JP2002192555A - 樹脂製透光表示体及びその製造方法 - Google Patents

樹脂製透光表示体及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】光源からの光を効率よく透光性樹脂部から出射
させ十分な明るさの透光表示を確実に行ない得る樹脂製
透光表示体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】透光性樹脂部が遮光性樹脂部により囲まれ
て背後の光源からの光を通すための透光部が形成されて
いる樹脂製透光表示体を2色成形方法により製造する方
法であって、前記遮光性樹脂部及び透光性樹脂部の2つ
の樹脂部の内一方を1次成形し、1次成形した樹脂部を
組み入れた射出成形により他方の樹脂部を2次成形し、
該2次成形を行なうに当たり、前記遮光性樹脂部と透光
性樹脂部との間に空気層が形成される程度に2次成型時
の射出速度を高くして該2次成形を行なうことを特徴と
する樹脂製透光表示体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透光性樹脂部が遮
光性樹脂部により囲まれて背後の光源からの光を通すた
めの透光部が形成されている樹脂製透光表示体及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】この種の樹脂製透光表示体は、通常複数の
透光性樹脂部の背後に光源が臨むように設けられ、隣り
合う透光性樹脂部に光が及ぶのを防止するため透光性樹
脂部を囲むように遮光性樹脂部が設けられる。光源は、
オペレータのスイッチ操作や制御装置による制御状態等
に応じて点灯又は消灯し、透光性樹脂部により現在状態
が表示される。この樹脂製透光表示体の典型的な用途と
しては、電子鍵盤楽器や、各種制御装置がある。
【0003】このような樹脂製透光表示体は、透光性樹
脂部と遮光性樹脂部とを別個に成形し、これらを接着す
ることにより製造することもできるが、接着に必要な工
程及び硬化時間を省略し得る二色成形がその利便性故に
多用されている。
【0004】しかしながら、従来の二色成形は、2種類
の樹脂の一体性を成形時に持たせること、特に前述の2
つの樹脂部の接着に匹敵する一体性を得るべく、1次成
形による遮光性樹脂部に2次成形による透光性樹脂部を
密着させ、相互間の溶着による強固な結合を得るように
成形されていた。
【0005】一方、樹脂製透光表示体は、多くの場合、
パネルに取り付けられ、パネル後方に設置されたLED
等の小さなチップ状光源の光をパネル前面へと導くよう
に設けられる。通常、光源は取付け構造上パネル表面か
らある程度離れた位置に設置され、樹脂製透光表示体は
受光効率をよくするため光源にできるだけ近くに端面が
位置するように配置される。したがって、樹脂製透光表
示体は、パネル表面から光源近傍までに亘って延びる長
さを有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、ある程度
の長さを有する樹脂製透光表示体の透光性樹脂部は、遮
光性樹脂部と溶着により相互に密着しているので、光源
から透光性樹脂部の内端面に入射した光は両樹脂の界面
(側面)に到達すると、ほとんどが遮光性樹脂部により
吸収されてしまう。したがって、透光性樹脂部のパネル
表面側の外端面から出射される光は、内端面に入射し側
面に到達することなく外端面に至るように進行する光が
ほとんどである。その結果、光源からの光を有効に透光
性樹脂部から出射させることができず、十分な明るさの
透光表示をするのに困難を伴う場合があった。特に、電
子楽器やPA等の制御装置は、屋外で使用されることも
あり、その場合は直射日光下で樹脂製透光表示体による
表示が見分けられる必要があるが、現在の樹脂製透光表
示体では、これに応じ得る十分な輝度は得難い。
【0007】本願発明は、このような従来の問題を解決
し、光源からの光を効率よく透光性樹脂部から出射させ
十分な明るさの透光表示を確実に行ない得る樹脂製透光
表示体及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、透光性樹脂部が遮光性樹脂部により囲まれ
て背後の光源からの光を通すための透光部が形成されて
いる樹脂製透光表示体を2色成形方法により製造する方
法であって、前記遮光性樹脂部及び透光性樹脂部の2つ
の樹脂部の内一方を1次成形し、1次成形した樹脂部を
組み入れた射出成形により他方の樹脂部を2次成形し、
該2次成形を行なうに当たり、前記遮光性樹脂部と透光
性樹脂部との間に空気層が形成される程度に2次成型時
の射出速度を高くして該2次成形を行なうことを特徴と
する樹脂製透光表示体の製造方法、並びに、透光性樹脂
部が遮光性樹脂部により囲まれて背後の光源からの光を
