JP2002184979A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002184979A JP2002184979A JP2000384743A JP2000384743A JP2002184979A JP 2002184979 A JP2002184979 A JP 2002184979A JP 2000384743 A JP2000384743 A JP 2000384743A JP 2000384743 A JP2000384743 A JP 2000384743A JP 2002184979 A JP2002184979 A JP 2002184979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- semiconductor
- semiconductor substrate
- forming
- trench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
高速化、低消費電力化が可能な半導体装置及びその製造
方法を提供とする。 【解決手段】 半導体基板1に形成されたウエル領域5
と、前記ウエル領域5を分離する素子分離絶縁層4と、
前記ウエル領域5表面に離間配置され、且つその間にチ
ャンネル領域15を形成するソース6及びドレイン領域
7と、前記チャンネル領域15及び前記ドレイン領域7
の一部に跨って当該領域部分と前記半導体基板1との間
の前記ウエル領域5に形成され、且つ当該領域部分と接
する半導体欠如部20と、ゲート電極9、ソース電極1
1及びドレイン電極12とを具備し、前記半導体欠如部
20は、空洞状態、または絶縁物質が充填される。
Description
分離絶縁層を有する半導体装置に関し、特にSTI(Sh
allow Trench Isolation)を用いたMOSFET型半
導体装置及びその製造方法に関するものである。
気機器においては、低消費電力及び高速化が要求されて
いる。この要求に応えるため、この種の電子機器に用い
られる、例えばMOS型大規模集積回路(LSI)で
は、MOSFETを微細化して低消費電力及び高速化を
図ったり、或いは層間絶縁膜及び配線材料等を改善して
高速化を図っている。
におけるMOSFET部分の断面図を示す。
0にP型ウエル領域101が設けられ、このP型ウエル
領域101は、素子分離絶縁層102によって電気的に
分離されている。このP型ウエル領域101表面には、
N+型ソース領域103及びN+型ドレイン領域104
が互に間隔をおいて隣接形成されている。このソース領
域103とドレイン領域104間のチャンネル領域を形
成するP型ウエル領域101表面には、ゲート絶縁膜1
05を介してゲート電極106が形成されている。
イン領域104表面には、酸化膜107のコンタクト孔
を介してソース電極108及びドレイン電極109が、
各々、形成されている。
ために充放電すべき負荷容量としては、図11に模式的
に示すように、ドレイン接合容量Cd、ゲート容量Cg
及び、図示しない配線容量等の負荷容量が存在する。こ
こで、前記ドレイン接合容量Cdは、前記ドレイン領域
104−前記半導体基板100間の容量で、前記ドレイ
ン領域104−前記ウエル領域101間の容量C1と空
乏層110の容量C2を合わせたものである。また、ゲ
ート容量Cgは、前記ゲート電極106−前記Pウエル
領域101間の容量である。
レイン容量Cdが、大きな値を示すため、高速化を妨げ
るという問題があった。
ドレイン領域104から前記半導体基板100へ電流が
漏洩するため、低消費電力化を妨げるという問題があっ
た。
OI構造のMOS型LSIが知られている。図12に、
このMOS型LSIのMOSFET部分の断面図を示
す。
酸化膜201が形成され、この埋め込み酸化膜201上
のP型半導体層202には、素子形成領域を分離するよ
うに、素子分離絶縁層203が前記埋め込み酸化膜20
1に達する深さに形成されている。前記P型半導体層2
02には、N+型ソース領域204及びN+ドレイン領
域205が前記埋め込み酸化膜201に達する深さで、
且つ所定間隔を置いて隣接配置されている。前記ソース
領域204及び前記ドレイン領域205間のチャンネル
領域を形成する前記P型半導体層202表面には、ゲー
ト絶縁膜206を介してゲート電極207が形成され、
前記ソース領域204及び前記ドレイン領域205に
は、酸化膜208のコンタクト孔を介して各々、ソース
電極209及びドレイン電極210が形成されている。
は、ドレイン接合容量Cdは、図13に示すように、ド
レイン領域205−P型半導体層202間容量C3と、
ドレイン領域205−半導体基板200間容量C4から
なり、この容量C4は、埋め込み酸化膜113の容量C5
と空乏層211の容量C6からなる。なお、図中、Cg
はゲート容量を示す。
202の厚さは0.1μm以下であり、ドレイン領域2
05−P型半導体層202接合面積は極めて小さく、従
ってドレイン領域205−P型半導体層202間容量C
3も小さい。
00間容量C4は、シリコンに比べて誘電率が1/3と
小さいシリコン酸化膜からなる埋め込み酸化膜201の
容量C5と、埋め込み酸化膜201の下に伸びた空乏層
