JP2002192042A - グラビア塗工装置 - Google Patents
グラビア塗工装置Info
- Publication number
- JP2002192042A JP2002192042A JP2000391268A JP2000391268A JP2002192042A JP 2002192042 A JP2002192042 A JP 2002192042A JP 2000391268 A JP2000391268 A JP 2000391268A JP 2000391268 A JP2000391268 A JP 2000391268A JP 2002192042 A JP2002192042 A JP 2002192042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating liquid
- gravure roll
- gravure
- coating
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
ムラなく塗工することができるグラビア塗工装置を提供
する。 【解決手段】液槽12内部にチャンバー36を配し、チ
ャンバー36の前壁36aより前ブレード38を配し、
後壁より後ブレード40を配し、チャンバー36と液槽
との間を区画し、チャンバー36の部分で塗工液をグラ
ビアロール14の周面に押圧して付着させ、均一な塗工
を得るものである。
Description
に関するものである。
の説明図である。
溜める液槽102の上部にグラビアロール104を配
し、グラビアロール104の後方に、グラビアロール1
04の周面に付着した塗工液を掻落すための掻落しブレ
ード106を設けたものである。
材1に塗工する場合には、案内ロール108,110に
よって前から後ろに向かって搬送される基材1の下面
に、グラビアロール104の一部を接触させ、その下面
に塗工液を塗工するものである。
ールの下周面に塗工液を吹付けるノズルを配した構造の
グラビア塗工装置も知られている。
産効率を上げるためグラビア塗工装置100のグラビア
ロール104を高速(例えば、60m/分)で回転させ
て塗工作業を行う場合がある。
工液の密着性が低速で回転しているときよりも悪くな
り、塗工面にムラが発生するという問題点があった。
にはそのムラが余り目立たないが、透明フィルムに透明
な塗工液を塗工する場合には、そのムラが目立つという
問題点があった。
ビアロールを高速で回転させても塗工液をムラなく塗工
することができるグラビア塗工装置を提供するものであ
る。
液を溜める液漕と、前記液漕の上部に配されてその下周
面が塗工液に浸漬されたグラビアロールと、前記グラビ
アロールの後方に配され、前記グラビアロールの周面上
の塗工液を掻き落とす掻落しブレードと、を有し、前か
ら後に向かって搬送される長尺状の基材の下面に、前記
回転するグラビアロールの一部が接触して塗工液を塗工
するグラビア塗工装置において、前記液漕の内部で、か
つ、前記グラビアロールの下方に塗工液のチャンバーが
配され、前記チャンバーの前壁の上端部より前ブレード
が突設され、この前ブレードの上端部が前記グラビアロ
ールの前下周面に接し、前記チャンバーの後壁の上端部
より後ブレードが突設され、この後ブレードの上端部が
前記グラビアロールの後下周面に接し、前記液漕へ塗工
液を供給する第1供給手段と、前記チャンバーへ塗工液
を供給する第2供給手段を有したことを特徴とするグラ
ビア塗工装置である。
たは、半透明性を有するフィルムであり、前記塗工液が
透明性、または、半透明性を有するものであることを特
徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。。
ンバー内部でグラビアロールの下周面に塗工液が密着
し、さらに液槽内部を通って基材への塗工位置に回転す
るため、グラビアロールを高速で回転させても塗工部分
にムラが発生することがない。
に基づいて説明する。
横から見た縦断面図であり、図2は正面から見た一部欠
裁図である。
液槽12の上部の中央にグラビアロール14が配されて
いる。このグラビアロール14は、図1において反時計
回りに回転する。また、液槽12の前壁16のやや後方
には、液槽12を前後方向に区画するための隔壁18が
設けられている。また、前壁16には、塗工液を供給す
るための第1供給口20が左側、中央部、右側に開口し
(図2参照)、これら第1供給口20には、塗工液を供
給する第1ポンプ22がそれぞれ接続されている。
工液は隔壁18の下部付近を通過して、液漕12の中央
部に至る。
の後端部から溢れた塗工液を受けるためのオーバーフロ
ータンク24が設けられている。このオーバーフロータ
ンク24の底部には循環パイプ26の一端が開口し、こ
の循環パイプ26は塗工液26を溜める塗工液タンク2
8に至る。なお、第1ポンプ22はこの塗工液タンク2
8に溜まった塗工液を供給する。
12の上部には、掻落しブレード30が配されている。
この掻落しブレード30は、グラビアロール14の周面
に付着した不要な塗工液を掻落す。
はそれぞれ案内ロール32,34が配され、基材1を搬
送している。また、これら案内ロール32,34の間に
位置する基材1の下面にグラビアロール14の上端部が
