JP2002186214A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JP2002186214A
JP2002186214A JP2000376817A JP2000376817A JP2002186214A JP 2002186214 A JP2002186214 A JP 2002186214A JP 2000376817 A JP2000376817 A JP 2000376817A JP 2000376817 A JP2000376817 A JP 2000376817A JP 2002186214 A JP2002186214 A JP 2002186214A
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JP
Japan
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bearing
motor hub
pole piece
hole
magnetic disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000376817A
Other languages
English (en)
Inventor
俊徳 ▲高▼須賀
Toshinori Takasuka
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気シールを有する磁気ディスク駆動装置に
関するもので、部品点数およびコストを削減し、取り付
け精度を向上させることのできる軸受構成を提供する。 【解決手段】 モータハブ1の透孔2に段部1aを形成
し、透孔2に軸受3を圧入固定し、外周部に曲折部21
bを有する下ポールピース21をモータハブ1の透孔2
と軸受3の外周部間に圧入し、段部1aの段差の部分に
当接させることにより、下ポールピース21と軸受3と
の間に所定の間隔を持つように固定してロータユニット
20を形成し、さらに、固定軸9にロータユニット20
の軸受3の内輪を接着固定して下ポールピース21と固
定軸9の間に所定の間隔を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク駆動
装置に関するものであり、特に磁気シールを有する磁気
ディスク駆動装置におけるシール部材の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク駆動装置は、特開平
9−28054号公報に示すように、軸受と磁気シール
のポールピースの間にカラーを介在させた構成が知られ
ている。以下に従来の磁気ディスク駆動装置の構成につ
いて説明する。
【0003】図2は従来の磁気ディスク駆動装置におけ
るスピンドルモータの断面図、図3は図2の要部の拡大
図である。
【0004】従来の磁気ディスク駆動装置の構成は、モ
ータハブ1の中心に形成された透孔2に軸受3を圧入固
定し、金属からなるスペーサ4をはめ込み、ポールピー
ス6,6間にマグネット7を挟んだ状態で非磁性体の金
属からなるカラー5の内周面にポールピース6を接着固
定し、この組立体をモータハブ1に接着固定してロータ
ユニット8を形成する。しかる後に、モータベース11
に固定されたステータスコイル13にモータハブ1の内
周部に固定されたロータマグネット12が対向するよう
に、モータベース11に固定された固定軸9にロータユ
ニット8を接着固定し、磁性流体10を固定軸9とポー
ルピース6,6の間に注入する構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の磁気ディスク駆動装置においては、ポールピース6,
6、マグネット7および磁性流体10からなる磁気シー
ルと軸受3との間に適正な間隔を持たせるためにスペー
サ4とカラー5からなるシールホルダを介在させる必要
があり、工数および部品点数が余分に必要となる原因と
なっていた。
【0006】さらに、カラー5を介在させるためにポー
ルピース6,6をカラー5に接着する工程が必要にな
り、このためポールピース6,6を取り付ける際に同軸
度の誤差が出てしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、部品点数およびコストを削減し、取り付け精
度の良い磁気ディスク駆動装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の磁気ディスク駆動装置は、磁気シールの一方
のポールピースの外周部を曲折し、前記曲折部をモータ
ハブの透孔と軸受の外周部間に圧入する構成としたもの
である。さらに本発明の磁気ディスク駆動装置は、前記
透孔に段部を設けることにより前記ポールピースと前記
軸受間に所定の間隔を持たせたことを特徴としたもので
ある。
【0009】これにより、部品点数およびコストを削減
し、取り付け精度の良い磁気ディスク駆動装置が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の磁気デ
ィスク駆動装置は、モータベースに固定された固定軸
と、中心に透孔を有し、かつ磁気ディスクを保持するモ
ータハブと、このモータハブの内部に固定されたステー
タコイルと、前記透孔に圧入固定され、前記モータハブ
と前記固定軸との間に介在して前記固定軸に対して前記
モータハブを回転可能に支持させる軸受と、前記モータ
ベースに設けられ、前記軸受を介して前記モータハブを
前記固定軸に装着した際に前記ステータコイルに対向す
るロータマグネットと、一対のポールピースとこの一対
のポールピース間に介在するシール用マグネットと前記
シール用マグネットの磁力によって前記一対のポールピ
ース間に保持される磁性流体とから構成し、前記軸受に
対して所定間隔の位置に取り付ける磁気シールとを備え
た磁気ディスク駆動装置において、前記磁気シールにお
ける一方のポールピース外周部に曲折部を設け、前記曲
折部を前記モータハブと前記軸受との間に圧入したこと
を特徴とする。このような構成により、従来におけるス
ペーサとカラーを不要とし、部品点数およびコストを削
減し、取り付け精度の良い磁気ディスク駆動装置が得ら
れるものである。
【0011】また請求項2に記載の磁気ディスク駆動装
置は、前記モータハブの前記透孔または軸受の外周部の
少なくともいずれか一方に段部を設け、前記曲折部を前
記モータハブの内周部と前記軸受の外周部との間に圧入
して前記曲折部の端部を前記段部に当接させた際に、前
記曲折部を有するポールピースと前記軸受との間に所定
の間隔を形成させることを特徴とする。このような構成
により、従来におけるスペーサとカラーを不要とし、部
品点数およびコストを削減し、取り付け精度の良い磁気
ディスク駆動装置が得られるものである。
【0012】(実施の形態)以下、本発明の実施形態に
おける磁気ディスク駆動装置について図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の実施形態の磁気ディスク駆
動装置におけるスピンドルモータの要部断面図であり、
1aは段部、20はロータユニットを示す。なお、図3
に示す従来技術における部材と同一、または同一機能の
部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略し
た。
【0013】従来と異なる点は、モータハブ1の外周部
に段部1aを形成し、スペーサ4,カラー5およびロー
タユニット8の代わりにロータユニット20を設けた点
にある。
【0014】下ポールピース21は、中央に孔部を有す
る有底の円筒体型であり、マグネット7を載置する載置
部21aと、円筒状の曲折部21bとから構成されてい
る。上ポールピース22は、中央部に孔部を有する円盤
型であり、孔部の縁部には段差が形成されている。マグ
ネット7は、中央部に孔部を有し、下ポールピース21
と上ポールピース22との間に配置される。そして、下
ポールピース21と上ポールピース22との間に配置さ
れるマグネット7を配置した際、マグネット7の中央部
の孔部に、上ポールピース22の孔部周辺の段差によっ
て形成された凸部が嵌合する。この時、下ポールピース
21の中央付近の面と上ポールピース22の中央付近の
面との間に所定幅の間隔が形成される。
【0015】また図1において、モータハブ1の中心に
形成された透孔2に軸受3が圧入固定される。この時、
段部1aによってモータハブ1の内周部と軸受3との間
に溝が形成される。この溝に下ポールピース21の曲折
部21bを、段部1aの段差の部分に曲折部21bの先
端が当接するまで圧入固定することによってロータユニ
ット20が構成される。下ポールピース21の載置部2
1aと軸受3との間隔については、段部1aの段差の部
分に曲折部21bの先端が当接した時点で所定間隔とな
るように段部1aの大きさが設定されている。
【0016】ロータユニット20の中央には、軸受3の
中央部の孔部、ポールピース21,22、マグネット7
の孔部によって開口部が形成されており、この開口部内
に固定軸9を嵌合あるいは螺合させ、しかる後に、固定
軸9にロータユニット20を接着固定させる。また、下
ポールピース21と固定軸9との間に所定の間隔が形成
されており、固定軸9とポールピース21,22の間に
磁性流体が注入される。注入された磁性流体はマグネッ
ト7の磁力によって保持される。
【0017】このように構成したことにより、図3に示
す従来技術における、スペーサ4,カラー5に係る部材
を省略することができる。さらにモータハブ1の透孔2
に段部1aを設け、その段差の部分に下ポールピース2
1を圧入固定することにより、ポールピース21,22
の位置精度が向上し、従来の接着による取り付けよりも
ポールピース21,22と軸受3との間隔の精度を向上
させることができる。しかも、従来における磁気シール
の接着工程を省略することが可能になり、工数および部
品点数を削減することができる。
【0018】なお、本実施形態においては、下ポールピ
ース21に曲折部を設けたが、上ポールピース22に曲
折部を設けてもよい。また、本実施形態においては、モ
ータハブ1に段部1aを設けたが、軸受の外周に段部を
設けてもよい。さらに、本実施形態においては下ポール
ピース21が有底の円筒型であったが、本発明はこの形
状に限るものではない。すなわち、中央に孔部を有する
円盤型の載置部の外周に曲折部が形成されているもので
あれば良く、曲折部が外周全体に形成されていてもある
いは一部であっても良い。さらに曲折部の形状まで問う
ものではない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気ディスク駆動
装置によれば、磁気シールの一方のポールピースの外周
部に曲折部を設け、この曲折部を軸受の外周部とモータ
ハブとの間に圧入することにより、従来における磁気シ
ールに係る接着工程が削減可能になり、磁気シールの取
り付け精度を向上させるとともに、工数および部品点数
を削減することができる。
【0020】さらにモータハブの透孔あるいは軸受の外
周部に段部を設け、段部の段差の部分に曲折部の先端を
当接させた際に、ポールピースと軸受の間が所定の間隔
になるように設定したことにより、磁気シールと軸受と
の間隔の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の磁気ディスク駆動装置にお
けるスピンドルモータの要部断面図
【図2】従来の磁気ディスク駆動装置におけるスピンド
ルモータの要部断面図
【図3】図2の要部の拡大図
【符号の説明】 1 モータハブ 1a 段部 2 透孔 3 軸受 7 マグネット 9 固定軸 10 磁性流体 20 ロータユニット 21 下ポールピース 21b 曲折部 22 上ポールピース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータベースに固定された固定軸と、 中心に透孔を有し、かつ磁気ディスクを保持するモータ
    ハブと、 このモータハブの内部に固定されたステータコイルと、 前記透孔に圧入固定され、前記モータハブと前記固定軸
    との間に介在して前記固定軸に対して前記モータハブを
    回転可能に支持させる軸受と、 前記モータベースに設けられ、前記軸受を介して前記モ
    ータハブを前記固定軸に装着した際に前記ステータコイ
    ルに対向するロータマグネットと、 一対のポールピースとこの一対のポールピース間に介在
    するシール用マグネットと前記シール用マグネットの磁
    力によって前記一対のポールピース間に保持される磁性
    流体とから構成し、前記軸受に対して所定間隔の位置に
    取り付ける磁気シールと、 を備えた磁気ディスク駆動装置において、 前記磁気シールにおける一方のポールピース外周部に曲
    折部を設け、前記曲折部を前記モータハブと前記軸受と
    の間に圧入したことを特徴とする磁気ディスク駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記モータハブの前記透孔または軸受の
    外周部の少なくともいずれか一方に段部を設け、前記曲
    折部を前記モータハブと前記軸受との間に圧入して前記
    曲折部の端部を前記段部に当接させた際に、前記曲折部
    を有するポールピースと前記軸受との間に所定の間隔を
    形成させることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディ
    スク駆動装置。
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