JP2002186767A - パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ - Google Patents
パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプInfo
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- JP2002186767A JP2002186767A JP2000388496A JP2000388496A JP2002186767A JP 2002186767 A JP2002186767 A JP 2002186767A JP 2000388496 A JP2000388496 A JP 2000388496A JP 2000388496 A JP2000388496 A JP 2000388496A JP 2002186767 A JP2002186767 A JP 2002186767A
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- flexible pipe
- pachinko balls
- pachinko
- pachinko ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パチンコ玉をより小さな力で円滑に揚送又は搬
送することができるパチンコ玉搬送用フレキシブルパイ
プを提供する。 【解決手段】フレキシブルパイプ内面1の長手方向に複
数の突条2、2をほぼ等間隔に設け、該突条2、2の先
端でパチンコ玉を支承するようにした。
送することができるパチンコ玉搬送用フレキシブルパイ
プを提供する。 【解決手段】フレキシブルパイプ内面1の長手方向に複
数の突条2、2をほぼ等間隔に設け、該突条2、2の先
端でパチンコ玉を支承するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機を設置
した島内、あるいは島間のパチンコ玉の搬送に使用する
パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプに関するものであ
る。
した島内、あるいは島間のパチンコ玉の搬送に使用する
パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台のパチンコ遊技機を設置し
た設置島内に配設されるパチンコ玉の搬送機構において
は、パチンコ玉を下部タンクから上部タンクへ揚送する
ものに無端ベルト、自設置島と隣接設置島との間でパチ
ンコ玉を受給又は供給するために水平に搬送するものに
は樋又は無端ベルトが使用されるのが普通であった。し
かし、これらのパチンコ玉の搬送機構は、大きな設置ス
ペースを要するため、本願出願人はスプロケットと蛇腹
状パイプあるいは円筒状パイプを組み合わせ、スプロケ
ットによりパチンコ玉をパイプ中に一列状態で押し込ん
でパチンコ玉を移送させるパチンコ玉搬送装置を実用化
している。
た設置島内に配設されるパチンコ玉の搬送機構において
は、パチンコ玉を下部タンクから上部タンクへ揚送する
ものに無端ベルト、自設置島と隣接設置島との間でパチ
ンコ玉を受給又は供給するために水平に搬送するものに
は樋又は無端ベルトが使用されるのが普通であった。し
かし、これらのパチンコ玉の搬送機構は、大きな設置ス
ペースを要するため、本願出願人はスプロケットと蛇腹
状パイプあるいは円筒状パイプを組み合わせ、スプロケ
ットによりパチンコ玉をパイプ中に一列状態で押し込ん
でパチンコ玉を移送させるパチンコ玉搬送装置を実用化
している。
【0003】しかし、このような蛇腹状パイプや円筒状
パイプを使用してパチンコ玉の揚送又は搬送を行う場
合、パチンコ玉はパイプの内部で図5に示すようにパチ
ンコ玉Pの円周面とパイプ本体1の内周面との接する面
積が大きくなり、パチンコ玉とパイプとの摩擦抵抗が大
きくなってパチンコ玉の搬送手段及び搬送手段を駆動す
るモーター等の駆動手段に過大な負荷をかけるという問
題があった。また、パチンコ玉に付着して搬送されてき
た塵、異物がパイプ内壁に付着、集積し、パチンコ玉と
パイプとの摩擦抵抗をさらに増大させるとともにパチン
コ玉の搬送に障害を与えるという問題もあった。さら
に、この負荷に耐えるため搬送手段は充分な強度を持っ
たものとする必要があり、モーター等の駆動手段も充分
な駆動能力を持ったものとする必要があることから高価