接触する。
ロール14の下方には、塗工液のチャンバー36が配さ
れている。このチャンバー36は、図2に示すようにグ
ラビアロール14の軸方向に沿って配されている。チャ
ンバー36は、前壁36a、後壁36b、左右両側壁、
底面より構成され、液漕12と区切られている。
は前ブレード38が突設され、その上端部はグラビアロ
ール14の前下周面に接触している。また、チャンバー
36の後壁36bの上端部から後ブレード40が突設さ
れ、その上端部もグラビアロール14の後下周面に接触
している。この前ブレード38及び後ブレード40によ
ってチャンバー36内部と液槽12とが区画された状態
となっている。なお、前ブレード38及び後ブレード4
0の両側部は、仕切り板を配して液漕12と完全に仕切
ってもよく、また、開放状態でもよい。
壁42が設けられている。また、チャンバー36の底面
には、塗工液の第2供給口44が左側、中央部、右側に
開口し、これら第2供給口44には塗工液を供給するた
めの第2ポンプ46が接続されている(図2参照)。な
お、この第2ポンプ46は塗工液タンク28の塗工液を
供給している。
透明な基材1(例えば、透明フィルム)に透明な塗工液
を塗工する場合について説明する。
て、チャンバー36内部に塗工液を供給し、その内部を
塗工液で充填する。そして、この場合にグラビアロール
14の下周面に塗工液が一定の圧力Pで押圧するような
状態とする。一方、第1ポンプ22から塗工液を供給し
て、液槽12に満たし、グラビアロール14の下周面を
浸漬させる。この場合に塗工液の液高さは、前ブレード
38及び後ブレード40の接触位置よりも高い位置に設
定する。
すように反時計回りに回転させると、グラビアロール1
4の周面にチャンバー36の部分で塗工液が付着し、さ
らに液槽12を経て掻落しブレード30の位置に至る。
この位置で不要な塗工液が掻落とされ、基材1の下面に
この適切な量が付着したグラビアロール14の上端部が
接触して、塗工を行う。
ャンバー36内部において塗工液が一定の圧力Pでグラ
ビアロール14の下周面に押圧されて付着する。この押
圧力Pは、第2ポンプ46の供給量によって決定され
る。隔壁42が存在するため、周方向及び軸方向に亘っ
て全体的に均一な圧力Pで付着を行うことができる。
によって、このチャンバー36と液槽12とは区画され
た状態であるため、均一な状態で付着した塗工液がその
まま基材1に塗工される。したがって、グラビアロール
14を高速回転(例えば、60m/分)で回転させて
も、従来のように塗工部分が不均一になってムラが発生
したりすることがない。
あると、グラビアロールを高速で回転させても、チャン
バー内部で塗工液が押圧されて均一に付着するため、グ
ラビアロール上で塗工液の乱れが発生することなく、基
材の下面にムラなく均一に塗工液を塗工することができ
る。
から見た縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】塗工液を溜める液漕と、 前記液漕の上部に配されてその下周面が塗工液に浸漬さ
れたグラビアロールと、 前記グラビアロールの後方に配され、前記グラビアロー
ルの周面上の塗工液を掻き落とす掻落しブレードと、 を有し、 前から後に向かって搬送される長尺状の基材の下面に、
前記回転するグラビアロールの一部が接触して塗工液を
塗工するグラビア塗工装置において、 前記液漕の内部で、かつ、前記グラビアロールの下方に
塗工液のチャンバーが配され、 前記チャンバーの前壁の上端部より前ブレードが突設さ
れ、この前ブレードの上端部が前記グラビアロールの前
下周面に接し、 前記チャンバーの後壁の上端部より後ブレードが突設さ
れ、この後ブレードの上端部が前記グラビアロールの後
下周面に接し、 前記液漕へ塗工液を供給する第1供給手段と、前記チャ
ンバーへ塗工液を供給する第2供給手段を有したことを
特徴とするグラビア塗工装置。 - 【請求項2】前記基材が透明性、または、半透明性を有
するフィルムであり、 前記塗工液が透明性、または、半透明性を有するもので
あることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391268A JP3728453B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | グラビア塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391268A JP3728453B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | グラビア塗工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002192042A true JP2002192042A (ja) | 2002-07-10 |
JP3728453B2 JP3728453B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=18857447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391268A Expired - Lifetime JP3728453B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | グラビア塗工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3728453B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008100181A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Hirano Tecseed Co Ltd | グラビア塗工装置 |
JP2010022938A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Hirano Tecseed Co Ltd | 塗工装置 |
JP2011050883A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Namics Corp | 薄膜の製造方法及びその装置 |
US8302559B2 (en) * | 2004-02-20 | 2012-11-06 | Panasonic Corporation | Method of producing lithium ion secondary battery |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000391268A patent/JP3728453B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8302559B2 (en) * | 2004-02-20 | 2012-11-06 | Panasonic Corporation | Method of producing lithium ion secondary battery |
JP2008100181A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Hirano Tecseed Co Ltd | グラビア塗工装置 |
JP2010022938A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Hirano Tecseed Co Ltd | 塗工装置 |
JP2011050883A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Namics Corp | 薄膜の製造方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3728453B2 (ja) | 2005-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5143123B2 (ja) | 糊付け装置 | |
KR20040091927A (ko) | 세정 유닛, 이를 갖는 코팅 장치 및 방법 | |
JP2017065238A (ja) | グラビア印刷方法とグラビア印刷装置 | |
JP2002192042A (ja) | グラビア塗工装置 | |
JP2009160535A (ja) | ロールコーター用塗料パン | |
JP2003236428A (ja) | グラビア塗工装置 | |
JP4782654B2 (ja) | グラビア塗工装置 | |
KR100968770B1 (ko) | 현상액 도포장치 | |
JP3552782B2 (ja) | ドライラミネート装置 | |
JP2000084453A (ja) | 版胴に対する塗布液の供給装置 | |
JP2000117942A (ja) | 塗布液供給方法および装置 | |
JPH0757335B2 (ja) | グラビア塗工供給装置 | |
KR20040085022A (ko) | 개선된 병 접촉 피복 장치 및 이에 사용하기 위한 개선된스폰지 | |
JP2022174901A (ja) | グラビア塗布装置および塗布物の製造方法 | |
JP2000117944A (ja) | 塗布液供給装置 | |
JP2000117945A (ja) | 塗布液供給装置 | |
JP3314470B2 (ja) | 塗工用ダイ及びこれを用いる塗装方法 | |
JP4705712B2 (ja) | 塗工液の塗布装置 | |
JP2002159899A (ja) | 塗工装置 | |
JP2008284494A (ja) | 溝付板材の溝塗装方法及び装置 | |
JP2009274243A (ja) | 液圧転写装置 | |
JP4283961B2 (ja) | 塗布液供給方法および装置 | |
JPH10156248A (ja) | 塗布装置 | |
JP2000117943A (ja) | 塗布液供給装置 | |
JP2003190858A (ja) | 塗布装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3728453 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151014 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |