JP2002191460A - 椅子における背凭れ板取付構造 - Google Patents

椅子における背凭れ板取付構造

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JP2002191460A
JP2002191460A JP2000393398A JP2000393398A JP2002191460A JP 2002191460 A JP2002191460 A JP 2002191460A JP 2000393398 A JP2000393398 A JP 2000393398A JP 2000393398 A JP2000393398 A JP 2000393398A JP 2002191460 A JP2002191460 A JP 2002191460A
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JP
Japan
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backrest plate
chair
width
backrest
hole
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JP2000393398A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Takagi
裕一郎 高木
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子における背凭れ板取付構造において、部
品点数が少なく、かつ組立容易であり、しかも背凭れ板
と背杆とを強固に連結できるようにする。 【解決手段】 椅子における左右1対の背杆4に、背凭
れ板1を取り付ける背凭れ板取付構造において、背凭れ
板1の下部1aの左右方向の幅を、その両側端1cが両
背杆4に当接する幅とするとともに、背凭れ板1の上部
1bの左右方向の幅を、両背杆4より外側方に突出する
よう下部1aの幅より大とし、背凭れ板1の上部1bの
下面における下部1aの両側端の直上部に、背杆4の上
端部が嵌合する嵌合孔6を設け、かつ、背凭れ板1の下
部1aの両側端1cに、背杆4の中位部に設けた内向き
突片が嵌合する嵌合溝7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子における背凭
れ板の取付構造、特に会議用、食堂用等の椅子における
金属製の背杆と木製の背凭れ板との取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の椅子における背凭れ板の
取付構造は、図5に示すように、金属パイプ製の後脚(0
1)の上端部の内部に溶接された取付金具(02)に、ボルト
(03)の下部を螺合させる一方、木製の背凭れ板(04)の側
端から突出する突起部(04a)に、木製の円筒部材(05)の
内側面に穿設した凹溝(05a)を嵌合させて接着し、この
円筒部材(05)の下端に穿設した孔(05b)に、ボルト(03)
の上部を螺合することにより背凭れ板(04)が後脚(01)に
取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の背
凭れ板取付構造によれば、取付金具(02)、ボルト(03)、
円筒部材(05)等の多くの部品を必要とし、また、それら
の取り付けに手間がかかり、コスト高となる等の問題が
ある。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、部品点数
が少なく、かつ取り付けが容易であり、しかも堅牢な背
凭れ板の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 椅子における左右1対の背杆に、背凭れ板を取り
付ける背凭れ板取付構造において、前記背凭れ板の下部
の左右方向の幅を、その両側端が前記両背杆に当接する
幅とするとともに、前記背凭れ板の上部の左右方向の幅
を、前記両背杆より外側方に突出するよう前記下部の幅
より大とし、前記背凭れ板の上部の下面における下部の
両側端の直上部に、前記背杆の上端部が嵌合する嵌合孔
を設け、かつ、前記背凭れ板の下部の両側端に、前記背
杆の中位部に設けた内向き突片が嵌合する嵌合溝を設け
る。
【0006】(2) 上記(1)項において、内向き突片に
取付孔を穿設するとともに、背凭れ板の下部の側端部
に、前記取付孔に連通する孔を穿設し、該孔と前記取付
孔とを挿通するボルトにより、前記背杆と前記背凭れ板
とを締着する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を備
えた椅子(A)の側面図である。木製の背凭れ板(1)は、