通すための透光部が形成されている樹脂製透光表示体で
あって、前記遮光性樹脂部と前記透光性樹脂部との間に
空気層が形成されていることを特徴とする樹脂製透光表
示体を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
添付図面を参照しつつ説明する。図1は、樹脂製透光表
示体の一例を示している。この表示体1は、透光性樹脂
部2の下部が遮光性樹脂部3により囲まれた形態とされ
ている。透光性樹脂部2は、この例では、各々が微小な
縦長の直方体である6本の柱状部20と、これらを1直
線上に並べた状態でその並び方向に連結し、並び方向に
垂直に突出するフランジ部21とを備えている。柱状部
20の上端部は、後述する表示パネルの開口部に嵌入し
得るように細くされた嵌入部22を形成している。
【0010】透光性樹脂部2と遮光性樹脂部3とは、後
述するように二色成形により相互に結合しているが、こ
れを分解すると図2に示すようになる。図1及び図2に
示されているように、遮光性樹脂部3は、透光性樹脂部
2の各柱状部20の下部四周を囲む囲繞部30と、柱状
部20の上部の一方の側を開放し3方を囲む隔壁部31
と、隔壁部31の上端から柱状部20の並び方向に垂直
に突出するフランジ32とを備えている。
【0011】使用状態において、樹脂製透光表示体1
は、下方に光源部4が位置するように配置される。光源
部4は、LEDによる光源40と、該光源を各透光性樹
脂部の下方に位置するように支持する支持板41とを備
えている。光源は、図外の導線により制御部に接続され
る。制御部は、電子楽器や各種制御装置の制御状態を示
すよう光源40を個別に又は適宜の数を同時に点灯させ
る。
【0012】また、使用状態において、樹脂製透光表示
体1の上方には、表示パネル5が位置する。表示パネル
5は、一般的には電子楽器本体や制御装置等のケーシン
グの一部とされる。表示パネル5には、透光性樹脂部2
上端の嵌入部22を受け入れる開口部50が形成されて
いる。表示パネル5の開口部50の近傍には、必要に応
じて各透光性樹脂部2に対応した制御内容等が文字や記
号で表示される。
【0013】透光性樹脂部2を形成する樹脂としては、
アクリル(PMMA)、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン(PS)、AS(アクリロニトリルシチレン共重合
体)等を使用することができる。これらの中でも、光透
過率屈折率が高いアクリル(PMMA)、ポリカーボネ
ートが望ましい。均一な発光を行なわせるために、透光
性樹脂部に拡散剤を添加することもできる。但し、輝度
を高く保つには、光源からの光の波長より小さい分子で
構成される拡散剤を使用することが望ましい。拡散剤と
しては、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等を含んだ
もの等、通常用いられているものを使用することができ
る。
【0014】遮光性樹脂部を形成する樹脂としては、A
BS,PE,PS,PP,PA,POM等を使用するこ
とができる。これらの中で、成形性が良く、成形時の寸
法精度がよいABS、PSが望ましい。遮光性樹脂部の
色彩は、用途に応じて適時決定されるが、一般的には、
隣り合う透光性樹脂部への光の漏れを防止し、或いは表
示パネルに露出する場合には透光性樹脂部からの発光を
際ただせるように、黒色とするのが望ましい。
【0015】透光性樹脂部とこれを囲む遮光性樹脂部と
の間には、空気層が形成される。この空気層は、二色成
形の際に、これら2種類の樹脂が完全に溶着しないよう
にすることにより形成できる。透光性樹脂部と遮光性樹
脂部との溶着を生じないようにして得られる空気層の面
積は、大きいほど高い輝度を得る上で有利である。
【0016】図3は、透光性樹脂部と遮光性樹脂部との
間に空気層が形成された場合の効果を示す図である。図
3は、図1に示した樹脂製透光表示体1、光源部4及び
表示パネル5の組立状態の縦断面を示している。光源4
0から発せられ柱状体20の端面から該柱状体20に入
射した光は、図3のA部拡大に示すように、空気層に対
する柱状体20の屈折率によって決定される臨界角より
小さい入射角θで柱状体20側面に達したときに、該側
面で全反射され、ほとんど全ての光量を保って反射され
る。光源40からの光は、図中矢印K1で示す光路にし
たがって目に到達し視認される。したがって、樹脂製透
光表示体の周囲において、臨界角に対応する広い範囲
で、光源からの光を高い輝度として視認できる。
【0017】一方、透光性樹脂部と遮光性樹脂部とが一
体的に結合していると、このような全反射に基づく高い
輝度は得られない。これは、柱状体20に入射した光の
臨界角が、相互に近い屈折率を有する透光性樹脂部と遮
