JP2002190534A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2002190534A JP2000386932A JP2000386932A JP2002190534A JP 2002190534 A JP2002190534 A JP 2002190534A JP 2000386932 A JP2000386932 A JP 2000386932A JP 2000386932 A JP2000386932 A JP 2000386932A JP 2002190534 A JP2002190534 A JP 2002190534A
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Koji Kanamori
宏治 金森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOS型構造のメモリセルを含む半導体記憶
装置において、ゲート電極及びソース・ドレイン領域の
低抵抗化と、ソース・ドレインのコンタクト抵抗の低抵
抗化を実現した半導体記憶装置およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体基板上に形成されたゲート電極G
と、ゲート電極Gの両側に形成されたソース領域Sとド
レイン領域Dとを備えるMOS型構造のメモリセルMCを含む
半導体記憶装置において、ソース領域Sはソースコンタ
クト領域にのみ金属シリサイド層121を備える。ソース
領域Sの表面に凹凸部が存在している場合でも、当該凹
凸部に金属シリサイド層121が形成されていないため、
金属シリサイド層121が凹凸部において断状態に形成さ
れることがなく、また金属シリサイド層121を形成する
ための金属がソース領域Sのシリコン原子を吸収するこ
とがなく、ソース領域Sの電気抵抗が増大することが防
止される。また、ソースコンタクト電極SCを形成する領
域には金属シリサイド層121が形成されているので、ソ
ースコンタクト抵抗を低減することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にメモリセルを構成するゲート電極及びソース・
ドレイン領域にサリサイド層(自己整合的に形成する金
属シリサイド層)を有する半導体記憶装置とその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリ等のMOS型メモリセ
ルで構成される不揮発性半導体記憶装置では、高集積化
が進められると、メモリセルを構成しているゲート電極
及びソース・ドレイン領域が微細化され、ゲート抵抗や
ソース・ドレイン抵抗が増大し、動作速度の高速化を図
る上で好ましくない。そのため、ゲート電極やソース・
ドレイン領域に金属シリサイド層を形成し、ゲート抵抗
やソース・ドレイン抵抗の低抵抗化を図ることが行われ
ている。図12及び図13はいわゆるNOR型のメモリ
セルを説明する図であり、図12は平面レイアウト図、
図13(a)〜(c)は図12のAA線、BB線、CC
線に沿う各断面図である。シリコン基板201の行方向
(図示左右方向)に伸びる複数本のゲート電極Gが列方
向(図示上下方向)に所要の間隔で配列される。ゲート
電極Gは、行方向に連続したワード線としてのコントロ
ールゲートCGと、当該コントロールゲートCGの下層
に設けられて個々のメモリセルに対応した島状のフロー
ティングゲートFGとで構成されている。また、ゲート
電極Gの列方向の間にはソース領域Sとドレイン領域D
を構成する不純物拡散層202,203が交互に配置さ
れている。ソース領域Sは前記ゲート電極Gと平行に行
方向に連続した状態で形成され、ドレイン領域Dは行方
向に所要の間隔で配置された素子分離絶縁膜204によ
って行方向に分離されている。そして、ゲート電極G
と、これを挟む対をなすソース領域S及びドレイン領域
Dとで1つのメモリセルMCを構成する。
【0003】このようなメモリセルMCにおいて、前述
したように動作速度の高速化を図るために、ゲート電極
G、すなわちコントロールゲートCGの表面、及び前記
ソース領域S及びドレイン領域Dの表面にコバルトある
いはチタン等の高融点金属を用いた金属シリサイド層2
21を形成し、これらの低抵抗化を図ることが行われて
いる。また、ソース領域Sとドレイン領域Dには、層間
絶縁膜231に開口したコンタクトホール232に形成
するソースコンタクト電極SCとドレインコンタクト電
極DCをそれぞれ構成する金属233を前記金属シリサ
イド層221を介して接続する構成としている。なお、
図12に示すように、ドレインコンタクト電極DCは各
メモリセルMCのドレイン領域Dに配置しているが、ソ
ースコンタクト電極SCは、隣接するゲート電極Gの長
さ方向の一部を互いに列方向に相反する方向に曲げ形成
されて成形された幅拡大の領域に配置されている。な
お、ドレインコンタクト電極DCとソースコンタクト電
極SCは層間絶縁膜231上に形成されたビット線B
L、電源線VSSとしての配線234,235に接続さ
れている。
【0004】ところで、前述したメモリセルMCでは、
NOR回路を構成するために、行方向に配列されるメモ
リセルMCの各ソース領域Sを行方向に連続した構成と
している。このようなソース領域Sを形成するために、
行方向に隣接するメモリセルMCの各ドレイン領域を絶
縁分離するために設けている素子分離絶縁膜204を、
ソース領域Sではエッチング除去した上でシリコン基板
201に対して不純物を注入してソース領域Sの高濃度
不純物拡散層202を形成している。そのため、ソース
領域Sにおけるシリコン基板201の表面は、図13
(b)に示したように、ドレイン領域Dに設けられてい
る素子分離絶縁膜204に対応する位置に、素子分離絶
縁膜204をエッチング除去したときの凹部205が行
方向に所要の間隔で形成されることになり、結果として
ソース領域Sの表面は凹部205によって凹凸の著しい
面状態として形成されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにソース領域
Sの表面に急峻な凹部205が存在していると、ゲート
電極G、ソース領域S及びドレイン領域Dの低抵抗化を
図るために前述したように金属シリサイド層221を形
成したときに、ソース電極Sにおいては逆に抵抗が増加
してしまうことがある。すなわち、図14にソース領域
Sの表面に生じた凹部205の一部を拡大図示するが、
前述したようにシリコン基板201の表面を選択酸化す
るLOCOS法によって形成した素子分離絶縁膜204
をエッチング除去した場合には、ソース領域の表面には
深さが0.2μm程度のバーズビーク形状の凹部205
が生成されることになり、特にその凹部205の端部で
は急峻な傾斜面が生成される。そのため、ソース領域S
の表面に前記した金属シリサイド層221を形成すべ
く、高融点金属220をスパッタ形成したときに、凹部
205の端部において高融点金属220のカバレッジ性
が悪くなり、高融点金属220がソース領域Sのシリコ
ンとシリサイド反応するのに十分な膜厚に形成されず、
あるいは全く形成されない箇所が生じる。したがって、
その後にシリサイド反応を行ない、かつシリサイド化さ
れない高融点金属220をエッチング除去したときに、
ソース領域Sの凹部205の表面に金属シリサイド層2
21の薄い部分や金属シリサイド層221が形成されな
い部分が生じてしまう。また、高融点金属220のシリ
サイド反応時に、ソース領域Sのシリコン原子Siを高
融点金属220が吸収してしまうため、金属シリサイド
層221が薄い部分や形成されな部分のシリコン原子が
低減し、シリコンの導電性が低下してしまう。その結
果、形成されたソース領域Sの電気抵抗が増加してしま
うことになる。なお、高融点金属220を厚く形成すれ
ばこのような問題は解消されるが、この場合には高融点
金属220とシリコン基板201とのシリサイド反応が
過剰になり、部分的に拡散層の深さ以上にシリサイド層
が形成されてしまい、PN接合が形成できなくなるおそ
れがある。
【0006】本発明の目的は、MOS型メモリセルのゲ
ート抵抗及びソース・ドレイン抵抗の低抵抗化、および
ソース・ドレインの各コンタクト抵抗の低抵抗化を実現
した半導体記憶装置およびその製造方法を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の凹凸部
が表面に形成された半導体基板と、前記複数の凹凸部に
わたって前記半導体基板の表面に連続的に形成された共
通ソース領域と、前記共通ソース領域の表面の一部を露
出した開口部を備え前記共通ソース領域上に直接形成さ
れた層間絶縁膜と、前記開口部にて露出した前記共通ソ
ース領域の表面の前記一部を覆う金属シリサイド層とを
備えることを特徴とする。具体的には、半導体基板上に
形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の両側に形成
されたソース・ドレイン領域とを備えるMOS型構造の
メモリセルを含む半導体記憶装置において、前記ソース
領域はソースコンタクト領域にのみ金属シリサイド層を
備えることを特徴とする。ここで、本発明の半導体記憶
装置は、前記ソース領域の表面には凹凸部が存在し、少
なくとも前記凹凸部には前記金属シリサイド層が存在し
ない構成とする。例えば、前記ドレイン領域は、隣接す
るメモリセルのドレイン領域との間に素子分離絶縁膜が
存在し、前記ソース領域は隣接するメモリセルのソース
領域との間に素子分離絶縁膜が存在していない半導体記
憶装置に適用する。
【0008】本発明の半導体記憶装置は、ソース領域の
表面に凹凸部が存在している場合でも、当該凹凸部に金
属シリサイド層が形成されていないため、金属シリサイ
ド層が凹凸部において断状態に形成されることがなく、
また金属シリサイド層を形成するための金属がソース領
域のシリコン原子を吸収することがなく、ソース領域の
電気抵抗が増大することが防止される。また、その一方
で、ソースコンタクト電極を形成する領域には金属シリ
サイド層が形成されているので、ソースコンタクト抵抗
を低減することが可能になる。
【0009】本発明の半導体記憶装置の態様としては、
前記ゲート電極は前記ドレイン領域側及びソース領域側
の各側面にサイドウォールを有し、かつ前記ソース領域
側は隣接するメモリセルのゲート電極のサイドウォール
との間に絶縁膜が埋め込まれている構成とする。また、
本発明は、前記ゲート電極は下層のフローティングゲー
トと、上層のコントロールゲートを有し、前記メモリセ
ルは不揮発性メモリセルで構成される半導体記憶装置に
適用されることが好ましい。さらに、LDD構造のMO
Sトランジスタで構成される周辺回路を備える半導体記
憶装置では、前記周辺回路のMOSトランジスタのゲー
ト電極のサイドウォールの膜厚が、前記メモリセルの前
記ゲート電極のドレイン側のサイドウォールの膜厚と異
なる構成とする。
【0010】また、本発明の製造方法は、半導体基板の
表面にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の
両側にソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記ゲ
ート電極の側面にサイドウォールを形成する工程と、全
面に金属膜を形成し、かつ前記金属をシリサイド化して
金属シリサイド層を形成する工程を含む半導体記憶装置
の製造方法において、前記サイドウォールを形成する工
程では、前記ドレイン領域の表面を露呈するサイドウォ
ールを形成し、前記ソース領域ではソースコンタクト領
域以外の領域を覆うサイドウォールおよび絶縁膜を形成