211の容量C6の直列接続で構成されており、バルク
基板に比べて1/10程度とすることができるため、高
速化が図れる。また、埋め込み酸化膜201により半導
体基板200への電流漏洩を防ぐことができるため、低
消費電力化が図れる。
問題がある。即ち、MOSFETの素子領域は埋め込み
酸化膜201及び素子分離絶縁膜203により、完全に
絶縁分離されており、P型半導体層202が電気的に固
定されないため、P型半導体層202の電位変動(基板
浮遊効果)が動作上の問題を引き起こす。典型的な例で
はドレイン電流電圧特性において、急激なドレイン電流
増加によるキンク現象がみられ、ソース・ドレイン間の
耐圧低下等が挙げられる。また、チャネル部で発生した
キャリアおよび熱は、バルク基板では基板に逃げること
ができるが、SOI基板では熱伝導率の低い埋め込み酸
化膜201に阻まれ逃げることができないため信頼性が
低下するという問題もある。これらを抑制するには、P
型半導体層202の電位を安定化させる対策が必要であ
り、キャリアをP型半導体層202から引き抜く領域を
設けるボディコンタクト法では、その分の面積が増加す
ることになり、好ましくない。
MOSFETでは、ドレイン容量Cdが、大きな値を示
すため、高速化を妨げる。また、前記ドレイン領域から
前記半導体基板へ電流が漏洩するため、低消費電力化を
妨げる等の問題があった。
型MOSFETにおける問題を解決でるが、素子領域は
埋め込み酸化膜及び素子分離絶縁膜により、完全に絶縁
分離されており、P型半導体層の電位変動に基づくソー
ス・ドレイン間の耐圧低下を引き起こす。また、チャネ
ル部で発生したキャリア及び熱が、半導体基板に逃げる
ことができないため信頼性が低下するという問題があ
る。更に、P型半導体層の電位を安定化させるために、
キャリアをP型半導体層から引き抜く領域を設けるボデ
ィコンタクト法では、その分の面積が増加する等の問題
がある。
で、その目的とするところは、ソース・ドレイン間の耐
圧低下、信頼性の低下、面積の増加等を防止し、且つ高
速化、低消費電力化が可能な半導体装置及びその製造方
法を提供とすることにある。
に、本発明に係わる半導体装置では、第1導電型の半導
体基板と、前記半導体基板表面より内部に埋め込まれた
素子分離絶縁層と、前記素子分離層で囲まれた領域内に
形成され、当該素子分離層に側壁全周が接し、且つ前記
半導体基板に底面が接する第2導電型の半導体層と、前
記半導体層表面に形成された素子機能領域と、前記素子
機能領域と前記半導体基板との間の前記半導体層部分に
形成され、前記素子機能領域の一部と接触する半導体欠
如部とを有することを特徴としている。
1導電型の半導体基板と、前記半導体基板に形成された
第2導電型のウエル領域と、前記ウエル領域を分離する
素子分離絶縁層と、前記ウエル領域表面に離間配置さ
れ、且つその間にチャンネル領域を形成する第1導電型
のソース及びドレイン領域と、前記チャンネル領域及び
前記ドレイン領域の一部に跨って当該領域部分と前記半
導体基板との間の前記ウエル領域に形成され、且つ当該
領域部分と接する半導体欠如部と、前記チャンネル領域
上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前
記ソース及び前記ドレイン領域に、夫々形成されたソー
ス電極及びドレイン電極とを具備してなることを特徴と
している。
1導電型の半導体基板と、前記半導体基板に形成され、
細長部分と当該細長部分の両端部に形成背された幅広部
分とを有する素子形成領域と、前記素子形成領域の側面
全周と接して、且つ前記半導体基板表面から内部に埋め
込まれた素子分離絶縁層と、前記素子形成領域表面にお
ける細長部分に形成された第2導電型のチャンネル領域
と、前記素子形成領域表面における一方の幅広部分に形
成され、且つ前記チャンネル領域と接する第1導電型の
ソース領域と、前記素子形成領域表面における他方の幅
広部分に形成され、且つ前記チャンネル領域と接する第
1導電型のドレイン領域と、前記素子形成領域表面下に
設けられた第2導電型のウエル領域と、前記チャンネル
領域及び前記ドレイン領域の一部に跨って当該領域部分
と前記半導体基板との間の前記ウエル領域に形成され、
且つ当該領域部分と接する半導体欠如部と、前記チャン
ネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電
極と、前記ソース及び前記ドレイン領域に、夫々形成さ
れたソース電極及びドレイン電極と を具備してなるこ
とを特徴としている。
い実施形態としては次のものがあげられる。
ること。
充填されていること。
膜で覆われていること。
は、各々、前記ウエル領域を介して前記半導体基板に接
続されてなること。
法では、半導体基板上に、矩形状の細長部分と該細長部
分の両端部に細長部分より幅広な幅広部分とを有する平
面形状のマスクパターンを形成する工程と、前記マスク
パターンを用いて前記半導体基板をエッチングし、前記
半導体基板に、第1の深さに達し、且つ第1の底面幅を
有する第1のトレンチを形成する工程と、前記第1のト
レンチ側壁を少なくとも耐エッチング保護膜で被覆する
工程と、前記耐エッチング保護膜形成後、前記第1のト
レンチ底面の半導体基板部分を等方向エッチングし、前
記半導体基板の前記第1の深さから第2の深さに達し、
