JP2003237721A - カップ用蓋およびこれを装着するための蓋装着装置 - Google Patents

カップ用蓋およびこれを装着するための蓋装着装置

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JP2003237721A JP2002042630A JP2002042630A JP2003237721A JP 2003237721 A JP2003237721 A JP 2003237721A JP 2002042630 A JP2002042630 A JP 2002042630A JP 2002042630 A JP2002042630 A JP 2002042630A JP 2003237721 A JP2003237721 A JP 2003237721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップ式自動販売機内で調理した飲料入りカ
ップの開口部に装着するカップ用蓋およびこれを装着す
るための蓋装着装置に関し、簡易な構造で確実にカップ
の開口部に装着することができるカップ用蓋およびこれ
を装着するための蓋装着装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 天面部21と、天面部21の周囲に一体
形成された側壁部22と、天面部21の中央に一体形成
された凹部25とから成る可撓性を有するカップ用蓋
を、カップ30の開口部31に装着する蓋装着装置にお
いて、カップ30の開口部31まで下降して凹部25を
押圧することにより、可撓性を利用して側壁部22をカ
ップ30の開口部31に嵌入し、その後、上昇して、可
撓性を利用して凹部25から離間する蓋装着部11A
と、蓋装着部11Aをカップ30の開口部31上を適宜
昇降させる昇降機構11Bと、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式自動販売
機内で調理した飲料入りカップの開口部に装着するカッ
プ用蓋およびこれを装着するための蓋装着装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カップ式自動販売機は、機内で調理した
飲料をカップに注いで販売する方式、また、カップ内に
粉末原料や飲料の原料を濃縮したシロップ原料と、湯や
水、炭酸水等の希釈液とを直接供給してカップ内で飲料
を調理して販売するカップ内ミキシング方式、等の、機
内で調理したカップ飲料を販売するカップ式自動販売機
が知られている。例えば、カップ内ミキシング方式のカ
ップ式自動販売機では、移動自在なカップ保持装置がカ
ップ供給位置、原料投入位置、希釈液注入位置、撹拌混
合位置を経由して商品取出口まで移動し、その間にカッ
プ保持装置がカップを受け取り、このカップに原料を投
入し、さらに、この原料を溶解する希釈液を注入し、原
料と希釈液を撹拌混合して飲料を調理する。しかし、顧
客が飲料入りカップを商品取出口から取り出す際や、商
品取出口から取り出した飲料入りカップを持って飲食場
所まで移動する間に中身飲料をこぼす等の恐れがある。
そこで、顧客が飲料入りカップを商品取出口から取り出
す際や、商品取出口から取り出した飲料入りカップを持
って飲食場所まで移動する間に中身飲料をこぼすことが
ないように、原料と希釈液とを撹拌混合した後、飲料入
りカップの開口部に蓋を装着して、漏液することなく持
ち運べるようにしたカップ飲料を提供するカップ式自動
販売機もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
の開口部に装着する蓋は軽く、薄く、脆弱なため、カッ
プと同じように積層して収容している蓋収容部から取り
出した蓋を保持して飲料入りカップの開口部に装着する
位置に搬送することは困難であった。さらに、このよう
な蓋をカップの開口部に装着する際には、蓋の装着位置
がずれて外れる、蓋を壊す、また、飲料の入っているカ
ップを倒す等の不具合の発生が危惧され、その改善が望
まれていた。
【0004】従って、本発明の目的は、カップ式自動販
売機内で調理した飲料入りカップの開口部に装着するカ
ップ用蓋およびこれを装着するための蓋装着装置に関
し、簡易な構造で確実にカップの開口部に装着すること
ができるカップ用蓋およびこれを装着するための蓋装着
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、カップの開口部に装着さ
れる可撓性を有するカップ用蓋であって、天面部と、天
