JP2002192558A - 加飾成形品およびその製造方法 - Google Patents
加飾成形品およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な形状の加飾成形品を成形できるメルト
フローレートが高い基材樹脂材料に対しても、加飾用マ
スターバッチの流動により大理石調や木目調などの複雑
な曲線模様を設けることができるようにする。 【解決手段】 基材樹脂材料(ポリプロピレン)に、不
溶性樹脂および顔料成分を含む加飾用マスターバッチを
添加して、所定形状に成形することにより、その加飾用
マスターバッチの流動模様が施されている加飾成形品を
製造する際に、加飾用マスターバッチのメルトフローレ
ートMFRM (g/10min)を「20」にすること
により、基材樹脂材料のメルトフローレートMFR
B (g/10min)が「10」の試料No1は勿論、
「30」の試料No2においても、曲線的な表出模様が得
られるようになった。
フローレートが高い基材樹脂材料に対しても、加飾用マ
スターバッチの流動により大理石調や木目調などの複雑
な曲線模様を設けることができるようにする。 【解決手段】 基材樹脂材料(ポリプロピレン)に、不
溶性樹脂および顔料成分を含む加飾用マスターバッチを
添加して、所定形状に成形することにより、その加飾用
マスターバッチの流動模様が施されている加飾成形品を
製造する際に、加飾用マスターバッチのメルトフローレ
ートMFRM (g/10min)を「20」にすること
により、基材樹脂材料のメルトフローレートMFR
B (g/10min)が「10」の試料No1は勿論、
「30」の試料No2においても、曲線的な表出模様が得
られるようになった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材樹脂材料に加
飾用マスターバッチを添加して成形することにより、そ
の加飾用マスターバッチの流動模様が施されている加飾
成形品およびその製造方法に関するものである。
飾用マスターバッチを添加して成形することにより、そ
の加飾用マスターバッチの流動模様が施されている加飾
成形品およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基材樹脂材料に、その基材樹脂材料と同
系統の樹脂、不溶性樹脂、および顔料成分を含む加飾用
マスターバッチを添加し、射出成形等の成形手段を用い
て所定形状に成形することにより、その加飾用マスター
バッチの曲線的流動を模様として表出させ、大理石調、
木目調などの加飾模様を施した加飾成形品が、車両用内
装部品や家具、家電製品の表面パネルなど、種々の分野
で広く用いられている。例えば、基材樹脂材料としてポ
リプロピレンを用いるとともに、加飾用マスターバッチ
として、ポリプロピレンと同系統のオレフィン系樹脂、
不溶性樹脂、および顔料成分を含むものを使用すること
が、広く知られている。
系統の樹脂、不溶性樹脂、および顔料成分を含む加飾用
マスターバッチを添加し、射出成形等の成形手段を用い
て所定形状に成形することにより、その加飾用マスター
バッチの曲線的流動を模様として表出させ、大理石調、
木目調などの加飾模様を施した加飾成形品が、車両用内
装部品や家具、家電製品の表面パネルなど、種々の分野
で広く用いられている。例えば、基材樹脂材料としてポ
リプロピレンを用いるとともに、加飾用マスターバッチ
として、ポリプロピレンと同系統のオレフィン系樹脂、
不溶性樹脂、および顔料成分を含むものを使用すること
が、広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
複雑な形状の成形品を得るためにメルトフローレートが
高い基材樹脂材料が使用されるようになったが、従来の
加飾用マスターバッチをそのまま使用すると、流動模様
が直線的になってしまい、大理石調や木目調などの複雑
な模様を設けることができないという不都合が発生し
た。すなわち、従来の加飾用マスターバッチのメルトフ
ローレートは10(g/10min)以下で、同程度の
メルトフローレートの基材樹脂材料を使用すれば大理石
調や木目調などの曲線模様が得られるが、射出成形や射
出圧縮成形、圧縮成形などで複雑な形状の成形品を成形
することが困難である一方、メルトフローレートが20
(g/10min)以上の基材樹脂材料を使用すれば複
雑な形状の成形品を成形できるが、加飾用マスターバッ
チの流動模様が直線的になってしまうのである。
複雑な形状の成形品を得るためにメルトフローレートが
高い基材樹脂材料が使用されるようになったが、従来の
加飾用マスターバッチをそのまま使用すると、流動模様
