JP2002183647A - 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム - Google Patents

検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム

Info

Publication number
JP2002183647A
JP2002183647A JP2000375951A JP2000375951A JP2002183647A JP 2002183647 A JP2002183647 A JP 2002183647A JP 2000375951 A JP2000375951 A JP 2000375951A JP 2000375951 A JP2000375951 A JP 2000375951A JP 2002183647 A JP2002183647 A JP 2002183647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
abnormality
abnormality occurrence
inspection
risk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000375951A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyasu Iida
行恭 飯田
Kyoko Sudo
恭子 数藤
Kentaro Shimizu
健太郎 清水
Sakuichi Otsuka
作一 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000375951A priority Critical patent/JP2002183647A/ja
Publication of JP2002183647A publication Critical patent/JP2002183647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受診者の性,年齢,生活習慣パターン,家族
歴,最近の検査値から,将来検査異常を起こす危険率を
求め,受診者の健康状態,生活習慣,家族等から将来発
症のおそれのある疾病を予測し,予防できるようにす
る。 【解決手段】 あらかじめ健診データベースを参照し,
検査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活
習慣パターン別,家族歴別に検査異常の発生する危険率
を保持する検査異常発生予測テーブル20を作成する。
健診データ入力部11により,検査異常発生を予測する
受診者の健診データを入力し,受診者健診データ解析部
12により,受診者の健診データから検査異常発生予測
テーブル20を検索するための情報を生成し,検査異常
発生予測テーブル検索部13により検査異常発生予測テ
ーブル20を検索する。この検索結果から該受診者が将
来検査異常を起こす危険率を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,健康診断結果から
将来検査異常が起こる危険性を予測する方法,および危
険予測に基づき疾病の発症を予防するための健康教育を
支援するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】健康教育では,受診者が将来発症の可能
性のある疾病を予測して,それを予防するための知識を
与えることが,効果的である。従来,健康教育,保健指
導を目的として,将来異常が発生する検査項目を予測す
る方法,およびその方法に基づく装置,システムに関す
る発明は,特開平5−250423(特願平4−513
36)「健康増進データ出力装置」,特公平6−387
98(特願昭63−295043)「健康診断面接支援
システム」,特公平7−86891(特願平1−303
176)「医学/保健用情報処理システム」において述
べられているが,これらの発明における異常発生の予測
は,過去の検査値データの時系列をもとに単純に予測す
るか,あるいは,医師,保健婦等の健診スタッフが作成
した判定ルールを知識ベースとして持ち,それにより予
測する方法である。
【0003】例えば,特開平5−250423(特願平
4−51336)「健康増進データ出力装置」の予測
は,個人の一定期間における検査データの変化量aと多
数の人の検査データの変化量Aとの比較を行い,現在お
よび将来の健康度を求めるものである。
【0004】また,特公平6−38798(特願昭63
−295043)「健康診断面接支援システム」では,
健康診断における医師の推論をIF−THEN形式で記
述した知識ベースに基づいて検査結果の診断,将来の傾
向の判定を行う技術が述べられ,具体的な予測方法につ
いては述べられていない。
【0005】特公平7−86891(特願平1−303
176)「医学/保健用情報処理システム」で述べられ
ている技術は,他の健診機関で受診したり,あるいは何
らかの理由で受診ができなかった年度の受診者の欠落し
た検査値データを集団のデータから推定し,一続きの検
査値の時系列を求め,最小2乗法等の統計手法を用いて
近未来の検査値の予測をするものである。
【0006】健診においてその予防の対象としている高
血圧,糖尿病,高脂血症等の疾病は生活習慣病と呼ばれ
るように,肥満,飲酒,喫煙等の生活習慣がその発症の
大きな要因となっており,また,これらの疾病発症には
遺伝的要因が大きい。しかしながら,前述した技術で
は,この点を考慮せず,検査値の時系列予測等の単純な
統計予測か,あるいは医師の推論に基づく予測方法な
ど,曖昧で統計的な根拠のない手法に基づいている。
【0007】生活習慣によって,検査値がどのように変
化するかに関しては,論文「Yoshida,K.,Okazaki,N.,Hi
nohara,S.,Sugiyama,J.,Nakamura,A.,Iwashimizu,Y.,an
d Kitagawa,T.:Health-Risk Appraisal Applied to Ord
inary AMHTS.Methods Inf Med,32:260-263,1993.」で回
帰分析,数量化理論を用いて予測する方法が提案されて
いる。
【0008】この方法は,現在の生活習慣,検査値か
ら,次年度の検査値を予測するものであり,次年度の検
査値を回帰式の目的変数としており,短期的な予測法で
ある。また,大部分の受診者は生活習慣を変えないた
め,生活習慣を説明変数にとっても,その変数の取りう
る組合せの中にはそれに属するデータ数が非常に限られ
たものがあり,実際の健診データに基づいて回帰分析あ
るいは数量化理論を用いて得られる予測式の精度に問題
があった。さらに前述したように,次年度検査値の予測
という短期的なものであり,長期にわって危険性を判定
できる方法ではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年,健診分野におけ