なものとなり、運転のための動力費用がかさむという難
点があった。
パイプを使用してパチンコ玉の揚送又は搬送を行う場
合、パチンコ玉はパイプの内部で図5に示すようにパチ
ンコ玉Pの円周面とパイプ本体1の内周面との接する面
積が大きくなり、パチンコ玉とパイプとの摩擦抵抗が大
きくなってパチンコ玉の搬送手段及び搬送手段を駆動す
るモーター等の駆動手段に過大な負荷をかけるという問
題があった。また、パチンコ玉に付着して搬送されてき
た塵、異物がパイプ内壁に付着、集積し、パチンコ玉と
パイプとの摩擦抵抗をさらに増大させるとともにパチン
コ玉の搬送に障害を与えるという問題もあった。さら
に、この負荷に耐えるため搬送手段は充分な強度を持っ
たものとする必要があり、モーター等の駆動手段も充分
な駆動能力を持ったものとする必要があることから高価
なものとなり、運転のための動力費用がかさむという難
点があった。
【0004】この問題を解決するため、パチンコ玉Pの
円周面とパイプ本体1の内周面との接する面積を減らす
手段としてパイプ内面の曲率を大きく、すなわちパイプ
内径を大きくすることが考えられた。しかし、パイプ内
径を大きくすると図6に示すようにパチンコ玉がパイプ
中にジグザグに収まることになり、パチンコ玉が搬送手
段により押されて搬送されると水平方向の分力が発生し
てパチンコ玉とパイプとの摩擦抵抗が逆に大きくなると
いう問題があった。
円周面とパイプ本体1の内周面との接する面積を減らす
手段としてパイプ内面の曲率を大きく、すなわちパイプ
内径を大きくすることが考えられた。しかし、パイプ内
径を大きくすると図6に示すようにパチンコ玉がパイプ
中にジグザグに収まることになり、パチンコ玉が搬送手
段により押されて搬送されると水平方向の分力が発生し
てパチンコ玉とパイプとの摩擦抵抗が逆に大きくなると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決し、パチンコ玉をより小さな力で円滑に揚送又は
搬送することができるパチンコ玉搬送用フレキシブルパ
イプを提供するためになされたものである。
を解決し、パチンコ玉をより小さな力で円滑に揚送又は
搬送することができるパチンコ玉搬送用フレキシブルパ
イプを提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、フレキシ
ブルパイプ内面の長手方向に複数の突条をほぼ等間隔に
設け、該突条の先端でパチンコ玉を支承することを特徴
とする本発明のパチンコ玉搬送用フレキシブルパイプに
よって解決できる。また、突条の先端を結ぶ内接円の直
径はパチンコ玉の直径より僅かに大きくし、突条の高さ
は隣接する突条の間にパチンコ玉搬送系に存在する塵、
異物を集積するに充分な空間を形成できるものとし、合
成樹脂の押し出し加工により成形することが好ましい。
ブルパイプ内面の長手方向に複数の突条をほぼ等間隔に
設け、該突条の先端でパチンコ玉を支承することを特徴
とする本発明のパチンコ玉搬送用フレキシブルパイプに
よって解決できる。また、突条の先端を結ぶ内接円の直
径はパチンコ玉の直径より僅かに大きくし、突条の高さ
は隣接する突条の間にパチンコ玉搬送系に存在する塵、
異物を集積するに充分な空間を形成できるものとし、合
成樹脂の押し出し加工により成形することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ玉搬送用
フレキシブルパイプに係る実施形態について、図を参照
しながら具体的に説明する。図1は第一の実施の形態を
示すものであって、円筒状のフレキシブルパイプ本体1
の内面に台形の断面形状の突条2、2を4条ほぼ等間隔
に設けており、フレキシブルパイプ本体1の内面の隣接
する突条2、2の間に空間3が形成されている。ここ
で、突条2、2の先端を結ぶ内接円の直径はパチンコ玉
の直径11mmに対し11.5mmとしている。また、
突条2、2のない部分のフレキシブルパイプ本体1の内
径は13mmとしている。
フレキシブルパイプに係る実施形態について、図を参照
しながら具体的に説明する。図1は第一の実施の形態を
示すものであって、円筒状のフレキシブルパイプ本体1
の内面に台形の断面形状の突条2、2を4条ほぼ等間隔
に設けており、フレキシブルパイプ本体1の内面の隣接
する突条2、2の間に空間3が形成されている。ここ
で、突条2、2の先端を結ぶ内接円の直径はパチンコ玉
の直径11mmに対し11.5mmとしている。また、
突条2、2のない部分のフレキシブルパイプ本体1の内
径は13mmとしている。
