JP2002184026A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2002184026A
JP2002184026A JP2000379970A JP2000379970A JP2002184026A JP 2002184026 A JP2002184026 A JP 2002184026A JP 2000379970 A JP2000379970 A JP 2000379970A JP 2000379970 A JP2000379970 A JP 2000379970A JP 2002184026 A JP2002184026 A JP 2002184026A
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objective lens
lens
optical
pickup device
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JP2000379970A
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Yoji Kubota
洋治 久保田
Toshio Matsui
俊雄 松井
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NAGANO KOGAKU KENKYUSHO KK
Nagano Optics Laboratory Corp
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NAGANO KOGAKU KENKYUSHO KK
Nagano Optics Laboratory Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通の対物レンズを用いて厚さの異なるDV
D、CDの再生等を行なうの適した集光光学系を備えた
光ピックアップ装置を提案すること。 【解決手段】 光ピックアップ装置は、DVD用のレー
ザ光源11とCD用のレーザ光源12を有し、レーザ光
源11からの650nm波長のレーザ光L11はコリメ
ータレンズ4を介して平行光として対物レンズ6に入射
し、ここを介してDVD記録面に光スポットが形成され
る。レーザ光源12からの780nm波長のレーザ光L
12は補正レンズ8およびコリメータレンズ4を介して
発散光として対物レンズ6に入射して、CD記録面に光
スポットが形成される。対物レンズ6をDVD用に調整
しておき、補正レンズ8の倍率等を調整するだけで、C
Dに対しても好適な光学特性を備えた集光光学系を構成
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD、CD等の
ように基板厚さの異なる光情報記録媒体の再生等を行な
う汎用型の光ピックアップ装置に関し、特に、波長の異
なる複数のレーザ光源を備え、各レーザ光源からのレー
ザ光を共通の集光光学系を介して光情報記録媒体の記録
面に集光させる光ピックアップ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置としては、CD、D
VD等のように透明基板厚さの異なる光情報記録媒体の
再生や記録を行なうための汎用型のものが知られてい
る。このような光ピックアップでは、装置の小型化、コ
スト低減化のために、レーザ光を光情報記録媒体の記録
面に集光させる集光光学系を構成している光学素子の共
用化が図られている。
【0003】例えば、DVDと、CDおよびCD−Rの
再生、記録を行なうための光ピックアップ装置では、6
50nm波長のDVD用のレーザ光源とCD(CD−
R)用の780nm波長のレーザ光源とを備え、これら
が発生するレーザ光を共通の対物レンズを介して、DV
DおよびCDの記録面に収束させるように集光光学系が
構成されている。
【0004】ここで、集光光学系の共通化を図る上で問
題となるのは、共通の対物レンズを介して、厚さの異な
るDVD、CDそれぞれの記録面に適切なレーザ光の光
スポットを形成しなければならないということである。
このために、従来から各種の方法が提案され、実用化さ
れている。このうちの一つとして、DVD用のレーザ光
に対しては集光光学系を無限光学系として構成し、CD
用のレーザ光に対しては集光光学系を有限光学系として
構成する方法が知られている。
【0005】この方法では、共通の対物レンズに対して
DVD用のレーザ光を平行光束として入射させて、大き
なNAでDVD記録面上にレーザ光を収束させ、CD用
レーザ光を発散光束として入射させて、小さなNAでC