るコンピュータ利用の普及により,健診機関において,
大規模な健診データベースが構築されており,受診者の
長期にわたる健診データが疾病予防等の解析に活用でき
る状況になっている。
【0010】本発明は,このような状況に鑑み,単純な
検査値の時系列予測や医師の推論に基づく予測法という
統計的に根拠の薄い従来技術の問題点を解決するため,
検査異常の発生に大きな影響を持つと考えられる,現在
の検査値,性,年齢,生活習慣,家族歴の統計的な情報
に基づき,将来の検査異常の発生を予測することに着目
した発明であり,具体的には,受診者の健診データを連
続年数毎に抽出し,各検査毎に検査値ランク別,性別,
年齢階級別,生活習慣パターン別,家族歴別に分類し,
各分類に属する受診者が連続受診年の初年度を基準にそ
れ以降の年度に検査異常を起こす危険率を統計的に算出
して作成される検査異常発生予測テーブルから,該テー
ブルを用いて,受診者の検査値ランク,性,年齢階級,
生活習慣パターン,家族歴と一致する条件のテーブル行
に書かれた危険率を抽出し,将来の検査異常の発生する
危険性を予測する方法を提供するとともに,該方法に基
づき,受診者に関して将来発症の可能性のある疾病の予
防に適した健康教育用画面をデータベースから検索・表
示するシステムを提供し,本人の現在の検査値,性,年
齢,生活習慣,家族歴に基づいて疾病発症予防に効果的
な健康教育を支援することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題を解決す
るため,本発明の検査異常発生予測方法は,検査項目毎
に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣パター
ン別,さらに必要に応じて家族歴別に検査異常の発生す
る危険率を保持する検査異常発生予測テーブルを用い
て,受診者の健診結果から,該受診者が将来,検査異常
を起こす危険率を予測することを特徴とする。
【0012】また,上記検査異常発生予測方法において
用いる検査異常発生予測テーブルを,健診データベース
から,受診者の健診データを連続年数毎に抽出し,各検
査毎に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣パ
ターン別,さらに必要に応じて家族歴別に分類し,各分
類に属する受診者が連続受診年の初年度を基準にそれ以
降の年度に検査異常を起こす危険率を統計的に算出して
作成することを特徴する。
【0013】以上の検査異常発生予測方法および検査異
常発生予測テーブル作成方法をコンピュータによって実
行するためのプログラムは,コンピュータが読み取り可
能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクな
どの適当な記録媒体に格納することができる。
【0014】また,本発明の健康教育支援システムは,
健康診断受診者IDにより,健診データベースから該受
診者の健診データを検索する健診データ検索部と,該受
診者の健診データから将来の検査異常の予測を行う検査
異常発生予測部と,該検査異常発生予測部が検査異常予
測を行うための情報を保持する検査異常発生予測テーブ
ルと,該検査異常発生予測部が予測した将来異常の起こ
る危険性のある検査に関連する疾病の予防に関する健康
教育情報を健康教育情報データベースから検索し,表示
する健康教育情報検索・表示部とを備えることを特徴と
する。
【0015】また,上記健康教育支援システムにおい
て,検査異常発生予測部は,上記検査異常発生予測方法
に基づく方法により危険率を求め,該危険率が予め定め
られた値を超えた検査項目の情報を健康教育情報検索・
表示部に転送することを特徴とする。
【0016】上記健康教育支援システムにおいて用いる
検査異常発生予測テーブルは,健診データベースから,
受診者の健診データを連続年数毎に抽出し,各検査毎に
検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣パターン
別,さらに必要に応じて家族歴別に分類し,各分類に属
する受診者が連続受診年の初年度を基準にそれ以降の年
度に検査異常を起こす危険率を統計的に算出して作成さ
れる。
【0017】また,上記健康教育支援システムにおい
て,健康教育情報データベースは,異常のある検査項目
に関連する疾病が記述されたインデックス部と,各疾病
毎にその概要と予防方法が示された健康教育画面部から
なることを特徴とする。
【0018】健康教育情報検索・表示部は,検査異常発
生予測部から出力される検査項目をもとにその検査項目
に関連する疾病を上記健康教育データベースの中から検
索し,検索結果の疾病予防に関する健康教育情報を表示
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は,本発明に係る検査異常発生予測装
置の構成例を示す。健診データ入力部11は,受診者の
健診データを入力する。受診者健診データ解析部12
は,健診データ入力部11が入力した健診データから,
検査項目毎の検査値,性,年齢,生活習慣問診情報,家
族の疾病情報(家族歴という)を抽出し,検査値ランク
付け部121,年齢階級分類部122,生活習慣パター
ン作成部123,家族疾病番号割り当て部124を用い
て,受診者の各検査項目の情報を分類する。
【0021】検査値ランク付け部121は,各検査項目
の検査値を所定の基準に従ってランク付けする。年齢階
級分類部122は,受診者の年齢を所定の区分に従って
分類する。生活習慣パターン作成部123は,生活習慣
問診情報から各生活習慣項目が健康的であるか否かを示
す生活習慣パターンを作成する。家族疾病番号割り当て
部124は,家族歴中に本予測で対象としている疾病が
あれば,予め定めた疾病番号を割り当てる。
【0022】検査異常発生予測テーブル20は,検査項
目毎に,検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣
パターン別,家族歴別に,検査異常の発生する危険率を
保持する。この危険率は,受診者の現在の生活習慣が続
いた場合に,i年後(i=1〜N)までに,当該検査項
目についての検査異常が発生する確率である。
【0023】検査異常発生予測テーブル検索部13は,
受診者健診データ解析部12によって分類した各検査項
目の分類情報(検査値ランク,性,年齢階級,生活習慣
パターン,家族歴疾病番号)に従って,検査異常発生予
測テーブル20を検索し,該当するレコードの危険率を
読み出す。検査項目毎の検査異常発生危険率出力部14
は,検査異常発生予測テーブル検索部13によって読み
出した危険率を検査異常発生予測結果として出力する。
【0024】以下,図1に示す検査異常発生予測装置に
よる検査異常発生の予測方法について,さらに詳細に説
明する。図2は,本発明における検査異常発生予測方法
の各受診者に関して,0年後(現在),1年後,2年
後,…,N年後の検査異常発生の危険率を算出する処理
フローを示したものである。
【0025】受診者の健診データは,図3および図4に
