JP2002193246A - 物品収納容器 - Google Patents
物品収納容器Info
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Abstract
に位置決めして保持できる折り畳み式の物品収納容器を
提供する。 【解決手段】 物品収納容器の底部3に多数の取付孔7
Bを形成し、その底部3の上面に載置された物品2を、
そのサイズと形態に合ったいずれかの取付孔7Bに嵌合
した複数の物品保持部材4Cによって保持する。物品保
持部材4Cは取付孔7Bに着脱自在に取り付けられる。
Description
と、側壁部とを有し、該側壁部は、前記上枠部が前記底
部に近づくように折り畳み可能に構成されている物品収
納容器に関する。
築資材などの各種材料、家具、天然物、又はその他の物
品を運搬し、又はこれを保管する時などに用いられる上
記形式の物品収納容器は従来より周知である(例えば、
特開平9−165034号公報参照)。かかる物品収納
容器を用いれば、これに収納した物品を効率よく運搬
し、或いは保管しておくことができる。しかも、物品収
納容器の非使用時には、側壁部を折り畳んで、物品収納
容器の上下方向の厚さを小さくできるので、物品を所定
の場所に運搬した後、空となった物品収納容器を能率よ
く元の場所に返送することができ、また空の物品収納容
器を小さなスペースに格納しておくことができる。
これを運搬する時、物品収納容器に加えられる外力によ
ってその中の物品が激しく動き、当該物品に傷が付けら
れたり、物品が工業製品の場合、これが故障するおそれ
がある。そこで、物品収納容器の底部に物品を保持して
その動きを規制する物品保持部材を設けることが考えら
れる。ところが、物品収納容器に収納される物品は大サ
イズのものから小サイズのものまでがあり、その形態も
各種のものがある。従って、物品収納容器に小サイズの
物品を収納したときは、その物品と物品保持部材との間
に大きな隙間ができ、当該物品を保持することはできな
い。
ておき、物品と物品保持部材との間の隙間の大きさに合
ったスペーサを選択し、これをその隙間に挟み込んで当
該スペーサを介して物品を保持することも考えられる
が、各種厚さのスペーサを用意しておくようにすると、
そのコストが嵩むだけでなく、物品と物品保持部材との
間の隙間の大きさに見合った厚さのスペーサをその都度
選択しなければならぬため、その作業が煩雑となる。ま
た、ダンボール紙などのスペーサを上記隙間に詰め込む
こともできるが、その隙間が大きいときは多量のダンボ
ール紙が必要となり、かかる多量のダンボール紙を隙間
から外れないように詰め込むことは容易ではない。しか
も、ダンボール紙が不要となったとき、これを廃棄した
とすると、多量の廃棄物が発生する。
従来の欠点を簡単な構成によって除去できる物品収納容
器を提供することにある。
成するため、冒頭に記載した形式の物品収納容器におい
て、その物品収納容器に収納された物品を保持するため
の物品保持部材と、前記底部の異なった位置に前記物品
保持部材を位置決めして取り付けることの可能な保持部
材位置決め手段とを具備することを特徴とする物品収納
容器を提案する(請求項1)。
品保持部材を、前記底部の異なった位置に位置決めして
着脱可能に取り付けることのできる位置決め部を有し、
該位置決め部は前記底部に固定されていると有利である
(請求項2)。
において、前記保持部材位置決め手段は、物品保持部材
を前記底部に位置決めして取り付けるための位置決め部
材を有し、該位置決め部材は、底部の異なった位置に着
脱可能に取り付けられるように構成されていると有利で
ある(請求項3)。
器において、前記保持部材位置決め手段は、前記底部に
形成された複数の取付孔を有し、選択された取付孔に前
記位置決め部材が着脱可能に取り付けられるように構成
されていると有利である(請求項4)。
において、前記保持部材位置決め手段は、前記底部に形
成された複数の取付孔を有し、選択された取付孔に前記
物品保持部材が着脱可能に取り付けられると有利である
(請求項5)。
収納容器において、前記取付孔の形状と寸法が全てほぼ
同一に形成されていると有利である(請求項6)。
載の物品収納容器において、各取付孔を特定するための
取付孔識別手段が設けられていると有利である(請求項
7)。
記載の物品収納容器において、前記底部の平面形態がほ
ぼ矩形に形成され、その平面の全領域又は特定領域のみ
に複数の取付孔が形成され、かつ底部の平面形態を区画
する各辺に沿って前記取付孔が配列され、該平面形態を
区画する4つの辺のうちの互いにほぼ平行な2つの辺が
延びる方向を第1の方向とし、他の2つの辺が延びる方
向を第2の方向としたとき、いずれの領域における取付
孔も、その第1の方向において互いに隣り合う2つの取
付孔間の間隔が全てほぼ等しく設定されていると有利で
ある(請求項8)。
において、いずれの領域における取付孔も、前記第2の
方向において互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔が全
てほぼ等しく設定されていると有利である(請求項
9)。
記載の物品収納容器において、前記底部の平面の全領域
又は特定領域のみに複数の取付孔が形成され、いずれの
領域における取付孔も、その互いに隣り合う2つの取付
孔間の間隔が全てほぼ等しく設定されていると有利であ
る(請求項10)。
記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、前
記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部と、物品
を保持する保持部とを有し、前記被取付部の横断面積
が、前記保持部の横断面積よりも小さく設定されている
と有利である(請求項11)。
に記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、
前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部と、物
品を保持する保持部とを有し、前記被取付部が前記取付
孔に嵌合することにより、物品保持部材が取付孔に取り
付けられ、該取付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に
対して回転しないように、前記取付孔と被取付部が形成
されていると有利である(請求項12)。
記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、前
記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部と、物品
を保持する保持部とを有し、前記被取付部が前記取付孔
に嵌合することにより、物品保持部材が取付孔に取り付
けられ、該取付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に対
して回転できるように、前記取付孔と被取付部が形成さ
れていると有利である(請求項13)。
に記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、
前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部と、物
品を保持する保持部とを有し、前記被取付部の外周面に
雄ねじが形成され、前記取付孔の内周面に雌ねじが形成
されていて、前記雄ねじが前記雌ねじにねじ込まれるこ
とにより、物品保持部材が取付孔に取り付けられるよう
に構成されていると有利である(請求項14)。
記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、前
記取付孔に着脱可能に嵌合する複数の被取付部と、物品
を保持する保持部とを有し、各被取付部が別々の取付孔
に嵌合するように構成されていると有利である(請求項
15)。
に記載の物品収納容器において、前記物品保持部材は、
前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部と、物
品を保持する保持部とを有していると共に、該保持部
は、物品収納容器に収納された物品に向き合って該物品
を保持し得る複数の保持面を有し、その1つの保持面が
物品収納容器に収納された物品に向き合った状態で該物
品保持部材の被取付部が取付孔に取り付けられたときの
当該保持面と被取付部との間の間隔と、他の1つの保持
面が物品収納容器に収納された物品に向き合った状態で
該物品保持部材の被取付部が取付孔に取り付けられたと
きの当該保持面と被取付部との間の間隔とが互いに異な
るように、保持部と被取付部の相対位置が設定されてい
ると有利である(請求項16)。
器において、前記物品保持部材には、その各保持面と被
