JP2002190628A - 圧電体の研磨装置及び圧電体の研磨方法 - Google Patents

圧電体の研磨装置及び圧電体の研磨方法

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JP2002190628A
JP2002190628A JP2000391212A JP2000391212A JP2002190628A JP 2002190628 A JP2002190628 A JP 2002190628A JP 2000391212 A JP2000391212 A JP 2000391212A JP 2000391212 A JP2000391212 A JP 2000391212A JP 2002190628 A JP2002190628 A JP 2002190628A
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polishing
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electrode
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Yukihiro Okamoto
幸博 岡本
Yoshimi Inami
良実 伊波
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電体を研磨しながらその共振周波数を測定
するに際し、正確な周波数測定を行うことができる圧電
体の研磨装置及び圧電体の研磨方法を提供する。 【解決手段】 研磨装置の上盤に電極31を埋設する。
研磨加工の開始と共に、電極3に高周波信号を掃引す
る。この高周波信号を掃引した際の電極31上の電圧波
形を波形検出回路35によって検出する。この電圧波形
上における圧電体共振波形の存在の有無を認識すること
により、ブランクBが共振しているか否か、即ち、掃引
周波数が共振周波数に達したか否かを判定してブランク
Bの共振周波数を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶振動子に代表
される圧電体の研磨装置及び圧電体の研磨方法に係る。
特に、本発明は、圧電体を研磨しながらその共振周波数
を測定するに際し、正確な周波数測定を行うための改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水晶振動子に代表される圧電
体においては、その厚さ寸法に依存して共振周波数が決
定されることが知られている。このため、この種の圧電
体の製造工程にあっては、水晶インゴットの結晶軸に対
して所定の切断角度で切り出された水晶の素板(以下、
ブランクと呼ぶ)に対して、その表面を研磨することで
所望の周波数特性が得られる所定厚さに加工している。
例えば、特開平9−155726号公報には、ブランク
の研磨装置が開示されている。この公報に開示されてい
る如く、この種の研磨装置は、上盤と下盤との間に被加
工物としてのブランクを介在させ、両盤の間に研磨液を
供給しながら各盤を相対移動させることによりブランク
の研磨を行うようになっている。
【0003】また、この研磨装置に周波数測定器を備え
させ、ブランクを研磨しながら、その共振周波数を測定
することも行われている。図11は、この周波数測定器
を備えた研磨装置におけるブランク保持部分の断面図で
ある。この図に示すように、上盤aに一対の電極b,c
を配置し、上盤aとブランクdとが相対移動しながら研
磨動作が行われている際、電極b,cがブランクdに対
向した時点で、そのブランクdの共振周波数が検出でき
るようになっている。具体的には、電極bからの印加電
圧周波数を掃引させながら上記研磨動作を行い、印加電
圧周波数とブランクdの共振周波数とが一致してブラン
クdが共振した際、この共振に伴うインピーダンスの低
下を検出することで、ブランクdの共振周波数を検出す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の共振周波数測定方法では、インピーダンスの低下を
検出するに際し、多くのノイズが存在しているため、こ
のノイズの影響によって正確な共振周波数の測定が行え
ない可能性があった。特に、高周波(例えば50MHz
以上)の共振周波数を検出する必要があるブランクの周
波数測定においては、この不具合は顕著であった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、圧電体を研磨しなが