光性樹脂部によって決まり、その結果極めて大きい角度
(柱状体の側面の垂線に対して大きい角度)となるから
である。すなわち、図4のB部拡大で示すように、光源
40から発せられ柱状体20aに入射した光は、ほとん
ど柱状体20aの側面で反射されず熱として吸収される
(図4において、図3に示した部分に対応する部分に
は、図3のものと同じ番号に「a」を添えて示す)。そ
の結果、図4に一点鎖線で示す角度αの狭い範囲でしか
光源40からの光を直接に視認するのは困難となる。こ
れに対処するため柱状体20aの上面を粗面化して乱反
射により視認角度を広げる必要が生じるが、これでは高
い輝度は得られない。
【0018】透光性樹脂部と遮光性樹脂部との間に空気
層を形成するには、以下の方法を取ることができる。
【0019】先ず、遮光性樹脂部及び透光性樹脂部の2
つの樹脂部の内一方を成形(1次成形)する。これに
は、射出成形を用いるのが、成形に要するコスト及び時
間の点から有利である。しかしながら、圧縮成形も用い
ることができる。なお、後述する成形性や2つの樹脂の
溶着防止の点から、遮光性樹脂部を1次成形するのが望
ましい。2次成形は、この1次成形物を組み入れた状態
で2つの樹脂部の内の他方について射出成形により行な
う。すなわち、成形型内に1次成形物を収納する空所を
設け、2次成形を行なうことにより、樹脂製透光表示体
の最終形態が得られるように、2次成形型を作成し、射
出成形を行なう。
【0020】2次成形においては、射出速度が極めて重
要である。本発明者は、射出速度が低いと1次成形物と
2次成形物とが溶着し、逆に射出速度を通常の射出成形
時の速度より高くすることにより溶着が防止乃至低減さ
れ、透光性樹脂部における全反射に必要な空気層が両樹
脂の間に形成されることを見出した。射出速度の適正値
は、2次成形物の大きさや数、ランナの長さと径、ゲー
トの数等の成形型の状態、樹脂の種類や成形温度等によ
り、異なる。適切な射出速度になっているか否かは、予
備的に二色成形を行ない、透光性樹脂部と遮光性樹脂部
とを分離することにより、溶着箇所の有無とその面積の
大きさから判断することができる。
【0021】また、1次成形及び2次成形の樹脂とし
て、相互に溶着し難いものを選択するのが有利である。
このために、例えば、1次成形を結晶性の樹脂、2次成
形を非結晶性の樹脂で行なうことができる。このよう
に、結晶性及び非結晶性の樹脂を隣り合わせることによ
り、両樹脂の溶着を減少させることができる。
【0022】ここで使用し得る結晶性樹脂としては、ポ
リアセタール、PP、PE、PA、非結晶性樹脂として
使用し得る樹脂としては、ポリスチレン、PMMA、A
S、ABSを例示することができる。
【0023】尤も、射出速度を適切にすることにより、
1次成形を非結晶性樹脂、2次成形を結晶性樹脂で行な
うこともできる。
【0024】また、1次及び2次成形樹脂の溶着を防止
乃至低減させるには、2次成形樹脂より1次成形樹脂を
ガラス転位温度の高いものとすることも有利である。こ
れにより、2次成形を1次成形樹脂のガラス転位温度よ
り低い温度或いは若干高い温度で成形することができ、
1次成形樹脂の溶融を防止乃至低減できるからである。
【0025】以下に、望ましい形態として1次成形樹脂
に遮光性樹脂[黒色]、2次成形樹脂に透光性樹脂[透
明又は乳白色(天面の粗面加工による)]を用いる場合
の樹脂の組み合わせを例示する。 1次成形樹脂 2次成形樹脂(遮光性樹脂) (透光性樹脂) ポリアセタール ポリスチレン ポリエチレン ポリスチレン ポリプロピレン ポリスチレン ポリアミド6,66 ポリスチレン ポリアセタール ポリカーボネート ポリアセタール アクリル(PMMA) ポリアセタール AS ポリアセタール ABS ポリプロピレン ポリカーボネート ポリエチレン ポリカーボネート ポリエチレン アクリル(PMMA) ポリエチレン AS ポリエチレン ABS ポリアミド6,66 ポリカーボネート 遮光性樹脂部は、ガラス強化(ガラス繊維混入による強
化)したものとすることもできる。
【0026】以下に、図1及び図2に示した樹脂製透光
表示体の製造の実施例を掲げる。樹脂製透光表示体の図
2に示す各所寸法は、以下の通りである。
【0027】 Sw:1.3mm Sd:3.0mm Sh:15.0mm Sf:2.0mm Tw:2.0mm Td:3.0mm Th:15.0mm Tf:2.0mm W :20.0mm 次の条件で1次成形及び2次成形を行なった。 1次成形: 樹脂 ポリアセタール 加熱筒設定温度 200±60℃ 射出速度 21.3mm/秒 2次成形 樹脂 ポリスチレン(A&Mスチレン) 加熱筒設定温度 200±60℃ 射出速度[成形機の押し出しスクリューにおける樹脂送
り速度](mm/秒) 25.5, 34.0, 42.5, 51.