金属パイプ製のフレーム(2)の後脚(3)の上端に取り付
けられた左右1対の金属製の背杆(4)に取り付けられて
いる。
【0008】図1〜図4に示すように、背凭れ板(1)
は、正面視において全体的に中央部が後方に突出するよ
うな湾曲形状をなしており、その下部(1a)は、左右の背
杆(4)(4)間の間隔とほぼ等しく、左右の背杆(4)(4)
の内面に当接する幅に形成され、上部(1b)は、下部(1a)
より幅広として、背杆(4)より左右方向外向きに突出す
る幅に形成されている。
【0009】背凭れ板(1)の上部(1b)の下面(1d)におけ
る下部(1a)の両側端(1c)と繋がる隅部(5)には、下方に
向かって開口する上下方向の嵌合孔(6)が穿設されてい
る。
【0010】また、背凭れ板(1)の下部(1a)の側端(1c)
には、その高さ方向全長に亘って延び、下端が開放され
ている比較的深い嵌合溝(7)が形成されている。
【0011】他方、背嵌(4)の上端には、背凭れ板(1)
の嵌合孔(6)に挿入される縮径先端部(4a)が形成されて
いる。また、背杆(4)の中位部の内側面には、内向き突
片(8)が溶接されている。この内向き突片(8)は、背凭
れ板(1)の嵌合溝(7)に内嵌される寸法のものとされて
いる。
【0012】内向き突片(8)には、取付孔(9)が穿設さ
れており、また、内向き突片(8)を嵌合溝(7)の正規の
位置まで嵌合したとき、取付孔(9)と整合する背凭れ板
(1)の両側部にも孔(10)が穿設されている。(11a)(11b)
は、取付孔(9)と孔(10)とに挿通して、背凭れ板(1)を
背杆(4)の内向き突片(8)に締着する特殊ナットと化粧
ボルトである。
【0013】組立にあたっては、背凭れ(1)の下部(1a)
の両側端(1c)を、両背杆(4)に沿って相対的に移動さ
せ、背凭れ板(1)の隅部(5)に穿設した嵌合孔(6)に、
背杆(4)の縮径先端部(4a)を挿入するとともに、嵌合溝
(7)に内向き突片(8)を係合させる。この状態が図3に
示されている。次いで、内向き突片(8)の取付孔(9)に
整合した背凭れ板(1)の孔(10)に特殊ナット(11a)と化
粧ボルト(11b)とを挿通して、図4に示すように螺合さ
せると取付が完了する。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、背凭れ板
における上部の嵌合孔と下部の嵌合溝との上下2個所を
背杆に固定するようにしたので、部品点数を削減して、
組立簡単な構成で、背凭れ板と背杆とを強固に連結する
ことができる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、内向き突片
と背凭れ板の下部との結合が簡単な手段により確実に行
うことができるとともに、堅牢な背凭れ板の取付構造を
呈することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備えた椅子の側面図であ
る。
【図2】同じく、背凭れ板付近の拡大正面図である。
【図3】同じく、ねじ締結前の図2におけるIII−III線
に沿う縦断拡大側面図である。
【図4】同じく、図2のIV−IV線に沿う横断拡大平面図
である。
【図5】従来の背凭れの連結構造を示す分解部分斜視図
である。
【符号の説明】
(A)椅子 (1)背凭れ板 (1a)下部 (1b)上部 (1c)側端 (1d)下面 (2)フレーム (3)後脚 (4)背杆 (4a)縮径先端部 (5)隅部 (6)嵌合孔 (7)嵌合溝 (8)内向き突片 (9)取付孔 (10)孔 (11a)特殊ナット (11b)化粧ボルト(ボルト)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子における左右1対の背杆に、背凭れ
    板を取り付ける背凭れ板取付構造において、前記背凭れ
    板の下部の左右方向の幅を、その両側端が前記両背杆に
    当接する幅とするとともに、前記背凭れ板の上部の左右
    方向の幅を、前記両背杆より外側方に突出するよう前記
    下部の幅より大とし、前記背凭れ板の上部の下面におけ
    る下部の両側端の直上部に、前記背杆の上端部が嵌合す
    る嵌合孔を設け、かつ、前記背凭れ板の下部の両側端
    に、前記背杆の中位部に設けた内向き突片が嵌合する嵌
    合溝を設けたことを特徴とする椅子における背凭れ板取
    付構造。
  2. 【請求項2】 内向き突片に取付孔を穿設するととも
    に、背凭れ板の下部の側端部に、前記取付孔に連通する
    孔を穿設し、該孔と前記取付孔とを挿通するボルトによ
    り、前記背杆と前記背凭れ板とを締着した請求項1記載
    の椅子における背凭れ板取付構造。
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