前記第1の底面幅以上の大きさの第2の底面幅を有する
第2のトレンチを形成し、且つ前記マスクパターンの細
長部分直下において互に連結する半導体欠如部を形成す
る工程と、前記第1のトレンチ及び少なくとも、前記半
導体欠如部以外の前記第2のトレンチの内部に絶縁性物
質を埋め込み、素子分離絶縁層を形成する工程と、前記
細長部分及び前記幅広部分における半導体層表面に素子
領域を形成する工程とを含むことを特徴としている。
法では、半導体基板上に、矩形状の細長部分と該細長部
分の両端部に細長部分より幅広な幅広部分とを有する平
面形状のマスクパターンを形成する工程と、前記マスク
パターンを用いて前記半導体基板をエッチングし、前記
半導体基板に、第1の深さに達し、且つ第1の底面幅を
有する第1のトレンチを形成する工程と、前記第1のト
レンチ側壁を少なくとも耐エッチング保護膜で被覆する
工程と、前記耐エッチング保護膜形成後、前記第1のト
レンチ底面の半導体基板部分を等方向エッチングし、前
記半導体基板の前記第1の深さから第2の深さに達し、
前記第1の底面幅以上の大きさの第2の底面幅を有する
第2のトレンチを形成し、且つ前記マスクパターンの細
長部分直下において互に連結する半導体欠如部を形成す
る工程と、前記第1のトレンチ及び少なくとも、前記半
導体欠如部以外の前記第2のトレンチの内部に絶縁性物
質を埋め込み、素子分離絶縁層を形成する工程と、前記
素子分離絶縁層をマスクにして、当該素子分離絶縁層で
囲まれた前記半導体層内に導電型不純物を導入し、側周
面が当該素子分離絶縁層と接し、且つ底面が前記半導体
基板と接する半導体層を形成する工程と、前記細長部分
における前記半導体層にチャンネル領域を形成し、一方
の前記幅広部分における前記半導体層表面に前記チャン
ネル領域と接するソース領域を形成し、且つ他方の前記
幅広部分における前記半導体層表面に前記チャンネル領
域と接するドレイン領域を形成する工程とを含むことを
特徴としている。
て、望ましい実施形態として次のものがあげられる。
分直下において互に連結し、且つ前記幅広部分直下おい
て互に連結しないことが好ましい。
て残存させること。
を埋め込むこと。
で覆うこと。
成領域の下部の一部を中空とすることにより、基板への
電流の漏洩を防ぐことが出来るため消費電力を低減で
き、寄生容量を減らすことができるため高速化できる。
に近づけることにより、ゲート部で発生したホットキャ
リアおよび熱を基板に逃すことができる。
ば、設計により任意の素子形成領域の下部を中空にする
ことが可能であるため、デバイスの必要に応じて所望の
トランジスタを形成可能である。
施の形態(以下、実施形態と称する)について詳細に説
明する。 (第1の実施形態)本実施形態は、本発明をMOS型L
SIに適用した例を示す。なお、MOS型LSIは、基
本的に、多数のMOSFETが同一半導体基板に組み込
まれ、金属配線層により回路接続されてなるもので、説
明の都合上、ここでは、MOS型LSIにおける単一の
MOSFET部分についてのみ説明する。以下、各実施
形態では、第1導電型をN型、第2導電型をP型として
説明する。
MOSFET部分を示す平面図、(b)は、(a)のA
−A’線に沿う断面図である。
眺めた場合、図1(a)に示すように、第1導電型、即ち
N型の半導体基板1は、素子領域2と、前記素子領域2
を囲むように形成された素子分離領域3とに分けられ、
前記素子分離領域3には、素子分離絶縁層4が形成され
ている。
線で囲まれた部分であり、矩形状の細長部分2aと、前
記細長部分2aの両端に、前記細長部分2aより幅広な
幅広部分2b及び2cを有する平面構造に形成されてい
る。
における一方の前記幅広部分2b内の第2導電型、即ち
P型の半導体層5表面には、第1導電型、即ちN+型の
ソース領域6が拡散形成され、他方の前記幅広部分2c
及び前記細長部分2a内の前記P型半導体層5表面に
は、前記N+型ソース領域6との間にチャンネル領域1
5となる所定幅の前記P型半導体層部分を残して第1導
電型、即ちN+型のドレイン領域7が拡散形成されてい
る。前記N+型ソース領域6及び前記N+型ドレイン領
域7は、各々、前記幅広部分2b及び2c表面全体を覆
うように形成されている。
領域15(前記P型半導体層5部分)の表面上には、ゲ
ート絶縁膜8を介してゲート電極9が形成され、前記ゲ
ート電極9の両端部は、前記素子分離絶縁層4上に延在
されている。
が形成され、前記N+型ソース領域6及び前記N+型ド
レイン領域7には、前記層間絶縁膜10のコンタクト孔
を介して、各々、ソース電極11及びドレイン電極12
が形成されている。
ンネル領域15及び前記N+型ドレイン領域7部分の直
下には、前記P型半導体層5が除去されて半導体欠如部
20が形成されている。前記半導体欠如部20は、前記
チャンネル領域15の底面の一部が前記N+型ソース領
域6直下の前記P型半導体層5と連結するように形成さ
れ、前記N+型ドレイン領域7直下の多くを空洞にする
ように形成されている。本実施形態では、前記半導体欠
如部20は、その内部表面に薄い酸化膜を有するが、内
部が中空の空洞状態に形成されている。
FETの製造方法を説明する。図2乃至図5は、その製
造工程を示す工程断面図である。
コン基板1表面に、LP−CVD法によって膜厚約0.
