JP2002186999A - 浚渫土砂の処理方法 - Google Patents

浚渫土砂の処理方法

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JP2002186999A
JP2002186999A JP2000389619A JP2000389619A JP2002186999A JP 2002186999 A JP2002186999 A JP 2002186999A JP 2000389619 A JP2000389619 A JP 2000389619A JP 2000389619 A JP2000389619 A JP 2000389619A JP 2002186999 A JP2002186999 A JP 2002186999A
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JP
Japan
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tank
sand
water
separated
liquid
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JP2000389619A
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Inventor
Masaaki Tanimoto
雅明 谷本
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AKUSU KYOTO KK
Original Assignee
AKUSU KYOTO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/30Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
    • Y02W10/37Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy

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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、浚渫土砂を確実に固液に分離せし
めることが出来るのみならず、分離せしめた汚濁水中に
汚濁物質として含まれる環境汚染物質等を確実に除去せ
しめ、環境の再汚染を有効に防止せしめることが出来
る、浚渫土砂の処理方法を提供するものである。 【解決手段】 浚渫土砂を濾過して固液に分離処理せし
める工程と、分離せしめた汚濁水に所要の凝集剤を加え
て汚濁物質をフロック化せしめる工程と、汚濁水に圧縮
空気を吹込みつつフロック化せしめた汚濁物質を加圧浮
上せしめて除去処理せしめる工程とより構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川、湖沼、港
湾、ダム、下水道施設、側溝、あるいは暗渠等における
浚渫土砂の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種浚渫土砂の処理方法と
しては、浚渫土砂を予め設けられた沈殿池に投入して沈
殿処理せしめる方法、浚渫土砂を天日乾燥により乾燥処
理せしめる方法、浚渫土砂にセメントを加えて固化処理
せしめる方法、あるいは、浚渫土砂を液体サイクロンに
投入して砂利・砂・微粒分に分級処理せしめる方法(特
開2000−167432号公報参照)等が知られてい
る。そして、かかる従来の処理方法は、浚渫土砂を減容
化せしめて埋立て処分したり、砂利や砂分等を再利用す
べく、固液に分離せしめることを目的とするものである
から、浚渫土砂中に含まれる90%〜150%の水分に
ついては固液分離後に沈降処理などの簡単な処理をして
放流せしめるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浚渫土
砂中に含まれる水分には環境汚染物質、例えば、河川等
の富栄養化促進物質(窒素やリンなど)、農薬、重金
属、排気ガス、ダイオキシン、あるいは内分泌撹乱性物
質(環境ホルモン)等の汚濁物質が含まれているもので
あるから、固液に分離処理せしめた汚濁水を単に放流せ
しめたさいには環境を再汚染し、由々しき問題を惹起せ
しめやすいものである。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決し、
浚渫土砂を確実に固液に分離せしめることが出来るのみ
ならず、分離せしめた汚濁水中に汚濁物質として含まれ
る環境汚染物質等を確実に除去せしめ、環境の再汚染を
有効に防止せしめることが出来る、浚渫土砂の処理方法
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、浚渫土
砂を濾過して固液に分離処理せしめる工程と、分離せし
めた汚濁水に所要の凝集剤を加えて汚濁物質をフロック
化せしめる工程と、汚濁水に圧縮空気を吹込みつつフロ
ック化せしめた汚濁物質を加圧浮上せしめて除去処理せ
しめる工程とよりなることを特徴とする、浚渫土砂の処
理方法を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す好適な浚渫土砂の処理装置に基づいて説明す
る。図1〜7図は本発明の実施に好適な浚渫土砂の処理
装置を示すもので、同図中、1は所要の幅と深さを備え
た濾過槽、2・3は該濾過槽1を構成する上部濾過層と
下部濾過層で、該上部濾過層2は粒径が30〜40mm
の砕石製濾材より形成され、下部濾過層3は粒径が50
〜150mmの栗石製濾材より形成されている。4は上
部濾過層2と下部濾過層3との間に介在された透水板、
5は下部濾過層3下に碁盤目状に埋設された波状管製集
水管である。6は上記集水管5の排水口に連通すべく濾
過槽1の一側に段落ち状に併設された集水槽、7・8は
該集水槽6の一側に併設された汚濁水用貯水槽と処理水
用貯水槽、9は集水槽6より該汚濁水用貯水槽7に接続
された送液パイプである。10は上記汚濁水用貯水槽7
上に架台を介して配設されたフロック槽、11は該フロ
ック槽10に内設された撹拌機、12はフロック槽10
に内設された邪魔板、13は汚濁水用貯水槽7よりフロ
ック槽10に接続された送液パイプ、14はフロック槽
10上に配設された撹拌機15付き無機凝集剤槽、16
は該無機凝集剤槽14よりフロック槽10に接続された
送液パイプ、17は該無機凝集剤槽14に並設された撹
拌機18付き高分子凝集剤槽、19は該高分子凝集剤槽
17よりフロック槽10に接続された送液パイプであ
る。20は上記フロック槽10の下方に配設された加圧
浮上槽、21は該加圧浮上槽20の上端部に回転自在に
内設されたスカム掻寄せ機、22・23は該スカム掻寄
せ機21に対応する加圧浮上槽20の上端部に各々形成
された処理水用排水口と汚濁物質用排出口で、該処理水
用排水口22は送液パイプ24を介して前記処理水用貯
水槽8に接続され、また、汚濁物質用排出口23は所要
の汚濁物質処理装置25に接続せしめられている。26
は前記フロック槽10より加圧浮上槽20の下端部に接
続された送液パイプ、27は該送液パイプ26の先端部
に連結パイプ28を介して接続されたエゼクタ付き混気
ポンプ、29は前記処理水用貯水槽8より該混気ポンプ
27の吸込み側に接続された給水パイプである。
【0007】上述の如く構成された処理装置により河川
等から浚渫した浚渫土砂を処理せしめるさいには、先
ず、浚渫土砂を濾過槽1に投入せしめる。そして、投入
した浚渫土砂を濾過せしめて浚渫土砂と水分とに固液分
離せしめ、分離した汚濁水を集水管5に集水せしめつつ
順次集水槽6に集水せしめる。しかるのち、集水槽6に
集水した汚濁水を送液パイプ9により汚濁水用貯水槽7
に送液して貯留せしめつつスラッジ等を沈降処理せしめ
ると共に、送液パイプ13を介してフロック槽10に送
液せしめる。次いで、フロック槽10に送液せしめた汚
濁水に無機凝集剤槽14および高分子凝集剤層17より
各々無機凝集剤と高分子凝集剤を送液パイプ16・19
より投入せしめ、撹拌機11により撹拌して汚濁水中に
浮遊する汚濁物質をフロック化せしめる。このさい、上
記無機凝集剤としては、好適には硫酸アルミニウム、ポ
リ塩化アルミニウム、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、消石灰
などの1種、または2種以上を用いる。また、高分子凝
集剤としては、好適にはエチレン性不飽和単量体をラジ
カル重合して得られるノニオン性、アニオン性、カチオ
ン性の高分子単量体を用いる。無機凝集剤および高分子
凝集剤を加えてフロック化せしめた汚濁水は、送液パイ
プ26を介して加圧浮上槽20に送液せしめると共に、
混気ポンプ27により清澄な処理水を追入せしめつつ圧
縮空気を加えて加圧浮上槽20内に噴出せしめる。そし
て、フロック化せしめた汚濁水中の汚濁物質に微細な気
泡を付着せしめて強制浮上せしめ、汚濁水より汚濁物質
を分離せしめて清澄な処理水を生成せしめる。分離した
清澄な処理水は排水口22より順次送液パイプ24を介
して処理水用貯水槽8に送液し、また、浮上せしめた汚
濁物質はスカム掻寄せ機21により掻寄せつつ排出口2
3より順次排出せしめ、所要の処理を行う。
【0008】なお、上記実施例において、浚渫土砂は砕
石製の上部濾過層2と栗石製の下部濾過層3とより構成
された濾過槽1により濾過せしめるものとされている
が、これに限定されるものでなく、他の公知の濾材によ
り層状に構成された濾過槽により濾過して固液に分離せ
しめてもよい。また、汚濁水は無機凝集剤および高分子
凝集剤によりフロック化せしめるものとされているが、
必要に応じて無機凝集剤、あるいは高分子凝集剤の一種
のみを使用してもよく、また、浚渫土砂の性状に応じて
pHを調整せしめるべく硫酸や苛性ソ−ダなどのpH調
整剤を加えてもよいものである。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば以上の次第で、浚渫土砂
を濾過して固液に分離処理せしめる工程と、分離せしめ
た汚濁水に所要の凝集剤を加えて汚濁物質をフロック化
せしめる工程と、汚濁水に圧縮空気を吹込みつつフロッ
ク化せしめた汚濁物質を加圧浮上せしめて除去処理せし
める工程とより構成されているから、浚渫土砂を濾過し
て土砂と汚濁水とを確実に固液分離せしめることが出来
るのみならず、分離せしめた汚濁中に汚濁物質として含
まれる環境汚染物質を凝集剤によりフロック化せしめて
加圧浮上せしめることにより確実に除去せしめることが
出来るものであって、ひいては、常に環境の再汚染を有
効に防止せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す工程図である。
【図2】本発明の実施に好適な処理装置を示す平面図で
ある。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図2に示す処理装置の側面図である。
【図6】図2に示す処理装置の加圧浮上槽20を示す平
面図である。
【図7】図6の加圧浮上槽20を示す一部破断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 濾過槽 6 集水槽 7 汚濁水用貯水槽 10 フロック槽 14 無機凝集剤槽 17 高分子凝集剤槽 20 加圧浮上槽 27 混気ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D015 BA19 BB12 CA10 DA04 DA05 DA13 DA15 DA24 DC06 DC07 DC08 EA06 EA33 FA01 FA12 4D037 AA12 AB02 BA03 BA07 CA06 CA08 4D059 AA09 BE02 BE13 BE49 BE51 CA24 4D062 BA19 BB12 CA10 DA04 DA05 DA13 DA15 DA24 DC06 DC07 DC08 EA06 EA33 FA01 FA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浚渫土砂を濾過して固液に分離処理せしめ
    る工程と、分離せしめた汚濁水に所要の凝集剤を加えて
    汚濁物質をフロック化せしめる工程と、汚濁水に圧縮空
    気を吹込みつつフロック化せしめた汚濁物質を加圧浮上
    せしめて除去処理せしめる工程とよりなることを特徴と
    する、浚渫土砂の処理方法。
  2. 【請求項2】上記分離した汚濁水を貯留せしめて沈降処
    理せしめた後、所要の凝集剤を加えて汚濁物質をフロッ
    ク化せしめることを特徴とする、請求項1記載の浚渫土
    砂の処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192306A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Oishi Kensetsu Kk 海底汚泥の除去処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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