JP2002183829A - カップ式自動販売機のカップキャッピング装置およびそのキャッピング方法 - Google Patents
カップ式自動販売機のカップキャッピング装置およびそのキャッピング方法Info
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- JP2002183829A JP2002183829A JP2000375710A JP2000375710A JP2002183829A JP 2002183829 A JP2002183829 A JP 2002183829A JP 2000375710 A JP2000375710 A JP 2000375710A JP 2000375710 A JP2000375710 A JP 2000375710A JP 2002183829 A JP2002183829 A JP 2002183829A
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Abstract
置を搭載し、機内のカップ搬送ルート上で飲料を供給し
たカップにキャップ(蓋) を被せ、最短ルートを通って
商品取出口に搬出させるようにして販売時間の短縮化を
図る。 【解決手段】機内にカップ供給機構1、原料供給部2、
飲料調理部4,直角座標型のカップ搬送機構5,および
キャップ収納筒からカップを落下搬出してカップに被着
させる方式のキャッピング装置8を装備し、かつ該キャ
ッピング装置を商品取出口6とその後方に位置する飲料
調理部との間を結ぶカップ搬送経路の直線ルート上に配
置し、カップ7を機内搬送する途上でカップに原料, 温
水ないし冷水を順に供給, 攪拌して飲料を調理した後、
商品取出口に送出する途中でキャッピング装置から搬出
したキャップ9をカップ上面にキャップを被着して商品
取出口6に送出する。
Description
ロップ飲料,コーヒーなどの各種飲料をカップに入れて
販売するカップ式自動販売機に適用し、飲料入りカップ
にキャップを被せて客に提供するカップキャッピング装
置に関する。
にカップ供給機構、各種飲料の原料キャニスタ,飲料抽
出器(ブリュア),シロップタンク,炭酸水製造用カー
ボネータ,温水/冷水タンク,製氷機,および直角座標
型のカップ搬送機構を装備し、飲料販売時にカップ供給
機構から払出したカップをカップ搬送機構に保持させて
機内搬送する経路の途上で、カップ内に原料,温水/冷
水を順に投入,攪拌して飲料を調理した後、飲料入りカ
ップを商品取出口に送出するようにしたものが知られて
いる。
象に、利用者が商品取出口から取り出した飲料入りカッ
プを持ち運ぶ際に飲料をこぼしたりすることのないよう
にするために、カップ上面に樹脂シートを被せ、該シー
トをカップの周縁に熱収縮,または熱圧着させてシール
するようにしたシートシール方式のカップキャッピング
装置、あるいはあらかじめ皿型に成形して裏返したキャ
ップ(蓋)を機内のキャップ収納庫から搬出し、これを
シュータ,ガイドレールなどにより案内して飲料入りカ
ップの上面に被せるようにしたキャップ方式のカップキ
ャッピング装置が公知である。
来方式のカップキャッピング装置を自動販売機に装備し
して使用する場合には、実用面で次記のような問題点が
ある。すなわち、 (1) カップの上面にシートを被せて熱収縮,熱圧着させ
るシートシール方式のキャッピング装置は、そのシール
工程に時間が掛かって販売時間(ベンドタイム)が長く
なるほか、シートの加熱にヒータおよび熱風送風用ファ
ンなどの補機が必要となり、自動販売機の消費電力,コ
ストが増加する。
シュータ,ガイドレールを経てカップに被せる方向のキ
ャッピング装置は、キャップがシュータ,ガイドレール
の途中に引っ掛かるなどの搬送トラブルが多発し易い。
またキャップを単にカップ上面に載せて被せただけで
は、客がカップを持ち運ぶ際にキャップが簡単に外れて
飲料が溢れるおそれがあるなど、信頼性に欠ける。
キャッピング装置を追加装備する場合には、キャッピン
グ装置を経由して商品取出口に至るカップ搬送機構のカ
ップ搬送ルートを出来るだけ短かく設定し、カップ搬送
に要する時間を短くして販売時間の増加を抑えることが
望まれる。本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、機内のキャップ収納庫に収納したおいたキャップを
機内のカップ搬送経路の途上で調理済の飲料入りカップ
に被せるようにしたキャッピング装置を用い、商品取出
口に通じるカップ搬送経路の最短ルートの上でカップに
キャップを被着し、短時間で商品取出口に送出できるよ
うにしたカップ式自動販売機のカップキャッピング装
置、およびそのキャッピング方法を提供することを目的
とする。
に、本発明によれば、機内にカップ供給機構, 原料供給
部, 飲料調理部, および直角座標型のカップ搬送機構を
装備し、カップ供給機構から払出したカップをカップ搬
送機構が保持して機内搬送する経路の途上で、カップに
原料, 温水ないし冷水を順に供給し、さらに攪拌して飲
料を調理した後、飲料入りカップを商品取出口に送出す
るようにしたカップ式自動販売機において、前記の調理
部とその前方に位置する商品取出口との間を結ぶカップ
搬送経路の直線ルート上にカップのキャッピング地点を
設定し、ここにキャップ収納部からキャップを払出して
カップの上面に被着させるキャッピング装置を設置して
カップ搬送,およびカップのキャッピングを行うように
する(請求項1)。
調理部とその前方に位置する商品取出口との間を結ぶ直
線ルート上に配置したことにより、調理済の飲料入りの
カップを最短のカップ搬送ルートを通じ、キャッピング
装置を経由して商品取出口に送出することができ、これ
により販売時間の最短化が図れる。また、本発明によれ
ば、前記キャッピング装置を、多数枚のキャップを積み
上げ収納するキャップ収納筒と、該収納筒の下面側に付
設したキャップ切り出し用のキャップドロップリング
と、キャップ収納筒から切り出してカップの上面に供給
したキャップを左右からカップ中心に寄せて位置合わせ
を行うシャッタ式のキャップ寄せ機構とから構成する
(請求項2)ものとし、そのキャッピング方法を、次記
のような工程で行うものとする(請求項3)。すなわ
ち、 第一の工程:カップ搬送ルート上のキャッピング地点
で、カップ搬送機構の昇降式カップ受け台に載置した飲
料入りカップを、その上方に対峙するキャップドロップ
リングと接近する位置に上昇させる。
作してキャップ収納筒から切り出したキャップをカップ
の上面に落下供給する。 第三の工程:キャップ寄せ機構のシャッタ板を待機位置
から中央に移動し、カップの上面に載せたキャップをシ
ャッタ板から下方に突き出した脚片でカップ中心位置に
寄せる。
板を中央に寄せた状態でカップを上昇し、前記シャッタ
板の下面にキャップを押し当ててカップの上面にに圧挿
被着させる。第五の工程:キャップ被着後に、カップを
下降して元の位置に戻し、さらにキャップ寄せ機構のシ
ャッタ板を待機位置に復帰させる。
プ収納筒から切り出したキャップをシュータ,ガイドレ
ールなどを使わずに直接カップの上に落下させるので、
カップ上面に被せるまでの動作にトラブルの発生がな
く、かつカップ上に載せたキャップを圧挿して被着させ
るようにしたので、キャップが不用意に外れたりするお
それもなく、高い信頼性を確保できる。
の実施例に基づいて説明する。まず、図1(a),(b) に本
発明のカップキャッピング装置を装備したカップ式自動
販売機の構成を示す。なお、図示例は粉末を原料として
ホット飲料を製造するカップミキシング方式のカップ式
自動販売機を示している。
末原料を収容した原料キャニスタ、3は温水タンク、4
は昇降式の攪拌羽根を装備してカップ内で飲料を攪拌す
るようにした飲料調理部、5は詳細構造を後記する直角
座標型のカップ搬送機構、6は商品取出口、7はカッ
プ、8は本発明の構成になるキャッピング装置であり、
該キャッピング装置8は商品取出口6とその後方に位置
する飲料調理部4との間を結ぶカップ搬送経路の直線ル
ート上に設定したキャッピング地点(キャッピングステ
ーション)に配置されている。また、図1(c) は飲料入
りのカップ7にキャップ(蓋)9を被着した状態を表し
ており、キャップ9はプラスチックシートを皿状に成形
して裏返したもので、図示のようにカップ7の上面に被
着した状態で、カップ7との間で締め代を与えるような
外径寸法に作製されている。
で示すようにX軸部5aと、X軸部5aに沿って左右方
向に移動するY軸部5bと、Y軸部5bに沿って前後方
向に移動するハンド部5cと、ハンド部5cに搭載した
カップ昇降式のカップ受け台5d,および開閉式のカッ
プハンド5eと、カップ受け台5dを昇降するZ軸部5
fとの組立体からなり、飲料販売指令に基づく各軸部の
ステッピングモータの駆動制御により、所定のカップ搬
送経路に沿ってカップ受け台5d,カップハンド5eを
移動する。
ように、筒内に多数枚のキャップ9(図1(c) 参照)を
一括して積み上げ収納する複数のコラムを画成したキャ
ップ収納筒8aと、該キャップ収納筒8aの下面側に付
設してキャップを一枚ずつ切り出すキャップドロップリ
ング8bと、これに組み合わせてキャップドロップリン
グ8bの下方に配置したキャップ寄せ機構10とからな
る。なお、キャップドロップリング8bは、キャップ供
給機構(図1参照)に装備したカップドロップリング
(例えば実開昭61−188484号公報に開示されて
いる)と同じ原理で切り出し用カムの操作で上下に積み
重ねたカップ列からキャップ9を1枚ずつ切り出して下
方に搬出するようにした構成になる。
ドロップリング8bから切り出したキャップの落下通路
を挟んでその両側に配した左右一対のシャッタ板10a
と、該シャッタ板8aの下面から下方に延びた押し板
(脚片)10bと、左右のシャッタ板10aを同期して
図示矢印方向に前進,後退移動操作する開閉駆動機構
(図示せず)とから構成されている。
と、図1に示したカップ供給機構1からカップ7が搬出
れされ、ステーションIに待機しているカップ搬送機構
5のハンドに受容される。続いてカップ搬送機構5が鎖
線で表すカップ搬送経路に沿ってX軸方向(図2参照)
に移動し、その搬送経路の途上の各ステーションII,II
I でカップ7に原料キャニスタ2,温水タンク3から原
料,温水を順に投入し、また飲料調理部4ではカップ7
の中に攪拌羽根をカップ7に挿入し、原料を攪拌して飲
料を調製する。
えて商品投入口6に向け前進する移動経路の途上で飲料
入りのカップ7がキャッピング装置8に対応するステー
ションIVに到達すると、この位置で詳細を後述するよう
にカップ7の上面に図1(c)に示したキャップ9を被着
し、最後にカップ7をステーションVに搬送して商品取
出口6に送出して一連の販売動作を終了する。
ャッピング工程を図4(a) 〜(f) で説明する。 (1) 調理済の飲料入りカップ7を搭載したカップ搬送機
構5がカップ搬送ルート上に設定したステーションIV
(図1参照)に到達すると、カップ搬送機構5をこの位
置で一旦停止する((a) 図参照)。
ンド5eを開き、昇降式カップ受け台5dをカップ搬送
時の基準位置H1 から位置H2 に上昇操作し、カップ受
け台5dに載置した飲料入りカップ7をキャップドロッ
プリング8bの下面側に接近させるとともに、この位置
でキャップドロップリング8bを操作してキャップ収納
筒8aからキャップ9を一枚ずつ切り出し、その下方に
待機しているカップ7の上面に着地させる((b) 図参
照)。なお、この状態では、キャップ9がカップ7の中
心に合致することはまれで、通常はカップの中心からず
れた位置に着地している。
ップ7を位置H3 に移動した上で、キャップ寄せ機構1
0のシャッタ板10aを待機位置から中央に移動操作
し、カップ7の上面に載せたキャップ9をカップ中心位
置に寄せ、キャップが被着位置に正しく位置を合わせる
ように修正する((c) 図参照)。 (4) 続いて、キャップ寄せ機構10のシャッタ板10a
を中央に寄せた状態でカップ受け台5dを上昇操作して
カップ7を位置H4 に押し上げ、前記シャッタ板10a
の下面にキャップ9を押し当ててカップ7の上面周縁に
圧挿して外れないように被着させる( (d) 図参照) 。
してカップ7を元の基準位置H1 に戻した上で、カップ
ハンド5eを閉じてカップ7を左右から挟持し、さらに
キャップ寄せ機構10のシャッタ板10aを左右の待機
位置に後退させる((e) 図参照)。 (6) (f) 図はキャップ9を被着した飲料入りカップ7の
搬送状態を示し、カップ7のキャッピング工程の終了後
に再びカップ搬送機構5を始動し、(f) 図の搬送状態で
商品取出口6に送り、カップハンド5eを釈放して飲料
入りカップ7が自由に取りだせるようにする。
内の飲料調理部とその前方に位置する商品取出口との間
を結ぶカップ搬送経路の直線ルート上にカップのキャッ
ピング地点を設定し、ここにキャップ収納部からキャッ
プを払出してカップの上面に被着させるキャッピング装
置を配置した請求項1の構成により、調理済の飲料入り
のカップを最短のカップ搬送ルートを通じ、キャッピン
グ装置を経由して商品取出口に送出することができ、こ
れにより販売時間の最短化が図れる。
のキャップを積み上げ収納するキャップ収納筒と、該収
納筒の下面側に付設したキャップ切り出し用のキャップ
ドロップリングと、キャップ収納筒から切り出してカッ
プの上面に供給したキャップを左右からカップ中心に寄
せるシャッタ式のキャップ寄せ機構とから構成し(請求
項2)、請求項3のキャッピング方法を用いて調理済の
飲料入りカップにキャップを圧挿被着したことにより、
キャッピング工程でのトラブル,およびキャップ脱落の
おそれなしに、キャップをしっかりとカップ上面に被着
させて高い信頼性を確保できる。
を搭載したカップ式飲料自動販売機の略示構成図であ
り、(a) は正面図、(b) は平面図、(c) はカップにキャ
ップを被着した状態図
の説明図であり、(a) 〜(f) はその各工程の状態を表す
図
Claims (3)
- 【請求項1】機内にカップ供給機構, 原料供給部, 飲料
調理部, および直角座標型のカップ搬送機構を装備し、
カップ供給機構から払出したカップをカップ搬送機構が
保持して機内搬送する経路の途上で、カップに原料, 温
水ないし冷水を順に供給し、さらに攪拌して飲料を調理
した後、飲料入りカップを商品取出口に送出するように
したカップ式自動販売機において、前記の飲料調理部と
その前方に位置する商品取出口との間を結ぶカップ搬送
経路の直線ルート上にカップのキャッピング地点を設定
し、ここにキャップ収納部からキャップを払出してカッ
プの上面に被着させるキャッピング装置を配置したこと
を特徴とするカップ式自動販売機のカップキャッピング
装置。 - 【請求項2】請求項1記載のカップキャッピング装置に
おいて、当該キャッピング装置が、多数枚のキャップを
積み上げ収納するキャップ収納筒と、該収納筒の下面側
に付設したキャップ切り出し用のキャップドロップリン
グと、キャップ収納筒から切り出してカップの上面に供
給したキャップを左右からカップ中心に寄せるシャッタ
式のキャップ寄せ機構とからなることを特徴とするカッ
プ式自動販売機のカップキャッピング装置。 - 【請求項3】請求項2記載のカップキャッピング装置に
よるキャッピング方法が、 1:カップ搬送ルート上のキャッピング地点で、カップ
搬送機構の昇降式カップ受け台に載置した飲料入りカッ
プを、その上方に対峙するキャップドロップリングと接
近する位置に上昇させる第一の工程と、 2:キャップドロップリングを操作してカップ収納筒か
ら切り出したキャップをカップの上面に落下供給する第
二の工程と、 3:キャップ寄せ機構のシャッタ板を移動操作し、カッ
プの上面に載っているキャップをカップの中心位置に寄
せて被着位置に合わせる第三の工程と、 4:キャップ寄せ機構のシャッタ板を中央に寄せた状態
でカップを上昇し、シャッタ板の下面にキャップを押し
当ててカップの上面に圧挿被着させる第四の工程と、 5:キャップ被着後に、カップを下降して元の位置に戻
し、さらにキャップ寄せ機構のシャッタ板を待機位置に
戻す第五の工程からなることを特徴とするキャッピング
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375710A JP2002183829A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | カップ式自動販売機のカップキャッピング装置およびそのキャッピング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18844682
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2002183829A (ja) |
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- 2000-12-11 JP JP2000375710A patent/JP2002183829A/ja active Pending
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