01μmのシリコン酸化膜40と、素子分離絶縁膜のC
MP(Chemical Mechanical Polishing)処理時のス
トッパマスクとなる膜厚約0.1μmのシリコン窒化膜
(SiN膜)41と、シリコン基板をエッチングする際
に選択比のとれる膜厚約0.15μmのTEOS(Tetr
aethoxysilane)膜42とを、順次、積層形成する。
EOS膜42上にレジストを塗布した後、リソグラフィ
ー法により、素子分離領域の形成予定領域に開口をもつ
レジストパターン43を形成する。前記レジストパター
ン43は、図1に示すように、前記素子領域2の前記細
長部分2aを形成するための細長部分43aと、前記細
長部分43aの両端に、前記素子領域2の前記幅広部分
2b、2cを形成するための幅広部分43b、43cを
有する平面略H型形状で、前記素子領域2の部分にレジ
ストを残し、それ以外の前記素子分離領域3の部分に開
口を有している。
は、幅約0.2μm、長さ約0.3μmに形成し、前記
幅広部分43b、43cは、幅約0.4μm、長さ約
0.4μmに形成する。
ジストパターン43をマスクとして、前記TEOS膜4
2、前記シリコン窒化膜41及び前記酸化膜40をRI
E法(Reactive Ion Etching)により、順次、パター
ニングし、続いて、前記N型シリコン基板1をRIE法
により異方性エッチングすることにより、第1のトレン
チ44を約0.1μの深さに形成する。この時、シリコ
ン基板のエッチング量を制御することにより、前記素子
領域2における前記細長部分2aのN型ボディ部5a、
5b、5cの膜厚tを所定厚さ、例えば、0.1μmに
形成する。
Cl2/O2/N2の混合ガスを用いた。
ジストパターン43をO2アッシャー法により灰化した
後、LP−CVD法により、前記第1のトレンチ44a
を含む前記N型シリコン基板1表面に、シリコン基板を
エッチングする際に選択比のとれる側面TEOS膜45
を膜厚約0.02μmに堆積させる。
3/O2の混合ガスをエッチングガスとしたRIE法によ
り側面TEOS膜45をエッチバックして、前記第1の
トレンチ44aの側面に側面TREOS膜45を形成す
る。続いて、前記側面TEOS膜45をマスクにして、
前記第1のトレンチ44a下方の前記N型シリコン基板
1部分を、CDE(Chemical Dry Etching)による等
方性エッチング法により縦方向及び横方向にエッチング
して、前記第1のトレンチ44aより径大な第2のトレ
ンチ44bを深さ0.15μmに形成する。このエッチ
ング量は、前記細長部分2a直下において、両サイドか
らエッチングされて形成された両サイドの第2のトレン
チ44bが前記細長部分2aの中央部分において互に連
接する量としている。このため、前記細長部分2a直下
には、両サイドより前記N型シリコン基板1がエッチン
グされ、その中央部において両側からのエッチングによ
る第2のトレンチ44bが、互に連接して半導体欠如部
(空洞部)20が形成される。そして、前記半導体欠如
部20上には、前記N型ボディ部5aが前記N型シリコ
ン基板1と分離形成される。一方、前記幅広部分2b、
2c直下には、両サイドよりエッチングが行われるが、
そのエッチングによる前記第2のトレンチ44bは、互
に連接するまでに至らず、前記N型ボディ部5b、5c
は、前記N型連結部分を介して前記N型シリコン基板1
に繋がった断面形状となる。
て、Cl2/O2/N2の混合ガスを用いた。
囲気、加熱温度を約1000℃とした熱酸化法によって
前記第2のトレンチ44b表面を薄く酸化して、膜厚約
0.02μmの酸化膜46を形成する。前記酸化膜46
の膜厚を制御することにより前記第2のトレンチ44b
上の前記N型ボディ部5a,5b,5cを所定の膜厚に
形成できる。
たウエットエチング法により、前記側面TEOS膜45
及び前記上面TEOS膜42を除去した後、図4(g)
に示すように、素子分離領域3の前記第1及び第2のト
レンチ44内及び前記N型シリコン基板1上に素子分離
絶縁層4としてのHDP−USG層をPE−CVD法に
より堆積させる。このPE−CVD法では、水平方向の
堆積が、垂直方向の堆積に比べて極めて小さいため、素
子分離絶縁層4は、前記素子分離領域3における前記第
1及び第2のトレンチ44内には充填されるが、前記半
導体欠如部20にはほとんど充填されず、前記半導体欠
如部20は空洞状態を維持する。
パ材としてCMP法にて前記素子分離絶縁層4を前記シ
リコン窒化膜41の表面と略同じ位置まで除去する。
リコン窒化膜41をH3PO4のエッチング液を用い、前
記酸化膜40をDHFのエッチン液を用いたウエットエ
ッチング法で順次除去して平坦化し、前記トレンチ44
内に埋め込まれた素子分離絶縁層4を形成する。
囲気、加熱温度を約1000℃とした熱酸化法によって
前記N型シリコン基板1表面に膜厚約0.01μmの酸
化膜48を形成した後、P型不純物としてのB(ボロ
ン)を前記素子分離絶縁層4で囲まれた前記N型シリコ
ン基板1部分に250KeV,1E15の条件でイオン
注入し、その後、RAT、1000℃で熱処理を行っ
て、前記細長部分2aにおける前記N型ボディ部分5a
をP型ウエル領域49aに変換すると共に、前記幅広部
分における前記N型ボディ部分5b、5cを含む前記N
型シリコン基板1部分をP型ウエル領域49b、49c
に変換する。ここで、前記P型ウエル領域49b、49
cは、前記N型シリコン基板1とPN接合を介して接続
されている。
のエッチング液を用いたウエットエッチングにより前記
酸化膜48を除去した後、O2雰囲気、加熱温度を約7
50℃とした熱酸化法によって前記N型シリコン基板1
表面にゲート絶縁膜としての酸化膜8を膜厚約0.00
5μmに形成する。
長部分2a上にゲート電極9を形成し、イオン注入法に
よって前記ゲート電極9をマスクにしてN型不純物とし
ての砒素(As)を10KeV,1E15の条件でイオ
ン注入し、RAT、800℃で熱処理を行って、前記ゲ
ート電極9を挟むように、0.02μm長のN+型ソー