らその共振周波数を測定するに際し、正確な周波数測定
を行うことができる圧電体の研磨装置及び圧電体の研磨
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】−発明の概要− 上記の目的を達成するために、本発明は、圧電体を研磨
しながらその共振周波数を測定するに際し、圧電体に高
周波信号電圧を印加し、その電圧波形を検出することに
より周波数測定を可能にしている。
【0007】−解決手段− 具体的に、第1の解決手段では、圧電体を研磨しなが
ら、この圧電体の共振周波数を測定する研磨装置を前提
とする。この研磨装置に対し、研磨加工中に圧電体に対
向する位置となる電極と、この電極に高周波信号電圧を
印加する電圧印加手段と、この電圧印加手段により高周
波信号電圧を電極に印加した際の電極上の電圧波形を検
出することにより、この電圧波形上における圧電体共振
波形の存在の有無を認識する波形検出手段とを備えさせ
ている。
【0008】この特定事項により、圧電体の研磨加工
は、電極に高周波信号電圧が印加された状態で行われ
る。この電極に印加した高周波信号電圧の周波数と圧電
体の共振周波数とが一致するまでは、検出される電圧波
形は印加電圧波形のみである。そして、圧電体の研磨に
伴ってその共振周波数が変化していき、電極に印加した
高周波信号電圧の周波数と圧電体の共振周波数とが一致
した際には、電圧波形は印加電圧波形に圧電体の共振波
形が加わった波形として検出される。つまり、この検出
された波形を認識することによって圧電体が共振してい
るか否か、即ち、共振周波数が印加電圧周波数に一致し
た否かが判定でき、確実な周波数測定を行うことができ
る。
【0009】第2の解決手段では、上記第1の解決手段
において、電極に印加する高周波信号電圧の周波数を掃
引させる掃引周波数信号を発振する掃引手段を備えさせ
ている。
【0010】この特定事項により、電極に印加する高周
波信号電圧の周波数を掃引させた場合、その掃引周波数
が圧電体の共振周波数に一致するまでは、検出される電
圧波形は印加電圧波形のみである。そして、周波数掃引
動作に伴って掃引周波数が圧電体の共振周波数に一致し
た際には、電圧波形は印加電圧波形に圧電体の共振波形
が加わった波形として検出される。つまり、この検出さ
れた波形を認識することによって圧電体が共振している
か否かを判定し、これによって、現在の圧電体の共振周
波数を正確に測定することができる。
【0011】第3の解決手段では、上記第1または第2
の解決手段において、圧電体の共振周波数が目標周波数
に達した際、研磨動作を停止する駆動制御手段を備えさ
せている。
【0012】この特定事項により、圧電体の共振周波数
が目標周波数に達した時点で研磨動作を終了させること
ができ、所望の周波数特性を有する圧電体を製造するた
めの製造作業の簡素化を図ることができる。
【0013】第4の解決手段では、上記第1、第2また
は第3の解決手段において、電圧印加手段と電極とを接
続する接続ラインの近傍に、この接続ラインに非接触
で、且つ波形検出手段に電極上の電圧波形信号を送信す
るための信号検出部を配置している。
【0014】信号検出部が接続ラインに非接触であるた
め、この信号検出部が受信する信号内には比較的レベル
の低い接続ライン上のノイズ信号は殆ど無く、最もレベ
ルの高い信号である電圧波形信号のみが確実に波形検出
手段に送信されることになって、波形の検出精度の向上
を図ることができる。
【0015】第5の解決手段では、上記第1〜4のうち
何れか一つの解決手段において、手動操作によってイン
ダクタを可変させ、このインダクタ可変に伴って高周波
信号電圧の周波数を任意に設定可能とされたPLL回路
を電圧印加手段に備えさせている。
【0016】この特定事項により、出力周波数を任意の
値に設定でき、しかもその設定可能な範囲の拡大を図る
ことが可能な電圧印加手段を提供することができる。
【0017】また、上記第1の解決手段に係る研磨装置
において実行される研磨方法も本発明の範疇である。つ
まり、この方法は、研磨加工中に圧電体に対向する位置
となる電極に高周波信号電圧を印加する電圧印加工程
と、この電圧印加工程において高周波信号電圧を電極に
印加した際の電極上の電圧波形を検出することにより、
この電圧波形上における圧電体共振波形の存在の有無を
認識する波形検出工程とを備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、圧電体として水晶振
動子の素板(電極が形成されていないもの、以下ブラン
クと呼ぶ)を例に挙げて説明する。
【0019】先ず、本形態に係る研磨装置の構成につい
て説明する。図1は、研磨装置の断面図であり、図2は
研磨装置の上盤を取り外した状態を示す平面図である。
これらの図に示すように、研磨装置は、中心に主軸11
が貫通された上下の各盤12,13と、この両盤12,
13の間に挟まれた複数のキャリア14,14,…とを
備えている。主軸11には太陽ギア15が嵌着し、キャ
リア14の外側にはインターナルギア16が設けられて
いる。キャリア14は、被加工物としてのブランク(圧
電体)Bを収容する複数の保持孔17,17,…を有し
ている。そして、太陽ギア15とインターナルギア16
とを回転駆動させることにより、キャリア14が遊星運
動を行うようになっている。すなわち、キャリア14を
主軸11の回りに自公転させる構成とされている。
【0020】また、液中(水等)21に砥粒22を混在
させた研磨液20を、上盤12に設けた貫通孔12aか
ら注入しながら、研磨装置を駆動してキャリア14を上
記遊星運動させる。これにより、ブランクBと上下の各
盤12、13間との相対的移動に伴い、両者間に取り込
まれた研磨液20中の砥粒22が作用してブランクBの
両主面を研磨するようになっている。
【0021】そして、本研磨装置には、上記キャリア1
4の保持孔17に保持されたブランクBの共振周波数を
測定するための共振周波数測定器が備えられている。以
下、この共振周波数測定器の複数の実施形態について説
明する。
【0022】(第1実施形態) −共振周波数測定器の構成説明− 図3は、本形態に係る共振周波数測定器を示すブロック
図である。図1及び図3に示すように、この共振周波数
測定器は、上記上盤12に埋設された電極31を備えて
いる。この電極31は、ブランクBとの間に1mm未満
の隙間が生じるか、またはブランクBと接触する位置に
配設されている。
【0023】また、本共振周波数測定器は、上記電極3
1に対して周波数掃引された電圧を印加するための掃引
周波数信号を発振する周波数掃引発振器32、この周波
数掃引発振器32からの発振信号を受ける電圧印加手段
としての高周波信号発生器33、アンプ34、波形検出
手段としての波形検出回路35、周波数カウンタ36、
比較器37及び駆動制御手段としての駆動制御回路38
を備えている。
【0024】上記周波数掃引発振器32は、電圧−容量
変換素子(例えばバリキャップとコイルとを組み合わせ
た同調回路の同調周波数で発振する発振回路)により構
成されており、電極31に印加する電圧周波数を「f−
Δf〜f+Δf」の間で掃引するようになっている。上
記周波数「f」はブランクBの目標共振周波数であり、
これに対して±Δfの掃引幅をもって電圧周波数を変化
させるようにしている。
【0025】高周波信号発生器33は、上記周波数掃引
発振器32からの掃引周波数信号を受け、それに基づい
て周波数掃引された所定高周波電力(例えば0.5W)
の高周波信号をアンプ34により増幅して電極3に印加
するようになっている。尚、上記電力値はこれに限定さ
れるものではない。
【0026】波形検出回路35は、上記周波数掃引発振
器32からの発振信号及び高周波信号発生器33からの
出力信号を受けるものである。これにより、電極31上
での電圧波形をセンシングできるようになっている。こ
のセンシングにおいて、電極31に印加される高周波信
号の掃引周波数とブランクBの共振周波数とが一致した
場合には、センシングされる電圧波形としては印加電圧
波形にブランクBの共振波形が加わった波形として得ら
れることになる。
【0027】この波形検出回路35で検出された電圧波
形は周波数カウンタ36で周波数カウントされて比較器
37にカウント信号が送信されるようになっている。
【0028】比較器37では、周波数カウンタ36から
受けたカウント信号により得られるブランクBの共振周
波数と、予め設定された所望の共振周波数(目標共振周
波数)とを比較し、その比較結果を出力端子から駆動制
御回路38に出力する。
【0029】駆動制御回路38は、上記比較器37から
比較結果信号を受け、ブランクBの共振周波数が目標共
振周波数に一致した場合には、本研磨装置の駆動モータ
などを駆動させるための駆動回路39への通電を停止し
て、研磨装置を停止させるようになっている。
【0030】−共振周波数測定器の動作説明− 次に、上述の如く構成された共振周波数測定器によるブ
ランクBの共振周波数測定動作について説明する。先