示す健診データベースのように,通常,受診者IDを含
む管理情報,身長,体重等の身体計測情報,血圧,コレ
ステロール等の医学検査情報,飲酒習慣,喫煙等の生活
習慣問診情報,既往歴・家族歴情報,総合判定情報から
なる。また,血圧,コレステロール等の医学検査では,
その検査結果に異常が認められるか否かの判定情報が付
加される。図4(D)の例では,異常が認められる検査
項目には,‘*’の印が付加されているが,異常を表す
記号は健診機関によって異なる。検査異常判定の基準は
医学会等である程度は決められているが,健診の機関に
依存するものもある。
【0026】図2に戻り,ステップS10では,受診者
の健診データの中から対象とするK個の検査項目の検査
値,各検査項目の判定情報,性,年齢,生活習慣,家族
歴を抽出し,検査値はその値でランク付けをする。ラン
ク付けの意味は,例えば収縮期血圧が110の場合と1
30の場合では,高血圧を発症する危険率が異なるため
に,検査値にランクを与えて区別することにある。検査
値は任意の階級にランク付けしてもよいが,実用的に
は,その検査値のヒストグラム等を参照して,正常範囲
の中を5〜10程度に分け,ランク付けするのが現実的
である。
【0027】図5(A)は,収縮期血圧値のヒストグラ
ムを示したものであり,このようなヒストグラムを参考
にして,5階級にランク付けをした例を,図5(B)に
示している。検査値のランク付けの階級は,検査項目毎
に異なってもかまわない。年齢階級は任意に設定でき,
例えば40歳未満,40歳以上の2階級にしたり,5歳
または10歳というような適当な年齢幅で年齢階級を設
定したりすることもできる。
【0028】生活習慣については,本実施の形態では,
図6に示す項目を対象として説明するが,他の生活習慣
に変更追加があっても本発明の構成,効果に変りはな
い。図6には,各生活習慣毎に健康的な基準の例を示し
ている。肥満の生活習慣項目におけるBMI(Body Mass
Index) は,体重(kg)を身長(m)の二乗で割った
値である。
【0029】各生活習慣項目が健康的であるか否かを図
6に示す基準に従って判定し,記号列化したものを生活
習慣パターンと呼ぶ。例えば肥満,飲酒,喫煙,運動習
慣,睡眠時間,間食,朝食の順で健康的,健康的,不健
康,不健康,健康,健康,不健康とした場合,健康に記
号○を,不健康に記号×を割り当てて作られた記号列
○,○,×,×,○,○,×を生活習慣パターンとす
る。生活習慣パターンの作成では,生活習慣項目の並び
を常に一定にしておかなければならない。
【0030】家族歴は,高血圧,糖尿病,高脂血症,高
尿酸血症等,医学的に遺伝的要因が強いと認められるも
のを対象とし,例えば,高血圧には1,糖尿病には2の
ように各疾病に番号を割り当て,家族歴の疾病で対象と
しないものには番号は割り当てない。なお,この家族歴
については,本発明において省略した実施も可能であ
る。以上が図2のステップS10での処理である。
【0031】次に,ステップS11では,対象検査項目
の1からKに対し,ステップS12,S13あるいはS
14の処理を繰り返すため,ループ変数kに1を代入
し,初期化する。続いてステップS12では,番号kの
検査項目が異常でないかを判定する。異常の判定には,
図3に示す健診データの該当する検査項目の判定情報を
調べればよい。
【0032】異常であればステップS13の処理に入
り,該検査項目の0年後からN年後の異常発生危険率を
1に設定する。番号kの検査項目に異常が見られないな
ら,ステップS14の処理に入り,図7に示す検査異常
発生予測テーブルを参照し,検査番号(検査項目の番
号)kの図2のステップS10で求めた,検査値ラン
ク,性,年齢階級,生活習慣パターン,家族歴疾病番号
の一致するテーブル行を検索し,該当する行に書かれた
1年後,2年後,…,N年後の異常の発生する危険率α
(k)siを抽出する。なお,危険率α(k)siの添字s
はs年後の危険率であることを表し,添字iは検査番号
kについてのi番目のテーブル行であることを表してい
る。
【0033】ここで,図7の危険率が意味するものは,
初年度の検査項目の検査値ランク,年齢階級の受診者が
現在の生活習慣パターンを今後続けて行ったとき,1年
後,2年後,…,N年後までに当該検査で異常が起こる
確率であり,s≦tならばα(k)si≦α(k)tiとな
る関係が成立する。
【0034】健康教育では,受診者に生活習慣の是正を
促すことが重要な目的の一つでもあるので,現在の生活
習慣を続けたとした場合の将来検査異常が起こる危険率
は,健康教育に有効な情報である。図7に示す検査異常
発生予測テーブルの検査値ランク,年齢階級,家族歴疾
病番号は,ステップS10で述べたものと同じものとす
る。検査異常発生予測テーブルにおける生活習慣パター
ンでは,健康,不健康を問題にしない“don't care”を
意味する記号を導入している。例えば,図6に示すよう
に7つの生活習慣を考えた場合,27 の組み合せが起こ
るが,ある検査項目おいては,その異常発生に有意に働
かない生活習慣があるため,それらの生活習慣をdon't
care‘−’とし,疫学的に意味のない組合せを除き,組
合せ数を減少させた。
【0035】図7の例では,健康,不健康,don't care
をそれぞれ記号○,×,−で表しており,図7の検査異
常発生予測テーブルにおける一行目の生活習慣パターン
「○,○,○,○,○,−,−」は,受診者の生活習慣
が,肥満,飲酒,喫煙,運動習慣,睡眠時間が○(健康
的)であれば,間食,朝食は無視してこのパターンと一
致したとみなすものである。
【0036】ステップS15,ステップS16は,対象
とする全検査項目に対して,ステップS12,S13,
S14の処理が行われたか否かを調べるためのステップ
であり,ループ変数kがKを超えた時点で全体の処理は
終了する。
【0037】以上述べたように,本処理は,各検査項目
毎に受診者の検査値ランク,性,年齢階級,生活習慣パ
ターン,家族歴の疾病番号が図7に示す検査異常発生予
測テーブルの対応する欄に一致するものを検索し,該当
する行の中に書かれている1〜N年後の危険率を抽出す
るもので,該検査異常発生予測テーブルが予測に重要な
役割を果たしている。
【0038】続いて,図3および図4に示す健診データ
ベースから検査異常発生予測テーブルを作成する手順に
ついて説明する。危険率を求める方法は,検査項目には
依存しないので,ここでは,ある検査項目kについて説
明する。
【0039】図8は検査異常発生予測テーブル作成の手
順を示した処理フローチャートである。ステップS20
では,1年後,2年後,…,N年後の危険率を求めるた
めに,ループ変数iにNを代入する。本フローのステッ
プS21,S22,S23では,後から述べる理由で,
N,N−1,…,1と処理するため,iの初期値はNと
する。次にステップS21では,健診データベース中の
健診データに対し,i+1年間連続して受診した受診者
のデータを取り出し,受診年月日の古い順に並べる。こ
こでi年後の危険率を算出するのにi+1年間連続した