ス領域6及びN+型ドレイン領域7を形成し、前記N+
型ソース領域6及び前記N+型ドレイン領域7間に0.
15μm長のチャンネル領域15を形成する。
CVD法によって、SiO2からなる層間絶縁膜10を
全面に形成した後、前記N+型ソース領域6及び前記N
+型ドレイン領域7の一部と前記ゲート電極9の一部が
露出するようにコンタクトホールを前記層間絶縁膜10
に開孔する。
タルをコンタクトホールが充填するよう全面に形成し、
このメタルをパターニングしてソース電極11及びドレ
イン電極12並びに回路設計に応じて配線(一部のみ図
示)を順次形成する。次に、図示しないパシベーション
膜を全面に堆積してMOSFET部分製造工程が完了す
る。
ば、前記N+型ドレイン領域7と前記P型ウエル領域4
9bとの接触面積が小さいので、バルクウェーハを用い
た従来のMOSFETより接合容量を低減することがで
きる。また、前記チャネル領域15の前記P型ウエル領
域49aは、その一端部において前記N+ソース領域6
直下の前記P型ウエル領域49cを介して前記N型シリ
コン基板1と繋がっており、前記チャネル15部分で発
生したホットキャリアおよび熱を前記N型シリコン基板
1に逃がすことができるため、従来のSOI型MOSF
ETに比較して信頼性が高く、また、格別のボディコン
タクトも不要であり、面積増加を招くこともない。 (第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態に係
わるMOS型LSIについて、図6を用いて説明する。
おけるMOSFET部分を示す平面図、(b)は、
(a)のA−A’線に沿う断面図である。ここで、上記
第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付し
て、詳細な説明は省略する。
点は、上記第1の実施形態では、前記半導体欠如部20
は空洞状態を維持した構造であるが、本実施形態では、
前記半導体欠如部20内に絶縁性物質30を充填した点
である。
を用いて説明するがg、上記第1の実施形態に係わる製
造方法とは、図4(g)に示す素子分離領域3の第1お
よび第2のトレンチ44内に素子分離絶縁層4を充填す
る工程が異なる以外は、基本的に同じであり、以下、上
記第1の実施形態に係わる製造工程と異なる工程を中心
に、図7を用いて説明する。
C’線に沿う工程断面図、(b)は、図6のA−A’線
に沿う工程断面図である。
第2のトレンチ44b表面を薄く酸化して酸化膜46を
形成し、側面TEOS膜45および上面TEOS膜42
を除去した後、図7に示すように、素子分離領域3の前
記第1及び第2のトレンチ44内及び前記N型シリコン
基板1上に素子分離絶縁層4としてのSOG(Spin on
Glass)をスピンコート法により形成する。このSOG
のスピンコート法により、前記SOG層4は、前記素子
分離領域3における前記第1及び第2のトレンチ44内
および前記半導体欠如部20内に充填され、その結果、
前記半導体欠如部20内には、絶縁性物質30として前
記SOG層が埋め込まれた状態となる。
パ材としてCMP法にて前記素子分離絶縁層4を前記シ
リコン窒化膜41の表面と略同じ位置まで除去する。
(h)以降の工程を経て、図6に示すようなMOSFE
Tを作製する。
態と同様の作用効果が得られる。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施形態に係
わるMOS型LSIについて、図8を用いて説明する。
本実施形態は、本発明をドレイン共通の2個のMOSF
ETに適用して例を示す。
おけるMOSFET部分を示す平面図、(b)は、
(a)のA−A’線に沿う断面図である。
眺めた場合、図8(a)に示すように、第1導電型、即ち
N型の半導体基板61は、素子領域62と、前記素子領
域62を囲むように形成された素子分離領域63とに分
けられ、前記素子分離領域63には、素子分離絶縁層6
4が形成されている。
破線で囲まれた部分であり、矩形状の細長部分62a
と、この細長部分62aの両端に、前記細長部分62a
より幅広な幅広部分62b及び62cを有する平面構造
に形成されている。
2における一方の前記幅広部分62b内の第2導電型、
即ちP型の半導体層部分65b表面には、第1のMOS
FET(以下、単にFET1称する)の第1導電型、即
ちN+型の第1ソース領域661が拡散形成され、他方
の前記幅広部分62cには、第2のMOSFET(以
下、単にFET2と称する)の第1導電型、即ちN+型
の第2ソース領域662が拡散形成されている。前記第
1及び第2N+ソース領域661、662間における前記
細長部分62a内の前記P型半導体層65a表面には、
第1導電型、即ちN+型の共通ドレイン領域67が拡散
形成されている。前記N+型共通ドレイン領域67と前
記第1のN+型ソース領域661との間には、第1のチ
ャンネル領域CH1が形成され、前記N+型共通ドレイ
ン領域67と前記第2のN+型ソース領域662との間
には、第2のチャンネル領域CH2が形成されている。
前記第1及び第2のN+ソース領域661、662は、各
々、前記幅広部分62b、62cの表面全体を覆うよう
に形成されている。
+型ソース領域661及び前記共通N+型ドレイン領域
67間の前記第1チャンネル領域CH1(前記P型半導
体層部分)の表面上には、第1ゲート絶縁膜681を介
して第1ゲート電極691が形成され、前記第2のN+
型ソース領域662及び前記共通N+型ドレイン領域6
7間の前記第2チャンネル領域CH2(前記P型半導体
層部分)の表面上には、第2ゲート絶縁膜682を介し
て第2ゲート電極692が形成されている。各第1及び
第2の前記ゲート電極691、692の両端部は、前記素
子分離絶縁層64上に延在されている。
0が形成され、前記第1及び第2のN+型ソース領域6
61、662には、第1及び第2の前記N+型ソース電極
811、812が、各々、前記層間絶縁膜70のコンタク
ト孔を介して形成され、前記共通ドレイン領域67に
は、前記層間絶縁膜70のコンタクト孔を介して、共通
