JP2002186177A - 電源装置 - Google Patents
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- JP2002186177A JP2002186177A JP2000379729A JP2000379729A JP2002186177A JP 2002186177 A JP2002186177 A JP 2002186177A JP 2000379729 A JP2000379729 A JP 2000379729A JP 2000379729 A JP2000379729 A JP 2000379729A JP 2002186177 A JP2002186177 A JP 2002186177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来と比較して、消費電力を低減することが
できるとともに、小型化及び低コスト化を実現できる電
源装置を提供すること。 【解決手段】 本体20の機器ブロック21〜28に電
力を供給する電源装置30は、スイッチングレギュレー
タ31〜34と、リニアレギュレータ35〜38と、本
体20から通知される本体20の動作モードによって、
スイッチングレギュレータ31〜34及びリニアレギュ
レータ35〜38の機器ブロック21〜28への接続を
切り替えるリンクスイッチ39及びリンクスイッチコン
トロールユニット40とを備えるようにする。
できるとともに、小型化及び低コスト化を実現できる電
源装置を提供すること。 【解決手段】 本体20の機器ブロック21〜28に電
力を供給する電源装置30は、スイッチングレギュレー
タ31〜34と、リニアレギュレータ35〜38と、本
体20から通知される本体20の動作モードによって、
スイッチングレギュレータ31〜34及びリニアレギュ
レータ35〜38の機器ブロック21〜28への接続を
切り替えるリンクスイッチ39及びリンクスイッチコン
トロールユニット40とを備えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器の負荷に
電力を供給する電源装置に関するものである。
電力を供給する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、携帯端末70
は、電源装置90と、電源装置90からみて外部機器で
ある本体80とから構成されていた。本体80に備えら
れた負荷としての各機器ブロック81〜88に電力を供
給する電源装置90は、各機器ブロック81〜88毎
に、スイッチングレギュレータ91〜94やリニアレギ
ュレータ95〜98などの専用のレギュレータを割り付
けていた。これらのレギュレータは、各機器ブロック8
1〜88から要求される最大電力を供給する能力や、各
機器ブロック81〜88毎に要求される特性を考慮して
割り付けられていた。
は、電源装置90と、電源装置90からみて外部機器で
ある本体80とから構成されていた。本体80に備えら
れた負荷としての各機器ブロック81〜88に電力を供
給する電源装置90は、各機器ブロック81〜88毎
に、スイッチングレギュレータ91〜94やリニアレギ
ュレータ95〜98などの専用のレギュレータを割り付
けていた。これらのレギュレータは、各機器ブロック8
1〜88から要求される最大電力を供給する能力や、各
機器ブロック81〜88毎に要求される特性を考慮して
割り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源装置においては、外部機器が、多数の負荷を有
し、多数の電源電圧を必要としているような複雑なシス
テム機器である場合、外部機器の仕様が、全ての負荷が
同時に最大負荷になることがない仕様であっても、全て
の負荷が要求する最大電力を同時に供給する能力を有す
るように設計しなければないという問題があった。
来の電源装置においては、外部機器が、多数の負荷を有
し、多数の電源電圧を必要としているような複雑なシス
テム機器である場合、外部機器の仕様が、全ての負荷が
同時に最大負荷になることがない仕様であっても、全て
の負荷が要求する最大電力を同時に供給する能力を有す
るように設計しなければないという問題があった。
【0004】また、リニアレギュレータは、電源装置に
おいて入力電圧と出力電圧との差が大きい場合、消費電
力が非常に大きいため、電源装置内のレギュレータを全
てリニアレギュレータにすると、消費電力が非常に大き
くなってしまうという問題があった。一方、スイッチン
グレギュレータは、リニアレギュレータと比較して周辺
回路部品が大きいとともに、リニアレギュレータと比較
して製造コストが高いため、電源装置内のレギュレータ
を全てスイッチングレギュレータにすると、小型化や低
コスト化が困難であるという問題があった。
おいて入力電圧と出力電圧との差が大きい場合、消費電
力が非常に大きいため、電源装置内のレギュレータを全
てリニアレギュレータにすると、消費電力が非常に大き
くなってしまうという問題があった。一方、スイッチン
グレギュレータは、リニアレギュレータと比較して周辺
回路部品が大きいとともに、リニアレギュレータと比較
して製造コストが高いため、電源装置内のレギュレータ
を全てスイッチングレギュレータにすると、小型化や低
コスト化が困難であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、従来と比較して、消費
電力を低減することができるとともに、小型化及び低コ
スト化を実現できる電源装置を提供することを目的とす
る。
電力を低減することができるとともに、小型化及び低コ
スト化を実現できる電源装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電源装置は、外部機器の負荷に電力を供給
する電源装置において、リニアレギュレータと、スイッ
チングレギュレータと、前記外部機器から通知される前
記外部機器の動作モードによって、前記リニアレギュレ
ータ及び前記スイッチングレギュレータの前記負荷への
接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有してい
る。この構成により、本発明の電源装置は、装置全体で
の電力損失が最小となるようにレギュレータの機器ブロ
ックへの接続を切り替えることができるので、外部機器
の仕様によっては、リニアレギュレータと比較して消費
電力が効率良いスイッチングレギュレータを外部機器の
全ての機器ブロック毎に専用に割り当てなくても、スイ
ッチングレギュレータを外部機器の全ての機器ブロック
毎に専用に割り当てた場合と同様に消費電力を低減する
ことができる。また、本発明の電源装置は、装置内のレ
ギュレータの全てをスイッチングレギュレータにしなく
ても良いので、小型化及び低コスト化することができ
る。また、本発明の電源装置は、機器ブロックが動作を
停止した場合、この機器ブロックに接続していたレギュ
レータを他の機器ブロックに接続することができるの
で、実装するレギュレータの回路数を低減することがで
きる。
に、本発明の電源装置は、外部機器の負荷に電力を供給
する電源装置において、リニアレギュレータと、スイッ
チングレギュレータと、前記外部機器から通知される前
記外部機器の動作モードによって、前記リニアレギュレ
ータ及び前記スイッチングレギュレータの前記負荷への
接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有してい
る。この構成により、本発明の電源装置は、装置全体で
の電力損失が最小となるようにレギュレータの機器ブロ
ックへの接続を切り替えることができるので、外部機器
の仕様によっては、リニアレギュレータと比較して消費
電力が効率良いスイッチングレギュレータを外部機器の
全ての機器ブロック毎に専用に割り当てなくても、スイ
ッチングレギュレータを外部機器の全ての機器ブロック
毎に専用に割り当てた場合と同様に消費電力を低減する
ことができる。また、本発明の電源装置は、装置内のレ
ギュレータの全てをスイッチングレギュレータにしなく
ても良いので、小型化及び低コスト化することができ
る。また、本発明の電源装置は、機器ブロックが動作を
停止した場合、この機器ブロックに接続していたレギュ
レータを他の機器ブロックに接続することができるの
で、実装するレギュレータの回路数を低減することがで
きる。
【0007】また、本発明の電源装置は、外部機器の負
荷に電力を供給する電源装置において、リニアレギュレ
ータと、スイッチングレギュレータと、前記外部機器か
ら通知される前記負荷の特性によって、前記リニアレギ
ュレータ及び前記スイッチングレギュレータの前記負荷
への接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有して
いる。この構成により、本発明の電源装置は、外部機器
の負荷の特性に対応してレギュレータを切り替えること
ができるので、無線回路のように電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが存在する外部機器においても、
機器ブロックに適した電源出力を供給することができ
る。また、本発明の電源装置は、電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが動作を停止した場合、この機器
ブロックに接続していたレギュレータを他の機器ブロッ
クに接続することができるので、実装するレギュレータ
の回路数を低減することができる。
荷に電力を供給する電源装置において、リニアレギュレ
ータと、スイッチングレギュレータと、前記外部機器か
ら通知される前記負荷の特性によって、前記リニアレギ
ュレータ及び前記スイッチングレギュレータの前記負荷
への接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有して
いる。この構成により、本発明の電源装置は、外部機器
の負荷の特性に対応してレギュレータを切り替えること