ず、水晶インゴットの結晶軸に対して所定の切断角度で
切り出されたブランクBが、上記キャリア14の保持孔
17に保持された状態で、駆動回路39が駆動して、ブ
ランクBの研磨作業が開始される。
【0031】この研磨作業の開始に伴って共振周波数測
定器が起動し、周波数掃引発振器32が掃引周波数信号
を発振する。この掃引周波数信号を受けた高周波信号発
生器33は、周波数掃引された高周波信号をアンプ34
を介して電極31に印加する(以上、電圧印加工程)。
例えば、図4に矢印で示すように、先ず、「f−Δf」
の高周波信号を印加し、「f+Δf」に向かって次第に
周波数を上昇させていく。この際、波形検出回路35に
よって電極3上での電圧波形のセンシングが行われてい
る。尚、各ブランクBを保持しているキャリア14と上
盤12とは相対移動しているため、周波数掃引された高
周波信号が与えられるブランクBは、キャリア14と上
盤12との相対位置によって決まる。
【0032】この周波数の上昇途中で、電極3への掃引
周波数とブランクBの共振周波数が一致した場合には、
センシングされる電圧波形としては印加電圧波形にブラ
ンクBの共振波形が加わった波形として得られる。具体
的には、今、本ブランクBの共振周波数が「f」である
と仮定した場合、図4中の点aでは、掃引周波数とブラ
ンクBの共振周波数が一致していないため、センシング
される電圧波形は図5(a)に示すように、印加電圧波
形のみである。これに対し、周波数を上昇させていき、
その掃引周波数が「f」となった図4中の点bでは、掃
引周波数とブランクBの共振周波数とが一致するため、
図5(b)に示すように、上記印加電圧波形にブランク
Bの共振波形が加わった波形として得られることになる
(以上、波形検出工程)。この波形を波形検出回路35
がセンシングすると、周波数カウンタ36は周波数カウ
ントを行い、比較器37は、その共振周波数と、予め設
定された所望の共振周波数とを比較し、その比較結果を
出力端子から駆動制御回路38に出力する。そして、ブ
ランクBの共振周波数が目標共振周波数に一致した場合
には、駆動制御回路38は、本研磨装置の駆動モータな
どの駆動回路39への通電を停止して、研磨装置を停止
させる。これにより、目標共振周波数が得られるように
厚さ調整されたブランクBが製造される。
【0033】−実施形態の効果− 以上のように、本形態では、周波数掃引された高周波信
号を電極31に印加しながら電極31上の電圧波形を検
出し、その波形にブランクBの共振波形が加わっている
か否かを判定することによりブランクBの共振周波数を
測定できるようにしている。このため、従来の如くイン
ピーダンスの低下を検出することによって共振周波数を
測定するものに比べて、ノイズの影響は殆ど無くなり、
ブランクBの共振周波数を正確に測定することが可能に
なる。
【0034】また、波形検出回路35の信号検出レベル
が低い場合には、アンプ34の増幅量を増大させるなど
して高周波信号出力を高く設定し、信号検出レベルを高
く得ることも可能である。
【0035】(変形例)次に、上記第1実施形態の変形
例について説明する。本例は、ブランクBの共振周波数
が目標共振周波数に一致した場合の動作の変形例であ
り、ここでは、上記第1実施形態との相違点についての
み説明する。
【0036】図6に示すように、本例に係る共振周波数
測定器は、上述した第1実施形態のものに加えてサンプ
リングホールド回路3Aを備えている。このサンプリン
グホールド回路3Aは、波形検出回路35で検出された
電圧波形の出力信号を受けて掃引を停止させる。そし
て、ブランクBの共振周波数が目標共振周波数に一致し
たか否かを周波数比較器37が判定する。これらが一致
した場合に、サンプリングホールド回路3Aが、高周波
信号発生器33からの高周波電力の出力を停止させるよ
うになっている。
【0037】これにより、本例では、ブランクBの共振
周波数が目標共振周波数に一致した際、駆動回路39へ
の通電を停止して研磨装置の研磨動作を停止させると共
に、高周波信号発生器33からの高周波電力の出力をも
停止させることになる。
【0038】(第2実施形態)次に、共振周波数測定器
の第2実施形態について説明する。図7は、本形態に係
る共振周波数測定器を示すブロック図である。この図に
示すように、本共振周波数測定器は、電極31、高周波
信号発生器33、アンプ34、波形検出回路35及び駆
動制御回路38を備えている。
【0039】高周波信号発生器33は、ブランクBの目
標共振周波数に一致する所定の高周波電力(例えば0.
