JP2002187521A - シートベルトショルダーガイド調節装置 - Google Patents

シートベルトショルダーガイド調節装置

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JP2002187521A
JP2002187521A JP2001260460A JP2001260460A JP2002187521A JP 2002187521 A JP2002187521 A JP 2002187521A JP 2001260460 A JP2001260460 A JP 2001260460A JP 2001260460 A JP2001260460 A JP 2001260460A JP 2002187521 A JP2002187521 A JP 2002187521A
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JP
Japan
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seat belt
seatbelt
buckle
slide shaft
vehicle
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JP2001260460A
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Tsutomu Imai
努 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】子供、及び低身長者がシートベルトを着用した
祭に、肩にかかるシートベルトの適正位置の確保と、巻
き取り機構により発生する圧迫感の緩和を、車両への改
造、及び加工を施さず、シートベルト本来の機能も損な
うことのない、設置、調整が簡単にできる装置を開発す
る。 【解決手段】分離構造の本体は、シートベルトスルーリ
ング10と車両のピラー11の隙間に引っ掛けるのみで
設置し、スライドシャフト4上でシートベルトを挟み込
んだエッジ構造を有する連結バックル3の調節で圧迫感
の緩和が得られると共に、これを上下動作させるのみで
シートベルトの長さ調節が可能となる。したがって装置
そのものの長さと、各調節部位によって肩にかかるシー
トベルトの適正な位置を簡単に設定でき搭乗者の安全と
快適性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分離及び可動式の装
置を自動車に取り付け、肩にかかるシートベルトの調節
により適正位置の確保と圧迫感の緩和を可能にした、シ
ートベルトの調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車搭乗者の安全を確保するためシー
トベルトの着用が義務付けられているが、低身長者の乗
車の際、主に3歳以上の子供の場合、ジュニアシートを
装着したり、シートベルト取り付け用の緩衝材パットな
どを使用しているのが一般的である。しかしシートベル
トは常に巻き取り機構により引っ張られているため圧迫
感があり、シートベルトスルーリングも取り付け位置が
高いためにシートベルトが首にかかるなど不快感があっ
た。
【0003】現在公開されている技術は、車両自体を加
工もしくは、改造しなければ設置できないものが主で、
装置代が高価になったり、車両への加工によるダメージ
が大きく、今現在使用されている車両に装着する祭には
時間と専門技術を要するため普及するのは困難である。
【0004】現在販売されている自動車の多くは、大
人、主に運転者の快適性に重点が置かれ、子供に対して
は身体を固定するとゆう概念が先頭にあるため、各自動
車メーカーのオプション製品などを見ても安全性のみ
で、快適性を無視したものが多い。加えて装置の高価さ
や、車両への適応性、設置の困難さからシートベルト着
用の義務すら怠っているケースが多く見られる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】子供、及び低身長
者の自動車搭乗の祭、シートベルト着用により発生する
圧迫感を緩和し、シートベルト本来の機能を損なうこと
なく適正位置を確保すると共に、設置、調整が、車両へ
の加工や改造を施さず簡単におこなえる装置を発明す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本体1を車両のピラー1
1とシートベルトスルーリング10の隙間に、開口部1
6より差し入れて引っ掛ける(図3参照)。バックル3
a、バックル3b、バックル3cにシートベルトを交互
に挟み連結ネジ5で固定する(図8参照)。この時点で
連結バックル3となりエッジ効果が生じる。この連結バ
ックル3は、滑りすぎずシートベルトへのダメージも少
ない樹脂素材を使用する。シートベルトを交互に挟み込
んだ連結バックル3にスライドシャフト4を挿通し、さ
らに本体2のスライドシャフトガイド部6に挿通する。
スライドシャフト抜け止めネジ7を取り付けた後、これ
を車両に設置した本体1と連結した分離構造を備える。
【0007】
【作用】以上の構成によって、3点式シートベルトを装
備している車両に対し、本体の設置は工具を使用する必
要もなく容易であり、スライドシャフト4上で連結バッ
クル3を上下させるのみで肩にかかるシートベルトの位
置調節が簡単に行える。また設定の変更はシートベルト
を解除しなくても可能なため安全かつ迅速にでき、設置
場所の変更も、左右対称なため使用する座席の位置や車
両の種類にも影響を受けず簡単に行える構造が得られ
る。
【0008】
【実施例】本発明の構成及び実施の形態を説明する。図
1は、本発明、シートベルトショルダーガイド調節装置
を構成する部材の全体を示す斜視図。また図2は、本発
明、シートベルトショルダーガイド調節装置の実施の形
態を示した図である。
【0009】本体1の裏面にフエルトのスペーサー14
を貼り付けることによって車両のピラー11が、本体設
置の挿入時や設置後の旋回動作で傷付くことを防止でき
る(図3参照)。また本体1は、車両のピラー11に対
して、約10度程度の折り曲げ部12によって搭乗者の
肩の位置に近付ける事ができ、結果としてシートベルト
の急激な曲がりを緩和できる。
【0010】搭乗者の着座位置によってシートベルトス
ルーリング10の位置が変動する。この時搭乗者の肩の
位置がシートベルトスルーリング10と同じ場合、本体
1の開口部16よりシートベルトを挿通し(図4a参
照)、搭乗者の肩の位置が、シートベルトスルーリング
10より前及び後ろにある場合は、本体1にはシートベ
ルトを挿通させずそのまま設置する(図4b参照)。こ
れはシートベルトの折れ曲がりの防止及び巻き取り抵抗
の軽減ができるものであり設定の変更も本体1及び、本
体2の分離構造により容易に行える。
【0011】スライドシャフト4は固定位置が自由なた
め、伸ばした状態で使用することによりさらに低身の子
供などにも対応できる。したがって本体1および本体2
を連結した全長とスライドシャフト4のスライド量で、
ジュニアシート使用対象年齢の3歳頃よりジュニアシー
トを使用せず直接座席に座った子供などにも有効であ
る。またスライドシャフト下部曲げ構造13は、シート
ベルトのテンションとなり同時にねじれと逃げを抑制す
るものである(図5参照)。
【0012】本体1は、車両のピラー11とシートベル
トスルーリング10の隙間に吊り下げて設置されてお
り、自由に旋回するため降車時はピラー側にずらし、ス
ライドシャフトクランプレバー8にシートベルトバック
ル15を引っ掛けておくことでドアにシートベルトを挟
み込むこともなく、次回乗車時にも同じ設定で使用する
ことができる(図6参照)。
【0013】連結バックル3は、バックル3a、バック
ル3b、バックル3cの3つで構成されている。この3
つを順番に連結ネジ5で片側のみ仮止めする。バックル
3bのみを後方にずらし、シートベルトにバックル3a
及びバックル3cを乗せ、その後バックル3bを持ち上
げもう片方の連結ネジ5を挿通し止める。この時点で連
結バックル3となる(図7参照)。これにスライドシャ
フト4を挿通し、さらに本体1のスライドシャフトガイ
ド部6に挿通する。最後にスライドシャフトの抜け止め
ネジ7を止める。この時抜け止めネジの緩み防止として
樹脂ワッシャ9を使用する(図8参照)。
【0014】それぞれのバックルは、斜めのカットによ
るエッジ構造を有しており、組み合わされることによっ
て連結バックル3となるわけであるが、これを上昇させ
た場合バックル3a、及び3cの右上方の角とバックル
3bの左上方の角にシートベルトが折れ曲がって食いつ
き強めの抵抗が発生する(図7参照)。ただしこの角に
ついては、過剰な抵抗と、シートベルトの傷付きを抑え
るため約1Rで丸くしておく。したがって連結バックル
3はエッジの抵抗で、常に巻き取り方向に引っ張られて
いるシートベルトと一緒に上昇する。次に連結バックル
3を下降させた場合、シートベルトが巻き取り方向に引
っ張られている作用に加えて、シートベルトはバックル
の斜面に添って滑るのみのエッジ構造が作用しない弱い
抵抗で、シートベルト上に保持されることなく連結バッ
クル3のみが動く。これらの作用によりシートベルトを
締めるための調節動作としては連結バックル3をスライ
ドシャフト4上で上下にスライドさせるのみ、緩めるた
めの調節動作としてはシートベルトを少し強めに引き出
すのみで簡単に長さを調節できる。またこの時スライド
シャフト4は、連結バックル3のスライド分伸ばしてお
かなければならないが、少ないスライド量でも連結バッ
クル3の上下動作の回数を増やすのみで調節の効果は変
わらない。連結バックル3の設定終了後、スライドシャ
フト4を押し上げクランプレバー8で固定する。
【0015】調節位置をさらに下げたスライドシャフト
4を伸ばした状態で使用する祭、連結バック3ルは、ス
ライドシャフトガイド6に接触して止まっている。この
時、搭乗者が大きく身体を動かすと連結バックル3がス
ライドシャフト4上でスライドし、シートベルトは締め
る方向に作用するが、これは子供が必要以上に身体を動
かした場合や、いたずらで連結バックル3を動かした場
合、また最初の設定がゆるすぎた場合などでも身体がよ
り固定されるのみであるため安全である。
【0016】
【発明の効果】以上が本発明、シートベルトショルダー
ガイド調節装置に係る説明である。これにより子供及び
低身長者のシートベルト装着時における肩ベルトの適正
位置の確保と圧迫感の緩和を可能にした。また、本体の
分離構造及び、スライド式の連結バックル3により、現
行で使用している3点式シートベルトを装備する車両に
対して改造や加工を施さず設置できることから車両への
ダメージがなく、設置用の工具も必要としないのでどん
な場所ででも変更や再設定が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明、シートベルトショルダーガイド調節装
置を構成する部材の全体を示した斜視図である。
【図2】本発明、シートベルトショルダーガイド調節装
置の実施の形態を示した図である。
【図3】本発明の設置における実施例を示した図であ
る。
【図4】本発明の設置における設定法方を示した図であ
る。
【図5】本発明の実施例の一部分を詳細に示した図であ
る。
【図6】本発明について実施の一例を示した斜視図であ
る。
【図7】本発明の構成部材について実施の形態を詳細に
示した図である
【図8】本発明の構成部材について詳細に示した断面図
である。
【符号の説明】
1 本体1 2 本体2 3 連結バックル 3a バックルa 3b バックルb 3c バックルc 4 スライドシャフト 5 連結ネジ 6 スライドシャフトガイド部 7 スライドシャフト抜け止めネジ、 8 スライドシャフトクランプレバー 9 樹脂ワッシャ 10 シートベルトスルーリング 11 車両のピラー 12 本体1折り曲げ部 13 スライドシャフト下部曲げ構造 14 スペーサー 15 シートベルトバックル 16 本体開口部 17 本体連結ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルトスルーリング10と車両のピ
    ラー11との隙間に引っ掛けた旋回可能な本体1に、ス
    ライドシャフト4上にエッジ構造を有する連結バックル
    3を設けた本体2を連結し、肩にかかるシートベルトの
    位置調節を可能にしたシートベルトショルダーガイド調
    節装置。
  2. 【請求項2】シートベルトスルーリング10と車両のピ
    ラー11との隙間に引っ掛けて設置した本体1と、スラ
    イド式のエッジ構造によって位置調節を容易にした連結
    バックル3を長さ調節可能なスライドシャフト4上に設
    けた本体2との分離構造によって構成される、シートベ
    ルトショルダーガイド調節装置。
JP2001260460A 2001-07-26 2001-07-26 シートベルトショルダーガイド調節装置 Pending JP2002187521A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020011718A (ja) * 2018-07-12 2020-01-23 宏霖工業股▲フン▼有限公司 ウェビング高さ調節装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020011718A (ja) * 2018-07-12 2020-01-23 宏霖工業股▲フン▼有限公司 ウェビング高さ調節装置

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