面部の周囲に一体形成された側壁部と、天面部の中央に
一体形成され、カップの開口部上を昇降する蓋装着機構
と嵌着される嵌着部とから成り、蓋装着機構がカップの
開口部まで下降して嵌着部を押圧したとき、側壁部が可
撓性を利用してカップの開口部に嵌入され、その後、蓋
装着機構が上昇したとき、嵌着部が可撓性を利用して蓋
装着機構から離間されることを特徴とするものである。
【0006】請求項2にかかる発明は、嵌着部は、天面
部から突設していることを特徴とするものである。
【0007】請求項3にかかる発明は、側壁部は、カッ
プの開口部端を案内する案内部を有することを特徴とす
るものである。
【0008】請求項4にかかる発明は、天面部と、天面
部の周囲に一体形成された側壁部と、天面部の中央に一
体形成された嵌着部とから成る可撓性を有するカップ用
蓋を、カップの開口部に装着する蓋装着装置において、
カップの開口部まで下降して嵌着部を押圧することによ
り、可撓性を利用して側壁部をカップの開口部に嵌入
し、その後、上昇して、可撓性を利用して嵌着部から離
間する蓋装着機構と、蓋装着機構をカップの開口部上を
適宜昇降させる昇降機構と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係る実施例
としての、原料と湯または水等の希釈液とをカップ内で
調理したカップ飲料のカップ開口部に蓋を装着して販売
口からカップ飲料購入客に提供するカップ式自動販売機
の概略構成を示す。このカップ式自動販売機は、カップ
30を供給するカップ供給装置1と、コーヒー、クリー
ム、砂糖等の粉末原料を供給する粉末原料供給装置2
と、レモンシロップ等の液体原料を供給する液体原料供
給装置3と、湯を供給する湯タンク4と、水や炭酸水等
の希釈水を供給する希釈水供給装置5と、飲料水を製氷
した氷を供給する製氷機6と、カップ30を支持するカ
ップトレイ7Aおよびカップ30の側面を把持するカッ
プ把持アーム7Bを有するカップ保持装置7と、カップ
保持装置7を水平移動可能に支持する水平移動装置8
と、カップ30に供給された原料と希釈液を図示しない
攪拌モータに回転軸で接続されている攪拌羽根9Aで攪
拌混合する攪拌装置9と、カップ30の開口部に装着す
る蓋20を供給する蓋供給装置10と、蓋供給装置10
から供給された蓋20をカップ30の開口部に装着する
蓋装着装置11と、販売口(図示せず)と、を有し、液
体原料、水、炭酸水は図示しない冷却装置で冷却されて
供給される。
【0011】水平移動装置8は、駆動源としてのモータ
と、モータによって駆動される無端ベルトを内蔵してお
り、無端ベルトにカップ保持装置7を固定している。モ
ータは、後述する販売制御部100から出力される信号
に基づいて回転して無端ベルトを駆動する。カップ保持
装置7は、無端ベルトの駆動に基づいて所定の位置に搬
送される。
【0012】蓋供給装置10は、蓋20を積層して収容
する円筒状の蓋収容部10Aと、蓋収容部10Aに積層
して収容している蓋20を1個ずつ切り出す蓋切り出し
部10Bと、蓋切り出し部10Bで切り出した蓋20を
蓋装着装置11の蓋装着部11A(蓋装着機構)直下に
搬送する蓋搬送部10Cを備えている。そして、蓋搬送
部10Cは蓋切り出し部10Bが切り出した蓋20を載
置する蓋載置部10Dを有している。
【0013】この蓋載置部10Dを蓋切り出し部10B
直下と蓋装着部11A直下の間を往復移動させるための
駆動部(図示せず)を蓋供給装置10に内蔵し、カップ
式自動販売機の販売待機時には、この蓋載置部10Dを
蓋切り出し部10Bの直下に待機させている。
【0014】蓋装着装置11は、蓋搬送部10Cで搬送
された蓋20を保持する蓋装着部11Aを備え、蓋装着
部11Aは図示しない駆動部で昇降駆動される昇降機構
11Bにより、蓋搬送部10Cで直下に搬送された蓋2
0を蓋装着部11Aで保持するための待機位置からの第
1の下降動作と、蓋装着部11Aが保持した蓋20を蓋
搬送部10Cの蓋載置部10Dから離脱させるための第
1の上昇動作と、蓋装着部11Aが保持している蓋20
の直下に搬送されてきたカップ30の開口部に蓋20を
装着するための第2の下降動作と、カップ30の開口部
に装着した蓋20から蓋装着部11Aを離間させて待機
位置に戻すための第2の上昇動作を、販売制御部100
が出力する信号により行なう。
【0015】そして、販売制御部100が信号を出力す
ると、蓋切り出し部10Bが蓋収容部10Aから蓋20
を切り出し、蓋搬送部10Cの蓋切り出し部10Bが切
り出した蓋20を蓋載置部10Dに載置して蓋装着部1
1A直下に(図1では右方向に)搬送する。そして、蓋
装着装置11は蓋装着部11Aを下降して蓋20を嵌着
し、蓋20を嵌着している蓋装着部11Aを上昇させ、
蓋搬送部10Cの蓋載置部10Dを蓋切り出し部10B
の直下位置に戻す。
【0016】なお、図1においては、説明を容易にする
ためにカップ保持装置7を往復方向に移動させる水平移
動装置8を示しているが、実際のカップ式自動販売機で
は、省スペース化を実現するためにX方向(横方向)お
よびY方向(奥行き方向)にカップ保持装置7を自在に
移動させる水平移動装置が設けられる。
【0017】図2は、本発明の実施の形態に係る実施例
としての、カップ式自動販売機の制御ブロック図を示
し、カップ式自動販売機の前面パネル(図示せず)に設
けた、カップ飲料の種類を選択するための飲料選択ボタ
ン80と、飲料選択ボタン80で選択されたカップ飲料
を調理するための制御を行う販売制御部100と、販売
制御部100からの信号を受けてカップ30を保持する
カップ保持装置7と、カップ保持装置7を水平移動可能
に支持する水平移動装置8と、カップ30に装着する蓋
20を供給する蓋供給装置10と、蓋20をカップ30
の開口部に装着する蓋装着装置11と、カップ式自動販
売機各部の制御データを格納するメモリ102と、基準
クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウ
ントして時間を計測するタイマー103を有する。
【0018】図3は、本発明の実施の形態に係る実施例
としての、カップ式自動販売機で使用するカップと、そ
の開口部に装着する蓋と、蓋をカップの開口部に装着す
る蓋装着装置の蓋装着部を示す側断面図である。図3
(イ)は蓋20とカップ30および蓋装着部11Aの側
断面図を示し、図3(ロ)は蓋20とカップ30の要部
を拡大して示すものである。
【0019】カップ30は、上端および下端が開口し、
上端開口部31の縁に外向きカール32(開口部端)を
設けた円筒形状の胴体33と、下端の開口を閉塞する底
部34と、で構成されている。
【0020】蓋20は薄い肉厚の樹脂フィルム等の可撓
性の材料で作られ、平面形状が円形で且つある程度の高
さを有し、下面が開口している。そして、カップ30の
上端開口部31を塞ぐための天面部21と、天面部21
の外周縁部に沿って一体に形成された円形の側壁部22
と、で構成されている。
【0021】天面部21の中央には一体に形成した角度
θa(例えば、70〜80°)傾斜している壁面23と
底部24から成る円錐台の形状をしている凹部25(嵌
着部)を突設している。また、側壁部22の下部には、
角度θb(例えば、70〜80°)傾斜している嵌入部
26と、外向きカール32を嵌入部26に案内するため
の角度θc(例えば、60°)傾けてある案内部27を
設け、嵌入部26の直径は、カップ30の外向きカール
32にスナップ嵌めで嵌入可能な嵌め合い寸法としてい
る。
【0022】また、蓋装着部11Aは、壁面23の傾斜
と概同じ角度θd傾斜している嵌合部11dと、蓋装着
部11Aを下降して蓋20を嵌着するときに凹部25に
案内するための角度θe(例えば、60°)傾斜してい
る案内部11eから成る円盤形状をしている。
【0023】以上、本発明の実施の形態に係る実施例と
しての、カップ内に原料と湯または水等の希釈液とを供
給し、攪拌装置で攪拌混合して調理したカップ飲料のカ
ップ開口部に蓋を装着して販売するカップ式自動販売機
の構成について説明したが、次に調理した飲料入りカッ
プ30に蓋20を装着する方法について図4および図5
を参照して詳細に説明する。
【0024】飲料選択ボタン80にはそれぞれ販売され
る飲料の表示がなされている。そして、飲料選択ボタン
80が押されると、販売制御部100は、飲料選択ボタ
ン80の表示に対応させて設定してあるカップ、原料、
希釈液、および蓋を供給、搬送、攪拌混合、装着する信
号を出力する。販売制御部100が信号を出力すると、
カップ供給装置1は飲料選択ボタン80に設定してある
飲料に使用する大きさのカップ30を供給し、水平移動
装置8はカップ30を保持したカップ保持装置7を所定
の位置に搬送し、粉末原料供給部2または液体原料供給
装置3は所定量の原料をカップ30に供給し、湯タンク
4または希釈水供給装置5は所定量の希釈液を供給し、
飲料の種類によっては製氷機6から氷を供給し、攪拌装
置9は原料と希釈液を攪拌混合する。
【0025】それと同時に、蓋供給装置10の蓋切り出
し部10Bは蓋収容部10Aに積層して収容している蓋
20を1個切り出し、蓋搬送部10Cは蓋切り出し部1
0Bが切り出した蓋20を蓋載置部10D上に載置し、
蓋20を載置した蓋載置部10Dを蓋装着装置11の蓋
装着部11A直下に搬送する。
【0026】蓋装着装置11は、蓋20が蓋装着部11
Aの直下に搬送されてくると、蓋装着部11Aを下降
(第1の下降動作)させて案内部11eを壁面23の上
端23aから滑り込ませ(図4(イ))、凹部25に蓋
装着部11Aを挿入して嵌着させる(図4(ロ))。こ
の案内部11eの下端11fの直径を壁面23の上端2
3aの直径より小さい径としているので、蓋装着部11
Aを下降させて凹部25に挿入して嵌着するときの挿入
位置を矯正して蓋20を破損する等を防ぐことができ
る。そして、蓋20を嵌着して保持した蓋装着部11A
を上昇(第1の上昇動作)させて蓋載置部10Dから離
脱させて、蓋20を保持した状態で待機する。
【0027】次に、カップ保持装置7で保持されて攪拌
装置9で攪拌混合された飲料入りカップ30が蓋装着部
11Aの直下に搬送されてくると、蓋装着部11Aで保
持している蓋20を下降(第2の下降動作)させ、案内
部27を外向きカール32に沿わせて滑り込ませ嵌入部
26を嵌入して、蓋20をカップ30に装着させる。
【0028】このように蓋装着部11Aを下降して蓋2
0を押し下げると、図5(イ)に示すように、その押し
下げる力により天面部21が凹部25を中心としてすり
鉢形状に変形して側壁部22の下部に設けた嵌入部26
と案内部27が外側に拡がるので、外向きカール32が
嵌入部26に滑り込みやすくなり、簡単に蓋20をカッ
プ30の外向きカール32に嵌入して装着することがで
きる。
【0029】蓋20をカップ30に装着した後に、蓋装
着部11Aを上昇(第2の上昇動作)させると、蓋20
から蓋装着部11Aを離間させることができる。蓋装着
部11Aを上昇されると、図5(ロ)に示すように嵌合
部11dが壁面23を押し上げながら拡げて天面部21
を凹部25を中心にして山形に変形するので、蓋装着部
11Aが凹部25から離間することができる。また、天
面部21が凹部25を中心にして山形に変形すると、側
壁部22の下部に設けた嵌入部26と案内部27が内側
に変形して狭まり外向きカール32を締め付けるので、
蓋装着部11Aを蓋20から離間させる際に嵌入部26
が外向きカール32から外れるのを防ぐことができる。
このように蓋20を可撓性を有する材料で形成し、さら
に、天面部21の中央に一体形成して設けた凹部25を
円錐台の形状にしたので、蓋装着部11Aを凹部25に
嵌着させて蓋20を保持することができ、保持している
蓋20が不用意に蓋装着部11Aから外れることがな
く、蓋20をカップ30に装着する、また、カップ30
に装着した蓋20から蓋装着部11Aを外す際には天面
部21が変形するので、無理な力を加えることなく簡単
に行なうことができる。
【0030】このようにして蓋20を装着した飲料入り
カップ30は販売口に搬送されて販売される。
【0031】以上説明したように、カップの開口部に装
着される可撓性を有するカップ用蓋であって、天面部2
1と、天面部21の周囲に一体形成された側壁部22
と、天面部21の中央に一体形成され、カップ30の開
口部31上を昇降する蓋装着部11Aと嵌着される凹部
25とから成り、蓋装着部11Aがカップ30の開口部
31まで下降して凹部25を押圧したとき、側壁部22
が可撓性を利用してカップ30の開口部31に嵌入さ
れ、その後、蓋装着部11Aが上昇したとき、凹部25
が可撓性を利用して蓋装着部11Aから離間されること
により、このような簡易な構造で確実にカップの開口部
に装着することができるカップ用蓋を提供することが可
能となる。
【0032】凹部25を天面部21に突設していること
により、蓋装着部11Aを昇降させて凹部25に嵌着さ
せ蓋20を保持することができる。また、蓋20から蓋
装着部11Aを外すには、蓋装着部11Aを上昇させ壁
面23を押し拡げて離間することが可能となる。
【0033】側壁部22は、カップ30の開口部31の
外向きカール32を案内する案内部27を有することに
より、蓋20をカップ30に装着させるとき外向きカー
ル32を案内部27に沿わせて滑り込ませることができ
るので、外向きカール32から嵌入部26が外れること
なく嵌入される。
【0034】天面部21と、天面部21の周囲に一体形
成された側壁部22と、天面部21の中央に一体形成さ
れた凹部25とから成る可撓性を有するカップ用蓋を、
カップ30の開口部31に装着する蓋装着装置におい
て、カップ30の開口部31まで下降して凹部25を押
圧することにより、可撓性を利用して側壁部22をカッ
プ30の開口部31に嵌入し、その後、上昇して、可撓
性を利用して凹部25から離間する蓋装着部11Aと、
蓋装着部11Aをカップ30の開口部31上を適宜昇降
させる昇降機構11Bと、を備えたことにより、簡易な
構造で確実にカップの開口部に蓋を装着することができ
る蓋装着装置を提供することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、蓋収容部から取り出し
た軽く、薄く、脆弱なカップ用蓋を飲料入りカップの開
口部に装着する際に、蓋の装着位置がずれて外れる、蓋
を壊す、また、飲料の入っているカップを倒す等の不具
合を起こすことなく、簡易な構造で確実にカップの開口
部に装着することができるカップ用蓋およびこれを装着
するための蓋装着装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る実施例としてのカッ
プ式自動販売機の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る実施例としてのカッ
プ式自動販売機の制御ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る実施例としてのカッ
プに装着する蓋と、その嵌着部を示す側断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る実施例としての蓋の
嵌着を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る実施例としての蓋の
嵌入および離間を説明する図である。
【符号の説明】
1 カップ供給装置 2 粉末原料供給装置 3 液体原料供給装置 4 湯タンク 5 希釈水供給装置 6 製氷機 7 カップ保持装置 8 水平移動装置 9 攪拌装置 10 蓋供給装置 10A 蓋収容部 10B 蓋切り出し部 10C 蓋搬送部 10D 蓋載置部 11 蓋装着装置 11A 蓋装着部 11B 昇降機構 11d 嵌合部 11e 案内部 11f 下端 20 蓋 21 天面部 22 側壁部 23 壁面 23a 上端 24 底部 25 凹部 26 嵌入部 27 案内部 30 カップ 31 上端開口部 32 外向きカール 33 胴体 34 底部 80 飲料選択ボタン 100 販売制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E047 GA03 GA10 3E049 AA05 AB02 BA01 CA01 CA03 DA01 3E084 AA02 AA12 AB01 BA01 CA01 CC03 DA01 DB13 DB18 DC03 FA09 FC04 FC07 GA08 GB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップの開口部に装着される可撓性を有
    するカップ用蓋であって、 天面部と、前記天面部の周囲に一体形成された側壁部
    と、前記天面部の中央に一体形成され、前記カップの開
    口部上を昇降する蓋装着機構と嵌着される嵌着部とから
    成り、 前記蓋装着機構が前記カップの開口部まで下降して前記
    嵌着部を押圧したとき、前記側壁部が前記可撓性を利用
    して前記カップの開口部に嵌入され、その後、前記蓋装
    着機構が上昇したとき、前記嵌着部が前記可撓性を利用
    して前記蓋装着機構から離間されることを特徴とするカ
    ップ用蓋。
  2. 【請求項2】 前記嵌着部は、前記天面部から突設して
    いることを特徴とする請求項1記載のカップ用蓋。
  3. 【請求項3】 前記側壁部は、前記カップの開口部端を
    案内する案内部を有することを特徴とする請求項1記載
    のカップ用蓋。
  4. 【請求項4】 天面部と、前記天面部の周囲に一体形
    成された側壁部と、前記天面部の中央に一体形成された
    嵌着部とから成る可撓性を有するカップ用蓋を、カップ
    の開口部に装着する蓋装着装置において、 前記カップの開口部まで下降して前記嵌着部を押圧する
    ことにより、前記可撓性を利用して前記側壁部を前記カ
    ップの開口部に嵌入し、その後、上昇して、前記可撓性
    を利用して前記嵌着部から離間する蓋装着機構と、 前記蓋装着機構を前記カップの開口部上を適宜昇降させ
    る昇降機構と、 を備えたことを特徴とする蓋装着装置。
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