ドレイン電極82が形成されている。
通N+型ドレイン領域67部分及び前記第1及び第2の
チャンネル領域CH1、CH2部分の直下には、前記P型
半導体層65が除去されて半導体欠如部50が形成され
ている。前記半導体欠如部50は、前記第1及び第2チ
ャンネル領域CH1、CH2の底面の一部が、各々、第1
及び第2の前記N+型ソース領域661、662直下の前
記P型半導体層65と連結するように形成され、前記共
通N+型ドレイン領域67の底面全体を空洞にするよう
に形成されている。本実施形態では、前記半導体欠如部
50は、その内部表面に薄い酸化膜を有するが、内部が
中空の空洞状態に形成されている。
と同様の効果が得られる。 (第4の実施形態)次に、本発明の第4の実施形態に係
わるMOS型LSIについて、図9を用いて説明する。
おけるMOSFET部分を示す平面図、(b)は、
(a)のA−A’線に沿う断面図である。ここで、上記
第3の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付し
て、詳細な説明は省略する。
点は、上記第3の実施形態では、半導体欠如部50は空
洞状態を維持した構造であるが、本実施形態では、前記
半導体欠如部50内に絶縁性物質90を充填した点であ
る。
と同様の効果が得られる。
ではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱
しない範囲で、種々、変形して実施することができる。
の製造方法において、CMPのストッパ材としてシリコ
ン窒化膜(SiN膜)を使用、またシリコンを等方的に
エッチングする方法としてCDEを使用、また前記シリ
コンのエッチングの際の保護膜としてTEOSを使用し
たが、特に、これらに限定されるものではない。
ネル型MOSFETに限定されるものではなく、Pチャ
ンネル型MOSFETにも適用できる。この場合は、上
記実施形態における第1導電型のN型、第2導電型のP
型を、逆にすればよい。
は、素子機能領域と半導体基板との間の半導体層部分
に、前記素子機能領域底面の一部と接触する半導体欠如
部(空洞部)を形成している。そのため、前記素子機能
領域から半導体基板への電流の漏洩を抑制でき、消費電
力を低減できる、また前記素子機能領域と前記半導体基
板間の寄生容量を低減でき、素子の高速化が図れる。ま
た、前記素子機能領域で発生したキャリア及び熱を前記
半導体層を介して前記半導体基板に逃がすことがでに、
装置の信頼性が向上する。
導体欠如部は素子分離領域の形成時に同時に形成でき、
製造が簡単である。また、設計により任意の素子機能領
域の下部に半導体欠如部を形成することが可能であり、
デバイスの必要に応じて所望の半導体装置が形成可能で
ある。
SFETを示す平面図及び断面図である。
SFETの製造工程を示す工程断面図である。
SFETの製造工程を示す工程断面図である。
SFETの製造工程を示す工程断面図である。
SFETの製造工程を示す工程断面図である。
SFETを示す平面図及び断面図である。
SFETの製造工程を示す工程断面図である。
SFETを示す平面図及び断面図である。
SFETを示す平面図及び断面図である。
断面図である。
生容量の状態を示す図である。
す断面図である。
生容量の状態を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板表面より内部に埋め込まれた素子分離絶
縁層と、 前記素子分離絶縁層で囲まれた領域内に形成され、当該
素子分離絶縁層に側壁全周が接し、且つ前記半導体基板
に底面が接する第2導電型の半導体層と、 前記半導体層表面に形成された素子機能領域と、 前記素子機能領域と前記半導体基板との間の前記半導体
層部分に形成され、前記素子機能領域の一部と接触する
半導体欠如部とを有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】前記半導体欠如部は、空洞状態であること
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】前記半導体欠如部は、絶縁性物質が充填さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
置。 - 【請求項4】前記半導体欠如領域の表面が、酸化膜で覆
われていることを特徴とする請求項2または3に記載の
半導体装置。 - 【請求項5】第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板に形成された第2導電型のウエル領域
と、 前記ウエル領域を分離する素子分離絶縁層と、 前記ウエル領域表面に離間配置され、且つその間にチャ
ンネル領域を形成する第1導電型のソース及びドレイン
領域と、 前記チャンネル領域及び前記ドレイン領域の一部に跨っ
て当該領域部分と前記半導体基板との間の前記ウエル領
域に形成され、且つ当該領域部分と接する半導体欠如部
と、 前記チャンネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成され
たゲート電極と、 前記ソース及び前記ドレイン領域に、夫々形成されたソ
ース電極及びドレイン電極とを具備してなることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項6】第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板に形成され、細長部分と当該細長部分の
両端部に形成された幅広部分とを有する素子形成領域
と、 前記素子形成領域の側面全周と接して、且つ前記半導体
基板表面から内部に埋め込まれた素子分離絶縁層と、 前記素子形成領域表面における細長部分に形成された第
2導電型のチャンネル領域と、 前記素子形成領域表面における一方の幅広部分に形成さ
れ、且つ前記チャンネル領域と接する第1導電型のソー
ス領域と、 前記素子形成領域表面における他方の幅広部分に形成さ