データを必要とするのは,i+1年後の健診データの異
常の判定を調べる必要があるからである。
【0040】ここで,説明を簡単にするため,健診デー
タベースの中には,各受診者の健診データは,各年度1
件以下(0件はその年当該健診機関で受診していないこ
とを意味する)しかないと仮定する。ステップS22で
は,連続年の初年度以前に検査項目kに異常が認められ
るか否かを調べ,異常がある場合には,ステップS21
に戻る。もし,異常が見られなければ,連続年の初年度
の年齢,検査値から年齢階級,検査値ランクを求め,
性,生活習慣パターン,家族歴疾病番号が一致するグル
ープに健診データを登録する。以上の処理をn=N,N
−1,…,1と続ける。N,N−1,…,1の順で処理
を行なうのは,n>mの場合にn年連続ならばm年連続
となるので,もし1,2,…,Nの順で続けると,数値
の大きいn年のデータが抽出されなくなるからである。
【0041】さて,性,年齢階級,検査値ランク,生活
習慣パターン,家族歴疾病番号のすべての組合せに関
し,各組み合わせのグループGic(i=1,2,…,
N)には統計処理可能な十分なデータ含まれているとす
る。なお,添字cは分類のインデックスを示す。もし,
データ数が0もしくは非常に少ないGic(i=1,2,
…,N)が存在する場合には,年齢階級,検査値ラン
ク,生活習慣パターン,家族歴疾病番号の分類数を少な
くすればよい(生活習慣パターンでは“don't care”の
数を増やす)。
【0042】ステップS26は,以上述べたようにして
作られた全てのグループG1c,G2c,…,GNcに対し,
T(Gic)をグループGicの受診者数,At (Gic)を
グループGicの受診者のなかでt年後(t≦i)に検査
異常が初めて認められた受診者数としたとき,分類cで
のt年後の危険率Rtcを下式で求め,検査異常発生予測
テーブルの所定の欄に書き込む処理を示している。
【0043】[式1]t=1の場合 R1c=Σi=1 N 1 (Gic)/Σi=1 N T(Gic) [式2]t>1の場合 Rtc=Σj=1 t Σi=j N j (Gic)/{Σi=t N
(Gic)+Σj=1 t-1 Σi=j t-1 j (Gic)} 図9は,以上述べてきた危険率の算出方法の説明図であ
る。
【0044】図9(A)のテーブルは,健診データベー
スの中に最大8年間分の受診者のデータが存在するとし
たとき,各受診者毎に健診データを古い年度から新しい
年度に並べたものを表しており,テーブルの左横の数値
は受診者IDを,テーブルの上の数値は受診回数を意味
する。
【0045】受診回数は受診年月日とは独立の概念であ
り,例えば受診者IDが1の1回目の受診年月日は19
90年,受診者IDが2の1回目は1992年というよ
うに時間的に異なってもよい。テーブルの中のL1,L
2,L3は,生活習慣パターンを表し(説明を簡単にす
るため,生活習慣パターンは3種類とする),記号
「−」はその回の健診データが健診データベース内に存
在しないことを,網掛けの欄は,その回で異常が見られ
たことを表している。
【0046】図9を用いて生活習慣パターンL1に関
し,1〜5年後までの危険率の求め方について説明す
る。まず,図9(A)のテーブルを走査し,5年連続,
4年連続,3年連続,…,1年連続として抽出し,連続
年の初年度,例えば受診者IDが3では,3回目のデー
タの年齢,検査値から年齢階級,検査値ランクを求め
る。このとき,連続年の初年度以前に異常の見られたも
のは除外する。
【0047】次に,性,年齢階級,検査値ランク,生活
習慣パターン,家族歴疾病番号の一致するものをグルー
プ化する。図9(A)のテーブルの○で囲まれたID番
号の受診者は,性,年齢階級,検査値ランク,生活習慣
パターン,家族歴疾病番号が一致しているものとし,該
受診者を連続年数毎に並べたテーブルを図9(B)に示
す。グループ名をG5c,G4c,G3c,G2c,G1cとす
る。
【0048】図9(C)は,図9(B)から得られる係
数値を示している。図9(B)のグループ分けに関する
図8のフローのステップS26での係数T(Gic)とA
t (Gic)を求めると,図9(C)に書かれた値にな
り,この値を[式1],[式2]に代入して求めた危険
率が,図9(D)に示すようにそれぞれ,R1c=0.0
8,R2c=0.1,R3c=0.29,R4c=0.33,
5c=0.6となる。
【0049】図10は,本発明に係る健康教育支援シス
テムの構成図である。健康教育支援システムの健診デー
タ検索部30は,入力された受診者ID(受診者氏名コ
ード)により健診データベース40から該受診者の最近
の健診データを取り出し,検査異常発生予測部10に送
る。最近の健診データの取り出しには,図3および図4
に示す内容の中の受診年月日を参照して行う。
【0050】検査異常発生予測部10は,図1に示す処
理手段を持ち,検査異常発生予測テーブル20の情報を
使い,予め定めた範囲での将来の検査異常の発生危険率
を求め,予め定めれた値を超える危険率を有する検査項
目を健康教育情報検索・表示部50に送る。
【0051】健康教育情報検索・表示部50は,検査異
常発生予測部10から送られてきた検査項目をもとに,
健康教育情報データベース60から,該検査項目の異常
に関連する疾病の概要および予防の方法について説明し
た画面を検索・表示する。
【0052】以上に述べたシステムは通常のパーソナル
コンピュータ,ワークステーション等の既存のコンピュ
ータで実現でき,受診者IDはキーボードで入力する
か,もしくはICカード,磁気カードに記録されたID
番号をカード読取り装置を用いて入力できる。健診デー
タベース40,検査異常発生予測テーブル20は,磁気
ディスク装置等の外部記憶装置に記憶される。検査異常
発生予測部10の処理および検査異常発生予測テーブル
作成は,図2,図8のフローに基づく手順をプログラム
として実現し,該プログラムを記録する媒体に保有し
て,必要時にコンピュータ上に読み込ませ実行させるこ
とにより実現できる。
【0053】図11は,健康教育情報データベースの構
造を示したもので,健康教育情報データベースは,検査
異常に関する条件と該検査異常に関連する疾病毎の予防
教育画面が格納されている画面ファイルの位置を示すポ
インターからなるインデックス部61と,疾病予防教育
画面が格納されている疾病予防教育画面部62からな
る。健康教育情報検索・表示部50は,検査異常発生予
測部10から送られてきた検査異常の情報とインデック
ス部61の条件とを照合し,条件を満足する行が存在し
たとき,該当行に書かれているポインター情報を使って
該当する疾病予防のための教育画面を読み出し表示す
る。
【0054】図12は,高血圧予防に関する健康教育画
面の一例を示したもので,上部に該受診者の氏名,性,
年齢,該当する検査値が表示され,続いて,将来の検査
異常になる危険率が表示されるとともに,疾病の概要と
疾病の予防方法が示されている。
【0055】
【発明の効果】以上のように,本発明によれば,受診者
の性,年齢,生活習慣パターン,家族歴,最近の検査値