することを特徴とする。本発明の製造方法では、前記ソ
ース・ドレイン領域を形成する工程の前に、前記ソース
領域においては、隣接するメモリセルのソース・ドレイ
ン領域を互いに絶縁分離するための素子分離絶縁膜を除
去する工程を含む製造方法に適用することが好ましい。
【0011】本発明の製造方法の態様としては、前記ゲ
ート電極を形成する工程では、隣接するメモリセルのゲ
ート電極の間隔をドレイン領域側では大きく、ソース領
域側では小さくすることを特徴とし、前記サイドウォー
ルを形成する工程では、絶縁膜を成長する工程と、当該
成長した絶縁膜をエッチバックする工程の組み合わせを
2回行うことを特徴とする。この場合、前記サイドウォ
ールを形成する工程のうち、2回目のサイドウォールを
形成する工程では、前記絶縁膜を成長したときに、1回
目のサイドウォールを形成する工程で形成されたサイド
ウォールの間のソース領域を前記2回目の絶縁膜によっ
て埋め込む工程とする。
【0012】また、LDD構造のMOSトランジスタで
構成される周辺回路を形成する工程を備え、前記メモリ
セルのゲート電極の1回目のサイドウォールはメモリセ
ルのゲート電極についてのみ形成し、前記2回目のサイ
ドウォールは、前記周辺回路のMOSトランジスタのゲ
ート電極のサイドウォールと同時に形成する工程とす
る。この場合、前記2回目のサイドウォールの膜厚は、
前記周辺回路の前記MOSトランジスタの電気特性に合
わせて最適化された膜厚であり、前記1回目のサイドウ
ォールの膜厚は、前記2回目のサイドウォールを形成す
る工程の絶縁膜を成長したときに前記ソース領域を埋め
込むのに十分な膜厚に形成することが好ましい。
【0013】本発明の製造方法によれば、単にサイドウ
ォールを形成する工程を2回行うだけで、ソース領域を
絶縁膜で埋め込み、サリサイド形成工程によってソース
領域に金属シリサイド層を有しない半導体記憶装置を容
易に形成することが可能となる。また、メモリセルと周
辺回路とを同時に形成する場合においても、メモリセル
に対してのみ1回目のサイドウォールを形成しておけ
ば、その後において周辺回路と同時に2回目のサイドウ
ォールを形成することにより、ソース領域の表面をのみ
絶縁膜によって覆うことが可能になる。したがって、従
来のこの種の半導体記憶装置の製造工程に、メモリセル
に対して1回目のサイドウォールを形成する工程を増加
するだけでよく、従来の製造工程をそのまま変更するこ
となく、容易に本発明の半導体記憶装置を製造すること
が可能なる。
【0014】なお、特開2000−243935号公報
には、ソース領域にはシリサイド層が設けられておら
ず、ドレイン領域にシリサイド層が形成された不揮発性
半導体記憶装置が記載されているが、この構造はドレイ
ン領域にショットキ接合を形成するためにドレイン領域
の不純物濃度を低濃度にし、その上に接して金属シリサ
イド層を形成したものである。この不揮発性半導体記憶
装置は、ショットキ障壁を透過したキャリアが金属シリ
サイド層に印加した電界で加速されてフローティングゲ
ートに注入されて蓄積される構成であり、金属シリサイ
ド層を積極的にドレイン電極の低抵抗化を図るものでは
ない。また、ソースコンタクト領域に金属シリサイド層
を形成する構成は存在しておらず、ソースコンタクト抵
抗を低減することは難しい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の不揮発性半導体記憶
装置のメモリセルの平面レイアウト図、図2(a)〜
(c)はそれぞれ図1のAA線、BB線、CC線に沿う
断面図である。なお、本不揮発性半導体記憶装置は後述
するように周辺回路を有しているが、ここではその図示
は省略している。図1において、メモリ回路のワード線
として構成される複数本のゲート電極Gが、列方向(図
示上下方向)に所要の間隔でシリコン基板101の行方
向(図示左右方向)に延長されているる。また、ゲート
電極Gの列方向の間にはソース領域Sとドレイン領域D
を構成する高濃度の不純物拡散層102,103が交互
に配置されている。なお、ゲート電極Gの列方向の幅寸
法、すなわちゲート電極長はほぼ0.25〜0.3μm
であり、ソース領域S(102)の列方向の寸法はほぼ
0.2μm、ドレイン領域D(103)の列方向の寸法
はソース領域Sのほぼ2倍の0.4μmとされている。
ソース領域Sはゲート電極Gと平行に行方向に連続した
状態で形成されているが、ドレイン領域Dは行方向に所
要の間隔で配置された所要幅の素子分離絶縁膜104に
よって行方向に分離されており、各ドレイン領域Dにそ
れぞれドレインコンタクト電極DCが配置されている。
そして、図1に二点鎖線で囲んでいるように、ゲート電
極Gと、これを列方向に挟む両側のドレイン領域Dとソ
ース領域Sとで1つのメモリセルMCを構成する。ま
た、行方向の一部にはソースコンタクト領域として利用
されるダミーメモリセルDMCが設けられ、このダミー
メモリセルDMCでは隣接しているゲート電極Dの長さ
方向の一部が互いに列方向に離れる方向に曲げ形成さ
れ、これによりソース領域Sにおける両ゲート電極間の
列方向の幅寸法が拡大されてソースコンタクト電極SC
が配置されている。
【0016】図2に示すように、ゲート電極Gは、シリ
コン基板101の表面に形成された熱酸化膜からなるト
ンネル絶縁膜111と、その上に島状に形成された第1
ポリシリコン112からなるフローティングゲートFG
と、フローティングゲートFGの表面に形成された酸化
膜/窒化膜/酸化膜の積層膜、いわゆるONO膜からな
るゲート間絶縁膜113と、ゲート間絶縁膜113上に
形成されて行方向に伸びる第2ポリシリコン114から
なるコントロールゲートCGで構成されている。また、
ゲート電極Gの列方向の両側面ないし近接するシリコン
基板の表面上には薄い熱酸化膜115が形成され、その