取付部との間の前記間隔を示す情報が記入されていると
有利である(請求項17)。
に記載の物品収納容器において、前記物品保持部材が取
付孔に取り付けられたとき、該物品保持部材の抜け出し
を防止する抜け出し防止手段を有していると有利である
(請求項18)。
記載の物品収納容器において、物品収納容器に収納され
た物品を保持する物品保持部材の保持部のまわりに、該
保持部よりも軟質な緩衝部材が設けられていると有利で
ある(請求項19)。
の物品収納容器において、前記物品保持部材と、物品収
納容器に収納された物品とを互いに固定する固定手段を
具備すると有利である(請求項20)。
れかに記載の物品収納容器において、前記位置決め部材
は、前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取付部
と、前記物品保持部材を保持する保持部とを有し、前記
被取付部の横断面積が、前記保持部の横断面積よりも小
さく設定されていると有利である(請求項21)。
のいずれかに記載の物品収納容器において、前記位置決
め部材は、前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取
付部と、前記物品保持部材を保持する保持部とを有し、
前記被取付部が前記取付孔に嵌合することにより、位置
決め部材が取付孔に取り付けられ、該取付孔に嵌合した
被取付部が、前記底部に対して回転しないように、前記
取付孔と被取付部が形成されていると有利である(請求
項22)。
1のいずれかに記載の物品収納容器において、前記位置
決め部材は、前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被
取付部と、前記物品保持部材を保持する保持部とを有
し、前記被取付部が前記取付孔に嵌合することにより、
位置決め部材が取付孔に取り付けられ、該取付孔に嵌合
した被取付部が、前記底部に対して回転できるように、
前記取付孔と被取付部が形成されていると有利である
(請求項23)。
のいずれかに記載の物品収納容器において、前記位置決
め部材は、前記取付孔に着脱可能に取り付けられる被取
付部と、前記物品保持部材を保持する保持部とを有し、
前記被取付部の外周面に雄ねじが形成され、前記取付孔
の内周面に雌ねじが形成されていて、前記雄ねじが前記
雌ねじにねじ込まれることにより、位置決め部材が取付
孔に取り付けられるように構成されていると有利である
(請求項24)。
及び22のいずれかに記載の物品収納容器において、前
記位置決め部材は、前記取付孔に着脱可能に嵌合する複
数の被取付部と、前記物品保持部材を保持する保持部と
を有し、各被取付部が別々の取付孔に嵌合するように構
成されていると有利である(請求項25)。
1乃至25のいずれかに記載の物品収納容器において、
前記位置決め部材が取付孔に取り付けられたとき、該位
置決め部材の抜け出しを防止する抜け出し防止手段を有
していると有利である(請求項26)。
に記載の物品収納容器において、前記底部は1つの底壁
を有し、前記保持部材位置決め手段は前記底壁に設けら
れていると有利である(請求項27)。
記載の物品収納容器において、前記底部は、底壁と該底
壁の上に配置される底板とを有し、前記保持部材位置決
め手段は前記底板に設けられ、前記底壁と前記底板との
間に緩衝部材が設けられていると有利である(請求項2
8)。
21乃至28のいずれかに記載の物品収納容器におい
て、前記物品保持部材は、物品収納容器に収納された物
品を下から支える物品載置部を有し、該物品保持部材
は、前記位置決め部材よりも弾性変形しやすい材料によ
って構成されていると有利である(請求項29)。
に従って詳細に説明する。
容器1の一例を示す斜視図であり、図1はこの物品収納
容器1を組み立てたときの様子を示し、図3は物品収納
容器1を折り畳んだときの様子を、また図2はその途中
の状態をそれぞれ示している。
と、上枠部37と、側壁部38とを有し、上枠部37は
矩形の枠状に形成されている。また底部3は、矩形の平
板状に形成された底壁5と、その底壁5に一体に形成さ
れていて当該底壁5の各辺から上方に立上った側板39
とを有している。底部3は上方が開放された扁平な箱状
に形成されている(図6参照)。
対の曲折可能な曲折板40と、同じく互いに対向して位
置する回動可能な一対の回動板41とを有していて、各
回動板41は、その上端42が、上枠部37の互いに平
行な各下縁部に、図示していないヒンジを介してそれぞ
れ回動可能に連結されている。また、各曲折板40は、
上板43と下板44とから成り、上板43の上端45
は、上枠部37の上記下縁部とは別の互いに平行な各下
縁部に、図示していないヒンジを介してそれぞれ回動可
能に連結されている。さらに各下板44の下端46は、
底部3の互いに平行な側板上縁に図示していないヒンジ
を介してそれぞれ回動可能に連結され、各上板43の下
端47と、各下板44の上端48も、図示していないヒ
ンジを介してそれぞれ回動可能に連結されている。
えば金属板、木材、高剛性樹脂板又はこれらの複合材料
などから構成されている。
立て状態にあるとき、その上板43は下板44の上方に
位置し、これらは、上下方向に立上がった状態でほぼ面
一状態となっている。また各回動板41も上下方向にほ
ぼ垂直に立上がり、その下端が側板39の上縁部に当接
している。これにより、物品収納容器1の全体が所定の
剛性をもって組み立て状態を維持する。
れる物品2の一例としてプリンタを示してあるが、かか
る物品2は、図4及び図5に示すように組み立てられた
物品収納容器1の上部開口からその内部に入れられて収
納される。必要に応じて、その上部開口を図示していな
い蓋によって閉鎖することができる。この状態で物品を
運搬し、或いは保管することができる。
容器1から物品2を取り出した後、各回動板41を、そ
の下端が互いに接近する向きに押圧して、これらの回動
板41を、上端42の側を中心として矢印P方向に回動
させ、図2に示すように各回動板41をほぼ水平な状態
にし、次いで各曲折板40を図2に示すように曲折す
る。これにより、上枠部37が底部3に近づき、最終的
に、図3に示すように上枠部37と底部3が互いに重な
った状態となり、その全体の厚さが小さくなった折り畳
み状態となる。この状態で、物品収納容器1を物品の運
搬先から元の場所へ返送したり、これを格納しておくこ
とができる。逆の手順で、物品収納容器を再び図1に示
した組み立て状態にしてこれを使用することができる。
照)が形成され、曲折板40を折り畳んだとき、その下
板44の縁部が段部49によって受け止められ、その曲
折板40の上に回動板41が支持される。このようにし
て、折り畳まれた側壁部38を安定した状態で保持する
ことができる。
底部3と、上枠部37と、側壁部38とを有し、その側
壁部38は、上枠部37が底部3に近づくように折り畳
み可能に構成されている。
これを運搬するとき、その物品が物品収納容器内で大き
くずれ動いたり、或いはこれが転倒するような不具合を
阻止するため、物品収納容器1に収納された物品を保持
するための物品保持部材が設けられており、さらに、物
品収納容器1に収納される物品のサイズが形態がいかな
るときも、その物品を物品保持部材によって保持できる
ように、底部3の異なった位置に物品保持部材を位置決
めして取り付けることの可能な保持部材位置決め手段が
設けられている。物品保持部材と、保持部材位置決め手
段は、図1乃至図5には示されていない。
容器にも共通するものである。
置決め手段の一例を示す。図6は、物品収納容器1の上
枠部と側壁部を省略し、底部3とこれに関連する構成を
明らかにした図である(図7乃至図24、図29、図3
0、図39、図40、図45乃至図47及び図50も同
様)。
状の一対の位置決め部50が互いに離間して配置されて
いる。これらの位置決め部50は、保持部材位置決め手
段の一例を構成するものであり、かかる位置決め部50
は、例えば、底壁5に一体に成形されるか、又はねじな
どの固着手段によって底壁5に連結されて底部3に固定
されている。物品収納容器1に比較的大きな物品を収納
する場合には、物品収納容器1を図1に示すように組み
立て状態にして、図6に示した位置決め部50と側板3
9とによって区画された取付部に、一対の物品保持部材
4をそれぞれ図7に示すように嵌着する。これにより、
物品保持部材4は、位置決め部50によって位置決めさ
れて底部3に着脱可能に取り付けられる。
状の物品載置部51が形成されており、図7に示すよう
に、物品収納容器1の上部開口から挿入した物品2を下
降させ、図8に示すように、物品2の下部を両物品保持
部材4の物品載置部51に嵌め込むようにして載置す
る。これにより、物品2は、物品載置部51を区画する
物品保持部材4の保持面14により正しく位置決めされ
て保持される。従って、物品2を収納した物品収納容器
