JP2002188518A - 内燃機関のガス燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関のガス燃料供給装置Info
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- JP2002188518A JP2002188518A JP2000383443A JP2000383443A JP2002188518A JP 2002188518 A JP2002188518 A JP 2002188518A JP 2000383443 A JP2000383443 A JP 2000383443A JP 2000383443 A JP2000383443 A JP 2000383443A JP 2002188518 A JP2002188518 A JP 2002188518A
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- combustion engine
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温時における燃料の気化の促進を図ること
により空燃比制御を安定して行なうことができる内燃機
関のガス燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク2内の液体燃料を気体燃料に
気化させて燃料噴射弁4に供給するようにした内燃機関
のガス燃料供給装置において、燃料供給通路6に上記液
体燃料を気化させる1次側,2次側ベーパライザ11,
15を直列に接続し、該2次側ベーパライザ15に電気
ヒータ40を配置する。
により空燃比制御を安定して行なうことができる内燃機
関のガス燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク2内の液体燃料を気体燃料に
気化させて燃料噴射弁4に供給するようにした内燃機関
のガス燃料供給装置において、燃料供給通路6に上記液
体燃料を気化させる1次側,2次側ベーパライザ11,
15を直列に接続し、該2次側ベーパライザ15に電気
ヒータ40を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプロパン,
又はブタンとの混合燃料(LPG)を内燃機関に供給す
るようにしたガス燃料供給装置に関する。
又はブタンとの混合燃料(LPG)を内燃機関に供給す
るようにしたガス燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用ガソリン機関において
は、気化器による燃料供給に比べて電子制御による燃料
供給の方が機能的に優れている点が多いことは周知であ
る。即ち、制御性,信頼性,学習機能,吸気系レイアウ
トの自由度等が高く、排気ガス対策,燃費性能,出力性
能等において有利である。
は、気化器による燃料供給に比べて電子制御による燃料
供給の方が機能的に優れている点が多いことは周知であ
る。即ち、制御性,信頼性,学習機能,吸気系レイアウ
トの自由度等が高く、排気ガス対策,燃費性能,出力性
能等において有利である。
【0003】一方、LPG燃料は、常温,常圧で気化し
易く、この気体燃料をエンジンに供給することにより、
エンジンの冷間始動から加減速の過渡状態まで極めて良
好な低公害特性が得られる。またLPG燃料は、ガソリ
ンに比べてオクタン価が高く,しかも炭素割合が低いこ
とから、高圧縮比にて運転することが可能であり、CO
2 の排出量を抑制できるという長所を有している。
易く、この気体燃料をエンジンに供給することにより、
エンジンの冷間始動から加減速の過渡状態まで極めて良
好な低公害特性が得られる。またLPG燃料は、ガソリ
ンに比べてオクタン価が高く,しかも炭素割合が低いこ
とから、高圧縮比にて運転することが可能であり、CO
2 の排出量を抑制できるという長所を有している。
【0004】このような長所を有するLPG燃料を燃料
噴射弁を備えた電子制御式燃料供給装置に採用すること
によって、排気ガスの低公害化とCO2 排出量の低減を
図ることができる。この種のLPG燃料をエンジンに供
給する場合には、燃料タンクからのLPG燃料をベーパ
ライザで気化させ、該ベーパライザから調圧部を経て燃
料噴射弁に供給することとなる。
噴射弁を備えた電子制御式燃料供給装置に採用すること
によって、排気ガスの低公害化とCO2 排出量の低減を
図ることができる。この種のLPG燃料をエンジンに供
給する場合には、燃料タンクからのLPG燃料をベーパ
ライザで気化させ、該ベーパライザから調圧部を経て燃
料噴射弁に供給することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ベーパ
ライザにより液体燃料を気化させる構造を採用した場合
には、極低温の始動時には状態では燃料の気化が充分に
行われず、空燃比の制御性が不安定となり、始動不良の
原因となる場合がある。
ライザにより液体燃料を気化させる構造を採用した場合
には、極低温の始動時には状態では燃料の気化が充分に
行われず、空燃比の制御性が不安定となり、始動不良の
原因となる場合がある。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、低温時における燃料の気化の促進を図ることにより
空燃比制御を安定して行なうことができる内燃機関のガ
ス燃料供給装置を提供することを目的としている。
で、低温時における燃料の気化の促進を図ることにより
空燃比制御を安定して行なうことができる内燃機関のガ
ス燃料供給装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃料
タンク内の液体燃料を気体燃料に気化させて燃料噴射弁
に供給するようにした内燃機関のガス燃料供給装置にお
いて、燃料供給通路に上記液体燃料を気化させる1次
側,2次側ベーパライザを直列に配設したことを特徴と
している。
タンク内の液体燃料を気体燃料に気化させて燃料噴射弁
に供給するようにした内燃機関のガス燃料供給装置にお
いて、燃料供給通路に上記液体燃料を気化させる1次
側,2次側ベーパライザを直列に配設したことを特徴と
している。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記2次側ベーパライザには電気ヒータが配設されている
ことを特徴としている。
記2次側ベーパライザには電気ヒータが配設されている
ことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、上
記2次側ベーパライザには該ベーパライザに流入した液
状燃料を検出する液状燃料検出手段が配設されており、
該液状燃料を検出したときには上記電気ヒータに通電を
行なうヒータ制御手段を設けたことを特徴としている。
記2次側ベーパライザには該ベーパライザに流入した液
状燃料を検出する液状燃料検出手段が配設されており、
該液状燃料を検出したときには上記電気ヒータに通電を
行なうヒータ制御手段を設けたことを特徴としている。
【0010】請求項4の発明は、請求項3において、上
記電気ヒータはその少なくとも一部が上記液状燃料検出
手段の下側に位置するように配置されていることを特徴
としている。
記電気ヒータはその少なくとも一部が上記液状燃料検出
手段の下側に位置するように配置されていることを特徴
としている。
【0011】請求項5の発明は、請求項3又は4におい
て、上記ヒータ制御手段は、上記2次側ベーパライザ下
流側の気体燃料圧が設定値と同等,もしくは設定値を越
えたときに上記電気ヒータへの通電を停止するように構
成されていることを特徴としている。
て、上記ヒータ制御手段は、上記2次側ベーパライザ下
流側の気体燃料圧が設定値と同等,もしくは設定値を越
えたときに上記電気ヒータへの通電を停止するように構
成されていることを特徴としている。
【0012】請求項6の発明は、請求項5において、上
記ヒータ制御手段は、上記電気ヒータの通電停止を遅延
させる遅延回路を備えていることを特徴としている。
記ヒータ制御手段は、上記電気ヒータの通電停止を遅延
させる遅延回路を備えていることを特徴としている。
【0013】請求項7の発明は、請求項6において、上
記遅延回路は、遅延制御中の通電電流を通常の電流値よ
り減じて制御するように構成されていることを特徴とし
ている。
記遅延回路は、遅延制御中の通電電流を通常の電流値よ
り減じて制御するように構成されていることを特徴とし
ている。
【0014】請求項8の発明は、請求項1ないし7の何
れかにおいて、上記2次側ベーパライザは気体燃料を貯
留するサージタンクを備えていることを特徴としてい
る。
れかにおいて、上記2次側ベーパライザは気体燃料を貯
留するサージタンクを備えていることを特徴としてい
る。
【0015】請求項9の発明は、請求項1ないし8の何
れかにおいて、上記2次側ベーパライザは上記燃料噴射
弁の近傍に配置されていることを特徴としている。
れかにおいて、上記2次側ベーパライザは上記燃料噴射
弁の近傍に配置されていることを特徴としている。
【0016】
【発明の作用効果】請求項1の発明にかかるガス燃料供
給装置によれば、燃料供給通路に1次側,2次側ベーパ
ライザを配設したので、1次側ベーパライザから流出し
た液状燃料を2次側ベーパライザで気化させることがで
きる。これにより低温時における燃料の気化を確実に行
なうことができ、始動時の空燃比制御を安定して行なう
ことができ、始動不良を防止できる。
給装置によれば、燃料供給通路に1次側,2次側ベーパ
ライザを配設したので、1次側ベーパライザから流出し
た液状燃料を2次側ベーパライザで気化させることがで
きる。これにより低温時における燃料の気化を確実に行
なうことができ、始動時の空燃比制御を安定して行なう
ことができ、始動不良を防止できる。
【0017】請求項2の発明では、2次側ベーパライザ
に電気ヒータを配設したので、該電気ヒータで2次側ベ
ーパライザに流入した液状燃料を加熱することにより、
確実に気化させることができる。
に電気ヒータを配設したので、該電気ヒータで2次側ベ
ーパライザに流入した液状燃料を加熱することにより、
確実に気化させることができる。
【0018】請求項3の発明では、2次側ベーパライザ
において液状燃料を検出したときに電気ヒータに通電す
るようにしたので、電力消費量を抑えながら液状燃料の
気化を確実に行なうことができる。
において液状燃料を検出したときに電気ヒータに通電す
るようにしたので、電力消費量を抑えながら液状燃料の
気化を確実に行なうことができる。
【0019】請求項4の発明では、電気ヒータを液状燃
料検出手段の下側に配置したので、液状燃料の気化を容
易に行なうことができる。
料検出手段の下側に配置したので、液状燃料の気化を容
易に行なうことができる。
【0020】請求項5の発明では、2次側ベーパライザ
の下流側にて検出した気体燃料圧が設定値と同等以上の
ときには電気ヒータへの通電を停止するので、気体燃料
の異常温度上昇を防止でき、燃料供給量の不足によるエ
ンジン出力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング
性能の低下を防止できる。
の下流側にて検出した気体燃料圧が設定値と同等以上の
ときには電気ヒータへの通電を停止するので、気体燃料
の異常温度上昇を防止でき、燃料供給量の不足によるエ
ンジン出力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング
性能の低下を防止できる。
【0021】請求項6の発明では、電気ヒータの通電停
止を遅延させるようにしたので、電気ヒータによる加熱
時間をある程度保持することができ、ハンチングを防止
できるとともに、遅延中に液状燃料が流入したときには
速やかに気化させることができ、液状燃料流入による気
体燃料圧の低下を抑制できる。
止を遅延させるようにしたので、電気ヒータによる加熱
時間をある程度保持することができ、ハンチングを防止
できるとともに、遅延中に液状燃料が流入したときには
速やかに気化させることができ、液状燃料流入による気
体燃料圧の低下を抑制できる。
【0022】請求項7の発明では、遅延制御中の通電電
流を通常の電流値より減じるようにしたので、電気ヒー
タによる過熱を防止できるとともに、消費電力を低減で
きる。
流を通常の電流値より減じるようにしたので、電気ヒー
タによる過熱を防止できるとともに、消費電力を低減で