から,将来,検査異常を起こす危険率を求め,危険率の
高い人には,その検査異常が引き起こす疾病に関する予
防のための健康教育画面を表示することができ,これに
より医療スタッフが受診者の健康状態,生活習慣,家族
等から将来発症のおそれのある疾病を予測し,その疾病
の予防に効果のある木目細かい健康教育を,医療スタッ
フに負荷をかけることなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検査異常発生予測装置の構成例を示す図であ
る。
【図2】検査異常発生の危険率を算出する処理フローチ
ャートである。
【図3】健診データベースの例を示す図である。
【図4】健診データベースの例を示す図である。
【図5】収縮期血圧値のヒストグラムとランク付けの例
を示す図である。
【図6】生活習慣項目と健康的生活習慣の基準の例を示
す図である。
【図7】検査異常発生予測テーブルの例を示す図であ
る。
【図8】検査異常発生予測テーブルを作成する処理フロ
ーチャートである。
【図9】危険率の算出方法の説明図である。
【図10】健康教育支援システムの構成図である。
【図11】健康教育情報データベースの構造図である。
【図12】高血圧予防教育の画面例を示す図である。
【符号の説明】
11 健診データ入力部 12 受診者健診データ解析部 121 検査値ランク付け部 122 年齢階級分類部 123 生活習慣パターン作成部 124 家族疾病番号割り当て部 13 検査異常発生予測テーブル検索部 14 検査項目毎の検査異常発生危険率出力部 10 検査異常発生予測部 20 検査異常発生予測テーブル 30 健診データ検索部 40 健診データベース 50 健康教育情報検索・表示部 60 健康教育情報データベース 61 インデックス部 62 疾病予防教育画面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 健太郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大塚 作一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査項目毎に受診者が将来検査異常を起
    こす危険率を予測する装置であって,検査項目毎に検査
    値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣パターン別
    に,またはさらに家族歴別に,検査異常の発生する危険
    率を保持する検査異常発生予測テーブルと,受診者の健
    診データを入力する手段と,入力した健診データから,
    前記検査異常発生予測テーブルを検索するための検査項
    目毎の検査値ランク,性,年齢階級,生活習慣パター
    ン,またはさらに家族歴の検索情報を抽出または生成す
    る手段と,前記検索情報を用いて前記検査異常発生予測
    テーブルを検索し,該当する検査項目に対して検査異常
    の発生する危険率を読み出す手段とを備えることを特徴
    とする検査異常発生予測装置。
  2. 【請求項2】 検査項目毎に受診者が将来検査異常を起
    こす危険率を予測する方法であって,受診者の健診デー
    タを入力する過程と,入力した健診データを解析するこ
    とにより,検査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階
    級別,生活習慣パターン別,またはさらに家族歴別に検
    査異常の発生する危険率を保持する検査異常発生予測テ
    ーブルを検索するための検査項目毎の検査値ランク,
    性,年齢階級,生活習慣パターン,またはさらに家族歴
    の検索情報を抽出または生成する過程と,前記検索情報
    を用いて前記検査異常発生予測テーブルを検索する過程
    と,前記検査異常発生予測テーブルの検索結果に基づき
    該当する検査項目に対して検査異常の発生する危険率を
    出力する過程とを有することを特徴とする検査異常発生
    予測方法。
  3. 【請求項3】 検査項目毎に受診者が将来検査異常を起
    こす危険率を予測するために用いる検査異常発生予測テ
    ーブルを作成する方法であって,多数の受診者の健診デ
    ータが格納された健診データベースから受診者の健診デ
    ータを連続年数毎に抽出する過程と,抽出した健診デー
    タを,各検査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階級
    別,生活習慣パターン別,またはさらに家族歴別に分類
    する過程と,各分類に属する受診者が連続受診年の初年
    度を基準にそれ以降の年度に検査異常を起こす危険率を
    統計的に算出する過程と,算出した危険率をもとに,検
    査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習
    慣パターン別に,またはさらに家族歴別に,検査異常の
    発生する危険率を保持する検査異常発生予測テーブルを
    作成する過程とを有することを特徴とする検査異常発生
    予測テーブル作成方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータによって検査項目毎に受診
    者が将来検査異常を起こす危険率を予測するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって,受診者の健診デー
    タを入力する処理と,入力した健診データを解析するこ
    とにより,検査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階
    級別,生活習慣パターン別,またはさらに家族歴別に検
    査異常の発生する危険率を保持する検査異常発生予測テ
    ーブルを検索するための検査項目毎の検査値ランク,
    性,年齢階級,生活習慣パターン,またはさらに家族歴
    の検索情報を抽出または生成する処理と,前記検索情報
    を用いて前記検査異常発生予測テーブルを検索する処理
    と,前記検査異常発生予測テーブルの検索結果に基づき
    該当する検査項目に対して検査異常の発生する危険率を
    出力する処理とを,コンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したことを特徴とする検査異常発生予測
    プログラム記録媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータによって検査項目毎に受診
    者が将来検査異常を起こす危険率を予測するために用い
    る検査異常発生予測テーブルを作成するためのプログラ
    ムを記録した記録媒体であって,多数の受診者の健診デ
    ータが格納された健診データベースから受診者の健診デ
    ータを連続年数毎に抽出する処理と,抽出した健診デー
    タを,各検査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階級
    別,生活習慣パターン別,またはさらに家族歴別に分類
    する処理と,各分類に属する受診者が連続受診年の初年
    度を基準にそれ以降の年度に検査異常を起こす危険率を
    統計的に算出する処理と,算出した危険率をもとに,検
    査項目毎に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習
    慣パターン別に,またはさらに家族歴別に,検査異常の
    発生する危険率を保持する検査異常発生予測テーブルを
    作成する処理とを,コンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したことを特徴とする検査異常発生予測
    テーブル作成プログラム記録媒体。
  6. 【請求項6】 健康教育を支援する装置であって,検査
    項目毎に健診データの分類に応じて検査異常の発生する
    危険率を保持する検査異常発生予測テーブルと,各検査
    項目に関連する疾病の予防に関する健康教育情報を保持
    する健康教育情報データベースと,受診者の健診データ
    から,前記検査異常発生予測テーブルを用いて将来の検
    査異常の予測を行う検査異常発生予測部と,該検査異常
    発生予測部が予測した将来異常の起こる危険性の高い検
    査項目に関連する疾病の予防に関する健康教育情報を,
    前記健康教育情報データベースから検索し,表示する健
    康教育情報検索・表示部とを備えることを特徴とする健
    康教育支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の健康教育支援システムに
    おいて,前記検査異常発生予測テーブルは,検査項目毎
    に検査値ランク別,性別,年齢階級別,生活習慣パター
    ン別に,またはさらに家族歴別に,検査異常の発生する
    危険率を保持し,前記検査異常発生予測部は,健診デー
    タを解析することにより,検査項目毎の検査値ランク,
    性,年齢階級,生活習慣パターン,またはさらに家族歴
    の検索情報を抽出または生成し,前記検査異常発生予測
    テーブルを検索することにより危険率を求め,該危険率
    が予め定められた値を超えた検査項目の情報を前記健康
    教育情報検索・表示部に転送することを特徴とする健康
    教育支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の健康教育
    支援システムにおいて,前記健康教有情報データベース
    は,異常のある検査項目に関連する疾病が記述されたイ
    ンデックス部と各疾病毎にその概要と予防方法が示され
    た画面情報を保持する健康教育画面部とからなることを
    特徴とする健康教育支援システム。
JP2000375951A 2000-12-11 2000-12-11 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム Pending JP2002183647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000375951A JP2002183647A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000375951A JP2002183647A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002183647A true JP2002183647A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18844884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000375951A Pending JP2002183647A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002183647A (ja)

Cited By (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004305674A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Dainakomu:Kk 易罹患性解析方法とそのソフトウェア
JP2005250583A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Omron Healthcare Co Ltd 健康度推定システム、信頼度情報記憶装置及び健康度推定方法
JP2006053628A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ntt Data Corp 発症リスク算出システム及びプログラム
JP2006119985A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Univ Of Yamanashi 生活習慣改善提示システム
JP2006163489A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Ntt Data Corp 発症確率算出装置、および、プログラム
JP2006185396A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Higashi Nihon Medicom Kk 生体リズムを加味した診断治療支援システム
KR100673309B1 (ko) 2005-04-25 2007-01-24 김건형 잔여수명 예측시스템 및 그 예측서버 제어방법
JP2007265347A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Hitachi Software Eng Co Ltd 健康指導支援装置、システム、及びプログラム
JP2007310632A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Taito Corp 分身健康・体型予測システム
JP2009106681A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 傾向予測装置及び傾向予測システム
JP2009110279A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Hitachi Software Eng Co Ltd 健康指導支援サーバ及びそのシステム
JP2009134713A (ja) * 2007-11-06 2009-06-18 Wise Solutions Co Ltd プロジェクト管理情報生成装置、プロジェクト管理情報生成方法、プロジェクト管理情報生成プログラム、および電子カルテ情報生成装置
