JP2002187338A - スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法 - Google Patents

スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法

Info

Publication number
JP2002187338A
JP2002187338A JP2000384816A JP2000384816A JP2002187338A JP 2002187338 A JP2002187338 A JP 2002187338A JP 2000384816 A JP2000384816 A JP 2000384816A JP 2000384816 A JP2000384816 A JP 2000384816A JP 2002187338 A JP2002187338 A JP 2002187338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
scratch
information medium
concealing layer
information data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000384816A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ono
朗 小野
Koji Atsumi
浩司 渥美
Hideto Higuchi
秀人 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2000384816A priority Critical patent/JP2002187338A/ja
Publication of JP2002187338A publication Critical patent/JP2002187338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】機密情報データを隠蔽するスクラッチ隠蔽層を
有するスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造において、厚
さのあるスクラッチ隠蔽層の形成が、コストが嵩まず、
かつオフセット印刷機とのインライン化を可能にするス
クラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法の提供にある。 【解決手段】スクラッチ隠蔽層の形成を、樹脂凸版40
が巻着された版胴32のインキを転写するロールコータ
ー100で成させしめるスクラッチ隠蔽層付情報媒体の
製造方法で、前記樹脂凸版40の画像部となる凸部表面
に、線密度300〜400線/インチ、網点面積率15
〜30%のセルが刻設されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機密情報をスクラ
ッチ隠蔽層で隠蔽するカードや抽選券の如き情報媒体の
製造方法に関するものであり、特にそのスクラッチ隠蔽
層の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば有価証券カードあるいは抽
選券やゲーム用のカードなどにおいて、暗証番号あるい
は「当たり」、「外れ」などの機密情報データを隠蔽す
るために、スクラッチオフ(引っ掻き落とし)性と隠蔽
性を有するインキによりその情報を隠蔽したスクラッチ
印刷物が知られ、種々の分野で利用されている。
【0003】このスクラッチ隠蔽層が施された印刷物と
して、例えば図1の模式的積層断面図に示すように、用
紙などの基材(10)の上に絵柄、文字、数字などの機
密情報データ層(12)が印刷されていて、その機密情
報データ層(12)を覆うように剥離ニスなどによる易
剥離層(14)が形成され、その易剥離層(14)の上
にスクラッチ隠蔽層(20)が施されているもので、場
合によっては、用紙の裏面に透かしても機密情報データ
が見えないようにするための透かし防止層(16)が施
されたスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)があり、購入
した顧客がコインや爪等でスクラッチ隠蔽層(20)を
スクラッチオフして、その機密情報データ層(12)の
データを認識できるようになっている。
【0004】上記スクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)の
製造において、前記の機密情報データ層(12)、易剥
離層(14)あるいは透かし防止層(16)は、グラビ
ア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、凸版
印刷法、あるいはアニロックスローラ(シリンダー表面
に無数のセルが刻設されているローラで、版胴へのイン
キ供給量を調節するもの)を用いるフレキソ印刷法のい
ずれかで形成することはできるが、生産効率、生産設備
等からオフセット印刷法が一般的に用いられている。一
方のスクラッチ隠蔽層(20)は、5〜10μmの厚さ
を必要とするのでグラビア印刷法、スクリーン印刷法、
あるいはアニロックスロール(シリンダー表面に無数の
セルが刻設されていて、これにクロムめっきなどを施し
たロールで、版へのインキ供給量を調整する働きをす
る)を用いるフレキソ印刷法のいずれかで形成される
が、生産効率、生産設備等で有利なオフセット印刷法で
は不可能であった。即ちスクラッチ隠蔽層(20)の形
成を、機密情報データ層(12)等を印刷する高効率の
オフセット印刷機と連結した(インライン)方式で設け
ることは困難で、スクリーン印刷やグラビア印刷等の別
ラインで行わなければならなかった。