が直線的になってしまい、大理石調や木目調などの複雑
な模様を設けることができないという不都合が発生し
た。すなわち、従来の加飾用マスターバッチのメルトフ
ローレートは10(g/10min)以下で、同程度の
メルトフローレートの基材樹脂材料を使用すれば大理石
調や木目調などの曲線模様が得られるが、射出成形や射
出圧縮成形、圧縮成形などで複雑な形状の成形品を成形
することが困難である一方、メルトフローレートが20
(g/10min)以上の基材樹脂材料を使用すれば複
雑な形状の成形品を成形できるが、加飾用マスターバッ
チの流動模様が直線的になってしまうのである。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、複雑な形状の加飾成
形品を成形できるメルトフローレートが高い基材樹脂材
料に対しても、加飾用マスターバッチの流動により大理
石調や木目調などの複雑な曲線模様を設けることができ
るようにすることにある。
もので、その目的とするところは、複雑な形状の加飾成
形品を成形できるメルトフローレートが高い基材樹脂材
料に対しても、加飾用マスターバッチの流動により大理
石調や木目調などの複雑な曲線模様を設けることができ
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、基材樹脂材料に、不溶性樹脂および
顔料成分を含む加飾用マスターバッチを添加して、所定
形状に成形することにより、その加飾用マスターバッチ
の流動模様が施されている加飾成形品を製造する方法で
あって、前記加飾用マスターバッチのメルトフローレー
トを10(g/10min)よりも大きくしたことを特
徴とする。
めに、第1発明は、基材樹脂材料に、不溶性樹脂および
顔料成分を含む加飾用マスターバッチを添加して、所定
形状に成形することにより、その加飾用マスターバッチ
の流動模様が施されている加飾成形品を製造する方法で
あって、前記加飾用マスターバッチのメルトフローレー
トを10(g/10min)よりも大きくしたことを特
徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明の加飾成形品の製造
方法において、前記加飾用マスターバッチのメルトフロ
ーレートを20(g/10min)以上としたことを特
徴とする。
方法において、前記加飾用マスターバッチのメルトフロ
ーレートを20(g/10min)以上としたことを特
徴とする。
【0007】第3発明は、第1発明または第2発明の加
飾成形品の製造方法において、前記加飾用マスターバッ
チのメルトフローレートMFRM (g/10min)
は、基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB (g/
10min)に対して次式(1)を満足することを特徴と
する。 MFRM ≧MFRB −10 ・・・(1)
飾成形品の製造方法において、前記加飾用マスターバッ
チのメルトフローレートMFRM (g/10min)
は、基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB (g/
10min)に対して次式(1)を満足することを特徴と
する。 MFRM ≧MFRB −10 ・・・(1)
【0008】第4発明は、第1発明〜第3発明の何れか
の加飾成形品の製造方法において、前記基材樹脂材料は
ポリプロピレンで、前記加飾用マスターバッチは、ポリ
プロピレンと同系統であるオレフィン系樹脂に前記不溶
性樹脂および顔料成分を加えたものであることを特徴と
する。
の加飾成形品の製造方法において、前記基材樹脂材料は
ポリプロピレンで、前記加飾用マスターバッチは、ポリ
プロピレンと同系統であるオレフィン系樹脂に前記不溶
性樹脂および顔料成分を加えたものであることを特徴と
する。
【0009】第5発明は、第1発明〜第4発明の何れか
の製造方法に従って製造された加飾成形品であって、前
記加飾用マスターバッチの流動模様が曲線模様であるこ
とを特徴とする。
の製造方法に従って製造された加飾成形品であって、前
記加飾用マスターバッチの流動模様が曲線模様であるこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、加飾用マス
ターバッチのメルトフローレートが10(g/10mi
n)よりも大きいため、射出成形等の成形手段によって
複雑な形状の加飾成形品を成形できるメルトフローレー
トが高い基材樹脂材料に対しても、加飾用マスターバッ
チの流動により大理石調や木目調などの複雑な曲線模様
を設けることができるようになる。
ターバッチのメルトフローレートが10(g/10mi