1を、人手又はフォークリフト、或いはトラックなどの
輸送機器で運搬するとき、その物品収納容器1に外力や
多少の衝撃が加えられても、物品2が大きくずれ動いた
り、転倒するようなことはなく、物品に傷が付けられた
り、これが故障するような不具合を阻止できる。プリン
タ以外の物品も物品保持部材4により位置決め保持し
て、これを運搬し、又は保管することができる。
物品を物品収納容器1に収納するときは、各物品保持部
材4の下部に形成された切欠52(図6)を各位置決め
部50にそれぞれ嵌合して、図9に示すようにその各物
品保持部材4を底部3に取り付ける。このとき両物品保
持部材4の間隔は、図7の場合よりも狭くなる。次いで
図9に鎖線で示すように、各物品保持部材4の物品載置
部51に物品2の下部を載置し、保持面14により物品
2を保持する。このように物品収納容器1に収納する物
品2が比較的小サイズのものであるときも、その運搬時
に当該物品2が物品収納容器内でずれ動くような不具合
を阻止できる。
付けられるので、収納する物品2のサイズや形態に合っ
た位置に物品保持部材4をセットして、そのいずれの物
品2も位置決めして保持することができる。
持部材4の保持面14と、物品2は互いに当接し、又は
極く近接して位置するので、これらの間にスペーサを配
置する必要はないが、これらの間に多少の隙間ができた
ときは、その隙間にスペーサ(図示せず)を配置して、
物品2の安定性をより一層高めることもできる。この場
合も、物品保持部材4を物品2のサイズや形態に合った
位置に取り付けるので、物品保持部材4の保持面14と
物品2との間の隙間が大きくなることはない。従って薄
いスペーサを用いるだけでよく、そのスペーサを容易に
物品2と物品保持部材4の保持面14との間の隙間に配
置することができる。またスペーサを廃棄するときも、
その廃棄物の量が従来のように多くなることはなく、し
かも厚さの異なる多種類のスペーサを用意しておく必要
もない。スペーサとしては、ダンボール紙などのほか
に、フェルトや中空な樹脂成形品などを用いることがで
きる。これは、後述する例の場合も全く同様である。
は1つを含めた適数に設定できるが、その数を増やすこ
とにより、底部3に対して物品保持部材4を取り付ける
ことのできる位置の数も増大するので、多種のサイズや
形態の物品を確実に保持することが可能となる。
収納容器1は、その保持部材位置決め手段が、物品保持
部材4を、底部3の異なった位置に位置決めして着脱可
能に取り付けることのできる位置決め部50を有し、そ
の位置決め部50は底部3に固定されている。
段が、物品保持部材4を底部3に位置決めして取り付け
るための位置決め部材を有し、その位置決め部材を、底
部3の異なった位置に着脱可能に取り付けるように構成
することもできる。図10乃至図17にその具体例を示
す。
おいては、底部3の底壁5に多数の取付孔7が形成され
ている。ここに示した取付孔7は物品載置台3の底壁5
を貫通しているが、取付孔7の深さを底壁5の厚さより
も浅く形成して、有底孔として形成することもできる。
図11に示した物品保持部材4は図6に示した物品保持
部材と実質的に変りはない。
め部材50Aが用いられ、その各位置決め部材50A
は、取付孔7に着脱可能に取り付けられる被取付部53
Aと、その被取付部53Aに一体に形成された細棒状の
保持部54Aとを有している。保持部54Aは、後述す
るように物品保持部材を保持する用をなす。位置決め部
材50Aの数は、2つに限られず、1つを含めた適宜な
数であってよい。
態に合せて取付孔7を選択し、その選択した取付孔7
に、図11に示すように位置決め部材50Aの被取付部
53Aを嵌合して、位置決め部材50Aを底部3に着脱
可能に取り付ける。次いで、図6乃至図9に関連して先
に説明した位置決め部50による物品保持部材4の取り
付け方法と全く同様にして、図11に示した物品保持部
材4を、位置決め部材50Aによって、底部3に着脱可
能に取り付ける。図12は、図7の場合と同じくして物
品保持部材4を底部3に取り付け状態を示しているが、
図9と同様にして物品保持部材4を底部3に取り付ける
こともできる。いずれの場合も、物品保持部材4を、位
置決め部材50Aの保持部54Aによって保持すること
ができる。
に、先に図7及び図9を参照して説明したところと同様
にして、物品2を物品保持部材4の物品載置部51に載
置し、両物品保持部材4の保持面14によって物品2を
位置決め保持する。
は異なるサイズの物品を収納するときは、位置決め部材
50Aの被取付部53Aを別の取付孔7に着脱可能に取
り付け、その位置決め部材50Aによって物品保持部材
4を図12に示した位置とは異なる位置にセットし(図
9参照)、その物品保持部材4により物品を位置決めし
て保持すればよい。このように、いかなるサイズないし
は形態の物品も、物品保持部材4によって確実に保持す
ることができる。しかも、この例では、底部3に形成さ
れた多数の取付孔7のなかから所定の取付孔7を選択
し、その取付孔7に位置決め部材50Aを取付け、物品
保持部材4の位置を定めるので、物品保持部材4を取り
付けるときの選択の自由度が高められ、より一層多種類
の物品2を確実に保持することができる。
置決め部材50Bが、矩形枠状に形成された保持部54
Bと、これに一体に形成された被取付部53Bとから成
り、収納する物品のサイズや形態に合せて、底部3の底
壁5に形成された取付孔7を選択し、その取付孔7に位
置決め部材50Bの被取付部53Bを嵌合して当該位置
決め部材50Bを図15に示すように底部3に着脱可能
に取り付ける(図14には位置決め部材50Bが取り付
いた状態を鎖線で示してある)。
5に示すように、物品を保持するための保持部9Aと、
これに一体に形成された被取付部8Aから成り、図16
に示すように、各位置決め部材50Bの保持部54Bに
物品保持部材4Aの被取付部8Aを着脱可能に嵌合して
その保持部54Bにより物品保持部材4Aを保持する。
引き続き、図16に示すように、物品収納容器の上部開
口から挿入した物品2の下部周囲部を物品保持部材4A
の物品載置部51A上に載置し、その物品載置部51A
を区画する保持面14Aによって、物品2の下部周面を
保持する。この場合も、使用する物品保持部材4Aの数
は適宜決めることができる。
ときは、他の取付孔7を選択し、その取付孔に位置決め
部材50Bの被取付部53Bを嵌合することにより、位
置決め部材50Bを図15とは異なった底部3の位置に
取り付け、図17に示すように、その位置決め部材50
Bによって物品保持部材4Aを保持し、該物品保持部材
4Aにより物品2を保持すればよい。このように、いず
れのサイズや形態の物品2も、物品保持部材4Aにより
確実に保持することができる。
例においては、物品保持部材4を底部3に位置決めして
取り付けるための位置決め部材50A,50Bが、底部
3の異なった位置に取り付けられるように構成されてお
り、しかも保持部材位置決め手段が、底部3に形成され
た複数の取付孔7を有し、選択された取付孔7に、位置
決め部材50A,50Bが着脱可能に取り付けられるよ
うに構成されている。
省略してあり、その底壁5だけを示してある(図15、
図21、図22、図24、図29、図30及び図50に
おいても同じ)。
持部材位置決め手段が、底部3の底壁5に形成された複
数の取付孔7Aを有しているが、この例の場合には、そ
の取付孔7Aのうちの選択された取付孔に、物品保持部
材4B自体が着脱可能に取り付けられるように構成され
ている。ここに示した物品保持部材4Bも、物品を保持
する用をなす保持部9Bと、その保持部9Bに一体に形
成された被取付部8Bとを有している。図18に示す如
く、被取付部8Bを下にして、物品保持部材4Bを下方
に下げることにより、その被取付部8Bを任意の取付孔
7Aに嵌合し、物品保持部材4Bを底部3に取り付ける
ことができる。物品保持部材4Bを上方に持ち上げれ
ば、その被取付部8Bが取付孔7Aから外れ、物品保持
部材4Bを底部3から離脱させることができる。
サイズや形態に合せて取付孔7Aを選択し、図19に示
すように、その取付孔7Aに、物品保持部材4Bの被取
付部8Bを着脱可能に嵌合し、物品保持部材4Bを底部
3に取り付ける。次いで、物品収納容器の上部開口から
挿入した物品2の下部コーナ部を、図19に示すように
物品保持部材4Bの物品載置部51B上に載置し、保持
部9Bの保持面14Bによってその物品2を位置決めし
て保持する。
納容器に収納するときは、図20に示すように別の取付
孔7Aに物品保持部材4Bの被取付部8Bを嵌合し、上
述したところと全く同様にして、その物品2を保持す
る。
品保持部材4Cが保持部9Cと被取付部8Cより成り、
その被取付部8Cを、図22に示すように底部3の底壁
5に形成された多数の取付孔7Bのうちの選択された取
付孔に嵌着してその物品保持部材4Cを底部3に取り付
ける。次いでその物品保持部材4Cによって、図23に
示すように、物品収納容器の上部開口から挿入した物品
2の下部周囲を保持する。他のサイズないしは形態の物
品を保持するときは、物品保持部材4Cの被取付部8C
を、その物品のサイズと形態に合った取付孔7Bに嵌着
する。
材4Cには、物品載置部が設けられておらず、図23に
示すように、底部3上に載置された物品2を向いた側の
保持部9Cの面が、その物品2を保持する保持面14C
となる。
使用する物品保持部材4B,4Cの数は、単数であって
も複数であってもよい。またこれらの例の場合、物品保
持部材4B,4Cを直に取付孔7A,7Bに取り付ける
ので、先に説明した例の位置決め部50や位置決め部材
50A,50Bは不要である。
合も、その位置決め部50、位置決め部材50A,50
B及び物品保持部材4,4A,4B,4Cを底部3に取
り付けた状態で、これらが、底部3の側板39に形成さ
れた段部49と同一高さか、又はこれよりも低い高さと
なっていることが好ましい。このようにすれば、位置決
め部材や物品保持部材を底部3に取り付けたまま、側壁
部38(図1)を図3に示したように折り畳んでも、そ
の側壁部38が位置決め部材や物品保持部材に干渉する
ことはなく、支障なく側壁部38を折り畳むことができ
る。このため、物品を所定の場所に輸送した後、位置決
め部材や物品保持部材を底部3に装着したまま、物品収
納容器1を折り畳んで、これを元の場所に返送すること
ができ、この返送時に位置決め部材や物品保持部材が邪
魔となることはない。
形成された取付孔7Bの形状と寸法が全てほぼ同一に形
成されていることが好ましい。このようにすれば、物品
保持部材4Cの被取付部8Cを、いずれの取付孔7Bに
もがたつくことなく容易かつ確実に嵌合し、かつ容易に
その取付孔から抜き出すことができ、物品保持部材4C
の着脱作業を楽に行うことができる。これは、図18に
示した取付孔7Aの場合も、また図10及び図14に示
した位置決め部材用の取付孔7の場合も同様である。各
取付孔7の形状と寸法を全て等しく形成することによ
り、位置決め部材50A,50Bの被取付部53A,5
3Bを、いずれの取付孔7にも、容易にがたつくことな
く嵌合することができる。
数の取付孔7,7A,7Bが形成されているので、その
うちのどの取付孔7,7A又は7Bに位置決め部材50
A,50B又は物品保持部材4B,4Cを取り付ければ
よいかを一瞥しただけで判るように、各取付孔7,7
A,7Bを特定するための取付孔識別手段を底部に設け
ると有利である。
孔7Bの一方の列に対して、「A」,「B」,「C」,
「D」,「E」,「F」…のアルファベットを付し、他
方の列に対しては「1」,「2」,「3」,「4」…の
数字を付しておく。このようにすれば、物品保持部材4
Cを取付孔7Bに取り付けるとき、所定の取付孔7Bを
簡単に見つけることができる。例えば、図24に符号7
B−1を付した取付孔は「3−C」の番号で特定され、
符号7B−2を付した取付孔は「2−D」の番号で特定
されるので、これらの取付孔7B−1,7B−2の位置
を容易に確認することができる。特に、物品2の形態と
サイズが予め判っていれば、物品保持部材4Cを取り付
ける取付孔7Bの位置、すなわちその各取付孔7Bの番
号も予め判るので、その取付孔7Bを極めて容易に見い
出してその各取付孔7Bに物品保持部材4Cを取り付け
ることができる。これは、先に説明した例の取付孔7,
7Aの場合も全く同様である。
た底部3は、その平面形態が矩形に形成され、当該平面
形態が、図21に代表して示すように4つの辺10,1
1,12,13によって区画されているが、底部3のの
平面形態は、矩形以外の適宜な形態にすることもでき
る。また、図18に示した例では、底部3の平面のうち
の特定の領域A1,A2,A3及びA4にのみ、複数の
取付孔7Aが形成されているが、図10、図14及び図
21に示した例のように、底部3の平面の全領域に複数
の取付孔7,7Bを形成するようにしてもよい。
近接して隣り合う取付孔間の間隔が等しく設定されてい
ると有利である。すなわち、底部3の平面形態がほぼ矩
形に形成されている場合、前述の如く、その平面の全領
域又は特定領域A1乃至A4のみに複数の取付孔7,7
A,7Bが形成されるが、このとき、底部3の平面形態
を区画する各辺10,11,12,13(図21)に沿
って取付孔7,7A,7Bを配列し、しかもその平面形
態を区画する4つの辺10,11,12,13のうちの
互いにほぼ平行な2つの辺10,11が延びる方向を第
1の方向P1とし、他の2つの辺12,13が延びる方
向を第2の方向P2としたとき、いずれの領域における
取付孔7,7A,7Bも、その第1の方向P1において
互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔dを全てほぼ等し
く設定するのである。図示した例の場合には、いずれの
領域の取付孔7,7A,7Bも、第2の方向P2におい
て互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔Dについても、
全てほぼ等しく設定されている。
P1又は第2の方向P2において、取付孔7,7A,7
Bに取り付ける位置決め部材50A,50B又は物品保
持部材4B,4Cの位置を変えたとき、これらが移動す
る距離を直ちに知ることができる。例えば、図21に示
した取付孔7Bの一辺の長さが2cmで、間隔dが1cmで
あるとしたとき、物品保持部材4Cを或る取付孔から、
第1の方向P1における隣りの取付孔に嵌合し直したと
き、物品保持部材4Cが移動する距離は、2cm+1cm=
3cmとなり、その移動距離をその都度測定しなくとも、
これを即座に把握することができる。
効果的であり、このようにすれば、位置決め部材50
A,50B又は物品保持部材4B,4Cの位置を第1の
方向P1にずらしたときも、また第2の方向P2にずら
したときも、その移動距離をより一層容易に判断するこ
とができる。かかる構成は、底部3の平面形態が矩形以
外であるときも採用することができる。要は、底部3の
平面の全領域又は特定領域のみに複数の取付孔7,7
A,7Bを形成し、いずれの領域における取付孔も、そ
の互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔を全てほぼ等し
く設定するのである。
物品収納容器の物品保持部材4B,4Cは、取付孔7
A,7Bに着脱可能に取り付けられる被取付部8B,8
Cと、物品収納容器に収納された物品2を保持する保持
部9B,9Cを有しているが、この被取付部8B,8C
と保持部9B,9Cの形態やサイズは適宜設定できる。
但し、図18及び図21に示したように、被取付部8
B,8Cの横断面積を保持部9B,9Cの横断面積より
も小さく設定することが望ましい。
取付部8B,8Cに対して大きく形成できるので、その
物品を保持する保持面14B,14Cの面積を大きくと
ることができ、物品2をより安定した状態で保持するこ
とができる。その反面、被取付部8B,8Cを小さく形
成できるので、これが嵌合する取付孔7A,7Bの開口
面積を小さく形成でき、これによって互いに隣り合う取
付孔間のピッチを小さくでき、底部3に多数の取付孔を
形成することが可能となる。これにより、物品保持部材
4B,4Cを、物品2の外形面により正確に合せて、取
付孔7B,7Cに取り付けることができ、いかなる外形
の物品2に対しても、各物品保持部材4B,4Cの保持
面14B,14Cをその外周面に当接させ、或いは極く
近くに接近させて配置し、物品2に対する保持機能と位
置決め機能を高めることができる。
た位置決め部材50A,50Bにも適用できる。すなわ
ち、位置決め部材50A,50Bが、取付孔7に着脱可
能に取り付けられる被取付部53A,53Bと、物品保
持部材4を保持する保持部54A,54Bとを有してい
る場合、その被取付部53A,53Bの横断面積を、保
持部54A,54Bの横断面積よりも小さく設定するの
である。これにより、物品保持部材4を安定して保持で
きると共に、互いに隣り合う取付孔7の間のピッチを小
さくでき、物品保持部材4の物品2に対する保持及び位
置決め機能を高めることができる。
B,4Cは、その被取付部8B,8Cを取付孔7A,7
Bに単に嵌合するだけで、物品保持部材4B,4Cを取
付孔7A,7Bに取り付けることができ、逆にその物品
保持部材4B,4Cを引き抜くだけでこれを取付孔7
A,7Bから取り外すことできるので、極めて簡単に物
品保持部材4B,4Cを底部3に対して着脱することが
できる。
8B,8Cは、特に図24から明らかなように、その横
断面形状が矩形に形成され、取付孔7A,7Bがこれに
対応する矩形状に形成されているので、被取付部8B,
8Cを取付孔7A,7Bに嵌合したとき、物品保持部材
4B,4Cが自由に回転してしまうことはない。このた
め、物品保持部材4B,4Cは、その物品2を保持する
保持面14B,14Cが常に物品2を向いた状態を保
ち、物品2を安定した状態で保持することができる。被
取付部8B,8Cの横断面形状を多角形に形成し、取付
孔7A,7Bをこれに対応した形に形成することによ
り、この作用を奏することができる。取付孔7A,7B
に嵌合した物品保持部材4B,4Cが、底部3に対して
回転しないように、取付孔7A,7Bと物品保持部材4
B,4Cの被取付部8B,8Cを形成するのである。
0A,50Bも、上述したところと同じく、その被取付
部53A,53Bが取付孔7に嵌合することにより、位
置決め部材50A,50Bが取付孔7に取り付けられ、
しかも取付孔7に嵌合した被取付部53A,53Bが底
部3に対して回転しないように、取付孔7と被取付部5
3A,53Bが形成されており、これによって物品保持
部材4,4Aを安定状態で保持でき、その保持面14,
14Aを常に物品2に向いた状態に保持でき、物品2に
対する保持安定性を高めることができる。
物品保持部材4B,4Cの被取付部8B,8Cが、底部
3に対して回転できるように、取付孔7A,7Bと被取
付部8B,8Cを形成することもできる。例えば、図2
5に示すように、被取付部8Cの横断面形状を円形と
し、これが嵌合する取付孔7Bも円形に形成して、被取
付部8Cを取付孔7Bに着脱可能に嵌合する。このと
き、被取付部8Cが取付孔7Bに大きくがたつくことは
ないが、自由に回転できるように、被取付部8Cと取付
孔7Bの径を設定する。図18に示した被取付部8Bの
横断面と、これが嵌合する取付孔7Aも、同様に円形に
することにより、取付孔7Aに取り付けられた物品保持
部材4Bを回転させることができる。
部3に対して自由に回転できるように構成すると、物品
保持部材4B,4Cの被取付部8B,8Cを取付孔7
A,7Bに取り付けたまま、その物品保持部材4B,4
Cの保持面14B,14Cを所望する状態で物品2に向
けることができる。例えば、図25に示した物品保持部
材4Cの保持部9Cは、物品2を保持できる4つの保持
面14C−1,14C−2,14C−3,14C−4を
有しているが、取付孔7Bに嵌合した物品保持部材4C
を、物品2の形態に合せて回転させ、次いで物品2を物
品収納容器に収納することにより、いずれの保持面を
も、物品2に対向させ、その対向した保持面で物品2を
保持することができる。
0Bにも適用でき、この場合には、例えば、図26に示
すように、位置決め部材50Bの保持部54Bに、円形
横断面の1つの被取付部53Bを固定し、これを円形の
取付孔7に回転自在に嵌合する。図10に示した位置決
め部材50Aの場合も同様にして、これを回転可能に取
付孔7に取り付けることが可能である。このように、取
付孔7に嵌合した被取付部53A,53Bを、底部3に
対して回転できるように、取付孔7と被取付部53A,
53Bを形成することにより、その位置決め部材50
A,50Bにより保持された物品保持部材4,4Aの保
持面14,14Aを、物品2に対して所望する姿勢で向
けることができ、各種形態の物品2を確実に保持するこ
とが可能となる。
着脱可能に取り付けられる被取付部8Cの外周面に雄ね
じ15を形成し、取付孔7Bの内周面に雌ねじ16を形
成し、物品保持部材4Cを回転させながら、雄ねじ15
を雌ねじ16にねじ込むことにより、物品保持部材4C
の被取付部8Cを取付孔7Bに取り付けるように構成す
ることもできる。この構成によれば、被取付部8Cを取
付孔7Bに取り付けたまま、物品保持部材4Cの保持面
14C−1,14C−2,14C−3,14C−4のい
ずれの面をも物品2に自由に向かせることが可能であ
る。しかも被取付部8Cが取付孔7Bにねじ係合してい
るので、物品2の運搬中などに物品保持部材4Cに外力
が加えられても、物品保持部材4Cが取付孔7Bから抜
け難くなり、物品2に対する保持安定性をより一層高め
ることができる。
に適用でき、これによって上述したところと同様の作用
を奏することができる。この場合には、例えば、図26
に示した被取付部53Bの外周面に雄ねじを形成し、取
付孔7の内周面に雌ねじを形成して、雄ねじを雌ねじに
ねじ込むことにより、位置決め部材50Bを取付孔7に
取り付ける。
各物品保持部材4B,4Cが1つの被取付部8B,8C
を有しているが、各物品保持部材4B,4Cが、1つの
保持部9B,9Cと、取付孔7A,7Bに着脱可能に嵌
合する複数の被取付部8B,8Cを有し、その各被取付
部8B,8Cが別々の取付孔7A,7Bに嵌合するよう
に構成することもできる。例えば、図28に示すよう
に、1つの物品保持部材4Cに4つの被取付部8Cを設
け、図29及び図30に示すように、その物品保持部材
4Cの被取付部8Cを底部3の取付孔7Bに取り付けた
とき、その各被取付部8Cがそれぞれ別々の取付孔7B
に嵌合するように構成するのである。この構成を採用し
たときは、被取付部8Cを底部3に対して回転させるこ
とはできない。
複数の被取付部8Cが別々の取付孔7Bにそれぞれ嵌合
するので、物品保持部材4Cに大きな外力が加えられた
ときも、その外力が複数の被取付部8Cに分散され、被
取付部8Cが破損する不具合を防止できる。
部材50A,50Bも、取付孔7に着脱可能に嵌合する
複数の被取付部53A,53Bを有し、その各被取付部
53A,53Bが別々の取付孔7に嵌合するように構成
されており、これによって上述したところと同様の作用
を奏することができる。
て示す図31から明らかなように、この物品保持部材4
Cは、その保持部9Cが、物品収納容器に収納された物
品2に向き合って該物品2を保持し得る複数の保持面1
4C−1,14C−2,14C−3,14C−4を有し
ている。かかる保持部9Cと被取付部8Cの相対位置は
適宜設定できるが、被取付部8Cの各辺と、保持部9C
の各辺との間の間隔X1,X2,X3,X4を互いに異
ならせることもできる。
明する図であり、図32は保持部9Cの第1の保持面1
4C−1が物品収納容器に収納された物品2に向いた状
態で、被取付部8Cが取付孔7Bに嵌合したときの様子
を示している。このときの保持面14C−1と被取付部
8Cとの間の間隔はX1となる。図33は、第2の保持
面14C−2が物品収納容器に収納された物品2に向き
合った状態で、被取付部8Cが取付孔7Bに嵌合したと
きの様子を示し、このときの保持面14C−2と被取付
部8Cとの間の間隔はX2となる。
いるので、第1の保持面14C−1を物品2に対向させ
たときと、第2の保持面14C−2を物品2に対向させ
たときとでは、その物品保持部材4Cが物品2を保持す
る位置が相違する。第3又は第4の保持面14C−3,
14C−4を物品2に対向させたときも同様である。こ
のように、同じ物品保持部材4Cであっても、いずれの
保持面を物品2に対向させるかによって、その物品2を
保持する位置がわずかずつ異なるので、物品2のサイズ
や形態に合せて、その物品2を最も確実に保持できるよ
うに、物品保持部材4Cを取付孔7Bに取り付ける向き
を決めることによって、物品2をより正しく、かつ安定
した状態で保持することができる。図31に示した間隔
X1,X2,X3,X4のうちの少なくとも2つが互い
に異なっていれば、この効果を奏することができる。
器に収納された物品に向き合った状態で該物品保持部材
の被取付部が取付孔に取り付けられたときの当該保持面
と被取付部との間の間隔と、他の1つの保持面が物品載
置台上の物品に向き合った状態で該物品保持部材の被取
付部が取付孔に取り付けられたときの当該保持面と被取
付部との間の間隔とが互いに異なるように、保持部と被
取付部の相対位置を設定することにより、各種サイズな
いしは形態の物品2に対して、これを確実に保持し、か
つ位置決めすることが可能となる。
どに示した物品保持部材4Cに対しても適用できるもの
であり、図28には、図31に示した間隔X1,X2,
X3,X4に相当する間隔を同じ符号で示してある。
材4Cに、その各保持面14C−1,14C−2,14
C−3,14C−4と被取付部8Cとの間の間隔X1,
X2,X3,X4を示す情報が記入されていると、どの
保持面を物品2に向ければよいかを即座に判断でき、そ
の作業性を高めることができる。例えば、図31に示し
た前述の間隔X1,X2,X3,X4がそれぞれ20m
m,10mm,7mm及び15mmであったとき、その各値を
示す数値「20」,「10」,「7」,「15」を、例
えば物品保持部材4Cの保持部9Cの上面に記入する。
このようにすれば、作業者は、その数値を見て、いずれ
の保持面14C−1,14C−2,14C−3,14C
−4が物品2に向くように、物品保持部材4Cを取付孔
7に取り付ければよいかを即座に判断することができ
る。
取付孔間の間隔よりも小さく設定すると、物品保持部材