ができるので、無線回路のように電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが存在する外部機器においても、
機器ブロックに適した電源出力を供給することができ
る。また、本発明の電源装置は、電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが動作を停止した場合、この機器
ブロックに接続していたレギュレータを他の機器ブロッ
クに接続することができるので、実装するレギュレータ
の回路数を低減することができる。
【0008】また、本発明の電源装置は、外部機器の負
荷に電力を供給する電源装置において、リニアレギュレ
ータと、スイッチングレギュレータと、前記外部機器か
ら通知される前記外部機器の構成によって、前記リニア
レギュレータ及び前記スイッチングレギュレータの前記
負荷への接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有
している。この構成により、本発明の電源装置は、外部
機器の構成に対応してレギュレータを切り替えることが
できるので、外部機器の構成が変更された場合、従来の
電源装置のように電源装置自体の構成が変更されなくて
も、外部機器の変更後の構成に対応することができる。
荷に電力を供給する電源装置において、リニアレギュレ
ータと、スイッチングレギュレータと、前記外部機器か
ら通知される前記外部機器の構成によって、前記リニア
レギュレータ及び前記スイッチングレギュレータの前記
負荷への接続を切り替える切替手段とを備えた構成を有
している。この構成により、本発明の電源装置は、外部
機器の構成に対応してレギュレータを切り替えることが
できるので、外部機器の構成が変更された場合、従来の
電源装置のように電源装置自体の構成が変更されなくて
も、外部機器の変更後の構成に対応することができる。
【0009】また、本発明の電源装置は、前記切替手段
が、前記外部機器から通知される前記負荷の特性によっ
て、前記リニアレギュレータ及び前記スイッチングレギ
ュレータの前記負荷への接続を切り替える構成を有して
いる。この構成により、本発明の電源装置は、外部機器
の負荷の特性に対応してレギュレータを切り替えること
ができるので、無線回路のように電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが存在する外部機器においても、
機器ブロックに適した電源出力を供給することができ
る。
が、前記外部機器から通知される前記負荷の特性によっ
て、前記リニアレギュレータ及び前記スイッチングレギ
ュレータの前記負荷への接続を切り替える構成を有して
いる。この構成により、本発明の電源装置は、外部機器
の負荷の特性に対応してレギュレータを切り替えること
ができるので、無線回路のように電源出力に対する要求
の厳しい機器ブロックが存在する外部機器においても、
機器ブロックに適した電源出力を供給することができ
る。
【0010】また、本発明の電源装置は、前記外部機器
からシリアル方式のインタフェースを介して通知される
構成を有している。この構成により、本発明の電源装置
は、外部機器のCPUから、シリアル方式のインタフェ
ースを介して制御されることができるので、汎用性を向
上することができる。
からシリアル方式のインタフェースを介して通知される
構成を有している。この構成により、本発明の電源装置
は、外部機器のCPUから、シリアル方式のインタフェ
ースを介して制御されることができるので、汎用性を向
上することができる。
【0011】また、本発明の電源装置は、前記外部機器
からバス方式のインタフェースを介して通知される構成
を有している。この構成により、本発明の電源装置は、
外部機器のCPUから、外部機器の仕様に合った任意の
バス幅のバス方式のインタフェースを介して制御される
ことができるので、汎用性を向上することができる。
からバス方式のインタフェースを介して通知される構成
を有している。この構成により、本発明の電源装置は、
外部機器のCPUから、外部機器の仕様に合った任意の
バス幅のバス方式のインタフェースを介して制御される
ことができるので、汎用性を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。
いて、図面を用いて説明する。
【0013】まず、本実施の形態に係る電源装置を備え
た携帯端末の構成について説明する。
た携帯端末の構成について説明する。
【0014】図1において、携帯端末10は、本体20
と、本体20に備えられた負荷としての機器ブロック2
1〜28に電力を供給する電源装置30とを備えてい
る。ここで、本体20は、電源装置30に対して外部機
器として構成されている。
と、本体20に備えられた負荷としての機器ブロック2
1〜28に電力を供給する電源装置30とを備えてい
る。ここで、本体20は、電源装置30に対して外部機
器として構成されている。
【0015】スイッチングレギュレータ31〜34は、
入力電圧の変化や出力電圧の変化に対して常に高効率で
あるが、スイッチング動作を行うための発振回路等を内
蔵しているので、外部の周辺回路部品も含めて回路規模
が大きいレギュレータであり、それぞれ任意の出力容量
に設定されている。リニアレギュレータ35〜38は、
入力電圧の変化や出力電圧の変化に対して効率の変動は
あるが、周辺回路部品がスイッチングレギュレータ31
〜34に比べて簡略化できるとともに、スイッチングレ
ギュレータ31〜34に比べて製造コストが低いレギュ
レータであり、それぞれ任意の出力容量に設定されてい
る。リンクスイッチ39は、上述した各レギュレータ3
1〜38と本体20の電源要求の異なる各機器ブロック
21〜28の接続を制御し、任意の数のマトリックス構
造のリンクスイッチであり、リンクスイッチコントロー
ルユニット40によって個々に制御が可能である。ここ
で、リンクスイッチ39及びリンクスイッチコントロー
ルユニット40は、切替手段を構成している。CPU2
9は、本体20のシステムの制御を行うものであり、リ
ンクスイッチコントロールユニット40とシリアル方式
やバス方式などの任意の方式のインタフェース50で接
続されている。
入力電圧の変化や出力電圧の変化に対して常に高効率で
あるが、スイッチング動作を行うための発振回路等を内
蔵しているので、外部の周辺回路部品も含めて回路規模
が大きいレギュレータであり、それぞれ任意の出力容量
に設定されている。リニアレギュレータ35〜38は、
入力電圧の変化や出力電圧の変化に対して効率の変動は
あるが、周辺回路部品がスイッチングレギュレータ31
〜34に比べて簡略化できるとともに、スイッチングレ
ギュレータ31〜34に比べて製造コストが低いレギュ
レータであり、それぞれ任意の出力容量に設定されてい
る。リンクスイッチ39は、上述した各レギュレータ3
1〜38と本体20の電源要求の異なる各機器ブロック
21〜28の接続を制御し、任意の数のマトリックス構
造のリンクスイッチであり、リンクスイッチコントロー
ルユニット40によって個々に制御が可能である。ここ
で、リンクスイッチ39及びリンクスイッチコントロー
ルユニット40は、切替手段を構成している。CPU2
9は、本体20のシステムの制御を行うものであり、リ
ンクスイッチコントロールユニット40とシリアル方式
やバス方式などの任意の方式のインタフェース50で接
続されている。
【0016】次に、本実施の形態に係る電源装置を備え
た携帯端末の作用効果について説明する。
た携帯端末の作用効果について説明する。
【0017】電源装置30は、本体20の動作モード及
び機器ブロック21〜28の特性に対応して、スイッチ
ングレギュレータ31〜34及びリニアレギュレータ3
5〜38と、本体20の機器ブロック21〜28との接
続を切り替えることができる。
び機器ブロック21〜28の特性に対応して、スイッチ
ングレギュレータ31〜34及びリニアレギュレータ3
5〜38と、本体20の機器ブロック21〜28との接
続を切り替えることができる。
【0018】より詳細に説明すると、電源装置30は、
本体20が動作を開始する前、以下のように動作する。
まず、リンクスイッチコントロールユニット40は、本
体20のCPU29から、動作開始直後の本体20の動
作モード、即ち、本体20の初期モードと、機器ブロッ
ク21〜28の特性とを通知される。次いで、リンクス
イッチコントロールユニット40は、通知された本体2
0の初期モードと、機器ブロック21〜28の特性とか
ら、本体20が動作を開始した後の電源出力が機器ブロ
ック21〜28の要求に適した電源出力となるように、
スイッチングレギュレータ31〜34及びリニアレギュ
レータ35〜38と、本体20の機器ブロック21〜2
8との接続の組合せを決定する。最後に、リンクスイッ
チコントロールユニット40は、本体20が動作、即
ち、初期モードを開始するのと同時にリンクスイッチ3
9を制御して、決定した組合せ通りに、スイッチングレ
ギュレータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜3
8と、本体20の機器ブロック21〜28との接続を切
り替える。
本体20が動作を開始する前、以下のように動作する。
まず、リンクスイッチコントロールユニット40は、本
体20のCPU29から、動作開始直後の本体20の動
作モード、即ち、本体20の初期モードと、機器ブロッ
ク21〜28の特性とを通知される。次いで、リンクス
イッチコントロールユニット40は、通知された本体2
0の初期モードと、機器ブロック21〜28の特性とか
ら、本体20が動作を開始した後の電源出力が機器ブロ
ック21〜28の要求に適した電源出力となるように、
スイッチングレギュレータ31〜34及びリニアレギュ
レータ35〜38と、本体20の機器ブロック21〜2
8との接続の組合せを決定する。最後に、リンクスイッ
チコントロールユニット40は、本体20が動作、即
ち、初期モードを開始するのと同時にリンクスイッチ3
9を制御して、決定した組合せ通りに、スイッチングレ
ギュレータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜3
8と、本体20の機器ブロック21〜28との接続を切
り替える。
【0019】また、電源装置30は、本体20が動作を
開始した後、以下のように動作する。まず、本体20が
動作モードを変更する場合、リンクスイッチコントロー
ルユニット40は、本体20のCPU29から、変更後
の本体20の動作モードと、機器ブロック21〜28の
特性とを通知される。次いで、リンクスイッチコントロ
ールユニット40は、通知された本体20の動作モード
と、機器ブロック21〜28の特性とから、動作モード
を変更した後の電源出力が機器ブロック21〜28の要
求に適した電源出力となるように、スイッチングレギュ
レータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜38
と、本体20の機器ブロック21〜28との接続の組合
せを決定する。最後に、リンクスイッチコントロールユ
ニット40は、本体20が動作モードを変更するのと同
時にリンクスイッチ39を制御して、決定した組合せ通
りに、スイッチングレギュレータ31〜34及びリニア
レギュレータ35〜38と、本体20の機器ブロック2
1〜28との接続を切り替える。
開始した後、以下のように動作する。まず、本体20が
動作モードを変更する場合、リンクスイッチコントロー
ルユニット40は、本体20のCPU29から、変更後
の本体20の動作モードと、機器ブロック21〜28の
特性とを通知される。次いで、リンクスイッチコントロ
ールユニット40は、通知された本体20の動作モード
と、機器ブロック21〜28の特性とから、動作モード
を変更した後の電源出力が機器ブロック21〜28の要
求に適した電源出力となるように、スイッチングレギュ
レータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜38
と、本体20の機器ブロック21〜28との接続の組合
せを決定する。最後に、リンクスイッチコントロールユ
ニット40は、本体20が動作モードを変更するのと同
時にリンクスイッチ39を制御して、決定した組合せ通
りに、スイッチングレギュレータ31〜34及びリニア
レギュレータ35〜38と、本体20の機器ブロック2
1〜28との接続を切り替える。
【0020】以上のようにして、電源装置30は、本体
20の動作モード及び機器ブロック21〜28の特性に
対応して、スイッチングレギュレータ31〜34及びリ
ニアレギュレータ35〜38と、本体20の機器ブロッ
ク21〜28との接続を切り替えることができる。
20の動作モード及び機器ブロック21〜28の特性に
対応して、スイッチングレギュレータ31〜34及びリ
ニアレギュレータ35〜38と、本体20の機器ブロッ
ク21〜28との接続を切り替えることができる。
【0021】ここで、リンクスイッチコントロールユニ
ット40は、CPU29から通知された本体20の動作
モードに対応して、スイッチングレギュレータ31〜3
4及びリニアレギュレータ35〜38と、本体20の機
器ブロック21〜28との接続の組合せを、電源効率が
最も高くなるように決定することができる。要するに、
電源装置30は、スイッチングレギュレータ31〜34
及びリニアレギュレータ35〜38と、本体20の機器
ブロック21〜28との接続を、電源装置30全体での
電力損失が最小となるように切り替えることができるの
で、本体20の仕様によっては、リニアレギュレータと
比較して消費電力が効率良いスイッチングレギュレータ
を本体20の全ての機器ブロック21〜28毎に専用に
割り当てなくても、スイッチングレギュレータを本体2
0の全ての機器ブロック21〜28毎に専用に割り当て
た場合と同様に消費電力を低減することができる。ま
た、電源装置30は、機器ブロック21〜28の何れか
が動作を停止した場合、この機器ブロックに接続してい
たレギュレータを他の機器ブロックに接続することがで
きるので、実装するレギュレータの回路数を低減するこ
とができる。
ット40は、CPU29から通知された本体20の動作
モードに対応して、スイッチングレギュレータ31〜3
4及びリニアレギュレータ35〜38と、本体20の機
器ブロック21〜28との接続の組合せを、電源効率が
最も高くなるように決定することができる。要するに、
電源装置30は、スイッチングレギュレータ31〜34
及びリニアレギュレータ35〜38と、本体20の機器
ブロック21〜28との接続を、電源装置30全体での
電力損失が最小となるように切り替えることができるの
で、本体20の仕様によっては、リニアレギュレータと
比較して消費電力が効率良いスイッチングレギュレータ
を本体20の全ての機器ブロック21〜28毎に専用に
割り当てなくても、スイッチングレギュレータを本体2
0の全ての機器ブロック21〜28毎に専用に割り当て
た場合と同様に消費電力を低減することができる。ま
た、電源装置30は、機器ブロック21〜28の何れか
が動作を停止した場合、この機器ブロックに接続してい
たレギュレータを他の機器ブロックに接続することがで
きるので、実装するレギュレータの回路数を低減するこ
とができる。
【0022】また、リンクスイッチコントロールユニッ
ト40は、CPU29から通知された機器ブロック21
〜28の特性に対応して、スイッチングレギュレータ3
1〜34及びリニアレギュレータ35〜38と、本体2
0の機器ブロック21〜28との接続の組合せを、例え
ば、無線回路のように低ノイズの電源出力が要求される
機器ブロックに対しては、スイッチングレギュレータ3
1〜34のように電源出力にノイズが乗り易いレギュレ
ータではなく、リニアレギュレータ35〜38のように
効率は下がるものの電源出力にノイズが乗り難いレギュ
レータを接続するように決定することができる。したが
って、電源装置30は、本体20の性能を確保すること
ができる。また、電源装置30は、無線回路のように電
源出力に対する要求の厳しい機器ブロックが動作を停止
した場合、この機器ブロックに接続していたレギュレー
タを他の機器ブロックに接続することができるので、実
装するレギュレータの回路数を低減することができる。
ト40は、CPU29から通知された機器ブロック21
〜28の特性に対応して、スイッチングレギュレータ3
1〜34及びリニアレギュレータ35〜38と、本体2
0の機器ブロック21〜28との接続の組合せを、例え
ば、無線回路のように低ノイズの電源出力が要求される
機器ブロックに対しては、スイッチングレギュレータ3
1〜34のように電源出力にノイズが乗り易いレギュレ
ータではなく、リニアレギュレータ35〜38のように
効率は下がるものの電源出力にノイズが乗り難いレギュ
レータを接続するように決定することができる。したが
って、電源装置30は、本体20の性能を確保すること
ができる。また、電源装置30は、無線回路のように電
源出力に対する要求の厳しい機器ブロックが動作を停止
した場合、この機器ブロックに接続していたレギュレー
タを他の機器ブロックに接続することができるので、実
装するレギュレータの回路数を低減することができる。
【0023】また、電源装置30は、本体20の構成に
若干の変更が発生した場合、従来の電源装置のように電
源装置自体の構成が変更されなくても、本体20の変更
後の構成に対応することができる。より詳細に説明する
と、リンクスイッチコントロールユニット40は、本体
20の構成に若干の変更が発生すると、本体20のCP
U29からインタフェース50を介して、本体20の変
更後の構成、即ち、本体20の変更後の機器ブロックの
電力要求を通知される。そして、リンクスイッチコント
ロールユニット40は、通知された本体20の変更後の
機器ブロックの電力要求に対応する電源出力になるよう
にリンクスイッチ39を制御して、スイッチングレギュ
レータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜38
と、本体20の変更後の機器ブロックとの接続を切り替
える。以上のようにして、電源装置30は、本体20の
構成に若干の変更が発生した場合、本体20の変更後の
構成に対応することができる。
若干の変更が発生した場合、従来の電源装置のように電
源装置自体の構成が変更されなくても、本体20の変更
後の構成に対応することができる。より詳細に説明する
と、リンクスイッチコントロールユニット40は、本体
20の構成に若干の変更が発生すると、本体20のCP
U29からインタフェース50を介して、本体20の変
更後の構成、即ち、本体20の変更後の機器ブロックの
電力要求を通知される。そして、リンクスイッチコント
ロールユニット40は、通知された本体20の変更後の
機器ブロックの電力要求に対応する電源出力になるよう
にリンクスイッチ39を制御して、スイッチングレギュ
レータ31〜34及びリニアレギュレータ35〜38
と、本体20の変更後の機器ブロックとの接続を切り替
える。以上のようにして、電源装置30は、本体20の
構成に若干の変更が発生した場合、本体20の変更後の
構成に対応することができる。
【0024】また、電源装置30は、装置内のレギュレ
ータの全てをスイッチングレギュレータにしなくても良
いので、小型化及び低コスト化することができる。
ータの全てをスイッチングレギュレータにしなくても良
いので、小型化及び低コスト化することができる。
【0025】また、電源装置30は、本体20からシリ
アル方式やバス方式などの任意の方式のインタフェース
50を介して制御されるので、汎用性を向上することが
できる。
アル方式やバス方式などの任意の方式のインタフェース
50を介して制御されるので、汎用性を向上することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来と比較して、消費電力を低減することができるとと
もに、小型化及び低コスト化を実現できる電源装置を提
供することができる。
従来と比較して、消費電力を低減することができるとと
もに、小型化及び低コスト化を実現できる電源装置を提
供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る電源装置を備えた
携帯端末を示すブロック図
携帯端末を示すブロック図
【図2】従来の電源装置を備えた携帯端末を示すブロッ
ク図
ク図
20 本体(外部機器) 21〜28 機器ブロック(負荷) 30 電源装置 35 リニアレギュレータ 31 スイッチングレギュレータ 39 リンクスイッチ(切替手段) 40 リンクスイッチコントロールユニット(切替
手段) 50 インタフェース
手段) 50 インタフェース
Claims (6)
- 【請求項1】 外部機器の負荷に電力を供給する電源装
置において、リニアレギュレータと、スイッチングレギ
ュレータと、前記外部機器から通知される前記外部機器
の動作モードによって、前記リニアレギュレータ及び前
記スイッチングレギュレータの前記負荷への接続を切り
替える切替手段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 外部機器の負荷に電力を供給する電源装
置において、リニアレギュレータと、スイッチングレギ
ュレータと、前記外部機器から通知される前記負荷の特
性によって、前記リニアレギュレータ及び前記スイッチ
ングレギュレータの前記負荷への接続を切り替える切替
手段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項3】 外部機器の負荷に電力を供給する電源装
置において、リニアレギュレータと、スイッチングレギ
ュレータと、前記外部機器から通知される前記外部機器
の構成によって、前記リニアレギュレータ及び前記スイ
ッチングレギュレータの前記負荷への接続を切り替える
切替手段とを備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項4】 前記切替手段が、前記外部機器から通知
される前記負荷の特性によって、前記リニアレギュレー
タ及び前記スイッチングレギュレータの前記負荷への接
続を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電源
装置。 - 【請求項5】 前記外部機器からシリアル方式のインタ
フェースを介して通知されることを特徴とする請求項1
〜4の何れかに記載の電源装置。 - 【請求項6】 前記外部機器からバス方式のインタフェ
ースを介して通知されることを特徴とする請求項1〜4
の何れかに記載の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379729A JP2002186177A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379729A JP2002186177A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186177A true JP2002186177A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18848038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000379729A Pending JP2002186177A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002186177A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100621101B1 (ko) * | 2004-04-08 | 2006-09-13 | 삼성전자주식회사 | 전자장치 및 그 제어방법 |
JPWO2015015796A1 (ja) * | 2013-07-29 | 2017-03-02 | 京セラ株式会社 | 電力変換装置、電力変換装置の制御方法、及び電力変換システム |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000379729A patent/JP2002186177A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100621101B1 (ko) * | 2004-04-08 | 2006-09-13 | 삼성전자주식회사 | 전자장치 및 그 제어방법 |
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JP2017199413A (ja) * | 2013-07-29 | 2017-11-02 | 京セラ株式会社 | 電力変換装置、電力変換装置の制御方法、及び電力変換システム |
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