n)よりも大きいため、射出成形等の成形手段によって
複雑な形状の加飾成形品を成形できるメルトフローレー
トが高い基材樹脂材料に対しても、加飾用マスターバッ
チの流動により大理石調や木目調などの複雑な曲線模様
を設けることができるようになる。
【0011】第2発明では、加飾用マスターバッチのメ
ルトフローレートが20(g/10min)以上である
ため、更に高い流動性が得られて複雑な曲線模様を設け
ることができる。
ルトフローレートが20(g/10min)以上である
ため、更に高い流動性が得られて複雑な曲線模様を設け
ることができる。
【0012】第3発明では、加飾用マスターバッチのメ
ルトフローレートMFRM が10(g/10min)以
上または20(g/10min)以上であって、且つ
(基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB −10)
以上であるため、基材樹脂材料のメルトフローレートM
FRB に応じて適切な流動性を有する加飾用マスターバ
ッチが設定され、複雑な曲線模様を設けることができ
る。
ルトフローレートMFRM が10(g/10min)以
上または20(g/10min)以上であって、且つ
(基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB −10)
以上であるため、基材樹脂材料のメルトフローレートM
FRB に応じて適切な流動性を有する加飾用マスターバ
ッチが設定され、複雑な曲線模様を設けることができ
る。
【0013】第4発明では、基材樹脂材料がポリプロピ
レンで、加飾用マスターバッチが、ポリプロピレンと同
系統であるオレフィン系樹脂に不溶性樹脂および顔料成
分を加えたものであるため、それぞれ第1発明〜第3発
明の要件を満足するようにメルトフローレートが設定さ
れることにより、複雑な形状の加飾成形品に対して大理
石調や木目調などの複雑な曲線模様を設けることができ
る。
レンで、加飾用マスターバッチが、ポリプロピレンと同
系統であるオレフィン系樹脂に不溶性樹脂および顔料成
分を加えたものであるため、それぞれ第1発明〜第3発
明の要件を満足するようにメルトフローレートが設定さ
れることにより、複雑な形状の加飾成形品に対して大理
石調や木目調などの複雑な曲線模様を設けることができ
る。
【0014】第5発明の加飾成形品についても、実質的
に第1発明〜第4発明と同様の効果が得られる。
に第1発明〜第4発明と同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の加飾成形品の成形手段と
しては、射出成形が好適に用いられるが、圧縮成形や射
出圧縮成形など他の成形手段を採用することもできる。
しては、射出成形が好適に用いられるが、圧縮成形や射
出圧縮成形など他の成形手段を採用することもできる。
【0016】基材樹脂材料に対する加飾用マスターバッ
チの添加量は、例えば基材樹脂材料の0.5〜2%程度
など適宜定められる。加飾用マスターバッチは、少なく
とも所定の不溶性樹脂および顔料成分を含んで構成さ
れ、通常は基材樹脂材料と同系統等の所定の樹脂材料に
混ぜて用いられる。
チの添加量は、例えば基材樹脂材料の0.5〜2%程度
など適宜定められる。加飾用マスターバッチは、少なく
とも所定の不溶性樹脂および顔料成分を含んで構成さ
れ、通常は基材樹脂材料と同系統等の所定の樹脂材料に
混ぜて用いられる。
【0017】加飾用マスターバッチのメルトフローレー
トMFRM は、上記所定の樹脂材料および不溶性樹脂の
メルトフローレートによって定まり、それ等のメルトフ
ローレートを適当に設定することにより、加飾用マスタ
ーバッチのメルトフローレートMFRM を所望の値にす
ることができる。
トMFRM は、上記所定の樹脂材料および不溶性樹脂の
メルトフローレートによって定まり、それ等のメルトフ
ローレートを適当に設定することにより、加飾用マスタ
ーバッチのメルトフローレートMFRM を所望の値にす
ることができる。
【0018】上記不溶性樹脂は、基材樹脂材料に対して
不溶で且つ一般に溶融温度が高いため、基材樹脂材料の
成形温度では流動性に殆ど影響しない場合がある。基材
樹脂材料と同系統の樹脂材料および不溶性樹脂のアロイ
材を用いて、そのアロイ材のメルトフローレートを高く
することにより、基材樹脂材料の成形温度範囲における
加飾用マスターバッチの流動性を調整することができ
る。アロイ材も不溶性樹脂の一態様である。
不溶で且つ一般に溶融温度が高いため、基材樹脂材料の
成形温度では流動性に殆ど影響しない場合がある。基材
樹脂材料と同系統の樹脂材料および不溶性樹脂のアロイ