上にドレイン領域D側ではCVD酸化膜からなる絶縁膜
のサイドウォール119が形成されており、ソース領域
S側ではCVD酸化膜118が形成され、このCVD酸
化膜117によってソース領域Sは全面が覆われてい
る。さらにコントロールゲートCGの上面の全面と、ド
レイン領域Dのサイドウォール119で挟まれた領域
と、ソース領域Sのソースコンタクト電極SCが配置さ
れた領域にはそれぞれコバルトシリサイド層121が形
成されている。
【0017】すなわち、ドレイン領域Dは、シリコン基
板101の表面をLOCOS法によって形成した厚い酸
化膜からなる素子分離絶縁膜104によって区画されて
おり、当該ドレイン領域Sの表面のうち、ゲート電極G
のドレイン側の側面に形成されたサイドウォール119
間において露呈された領域にはコントロールゲートCG
の上面と同様にコバルトシリサイド層121が形成され
ている。これに対し、ソース領域Sでは、素子分離絶縁
膜104はエッチング除去されており、そのためにソー
ス領域Sの表面は当該素子分離絶縁膜104を除去した
痕跡としての凹部105が存在している。また、当該ソ
ース領域Sのほぼ全域の表面は、ゲート電極Gのソース
領域側の側面に形成されたサイドウォール119を形成
する際に用いられている絶縁膜と同じCVD絶縁膜11
8によって覆われており、当該ソース領域Sの表面には
ドレイン領域Dのようなコバルトシリサイド層121は
形成されていない。ただ、ソース領域Sの表面のうち、
ソースコンタクト電極SCが形成される部分には、選択
的にコバルトシリサイド層121が形成されている。な
お、図3にコバルトシリサイド層121が形成された領
域を図1に対応する図に示している。
【0018】その上で、全面に層間絶縁膜131が形成
され、図1に示したように、メモリセルMCのドレイン
領域Dと、ゲート電極Gが曲げ形成されたダミーメモリ
セルDMCの幅が拡大されたソース領域Sのそれぞれ
に、コバルトシリサイド層121に達するコンタクトホ
ール132が開口され、かつ当該コンタクトホール13
2内に導電材料133が埋設されてドレインコンタクト
電極DCとソースコンタクト電極SCが形成されてい
る。ドレインコンタクト電極DCは、図1には示されて
いないがビット線BLとしての配線134に接続され、
ソースコンタクト電極SCは電源VSSとしての配線1
35に接続される。
【0019】以上のように、本発明の不揮発性半導体記
憶装置では、ポリシリコンで形成されているメモリセル
MCのコントロールゲートCGの表面と、シリコン基板
101に形成された高濃度不純物拡散層103で構成さ
れるドレイン領域Dの表面にそれぞれコバルトシリサイ
ド層121が形成されているので、ゲート抵抗及びドレ
イン抵抗を低減することが可能である。また、ドレイン
コンタクト抵抗を低減することが可能である。その一方
で、ソース領域Sの表面、特に素子分離絶縁膜104を
エッチング除去した痕跡となる凹部105の表面にはコ
バルトシリサイド層121は形成されていないので、従
来のようにソース領域Sに金属シリサイド層を形成した
ときのような、ソース領域Sの表面での急峻な段差部で
金属シリサイド層が断状態とされ、あるいはソース領域
Sを形成する高濃度不純物拡散層102中のシリコン原
子が金属シリサイド層を形成するための金属に吸収され
ることによるソース抵抗の増加を防止することができ
る。また、ソースコンタクト電極SCはダミーメモリセ
ルDMCのソース領域Sに設けられているコバルトシリ
サイド層121を介してソース領域Sに電気接続されて
いるので、ソースコンタクト抵抗を低減することが可能
となる。
【0020】次に、前記不揮発性半導体記憶装置の製造
方法を図4〜図11を参照して説明する。なお、各図の
(a)〜(c)はそれぞれ図2の(a)〜(c)に対応
する断面図である。また、(d)は図1,2では説明を
省略した周辺回路に設けられるLDD型MOSトランジ
スタの断面図を示す。先ず、図4に示すように、一導電
型シリコン基板、例えばP型シリコン基板101の表面
をLOCOS法により選択酸化して、行方向に所定の間
隔をおいて列方向に伸びる所要の幅を有する複数の素子
分離絶縁膜104を形成する。次いで、図5に示すよう
に、シリコン基板101の表面を熱酸化して厚さ8〜1
1nm程度のトンネル絶縁膜111を形成し、さらにそ
の上に厚さ150nm程度に第1ポリシリコン112を
成長する。そして、図外のフォトレジストを利用したフ
ォトリソグラフィ技術により第1ポリシリコン112を
選択的にエッチングし、素子分離絶縁膜104で挟まれ
る活性領域上にのみ残るように、行方向に所要の間隔を
おいて列方向に伸びる複数のライン状のパターンに形成
する。なお、周辺回路においては、図示は省略するが前
記素子分離絶縁膜を形成し、ゲート絶縁膜141を形成
し、メモリセルでの工程の間中フォトレジストPR1で
覆っておく。
【0021】次いで、図6に示すように、パターン形成
した第1ポリシリコンの表面を覆うように、図には現れ
ないが、それぞれ膜厚が6nm,6nm,8nm程度の
酸化膜、窒化膜、酸化膜を積層した膜厚20nmのON
O膜からなるゲート間絶縁膜113を形成する。さらに
その上に厚さ150nm程度に第2ポリシリコン114
を成長する。このとき、同図(d)のように、周辺回路
ではシリコン基板101の表面に形成したゲート絶縁膜
141の上に前記第2ポリシリコン114を同時に成長
しておき、フォトレジストPR2で覆っておく。そし
て、メモリセルMCでは図外のフォトレジストを利用し
たフォトリソグラフィ技術により第2ポリシリコン11
4を列方向に所要の間隔寸法をおいて行方向に伸びる複
数のライン状のパターンに形成し、さらに、形成した第
2ポリシリコン114のパターン形状にならって、その
下層に存在するゲート間絶縁膜113、第1ポリシリコ
ン112を選択的にエッチングする。これにより、第2
ポリシリコン114により行方向に伸びるコントロール
ゲートCGが形成され、コントロールゲートCGの下層
にあって行方向には分離された島状の第1ポリシリコン
112によりフローティングゲートFGが形成され、こ
れによりゲート電極Gが形成されることになる。ここ
で、ゲート電極Gは、図1に示したように、ドレイン領
域Dとなる領域の列方向の幅寸法をソース領域Sとなる
領域の幅寸法よりも大きく、ここではほぼ2倍の幅寸法
にしている。また、その一方で、ダミーメモリセルDM
Cを形成する領域では、ゲート電極Gの長さ方向の一部
を列方向に曲げ形成し、ソース領域Sとなる領域の幅寸
法をドレイン領域Dとなる領域の幅寸法よりも大きくし
ている。
【0022】次いで、図7に示すように、ゲート電極G
と、ゲート電極Gの列方向の間の一つ置きの領域、すな
わちドレイン領域Dとなる領域上を図外のフォトレジス
トで覆い、ソース領域Sとなる領域を露出した状態とす
る。その上で、フォトレジストをマスクにしてソース領
域Sに露出されている素子分離絶縁膜104をエッチン
グ除去する。これにより、ソース領域Sには、素子分離
絶縁膜104が除去された痕跡として、断面がバーズビ
ーク状をした深さがほぼ200nm程度の凹部105が
行方向に所定の間隔をおいて形成されることになる。
【0023】次いで、図8に示すように、ゲート電極G
を構成しているフローティングゲートFGとコントロー
ルゲートCGの表面を熱酸化して膜厚5〜10nm程度
の熱酸化膜115を形成する。さらに、場合によっては
酸化膜115の表面に10〜20nm程度の厚さの窒化
膜を形成するが、ここでは当該窒化膜を形成しないもの
とする。そして、ゲート電極G及び素子分離絶縁膜10
4を利用した自己整合法によりシリコン基板101に対
して砒素等のN型不純物を高濃度にイオン注入して不純
物拡散層102,103を形成する。これにより、ゲー
ト電極Gの列方向の間の前記素子分離絶縁膜104が存
在している側の領域には、当該素子分離絶縁膜104に
よって行方向に分離された不純物拡散層103によって
ドレイン領域Dが形成される。また、ゲート電極Gの列
方向の間の前記素子分離絶縁膜104を除去した側の領
域には、行方向に連続した不純物拡散層102によって
ソース領域Sが形成される。なお、これらのドレイン領
域Dとソース領域SはダミーメモリセルDMCの領域に
も形成されることになる。
【0024】次いで、図9に示すように、ゲート電極G
及びソース領域S、ドレイン領域Dを覆うようにCVD
法により0.12μm程度の厚さに第1CVD酸化膜1
16を成長し、その上で成長した当該第1CVD酸化膜
116をエッチングバックしてゲート電極の列方向の両
側面に第1サイドウォール117を形成する。このと
き、前述したようにソース領域Sの列方向の幅寸法はド
レイン領域Dの同方向の幅寸法のほぼ1/2であるた
め、ソース領域Sにおいては、隣接するゲート電極Gの
対向する側に形成された各第1サイドウォール117に
よって挟まれる間隔寸法はドレイン領域Dの間隔寸法に
比較して小さいものになる。
【0025】しかる上で、これまで製造工程を行ってい
ない周辺回路に対し、図9(d)に示すように、前記メ
モリセルを形成するシリコン基板の他の領域に形成する
周辺回路において、図6の工程で形成した第2ポリシリ
コン114を選択的にエッチングしてMOSトランジス
タのゲート電極MGを形成する。さらに、ゲート電極M
Gを利用して周辺回路のシリコン基板101に不純物を
低濃度に注入し、LDD領域142を形成する。
【0026】次いで、図10に示すように、メモリセル
と周辺回路を含めてCVD法により0.12μm程度の
厚さに第2CVD酸化膜118を成長し、その上で成長
した第2CVD酸化膜118をエッチバックする。これ
により、メモリセルMCのドレイン領域では、第1サイ
ドウォール117の上に第2CVD酸化膜118をエッ
チバックしたことにより形成される第2サイドウォール
が積層された状態となり、この第2サイドウォールは前
記第1サイドウォール117と一体になって図2に示し
たサイドウォール119として形成される。そして、こ
のサイドウォール119の間にドレイン領域Dの一部が
露出される。一方、メモリセルMCのソース領域Sにお
いては、第2CVD酸化膜118を成長した時点で、第
1サイドウォール117の上に積層された第2CVD酸
化膜118によって当該第1サイドウォール117の
間、すなわちソース領域Sの表面上が埋め込まれた状態
となる。そのため、第2CVD酸化膜118をエッチバ
ックしても、第1サイドウォール117と第2CVD酸
化膜118によってソース領域Sは被覆された状態に保
たれる。ただし、ドレイン領域Dでもダミーメモリセル
DMCの領域においてはゲート電極Gの列方向の幅が狭
くされているために第2CVD酸化膜118によってド
レイン領域Dの表面が覆われることになり、また、ソー
ス領域SでもダミーメモリセルDMCの領域においては
ゲート電極Gの列方向の幅が拡大されているために、第
2CVD酸化膜118を形成しても、ソース領域Sのほ
ぼ中央部分においてソース領域Sが露出されている。な
お、周辺回路のゲート電極MGの側面にも第2サイドウ
ォール143が形成される。そして、この第2サイドウ
ォール143を利用して周辺回路のシリコン基板101
に不純物を高濃度に注入し、ソース・ドレイン領域とし
ての高濃度不純物拡散層144を形成する。これによ
り、LDD構造のMOSトランジスタが形成される。
【0027】次いで、図11に示すように、全面にコバ
ルトをほぼ10〜20nmの膜厚にスパッタ形成し、続
いて熱処理(アニール)を行って、成膜された前記コバ
ルトと、これに接するコントロールゲートCGのポリシ
リコン、及びドレイン領域Dとソース領域Sの各シリコ
ンとを自己整合的にシリサイド反応してそれぞれコバル
