JP2002184267A - スイッチ駆動機構 - Google Patents

スイッチ駆動機構

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JP2002184267A
JP2002184267A JP2000383417A JP2000383417A JP2002184267A JP 2002184267 A JP2002184267 A JP 2002184267A JP 2000383417 A JP2000383417 A JP 2000383417A JP 2000383417 A JP2000383417 A JP 2000383417A JP 2002184267 A JP2002184267 A JP 2002184267A
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JP
Japan
Prior art keywords
operation plate
switch
internal switch
bent
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000383417A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Morikawa
嘉文 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takenaka Engineering Co Ltd filed Critical Takenaka Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作部のどの位置を押しても、スイッチを反転
させるのに要するストローク及び操作力にバラツキが生
じないような簡単な構造のスイッチ駆動機構を実現す
る。 【解決手段】開口部3を備えたケース2に内部スイッチ
6を固定し、その開口部3に、一方向にのみ折れ曲がる
屈曲部5を備えた操作プレート1をケース側の回転軸支
持部4に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的スイッチの
操作部分、特に機械的外力によって駆動機構を操作する
ためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチは、操作する部分が大きいほど
扱いやすいものであるが、単に大きいだけでは、不充分
であり、確実にスイッチが切り替わったという感触が伝
わってくるものが求められている。このようなスイッチ
の駆動機構を実現するために、図1に示すような構成を
採用することがあった。この従来例では、ケースに内蔵
した内部スイッチを、操作部の左右の移動により切り替
えるものである。ガイド用リブをケースと操作部の両方
に設けているため、操作部の操作平面のどの部分に力を
加えても、このガイド用リブに規制される方向に確実に
移動するようになっている。ガイド用リブによる操作部
の動きをより確実なものにするために、ガイド用リブ間
のすき間は小さくする必要があり、そうすると、この部
分に摺動摩擦が発生する。内部スイッチの押ボタンの復
元力だけでは、この摩擦力に抗しきれなくなるおそれが
あり、操作部を元の位置まで確実に復旧させるために、
操作部とケースとの間にコイルスプリングを介在させて
いた。
【0003】このように、操作部分を拡大したスイッチ
駆動機構を実現しようとすると、ガイド用リブを備えた
複雑な構造をした部品を採用しなくてはならず、また、
コイルスプリング等の追加部品も要するため、部品コス
ト、組立てコスト等の増大が避けられなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなコストの増
大を避けるために、部品数の低減及び構造の簡略化が必
要となる。ガイド用リブを廃して、摩擦を軽減させ、コ
イルスプリングを省くと、操作プレートが不安定な動き
をしてしまう。ガイド用リブの代わりに、一端を回転軸
とすることで動作を安定させ、内部スイッチの押ボタン
の復元力のみで操作プレートが元の位置に復旧するよう
にすると、構造は簡略化される。このような従来例のス
イッチの構造を示したのが図2である。しかし、このよ
うな構造の場合、操作部のどの位置を押すかによって、
内部スイッチを反転させるのに要するストローク及び力
が異なるという不都合があった。つまり、図中上方を押
したときのストロークaは、図中下方を押したときのス
トロークbよりも大きくなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため、操作プレートに、一方向にのみ折れ曲がる屈曲部
を設け、内部スイッチを切り替えるのに要するストロー
ク、及び加える力の大きさのバラツキを改善したもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のスイッチ駆動機
構の構成を示した断面図である。開口部3を備えたケー
ス2に内部スイッチ6が固定されている。開口部3を内
側よりふさぐような形で操作プレート1が設けられてお
り、その一端は、ケース側に固定された回転軸支持部4
に取り付けられている。操作プレート1の略中央部は、
内部スイッチ6の押ボタン7と接触し、その押ボタンの
バネの復元力によってケース2の縁部に内側から押さえ
つけられる形となっている。操作プレートが内部スイッ
チと接触する部分と、回転軸との間には、屈曲部5を設
けてある。この屈曲部5は、操作プレートがケース内に
向かってへこむ方向に折れ曲がり、その反対方向には曲
がらない構造のものとしてある。図3では、屈曲部に
て、所定の厚さを有する操作プレート1を2枚に分割
し、操作プレート外側面に蝶番8を設けてある。
【0007】このような構成において、図3のAで示す
位置を押すと、図4に示すように回転軸支持部4に固定
された回転軸41を中心に操作プレート全体は回転し、
内部スイッチ6を押すことになる。図3のBで示す位置
を押すと、図5に示すように操作プレート1は屈曲部5
にて折れ曲がり、操作プレート上方は、その上端部とケ
ース縁部との接触部を支点として回転し、操作プレート
下方は回転軸支持部4に固定された回転軸41を中心に
回転することになる。その結果内部スイッチ6は操作プ
レートの上方の動きにより押されることになる。AとB
の間の位置を押すと、図4または図5のどちらかに示す
状態に移行し、内部スイッチ6の操作が実行される。こ
のように、操作プレートのどの位置を押しても、内部ス
イッチ6の押ボタン7を完全に押さえつけるまでのスト
ロークは、内部スイッチ6の単体を押さえつけるのに要
するストロークと同等以上のものが確保される。
【0008】図6は、本発明の他の実施形態を示した図
である。図3で示すものと同等の機能を有するものには
同じ符号を付した。操作プレート1は、合成樹脂等の弾
性を有する材料で形成した。屈曲部5は、操作プレート
1の断面に回転軸41と平行に貫通する空洞51を備え
たものであり、その空洞51から操作プレート内側面に
達する切断面52を設けている。図7はこの屈曲部を示
した図である。操作プレート1の形状は、その操作面が
ケース2よりも外側に出るよう凸面形状とし、操作しや
すくした。
【0009】図6の操作プレートのCで示す位置を押す
と、図8に示すように操作プレートはほぼそのままの形
を維持しながら回転軸支持部の軸を中心に回転し、内部
スイッチ6の押ボタン7を押す。図6の操作プレートの
Dの位置を押すと、図9に示すように屈曲部5が、その
材料の持つ弾性により折れ曲がり屈曲部が内側にへこ
む。操作プレートの上方は、ケース2の開口部の外縁部
に接触し、そこを支点として回転し、操作プレートの下
方は、回転軸41を中心に回転する。その結果、内部ス
イッチ6は操作プレートの上方の動きにより押されるこ
とになる。CとDの間の位置を押すと、図8または図9
のどちらかに示す状態に移行し、内部スイッチ6の操作
が実行されることになる。
【0010】このように、操作プレートのどの位置を押
しても、内部スイッチ6の押ボタン7を完全に押さえつ
けるまでのストロークは、内部スイッチ6の単体を押さ
えつけるのに要するストロークと同等以上のものが確保
される。また、本発明のスイッチの駆動機構によれば、
操作プレート面上の押す場所(力点)と支点との距離
が、操作プレートと内部スイッチが接触する位置(作用
点)と支点との距離と同じか、それよりも長くなるの
で、操作プレートを押す際に必要とされる力も、内部ス
イッチ単体を抑える時に必要とされる力と同等かそれ以
下となる。以上のように、本発明のスイッチ駆動機構
は、どの場所を押しても、その操作ストローク、加える
力の両面において、確実に内部スイッチが切り替わった
という感触が操作者に伝わってくるようになる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、一端を回転軸支持部に
固定し、一方向にのみ折れ曲がる操作プレートを設ける
という簡単な構成により、ストロークや操作感に弊害を
生じさせずに、スイッチの操作面積を大きくすることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチ駆動機構を示した図である。
【図2】スイッチ駆動機構の構造を簡略化した従来例を
示した図である。
【図3】本発明のスイッチ駆動機構の実施形態の構成を
示した断面図である。
【図4】本発明のスイッチ駆動機構の操作状態を示した
図である。
【図5】本発明のスイッチ駆動機構の操作状態を示した
図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示した図である。
【図7】本発明のスイッチ駆動機構の屈曲部を示した図
である。
【図8】本発明の他の実施形態のスイッチ駆動機構の操
作状態を示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態のスイッチ駆動機構の操
作状態を示した図である。
【符号の説明】
1.操作プレート 2.ケース 3.開口部 4.回転軸支持部 41.回転軸 5.屈曲部 51.空洞 52.切断面 6.内部スイッチ 7.押ボタン 8.蝶番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を備えたケースと、開口部を内側か
    らふさぐ形状の操作プレートと、内部スイッチとを備
    え、前記操作プレートは、その一端を、ケースに固定さ
    れた回転軸支持部に回転自在に支持され、操作プレート
    の略中央部が、内部スイッチの押ボタンの復元力によ
    り、開口部の縁部に内側より外側に向かって押さえつけ
    られる構成とし、操作プレートの内部スイッチとの接触
    部と、前記回転軸との間に屈曲部を設け、前記屈曲部
    は、その周辺に、内側へ押す力が加えられた時に、内側
    にへこむ方向に折れ曲がり、その反対方向には、折れ曲
    がらない構造としたことを特徴とするスイッチ駆動機
    構。
  2. 【請求項2】前記操作プレートは、弾性を有する材料に
    より形成し、前記屈曲部は、操作プレートの断面の略中
    央部を前記回転軸と平行に貫通する空洞を設け、操作プ
    レートの内側面から前記空洞に達する切断面を形成した
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ
    駆動機構。
JP2000383417A 2000-12-18 2000-12-18 スイッチ駆動機構 Pending JP2002184267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231154A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 Toto株式会社 リモコン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231154A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 Toto株式会社 リモコン装置

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