材を用いて、そのアロイ材のメルトフローレートを高く
することにより、基材樹脂材料の成形温度範囲における
加飾用マスターバッチの流動性を調整することができ
る。アロイ材も不溶性樹脂の一態様である。
【0019】加飾成形品の基材樹脂材料としては、ポリ
プロピレンなどのオレフィン系樹脂が好適に用いられる
が、ABS、AS、PS、PMMA、PBT、PAなど
種々の合成樹脂材料を使用することが可能である。不溶
性樹脂は、それ等の基材樹脂材料と相容性を持たない組
合せの樹脂であり、基材樹脂材料に応じてPA、PE
T、PCなど種々の合成樹脂材料が用いられる。また、
顔料は、所望する加飾模様に応じて適宜選定される。
プロピレンなどのオレフィン系樹脂が好適に用いられる
が、ABS、AS、PS、PMMA、PBT、PAなど
種々の合成樹脂材料を使用することが可能である。不溶
性樹脂は、それ等の基材樹脂材料と相容性を持たない組
合せの樹脂であり、基材樹脂材料に応じてPA、PE
T、PCなど種々の合成樹脂材料が用いられる。また、
顔料は、所望する加飾模様に応じて適宜選定される。
【0020】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、基材樹脂材料がポリプロピレ
ンで、加飾用マスターバッチが、基材樹脂材料と同系統
であるオレフィン系樹脂、不溶性樹脂、および顔料成分
を混合したもので、それ等のメルトフローレートが異な
る複数の組合せについて、加飾用マスターバッチを基材
樹脂材料の0.5〜2%程度添加するとともに、200
〜230℃程度の成形温度で射出成形により略平板状の
加飾成形品を成形して、加飾用マスターバッチの流動に
より表面に形成される表出模様を調べた試験結果であ
る。図中の「MFRB 」は基材樹脂材料のメルトフロー
レート(g/10min)で、「MFRM 」は加飾用マ
スターバッチのメルトフローレート(g/10min)
であり、図2の(a) は曲線的な表出模様の一例で、(b)
は直線的な表出模様の一例である。また、上記不溶性樹
脂としてはポリアミド(PA)系樹脂を使用し、顔料成
分としては無機系顔料および有機系顔料を使用した。
詳細に説明する。図1は、基材樹脂材料がポリプロピレ
ンで、加飾用マスターバッチが、基材樹脂材料と同系統
であるオレフィン系樹脂、不溶性樹脂、および顔料成分
を混合したもので、それ等のメルトフローレートが異な
る複数の組合せについて、加飾用マスターバッチを基材
樹脂材料の0.5〜2%程度添加するとともに、200
〜230℃程度の成形温度で射出成形により略平板状の
加飾成形品を成形して、加飾用マスターバッチの流動に
より表面に形成される表出模様を調べた試験結果であ
る。図中の「MFRB 」は基材樹脂材料のメルトフロー
レート(g/10min)で、「MFRM 」は加飾用マ
スターバッチのメルトフローレート(g/10min)
であり、図2の(a) は曲線的な表出模様の一例で、(b)
は直線的な表出模様の一例である。また、上記不溶性樹
脂としてはポリアミド(PA)系樹脂を使用し、顔料成
分としては無機系顔料および有機系顔料を使用した。
【0021】図1の試料No1およびNo2は本発明品で、
試料No3〜No6は比較品(従来品)であり、本発明品は
何れも加飾用マスターバッチのメルトフローレートMF
RMが「20」と高いため、メルトフローレートMFR
B が「10」の試料No1は勿論、メルトフローレートM
FRB が「30」の試料No2においても、曲線的な表出
模様が得られた。これにより、メルトフローレートMF
RB が高いポリプロピレンを用いて、複雑な形状の加飾
成形品を成形する場合でも、メルトフローレートMFR
M が「20」程度の加飾用マスターバッチを使用するこ
とにより、大理石調や木目調などの複雑な曲線模様を設
けることができることが分かる。
試料No3〜No6は比較品(従来品)であり、本発明品は
何れも加飾用マスターバッチのメルトフローレートMF
RMが「20」と高いため、メルトフローレートMFR
B が「10」の試料No1は勿論、メルトフローレートM
FRB が「30」の試料No2においても、曲線的な表出
模様が得られた。これにより、メルトフローレートMF
RB が高いポリプロピレンを用いて、複雑な形状の加飾
成形品を成形する場合でも、メルトフローレートMFR
M が「20」程度の加飾用マスターバッチを使用するこ
とにより、大理石調や木目調などの複雑な曲線模様を設
けることができることが分かる。
【0022】これに対し、基材樹脂材料のメルトフロー
レートMFRB および加飾用マスターバッチのメルトフ
ローレートMFRM が共に「10」の試料No3では、同