【0005】ところが近年オフセット印刷機で得られた
印刷層にスクラッチ隠蔽層(20)の如き塗布層をイン
ラインで形成することを可能にする方式が開発され、そ
の一つとして、例えば図2の側面概略図に示すように、
インキパン(30)中のインキがファンテンローラ(3
1)を介して版胴(32)に巻着されている樹脂凸版
(40)に転移され、走行する基材(10)に転移され
るようになっているロールコート方式がある。
【0006】しかしながら、上記のロールコート方式で
スクラッチ隠蔽層(20)を形成すると略3μm程度の
厚さしか得られず、所望の5〜10μmには程遠いもの
で、得られたスクラッチ隠蔽層(20)は隠蔽性に欠け
るものであった。
【0007】また、オフセット印刷機とインライン化を
可能にする他の方式としては、例えば図3の側面概略図
に示すように、チャンバー(35)内のインキがアニロ
ックスロール(34)を介して版胴(32)に巻着され
ているフレキソ版(42)に転移され、さらに走行する
基材(10)に転写されるようになっているチャンバー
ドクター方式フレキソ印刷法がある。
【0008】しかしながら、このチャンバードクター方
式フレキソ印刷法では、上記ロールコート方式に比べ比
較的厚さのあるスクラッチ隠蔽層(20)が得られる
が、その厚さ即ち塗布量の調整は、セルの深さや密度等
が異なるアニロックスロール(34)の交換でのみ成さ
れるもので、高価なアニロックスロール(34)の確保
と管理等を含めコストが嵩むという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、基材上に機密情報データが印刷され、該機密情
報データを覆うように易剥離層が形成され、該易剥離層
上に前記機密情報データを隠蔽するスクラッチ隠蔽層が
形成されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造にお
いて、厚さ5〜10μm程度の前記スクラッチ隠蔽層の
形成が、コストが嵩まず、かつオフセット印刷機とのイ
ンライン化を可能にして、生産効率の高いスクラッチ隠
蔽層付情報媒体の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、基材上に
機密情報データが印刷され、該機密情報データを覆うよ
うに易剥離層が形成され、該易剥離層上に前記機密情報
データを隠蔽するスクラッチ隠蔽層が形成されているス
クラッチ隠蔽層付情報媒体の製造において、前記スクラ
ッチ隠蔽層の形成は、樹脂凸版が巻着された版胴のイン
キを転写するロールコーターで成させしめることを特徴
とするスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法としたも
のである。
【0011】上記請求項1の発明によれば、スクラッチ
隠蔽層の形成を、樹脂凸版が巻着された版胴を用いるロ
ールコーター方式で成さしめることによって、生産効
率、生産設備等で有利なオフセット印刷機とのインライ
ン化を可能にし、よって生産効率が高くトータルコスト
の嵩まないスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法とす
ることができる。
【0012】また、請求項2の発明では、前記樹脂凸版
の画像部となる凸部表面に、線密度300〜400線/
インチ、網点面積率15〜30%のセルが刻設されてい
ることを特徴とする請求項1記載のスクラッチ隠蔽層付
情報媒体の製造方法としたものである。
【0013】上記請求項2の発明によれば、樹脂凸版の
画像部となる凸部表面に、線密度300〜400線/イ
ンチ、網点面積率15〜30%のセルを刻設するこによ
って、そのセルに多量のインキが保持され、基材等に転
移されるので、充分な厚さのスクラッチ隠蔽層を有する
スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法とすることがで
きる。線密度が300線/インチに満たないと、あるい
は網点面積率が15%にたないとスクラッチ隠蔽層が平
坦にならず網点となって隠蔽性に欠け、また、線密度が
400線/インチを越えると、あるいは網点面積率が3
5%を越えるとセルの深さが得られなくなり、よってス
クラッチ隠蔽層が薄くなり隠蔽性に欠けるので好ましく
ない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。本発明は、図1の側断面図に示すよう
に、機密情報データ層(12)をスクラッチ隠蔽層(2
0)で隠蔽するスクラッチカードや抽選券あるいはゲー
ムカードの如きスクラッチ隠蔽層付情報媒体(1)の製
造方法に関するものであり、特にそのスクラッチ隠蔽層
(20)の形成方法に関するものである。
【0015】上記本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体
(1)の製造方法は、図1に示すように、例えば紙など
でなる基材(10)の表面に絵柄、文字、数字等機密情
報が機密情報データ層(12)として印刷などで設けら
れ、この機密情報データ層(12)を覆うように剥離ニ
スなどで易剥離層(14)が形成され、この易剥離層
(14)の上に前記の機密情報データ層(12)を隠蔽
するためのスクラッチ隠蔽層(20)を形成してスクラ
ッチ隠蔽層付情報媒体(1)とするその製造方法であっ
て、このスクラッチ隠蔽層(20)の形成に、例えば図
2の側面概略図に示すように、インキパン(30)中の
スクラッチ隠蔽層用スクラッチインキ(50)をファン
テンローラ(31)を介して版胴(32)に巻着された
樹脂凸版(40)に転移し、さらにこの樹脂凸版(4
0)に転移されたスクラッチインキを、版胴(32)と
圧胴(33)の間を走行する紙などでなる基材(10)
に転写するロールコーター(100)を用いるスクラッ
