手段と第2の画像処理手段を効率よく活用
し、高速で高画質な出力画像が簡単に形成できる。
【0147】請求項4によれば、白黒情報がない場合で
も第1の中間トレイにすでに画像形成された前の画像形
成済用紙が残っている場合には、第2の画像情報しかな
い用紙であっても第1の中間トレイに搬入・保持させる
ことによって、原稿群(束)と同じ順序で画像形成を行
うことができる。
【0148】請求項5によれば、画像情報のデータが第
1の画像形成手段を必要としない画像情報であれば、第
1の画像形成手段を経由させることなく、効率よく第2
の画像形成手段に搬入することによって、さらに画像形
成(印字)効率が向上する。
【0149】請求項6によれば、中間トレイに積載され
た画像形成済用紙を、搬入された用紙順序で搬出させる
ことにより、画像形成済用紙が原稿群(束)と同じ順に
排出され、画像形成後の用紙処理を効率よくおこなうこ
とができる。
【0150】請求項7によれば、中間トレイに積載され
た画像形成済用紙を、搬入された用紙順序で第2の画像
形成手段に搬送させることにより、画像形成済用紙が原
稿群(束)と同じ順に排出され、画像形成後の用紙処理
を効率よくおこなうことができる。
【0151】請求項8によれば、第2の画像形成手段に
よって画像が形成されない場合にも、画像形成済用紙が
原稿群(束)と同じ順に排出され、画像形成後の用紙処
理を効率よくおこなうことができる。
【0152】請求項9によれば、第1の中間トレイに積
載できる積載有効枚数を超える用紙を積載しないことに
よって、中間トレイ内に用紙のジャムを発生するのを未
然に防止し、画像形成装置を効率よく稼動できる。
【0153】請求項10によれば、中間トレイに積載さ
れる用紙枚数は、第1の画像形成手段および第2の画像
形成手段にて用紙を搬送する信号と同期して積算され、
かつ、記憶することによって中間トレイに、別途、満杯
検知スイッチを設けることなく確実に用紙の制御が可能
となる。
【0154】請求項11によれば、第1画像形成手段に
て画像形成された用紙が、第2の画像形成手段で画像を
形成しない場合で、かつ、第2の中間トレイに画像形成
済用紙がない場合には、第2の画像形成手段を経由させ
ずに、排紙工程に搬入させることによって、画像形成を
効率よく行うことができる。
【0155】請求項12によれば、第1の中間トレイに
積載できる積載有効枚数を超える用紙を積載しないこと
によって中間トレイ内に用紙のジャムを発生するのを未
然に防止し、画像形成装置を効率よく稼動できる。
【0156】請求項13によれば、第1の画像形成手段
と第2の画像形成手段を同時に稼動させることによっ
て、効率よく高速に画像形成処理が可能となる。
【0157】請求項14によれば、第1の中間トレイだ
けでなく、第2の中間トレイをも用紙の保持場所とする
ことによって、第1の画像形成手段に余裕が出来効率よ
く画像形成をおこなうことができる。請求項15によれ
ば、第1の中間トレイの用紙積載能力を確保した時点
で、直ちに第1の画像形成手段を稼動でき効率よく画像
形成が可能となる。
【0158】請求項16によれば、両中間トレイが満載
状態になったときに、それ以上の用紙が中間トレイに搬
入されてジャム等のトラブルが発生するのを未然に防ぐ
ことができる。
【0159】請求項17によれば、両方の中間トレイが
用紙で満載状態になった場合は、第2の中間トレイにあ
る用紙を第2の画像形成手段に給紙することによって、
高い画像形成効率(印字効率)を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置としての
デジタルカラー複写機の構成図である。
【図2】同制御系統ブロック図である。
【符号の説明】
31−読み取り装置 205−第1の画像形成手段 215−第2の画像形成手段 403−メモリ 702−第1の返還用紙搬送路 703−第2の返還用紙搬送路 754−第1の中間トレイ 755−第2の中間トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 518 G03G 15/22 103Z 2H072 15/01 H04N 1/00 108M 2H078 15/22 103 B41J 3/00 E 3F100 21/14 S 5C062 H04N 1/00 108 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ05 AQ06 AR01 AR03 HH03 HH07 HH09 HJ02 HJ06 HK03 HK23 HN02 HN17 HN18 HN24 2C062 RA06 2H027 DB01 DC07 ED16 FA12 FA13 FA28 FB05 FD01 FD08 2H028 BA03 BA06 BA09 BB04 BD04 2H030 AA06 AD05 AD07 AD17 BB02 BB61 2H072 AA16 AA22 AA27 AA28 AB14 AB15 BA03 BA14 CA01 CA05 CB01 CB03 FA07 JA02 JA03 JA05 2H078 AA12 BB01 BB08 BB12 DD36 DD47 DD73 EE17 EE21 EE27 EE35 3F100 AA02 CA03 CA12 EA02 EA03 5C062 AA05 AB17 AB22 AB32 AB42 AB53 AC09 AC11 AC15 AC21 AC60 AE03 AF07 BA04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読み取り装置と、 前記読み取り装置で読み取られた画像情報に基づき用紙
    に画像を形成する第1の画像形成手段および第2の画像
    形成手段とを具備し、 前記第1の画像形成手段および第2の画像形成手段に
    は、それぞれ、 前記用紙を一旦保持する第1の中間トレイおよび第2の
    中間トレイと、 前記原稿画像の裏面の画像形成を行うための第1の返還
    用紙搬走路および第2の返還用紙搬送路と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像形成手段においては、読
    み取られた画像情報のうち白黒データのみを画像情報と
    し、前記第2の画像形成手段においては、残りのカラー
    データのみを画像情報とすることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取り装置にて読み取られた画像
    情報のうち同じ原稿画像の白黒画像情報とカラー画像情
    報を分離し、その両画像情報を対応させてメモリーに記
    憶させることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記読み取り装置にて読み取った画像情
    報に、前記第2の画像形成手段で画像形成されるべき第
    2の画像情報しかない場合には、前記第1の中間トレイ
    に前記第1の画像形成手段によって形成された画像形成
    済用紙がすでに存在する場合に、前記第2の画像情報し
    かない用紙を前記第1の中間トレイに搬入し保持させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の中間トレイに前記第1の画像
    形成手段で画像形成された画像形成済用紙が保持されて
    いない場合に、前記第1の画像形成手段で画像形成され
    るべき第1の画像情報がなく、かつ前記第2の画像形成
    手段で画像形成されるべき第2の画像情報が存在する用
    紙は、前記第1の中間トレイに保持させずに前記第2の
    画像形成手段に搬入させることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の中間トレイまたは第2の中間
    トレイに搬入された用紙が、再度、その中間トレイから
    搬出される場合においては、前記用紙が搬入された順に
    搬出されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の中間トレイに積載された画像
    形成済用紙は、搬入された順に前記第1の中間トレイか
    ら搬出され、前記第2の画像形成手段に搬送されること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の中間トレイに積載された画像
    形成済用紙のうち、第2の画像形成手段を用いて画像形
    成を行わない画像形成済用紙は、前記第1の中間トレイ
    から搬出された後、前記第2の画像形成手段による画像
    形成が行われないことを特徴とする請求項7に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の中間トレイおよび第2の中間
    トレイの積載有効枚数を記憶するメモリーを有し、前記
    第1の画像形成手段によって画像形成される画像形成済
    用紙が第1の中間トレイに積載される用紙枚数を記憶
    し、前記第1の中間トレイから排出され、前記第2の画
    像形成手段にて形成される画像形成済用紙の枚数を前記
    用紙枚数から減算した枚数が、前記第1の中間トレイの
    積載有効枚数に到達したときには、前記第1の中間トレ
    イから前記第2の画像形成手段に前記画像形成済用紙の
    搬入をおこなうか、または、前記第2の画像形成手段を
    経由させることなく排紙させることによって、前記第1
    の中間トレイの画像形成済用紙が前記積載有効枚数より
    少なくなるまで、前記第1の画像形成手段への用紙の搬
    入を中断することを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の中間トレイおよび第2の中
    間トレイに搬入される用紙枚数の計算は、前記第1の画
    像形成手段および第2の画像形成手段にて用紙を搬送す
    る信号と同期して行われ、その信号にて用紙枚数を積算
    し前記各中間トレイの積載用紙枚数をカウントし記憶す
    ることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の画像形成手段で画像形成を
    おこなった後、前記第2の画像形成手段で画像形成をお
    こなうべき画像情報がない用紙については、前記第2の
    中間トレイに画像形成済用紙がない場合、前記第2の画
    像形成手段を経由させずに、排紙することを特徴とする
    請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の中間トレイおよび第2の中
    間トレイの積載有効枚数を記憶するメモリーを有し、前
    記第1および第2の画像形成手段にて形成される画像形
    成済用紙が前記第1の中間トレイおよび第2の中間トレ
    イに積載される用紙枚数を記憶し、該第1の中間トレイ
    から排出され前記第2の画像形成手段にて形成される画
    像形成済用紙の枚数を前記用紙枚数から減算した枚数
    が、前記第1の中間トレイの積載有効枚数に到達したと
    きに、前記第1の中間トレイから前記第2の画像形成手
    段に前記画像形成済用紙の搬入をおこなうか、または、
    前記第2画像形成手段を経由させることなく排紙させる
    ことによって、前記第1の中間トレイの画像形成済用紙
    が前記積載有効枚数より少なくなれば、前記第1の画像
    形成手段および第2の画像形成手段により前記第1の中
    間トレイおよび第2の中間トレイに画像形成済用紙を搬
    入することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の画像形成手段が画像形成を
    行っている場合において、前記第1の中間トレイが前記
    第1の画像形成手段にて画像形成した画像形成済用紙を
    収納可能であれば、前記第2の画像形成手段が稼動中に
    おいても、前記第1の画像形成手段にて画像を形成する
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の中間トレイの用紙積載数が
    有効積載枚数に達したら、前記第1の画像形成手段およ
    び第2の画像形成手段による画像形成を中断し、前記第
    1の中間トレイにある画像形成済用紙を前記第2の中間
    トレイに搬入することを特徴とする請求項12または1
    3のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の中間トレイにある画像形成
    済用紙を、前記第2の中間トレイに搬入すると同時に、
    前記第1の画像形成手段を起動させることを特徴とする
    請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の中間トレイおよび第2の中
    間トレイの用紙積載数が有効積載枚数に到達したら、前
    記第1の画像形成手段への新たな用紙搬入を停止するこ
    とを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の画像形成手段への新たな用
    紙搬入を停止した後も、前記第2の画像形成手段は継続
    して画像形成をおこなうことを特徴とする請求項16に
    記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063525A (ja) * 2013-12-20 2014-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム

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