じく曲線的な表出模様が得られるものの、加飾用マスタ
ーバッチのメルトフローレートMFRM が「10」で、
基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB が「2
0」、「25」、「30」の試料No4〜No6では、表出
模様がやや曲線的、或いは直線的になる。
レートMFRB および加飾用マスターバッチのメルトフ
ローレートMFRM が共に「10」の試料No3では、同
じく曲線的な表出模様が得られるものの、加飾用マスタ
ーバッチのメルトフローレートMFRM が「10」で、
基材樹脂材料のメルトフローレートMFRB が「2
0」、「25」、「30」の試料No4〜No6では、表出
模様がやや曲線的、或いは直線的になる。
【0023】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図1】基材樹脂材料および加飾用マスターバッチの各
々のメルトフローレートが異なる複数の組合せについて
表出模様を調べた試験結果を示す図である。
々のメルトフローレートが異なる複数の組合せについて
表出模様を調べた試験結果を示す図である。
【図2】図1の試験で得られる表出模様を説明する模式
図で、(a) は曲線的模様の一例、(b) は直線的模様の一
例である。
図で、(a) は曲線的模様の一例、(b) は直線的模様の一
例である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基材樹脂材料に、不溶性樹脂および顔料
成分を含む加飾用マスターバッチを添加して、所定形状
に成形することにより、該加飾用マスターバッチの流動
模様が施されている加飾成形品を製造する方法であっ
て、 前記加飾用マスターバッチのメルトフローレートを10
(g/10min)よりも大きくしたことを特徴とする
加飾成形品の製造方法。 - 【請求項2】 前記加飾用マスターバッチのメルトフロ
ーレートを20(g/10min)以上としたことを特
徴とする請求項1に記載の加飾成形品の製造方法。 - 【請求項3】 前記加飾用マスターバッチのメルトフロ
ーレートMFRM (g/10min)は、基材樹脂材料
のメルトフローレートMFRB (g/10min)に対
して次式(1) を満足する MFRM ≧MFRB −10 ・・・(1) ことを特徴とする請求項1または2に記載の加飾成形品
の製造方法。 - 【請求項4】 前記基材樹脂材料はポリプロピレンで、
前記加飾用マスターバッチは、ポリプロピレンと同系統
であるオレフィン系樹脂に前記不溶性樹脂および顔料成
分を加えたものであることを特徴とする請求項1〜3の
何れか1項に記載の加飾成形品の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載の製造
方法に従って製造された加飾成形品であって、 前記加飾用マスターバッチの流動模様が曲線模様である
ことを特徴とする加飾成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399134A JP2002192558A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 加飾成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399134A JP2002192558A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 加飾成形品およびその製造方法 |
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|---|---|
| JP2002192558A true JP2002192558A (ja) | 2002-07-10 |
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ID=18863970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2000399134A Pending JP2002192558A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 加飾成形品およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000399134A patent/JP2002192558A/ja active Pending
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