D記録面にレーザ光を収束させるようになっている。こ
のような光学系とするために、CD用レーザ光源の位置
を、DVD用レーザ光源の位置に対して共役位置から対
物レンズ側に接近させるようにしたものと、コリメータ
レンズをDVD時には無限位置に配置し、CD用レーザ
光源の場合には発散光または収束光となるようにコリメ
ータレンズを移動可能としたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような構
成の光ピックアップ装置において、例えば、CDの再生
のために必要なレーザ出力は小さくても良いが、CD−
Rの記録等の場合には高出力レーザが必要になる。この
ためには、CD用のレーザ光源から出射されるレーザ発
散光を光量損失なく大きな取り込み角で取り込み可能な
集光光学系を構成することが望ましい。
【0007】本発明の課題は、上記およびその他の点に
鑑みてなされたものであり、簡単な構成により透明基板
厚さの異なる光情報記録媒体の再生等を共通の対物レン
ズを用いて行なうことのできる集光光学系を備えた光ピ
ックアップ装置を提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、レーザ光源からの
レーザ光の光量損失を抑制し、DVD、CD等の基板厚
さの異なる光情報記録媒体の再生および/または記録
を、共通の対物レンズを用いて適切に行なうことのでき
る集光光学系を備えた光ピックアップ装置を提案するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、基板厚さの異なる光情報記録媒体の記
録および/または再生を行なうために、波長の異なるレ
ーザ光を発生する第1および第2のレーザ光源と、これ
らのレーザ光源から発生するレーザ光を前記第1および
第2の光記録媒体の記録面上に集光させるための対物レ
ンズを備えた集光光学系とを有する光ピクアップ装置に
おいて、前記第1のレーザ光源からのレーザ光を、コリ
メータレンズを介して平行光束として前記対物レンズに
入射させ、前記第2のレーザ光源からのレーザ光を、補
助レンズおよび前記コリメータレンズを介して発散光束
あるいは収束光束として前記対物レンズに入射させるこ
とを特徴としている。
【0010】ここで、前記光情報記録媒体の記録面にお
ける波面収差が所定値以下となるように、前記発散光束
の物体距離を設定すればよい。
【0011】また、典型的な構成では、前記第1のレー
ザ光源は、DVD等のような基板厚さの薄い光情報記録
媒体の記録および/または再生を行なうために、前記第
2のレーザ光源よりも波長の短いレーザ光を発生するも
のとされる。
【0012】さらに、前記対物レンズは両面が非球面か
らなる正の単レンズとすることが望ましい。
【0013】さらにまた、前記平行光束および前記発散
光束あるいは収束光束を、バンドパス絞りを通して、前
記対物レンズに導くことが望ましい。
【0014】本発明の光ピックアップ装置において、例
えば、対物レンズは薄い光情報記録媒体に適するように
その屈折面等が設計される。この場合、厚い光情報記録
媒体に対する対物レンズの球面収差はオーバー側に大き
くなり、実用に供しない。しかし、補正レンズによって
対物レンズへの入射光を発散光とし、当該補正レンズに
よって当該発散光の発散角度を調整することにより、厚
い光情報記録媒体の記録面に対してアンダーの収差を発
生させ、対物レンズの収差を打ち消すことができる。こ
の結果、厚さの異なる光情報記録媒体の記録面に対し
て、共通の対物レンズによって適切なレーザ光の光スポ
ットを形成できる。
【0015】また、補正レンズによって、レーザ光源か
ら出射されたレーザ光の取り込み角を大きくすることが
できるので、光量損失を招くことなく、レーザ光源から
のレーザ光を記録面まで導くことができる。この結果、
光量損失の少ない集光光学系を簡単に得ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した光ピックアップ装置の実施例を説明する。
【0017】図1は、本例の光ピックアップ装置の光学
系を示す概略構成図である。本例の光ピックアップ装置
1はDVDと、CD、CD−Rの再生および記録に用い
られる汎用型のものであり、出射レーザ光軸が直交する
ように配置されたDVD用レーザ光源11およびCD・
CD−R用レーザ光源12と、これらから出射された6
50nm波長のレーザ光L11および780nm波長の
レーザ光L12を、光情報記録媒体であるDVD71お
よびCD・CD−R72の記録面に導き、それらの面に
光スポットとして収束させる集光光学系10とを有して