【0008】このように構成したフレキシブルパイプを
例えば図2に示すようなスプロケットを使用した搬送手
段4の玉排出口に接続する。図2に示す搬送手段4は外
周部に半球状の多数の玉受け部5を一定間隔で隣接して
形成したスプロケット6と該スプロケット6の下側に配
置した玉ガイド部材7とから構成しており、スプロケッ
ト6は図示しないモーターにより回転駆動される。ま
た、玉ガイド部材7には、前記玉受け部5に嵌まり合わ
されたパチンコ玉を挟む状態で収容できる間隔を置い
て、上方に開いた円弧状の玉ガイド面8が形成してあ
る。
例えば図2に示すようなスプロケットを使用した搬送手
段4の玉排出口に接続する。図2に示す搬送手段4は外
周部に半球状の多数の玉受け部5を一定間隔で隣接して
形成したスプロケット6と該スプロケット6の下側に配
置した玉ガイド部材7とから構成しており、スプロケッ
ト6は図示しないモーターにより回転駆動される。ま
た、玉ガイド部材7には、前記玉受け部5に嵌まり合わ
されたパチンコ玉を挟む状態で収容できる間隔を置い
て、上方に開いた円弧状の玉ガイド面8が形成してあ
る。
【0009】このように構成された搬送手段4のスプロ
ケット6をモーターにより矢印方向に回転させると、パ
チンコ玉Pはガイド面8とスプロケット6の玉受け部5
との間に挟まれた状態で、矢印方向に一列状態で搬送さ
れることになり、玉流入口9から内部に導入されて玉排
出口10から排出される。
ケット6をモーターにより矢印方向に回転させると、パ
チンコ玉Pはガイド面8とスプロケット6の玉受け部5
との間に挟まれた状態で、矢印方向に一列状態で搬送さ
れることになり、玉流入口9から内部に導入されて玉排
出口10から排出される。
【0010】玉排出口10から排出されたパチンコ玉P
は、前記のように構成したフレキシブルパイプ中に押し
込まれることになるが、前記構成のフレキシブルパイプ
中においては、パチンコ玉Pは4条の突条2、2の内2
条の突条により支承されることとなり、パチンコ玉Pと
突条2、2との接触面積は極めて小さく、しかも突条
2、2の先端を結ぶ内接円の直径とパチンコ玉の直径の
差が僅かであることからパチンコ玉がジグザグになるこ
となく一列に並ぶこととなる。したがって摩擦抵抗も小
さなものとなる。また、空間3にはパチンコ玉Pに付着
して搬送されてきた塵、異物が集積され、塵、異物がパ
チンコ玉Pの搬送に障害を与えることがない。
は、前記のように構成したフレキシブルパイプ中に押し
込まれることになるが、前記構成のフレキシブルパイプ
中においては、パチンコ玉Pは4条の突条2、2の内2
条の突条により支承されることとなり、パチンコ玉Pと
突条2、2との接触面積は極めて小さく、しかも突条
2、2の先端を結ぶ内接円の直径とパチンコ玉の直径の
差が僅かであることからパチンコ玉がジグザグになるこ
となく一列に並ぶこととなる。したがって摩擦抵抗も小
さなものとなる。また、空間3にはパチンコ玉Pに付着
して搬送されてきた塵、異物が集積され、塵、異物がパ
チンコ玉Pの搬送に障害を与えることがない。
【0011】図3は第二の実施の形態を示すものであっ
て、突条2の断面形状を三角形としている。第二の実施
の形態によっても、パチンコ玉Pと突条2、2との接触
面積は極めて小さく、空間3が形成され、第一の実施の
形態のものと同様の効果を有するものである。
て、突条2の断面形状を三角形としている。第二の実施
の形態によっても、パチンコ玉Pと突条2、2との接触
面積は極めて小さく、空間3が形成され、第一の実施の
形態のものと同様の効果を有するものである。
【0012】図4は第三の実施の形態を示すものであっ
て、突条2の断面形状を円形の一部としている。第三の
実施の形態によっても、パチンコ玉Pと突条2、2との
接触面積は極めて小さく、空間3が形成され、第一の実
施の形態のものと同様の効果を有するものである。
て、突条2の断面形状を円形の一部としている。第三の
実施の形態によっても、パチンコ玉Pと突条2、2との
接触面積は極めて小さく、空間3が形成され、第一の実
施の形態のものと同様の効果を有するものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、パチンコ
玉はフレキシブルパイプ内面に設けた突条の先端のみに
接することからパチンコ玉とフレキシブルパイプ内面と
の接触面積が小さくなり、パチンコ玉とパイプとの摩擦
抵抗が小さいという利点がある。さらに、隣接する突条
の間に空間が形成されることから空間にパチンコ玉に付
着して搬送されてきた塵、異物が集積されるので、塵、