れ、且つ前記チャンネル領域と接する第1導電型のドレ
イン領域と、 前記素子形成領域表面下に設けられた第2導電型のウエ
ル領域と、 前記チャンネル領域及び前記ドレイン領域の一部に跨っ
て当該領域部分と前記半導体基板との間の前記ウエル領
域に形成され、且つ当該領域部分と接する半導体欠如部
と、 前記チャンネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成され
たゲート電極と、 前記ソース及び前記ドレイン領域に、夫々形成されたソ
ース電極及びドレイン電極とを具備してなることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項7】前記半導体欠如部は、空洞状態であること
を特徴とする請求項5または6に記載の半導体装置。 - 【請求項8】前記半導体欠如部は、絶縁性物質が充填さ
れていることを特徴とする請求項5または6に記載の半
導体装置。 - 【請求項9】前記半導体欠如部の表面が、酸化膜で覆わ
れていることを特徴とする請求項7または8に記載の半
導体装置。 - 【請求項10】前記ソース及び前記ドレイン領域は、各
々、前記ウエル領域を介して前記半導体基板に接続され
てなることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項
に記載の半導体装置。 - 【請求項11】半導体基板上に、矩形状の細長部分と該
細長部分の両端部に細長部分より幅広な幅広部分とを有
する平面形状のマスクパターンを形成する工程と、 前記マスクパターンを用いて前記半導体基板をエッチン
グし、前記半導体基板に、第1の深さに達し、且つ第1
の底面幅を有する第1のトレンチを形成する工程と、 前記第1のトレンチ側壁を少なくとも耐エッチング保護
膜で被覆する工程と、 前記耐エッチング保護膜形成後、前記第1のトレンチ底
面の半導体基板部分を等方向エッチングし、前記半導体
基板の前記第1の深さから第2の深さに達し、前記第1
の底面幅以上の大きさの第2の底面幅を有する第2のト
レンチを形成し、且つ前記マスクパターンの細長部分直
下において互に連結する半導体欠如部を形成する工程
と、 前記第1のトレンチ及び少なくとも、前記半導体欠如部
以外の前記第2のトレンチの内部に絶縁性物質を埋め込
み、素子分離絶縁層を形成する工程と、 前記細長部分及び前記幅広部分における半導体層表面に
素子領域を形成する工程とを含むことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項12】半導体基板上に、矩形状の細長部分と該
細長部分の両端部に細長部分より幅広な幅広部分とを有
する平面形状のマスクパターンを形成する工程と、 前記マスクパターンを用いて前記半導体基板をエッチン
グし、前記半導体基板に、第1の深さに達し、且つ第1
の底面幅を有する第1のトレンチを形成する工程と、 前記第1のトレンチ側壁を少なくとも耐エッチング保護
膜で被覆する工程と、 前記耐エッチング保護膜形成後、前記第1のトレンチ底
面の半導体基板部分を等方向エッチングし、前記半導体
基板の前記第1の深さから第2の深さに達し、前記第1
の底面幅以上の大きさの第2の底面幅を有する第2のト
レンチを形成し、且つ前記マスクパターンの細長部分直
下において互に連結する半導体欠如部を形成する工程
と、 前記第1のトレンチ及び少なくとも、前記半導体欠如部
以外の前記第2のトレンチの内部に絶縁性物質を埋め込
み、素子分離絶縁層を形成する工程と、 前記素子分離絶縁層をマスクにして、当該素子分離絶縁
層で囲まれた前記半導体層内に導電型不純物を導入し、
側周面が当該素子分離絶縁層と接し、且つ底面が前記半
導体基板と接する半導体層を形成する工程と、 前記細長部分における前記半導体層にチャンネル領域を
形成し、一方の前記幅広部分における前記半導体層表面
に前記チャンネル領域と接するソース領域を形成し、且
つ他方の前記幅広部分における前記半導体層表面に前記
チャンネル領域と接するドレイン領域を形成する工程と
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】前記第2のトレンチは、前記細長部分直
下において互に連結し、且つ前記幅広部分直下おいて互
に連結しないことを特徴とする請求項11または12に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】前記半導体欠如部は、空洞状態として残
存させることを特徴とする請求項11または12に記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】前記半導体欠如部にも、絶縁性物質を埋
め込むことを特徴とする請求項11または12に記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】前記半導体欠如部の表面を、酸化膜で覆
うことを特徴とする請求項14または15に記載の半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384743A JP2002184979A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384743A JP2002184979A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002184979A true JP2002184979A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18852134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384743A Pending JP2002184979A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002184979A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005252268A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Samsung Electronics Co Ltd | ベリード酸化膜を具備する半導体装置の製造方法及びこれを具備する半導体装置 |
JP2006173551A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw | 深溝エアギャップの形成とその関連応用 |
JP2007184582A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Dongbu Electronics Co Ltd | 狭チャネル金属酸化物半導体トランジスタ |
JP2011159720A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384743A patent/JP2002184979A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005252268A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Samsung Electronics Co Ltd | ベリード酸化膜を具備する半導体装置の製造方法及びこれを具備する半導体装置 |
JP2006173551A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw | 深溝エアギャップの形成とその関連応用 |
JP2007184582A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Dongbu Electronics Co Ltd | 狭チャネル金属酸化物半導体トランジスタ |
JP2011159720A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109244033B (zh) | 具有气隙结构的射频开关 | |
KR100232319B1 (ko) | 캐패시터 형성 방법 및 에스오아이 회로용 캐패시터 | |
US9159807B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
US7906388B2 (en) | Semiconductor device and method for manufacture | |
US6087698A (en) | Semiconductor device and method of manufacturing the same | |
US8053897B2 (en) | Production of a carrier wafer contact in trench insulated integrated SOI circuits having high-voltage components | |
US6337230B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
US7919801B2 (en) | RF power transistor structure and a method of forming the same | |
JP2002368221A (ja) | 縦型mosfetを備えた半導体装置およびその製造方法 | |
JP2002237575A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
TWI593112B (zh) | 具有矽局部氧化之絕緣體上矽的積體電路及其製造方法 | |
KR100919576B1 (ko) | 반도체 소자 및 그 제조 방법 | |
US8269312B2 (en) | Semiconductor device with resistive element | |
JP2007043069A (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2000323706A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP2005129947A (ja) | 薄膜抵抗器を含むモノリシック集積回路およびその製造方法 | |
JP2002314065A (ja) | Mos半導体装置およびその製造方法 | |
JP2002184979A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR100308072B1 (ko) | 반도체소자의 제조방법 | |
JP5996893B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US9922868B2 (en) | Integrated circuits using silicon on insulator substrates and methods of manufacturing the same | |
KR100649813B1 (ko) | 반도체소자의제조방법 | |
JP2016197759A (ja) | 半導体装置 | |
JPH06151842A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR100548536B1 (ko) | 에스 오 아이 기판에 형성되는 반도체 디바이스 및 그 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040121 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051028 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060127 |