いる。
【0018】集光光学系10は、DVD用レーザ光源の
出射レーザL11の光軸と同一直線上に配列された偏光
ビームスプリッタ3、コリメータレンズ4、バンドパス
絞り5および対物レンズ6を有している。また、CD用
レーザ光源12と偏光ビームスプリッタ3との間には、
凸レンズからなる補正レンズ8が配置されている。
【0019】レーザ光源11からの650nm波長のレ
ーザ光L11は、偏光ビームスプリッタ3をそのまま通
過してコリメータレンズ4に入射し、ここを介して平行
光束となって、バンドパス絞り5を介して対物レンズ6
に入射する。入射レーザ光は、この対物レンズ6を介し
て、光スポットとしてDVD71の記録面上に収束す
る。
【0020】このように、本例の集光光学系10はレー
ザ光源11からの650nm波長のレーザ光L11に対
しては平行系(無限系)となっている。この平行光学系
を図2(a)に示してある。
【0021】なお、DVD71の記録面で反射された戻
り光は、同一の光学経路を経て不図示の光検出器に戻
り、ここで検出されるようになっている。
【0022】これに対して、レーザ光源12から出射さ
れた780nm波長のレーザ光L12は、焦点距離の短
い凸レンズからなる補正レンズ8を介して大きな取り込
み角で取り込まれ、ここを通って収束光となって偏光ビ
ームスプリッタ3に入射し、その偏光分離面によって直
角に反射されてコリメータレンズ4に導かれる。本例で
は、収束光は偏光ビームスプリッタ3とコリメータレン
ズ4の間の位置で、収束光は一端結像した後、発散光と
なってコリメータレンズ4に入射する。
【0023】レーザ光L12はコリメータレンズ4を介
して、その発散角は小さくなるものの、依然として発散
光のままでバンドパス絞り5を介して対物レンズ6に入
射する。この対物レンズ6によって、発散光であるレー
ザ光L12は、厚いCD72の記録面上に適切な状態で
光スポットして収束する。
【0024】このように、本例の集光光学系10はレー
ザ光源12からの780nm波長のレーザ光L12に対
しては発散光となっている。この発散光学系を図2
(b)に示してある。
【0025】なお、当該記録面で反射した戻り光はレー
ザ光L11の戻り光りの場合と同様に同一の経路を経て
不図示の光検出器に戻り、ここで検出される。
【0026】ここで、本例では、対物レンズ6に入射す
るレーザ光L12の発散光が例えば−60mmの物体距
離となるようにすることで、CD、CD−Rの再生、記
録時における対物レンズによって発生する収差を打ち消
し、DVD再生の場合と同様な適切な光学性能を保持で
きるようにしている。
【0027】また、バンドパス絞り5は、650nm波
長のレーザ光L11と780m波長のレーザ光L12を
区分するためのものであり、650nm波長のレーザ光
は、対物レンズ6のNAが0.6に相当する絞り開口の
全体を通過するように構成されている。この絞り開口の
内側には、対物レンズ6のNAが0.45に相当する部
分までの環状部分が形成され、この環状部分は780n
m波長のレーザ光を遮断するバンドパスフィルタとなっ
ている。この環状部分の内側は双方の波長のレーザ光が
通過可能となっている。従って、このバンドパス絞り5
を通過した後のレーザ光L11はNAが0.6に相当す
る光束径に絞られ、レーザ光L12はNAが0.45に
相当する光束径に絞られる。
【0028】さらに、本例の対物レンズは、光源側に凸
となった単レンズからなり、その両面は非球面形状とさ
れている。非球面形状は、その非球面の頂点を原点と
し、光軸方向をX、光軸に直交する方向をHとした直交
座標において、Kを円錐係数、非球面係数をA、B、
C、D、Rを曲率半径とすると、次の式(1)によって
規定することができる。
【0029】
【数1】
【0030】(その他の実施の形態)ここにおいて、補
正レンズ8とコリメータレンズ4の組み合わせにより、
コリメータレンズ4から出射するレーザ光を発散光とす
る方法としては、補正レンズ8として上記の例のように
凸レンズを用いる場合と、凹レンズを用いる場合があ
る。図2(d)には、凹レンズ81を用いた場合の光学
系を示してある。
【0031】また、補正レンズ8として凸レンズを用い
る場合には、上記の例のようにコリメータレンズの手前
で一度結像させる方法(図2(b)に示す場合)と、結
像させることなく発散光のままでコリメータレンズに入
射させる方法がある。図2(c)には凸レンズである補
正レンズ82を用いたこのような光学系を示してある。
【0032】図10は図1に示す光学系の変形例を示す
図であり、この光学系1Aでは、波長の異なる光源1
1、12がコリメータレンズ5および対物レンズ6の光