チ隠蔽層付情報媒体の製造方法である。
【0016】このように、例えば図1に示す基材(1
0)の表面に機密情報データ層(12)、易剥離層(1
4)を、図5の工程概略図に示すように、オフセット印
刷機の機密情報データ層形成部(300)、易剥離層形
成部(400)で形成し、紫外線照射装置(410)に
よって硬化せしめた後、図1に示す易剥離層(14)の
上にスクラッチ隠蔽層(20)を、図5に示すように、
ロールコーター(100)とその乾燥装置(110)に
よりインラインで形成することができるスクラッチ隠蔽
層付情報媒体の製造方法である。
【0017】また、本発明では、図4の模式的側断面図
に示すように、画像部となる凸部(40a)の表面に、
線密度300〜400線/インチ、網点面積率15〜3
0%のセル(40b)が刻設されている樹脂凸版(4
0)を用いてスクラッチ隠蔽層付情報媒体とするその製
造方法とするものである。
【0018】このように、樹脂凸版(40)の画像部と
なる凸部(40a)表面に刻設された線密度300〜4
00線/インチ、網点面積率15〜30%のセル(40
b)に、多量のインキが保持され、基材(10)に転移
されるので、充分な厚さのスクラッチ隠蔽層を有するス
クラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法とすることがで
き、線密度が300線/インチに満たないと、あるいは
網点面積率が15%にたないとスクラッチ隠蔽層が平坦
にならず網点となって現れ、よって隠蔽性に欠けたスク
ラッチ隠蔽層となり、また、逆に線密度が400線/イ
ンチを越えると、あるいは網点面積率が35%を越える
と樹脂凸版(40)とする時の現像処理でセル(40
b)の深さが得られなくなり、よってスクラッチ隠蔽層
が平坦ではあるが非常に薄くなり、よって隠蔽性に欠け
たスクラッチ隠蔽層(20)となるので好ましくない。
【0019】上記樹脂凸版(40)の凸部(40a)表
面のセル(40b)の形成法としては、例えば図6
(a)に示すように、フィルム等でなる基板(40c)
上のネガタイプの感光性樹脂層(45)面に、画像部
(44a)と非画像部(44b)と網点(44c)でな
るネガフィルム(44)を載せて、そのネガフィルム
(44)面から紫外線で露光すると、図6(b)に示す
ように、基板(40c)上に露光部(45b)と未露光
部(45a)ができる。この上面からアルカリ水溶液等
の現像液を噴射すると未露光部(45a)が溶出され、
図4に示すように、基板(40c)上の凸部(40a)
表面にセル(40b)が刻設された樹脂凸版(40)と
することができる。また他のセル(40b)の形成法と
して、例えば樹脂板をダイヤモンド針で彫刻する方式、
あるいはYAGレーザー等で刻設する方法もある。
【0020】以下に本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒
体の製造方法に係わる材料等について説明する。まずス
クラッチ隠蔽層付情報媒体(1)の基材(10)として
は、例えばインスタント抽選券やゲームカードなどで
は、アート紙、コート紙あるいは上質紙等洋紙やコート
ボール、コートマニラ、両面カードなどの板紙、あるい
は特殊証券用紙などが挙げられ、また有価証券としての
スクラッチカードなどでは、白色PET(ポリエチレン
テレフタレート)、白色塩ビ(ポリ塩化ビニル)シート
などが挙げられ、適宜用途等に応じて選定される。
【0021】また本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体
を構成するスクラッチ隠蔽層(20)としては、例えば
隠蔽性を付与するアルミニウム粉、アルミナ白等体質顔
料を含めた着色顔料、凝集破壊(団塊)性のあるSB
R、NBR等合成ゴム系樹脂をトルエン等有機溶剤に溶
解分散させたスクラッチインキを用いるか、あるいは例
えば上記材料等を水に分散せしめたエマルジョン型スク
ラッチインキで形成することもできる。なお前記いずれ
のタイプのインキでもよいが、本発明の目的でもあるオ
フセット印刷機とのインラインを考慮すると、後者の消
防法や労働安全衛生法の有規則の遵守に優位なエマルジ
ョン型スクラッチインキが好適に使用することができ
る。
【0022】また、上記基材(10)に数字、文字、絵
柄等の機密情報データ層(12)としては、例えばオフ
セットプロセスインキ、グラビアプロセスインキで各々
の印刷方式で、あるいはサーマルヘッドによる感熱リボ
ン転写方式、インキジェット方式等で形成される。
【0023】上記機密情報データ層(12)上に、スク
ラッチ隠蔽層(20)のスクラッチ(引っ掻き落とし)
性の確保と機密情報データ層(12)の保護を兼ねた易
剥離層(14)を設けるのが一般的で、機密情報データ
層(12)の画線部の凹凸をならすように3〜8μm程
度の盛り量で塗布される。
【0024】上記易剥離層(14)としては、例えばポ
リウレタンアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセル
ロース樹脂に添加剤としてシリコンやワックス(ポリエ
チレンワックス等)を5%以下添加したものをスクリー
ン印刷、グラビア印刷方式等で得られる。さらに例え
ば、紫外線硬化型オフセットインキのビヒクル(印刷イ
ンキの着色顔料を除いた成分)にシリコンやワックスな
どを僅かに添加したUV剥離ニスを用いて、オフセット
印刷法にて全面または部分塗布で得ることもできる。
【0025】
【実施例】次に実施例により、本発明を具体的に説明す
る。 〈実施例1〉図6(a)、(b)に示すような製版工程
により、図4に示すように、画像部となる凸部(40
a)の表面に線密度360線/インチ、網点面積率20
%、深さ25μmのセル(40b)を形成した樹脂凸版
(40)を、図2に示すような版胴(32)に巻着した
ロールコーター(100)で、水性のエマルジョン型ス
クラッチインキを、走行する基材(10)として坪量1
27.9g/m2 の上質紙を用いて、その上にスクラッ
チ隠蔽層(20)を形成して試験用サンプルを得た。
【0026】上記で得られた試験用サンプルのスクラッ
チ隠蔽層(20)は、平坦でその厚さは平均7μmであ
り、充分な隠蔽性のあるものであった。
【0027】〈比較例1〉図4に示す樹脂凸版(40)
の凸部(40a)の表面にセルを形成しない以外は、実
施例1と同様にして試験用サンプルを得た。
【0028】上記で得られた試験用サンプルのスクラッ
チ隠蔽層(20)は、平坦でその厚さは平均3μmであ
り、隠蔽性に欠けるものであった。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、基材上の機密情報データを
隠蔽するスクラッチ隠蔽層が形成されているスクラッチ
隠蔽層付情報媒体の製造方法において、そのスクラッチ
隠蔽層の形成を、樹脂凸版が巻着された版胴を用いるロ
ールコーター方式で成さしめることによって、生産効
率、生産設備等で有利なオフセット印刷機とのインライ
ン化を可能にし、生産効率が高くトータルコストの嵩ま
ないスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法とすること
ができる。
【0030】また、前記樹脂凸版の画像部となる凸部表
面に、線密度300〜400線/インチ、網点面積率1
5〜30%のセルを刻設するこによって、充分な厚さの
スクラッチ隠蔽層を有するスクラッチ隠蔽層付情報媒体
の製造方法とすることができる。
【0031】従って本発明は、スクラッチゲームカード
あるいは有価証券としてのスクラッチカード、抽選券な
どの如き機密情報をスクラッチ隠蔽層で隠蔽するスクラ
ッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法として、優れた実用上
の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるスクラッチ隠蔽層付情報媒体の
一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方
法のうちのスクラッチ隠蔽層の形成の一実施の形態を側
面で表した概略説明図である。
【図3】従来のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法
のうちのスクラッチ隠蔽層の一事例の形態を側面で表し
た概略説明図である。
【図4】本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方
法の一実施の形態を説明するもので、印刷版の側面を模
式的に表した概略説明図である。
【図5】本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方
法の一実施の形態を側面で表した概略説明図である。
【図6】本発明のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方
法のうちの印刷版の製造工程の一実施の形態を説明する
もので、(a)は、露光工程を説明する側面図であり、
(b)は、現像工程を説明する側面図である。
【符号の説明】
1‥‥スクラッチ隠蔽層付情報媒体 10‥‥基材 12‥‥機密情報データ層 14‥‥易剥離層 16‥‥透かし防止層 20‥‥スクラッチ隠蔽層 30‥‥インキパン 32‥‥ファンテンローラ 33‥‥圧胴 34‥‥アニロックスロール 35‥‥チャンバー 36‥‥ドクター 40‥‥樹脂凸版 40a‥‥樹脂凸版の凸部 40b‥‥セル 40c‥‥基板 42‥‥フレキソ版 44‥‥ネガフィルム 44a‥‥画像部 44b‥‥非画像部 44c‥‥網点 45‥‥ネガタイプの感光性樹脂層 45a‥‥未露光部 45b‥‥露光部 50‥‥スクラッチインキ 100‥‥ロールコーター 110‥‥乾燥装置 200‥‥チャンバードクター方式フレキソ印刷機 300‥‥機密情報データ層形成部 400‥‥易剥離層形成部 410‥‥紫外線照射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA17 HA19 HB12 HB20 JB25 KA01 KA06 KA12 KA40 LA14 2H113 AA01 AA02 BA01 CA34 CA44 CA46 EA01 EA15 FA10 4D075 AC25 AC29 AC72 AC93 CB07 DA04 DB18 DB33 DB38 DB48 DB50 DB53 DC27 EA06 EA10 EB12 EB14 EB22 4F040 AA22 AB04 AC01 BA26 CB06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に機密情報データが印刷され、該機
    密情報データを覆うように易剥離層が形成され、該易剥
    離層上に前記機密情報データを隠蔽するスクラッチ隠蔽
    層が形成されているスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造
    において、前記スクラッチ隠蔽層の形成は、樹脂凸版が
    巻着された版胴のインキを転写するロールコーターで成
    させしめることを特徴とするスクラッチ隠蔽層付情報媒
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記樹脂凸版の画像部となる凸部表面に、
    線密度300〜400線/インチ、網点面積率15〜3
    0%のセルが刻設されていることを特徴とする請求項1
    記載のスクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法。
JP2000384816A 2000-12-19 2000-12-19 スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法 Pending JP2002187338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384816A JP2002187338A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384816A JP2002187338A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002187338A true JP2002187338A (ja) 2002-07-02

Family

ID=18852195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384816A Pending JP2002187338A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002187338A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007209A1 (ja) * 2002-07-10 2004-01-22 Sharp Kabushiki Kaisha 印刷版、印刷機および印刷方法ならびに液晶機器の製造装置および製造方法
JP2007522570A (ja) * 2004-02-13 2007-08-09 エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト Rfidラベルの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007209A1 (ja) * 2002-07-10 2004-01-22 Sharp Kabushiki Kaisha 印刷版、印刷機および印刷方法ならびに液晶機器の製造装置および製造方法
US7243601B2 (en) 2002-07-10 2007-07-17 Sharp Kabushiki Kaisha Printing plate, press and method of printing, and apparatus and method for manufacturing liquid crystal devices
JP2007522570A (ja) * 2004-02-13 2007-08-09 エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト Rfidラベルの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133326B2 (ja) 転写フィルム
US5380695A (en) Image-receiving element for thermal dye transfer method
CN1833887B (zh) 雕版光学可变图像器件
US5826915A (en) Method of using thermochromic material on security documents and product
EP0721849B1 (en) Copy-protected documents and printing method for obtaining copy-protected documents
EP0149542A2 (en) Security document
JP2002187338A (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法
US20050064151A1 (en) Ink jet printable security document
JP2001162974A (ja) カード
JPH10278408A (ja) 複写防止印刷物
JP2004148712A (ja) 偽造防止策が施された印刷物およびその製造方法
JP3900879B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体
JP4140223B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体
US7923412B1 (en) Creating background colors on thermal printing material
JP3900884B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体の製造方法
JP3941412B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体
JP3336023B2 (ja) 印画物
JPH036442Y2 (ja)
JP3908283B2 (ja) 複写用紙
JP2003220781A (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物およびその製造方法
JP2803557B2 (ja) 帳 票
JP2003145967A (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物
JP2001039003A (ja) 熱転写記録型磁気券紙
JPS5836534Y2 (ja) 螢光地紋入り合成紙
JP2003191671A (ja) スクラッチ隠蔽層付情報媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311