JP2011022857A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Tokyo Women's Medical College 臨床検査データ解析表示装置
JP2012150750A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Kddi Corp ユーザの行動文から結果イベントを予測する予測プログラム、予測装置及び方法
US8315883B2 (en) 2006-09-25 2012-11-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Examination-item-selection device, an examination-item-selection method, and an examination-item-selection program
JP2014038542A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Panasonic Corp 生体情報処理装置、生体情報処理方法、生体情報処理プログラム及び生体情報処理プログラム記録媒体
JP2015087876A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社東芝 検索装置及び検索方法
JP2016095684A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 Kddi株式会社 予測モデル構築装置及びプログラム
WO2017191847A1 (ja) * 2016-05-04 2017-11-09 理香 大熊 将来像予測装置
US9889311B2 (en) 2015-12-04 2018-02-13 Saudi Arabian Oil Company Systems, protective casings for smartphones, and associated methods to enhance use of an automated external defibrillator (AED) device
US9949640B2 (en) 2011-07-05 2018-04-24 Saudi Arabian Oil Company System for monitoring employee health
US9962083B2 (en) 2011-07-05 2018-05-08 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving biomechanical health of employees
KR101876858B1 (ko) * 2017-03-13 2018-07-11 삼성화재해상보험 주식회사 질병 발현 예측 및 컨설팅 시스템
US10058285B2 (en) 2011-07-05 2018-08-28 Saudi Arabian Oil Company Chair pad system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
US10108783B2 (en) 2011-07-05 2018-10-23 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and computer-implemented methods for monitoring health of employees using mobile devices
JP2018200567A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 一般財団法人日本気象協会 コンピュータプログラム、端末、方法およびサーバ
CN109545387A (zh) * 2018-10-30 2019-03-29 平安科技(深圳)有限公司 一种基于神经网络的异常病例识别方法及计算设备
US10307104B2 (en) 2011-07-05 2019-06-04 Saudi Arabian Oil Company Chair pad system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
JP2019194773A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 プリベントメディカル株式会社 疾患早期発見情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US10475351B2 (en) 2015-12-04 2019-11-12 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and methods for management training systems
WO2020040431A1 (ko) * 2018-08-24 2020-02-27 주식회사 클리노믹스 환경적 요인 변화에 따른 질병 발생 위험도 변동 시각화 장치 및 방법
US10628770B2 (en) 2015-12-14 2020-04-21 Saudi Arabian Oil Company Systems and methods for acquiring and employing resiliency data for leadership development
US10642955B2 (en) 2015-12-04 2020-05-05 Saudi Arabian Oil Company Devices, methods, and computer medium to provide real time 3D visualization bio-feedback
JP2020166441A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社スギ薬局 生体情報に基づく健康状態推定方法および健康状態推定装置
US10824132B2 (en) 2017-12-07 2020-11-03 Saudi Arabian Oil Company Intelligent personal protective equipment
CN113782201A (zh) * 2021-08-20 2021-12-10 武汉心络科技有限公司 健康风险的评估方法、终端及存储介质
WO2022099668A1 (zh) * 2020-11-16 2022-05-19 四川大学华西医院 一种基于家族遗传病与体征数据关联的精准健康管理与风险预警方法及系统

