JP2002188748A - 油圧制御弁およびそれを用いた油圧装置 - Google Patents

油圧制御弁およびそれを用いた油圧装置

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JP2002188748A
JP2002188748A JP2000393153A JP2000393153A JP2002188748A JP 2002188748 A JP2002188748 A JP 2002188748A JP 2000393153 A JP2000393153 A JP 2000393153A JP 2000393153 A JP2000393153 A JP 2000393153A JP 2002188748 A JP2002188748 A JP 2002188748A
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兼久 長崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧制御弁内および油圧機構の出力口内に残
留する気泡をソレノイドコイル非通電中に排出可能な構
成として、ソレノイドコイル通電直後の応答性悪化の無
い油圧制御弁およびそれを用いた油圧装置を提供する。 【解決手段】 油圧制御弁1の弁ハウジング2の外周面
に通路形成部2aを設けて油圧機構200と通路形成部
2aとにより環状隙間C(通路)を形成した。これによ
り、ソレノイドコイル7非通電時に、入力口201から
環状隙間Cおよび油圧制御弁1内を経て排出口203に
到る作動油の流れを生じさせ、出力口202および油圧
制御弁1内に滞留している気泡を、この作動油の流れに
乗せて排出口203から排出できる。その結果、残留気
泡に起因するソレノイドコイル7通電開始時の応答性悪
化を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧等の流体圧力
を制御する油圧制御弁およびそれを用いた油圧装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、往復移動する弁部材により流
体圧力を制御する油圧制御弁として図3に示すような構
成のものがある。この油圧制御弁100の構成および作
動を簡単に説明する。
【0003】従来の油圧制御弁100は、弁ハウジング
102、ボール弁3(弁部材)、固定鉄心4、可動鉄心
5、シャフト6、ソレノイドコイル7、ヨーク8等から
構成されて、油圧装置の一部を成す油圧機構200に取
付けられている。
【0004】弁ハウジング102には、油圧機構200
の入力口201からポンプ(図示せず)等により加圧さ
れた作動油が供給される入力ポート9、油圧機構200
の出力口202へ作動油を送出する出力ポート10およ
び油圧機構200の排出口203へ作動油を排出する排
出ポート11が設けられている。ここで、出力口202
は油圧装置の一部を成す制御機構(図示せず)に連通
し、排出口203は油圧機構200のオイルパン(図示
せず、大気圧)に連通している。さらに、弁ハウジング
102は、ボール弁3を移動可能に収容すると共に、第
1の弁座12および第2の弁座13を有している。弁ハ
ウジング102の入力ポート9と反対側端部には、ソレ
ノイドコイル7が同軸上に配置され、ソレノイドコイル
7の内周には固定鉄心4が同軸上に固定されている。さ
らに、ソレノイドコイル7はヨーク8により弁ハウジン
グ102にカシメ固定されている。
【0005】可動鉄心5は、固定鉄心4と対向してソレ
ノイドコイル7および弁ハウジング102に軸方向移動
可能に収容されている。可動鉄心5と固定鉄心4との間
にスプリング14が圧縮状態で配設され、スプリング1
4の付勢力によって可動鉄心5は固定鉄心4から離れる
方向に付勢されている。可動鉄心5の入力ポート9側端
部には、シャフト6が圧入されている。また、可動鉄心
5、固定鉄心4、ヨーク8および弁ハウジング102は
磁性材料により形成されて磁気回路を構成している。
【0006】次に、従来の油圧制御弁100の作動につ
いて説明する。
【0007】(1)ソレノイドコイル7非通電時。
【0008】この時は、可動鉄心5は、スプリング14
の付勢力により固定鉄心4から離れる方向に移動し、シ
ャフト6の先端がボール弁3に当接して、ボール弁3は
第1の弁座12に着座している。これにより、入力ポー
ト9が遮断され、出力ポート10と排出ポート11とが
連通している。
【0009】(2)ソレノイドコイル7通電時。
【0010】この時は、ソレノイドコイル7が発生する
磁力により、可動鉄心5は固定鉄心4に吸引され、スプ
リング14の付勢力に抗して固定鉄心4側に移動する。
その結果、ボール弁3は第1の弁座12から離座し、入
力ポート9から流入する作動油の圧力を受けて図3の右
方向に移動して、第2の弁座13に着座する。これによ
り、排出ポート11が遮断され、入力ポート9と出力ポ
ート10とが連通する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ソレノイドコ
イル7非通電時は、出力ポート10と排出ポート11が
連通している。従って、油圧機構200の出力口202
と油圧機構200のオイルパンとが連通し、出力口20
2および油圧制御弁100内部の圧力は大気圧となって
いる。このため、出力口202や制御機構内部の気泡が
移動して油圧制御弁100内部に残留することがある。
一方、ソレノイドコイル7が通電されて、入力ポート9
と出力ポート10が連通すると、この残留気泡は入力ポ
ート9から流入した作動油と共に出力口202から制御
機構に送られる。この残留気泡により油圧機構200の
制御開始時の応答性が悪化する可能性がある。
【0012】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
ものであり、従って、その目的は、ソレノイドコイル非
通電時に、油圧制御弁内部に残留する気泡を速やかに排
出ポートから排出可能な油圧制御弁を実現して、油圧装
置に用いた場合には制御開始時の応答性を良好にできる
油圧制御弁およびそれを用いた油圧装置を提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の技術的手段を採用する。
【0014】本発明の請求項1の油圧制御弁は、ソレノ
イドコイルの非通電時には、弁部材の移動により出力ポ
ートと排出ポートとが連通すると共に、ソレノイドコイ
ルの通電時には、弁部材の移動により前記入力ポートと
前記出力ポートとが連通するように構成し、且つ弁ハウ
ジングに通路形成部を設け、ソレノイドコイルの非通電
時には通路形成部を介して入力ポートと排出ポートとを
連通した。これにより、ソレノイドコイルの非通電時
に、入力ポートから排出ポートへ所定流量の作動油が流
れる。この結果、出力ポートおよび弁ハウジング内部に
残留する気泡を、この作動油の流れに乗せて排出ポート
から排出することができる。
【0015】この場合、請求項2のように、ソレノイド
非通電時にのみ入力ポートから弁ハウジング内部を経由
して排出ポートへ所定流量の作動油が流れるような通路
形成部を設ければ、ソレノイドコイル通電時には入力ポ
ートから排出ポートへの作動油の流れは発生しないの
で、ポンプの無駄仕事を無くして省エネルギ化しつつ、
出力ポートおよび油圧制御弁内部に残留する気泡を、排
出ポートから排出することができる。
【0016】さらに、請求項3のように、通路形成部を
弁ハウジングの外周面に形成すれば、所定流量の通路形
成部を容易に、コストを増大させずに設けることができ
る。
【0017】本発明の請求項4の油圧装置は、請求項1
に記載の油圧制御弁を用いた油圧装置であって、加圧さ
れた作動油が供給される入力口、制御機構へ作動油を送
出する出力口、および余剰の作動油を排出する排出口を
有し、所定部位と作動油を送受する油圧機構を備え、入
力口と入力ポート、出力口と出力ポート、さらに排出口
と排出ポートとがそれぞれ連通するように、油圧機構に
対して油圧制御弁を取付け、油圧制御弁にて所定部位と
作動油の送受を制御するように構成し、且つ油圧制御弁
の非通電時には、通路形成部を介して入力口と排出口と
を連通させた。これにより、出力口および弁ハウジング
内部に残留する気泡をこの作動油の流れに乗せて排出口
から確実に排出できるので、ソレノイドコイル通電直後
の応答性を良好にできる。
【0018】この場合、請求項5のように、使用時にお
いて、油圧機構の排出口が出力口より高い位置となるよ
うに構成することにより、出力口内の残留気泡を確実に
排出口へ流せるので、残留気泡の排出効果を一層高める
ことができる。
【0019】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図に基づ
いて説明する。各図において、同一部位には同一符号を
付してある。
【0020】図1は、本発明の一実施形態による油圧制
御弁1およびそれを用いた油圧機構200の縦断面図で
ある。
【0021】油圧制御弁1は、弁ハウジング2、ボール
弁3(弁部材)、固定鉄心4、可動鉄心5、シャフト
6、ソレノイドコイル7、ヨーク8等から構成されて、
油圧装置の一部を成す油圧機構200に取付けられてい
る。
【0022】弁ハウジング2は、略円筒状に形成され、
油圧機構200の入力口201からポンプ(図示せず)
等により加圧された作動油が供給される入力ポート9、
油圧機構200の出力口202へ作動油を送出する出力
ポート10および油圧機構200の排出口203へ作動
油を排出する排出ポート11が設けられている。入力ポ
ート9は弁ハウジング2の一端面に開口して設けられ、
出力ポート10およびは移出ポート11は、弁ハウジン
グ2の外周面に開口して設けられている。これらの三つ
の各ポートは、軸方向に、入力ポート9、出力ポート1
0、排出ポート11の順に並んでいる。入力ポート9の
入力口側にはフィルタ15が設けられ、油圧制御弁1内
への異物侵入を防止している。ここで、出力口202は
油圧装置の一部を成す制御機構(図示せず)に連通し、
排出口203は油圧機構200のオイルパン(図示せ
ず、大気圧)に連通している。さらに、弁ハウジング2
は、ボール弁3を移動可能に収容すると共に、第1の弁
座12および第2の弁座13を有している。また、弁ハ
ウジング2の入力ポート9〜出力ポート10間の外周に
は通路形成部2aが設けられている。油圧制御弁1が油
圧機構200に取付けられると、この通路形成部2aと
油圧機構200との間に環状隙間C(通路)が形成され
る。この環状隙間Cを介して、入力ポート9と出力ポー
ト10は連通する。また、弁ハウジング2の入力ポート
と反対側端部には、ソレノイドコイル7が同軸上に配置
されている。
【0023】ソレノイドコイル7の内周には、固定鉄心
4が同軸上に固定されている。さらに、ソレノイドコイ
ル7は、ヨーク8により弁ハウジング2にカシメ固定さ
れている。
【0024】可動鉄心5は、固定鉄心4と対向してソレ
ノイドコイル7および弁ハウジング2に軸方向移動可能
に収容されている。可動鉄心5と固定鉄心4との間には
スプリング14が圧縮状態で配設され、スプリング14
の付勢力によって可動鉄心5は固定鉄心4から離れる方
向(図1の左方向)に付勢されている。可動鉄心5の入
力ポート9側端部には、シャフト6が圧入されている。
このシャフト6は、弁ハウジング2に圧入固定されたガ
イド16に摺動可能に嵌合している。従って、可動鉄心
5はシャフト6と一体に移動する。また、可動鉄心5、
固定鉄心4、ヨーク8および弁ハウジング2は磁性材料
により形成されて磁気回路を構成している。
【0025】ここで、図1は、油圧機構200の使用状
態における上方向を、図1の上方向と一致させて示して
いる。従って、排出口203は、出力口202よりも上
方に設けられている。
【0026】次に、油圧制御弁1の作動について説明す
る。
【0027】(1)ソレノイドコイル7通電時。
【0028】ソレノイドコイル7が通電されると、ソレ
ノイドコイル7が発生する磁力により、可動鉄心5は固
定鉄心4に吸引され、スプリング14の付勢力に抗して
固定鉄心4側に移動する。すると、シャフト6がボール
弁3から離れるので、ボール弁3は第1の弁座12から
離座し、入力ポート9から流入する作動油の圧力を受け
て図1の右方向に移動して、第2の弁座13に着座す
る。これにより、排出ポート11が遮断され、入力ポー
ト9と出力ポート10とが連通する。従って、加圧され
た作動油が入力口201から油圧制御弁1および出力口
202を経て油圧装置内の制御機構へ供給される。
【0029】(2)ソレノイドコイル7非通電時。
【0030】ソレノイドコイル7の通電が遮断される
と、ソレノイドコイル7が発生する磁力が消滅し、可動
鉄心5は、スプリング14の付勢力により固定鉄心4か
ら離れる方向に移動し、シャフト6の先端がボール弁3
に当接して、ボール弁3を第1の弁座12に着座せしめ
る。これにより、入力ポート9が遮断され、出力ポート
10と排出ポート11とが連通する。従って、入力口2
01から油圧制御弁1および出力口202を経て油圧装
置内の制御機構への作動油の供給が遮断され、入力口2
01内の作動油圧力は排出口203内の圧力レベルまで
低下する。従って、制御機構および出力口202内に存
在する気泡が図1の上方向に移動して、油圧制御弁1内
に滞留する。
【0031】一方、前述の環状隙間Cにより、入力ポー
ト9と出力ポート10は連通しているので、入力口20
1から環状隙間C、出力ポート10、ボール弁3および
第2の弁座13(油圧制御弁1内部)を経て排出口20
3へ向かって少量の作動油が流れる。つまり、ソレノイ
ドコイル7非通電時においてのみ、環状隙間Cを介して
入力ポート9と排出ポート11とが連通する。油圧制御
弁1内に滞留している気泡は、この作動油の流れに乗っ
て排出口203から排出される。この作動油の流量は、
気泡を排出させるのに十分で、且つ制御機構に影響を及
ぼさない(制御機構が作動しない)ような流量に設定さ
れている。この流量設定は、環状隙間Cの大きさを最適
化する(たとえば、通路形成部2aの直径を調整する)
ことにより容易に行うことができる。さらに、本実施形
態では、油圧機構200の使用状態において、排出口2
03が出力口202よりも上方になるように設けられて
いる。これにより、出力口202内の残留気泡が受ける
浮力の方向と出力口202から排出口203へ向かう方
向とをはぼ一致させたので、より効果的に気泡を排出す
ることができる。
【0032】以上説明した、本発明の一実施形態による
油圧機構200では、油圧制御弁1の弁ハウジング2外
周に通路形成部2aを設けて油圧機構200と通路形成
部2aとにより環状隙間Cを形成した。これにより、ソ
レノイドコイル7非通電時に、入力口201から環状隙
間Cおよび油圧制御弁1内を経て排出口203に到る作
動油の流れを生じさせたので、出力口202および油圧
制御弁1内に滞留している気泡は、この作動油の流れに
乗って排出口203から排出される。その結果、出力口
202および油圧制御弁1内に滞留している気泡に起因
する、ソレノイドコイル7通電開始時における油圧装置
の応答性悪化を防止することができる。
【0033】また、環状隙間Cは、ソレノイドコイル7
通電時には排出口203とは遮断されている。従って、
ソレノイドコイル7通電時には、入力口201から供給
された作動油はその全量が出力口202から制御機構へ
送られるので作動油を加圧する仕事を必要最小限とする
ことができる。
【0034】さらに、この環状隙間Cの断面積は、弁ハ
ウジング2の外径を変えることで増減できるため、環状
隙間Cを流れる流量を容易に調整することができる。
【0035】さらに、本発明の一実施形態による油圧機
構200では、油圧機構200の使用状態において、排
出口203位置を、出力口202位置よりも上方に設け
ている。これにより、出力口202内の残留気泡が受け
る浮力の方向と出力口202から排出口203への方向
とをはぼ一致させ、より効果的に気泡を排出することが
できる。
【0036】図2には、上述の一実施形態による油圧制
御弁1の変形例を示す。この変形例では、環状隙間Cを
排出ポート11まで延長している。この場合、前述の一
実施形態と同様に、ソレノイドコイル7非通電時におい
て、入力口201から排出口203に到る作動油の流れ
が生じる。作動油は油圧制御弁1内部および外周の両方
を経由して流れるので、図1の出力ポート10上方に残
留する気泡を確実に排出することができる。
【0037】以上説明した、本発明の一実施形態による
油圧制御弁1およびその変形例においては、弁ハウジン
グ2の外周面を通路形成部2aとしたが、弁ハウジング
2の外周に凹部あるいは平面部を設けて、あるいは、弁
ハウジング2内に入力ポート9と出力ポート10とを連
通する貫通孔を設けて通路形成部としてもよい。
【0038】また、本発明の一実施形態による油圧制御
弁1およびその変形例においては、弁部材としてボール
弁3を使用しているが、スプール弁を用いた油圧制御弁
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す油圧制御弁1および
それを用いた油圧機構200のソレノイドコイル7非通
電時における全体断面図である。
【図2】本発明の一実施形態による油圧制御弁1の変形
例の、ソレノイドコイル7非通電時における部分断面図
である。
【図3】従来の油圧制御弁100およびそれを用いた油
圧機構200のソレノイドコイル7非通電時における全
体断面図である。
【符号の説明】
1 油圧制御弁 2 弁ハウジング 3 ボール弁(弁部材) 4 固定鉄心 5 可動鉄心 6 シャフト 7 ソレノイドコイル 8 ヨーク 9 入力ポート 10 出力ポート 11 排出ポート 12 第1の弁座 13 第2の弁座 14 スプリング 15 フィルタ 16 ガイド 100 油圧制御弁 102 弁ハウジング 200 油圧機構 201 入力口 202 出力口 203 排出口 C 環状隙間(通路)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁部材を移動可能に収容すると共に、入
    力ポート、出力ポートおよび排出ポートを有する筒状の
    弁ハウジングの一端側に同軸上にソレノイドコイルを配
    置し、 前記ソレノイドコイルへの通電制御により前記弁部材を
    移動させて前記入力ポートと前記出力ポートとの連通あ
    るいは前記出力ポートと前記排出ポートとの連通を切替
    える油圧制御弁において、 前記ソレノイドコイルの非通電時には、前記弁部材の移
    動により前記出力ポートと前記排出ポートとが連通する
    と共に、前記ソレノイドコイルの通電時には、前記弁部
    材の移動により前記入力ポートと前記出力ポートとが連
    通するように構成し、且つ前記弁ハウジングに通路形成
    部を設け、前記ソレノイドコイルの非通電時には前記通
    路形成部を介して前記入力ポートと前記排出ポートとを
    連通したことを特徴とする油圧制御弁。
  2. 【請求項2】 前記通路形成部は、前記ソレノイドコイ
    ルの非通電時においてのみ前記入力ポートと前記排出ポ
    ートとを前記弁ハウジング内部を介して連通したことを
    特徴とする請求項1に記載の油圧制御弁。
  3. 【請求項3】 前記通路形成部は、前記弁ハウジングの
    外周面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    油圧制御弁。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の油圧制御弁を用いた油
    圧装置であって、 加圧された作動油が供給される入力口、制御機構へ作動
    油を送出する出力口、および余剰の作動油を排出する排
    出口を有し、所定部位と作動油を送受する油圧機構を備
    え、 前記入力口と前記入力ポート、前記出力口と前記出力ポ
    ート、さらに前記排出口と前記排出ポートとがそれぞれ
    連通するように、前記油圧機構に対して前記油圧制御弁
    を取付け、前記油圧制御弁にて所定部位と作動油の送受
    を制御するように構成し、且つ前記油圧制御弁の非通電
    時には、前記通路形成部を介して前記入力口と前記排出
    口とが連通することを特徴とする油圧装置。
  5. 【請求項5】 使用時において、前記油圧機構の前記排
    出口が前記出力口より高い位置となるように構成したこ
    とを特徴とする請求項4に記載の油圧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006242384A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Eaton Corp バイパスオリフィスを有するソレノイドボールバルブ

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