4Cをどの取付孔7に取り付けるかを選択すると共に、
その物品保持部材4Cのどの保持面を物品2に向けるか
を選択することにより、物品保持部材4Cの保持面14
C−1,14C−2,14C−3,14C−4と、物品
収納容器に収納された物品2との間の隙間をきめ細かく
調整でき、その隙間をより一層狭くすることができ、物
品2の保持機能を高めることができる。例えば、隣り合
う取付孔7の間の間隔d,D(図21)を前述のように
1cmとしたとき、各間隔X1,X2,X3,X4を1cm
よりも小さく設定するのである。
保持部材4B,4Cが取付孔7A,7Bに取り付けられ
たとき、その物品保持部材4B,4Cの抜け出しを防止
する抜け出し防止手段を設けると有利である。
物品保持部材4Cの被取付部8Cを、上端が保持部9C
に固定連結された複数の舌片17から構成し、その各舌
片17の下端部に爪18を形成する。各舌片17は、そ
の下部が矢印Yで示すように開拡又は縮少する向きに弾
性変形可能となっている。かかる被取付部8Cを取付孔
7Bに挿入すると、図36に示すように舌片17の爪1
8が取付孔7Bの下縁に係合し、物品保持部材4Cの抜
け出しを防止できる。被取付部8Cを取付孔7Bから外
すときは、爪18の形成された舌片17を、図36に矢
印Y1で示すように互いに接近する向きに加圧して、そ
の爪18を取付孔7Bの下縁から外し、物品保持部材4
Cを上方に引き抜けばよい。
4Cの被取付部8Cを、上端部が保持部9Cに一体に連
結された複数の爪片19により構成すると共に、保持部
9Cに形成した中心孔20に棒状の規制部材21をその
軸方向に可動に挿通して、抜け出し防止手段を構成する
こともできる。規制部材21の上端には、その規制部材
21よりも大径の円板22が固定されている。
最上方位置にあり、このとき複数の爪片19の突部23
の外径D1は最も小さくなっている。この状態でその被
取付部8Cを図37に示すように底部3の取付孔7Bに
挿入し、次いで円板22を下方に押下すると、図38に
示すように、規制部材21が下方に移動して、規制部材
21の大径部24が複数の爪片19を半径方向外方に拡
げ、その突部23の外径D1が拡大する。同時に各爪片
19の下端が規制部材21の大径部24に係止される。
これにより、爪片19の突部23ないしはその近傍の部
分が取付孔7Bの下縁に圧接するので、物品保持部材4
Cが取付孔7Bから抜け出ることを防止できる。
38に示した状態の円板22の溝25に、例えばコイン
35の縁部を係合してその円板22を回転させると、保
持部9Cと円板22とに形成されたカム(共に図示せ
ず)が互いに係合することにより、規制部材21が図3
7に示した位置に上昇し、これにより爪片19が弾性復
帰して、その突部23の外径D1が縮小する。そこで、
物品保持部材4Cを上方に引くことにより、被取付部8
を取付孔7から取り出すことができる。図37及び図3
8に示した構成自体は、従来より周知であるため、これ
以上の説明は省略する。
図14に示した位置決め部材50A,50Bにも抜け出
し防止手段を設けることができる。これにより、位置決
め部材50A,50Bが取付孔7に取り付けられたと
き、その位置決め部材50A,50Bの抜け出しを防止
できると共に、上述の所定の操作を行うことによって、
位置決め部材50A,50Bを取付孔7から抜き出すこ
とができる。
は、物品保持部材4Cを取付孔7Bに挿入したとき、そ
の下部(図36の例では爪18、図38の例では爪片1
9の下部と規制部材21の下部)が取付孔7Bよりも下
方に突出する。従って、この例の場合には、物品収納容
器を床面や地面などの載置面上に置いたとき、その底壁
5が載置面上に直に接触するように構成すると、被取付
部8Cの下部が載置面に突き当り、これが損傷するおそ
れである。
図40に示すように、底部3に、その底壁5よりも下方
に突出する枠状の脚部60をその底壁5に一体に形成す
ればよい。この構成によれば、図40に示すように、脚
部60を載置面G上に載置して、物品収納容器を載置面
G上に置いたとき、その載置面Gと底壁5との間に隙間
Sができるので、図36及び図38に示した如く取付孔
7Bに物品保持部材4Cを取り付けたとき、その下部が
載置面Gに当ることを阻止でき、当該物品保持部材4C
の損傷を防止できる。なお、図39においては、底壁5
に形成された多数の取付孔の図示を省略してある。
0を設けると、図41に示すように、折り畳んだ物品収
納容器1を上下に複数個積み重ねたとき、上側に位置す
る物品収納容器1の脚部60を、下側に位置する物品収
納容器1の上枠部37の上部開口に嵌合することによ
り、上側の物品収納容器が下側の物品収納容器から離脱
することを防止できる。これにより、折り畳んだ複数の
物品収納容器を上下に複数個積み重ねて、これらを安定
した状態で運搬し、又は保管しておくことができる。
て、物品収納容器に収納された物品2を保持する物品保
持部材4A,4B,4Cの保持部9A,9B,9Cのま
わりに、その保持部よりも軟質な緩衝部材を設けること
もできる。図42は、その一例を示しており、保持部9
Cのまわりに緩衝部材26が装着されている。ここに示
した緩衝部材26は、図43に示すように、例えばゴム
又は軟質樹脂などから成る弾性を有する筒状部材より成
り、かかる緩衝部材26を保持部9Cに嵌合することに
より、その緩衝部材26を図42に示すように保持部9
Cのまわりに装着することができる。
設けると、例えば、物品収納容器に収納した物品2を運
搬する際に生じる衝撃によって、物品2が保持部9Cに
強く当っても、物品2は緩衝部材26に当るので、その
衝撃が緩和され、物品2に傷が付けられる不具合を阻止
できる。
と、物品収納容器に収納された物品2とを互いに着脱可
能に固定連結する固定手段を設けることもできる。図4
4にその固定手段の一具体例を示す。ここに示した物品
保持部材4Cの保持部9Cには、ねじ孔32が形成さ
れ、このねじ孔32にボルト33をねじ込んでこのボル
ト33を締め付けると、ボルト33の先端に固定された
軟質材より成る圧接部材36が、物品収納容器に収納さ
れた物品2に圧接する。これにより、物品2と物品保持
部材4Cがボルト33を介して固定される。ボルト33
を緩めれば、その固定状態を解除することができる。3
4は、ボルト33のつまみであり、このつまみ33を持
ってボルト33を回転させることができる。
物品保持部材による物品2の保持安定性をより一層高め
ることができる。
つの底壁5を有し、前述のように各種形態で構成される
保持部材位置決め手段は、その底壁5に設けられてい
る。かかる底部3を用いれば、物品収納容器の構造を簡
素化でき、そのコストの上昇を抑えることができる。
に、底部3が、底壁5と、その底壁5の上に配置される
底板55とを有するように構成し、その底板55に、前
述の如く各種形態で構成できる保持部材位置決め手段を
設けることもできる。図45に示した例では、底板55
に多数の取付孔7が形成され、その底板55に、図14
乃至図16に示した物品収納容器の場合と同様にして、
位置決め部材50Bが着脱可能に取り付けられ、その位
置決め部材50Bによって物品保持部材4Aが位置決め
保持されている。また、図46に示した例では、底板5
5に多数の取付孔7Bが形成され、その底板55に、図
21乃至図23に示した物品収納容器の場合と同様にし
て、物品保持部材4Cが着脱可能に取り付けられてい
る。
けた場合には、これらの間に適宜な部材を収容すること
が可能となる。例えば、図45及び図46に示すよう
に、底壁5と底板55との間にばね56より成る緩衝部
材を設けることができ、これによって底板55に支持さ
れた物品を運搬するとき、その物品に衝撃が加えられる
ことをより一層軽減できる。緩衝部材としては、ばねの
ほか、ゴムや発泡体などから成る弾性部材を適宜用いる
ことができる。
質樹脂、金属、木材などの高剛性材料や、軟質樹脂、発
泡体、ゴムなどの弾性材料により構成できる。その際、
物品2を下から支える物品載置部51,51A,51B
を有している物品保持部材の場合には、これを例えば発
泡スチロールなどの弾性材料により構成し、物品2に対
する緩衝機能を高めることが好ましい。これに対し、物
品保持部材を保持する位置決め部材については、物品保
持部材に対する保持機能を高めるため、当該位置決め部
材を硬質樹脂などの弾性変形し難い高剛性材料により構
成することが好ましい。物品保持部材が、物品収納容器
に収納された物品を下から支える物品載置部を有してい
る場合、当該物品保持部材を、位置決め部材よりも弾性
変形しやすい材料によって構成するのである。
を設ける構成は、図47に示すように、物品保持部材や
保持部材位置決め手段が設けられていない物品収納容器
にも適用できる。
保持することにより、その運搬時に物品がずれ動いた
り、倒れたりすることを阻止できるが、この運搬時に物
品収納容器に大きな衝撃が加えられたり、当該容器を傾
けたようなときは、これに収納された物品が多少がたつ
いたり、傾くこともあり得る。そこで、図48乃至図5
0に例示するように、物品収納容器1に収納した物品2
と、その物品収納容器の側壁との間に、保護部材61を
配置することもできる。ここに例示した保護部材61
は、軟質樹脂又はゴムなどから成り、内部に空気が封入
されるクッション部材により構成されている。すなわ
ち、この保護部材61は、互いに連結され、かつ内部の
空気室が互いに連通した多数の袋部62を有し、図示し
ていないバルブを通して保護部材61に空気を吹き込む
と、この保護部材61は、図48に示すように、矩形の
枠状の形態を呈する。かかる保護部材61を、物品収納
容器1内に収納され、前述の物品保持部材によって保持
された物品2の周囲に図49及び図50に示すように巻
き付ける。このようにすれば、物品2の運搬中に物品収
納容器1を多少、傾けたとしても、物品2と物品収納容
器の側壁との間には保護部材61があるので、物品2が
大きく傾いたり、大きくがたつくことを阻止でき、物品
2をより確実に保護することができる。
ブを通して保護部材61内の空気を抜き出し、これをコ
ンバクトに折り畳むことができる。従って、物品2を輸
送先で物品収納容器1から降ろした後、折り畳んだ保護
部材61を、底部3に収納して物品収納容器1を折り畳
めば、物品収納容器1を元の場所に持ち帰るとき、保護
部材61が全く邪魔となることはない。再び保護部材6
1に空気を封入すれば、これを再び使用することがで
き、当該保護部材61を何度も使用することができる。
したが、本発明はこれらの実施形態例に限定されず、各
種改変して構成することができる。例えば、図1乃至図
3に、物品収納容器1の基本構成の一例を示したが、本
発明はここに例示した物品収納容器以外の各種形態の折
り畳み式の物品収納容器にも広く適用できるものであ
る。
イズや形態の異なる物品を保持して収納することがで
き、その物品の運搬時に、当該物品が大きくずれ動く不
具合を阻止できる。
材又は物品保持部材を、いずれの取付孔にも容易に取り
付けることができ、その取付作業を楽に行うことができ
ると共に、取り付けられた位置決め部材又は物品保持部
材のがたつきを防止できる。
易に識別できるので、位置決め部材又は物品保持部材を
取付孔に取り付ける作業を容易に行うことができる。
付孔間のピッチを容易かつ正確に把握できるので、位置
決め部材又は物品保持部材を所定の取付孔に正しく、か
つ容易に取り付けることができる。
部材の保持部を大きく形成して物品保持機能を高めるこ
とができると共に、取付孔間のピッチを小さくして、取
付孔を多数形成することができる。
取り付けられた物品保持部材の回転を禁止して、その物
品保持部材によって、安定した状態で物品を保持するこ
とができる。
き合う物品保持部材の保持面を容易に変えることができ
る。
き合う物品保持部材の保持面を容易に変えることができ
ると共に、物品保持部材が取付孔から外れ難くすること
ができる。
取り付けられた物品保持部材に大きな外力が加えられた
ときも、その被取付部が破損することを防止できる。
容器に収納された物品に向き合う物品保持部材の保持面
を変えることによって、物品保持部材による物品の保持
位置を調整できる。
保持面を物品に向き合せればよいかを容易に判断するこ
とができる。
部材に衝撃が加えられたようなときも、その物品保持部
材が取付孔から外れる不具合を防止できる。
品保持部材に強く当ることにより、物品に傷が付けられ
る不具合を防止できる。
部材による物品保持安定性をより一層高めることができ
る。
部材の保持部を大きく形成して物品保持部材に対する保
持機能を高めることができると共に、取付孔間のピッチ
を小さくして、取付孔を多数形成することができる。
取り付けられた位置決め部材の回転を禁止して、その位
置決め部材によって、安定した状態で物品保持部材を保
持することができる。
する物品保持部材の姿勢を容易に変えることができる。
する物品保持部材の姿勢を容易に変えることができると
共に、位置決め部材が取付孔から外れ難くすることがで
きる。
取り付けられた位置決め部材に大きな外力が加えられた
ときも、その被取付部が破損することを防止できる。
部材に衝撃が加えられたようなときも、その位置決め部
材が取付孔から外れる不具合を防止できる。
造を簡素化でき、物品収納容器のコスト上昇を抑えるこ
とができる。
容器に収納された物品に対する緩衝機能を高めることが
できる。
する緩衝機能を高めることができ、しかも位置決め部材
によって物品保持部材を確実に位置決め保持することが
できる。
図である。
の様子を示す斜視図である。
す斜視図である。
図である。
斜視図である。
視図である。
る。
て、その底部に物品をセットした状態を示す斜視図であ
る。
部材とを示す斜視図である。
けたときの様子を示す斜視図である。
斜視図である。
を示す斜視図である。
られる底部を示す斜視図である。
けたときの様子を示す斜視図である。
保持部材により保持された物品とを示す斜視図である。
を底部にセットしたときの様子を示す斜視図である。
である。
けて、その物品保持部材により物品を保持したときの状
態を示す斜視図である。
物品保持部材により物品を保持したときの斜視図であ
る。
図である。
けたときの斜視図である。
保持したときの様子を示す斜視図である。
視図である。
柱状に形成した例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
保持部材を示す斜視図である。
図である。
付孔に嵌合するときの様子を示す斜視図である。
付孔に嵌合し終えたときの様子を示す斜視図である。
斜視図である。
関係の一例を示す説明図である。
位置関係を示す説明図である。
の斜視図である。
ときの様子を示す部分断面図である。
部分断面図である。
拡したときの部分断面図である。
状態で示す斜視図である。
の断面図である。
収納容器を上下に積み重ねたときの正面図である。
である。
持部に取り付けるときの様子を示す斜視図である。
た例を示す部分断面図である。
にばねを配置した例を示す斜視図である。
にばねを配置した他の例を示す斜視図である。
にばねを配置したさらに他の例を示す斜視図である。
部材を装着するときの様子を示す斜視図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 底部と、上枠部と、側壁部とを有し、該
側壁部は、前記上枠部が前記底部に近づくように折り畳
み可能に構成されている物品収納容器において、 該物品収納容器に収納された物品を保持するための物品
保持部材と、前記底部の異なった位置に前記物品保持部
材を位置決めして取り付けることの可能な保持部材位置
決め手段とを具備することを特徴とする物品収納容器。 - 【請求項2】 前記保持部材位置決め手段は、物品保持
部材を、前記底部の異なった位置に位置決めして着脱可
能に取り付けることのできる位置決め部を有し、該位置
決め部は前記底部に固定されている請求項1に記載の物
品収納容器。 - 【請求項3】 前記保持部材位置決め手段は、物品保持
部材を前記底部に位置決めして取り付けるための位置決
め部材を有し、該位置決め部材は、底部の異なった位置
に着脱可能に取り付けられるように構成されている請求
項1に記載の物品収納容器。 - 【請求項4】 前記保持部材位置決め手段は、前記底部
に形成された複数の取付孔を有し、選択された取付孔に
前記位置決め部材が着脱可能に取り付けられる請求項3
に記載の物品収納容器。 - 【請求項5】 前記保持部材位置決め手段は、前記底部
に形成された複数の取付孔を有し、選択された取付孔に
前記物品保持部材が着脱可能に取り付けられる請求項1
に記載の物品収納容器。 - 【請求項6】 前記取付孔の形状と寸法が全てほぼ同一
に形成されている請求項4又は5に記載の物品収納容
器。 - 【請求項7】 各取付孔を特定するための取付孔識別手
段が設けられている請求項4乃至6のいずれかに記載の
物品収納容器。 - 【請求項8】 前記底部の平面形態がほぼ矩形に形成さ
れ、その平面の全領域又は特定領域のみに複数の取付孔
が形成され、かつ底部の平面形態を区画する各辺に沿っ
て前記取付孔が配列され、該平面形態を区画する4つの
辺のうちの互いにほぼ平行な2つの辺が延びる方向を第
1の方向とし、他の2つの辺が延びる方向を第2の方向
としたとき、いずれの領域における取付孔も、その第1
の方向において互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔が
全てほぼ等しく設定されている請求項4乃至7のいずれ
かに記載の物品収納容器。 - 【請求項9】 いずれの領域における取付孔も、前記第
2の方向において互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔
が全てほぼ等しく設定されている請求項8に記載の物品
収納容器。 - 【請求項10】 前記底部の平面の全領域又は特定領域
のみに複数の取付孔が形成され、いずれの領域における
取付孔も、その互いに隣り合う2つの取付孔間の間隔が
全てほぼ等しく設定されている請求項4乃至9のいずれ
かに記載の物品収納容器。 - 【請求項11】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、物品を保持する保
持部とを有し、前記被取付部の横断面積が、前記保持部
の横断面積よりも小さく設定されている請求項5乃至1
0のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項12】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、物品を保持する保
持部とを有し、前記被取付部が前記取付孔に嵌合するこ
とにより、物品保持部材が取付孔に取り付けられ、該取
付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に対して回転しな
いように、前記取付孔と被取付部が形成されている請求
項5乃至11のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項13】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、物品を保持する保
持部とを有し、前記被取付部が前記取付孔に嵌合するこ
とにより、物品保持部材が取付孔に取り付けられ、該取
付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に対して回転でき
るように、前記取付孔と被取付部が形成されている請求
項5乃至11のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項14】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、物品を保持する保
持部とを有し、前記被取付部の外周面に雄ねじが形成さ
れ、前記取付孔の内周面に雌ねじが形成されていて、前
記雄ねじが前記雌ねじにねじ込まれることにより、物品
保持部材が取付孔に取り付けられる請求項5乃至11の
いずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項15】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に嵌合する複数の被取付部と、物品を保持する保
持部とを有し、各被取付部が別々の取付孔に嵌合する請
求項5乃至12のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項16】 前記物品保持部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、物品を保持する保
持部とを有していると共に、該保持部は、物品収納容器
に収納された物品に向き合って該物品を保持し得る複数
の保持面を有し、その1つの保持面が物品収納容器に収
納された物品に向き合った状態で該物品保持部材の被取
付部が取付孔に取り付けられたときの当該保持面と被取
付部との間の間隔と、他の1つの保持面が物品収納容器
に収納された物品に向き合った状態で該物品保持部材の
被取付部が取付孔に取り付けられたときの当該保持面と
被取付部との間の間隔とが互いに異なるように、保持部
と被取付部の相対位置が設定されている請求項5乃至1
5のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項17】 前記物品保持部材には、その各保持面
と被取付部との間の前記間隔を示す情報が記入されてい
る請求項16に記載の物品収納容器。 - 【請求項18】 前記物品保持部材が取付孔に取り付け
られたとき、該物品保持部材の抜け出しを防止する抜け
出し防止手段を有する請求項5乃至17のいずれかに記
載の物品収納容器。 - 【請求項19】 物品収納容器に収納された物品を保持
する物品保持部材の保持部のまわりに、該保持部よりも
軟質な緩衝部材が設けられている請求項5乃至18のい
ずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項20】 前記物品保持部材と、物品収納容器に
収納された物品とを互いに固定する固定手段を具備する
請求項5乃至19のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項21】 前記位置決め部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、前記物品保持部材
を保持する保持部とを有し、前記被取付部の横断面積
が、前記保持部の横断面積よりも小さく設定されている
請求項4及び6乃至10のいずれかに記載の物品収納容
器。 - 【請求項22】 前記位置決め部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、前記物品保持部材
を保持する保持部とを有し、前記被取付部が前記取付孔
に嵌合することにより、位置決め部材が取付孔に取り付
けられ、該取付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に対
して回転しないように、前記取付孔と被取付部が形成さ
れている請求項4、6乃至10及び21のいずれかに記
載の物品収納容器。 - 【請求項23】 前記位置決め部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、前記物品保持部材
を保持する保持部とを有し、前記被取付部が前記取付孔
に嵌合することにより、位置決め部材が取付孔に取り付
けられ、該取付孔に嵌合した被取付部が、前記底部に対
して回転できるように、前記取付孔と被取付部が形成さ
れている請求項4、6乃至10及び21のいずれかに記
載の物品収納容器。 - 【請求項24】 前記位置決め部材は、前記取付孔に着
脱可能に取り付けられる被取付部と、前記物品保持部材
を保持する保持部とを有し、前記被取付部の外周面に雄
ねじが形成され、前記取付孔の内周面に雌ねじが形成さ
れていて、前記雄ねじが前記雌ねじにねじ込まれること
により、位置決め部材が取付孔に取り付けられる請求項
4、6乃至10及び21のいずれかに記載の物品収納容
器。 - 【請求項25】 前記位置決め部材は、前記取付孔に着
脱可能に嵌合する複数の被取付部と、前記物品保持部材
を保持する保持部とを有し、各被取付部が別々の取付孔
に嵌合する請求項4、6乃至10、21及び22のいず
れかに記載の物品収納容器。 - 【請求項26】 前記位置決め部材が取付孔に取り付け
られたとき、該位置決め部材の抜け出しを防止する抜け
出し防止手段を有する請求項4、6乃至10及び21乃
至25のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項27】 前記底部は1つの底壁を有し、前記保
持部材位置決め手段は前記底壁に設けられている請求項
1乃至26のいずれかに記載の物品収納容器。 - 【請求項28】 前記底部は、底壁と該底壁の上に配置
される底板とを有し、前記保持部材位置決め手段は前記
底板に設けられ、前記底壁と前記底板との間に緩衝部材
が設けられている請求項1乃至26のいずれかに記載の
物品収納容器。 - 【請求項29】 前記物品保持部材は、物品収納容器に
収納された物品を下から支える物品載置部を有し、該物
品保持部材は、前記位置決め部材よりも弾性変形しやす
い材料によって構成されている請求項3、4、6乃至1
0及び21乃至28のいずれかに記載の物品収納容器。
Priority Applications (1)
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JP2000391500A JP4162117B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 物品収納容器 |
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- 2000-12-22 JP JP2000391500A patent/JP4162117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4162117B2 (ja) | 2008-10-08 |
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