異物がパチンコ玉の搬送に障害を与えることがない。な
お、突条の断面形状は、前記各実施の形態に示す他、矩
形、楕円形の一部等の形状とすることができる。また、
パイプの外形も四角形状あるいは三角形状とすることが
でき、四角形状あるいは三角形状とすればパイプを複数
併設する場合にまとめて固定することが容易になるとい
う利点がある。
玉はフレキシブルパイプ内面に設けた突条の先端のみに
接することからパチンコ玉とフレキシブルパイプ内面と
の接触面積が小さくなり、パチンコ玉とパイプとの摩擦
抵抗が小さいという利点がある。さらに、隣接する突条
の間に空間が形成されることから空間にパチンコ玉に付
着して搬送されてきた塵、異物が集積されるので、塵、
異物がパチンコ玉の搬送に障害を与えることがない。な
お、突条の断面形状は、前記各実施の形態に示す他、矩
形、楕円形の一部等の形状とすることができる。また、
パイプの外形も四角形状あるいは三角形状とすることが
でき、四角形状あるいは三角形状とすればパイプを複数
併設する場合にまとめて固定することが容易になるとい
う利点がある。
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図2】搬送手段の一例を示す断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す横断面図であ
る。
る。
【図5】従来のフレキシブルパイプの形状を示す横断面
図である。
図である。
【図6】従来のフレキシブルパイプの形状を示す縦断面
図である。
図である。
1 フレキシブルパイプ本体 2 突条 3 空間 4 搬送手段 5 玉受け部 6 スプロケット 7 玉ガイド部材 8 玉ガイド面 9 玉流入口 10 玉排出口 P パチンコ玉
Claims (4)
- 【請求項1】フレキシブルパイプ内面の長手方向に複数
の突条をほぼ等間隔に設け、該突条の先端でパチンコ玉
を支承することを特徴とするパチンコ玉搬送用フレキシ
ブルパイプ。 - 【請求項2】突条の先端を結ぶ内接円の直径をパチンコ
玉の直径より僅かに大きくしたことを特徴とする請求項
1に記載のパチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ。 - 【請求項3】突条の高さを、隣接する突条の間にパチン
コ玉搬送系に存在する塵、異物を集積するに充分な空間
を形成できるものとしたことを特徴とする請求項1又は
2に記載のパチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ。 - 【請求項4】合成樹脂の押し出し加工により成形したこ
とを特徴とする請求項1乃至3に記載のパチンコ玉搬送
用フレキシブルパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000388496A JP2002186767A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000388496A JP2002186767A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186767A true JP2002186767A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18855214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000388496A Pending JP2002186767A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | パチンコ玉搬送用フレキシブルパイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002186767A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008125744A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-12-21 JP JP2000388496A patent/JP2002186767A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008125744A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |