JP2002189484A - カラオケ集合システム - Google Patents

カラオケ集合システム

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JP2002189484A
JP2002189484A JP2000385778A JP2000385778A JP2002189484A JP 2002189484 A JP2002189484 A JP 2002189484A JP 2000385778 A JP2000385778 A JP 2000385778A JP 2000385778 A JP2000385778 A JP 2000385778A JP 2002189484 A JP2002189484 A JP 2002189484A
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JP2000385778A
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Hiroshi Sudo
浩志 須藤
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Daiichikosho Co Ltd
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Daiichikosho Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の客室があるカラオケ店舗に装備される
カラオケ集合システムにおいて、既存の通信カラオケシ
ステムに加えて、インターネット技術による情報提供サ
ービスやネット上のビジネスモデルをカラオケビジネス
と融合させた形で客室から利用できるようにする。 【解決手段】 各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演
奏端末および客室多用途端末と、店舗に設置された1台
または数台の店舗サーバーとを備え、これらがLANに
より接続されてクライアントサーバーシステムが構成さ
れている。各カラオケ演奏端末は、直接または宅内交換
機を介して公衆電話回線に接続し、公衆電話回線に接続
されている外部のカラオケホスト装置と通信するホスト
間通信手段を備える。店舗サーバーは外部ネットワーク
に接続していてプロキシーサーバーとして機能し、前記
LAN接続された各カラオケ演奏端末や各客室多用途端
末と外部ネットワーク上の他のサーバーとの間のTCP
/IP通信を中継する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、多数の客室があ
るカラオケ店舗に装備されるカラオケ集合システムに関
し、とくに、公衆電話回線を利用した既設の通信カラオ
ケシステムに加えて、インターネットのTCP/IP通
信の規格で運営されているウエブ(WorldWide Web
)情報サイトなどの利用とカラオケビジネスとを融合
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット技術の普及により世界的
な規模で情報革命が進行しており、誰もが容易に入手で
きるブラウザー搭載コンピュータによりインターネット
上で運営されている様々な情報サイトを利用できるよう
になった。このインターネット技術を基盤として構築さ
れた通信カラオケシステムも存在するが、本出願人らが
ビジネス展開している大規模な通信カラオケシステム
は、独自開発のプロトコルによる専用のプライベートネ
ットワークとして成立している。
【0003】本出願人が実施している通信カラオケシス
テムの典型的な店舗形態はつぎのようになっている。カ
ラオケ店舗には数十以上の客室があり、各客室にそれぞ
れ1台のカラオケ演奏端末が設置されている。カラオケ
店舗には多数の公衆電話回線(アナログ加入者線または
ISDN加入者線)が引き込まれており、各客室のカラ
オケ演奏端末は宅内交換機を介してまたは直接に公衆電
話回線に接続される。本出願人が運営しているカラオケ
ホスト装置は日本全国の何カ所かに設置されており、ホ
スト装置は相互に専用線接続されて統一的に管理され
る。各地のカラオケホスト装置は多数の公衆電話回線に
接続されており、受け持ち地域に存在するきわめて多数
のカラオケ演奏端末と公衆電話回線を介して個別に通信
する。
【0004】カラオケ演奏端末は、公衆電話回線を介し
てカラオケホスト装置から定期的に配信される新曲のカ
ラオケデータ(伴奏音楽の生成データと歌詞の描出デー
タや索引データなど)をハードディスク装置に保存して
楽曲データベースとして管理する手段と、リクエスト曲
を受け付けて待ち行列管理するユーザインタフェース
と、待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケデータを
楽曲データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞とを同
期して音響映像出力する手段と、各端末での演奏履歴や
自己診断結果などをデータ化して記録する手段を備えて
いる。
【0005】カラオケホスト装置は受け持ち地域の多数
のカラオケ演奏端末の名簿情報や契約情報を管理してお
り、各端末への新曲配信や端末プログラムの更新、端末
の演奏履歴や自己診断結果のデータ吸い上げなど、各種
の管理業務を公衆電話回線を介した通信により個別に行
っている。
【0006】なお一部のカラオケ店舗においては、店舗
に設置した集中制御用コンピュータと各客室のカラオケ
演奏端末とを専用の伝送路で接続するとともに、集中制
御用コンピュータのみを公衆電話回線によりカラオケホ
スト装置に接続する構成を採用したことがある。この場
合、カラオケホスト装置からの新曲配信や各種管理業務
は集中制御用コンピュータに対して行われ、各客室のカ
ラオケ演奏装置に対するカラオケデータ供給や管理業務
を集中制御用コンピュータが行う。このシステムは、カ
ラオケホスト装置の運営者の立場でも、またカラオケ店
舗の経営者の立場でも、業務管理やシステム変更への対
応などがきわめて面倒であったため、新規にこのシステ
ムを採用することはなくなった。
【0007】業務管理やシステム変更への対応の面で
は、各カラオケ演奏端末が1台ずつカラオケホスト装置
と通信する前述のシステムの方が圧倒的に簡単で分かり
やすくて融通がきくので、この方式で通信カラオケシス
テムが発展してきており、ビジネスモデルとしての運用
実績は成熟したものとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが一般社会にお
いては、汎用の情報通信基盤としてインターネット技術
が広範囲に普及し、ハードウェアおよびソフトウェアの
両面で応用範囲の広い安価なシステムが盛んに開発され
て実用化され、インターネット技術を基盤とする従来に
ない各種情報提供サービスやビジネスモデルがつぎつぎ
と発表されている。これらの情報提供サービスやビジネ
スモデルの中には、カラオケ店舗において融合的に実施
することで顧客に対して大いに魅力的なサービス商品と
なり得るものがある。通信カラオケシステムの運営母体
の立場でも、またカラオケ店舗の経営者の立場でも、既
存の通信カラオケビジネスとインターネット技術による
新たな情報提供サービスやビジネスモデルとを融合させ
た新たなサービスを、カラオケ店舗を訪れる顧客に提供
できるようにしたいと考えるようになった。
【0009】しかし先に詳しく説明したように、既存の
通信カラオケシステムはインターネット技術とは無関係
に構築されて発展してきたものであるため、各カラオケ
演奏端末が公衆電話回線を介して外部と情報通信可能だ
といっても、これを簡単にインターネットに接続するこ
とはできない。また、カラオケ演奏端末のユーザインタ
フェースはカラオケ演奏に関わる機能で手一杯であり、
インターネット上の情報サービスを受けるためのユーザ
インタフェース機能を受け持つゆとりはまったくない。
【0010】この発明は以上のような背景のもとになさ
れたものであり、その目的は、多数の客室があるカラオ
ケ店舗に装備されるカラオケ集合システムにおいて、既
存の通信カラオケシステムに加えて、インターネット技
術による情報提供サービスやネット上のビジネスモデル
をカラオケビジネスと融合させた形で客室から利用でき
るようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】基本となる発明は、多数
の客室があるカラオケ店舗に装備されるカラオケ集合シ
ステムであって、つぎの要件(1)〜(5)を備えたこ
とを特徴とするものである。 (1)各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演奏端末お
よび客室多用途端末と、店舗に設置された1台または数
台の店舗サーバーとを備え、これらがLANにより接続
されてクライアントサーバーシステムが構成されてい
る。 (2)各カラオケ演奏端末は、直接または宅内交換機を
介して公衆電話回線に接続し、公衆電話回線に接続され
ている外部のカラオケホスト装置と通信するホスト間通
信手段と、ホスト間通信手段により前記カラオケホスト
装置から取得したカラオケデータを記憶装置に保存して
楽曲データベースとして管理する情報処理手段と、リク
エスト曲を受け付けて待ち行列管理するユーザインタフ
ェースと、待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケデ
ータを楽曲データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞
とを同期して音響映像出力する演奏制御手段とを備えて
いる。 (3)店舗サーバーは外部ネットワークに接続していて
プロキシーサーバーとして機能し、前記LAN接続され
た各カラオケ演奏端末や各客室多用途端末と外部ネット
ワーク上の他のサーバーとの間のTCP/IP通信を中
継する。
【0012】(4)各客室多用途端末は、対話型GUI
と、この対話型GUIにより利用可能な有料コンテンツ
を利用者に提示する手段と、利用者が選択した有料コン
テンツを提供している前記外部ネットワーク上のサーバ
ーに店舗サーバーを介してアクセスするTCP/IP通
信手段とを備える。 (5)各客室多用途端末が利用した有料コンテンツの課
金情報を店舗サーバーが記録して管理者に適時に提示す
る。
【0013】以上の要件(1)〜(5)を備えたカラオ
ケ集合システムにおいて、望ましくは、同じ客室に設置
された前記カラオケ演奏端末と前記客室多用途端末とを
専用の信号伝送路により結合し、これを通じてデータを
授受する室内ペア間通信手段をカラオケ演奏端末および
客室多用途端末が備えていることとする。また望ましく
は、前記外部ネットワークとしてインターネットを対象
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】===システム構成例=== この発明を適用した「多数の客室があるカラオケ店舗に
装備されるカラオケ集合システム」の構成例を図1に示
している。各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演奏端
末1および客室多用途端末2と、店舗に設置された1台
の店舗サーバー3とを備え、これらがLAN8により接
続されてクライアントサーバーシステムが構成されてい
る。LAN8は、たとえば10BASE−Tによるイー
サネット(登録商標)を用いており、LAN接続された
各カラオケ演奏端末1と各客室多用途端末2と店舗サー
バー3間でTCP/IPやその他のプロトコルに従った
相互通信を行えるようになっている。
【0015】また、同じ客室内に設置された1台のカラ
オケ演奏端末1と1台の客室多用途端末2とは、それぞ
れのコンピュータがRS−232Cケーブルで接続され
てデータ通信可能であるとともに、オーディオ信号ケー
ブルでも接続されており、カラオケ演奏端末1から出力
される伴奏音楽と歌唱者の音声のオーディオ信号を客室
多用途端末2の録音入力インタフェースに導入できるよ
うに構成されている。これらが前記の室内ペア間通信手
段に相当する。
【0016】===通信カラオケシステムとしての基本
構成=== 各カラオケ演奏端末1は、直接または宅内交換機を介し
て公衆電話回線4に接続し、公衆電話回線4に接続され
ている外部のカラオケホスト装置5と通信するホスト間
通信制御手段と、このホスト間通信制御手段によりカラ
オケホスト装置5から取得したカラオケデータ(伴奏音
楽を生成するデータと歌詞を表示するためのデータを含
んでいる)をハードディスク装置に保存して楽曲データ
ベースとして管理する情報処理手段と、リクエスト曲を
受け付けて待ち行列管理するユーザインタフェースと、
待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケデータを楽曲
データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞とを同期し
て音響映像出力する演奏制御手段とを備えている。また
各カラオケ演奏端末1は、演奏履歴や自己診断プログラ
ムの実行結果などをデータ化してハードディスク装置に
記録する稼働履歴作成手段と、公衆電話回線4を介して
カラオケホスト装置5と通信する適宜な機会に、記録し
てある演奏履歴や自己診断結果などを通知する履歴報告
手段を備えている。
【0017】===インターネット接続機能=== 店舗サーバー3はインターネットなどの外部ネットワー
ク6に接続していてプロキシーサーバーとして機能し、
前記LAN接続された各カラオケ演奏端末1および各客
室多用途端末2と外部ネットワーク6上で運用されてい
る外部サーバー7との間のTCP/IP通信を中継す
る。
【0018】各客室多用途端末2は、タッチパネル付き
ディスプレイを用いた対話型GUI(グラフィカル・ユ
ーザ・インターフェース)と、電話機の送受話器(ハン
ドセット)のような形態の音声入出力手段と、客室多用
途端末2において利用可能なコンテンツ(外部サーバー
7が提供する情報サービスや、後述するLAN8上の店
舗内のサーバーが提供する情報サービス)を対話型GU
Iにより利用者に提示する手段と、利用者が選択したコ
ンテンツを提供する外部サーバー7に店舗サーバー3を
介してアクセスする手段とを備える。
【0019】各客室多用途端末2はブラウザーを搭載し
たウエブ・クライアント・コンピュータとしての機能を
備えており、プロキシーサーバーとしての店舗サーバー
3の管理下でインターネット(外部ネットワーク)6上
の外部サーバー7とHTTP通信などを行う。店舗サー
バー3は、客室多用途端末2と外部サーバー7との通信
を管理しており、各客室多用途端末2にて利用した有料
コンテンツの課金情報などを店舗サーバー3が記録して
管理者に適時に提示する。
【0020】===外部サーバー7が提供する有料コン
テンツの例=== 外部ネットワーク6上で運用されている特定の外部サー
バー7が旋律検索サーバー7であり、その旋律検索サー
バー7の利用が有料であるとする。各客室多用途端末2
が店舗内LAN8・店舗サーバー3・外部ネットワーク
6を介して旋律検索サーバー7とTCP/IP通信を行
い、楽曲検索クエリーと検索レポートをやり取りする。
【0021】旋律検索サーバー7は、MIDIなどの電
子楽譜形式でデータ表現された多数の楽曲の歌唱パート
の旋律データを楽曲IDをキーとして集約した旋律デー
タベースを備えている。一方、各客室多用途端末2は、
検索対象となるカラオケ楽曲に関する各種の情報(曲名
・作曲者・作詞者・ジャンル・使用された映画やテレビ
ドラマやCMの名前・カラオケ演奏端末1に対する選曲
番号など)が楽曲IDをキーとして集約した楽曲索引デ
ータベースを備えている。
【0022】利用者は、客室多用途端末2の対話型GU
Iによる操作ガイドに従って前記ハンドセットを用いて
ハミングやスキャットで旋律を発声して入力する。客室
多用途端末2は、入力された音声信号をDSPに取り込
んでデジタルデータ化してメモリに一時記憶するととも
に分析処理し、その音楽的時系列変化を抽出して電子楽
譜形式でデータ表現した旋律片データを生成し、これを
含んだ楽曲検索クエリーを旋律検索サーバー7に送達す
る。
【0023】楽曲検索クエリーを受け取った検索サーバ
ー7は、前記の旋律片データを手掛かりとして前記旋律
データベースを検索し、その旋律片データとの類似度の
高い旋律パターンを含んだ楽曲を類似度順にリストアッ
プし、それら楽曲IDのリストを含んだ検索レポートを
作成してクエリー起源の客室多用途端末2に送達する。
【0024】検索レポートを受け取った客室多用途端末
2では、レポートに報告された楽曲IDのリストに基づ
いて前記楽曲索引データベースから必要な情報(曲名・
作曲者・作詞者・選曲番号など)を取り出し、対話型G
UIの画面に適宜なレイアウトで該当楽曲のリストを表
示する。この検索結果報告画面では検索レポートで報告
された各楽曲の類似度順に列記する。
【0025】利用者は検索結果報告画面に列記された曲
名中に意図した楽曲を見つけたら、その曲名にカーソル
を合わせて予約コマンドを入力すると、客室多用途端末
2から同室のカラオケ演奏端末1にその楽曲の選曲番号
と予約コマンドがLAN8を介して伝送され、演奏予約
がなされる。
【0026】===音声入力受付プロセス=== 客室多用途端末2において実行される音声入力受付プロ
セスの処理手順を図2のフローチャートに示している。
旋律検索メニューが選択されると、対話型GUIの画面
に図3に例示するようなメトロノーム映像が表示され
る。このメトロノームは初期設定テンポで動作し、前記
ハンドセットのスピーカーからピッピッという電子メト
ロノーム音が映像と同期して発生している。対話型GU
I上のメトロノームの画面にはそのテンポを可変するた
めの操作ガイドも表示されており、利用者が画面にタッ
チ入力することでメトロノームのテンポを任意に変える
ことができる。つまり端末2のコンピュータが利用者の
タッチ入力に従ってメトロノーム映像のテンポを変化さ
せる(図2のステップ100、101、108)。
【0027】利用者はメトロノームのテンポを適当に合
わせてから、メトロノームが刻むタイミングに合わせ
て、検索しようとする楽曲の旋律をハミングやスキャッ
トで発声して前記ハンドセットのマイクロホンに入力す
る。端末2のコンピュータがこれを認知し、メトロノー
ムが刻んでいるテンポで16拍分の時間だけ入力音声を
デジタル録音しながら分析処理を開始する。同時に録音
の進行に伴って、利用者に録音がどこまで進んでいるの
かを示すためのバーグラフ画像などを対話型GUIの画
面に表示する。利用者は、旋律発声が間違ったと思った
ら、やり直しコマンドを入力して、プロセス先頭に戻
る。(この部分の動作は図2のステップ102、10
3、104に相当する)。
【0028】端末2のコンピュータは、16拍分の音声
信号を分析してその音楽的時系列変化を抽出し、電子楽
譜形式で表現された旋律片データを生成する処理におい
て、リズム音痴判定とピッチ音痴判定を行う(ステップ
105、106)。
【0029】リズム音痴判定処理では、音声入力受付プ
ロセスにおいて前記メトロノームにより刻んだタイミン
グを基準として前記音声信号を解析し、その音声信号の
音楽的時系列変化の区切りと前記メトロノーム・タイミ
ングとの同期度合いを算出し、同期度合いが基準を満た
しているか否かを判定する。もちろん、ある程度までの
タイミング差は許容するが、1音符相当の発声タイミン
グごとのずれや、ずれの合計値が基準を上回るとリズム
音痴と判定し、前記対話型GUIにより利用者に音声入
力のやり直しを指示する(ステップ109)。
【0030】ピッチ音痴判定処理では、音声入力受付プ
ロセスで利用者から取得した音声信号の音高(ピッチ)
変化が音楽的な音階に適合しているかどうかを所定の基
準で判定する。周知のように、楽譜で表現される音楽の
音高は所定の規則性をもった離散値である。そのような
音階のもつ離散値に正規化できない大きく外れた音高が
入力音声に含まれている場合、これをピッチ音痴と判定
し、前記対話型GUIにより利用者に音声入力のやり直
しを指示する(ステップ110)。
【0031】リズム音痴ともピッチ音痴とも判定されな
かった場合は処理を先に進め、利用者からの検索コマン
ドの入力を待って、音声信号の音楽的時系列変化に基づ
いて生成した旋律片データを含む楽曲検索クエリーを検
索サーバー7に送達することになる(ステップ107、
112)。なお、利用者は検索コマンドを入力せずに音
声入力のやり直しを選択することもできる(ステップ1
07、111)。
【0032】===客室多用途端末2から利用できる他
のコンテンツ=== (A)楽譜販売ウエブサイト インターネット上で運営されている電子商店の1つであ
り、各種の楽譜を販売するサイトである。曲名や歌手名
などをキーとして楽曲を検索する機能を備えている。客
室多用途端末2の利用可能コンテンツとして楽譜販売ウ
エブサイトをアイコンで提示し、そのアイコンが選択さ
れたなら店舗サーバー3を介して該当の外部サーバー7
にアクセスし、楽譜販売ウエブページを取り寄せて客室
多用途端末2の画面に表示する。そして、楽譜販売ウエ
ブサイトとやり取りしながら希望の楽譜を注文すると、
楽譜データが客室多用途端末2に送達される。購入代金
は店舗サーバー3の管理人(カラオケ店舗の店員)に対
して支払うことで、カラオケ店舗の経営者と販売サイト
経営者の間で精算される。購入した楽譜データは店舗サ
ーバー3に付属的に設置されているプリンタにより印刷
することができる。また、楽譜を注文する際に、カラオ
ケ目次本に記載されている選曲番号により楽曲を指定で
きる。
【0033】(B)音楽ソフト販売ウエブサイト カラオケで歌われる楽曲の元歌の音楽ソフトを販売する
インターネット上の電子商店である。注文は楽譜販売ウ
エブサイトの場合と同様な手順とし、カラオケ目次本に
記載されている選曲番号により楽曲を指定できる。商品
はデジタルデータであり、これを店舗サーバー3に付属
的に設置されているCD−R書込装置やMD−R書込装
置あるいはメモリパッケージ書込装置によりパッケージ
記録媒体に記録して顧客に渡す。代金の精算はカラオケ
店舗が代行する。
【0034】(C)カラオケ歌唱時の録音サービス これは外部サーバー7を介さずにカラオケ店舗内のシス
テムで提供するサービスである。前述したように、同じ
客室内のカラオケ演奏端末1と客室多用途端末2とはR
S−232Cケーブルとオーディオケーブルで接続され
ている。客室多用途端末2の画面で録音サービスのアイ
コンを選択すると、録音手順を案内する画面が表示さ
れ、カラオケ演奏端末1が希望の楽曲を演奏させ、マイ
クロホンを持って自らが歌い、その伴奏音楽と歌唱音声
とを混合したオーディオ信号を客室多用途端末2のハー
ドディスク装置に歌唱録音ファィルとして記録する。録
音開始や終了のタイミングは演奏端末1からRS−23
2Cケーブルを通じて端末2に指示され、同様に、楽曲
の著作権などの問題で録音の許諾があるか否かの情報も
演奏端末1から端末2に伝えられ、許諾のない楽曲につ
いては録音は拒否される。利用者が端末2の対話型GU
Iを操作して歌唱録音ファィルの購入コマンドを発行す
ると、端末2のハードディスク装置に保存された歌唱録
音ファィルがLAN8を介して店舗サーバー3に付属し
ているCD−R書込装置やMD−R書込装置あるいはメ
モリパッケージ書込装置に転送され、所定の圧縮データ
形式で販売用記録媒体に記録される。利用者はカラオケ
店舗に料金を支払って記録済みの媒体を受け取る。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、多数の客室があるカラオケ店舗に装備されるカ
ラオケ集合システムにおいて、既存の通信カラオケシス
テムに加えて、インターネット技術による情報提供サー
ビスやネット上のビジネスモデルをカラオケビジネスと
融合させた形で客室から利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多数の客室があるカラ
オケ店舗に装備されるカラオケ集合システムの構成例を
示す概略図である。
【図2】同上システムにおける客室多用途端末2から外
部の旋律検索サーバーを利用する際に端末2が実行する
音声入力受付プロセスの制御手順を示すフローチャート
である。
【図3】同上音声入力受付プロセスにおいて対話型ユー
ザインタフェースの画面に表示されるメトロノーム映像
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 カラオケ演奏端末 2 客室多用途端末 3 店舗サーバー 4 公衆電話回線 5 カラオケホスト装置 6 外部ネットワーク(インターネット) 7 外部のサーバー 8 店舗内のLAN
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 G10L 3/00 531N Fターム(参考) 5D015 AA06 CC13 HH04 5D108 BC02 BC12 BC17 BF12 BF20 BG07 BG08 5D378 MM16 MM24 MM35 MM38 MM39 MM52 MM65 MM72 MM97 QQ02 QQ05 QQ31 QQ38 TT08 TT22 TT24 XX43 5K101 KK18 LL01 MM07 NN06 NN07 NN15 NN18 NN21 RR16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の客室があるカラオケ店舗に装備さ
    れるカラオケ集合システムであって、つぎの要件(1)
    〜(5)を備えたことを特徴とする。 (1)各客室にそれぞれ設置されたカラオケ演奏端末お
    よび客室多用途端末と、店舗に設置された1台または数
    台の店舗サーバーとを備え、これらがLANにより接続
    されてクライアントサーバーシステムが構成されてい
    る。 (2)各カラオケ演奏端末は、直接または宅内交換機を
    介して公衆電話回線に接続し、公衆電話回線に接続され
    ている外部のカラオケホスト装置と通信するホスト間通
    信手段と、ホスト間通信手段により前記カラオケホスト
    装置から取得したカラオケデータを記憶装置に保存して
    楽曲データベースとして管理する情報処理手段と、リク
    エスト曲を受け付けて待ち行列管理するユーザインタフ
    ェースと、待ち行列に従ってリクエスト曲のカラオケデ
    ータを楽曲データベースから取り出して伴奏音楽と歌詞
    とを同期して音響映像出力する演奏制御手段とを備えて
    いる。 (3)店舗サーバーは外部ネットワークに接続していて
    プロキシーサーバーとして機能し、前記LAN接続され
    た各カラオケ演奏端末や各客室多用途端末と外部ネット
    ワーク上の他のサーバーとの間のTCP/IP通信を中
    継する。 (4)各客室多用途端末は、対話型GUIと、この対話
    型GUIにより利用可能な有料コンテンツを利用者に提
    示する手段と、利用者が選択した有料コンテンツを提供
    している前記外部ネットワーク上のサーバーに店舗サー
    バーを介してアクセスするTCP/IP通信手段とを備
    える。 (5)各客室多用途端末が利用した有料コンテンツの課
    金情報を店舗サーバーが記録して管理者に適時に提示す
    る。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ集合システム
    において、同じ客室に設置された前記カラオケ演奏端末
    と前記客室多用途端末とが専用の信号伝送路により結合
    されており、これを通じてデータを授受する室内ペア間
    通信手段をカラオケ演奏端末および客室多用途端末が備
    えていることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカラオケ集合システム
    において、前記外部ネットワークにはインターネットが
    含まれることを特徴とする。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045769A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社コシダカホールディングス 通信カラオケ端末としての機能と汎用インターネット閲覧機能を具備したカラオケインターネット端末

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045769A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社コシダカホールディングス 通信カラオケ端末としての機能と汎用インターネット閲覧機能を具備したカラオケインターネット端末

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