5W)の高周波信号をアンプ34を介して電極31に印
加するようになっている。尚、上記電力値はこれに限定
されるものではない。
【0040】波形検出回路35は、高周波信号発生器3
3からの出力信号を受けるものである。これにより、電
極3上での電圧波形をセンシングできるようになってい
る。このセンシングにおいて、電極3に印加される高周
波信号の周波数とブランクBの共振周波数とが一致した
場合には、センシングされる電圧波形としては印加電圧
波形にブランクBの共振波形が加わった波形として得ら
れることになる。
【0041】その他の手段の構成は、上述した第1実施
形態のものと同様であるので、ここでの説明は省略す
る。
【0042】次に、上述の如く構成された共振周波数測
定器によるブランクBの共振周波数測定動作について説
明する。上述した第1実施形態の場合と同様に、ブラン
クBの研磨作業が開始されると、共振周波数測定器が起
動し、高周波信号発生器33は、目標共振周波数に一致
する所定の高周波電力信号を電極31に印加する。
【0043】そして、研磨作業が進行してブランクBの
共振周波数が変化していき、電極3への印加電圧周波数
に一致した場合には、センシングされる電圧波形として
は印加電圧波形にブランクBの共振波形が加わった波形
として得られる。この波形を波形検出回路35がセンシ
ングすると、駆動制御回路38は、本研磨装置の駆動モ
ータなどの駆動回路への通電を停止して、研磨装置を停
止させる。これにより、目標共振周波数が得られるよう
に厚さ調整されたブランクBが製造される。
【0044】尚、本形態に係る共振周波数測定器におい
ても、上記変形例と同様のサンプリングホールド回路3
Aを備えさせ、ブランクBの共振周波数が目標共振周波
数に一致した際、高周波信号発生器33からの高周波電
力の出力を停止させるようにしてもよい。
【0045】このように、本形態では、所定の高周波信
号を電極3に印加しながら電極3上の電圧波形を検出
し、その波形にブランクBの共振波形が加わっているか
否かを判定することにより、周波数掃引を行うことなし
にブランクBの共振周波数を測定できるようにしてい
る。このため、第1実施形態のものに比べて簡素な構成
でブランクBの共振周波数を正確に測定することが可能
になる。
【0046】(第3実施形態)次に、共振周波数測定器
の第3実施形態について説明する。本形態は、高周波信
号発生器33からの高周波信号を検出するための構成の
変形例である。
【0047】図8は、本形態に係る共振周波数測定器の
一部を示すブロック図である。このブロック図に示すよ
うに、アンプ34と電極31とを接続する接続ライン4
の近傍には、波形検出回路35によって電極31上の電
圧波形信号をセンシングするための信号検出部5が配置
されている。この信号検出部5は、上記接続ライン4に
非接触状態で、且つこの接続ライン4に沿って延びる導
線により構成されている。これにより、接続ライン4か
ら外部に放出される高周波信号を信号検出部5が検出し
て波形検出回路35に送信するようになっている。
【0048】この構成では、信号検出部5が接続ライン
4に非接触であるため、この信号検出部5にはノイズ信
号が取得され難く、最もレベルの高い信号である高周波
信号のみが確実に波形検出回路35に送信されることに
なって、波形検出回路35における波形の検出精度の向
上を図ることが可能になる。
【0049】上記信号検出部5の変形例としては図9
(a)〜(f)に示す5つのタイプがある。図9(a)
に示すものは、信号検出部を円筒状の導体51により構
成し、接続ライン4の外周囲を囲むようにこの導体51
を配置している。図9(b)に示すものは、信号検出部
をコイル状の導体52により構成し、接続ライン4の外
周囲を囲むようにこの導体52を配置している。図9
(c)に示すものは、信号検出部を環状の導体53によ
り構成し、接続ライン4の外周囲を囲むようにこの導体
53を配置している。
【0050】図9(d),(e)に示すものは、接続ラ
イン4から放出した高周波信号が他の機器の動作に悪影
響を与えてしまうことを回避するための構成である。図
9(d)に示すものは、上記図9(a)に示す導体51
の両側に同形状の円筒状の導体54,54を配設し、こ
れらをアースしている。図9(e)に示すものは、上記
図9(a)に示す導体51の外周囲を大径円筒状の導体
55によって覆い、この導体55をアースしている。こ
れにより、接続ライン4からの高周波信号の漏れが抑制
され、信号の漏れによる他の機器への悪影響が回避され
る。また、図9(f)に示すものは、電極に隣接した位
置に導体5を配置し、より共振周波数の信号検出が容易
に行えるように構成されている。
【0051】(第4実施形態)次に、共振周波数測定器
の第4実施形態について説明する。本形態は、高周波信
号発生器33の回路構成に係るものである。
【0052】図10は、高周波信号発生器33の回路構
成を示すブロック図である。この図に示すように、本形
態に係る高周波信号発生器33は、PLL(Phase Lock
ed Loop)64を備えて出力周波数(高周波信号の周波
数)を可変とするよう構成されている。そして、この高
周波信号発生器33の特徴は、出力周波数を任意の値に
設定でき、しかもその設定可能な範囲の拡大が図られて
いることにある。以下、この高周波信号発生器33につ
いて説明する。
【0053】一般に、PLLの周波数可変範囲は、VC
O(Voltage Controlled Oscillater)のバリキャップ
とインダクタとの共振周波数の範囲で決定される。周波
数可変範囲の拡大を図るための一つの手段として、イン
ダクタを可変にすることが挙げられる。本形態に係る高
周波信号発生器33は、このインダクタの自動切り替え
を可能にしながら周波数可変範囲の拡大が図れるように
したものである。以下、具体構成について説明する。
【0054】図10に示すように、本高周波信号発生器
33は、周波数調整用の操作ボリューム61、この操作
ボリューム61に連動する連動ボリューム62、OSC
63、PLL64、電圧比較回路65、電圧発生回路6
6及び定数切替回路67を備えている。
【0055】上記操作ボリューム61を手動操作してO
SC63の電圧を変化させることにより、このOSC6
3の発振周波数は変化する。また、このOSC63の発
振周波数の変化に伴って、PLL64のリレースイッチ
RL1〜RL5の開閉が切り替わるようになっている。
このリレースイッチRL1〜RL5の開閉の切り替え動
作は、上記操作ボリューム61の手動操作に連動する連
動ボリューム62の変化により、電圧比較回路65が電
圧変化に基づいてボリューム操作量を判定し、この操作
量に応じて電圧発生器66内の図示しないリレーコイル
への通電が切り替えられることにより行われる。本形態
では以下に示すように、OSC63の発振周波数に応じ
たリレースイッチRL1〜RL5の切り替え動作が行わ
れる。例えば、 ・発振周波数が1kHz〜100kHz …リレース
イッチRL1が作動 ・発振周波数が100kHz〜200kHz…リレース
イッチRL2が作動 ・発振周波数が200kHz〜300kHz…リレース
イッチRL3が作動 ・発振周波数が300kHz〜400kHz…リレース
イッチRL4が作動 ・発振周波数が400kHz〜500kHz…リレース
イッチRL5が作動 このようにして、リレースイッチRL1〜RL5の切り
替え動作が行われることにより、PLL64内のコイル
L1〜L5のうち通電されるコイルL1〜L5が切り替
わってインダクタンスが変化し、これにより、VCO6
4aの発振周波数が変更され、これに伴って定数切替回
路67により設定される定数も切り替えられるようにな
っている。
【0056】また、PLL64における各コイルL1〜
L5への通電により変更される発振周波数の範囲は以下
のとおりである。
【0057】・コイルL1通電時におけるPLL発振周
波数範囲…1MHz〜11MHz ・コイルL2通電時におけるPLL発振周波数範囲…9
MHz〜21MHz ・コイルL3通電時におけるPLL発振周波数範囲…1
9MHz〜31MHz ・コイルL4通電時におけるPLL発振周波数範囲…2
9MHz〜41MHz ・コイルL5通電時におけるPLL発振周波数範囲…3
9MHz〜50MHz 以上の発振周波数範囲が得られるように、各コイルL1
〜L5及びバリキャップを選定している。このため、リ
レースイッチRL1〜RL5の切り替え点におけるPL
L64の発振周波数は以下のとおりとなる。
【0058】・コイルL1からL2への切り替え時のP
LL発振周波数…10MHz ・コイルL2からL3への切り替え時のPLL発振周波
数…20MHz ・コイルL3からL4への切り替え時のPLL発振周波
数…30MHz ・コイルL4からL5への切り替え時のPLL発振周波
数…40MHz これにより、上記操作ボリューム61を所定量だけ手動
操作することにより、任意の発振周波数を設定でき、し
かもその設定可能な範囲の拡大を図ることができる。
【0059】尚、本形態では、操作ボリューム61の操
作によって電圧を変化させ、これによってPLLの発振
周波数を変化させるようにしたが、コンデンサのキャパ
シタンスやコイルのインダクタンス等を変化させること
によってPLLの発振周波数を変化させる構成を採用す
ることも可能である。また、上記OSC63の発振周波
数とリレースイッチRL1〜RL5の切り替え動作との
関係、通電されるコイルL1〜L5と発振周波数の範囲
との関係、リレースイッチRL1〜RL5の切り替え点
とPLL64の発振周波数との関係は、上述したものに
限らない。
【0060】−その他の実施形態− 上述した各実施形態では、圧電体として水晶振動子の素
板(ブランク)を例に挙げて説明した。本発明はこれに
限らず、水晶以外の圧電体に対して適用することも可能
である。
【0061】また、上記各実施形態では、周波数掃引動
作では周波数を次第に上昇させるようにしたが、逆に周
波数が次第に下降するように掃引させてもよい。
【0062】更に、上記各実施形態では、電極31を上
盤12に埋設していたが、この上盤の全体を電極として
機能させるよう構成することも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明では、圧電体を研
磨しながらその共振周波数を測定するに際し、圧電体に
高周波信号電圧を印加し、その電圧波形を検出すること
により周波数測定を可能にしている。このため、従来の
如くインピーダンスの低下を検出することによって共振
周波数を測定するものに比べて、ノイズの影響は殆ど無
くなり、圧電体の共振周波数を正確に測定することが可
能になる。また、電極に印加する高周波信号電圧出力を
高く設定することで波形検出レベルを高く得ることが可
能になるため、圧電体の共振周波数の測定精度を容易に
高めることも可能である。
【0064】また、電極に印加する高周波信号電圧の周
波数を掃引させながら圧電体の共振周波数を測定するよ
うにした場合には、研磨加工に伴って変化していく圧電
体の共振周波数を常時測定することができ、装置の利用
範囲の拡大を図ることができる。
【0065】更に、圧電体の共振周波数が目標周波数に
達した際に、研磨動作を停止するようにした場合には、
所望の周波数特性を有する圧電体を製造するための製造
作業の簡素化を図ることができる。
【0066】また、電圧印加手段と電極とを接続する接
続ラインの近傍に、この接続ラインに非接触で、且つ波
形検出手段に電極上の電圧波形信号を送信するための信
号検出部を配置した場合には、最もレベルの高い信号で
ある電圧波形信号のみが確実に波形検出手段に送信され
ることになって、波形の検出精度の向上を図ることがで
き、これにより、共振周波数の測定精度を更に高めるこ
とができる。
【0067】加えて、インダクタ変化に伴って高周波信
号電圧の周波数を任意に設定可能とされたPLL回路を
電圧印加手段に備えさせた場合には、出力周波数を任意
の値に設定でき、しかもその設定可能な範囲の拡大を図
ることが可能となって装置の汎用性の拡大を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る研磨装置の断面図である。
【図2】研磨装置の上盤を取り外した状態を示す平面図
である。
【図3】第1実施形態に係る共振周波数測定器を示すブ
ロック図である。
【図4】共振周波数測定時における掃引周波数の変化動
作を説明するための図である。
