JP2002185227A - 無線機 - Google Patents
無線機Info
- Publication number
- JP2002185227A JP2002185227A JP2001374614A JP2001374614A JP2002185227A JP 2002185227 A JP2002185227 A JP 2002185227A JP 2001374614 A JP2001374614 A JP 2001374614A JP 2001374614 A JP2001374614 A JP 2001374614A JP 2002185227 A JP2002185227 A JP 2002185227A
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- Japan
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- antenna
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- wireless device
- telescopic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナ特性を良好に維持するとともに、無
線機内部への水の侵入を防止する。 【解決手段】 アンテナ12を接触子16を介して摺動
可能に保持するとともに給電点を設定された筒状のガイ
ド部材13に、アンテナ12を収納可能な非導電性の有
底円筒部材であるチューブ17を連結してガイド部材1
3を閉塞し、アンテナ12とガイド部材13との間の隙
間から水が侵入しても、侵入した水が無線機1内部に入
り込むのを防止する。
線機内部への水の侵入を防止する。 【解決手段】 アンテナ12を接触子16を介して摺動
可能に保持するとともに給電点を設定された筒状のガイ
ド部材13に、アンテナ12を収納可能な非導電性の有
底円筒部材であるチューブ17を連結してガイド部材1
3を閉塞し、アンテナ12とガイド部材13との間の隙
間から水が侵入しても、侵入した水が無線機1内部に入
り込むのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードレス電話子
機や携帯電話機等の伸縮アンテナを使用する無線機に関
するものである。
機や携帯電話機等の伸縮アンテナを使用する無線機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の無線機の概略構成を示して
いる。図3において、1は無線機であり、筐体2内部に
無線回路3と、一端が無線回路3の出力端子4に接続さ
れて他端をアンテナに接続された給電線5とを備えてい
る。31は伸縮アンテナであり、筐体2上部の挿通部6
に摺動可能に設けられた金属製のチューブからなる一段
目アンテナ32と、この一段目アンテナ32内に接触子
33を介して摺動可能に組み込まれた棒状の二段目アン
テナ34とからなり、一段目アンテナ32の底部に給電
線5に接続されて給電点となる給電端子35を有してい
る。
いる。図3において、1は無線機であり、筐体2内部に
無線回路3と、一端が無線回路3の出力端子4に接続さ
れて他端をアンテナに接続された給電線5とを備えてい
る。31は伸縮アンテナであり、筐体2上部の挿通部6
に摺動可能に設けられた金属製のチューブからなる一段
目アンテナ32と、この一段目アンテナ32内に接触子
33を介して摺動可能に組み込まれた棒状の二段目アン
テナ34とからなり、一段目アンテナ32の底部に給電
線5に接続されて給電点となる給電端子35を有してい
る。
【0003】無線機1を使用する場合、二段目アンテナ
34先端部をつまんで引き上げることにより、まず二段
目アンテナ34を無線機1から伸ばすことができ、さら
に引き上げることにより、一段目アンテナ32を伸ばす
ことができる。そして、無線回路3で生成された高周波
が給電線5を通じて伸縮アンテナ31に送出されると、
伸縮アンテナ31から電波が放射される。また、無線機
1を使用しない場合は、二段目アンテナ34先端部を押
し下げることにより、二段目アンテナ34を一段目アン
テナ32内に収納し、一段目アンテナ32とともに無線
機1内に収納することができる。
34先端部をつまんで引き上げることにより、まず二段
目アンテナ34を無線機1から伸ばすことができ、さら
に引き上げることにより、一段目アンテナ32を伸ばす
ことができる。そして、無線回路3で生成された高周波
が給電線5を通じて伸縮アンテナ31に送出されると、
伸縮アンテナ31から電波が放射される。また、無線機
1を使用しない場合は、二段目アンテナ34先端部を押
し下げることにより、二段目アンテナ34を一段目アン
テナ32内に収納し、一段目アンテナ32とともに無線
機1内に収納することができる。
【0004】このような伸縮アンテナ31においては、
二段アンテナ構成によりアンテナを長く伸ばすことがで
きる利点がある一方で、その給電点が一段目アンテナ3
2の下部に設定されるため、給電線5が一段目アンテナ
32に沿って配置されることになり、このため無線回路
3から発生した高周波電流が給電線5と一段目アンテナ
32との間で逆位相になり、互いに電力を打ち消しあっ
て伸縮アンテナ31から放射される電波が弱くなってし
まうという欠点がある。
二段アンテナ構成によりアンテナを長く伸ばすことがで
きる利点がある一方で、その給電点が一段目アンテナ3
2の下部に設定されるため、給電線5が一段目アンテナ
32に沿って配置されることになり、このため無線回路
3から発生した高周波電流が給電線5と一段目アンテナ
32との間で逆位相になり、互いに電力を打ち消しあっ
て伸縮アンテナ31から放射される電波が弱くなってし
まうという欠点がある。
【0005】そこで、良好なアンテナ特性を得るため
に、別の従来例として図4に示す伸縮アンテナ41が用
いられている。この伸縮アンテナ41は棒状のアンテナ
42と、このアンテナ42を接触子43を介して摺動可
能に保持する筒状のガイド部材44とからなり、ガイド
部材44を無線機の筐体上面の取付部に固定することに
より、アンテナ42を無線機に対して伸縮可能に取り付
けるようにしたものである。この伸縮アンテナ41で
は、ガイド部材44に給電点を設定しているので、給電
線と干渉し合うことがなく、アンテナ特性を良好に維持
することができる。
に、別の従来例として図4に示す伸縮アンテナ41が用
いられている。この伸縮アンテナ41は棒状のアンテナ
42と、このアンテナ42を接触子43を介して摺動可
能に保持する筒状のガイド部材44とからなり、ガイド
部材44を無線機の筐体上面の取付部に固定することに
より、アンテナ42を無線機に対して伸縮可能に取り付
けるようにしたものである。この伸縮アンテナ41で
は、ガイド部材44に給電点を設定しているので、給電
線と干渉し合うことがなく、アンテナ特性を良好に維持
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線機の伸縮アンテナ41では、アンテナ42とガ
イド部材44との間の隙間から侵入した水が無線機内部
に入り込んでしまい、無線機に確実な防水構造を実現す
ることができないという問題があった。
来の無線機の伸縮アンテナ41では、アンテナ42とガ
イド部材44との間の隙間から侵入した水が無線機内部
に入り込んでしまい、無線機に確実な防水構造を実現す
ることができないという問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、アンテナ特性を良好に維持することができ
るとともに、無線機内部への水の侵入を防止することの
できる優れた伸縮アンテナを使用した無線機を提供する
ことを目的とするものである。
ものであり、アンテナ特性を良好に維持することができ
るとともに、無線機内部への水の侵入を防止することの
できる優れた伸縮アンテナを使用した無線機を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アンテナと、前記アンテナを摺動可能に
保持する筒状のガイド部材と、前記ガイド部材に連結さ
れて前記アンテナを収納可能で、且つ前記ガイド部材と
前記アンテナとの隙間から侵入した水が機器内部に侵入
するのを阻止し、非導電性で側面と一体である有底円筒
部材とを備えたものである。
成するために、アンテナと、前記アンテナを摺動可能に
保持する筒状のガイド部材と、前記ガイド部材に連結さ
れて前記アンテナを収納可能で、且つ前記ガイド部材と
前記アンテナとの隙間から侵入した水が機器内部に侵入
するのを阻止し、非導電性で側面と一体である有底円筒
部材とを備えたものである。
【0009】これにより、本発明によれば、無線機に対
してアンテナを摺動可能に保持するとともにアンテナに
給電するためのガイド部材に、アンテナを収納可能な非
導電性の有底円筒部材を連結したので、アンテナ特性を
変化させることなく、アンテナとガイド部材との隙間か
ら侵入した水を有底円筒部材内に保持することができ、
無線機内部への侵入を防止することができる。
してアンテナを摺動可能に保持するとともにアンテナに
給電するためのガイド部材に、アンテナを収納可能な非
導電性の有底円筒部材を連結したので、アンテナ特性を
変化させることなく、アンテナとガイド部材との隙間か
ら侵入した水を有底円筒部材内に保持することができ、
無線機内部への侵入を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1および図2を用いて説明する。図1は本発明の実
施の形態における無線機の概略断面図であり、図2は伸
縮アンテナ自体の概略構成を示すもので、(a)はその
伸ばした状態を示す概略断面図、(b)はその縮めた状
態を示す概略断面図である。まず図2において、11は
伸縮アンテナ全体を示し、12はその一部である棒状の
アンテナである。13はアンテナ12を摺動可能に保持
するガイド部材であり、金属材料により筒状に形成さ
れ、上部にフランジ14を有し、外周面に給電端子15
を有するとともに、内周面にアンテナ12と電気的接触
を行なう接触子16を有している。17はガイド部材1
3下部に連結された有底円筒部材としてのチューブであ
り、塩化ビニール等の非導電性材料により形成され、ア
ンテナ12を収容可能な長さを有している。
て図1および図2を用いて説明する。図1は本発明の実
施の形態における無線機の概略断面図であり、図2は伸
縮アンテナ自体の概略構成を示すもので、(a)はその
伸ばした状態を示す概略断面図、(b)はその縮めた状
態を示す概略断面図である。まず図2において、11は
伸縮アンテナ全体を示し、12はその一部である棒状の
アンテナである。13はアンテナ12を摺動可能に保持
するガイド部材であり、金属材料により筒状に形成さ
れ、上部にフランジ14を有し、外周面に給電端子15
を有するとともに、内周面にアンテナ12と電気的接触
を行なう接触子16を有している。17はガイド部材1
3下部に連結された有底円筒部材としてのチューブであ
り、塩化ビニール等の非導電性材料により形成され、ア
ンテナ12を収容可能な長さを有している。
【0011】このような構成を有する伸縮アンテナ11
は、図1に示すように、ガイド部材13がそのフランジ
14を無線機筐体2上面の挿通部6周縁部に係止した状
態に固定されて、下部のチューブ17とともに無線機1
内に配置され、無線回路3の出力端子4に接続された給
電線5がガイド部材13の給電端子15に接続される。
これにより、アンテナ12が無線機1に接続され、その
筐体2上面から伸縮可能に組み込まれる。
は、図1に示すように、ガイド部材13がそのフランジ
14を無線機筐体2上面の挿通部6周縁部に係止した状
態に固定されて、下部のチューブ17とともに無線機1
内に配置され、無線回路3の出力端子4に接続された給
電線5がガイド部材13の給電端子15に接続される。
これにより、アンテナ12が無線機1に接続され、その
筐体2上面から伸縮可能に組み込まれる。
【0012】上記実施の形態において、アンテナ12を
無線機1に伸縮可能に取り付けるためのガイド部材13
に給電点を設定し、このガイド部材13の下部をアンテ
ナ12を収納可能な非導電性のチューブ17で塞いだの
で、アンテナ特性を変化させることのない構造で、アン
テナ12とガイド部材13との隙間から水が侵入して
も、侵入した水をチューブ17内に保持して無線機1内
部に侵入するのを防止することができる。
無線機1に伸縮可能に取り付けるためのガイド部材13
に給電点を設定し、このガイド部材13の下部をアンテ
ナ12を収納可能な非導電性のチューブ17で塞いだの
で、アンテナ特性を変化させることのない構造で、アン
テナ12とガイド部材13との隙間から水が侵入して
も、侵入した水をチューブ17内に保持して無線機1内
部に侵入するのを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンテナ
を無線機に対して伸縮可能に保持するとともにアンテナ
に給電するためのガイド部材に、アンテナを収納可能な
非導電性の有底円筒部材を連結してガイド部材を閉塞し
たので、アンテナ特性を良好に維持しながら、アンテナ
とガイド部材との隙間から侵入した水を有底円筒部材内
に保持することができ、無線機内部への侵入を防止する
ことができるという効果を有する。
を無線機に対して伸縮可能に保持するとともにアンテナ
に給電するためのガイド部材に、アンテナを収納可能な
非導電性の有底円筒部材を連結してガイド部材を閉塞し
たので、アンテナ特性を良好に維持しながら、アンテナ
とガイド部材との隙間から侵入した水を有底円筒部材内
に保持することができ、無線機内部への侵入を防止する
ことができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における無線機の概略断面図
【図2】(a)伸縮アンテナを伸ばした状態の無線機を
示す概略断面図 (b)伸縮アンテナを縮めた状態の無線機を示す概略断
面図
示す概略断面図 (b)伸縮アンテナを縮めた状態の無線機を示す概略断
面図
【図3】従来の無線機の概略断面図
【図4】(a)従来の別の伸縮アンテナの伸ばした状態
の無線機を示す概略断面図 (b)同伸縮アンテナの縮めた状態の無線機を示す概略
断面図
の無線機を示す概略断面図 (b)同伸縮アンテナの縮めた状態の無線機を示す概略
断面図
11 伸縮アンテナ 12 アンテナ 13 ガイド部材 14 フランジ 15 給電端子 16 接触子 17 非導電性のチューブ(有底円筒部材) 1 無線機 2 筐体 3 無線回路 4 出力端子 5 給電線 6 挿通部
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナと、前記アンテナを摺動可能に
保持する筒状のガイド部材と、前記ガイド部材に連結さ
れて前記アンテナを収納可能で、且つ前記ガイド部材と
前記アンテナとの隙間から侵入した水が機器内部に侵入
するのを阻止し、非導電性で側面と一体である有底円筒
部材とを備えた無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001374614A JP2002185227A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001374614A JP2002185227A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 無線機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8540392A Division JPH05291810A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 伸縮アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002185227A true JP2002185227A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=19183155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001374614A Pending JP2002185227A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002185227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010792A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯用電子機器 |
-
2001
- 2001-12-07 JP JP2001374614A patent/JP2002185227A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010792A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯用電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040628 |