0, 59.5,68.0, 76.5 2次成形を上記種々の射出速度で行なったところ、次の
ような結果を得た。各射出速度で樹脂製透光表示体を1
0個を成形した後、透光性樹脂及び遮光性樹脂を分離
し、溶着のあったものを不良としたとき、その不良数
は、以下の通りであった。
【0028】10個、 10個、 9個、 6
個、 5個、 2個、 0個 さらに、本発明に係る樹脂製透光表示体は、図1及び図
2に示すように、柱状体20を連結するフランジ21を
柱状体天面から6mm程度下方に設けることにより、フ
ランジとは反対側から柱状体を見たときに、フランジ部
分により輝度が低下するのを防ぐことができる。フラン
ジの柱状体天面からの下げ程度は、輝度低下の防止と柱
状体支持強度の観点から、柱状体の奥行き寸法(Td)
の2〜3倍程度とするのが望ましい。図3は、フランジ
とは反対側から柱状体を見たときに、柱状体内で全反射
した光がフランジに邪魔されずに目に到達する光路K1
を示している。これに対し、図4は、フランジを柱状体
天面近く(表示パネルの直下)に設けた場合を示してい
る。ここでは、柱状体側面で反射され、フランジがなけ
れば光路k1’を経て目に到達すべき光が、フランジに
より妨害された結果、目に到達していない。したがっ
て、その分、この方向から見たときに、樹脂製透光表示
体の輝度が低下して見える。
【0029】以上の例では、柱状体が縦長の直方体の形
状としたが、本発明はこれに限られるものでなく、断面
が円形、楕円形、多角形等の種々の柱状体形状とするこ
とができる。また、柱状体は6本が並列されたものを示
したが、他の複数の本数を並列させたもの、或いは単一
の柱状体としたものとすることもできる。柱状体は、透
明の他、透光性を保って着色をすることも可能であり、
何れの場合も天面を平滑面とし、或いは粗面とすること
ができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、1次成形による樹脂部
と2次成形による樹脂部との間に空気層が形成されるの
で、透光性樹脂の一端から入射した光の一部は、透光性
樹脂で全反射されて他端から出射する。したがって、樹
脂製透光表示体の周囲において、透光性樹脂の臨界角に
対応する広い範囲で、光源からの光が高い輝度で視認さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る樹脂製透光表示体
と他の部材との組立前の状態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す樹脂製透光表示体を分解して示す
斜視図である。
【図3】 図1に示す樹脂製透光表示体の縦断面図であ
る。
【図4】 従来の樹脂製透光表示体の例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1:樹脂製透光表示体、 2:透光性樹脂部、 3:遮
光性樹脂部、 4:光源部、 5:表示パネル、 2
0:柱状体、 21:フランジ、 40:光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F206 AA13 AA21 AA23 AA28 AH42 JA07 JB28 JL02 JM16 JN12 JN13 JN14 JN22 JN33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性樹脂部が遮光性樹脂部により囲ま
    れて背後の光源からの光を通すための透光部が形成され
    ている樹脂製透光表示体を2色成形方法により製造する
    方法であって、前記遮光性樹脂部及び透光性樹脂部の2
    つの樹脂部の内一方を1次成形し、1次成形した樹脂部
    を組み入れた射出成形により他方の樹脂部を2次成形
    し、該2次成形を行なうに当たり、前記遮光性樹脂部と
    透光性樹脂部との間に空気層が形成される程度に2次成
    型時の射出速度を高くして該2次成形を行なうことを特
    徴とする樹脂製透光表示体の製造方法。
  2. 【請求項2】 透光性樹脂部が遮光性樹脂部により囲ま
    れて背後の光源からの光を通すための透光部が形成され
    ている樹脂製透光表示体であって、前記遮光性樹脂部と
    前記透光性樹脂部との間に空気層が形成されていること
    を特徴とする樹脂製透光表示体。
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