【図5】(a)は掃引周波数とブランクの共振周波数と
が一致していな状態でのセンシング波形を示す図であ
り、(b)は掃引周波数とブランクの共振周波数とが一
致した際のセンシング波形を示す図である。
【図6】第1実施形態の変形例における図3相当図であ
る。
【図7】第2実施形態における図3相当図である。
【図8】第3実施形態における共振周波数測定器の一部
を示すブロック図である。
【図9】第3実施形態における信号検出部の変形例を示
す図である。
【図10】第4実施形態における高周波信号発生器の回
路構成を示すブロック図である。
【図11】従来の周波数測定器を備えた研磨装置におけ
るブランク保持部分の断面図である。
【符号の説明】
31 電極 32 周波数掃引発振器(掃引手段) 33 高周波信号発生器(電圧印加手段) 35 波形検出回路(波形検出手段) 38 駆動制御回路(駆動制御手段) 4 接続ライン 5 信号検出部 B 水晶素板、ブランク(圧電体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C049 AA07 AC02 BA01 BA09 BB02 BC02 CA01 CA02 3C058 AC02 BA01 BA09 BB02 BC02 BC03 CA01 CB01 CB04 5J108 NB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体を研磨しながら、この圧電体の共
    振周波数を測定する研磨装置において、 研磨加工中に圧電体に対向する位置となる電極と、 上記電極に高周波信号電圧を印加する電圧印加手段と、 この電圧印加手段により高周波信号電圧を電極に印加し
    た際の電極上の電圧波形を検出することにより、この電
    圧波形上における圧電体共振波形の存在の有無を認識す
    る波形検出手段とを備えていることを特徴とする圧電体
    の研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧電体の研磨装置におい
    て、 電極に印加する高周波信号電圧の周波数を掃引させる掃
    引周波数信号を発振する掃引手段を備えていることを特
    徴とする圧電体の研磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の圧電体の研磨装
    置において、 圧電体の共振周波数が目標周波数に達した際、研磨動作
    を停止する駆動制御手段を備えていることを特徴とする
    圧電体の研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の圧電体の研
    磨装置において、 電圧印加手段と電極とを接続する接続ラインの近傍に
    は、この接続ラインに非接触で、且つ波形検出手段に電
    極上の電圧波形信号を送信するための信号検出部が配置
    されていることを特徴とする圧電体の研磨装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうち何れか一つに記載の
    圧電体の研磨装置において、 電圧印加手段は、手動操作によってインダクタを可変さ
    せ、このインダクタ可変に伴って高周波信号電圧の周波
    数を任意に設定可能とされたPLL回路を備えているこ
    とを特徴とする圧電体の研磨装置。
  6. 【請求項6】 圧電体を研磨しながら、この圧電体の共
    振周波数を測定する研磨方法において、 研磨加工中に圧電体に対向する位置となる電極に高周波
    信号電圧を印加する電圧印加工程と、 この電圧印加工程において高周波信号電圧を電極に印加
    した際の電極上の電圧波形を検出することにより、この
    電圧波形上における圧電体共振波形の存在の有無を認識
    する波形検出工程とを備えていることを特徴とする圧電
    体の研磨方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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