きる。
【0023】請求項8の発明では、2次側ベーパライザ
にサージタンクを設けたので、高負荷域での気体燃料を
必要量確保することができ、また流入した液状燃料を溜
めておくことができる。
にサージタンクを設けたので、高負荷域での気体燃料を
必要量確保することができ、また流入した液状燃料を溜
めておくことができる。
【0024】請求項9の発明では、2次側ベーパライザ
を燃料噴射弁の近傍に配置したので、気体燃料の温度低
下による再液化を防止できる。
を燃料噴射弁の近傍に配置したので、気体燃料の温度低
下による再液化を防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0026】図1ないし図6は、本発明の一実施形態に
よる内燃機関のガス燃料供給装置を説明するための図で
あり、図1はガス燃料供給装置の全体構成図、図2はサ
ーモスタットの断面図、図3はECUの制御図、図4は
LPG燃料の蒸気圧と温度との関係を示す特性図、図5
は気体燃料圧力とスロットル弁の最大開度との関係を示
す特性図、図6は燃料ポンプの運転動作を示すフローチ
ャート図である。
よる内燃機関のガス燃料供給装置を説明するための図で
あり、図1はガス燃料供給装置の全体構成図、図2はサ
ーモスタットの断面図、図3はECUの制御図、図4は
LPG燃料の蒸気圧と温度との関係を示す特性図、図5
は気体燃料圧力とスロットル弁の最大開度との関係を示
す特性図、図6は燃料ポンプの運転動作を示すフローチ
ャート図である。
【0027】図において、1はガス燃料供給装置を示し
ており、これは燃料タンク2内に充填された液体燃料を
気体燃料に気化させてエンジン3の各燃料噴射弁4に供
給するものである。このエンジン3は水冷式4サイクル
直列4気筒エンジンであり、各気筒毎に上記燃料噴射弁
4が装着されており、各燃料噴射弁4には共通のデリバ
リパイプ5が接続されている。
ており、これは燃料タンク2内に充填された液体燃料を
気体燃料に気化させてエンジン3の各燃料噴射弁4に供
給するものである。このエンジン3は水冷式4サイクル
直列4気筒エンジンであり、各気筒毎に上記燃料噴射弁
4が装着されており、各燃料噴射弁4には共通のデリバ
リパイプ5が接続されている。
【0028】上記燃料タンク2内には燃料供給管6の上
流側端部6aが挿入されており、該燃料供給管6の下流
側端部6bは上記デリバリパイプ5の燃料供給口5aに
接続されている。この燃料タンク2の上壁には液体燃料
を注入するための燃料充填口2bが形成されている。
流側端部6aが挿入されており、該燃料供給管6の下流
側端部6bは上記デリバリパイプ5の燃料供給口5aに
接続されている。この燃料タンク2の上壁には液体燃料
を注入するための燃料充填口2bが形成されている。
【0029】上記燃料タンク2内には燃料ポンプ7が配
置されている。この燃料ポンプ7の吐出口7aは上記燃
料供給管6の上流側端部6aに接続されており、吸込口
7bは燃料タンク2の底部に形成された凹部2a内に開
口している。
置されている。この燃料ポンプ7の吐出口7aは上記燃
料供給管6の上流側端部6aに接続されており、吸込口
7bは燃料タンク2の底部に形成された凹部2a内に開
口している。
【0030】上記燃料供給管6の上流側端部6aにはリ
リーフ弁19が介設されたリリーフ管18が接続されて
おり、該リリーフ弁19のリリーフ圧は後述する圧力設
定器14の気体燃料圧力設定値と同等,もしくは該設定
値より僅かに小さく設定されている。また上記リリーフ
弁19のリリーフ燃料開口部19aは燃料ポンプ7の吸
込口7bより高い位置で、かつ吸込口7bと反対方向に
指向するように形成されている。
リーフ弁19が介設されたリリーフ管18が接続されて
おり、該リリーフ弁19のリリーフ圧は後述する圧力設
定器14の気体燃料圧力設定値と同等,もしくは該設定
値より僅かに小さく設定されている。また上記リリーフ
弁19のリリーフ燃料開口部19aは燃料ポンプ7の吸
込口7bより高い位置で、かつ吸込口7bと反対方向に
指向するように形成されている。
【0031】上記燃料ポンプ7の吐出口7aとリリーフ
管18との間には逆止弁20が介設されており、該逆止
弁20は燃料ポンプ7からの液体燃料の吐出は許容し、
燃料ポンプ7側への逆流は阻止する機能を有している。
管18との間には逆止弁20が介設されており、該逆止
弁20は燃料ポンプ7からの液体燃料の吐出は許容し、
燃料ポンプ7側への逆流は阻止する機能を有している。
【0032】上記燃料供給管6の燃料タンク2外方の下
流側部分には手動弁8が、該手動弁8の下流側にはソレ
ノイド弁9がそれぞれ接続されており、該ソレノイド弁
9の下流側には液体燃料を濾過する燃料フィルタ10が
一体的に接続されている。上記ソレノイド弁9は、例え
ば緊急時に燃料供給を遮断するためのものである。
流側部分には手動弁8が、該手動弁8の下流側にはソレ
ノイド弁9がそれぞれ接続されており、該ソレノイド弁
9の下流側には液体燃料を濾過する燃料フィルタ10が
一体的に接続されている。上記ソレノイド弁9は、例え
ば緊急時に燃料供給を遮断するためのものである。
【0033】上記燃料供給管6の燃料フィルタ10の下
流側には1次側,2次側ベーパライザ11,15が直列
に接続されており、該2次側ベーパライザ15は1次側
ベーパライザ11の下流側に配置されている。またこの
2次側ベーパライザ15の下流側には上記圧力設定器1
4が配設されており、この圧力設定器14及び2次側ベ
ーパライザ15はデリバリパイプ5の近傍に配置されて
いる。これにより安定した燃料噴射圧を確保できるとと
もに、気体燃料の温度低下による再液化を防止できる。
流側には1次側,2次側ベーパライザ11,15が直列
に接続されており、該2次側ベーパライザ15は1次側
ベーパライザ11の下流側に配置されている。またこの
2次側ベーパライザ15の下流側には上記圧力設定器1
4が配設されており、この圧力設定器14及び2次側ベ
ーパライザ15はデリバリパイプ5の近傍に配置されて
いる。これにより安定した燃料噴射圧を確保できるとと
もに、気体燃料の温度低下による再液化を防止できる。
【0034】上記圧力設定器14は2次側ベーパライザ
15から流出した気体燃料が設定圧力となるように調節
するものであり、該設定圧力は具体的には例えば0.2
〜0.45Mpaの範囲内の値に設定され、気体燃料は
該設定圧力でもって上記各燃料噴射弁4に供給される。
15から流出した気体燃料が設定圧力となるように調節
するものであり、該設定圧力は具体的には例えば0.2
〜0.45Mpaの範囲内の値に設定され、気体燃料は
該設定圧力でもって上記各燃料噴射弁4に供給される。
【0035】ここで、上記設定圧力は燃料噴射圧力と同
等の値に設定される。この設定圧力はLPGの燃料特性
に基づいている。即ち、図4に示すように、上記設定圧
力を低圧側,例えば2kg/cm2 (0.2Mpa)に
設定した場合には、プロパン100%の場合で約−15
℃,プロパン50%・ブタン50%の場合で約0℃と液
体燃料の蒸発温度が低下するので、特別のデバイスを用
いないで運転できる限界温度を低温側に拡張できる。し
かし実機で対応するには大容量の燃料を噴射処理できる
燃料噴射弁が必要となり、該燃料噴射弁の大型化,及び
大型化による配置レイアウトの自由度の低下という問題
が生じる。また燃料噴射弁の弁可動部分の質量増加によ
る応答性の低下が生じ、これによるエンジンの高速回転
限界低下等の不具合が生じる。
等の値に設定される。この設定圧力はLPGの燃料特性
に基づいている。即ち、図4に示すように、上記設定圧
力を低圧側,例えば2kg/cm2 (0.2Mpa)に
設定した場合には、プロパン100%の場合で約−15
℃,プロパン50%・ブタン50%の場合で約0℃と液
体燃料の蒸発温度が低下するので、特別のデバイスを用
いないで運転できる限界温度を低温側に拡張できる。し
かし実機で対応するには大容量の燃料を噴射処理できる
燃料噴射弁が必要となり、該燃料噴射弁の大型化,及び
大型化による配置レイアウトの自由度の低下という問題
が生じる。また燃料噴射弁の弁可動部分の質量増加によ
る応答性の低下が生じ、これによるエンジンの高速回転
限界低下等の不具合が生じる。
【0036】一方、上記圧力値を高圧側,例えば4.5
kg/cm2 (0.45Mpa)に設定した場合には、
プロパン100%の場合で約5℃,プロパン50%・ブ
タン50%の場合で約20℃と液体燃料の蒸発温度が高
くなり、本実施形体装置等のデバイスを必要とする運転
条件が拡大される。この場合、潤滑性の低いプロパン1
00%の液体燃料を使用した場合には、燃料ポンプの負
荷が増えるとともに、電力消費量も増加する。さらには
燃料供給管等のガス漏れに対する構造上の要求が高くな
る。このような点を考慮して圧力値は0.2〜0.45
Mpaの範囲内で選択するのが望ましい。この値は実用
化されている液体燃料を直接噴射するLPGシステムの
燃料噴射圧(5bar(0.5Mpa)+蒸気圧)より
充分に低い値である。
kg/cm2 (0.45Mpa)に設定した場合には、
プロパン100%の場合で約5℃,プロパン50%・ブ
タン50%の場合で約20℃と液体燃料の蒸発温度が高
くなり、本実施形体装置等のデバイスを必要とする運転
条件が拡大される。この場合、潤滑性の低いプロパン1
00%の液体燃料を使用した場合には、燃料ポンプの負
荷が増えるとともに、電力消費量も増加する。さらには
燃料供給管等のガス漏れに対する構造上の要求が高くな
る。このような点を考慮して圧力値は0.2〜0.45
Mpaの範囲内で選択するのが望ましい。この値は実用
化されている液体燃料を直接噴射するLPGシステムの
燃料噴射圧(5bar(0.5Mpa)+蒸気圧)より
充分に低い値である。
【0037】上記1次側ベーパライザ11は液体燃料を
気化させる加熱部12を備えている。この加熱部12
は、密閉状に形成された冷却水ジャケット12c内に燃
料供給管6を挿通し、該ジャケット12cの一端側に冷
却液流入口12aを形成するとともに、他端側に冷却水
流出口12bを形成した構造となっている。上記冷却液
流入口12aには上記エンジン3からのエンジン冷却液
Aを導入する冷却液供給ホース(不図示)が接続されて
おり、上記流出口12bには冷却液回収ホース(不図
示)が接続されている。
気化させる加熱部12を備えている。この加熱部12
は、密閉状に形成された冷却水ジャケット12c内に燃
料供給管6を挿通し、該ジャケット12cの一端側に冷
却液流入口12aを形成するとともに、他端側に冷却水
流出口12bを形成した構造となっている。上記冷却液
流入口12aには上記エンジン3からのエンジン冷却液
Aを導入する冷却液供給ホース(不図示)が接続されて
おり、上記流出口12bには冷却液回収ホース(不図
示)が接続されている。
【0038】また、上記加熱部12の流出口12bには
サーモスタット23が配設されている。このサーモスタ
ット23は、図2に示すように、ハウジング24内に形
成された冷却液通路25の冷却液入口25aを加熱部1
2内に開口させるとともに、冷却液出口25bを上記流
出口12bに接続した構造となっている。また上記ハウ
ジング24内には冷却液通路25を開閉するサーモスタ
ット弁26がスプリンク27により開位置に保持させて
配置されており、該ターモスタット弁26にはバイメタ
ル,サーモワックス等の感温作動素子28が接続されて
いる。この感温作動素子28はエンジン冷却液A温度が
30〜40℃に達するとサーモスタット弁26を閉じ、
これ以下のときにはサーモスタット弁26を開けるよう
に構成されている。なお、25cはバイパス通路であ
る。
サーモスタット23が配設されている。このサーモスタ
ット23は、図2に示すように、ハウジング24内に形
成された冷却液通路25の冷却液入口25aを加熱部1
2内に開口させるとともに、冷却液出口25bを上記流
出口12bに接続した構造となっている。また上記ハウ
ジング24内には冷却液通路25を開閉するサーモスタ
ット弁26がスプリンク27により開位置に保持させて
配置されており、該ターモスタット弁26にはバイメタ
ル,サーモワックス等の感温作動素子28が接続されて
いる。この感温作動素子28はエンジン冷却液A温度が
30〜40℃に達するとサーモスタット弁26を閉じ、
これ以下のときにはサーモスタット弁26を開けるよう
に構成されている。なお、25cはバイパス通路であ
る。
【0039】上記2次側ベーパライザ15は1次側ベー
パライザ11から流出した気体燃料を貯留するサージタ
ンク部13を備えている。このサージタンク部13内に
は天壁から底壁に向かって延びる堰板30が配置されて
おり、該サージタンク部13内に流入した気体燃料は堰
板30に沿ってサージタンク部13の底部13bに流
れ、該底部13bから上昇して上記圧力設定器14内に
流入するようになっている。
パライザ11から流出した気体燃料を貯留するサージタ
ンク部13を備えている。このサージタンク部13内に
は天壁から底壁に向かって延びる堰板30が配置されて
おり、該サージタンク部13内に流入した気体燃料は堰
板30に沿ってサージタンク部13の底部13bに流
れ、該底部13bから上昇して上記圧力設定器14内に
流入するようになっている。
【0040】上記サージタンク部13の容積は上記エン
ジン3の総行程容積の3〜7.5%に設定されている。
またサージタンク部13内には液状燃料レベルセンサ3
1が挿入配置されており、該レベルセンサ31はサージ
タンク部13の底部13bに溜まった液状燃料の有無を
検出するものである。
ジン3の総行程容積の3〜7.5%に設定されている。
またサージタンク部13内には液状燃料レベルセンサ3
1が挿入配置されており、該レベルセンサ31はサージ
タンク部13の底部13bに溜まった液状燃料の有無を
検出するものである。
【0041】上記2次側ベーパライザ15には電気ヒー
タ40が配設されている。この電気ヒータ40はサージ
タンク13の底部13bの下側に配置されており、該電
気ヒータ40によりサージタンク13を加熱するように
なっている。
タ40が配設されている。この電気ヒータ40はサージ
タンク13の底部13bの下側に配置されており、該電
気ヒータ40によりサージタンク13を加熱するように
なっている。
【0042】上記ガス燃料供給装置1はECU35を備
えている。このECU35は、エンジン3に配設された
不図示のλ(02 )センサ,吸気圧センサ,吸気温度セ
ンサ,スロットル開度センサ,冷却液温度センサ,クラ
ンク軸角度センサ,カム軸角度センサ,等の各種センサ
からの検出値aを入力し、これら検出値aに基づいて燃
料噴射弁4の噴射時期,噴射量及び点火コイルの点火時
期等を制御する。
えている。このECU35は、エンジン3に配設された
不図示のλ(02 )センサ,吸気圧センサ,吸気温度セ
ンサ,スロットル開度センサ,冷却液温度センサ,クラ
ンク軸角度センサ,カム軸角度センサ,等の各種センサ
からの検出値aを入力し、これら検出値aに基づいて燃
料噴射弁4の噴射時期,噴射量及び点火コイルの点火時
期等を制御する。
【0043】また上記ECU35は、上記検出値aとと
もに、上記燃料タンク2に配設された燃料タンク圧力セ
ンサ36,上記サージタンク部13内に配設された液状
燃料レベルセンサ31,上記圧力設定器14の出口側に
配設された気体燃料圧力センサ37からの各検出値b,
c,dが入力され、これらの検出値a〜dに基づいて燃
料ポンプ7,ソレノイド弁9,スロットル弁3a,電気
ヒータ40等を制御するように構成されている。
もに、上記燃料タンク2に配設された燃料タンク圧力セ
ンサ36,上記サージタンク部13内に配設された液状
燃料レベルセンサ31,上記圧力設定器14の出口側に
配設された気体燃料圧力センサ37からの各検出値b,
c,dが入力され、これらの検出値a〜dに基づいて燃
料ポンプ7,ソレノイド弁9,スロットル弁3a,電気
ヒータ40等を制御するように構成されている。
【0044】上記ECU35は、上記気体燃料圧力セン
サ37からの検出値dに応じてスロットル弁3aの最大
開度を図5に示すように規制する。例えば、設定圧力を
0.4Mpaとした場合には、気体燃料圧力が0.25
Mpaのときにはスロットル弁3aの最大開度を40%
に規制する。この場合、気体燃料圧力が0.25Mpa
でエンジン回転速度が気体燃料圧力に基づいて設定され
た回転速度設定値より高いときには、スロットル弁の最
大開度をさらに小さい開度に規制するように構成するこ
とも可能である。
サ37からの検出値dに応じてスロットル弁3aの最大
開度を図5に示すように規制する。例えば、設定圧力を
0.4Mpaとした場合には、気体燃料圧力が0.25
Mpaのときにはスロットル弁3aの最大開度を40%
に規制する。この場合、気体燃料圧力が0.25Mpa
でエンジン回転速度が気体燃料圧力に基づいて設定され
た回転速度設定値より高いときには、スロットル弁の最
大開度をさらに小さい開度に規制するように構成するこ
とも可能である。
【0045】上記ECU35は、気体燃料圧力センサ3
7からの検出値dが0.4Mpa以下のときには、電気
ヒータ40に通電を行なうとともに、表示ランプ39に
定格出力運転不能信号を出力し、該表示ランプ39を点
灯させる。これにより定格出力運転ができる状態にない
ことをドライバーに知らせるとともに、サージタンク部
13内の気体燃料を加熱して昇圧する。
7からの検出値dが0.4Mpa以下のときには、電気
ヒータ40に通電を行なうとともに、表示ランプ39に
定格出力運転不能信号を出力し、該表示ランプ39を点
灯させる。これにより定格出力運転ができる状態にない
ことをドライバーに知らせるとともに、サージタンク部
13内の気体燃料を加熱して昇圧する。
【0046】また上記ECU35は、上記液状燃料レベ
ルセンサ31からの検出値cが所定値を越えたときに
は、上記電気ヒータ40に通電を行なうとともに、燃料
ポンプ7の運転を停止する。即ち、サージタンク部13
内に流入した液状燃料が所定レベルに達すると、電気ヒ
ータ40により加熱して液状燃料を速やかに気化させる
とともに、燃料ポンプ7からの過剰な燃料供給を回避す
る。
ルセンサ31からの検出値cが所定値を越えたときに
は、上記電気ヒータ40に通電を行なうとともに、燃料
ポンプ7の運転を停止する。即ち、サージタンク部13
内に流入した液状燃料が所定レベルに達すると、電気ヒ
ータ40により加熱して液状燃料を速やかに気化させる
とともに、燃料ポンプ7からの過剰な燃料供給を回避す
る。
【0047】そしてECU35は、気体燃料圧力センサ
37の検出値dが設定値と同等以上で、かつレベルセン
サ31の検出値dが設定レベル以下になると上記電気ヒ
ータ40への通電を所定時間経過後に遅延させて停止す
るとともに、燃料ポンプ7の運転を再開する。また上記
電気ヒータ40の遅延制御中は通常運転時の電流値より
低減して通電を行なうようになっている。
37の検出値dが設定値と同等以上で、かつレベルセン
サ31の検出値dが設定レベル以下になると上記電気ヒ
ータ40への通電を所定時間経過後に遅延させて停止す
るとともに、燃料ポンプ7の運転を再開する。また上記
電気ヒータ40の遅延制御中は通常運転時の電流値より
低減して通電を行なうようになっている。
【0048】また上記ECU35は、液状燃料レベルセ
ンサ31からの検出値cが所定レベル以下で、かつ気体
燃料圧力センサ37からの検出値dが設定値以下のとき
には燃料ポンプ7を駆動する。
ンサ31からの検出値cが所定レベル以下で、かつ気体
燃料圧力センサ37からの検出値dが設定値以下のとき
には燃料ポンプ7を駆動する。
【0049】即ち、図6に示すように、エンジンを始動
後、サージタンク部13内の液状燃料レベルセンサが感
知していない状態で、かつ圧力設定器14出口部の気体
燃料圧力が0.4Mpa未満のときには、液体燃料の温
度が低いと判断し、燃料ポンプ7を運転してベーパライ
ザ11への燃料供給を積極的に行なう(ステップS1〜
S3)。
後、サージタンク部13内の液状燃料レベルセンサが感
知していない状態で、かつ圧力設定器14出口部の気体
燃料圧力が0.4Mpa未満のときには、液体燃料の温
度が低いと判断し、燃料ポンプ7を運転してベーパライ
ザ11への燃料供給を積極的に行なう(ステップS1〜
S3)。
【0050】一方、燃料ポンプ7を運転している状態
で、サージタンク部13内に流入した液状燃料が所定レ
ベル以上になると燃料ポンプ7を停止する(ステップS
4)。またサージタンク部13内の液状燃料が所定レベ
ル以下であっても、気体燃料圧力が設定値(0.45M
pa)以上のときには燃料ポンプ7を停止する。
で、サージタンク部13内に流入した液状燃料が所定レ
ベル以上になると燃料ポンプ7を停止する(ステップS
4)。またサージタンク部13内の液状燃料が所定レベ
ル以下であっても、気体燃料圧力が設定値(0.45M
pa)以上のときには燃料ポンプ7を停止する。
【0051】このように本実施形態によれば、燃料供給
管6に1次側,2次側ベーパライザ11,15を直列に
接続するとともに、2次側ベーパライザ15に電気ヒー
タ40を配設したので、1次側ベーパライザ11から流
出した液状燃料を2次側ベーパライザ15で加熱して気
化させることができる。これにより低温時における燃料
の気化を確実に行なうことができ、始動時の空燃比制御
を安定して行なうことができ、始動不良を防止できる。
管6に1次側,2次側ベーパライザ11,15を直列に
接続するとともに、2次側ベーパライザ15に電気ヒー
タ40を配設したので、1次側ベーパライザ11から流
出した液状燃料を2次側ベーパライザ15で加熱して気
化させることができる。これにより低温時における燃料
の気化を確実に行なうことができ、始動時の空燃比制御
を安定して行なうことができ、始動不良を防止できる。
【0052】また上記2次側ベーパライザ15にて液状
燃料を検出したときには電気ヒータ40に通電するよう
にしたので、電力消費量を抑えながら液状燃料の気化を
確実に行なうことができる。
燃料を検出したときには電気ヒータ40に通電するよう
にしたので、電力消費量を抑えながら液状燃料の気化を
確実に行なうことができる。
【0053】さらに圧力設定器14出口側の気体燃料圧
力が設定値(0.4Mpa)と同等以上に上昇したとき
には、上記電気ヒータ40への通電を停止するので、気
体燃料の異常温度上昇を防止でき、ひいてはエンジン出
力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング性能の低
下による熱効率の低下を防止できる。
力が設定値(0.4Mpa)と同等以上に上昇したとき
には、上記電気ヒータ40への通電を停止するので、気
体燃料の異常温度上昇を防止でき、ひいてはエンジン出
力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング性能の低
下による熱効率の低下を防止できる。
【0054】また上記電気ヒータ40の通電停止を所定
時間経過後に遅延させて行なうので、加熱時間をある程
度保持することができ、ハンチングを防止できるととも
に、保持時間中に液状燃料が流入したときには速やかに
気化させることができ、液状燃料流入による気体燃料圧
の低下を抑制できる。
時間経過後に遅延させて行なうので、加熱時間をある程
度保持することができ、ハンチングを防止できるととも
に、保持時間中に液状燃料が流入したときには速やかに
気化させることができ、液状燃料流入による気体燃料圧
の低下を抑制できる。
【0055】さらに遅延制御中の通電電流を通常運転時
の電流値より低減したので、電気ヒータ40による過熱
を防止できるとともに、消費電力を低減できる。
の電流値より低減したので、電気ヒータ40による過熱
を防止できるとともに、消費電力を低減できる。
【0056】本実施形態では、2次側ベーパライザ15
にサージタンク部13を設けたので、高負荷域での気体
燃料を必要量確保することができ、また流入した液状燃
料を溜めておくことができる。
にサージタンク部13を設けたので、高負荷域での気体
燃料を必要量確保することができ、また流入した液状燃
料を溜めておくことができる。
【0057】本実施形態のガス燃料供給装置1によれ
ば、圧力設定器14内の気体燃料圧力に応じてスロット
ル弁3aの最大開度を規制するようにしたので、液体燃
料の蒸発量,蒸気圧が低い場合にはスロットル弁3aの
最大開度を小さい開度に規制することにより、燃料噴射
圧を確保しながら、液状燃料の流出を抑制することが可
能となり、燃料噴射制御を安定して行なうことができ
る。
ば、圧力設定器14内の気体燃料圧力に応じてスロット
ル弁3aの最大開度を規制するようにしたので、液体燃
料の蒸発量,蒸気圧が低い場合にはスロットル弁3aの
最大開度を小さい開度に規制することにより、燃料噴射
圧を確保しながら、液状燃料の流出を抑制することが可
能となり、燃料噴射制御を安定して行なうことができ
る。
【0058】本実施形態では、サージタンク部13内に
流入した液状燃料が所定レベルに達したときには燃料ポ
ンプ7の運転を停止するので、燃料ポンプ7からの過剰
な燃料供給を回避でき、燃料噴射圧を確保しながら、液
状燃料の流出を抑制することが可能となり、上記同様に
燃料噴射制御を安定して行なうことができる。
流入した液状燃料が所定レベルに達したときには燃料ポ
ンプ7の運転を停止するので、燃料ポンプ7からの過剰
な燃料供給を回避でき、燃料噴射圧を確保しながら、液
状燃料の流出を抑制することが可能となり、上記同様に
燃料噴射制御を安定して行なうことができる。
【0059】また上記サージタンク部13の容量をエン
ジン排気量の3〜7.5%にしたので、液状燃料が流入
した場合の燃料ポンプ7の運転制御を安定して行なうこ
とができ、ひいては空燃比制御を容易に行なうことがで
きる。
ジン排気量の3〜7.5%にしたので、液状燃料が流入
した場合の燃料ポンプ7の運転制御を安定して行なうこ
とができ、ひいては空燃比制御を容易に行なうことがで
きる。
【0060】本実施形態では、サージタンク部13内に
液状燃料が流入していない状態で、かつ圧力設定器14
出口側の気体燃料圧力が設定圧力(0.4Mpa)未満
のときには燃料ポンプ7を運転するので、燃料タンク2
内温度が常温より低い場合にも燃料を安定して供給する
ことができ、この点からも安定した燃料噴射制御を行な
うことができる。
液状燃料が流入していない状態で、かつ圧力設定器14
出口側の気体燃料圧力が設定圧力(0.4Mpa)未満
のときには燃料ポンプ7を運転するので、燃料タンク2
内温度が常温より低い場合にも燃料を安定して供給する
ことができ、この点からも安定した燃料噴射制御を行な
うことができる。
【0061】本実施形態では、リリーフ弁19のリリー
フ圧を圧力設定器14出口側の気体燃料圧と同等以下と
したので、燃料ポンプ7の運転時に液体燃料がベーパラ
イザ11に流入するのを防止できる。
フ圧を圧力設定器14出口側の気体燃料圧と同等以下と
したので、燃料ポンプ7の運転時に液体燃料がベーパラ
イザ11に流入するのを防止できる。
【0062】また上記燃料ポンプ7の吐出口7a側に逆
止弁20を配置したので、エンジン停止中に燃料供給管
6内で発生したガスが逆流して燃料ポンプ7に入り込む
のを防止できる。さらにリリーフ弁19の燃料開口部1
9aを燃料ポンプ7の吸込口7bと逆向きに指向させた
ので、上記リリーフ弁の19燃料開口部19aから排出
した逆流ガスが燃料ポンプ7に吸い込まれるのを防止で
きる。
止弁20を配置したので、エンジン停止中に燃料供給管
6内で発生したガスが逆流して燃料ポンプ7に入り込む
のを防止できる。さらにリリーフ弁19の燃料開口部1
9aを燃料ポンプ7の吸込口7bと逆向きに指向させた
ので、上記リリーフ弁の19燃料開口部19aから排出
した逆流ガスが燃料ポンプ7に吸い込まれるのを防止で
きる。
【0063】本実施形態によれば、1次側ベーパライザ
11にエンジン冷却液Aを導入して液体燃料を加熱する
加熱部12を設けたので、低温時における液体燃料の気
化を促進することができ、始動時の空燃比制御を安定し
て行なうことができ、始動不良を防止できる。
11にエンジン冷却液Aを導入して液体燃料を加熱する
加熱部12を設けたので、低温時における液体燃料の気
化を促進することができ、始動時の空燃比制御を安定し
て行なうことができ、始動不良を防止できる。
【0064】また本実施形態では、上記エンジン冷却液
A温度を30〜40℃に制御したので、気体燃料の異常
温度上昇を防止でき、燃料供給量の減少によるエンジン
出力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング性能の
低下による熱効率の低下を防止できる。
A温度を30〜40℃に制御したので、気体燃料の異常
温度上昇を防止でき、燃料供給量の減少によるエンジン
出力の低下を防止できるとともに、耐ノッキング性能の
低下による熱効率の低下を防止できる。
【0065】上記エンジン冷却液Aの加熱部12出口温
度を30〜40℃に保持したので、通常市販されている
LPG燃料の気体燃料圧を0.4Mpaに設定した場
合、40℃以下で容易に気化させることができる。
度を30〜40℃に保持したので、通常市販されている
LPG燃料の気体燃料圧を0.4Mpaに設定した場
合、40℃以下で容易に気化させることができる。
【0066】さらに上記エンジン冷却液Aの温度制御を
サーモスタット23により行なうので、簡単な構造で温
度制御を精度よく行なうことができるとともに、コスト
上昇を抑制できる。
サーモスタット23により行なうので、簡単な構造で温
度制御を精度よく行なうことができるとともに、コスト
上昇を抑制できる。
【図1】本発明の一実施形態によるエンジンのガス燃料
供給装置を説明するための全体構成図である。
供給装置を説明するための全体構成図である。
【図2】上記ガス燃料供給装置のサーモスタットの断面
図である。
図である。
【図3】上記ガス燃料供給装置のECUの制御図であ
る。
る。
【図4】上記実施形態のLPG燃料の蒸気圧と温度との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図5】上記実施形態の気体燃料圧力とスロットル弁の
最大開度との関係を示す特性図である。
最大開度との関係を示す特性図である。
【図6】上記ガス燃料供給装置の燃料ポンプの運転動作
を示すフローチャート図である。
を示すフローチャート図である。
1 ガス燃料供給装置 2 燃料タンク 3 水冷式4サイクルエンジン(内燃機
関) 4 燃料噴射弁 6 燃料供給管 11 1次側ベーパライザ 13 サージタンク部 15 2次側ベーパライザ 31 液状燃料レベルセンサ(液状燃料検出
手段) 35 ECU(ヒータ制御手段) 40 電気ヒータ
関) 4 燃料噴射弁 6 燃料供給管 11 1次側ベーパライザ 13 サージタンク部 15 2次側ベーパライザ 31 液状燃料レベルセンサ(液状燃料検出
手段) 35 ECU(ヒータ制御手段) 40 電気ヒータ
Claims (9)
- 【請求項1】 燃料タンク内の液体燃料を気体燃料に気
化させて燃料噴射弁に供給するようにした内燃機関のガ
ス燃料供給装置において、燃料供給通路に上記液体燃料
を気化させる1次側,2次側ベーパライザを直列に配設