軸(システム光軸)からずれた位置にあるため、バンド
パス絞り5までは、各光源からの光束がシステム光軸に
対してずれている(図においてはコリメータレンズ4の
入射側までを片寄った状態で示してある)。しかし、シ
ステム光軸からずれているいずれの光束も、各NAをカ
バーするような径となっているので、絞り5以降の光束
の中心はシステム光軸に一致している。
【0033】また、図11には、補助レンズとして凸レ
ンズ82を使用する場合(図2(c)の場合)におい
て、各光源11、12の光軸を合わせるために偏光ビー
ムスプリッタ9を用いた光学系の例を示してある。同様
に、図12には、補助レンズとして凹レンズ81を使用
する場合(図2(d)の場合)において、各光源11、
12の光軸を合わせるために偏光ビームスプリッタ9を
用いた光学系の例を示してある。
【0034】一方、上記の例では、対物レンズへの入射
光を発散光としているが、収束光とすることも可能であ
る。例えば、CD用の780nm波長のレーザ光をコリ
メータレンズ4を介して平行光として対物レンズ6に導
き、DVD用の650nm波長のレーザ光をコリメータ
レンズ4を介して収束光として対物レンズ6に導く構成
例を挙げることができる。この場合には、収束光の収束
角を調整することにより、CD用の特性が最適化された
対物レンズによるDVDに対して発生する収差を打ち消
すようにすればよい。
【0035】
【実施例】以下に、本発明の実施例1ないし3を説明す
る。各実施例では、薄い光情報記録媒体として基板厚が
0.6mmのDVDを対象とし、650nm波長の半導
体レーザを用い、開口数をNA=0.6とし、厚い光情
報記録媒体として基板厚が1.2mmのCD、CD−
R、CD−RWを対象とし、780nm波長の半導体レ
ーザを用い、開口数をNA=0.45とした。
【0036】(実施例1)集光光学系としては、DVD
用として図2(a)に示すものを用い、CD用として図
2(b)に示すものを用いた。対物レンズ6は両面が非
球面のものを用い、DVDに対して実質的に無収差とな
るように設計した。
【0037】対物レンズの光源側の非球面および光情報
記録媒体側の非球面の曲率半径はそれぞれ、2.13お
よび−7.12であり、波長650nmに対する屈折率
は1.53746であり、それらの非球面形状を規定す
る式(1)における各係数を表1に示す。表1において
i=2が光源側の非球面であり、i=3が光情報記録媒
体側の非球面である。また、Rは曲率半径、dは光軸方
向の距離、nは屈折率を示す。この場合のDVDに対す
る650nm波長のレーザ光による波面収差は0.00
5rms以内に補正が可能である。また、図6は対物レ
ンズの球面収差図であり、波長650nmにて無限遠の
ときのものである。
【0038】
【表1】
【0039】次に、CD用の集光光学系では光源とコリ
メータレンズ4の間に補正レンズ8が挿入された光学系
となる。補正レンズ8を用いることにより、CDに対す
る対物レンズ6の収差を打ち消すために物体距離を−6
0mmとし、レーザ光を発散光として対物レンズ6に入
射させるようにした。この場合の、光学データを表2に
示す。この表におけるi=1ないし8の各位置を図3に
おいて括弧内の数字で示してある。また、非球面を規定
する係数については、対物レンズ6は表1に示してある
ので省略してある。この場合におけるCDに対する78
0nm波長のレーザ光による波面収差は0.01rms
以内に補正されている。図7はこの場合における対物レ
ンズの球面収差図である。
【0040】
【表2】
【0041】(実施例2)対物レンズ6は実施例1と同
一のものとし、CD用の集光光学系として図2(c)に
対応するような補正レンズ82を用いた。この場合の物
体距離は−60mmであり、各光学素子の光学データを
表3に示すようにした。表3における各位置i=1ない
し8を図4に括弧書きで示す。なお、非球面係数は実施
例1の場合と同様であるので、掲載を省略する。この場
合におけるCDに対する780nm波長のレーザ光によ
る波面収差は0.015rms以内に補正されている。
この場合における対物レンズの球面収差を図8に示す。
【0042】
【表3】
【0043】(実施例3)対物レンズ6は実施例1と同
一のものとし、補正レンズとして凹レンズを用いて図2
(d)に示すようなCD用集光光学系とした。コリメー
タレンズ4からの発散光を−60mmの物体距離とする
点は前記の各実施例と同一であるが、各光学素子は表4
に示すように設定した。表4における各位置i=1ない
し8を図5に括弧書きで示す。この場合におけるCDに
対する780nm波長のレーザ光による波面収差は0.
02rmsに補正されている。また、この場合における
対物レンズの球面収差を図9に示す。
【0044】
【表4】
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ装置では、レーザ光源やコリメータレンズを移動
させることなく、波長の異なるレーザ光の一方をコリメ
ータレンズを介して平行光として対物レンズに導き、他
方のレーザ光を補正レンズおよびコリメータレンズを介
して発散光あるいは収束光として対物レンズに導くよう
に集光光学系が構成されている。
【0046】従って、発散光の発散角度あるいは収束光
の収束角度を適切に設定することにより、共通の対物レ
ンズを使用して、厚さの異なる光情報記録媒体の記録面
に対してレーザ光を適切な光スポットとして収束させる
ことができる。よって、本発明によれば、補正レンズの
倍率等を調整することにより、厚さの異なる光情報記録
媒体の再生、記録に最適な集光光学系を簡単に構成する
ことが可能になる。
【0047】また、レーザ光源からのレーザ発散光を効
率良く補正レンズによって取り込むことができるので、
光量損失が少なく、CD―R等の記録に適した集光光学
系を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ピックアップ装置の集光光
学系を示す概略構成図である。
【図2】(a)および(b)は、図1の集光光学系によ
り構成される無限光学系および発散光学系を示す概略構
成図であり、(c)および(d)は、図1の集光光学系
の変形例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の実施例1におけるCD用の集光光学系
を示す概略構成図である。
【図4】本発明の実施例2におけるCD用の集光光学系
を示す概略構成図である。
【図5】本発明の実施例3におけるCD用の集光光学系
を示す概略構成図である。
【図6】対物レンズの球面収差図である。
【図7】対物レンズの球面収差図である。
【図8】対物レンズの球面収差図である。
【図9】対物レンズの球面収差図である。
【図10】図1の光学系の変形例を示す概略構成図図で
ある。
【図11】図1の光学系の更に別の例を示す概略構成図
である。
【図12】図1の光学系の別の例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置 3 偏光ビームスプリッタ 4 コリメータレンズ 5 バンドパス絞り 6 対物レンズ 71 DVD 72 CD、CD−R 8、81、82 補正レンズ 9 偏光ビームスプリッタ 10 集光光学系 11 650nmのレーザ光源 12 780nmのレーザ光源 L11 650nm波長のレーザ光 L12 780nm波長のレーザ光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月15日(2001.1.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図4】
【図2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 LA25 PA01 PA03 PA17 PB01 PB03 QA02 QA07 QA13 QA14 QA21 QA25 QA34 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 5D119 AA41 BA01 DA01 DA05 EC45 EC47 FA05 FA08 JA01 JA02 JA43 JA63

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板厚さの異なる光情報記録媒体の記録
    および/または再生を行なうために、波長の異なるレー
    ザ光を発生する第1および第2のレーザ光源と、これら
    のレーザ光源から発生するレーザ光を前記第1および第
    2の光記録媒体の記録面上に集光させるための対物レン
    ズを備えた集光光学系とを有する光ピクアップ装置にお
    いて、 前記第1のレーザ光源からのレーザ光を、コリメータレ
    ンズを介して平行光束として前記対物レンズに入射さ
    せ、 前記第2のレーザ光源からのレーザ光を、補助レンズお
    よび前記コリメータレンズを介して発散光束あるいは収
    束光束として前記対物レンズに入射させることを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記光情報記録媒体の記録面における波面収差が所定値
    以下となるように、前記発散光束あるいは収束光束の物
    体距離が設定されていることを特徴とする光ピックアッ
    プ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1のレーザ光源は、基板厚さの薄い光情報記録媒
    体の記録および/または再生を行なうために、前記第2
    のレーザ光源よりも波長の短いレーザ光を発生するもの
    であることを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記対物レンズは両面が非球面からなる正の単レンズで
    あることを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記平行光束および前記発散光束あるいは収束光束を、
    バンドパス絞りを通して、前記対物レンズに導くことを
    特徴とする光ピックアップ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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