トシリサイド層(サリサイド層)121を形成する。た
だし、ドレイン領域Dでは前記ダミーメモリセルの領域
を除く各メモリセルのドレイン領域Dにおいて、サイド
ウォール119で挟まれる領域にコバルトシリサイド層
121が形成されるのに対し、ソース領域Sでは前記ダ
ミーメモリセルDMCの領域のほぼ中央部分の露出され
た領域にのみコバルトシリサイド層121が形成され、
第1サイドウォール117及び第2のCVD酸化膜11
8で被覆されているメモリセルの各ソース領域Sにはコ
バルトシリサイド層121が形成されることはない。な
お、これと同時に周辺回路においてもゲート電極MG、
及びソース・ドレイン領域144においてコバルトシリ
サイド層121が形成される。その後、シリサイド反応
されていないコバルトをエッチング除去することによ
り、コバルトシリサイド層のみが残される。
【0028】しかる後、図2に示したように、全面にT
EOS等の層間絶縁膜131を形成し、ドレイン領域D
のコバルトシリサイド層121が形成された領域にコン
タクトホール132を開口する。また、ソース領域Sの
前記した幅拡大領域のほぼ中央部分のコバルトシリサイ
ド層121が形成された領域に同じくコンタクトホール
132を開口する。そして、開口されたコンタクトホー
ル132内にアルミニウム等の金属材料133を埋設
し、ドレインコンタクト電極DC及びソースコンタクト
電極SCを形成する。さらに、層間絶縁膜131上にド
レインコンタクト電極DC、ソースコンタクト電極SC
にそれぞれ接続したビット線BLとしての配線134と
電源VSSとしての配線135を形成する。以上の工程
により、図1〜3に示した不揮発性半導体記憶装置が完
成される。
【0029】この製造方法では、図9の工程において、
メモリセルMCに対してのみ第1サイドウォール117
を形成しておけば、その後において周辺回路のLDD構
造のMOSトランジスタを形成する工程と同時に第2C
VD酸化膜118の成長とそのエッチバックを行う第2
サイドウォールを形成する工程を行うことにより、ソー
ス領域Sの表面のみを前記第1サイドウォール117と
第2CVD酸化膜118によって覆うことが可能にな
る。したがって、従来のこの種の半導体記憶装置の製造
工程と比較すると、メモリセルMCに対して前記第1サ
イドウォール117を形成する工程を増加するだけでよ
く、従来の製造工程をそのまま変更することなく、しか
も一つの工程を加えるだけで容易に本発明にかかる半導
体記憶装置を製造することが可能になる。そして、第1
及び第2のサイドウォールを形成した工程の後に、メモ
リセルと周辺回路に対してサリサイドを形成する工程を
行えば、特にメモリセルMCにおいては、コントールゲ
ートCG上とドレイン領域Dにコバルトシリサイド層1
21を形成することができ、その一方でソース領域Sに
はコバルトシリサイド層121を形成することがない、
図1〜3に示したメモリセルMCが製造できる。
【0030】これにより、前述したように、行方向に隣
接したメモリセルの各ソース領域Sを連続してNOR回
路を形成すべく、図7の工程で当該ソース領域Sの素子
分離絶縁膜104をエッチング除去したときに、隣接す
るメモリセル間に素子分離絶縁膜104を除去した痕跡
としての凹部105が形成されたような場合でも、ソー
ス領域Sには図12及び図13に示した従来構造のよう
な金属シリサイド層が形成されることがないため、金属
シリサイド層が急峻な凹凸によって断状態に形成され、
かつ金属シリサイド用の金属によってソース領域Sのシ
リコン原子が吸収されることが要因となるソース抵抗の
増大が防止される。また、その一方で、ソースコンタク
ト電極SCを形成する領域では、ソース領域Sの列方向
の間隔を大きくしており、これによりサリサイドの形成
工程によって当該ソースコンタクト領域SCにのみコバ
ルトシリサイド層121を形成することができるため、
ソースコンタクト抵抗を低減することが可能になる。
【0031】ここで、周辺回路のMOSトランジスタに
形成する第2サイドウォール143は、当該周辺回路の
MOSトランジスタのLDDスペーサとなるため、その
膜厚は当該MOSトランジスタの電気特性に合わせて最
適となる膜厚に設定する。これに対し、第1サイドウォ
ール117の膜厚はメモリセルMCの特性に影響を与え
ることが無く、第2サイドウォールを積層したサイドウ
ォール119を形成するための第2CVD酸化膜118
を成長したときにソース領域Sが第1サイドウォール1
17と第2CVD酸化膜118とによって埋め込まれる
膜厚に設定すればよい。
【0032】なお、前記実施形態の説明では、メモリセ
ルと周辺回路を同時に形成した例を示したが、メモリセ
ルのみを独立した工程で形成する場合でも本発明を同様
に適用することが可能である。この場合には、周辺回路
のMOSトランジスタの電気特性を考慮して第2サイド
ウォールの膜厚を設定する必要がないため、第1サイド
ウォールの膜厚は、ドレイン領域に形成されるコバルト
シリサイド層の面積がなるべく広くなる一方で、第2サ
イドウォールを形成するための第2CVD酸化膜を形成
したときにソース領域が埋め込まれる膜厚に設定すれば
よい。これにより、ドレイン抵抗及びソースコンタクト
抵抗をより低減することが可能になる。
【0033】また、前記実施形態では、金属シリサイド
層としてコバルトシリサイド層を用いた例を説明した
が、チタンシリサイド層、あるいはタングステンシリサ
イドを適用することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板の表面に形成された複数の凹凸部にわたって連続的に
形成された共通ソース領域のうち、層間絶縁膜の開口部
にて露出された表面の一部を覆う金属シリサイド層を備
える構成とすることにより、特に、MOS型構造のメモ
リセルを含む半導体記憶装置において、ソース領域はソ
ースコンタクト領域にのみ金属シリサイド層を備えた構
成としているので、ソース領域の表面に凹凸部が存在し
ている場合でも、当該凹凸部に金属シリサイド層が形成
されていないため、金属シリサイド層が凹凸部において
断状態に形成されることがなく、また金属シリサイド層
を形成するための金属がソース領域のシリコン原子を吸
収することがなく、ソース領域の電気抵抗が増大するこ
とが防止される。また、その一方で、ソースコンタクト
電極を形成する領域には金属シリサイド層が形成されて
いるので、ソースコンタクト抵抗を低減することが可能
になる。
【0035】また、本発明の製造方法では、単にサイド
ウォールを形成する工程を2回行うだけで、ソース領域
を絶縁膜で埋め込み、サリサイド形成工程によってソー
ス領域に金属シリサイド層を有しない半導体記憶装置を
容易に形成することが可能となる。また、メモリセルと
周辺回路とを同時に形成する場合においても、メモリセ
ルに対してのみ第1サイドウォールを形成しておけば、
その後において周辺回路と同時に第2サイドウォールを
形成することにより、ソース領域の表面をのみ絶縁膜に
よって覆うことが可能になる。したがって、従来のこの
種の半導体記憶装置の製造工程に、メモリセルに対して
第1サイドウォールを形成する工程を増加するだけでよ
く、従来の製造工程をそのまま変更することなく、容易
に本発明の半導体記憶装置を製造することが可能なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の平面レイアウト図で
ある。
【図2】図1のAA線、BB線、CC線に沿う箇所の断
面図である。
【図3】図1の平面レイアウト図におけるコバルトシリ
サイド層の平面パターンを示す図である。
【図4】本発明の製造方法の工程断面図のその1であ
り、(a)〜(c)は図1のAA線、BB線、CC線に
沿う箇所の断面図、(d)は周辺回路の一部の断面図で
ある。
【図5】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図の
その2である。
【図6】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図の
その3である。
【図7】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図の
その4である。
【図8】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図の
その5である。
【図9】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図の
その6である。
【図10】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図
のその7である。
【図11】本発明の製造方法の図4と同様の工程断面図
のその8である。
【図12】従来の半導体記憶装置の平面レイアウト図で
ある。
【図13】図12のAA線、BB線、CC線に沿う断面
図である。
【図14】従来の半導体記憶装置においてソース抵抗が
増加する理由を説明するためのソース領域の一部の模式
的な断面図である。
【符号の説明】
MC メモリセル G ゲート電極 FG フローティングゲート CG コントロールゲート DC ドレインコンタクト電極 SC ソースコンタクト電極 101 シリコン基板 102,103 高濃度不純物拡散層 104 素子分離絶縁膜 105 凹部 111 トンネル絶縁膜 112 第1ポリシリコン 113 ONO膜 114 第2ポリシリコン 115 酸化膜 116 第1CVD酸化膜 117 第1サイドウォール 118 第2CVD酸化膜 119 サイドウォール(第2サイドウォール) 121 コバルトシリサイド層 131 層間絶縁膜 132 コンタクトホール 133 コンタクト電極用金属 134 配線 141 ゲート絶縁膜 142 LDD領域 143 第2サイドウォール 144 高濃度不純物拡散層(ソース・ドレイン領域)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凹凸部が表面に形成された半導体
    基板と、前記複数の凹凸部にわたって前記半導体基板の
    表面に連続的に形成された共通ソース領域と、前記共通
    ソース領域の表面の一部を露出した開口部を備え前記共
    通ソース領域上に直接形成された層間絶縁膜と、前記開
    口部にて露出した前記共通ソース領域の表面の前記一部
    を覆う金属シリサイド層とを備えることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成されたゲート電極
    と、前記ゲート電極の両側に形成されたソース・ドレイ
    ン領域とを備えるMOS型構造のメモリセルを含む半導
    体記憶装置において、前記ソース領域はソースコンタク
    ト領域にのみ金属シリサイド層を備えることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ソース領域の表面には凹凸部が存在
    し、少なくとも前記凹凸部には前記金属シリサイド層が
    存在しないことを特徴とする請求項2に記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ドレイン領域は、隣接するメモリセ
    ルのドレイン領域との間に素子分離絶縁膜が存在し、前
    記ソース領域は隣接するメモリセルのソース領域との間
    に素子分離絶縁膜が存在していないことを特徴とする請
    求項2または3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲート電極は前記ドレイン領域側及
    びソース領域側の各側面にサイドウォールを有し、かつ
    前記ソース領域側は隣接するメモリセルのゲート電極の
    サイドウォールとの間に絶縁膜が埋め込まれていること
    を特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電極は、前記ドレイン領域側
    に隣接するメモリセルのゲート電極との間隔が、前記ソ
    ース領域側に隣接するメモリセルのゲート電極との間隔
    よりも大きいことを特徴とする請求項2ないし5のいず
    れかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極の表面と前記ドレイン領
    域の表面に前記金属シリサイド層を備えることを特徴と
    する請求項2ないし6のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記金属シリサイド層は、コバルトシリ
    サイド層であることを特徴とする請求項2ないし7のい
    ずれかに記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記ゲート電極は下層のフローティング
    ゲートと、上層のコントロールゲートを有し、前記メモ
    リセルは不揮発性メモリセルであることを特徴とする請
    求項2ないし8のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 LDD構造のMOSトランジスタで構
    成される周辺回路を備え、前記周辺回路のMOSトラン
    ジスタのゲート電極のサイドウォールの膜厚が、前記メ
    モリセルの前記ゲート電極のドレイン側のサイドウォー
    ルの膜厚と異なることを特徴とする請求項2ないし9の
    いずれかに記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板の表面にゲート電極を形成
    する工程と、前記ゲート電極の両側にソース・ドレイン
    領域を形成する工程と、前記ゲート電極の側面にサイド
    ウォールを形成する工程と、全面に金属膜を形成し、か
    つ前記金属をシリサイド化して金属シリサイド層を形成
    する工程を含む半導体記憶装置の製造方法において、前
    記サイドウォールを形成する工程では、前記ドレイン領
    域の表面を露呈するサイドウォールを形成し、前記ソー
    ス領域ではソースコンタクト領域以外の領域を覆うサイ
    ドウォールおよび絶縁膜を形成することを特徴とする半
    導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ソース・ドレイン領域を形成する
    工程の前に、前記ソース領域においては、隣接するメモ
    リセルのソース・ドレイン領域を互いに絶縁分離するた
    めの素子分離絶縁膜を除去する工程を含むことを特徴と
    する請求項11に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ゲート電極を形成する工程では、
    隣接するメモリセルのゲート電極の間隔をドレイン領域
    側では大きく、ソース領域側では小さくすることを特徴
    とし、前記サイドウォールを形成する工程では、絶縁膜
    を成長する工程と、当該成長した絶縁膜をエッチバック
    する工程の組み合わせを2回行うことを特徴とする請求
    項11または12に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ゲート電極を形成する工程では、
    前記ソースコンタクト領域を形成するソース領域のゲー
    ト電極間の間隔を、前記ソースコンタクト領域を形成し
    ないソース領域のゲート電極間の間隔よりも大きくする
    ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれかに記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記サイドウォールを形成する工程の
    うち、2回目のサイドウォールを形成する工程では、前
    記絶縁膜を成長したときに、1回目のサイドウォールを
    形成する工程で形成されたサイドウォールの間のソース
    領域を前記2回目の絶縁膜によって埋め込むことを特徴
    とする請求項13または14に記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  16. 【請求項16】 LDD構造のMOSトランジスタで構
    成される周辺回路を形成する工程を備え、前記メモリセ
    ルのゲート電極の1回目のサイドウォールはメモリセル
    のゲート電極についてのみ形成し、前記2回目のサイド
    ウォールは、前記周辺回路のMOSトランジスタのゲー
    ト電極のサイドウォールと同時に形成することを特徴と
    する請求項11ないし15のいずれかに記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記2回目のサイドウォールの膜厚
    は、前記周辺回路の前記MOSトランジスタの電気特性
    に合わせて最適化された膜厚であり、前記1回目のサイ
    ドウォールの膜厚は、前記2回目のサイドウォールを形
    成する工程の絶縁膜を成長したときに前記ソース領域を
    埋め込むのに十分な膜厚に形成することを特徴とする請
    求項16に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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