したことを特徴とする内燃機関のガス燃料供給装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記2次側ベーパラ
イザには電気ヒータが配設されていることを特徴とする
内燃機関のガス燃料供給装置。 - 【請求項3】 請求項2において、上記2次側ベーパラ
イザには該ベーパライザに流入した液状燃料を検出する
液状燃料検出手段が配設されており、該液状燃料を検出
したときには上記電気ヒータに通電を行なうヒータ制御
手段を設けたことを特徴とする内燃機関のガス燃料供給
装置。 - 【請求項4】 請求項3において、上記電気ヒータはそ
の少なくとも一部が上記液状燃料検出手段の下側に位置
するように配置されていることを特徴とする内燃機関の
ガス燃料供給装置。 - 【請求項5】 請求項3又は4において、上記ヒータ制
御手段は、上記2次側ベーパライザ下流側の気体燃料圧
が設定値と同等,もしくは設定値を越えたときに上記電
気ヒータへの通電を停止するように構成されていること
を特徴とする内燃機関のガス燃料供給装置。 - 【請求項6】 請求項5において、上記ヒータ制御手段
は、上記電気ヒータの通電停止を遅延させる遅延回路を
備えていることを特徴とする内燃機関のガス燃料供給装
置。 - 【請求項7】 請求項6において、上記遅延回路は、遅
延制御中の通電電流を通常の電流値より減じて制御する
ように構成されていることを特徴とする内燃機関のガス
燃料供給装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7の何れかにおいて、上
記2次側ベーパライザは気体燃料を貯留するサージタン
クを備えていることを特徴とする内燃機関のガス燃料供
給装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかにおいて、上
記2次側ベーパライザは上記燃料噴射弁の近傍に配置さ
れていることを特徴とする内燃機関のガス燃料供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383443A JP2002188518A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 内燃機関のガス燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383443A JP2002188518A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 内燃機関のガス燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002188518A true JP2002188518A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18851096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000383443A Withdrawn JP2002188518A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 内燃機関のガス燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002188518A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046211A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Nikki Co Ltd | エンジンのlpg燃料供給方法および装置 |
| JP2014020342A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の燃料供給装置 |
| CN103644049A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-03-19 | 山东大学 | 液化天然气发动机进气温度控制系统及控制方法 |
| CN106968838A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-07-21 | 潍柴西港新能源动力有限公司 | 天然气发动机燃气温度控制系统及方法 |
| CN116357895A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-06-30 | 国核示范电站有限责任公司 | 一种氢气供应系统和非能动核电系统 |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000383443A patent/JP2002188518A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046211A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Nikki Co Ltd | エンジンのlpg燃料供給方法および装置 |
| JP2014020342A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の燃料供給装置 |
| CN103644049A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-03-19 | 山东大学 | 液化天然气发动机进气温度控制系统及控制方法 |
| CN106968838A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-07-21 | 潍柴西港新能源动力有限公司 | 天然气发动机燃气温度控制系统及方法 |
| CN116357895A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-06-30 | 国核示范电站有限责任公司 | 一种氢气供应系统和非能动核电系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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