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004305674A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Dainakomu:Kk 易罹患性解析方法とそのソフトウェア
JP2005250583A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Omron Healthcare Co Ltd 健康度推定システム、信頼度情報記憶装置及び健康度推定方法
JP4499503B2 (ja) * 2004-08-10 2010-07-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 発症リスク算出システム及びプログラム
JP2006053628A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ntt Data Corp 発症リスク算出システム及びプログラム
JP2006119985A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Univ Of Yamanashi 生活習慣改善提示システム
JP4604193B2 (ja) * 2004-10-22 2010-12-22 国立大学法人山梨大学 生活習慣改善提示システム
JP2006163489A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Ntt Data Corp 発症確率算出装置、および、プログラム
JP2006185396A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Higashi Nihon Medicom Kk 生体リズムを加味した診断治療支援システム
KR100673309B1 (ko) 2005-04-25 2007-01-24 김건형 잔여수명 예측시스템 및 그 예측서버 제어방법
JP2007265347A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Hitachi Software Eng Co Ltd 健康指導支援装置、システム、及びプログラム
JP2007310632A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Taito Corp 分身健康・体型予測システム
US8315883B2 (en) 2006-09-25 2012-11-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Examination-item-selection device, an examination-item-selection method, and an examination-item-selection program
JP2009110279A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Hitachi Software Eng Co Ltd 健康指導支援サーバ及びそのシステム
JP2009106681A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 傾向予測装置及び傾向予測システム
JP2009134713A (ja) * 2007-11-06 2009-06-18 Wise Solutions Co Ltd プロジェクト管理情報生成装置、プロジェクト管理情報生成方法、プロジェクト管理情報生成プログラム、および電子カルテ情報生成装置
JP2011022857A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Tokyo Women's Medical College 臨床検査データ解析表示装置
JP2012150750A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Kddi Corp ユーザの行動文から結果イベントを予測する予測プログラム、予測装置及び方法
US9949640B2 (en) 2011-07-05 2018-04-24 Saudi Arabian Oil Company System for monitoring employee health
US10307104B2 (en) 2011-07-05 2019-06-04 Saudi Arabian Oil Company Chair pad system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
US10206625B2 (en) 2011-07-05 2019-02-19 Saudi Arabian Oil Company Chair pad system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
US10108783B2 (en) 2011-07-05 2018-10-23 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and computer-implemented methods for monitoring health of employees using mobile devices
US10058285B2 (en) 2011-07-05 2018-08-28 Saudi Arabian Oil Company Chair pad system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
US10052023B2 (en) 2011-07-05 2018-08-21 Saudi Arabian Oil Company Floor mat system and associated, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving health and productivity of employees
US9962083B2 (en) 2011-07-05 2018-05-08 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and computer-implemented methods for monitoring and improving biomechanical health of employees
JP2014038542A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Panasonic Corp 生体情報処理装置、生体情報処理方法、生体情報処理プログラム及び生体情報処理プログラム記録媒体
JP2015087876A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社東芝 検索装置及び検索方法
JP2016095684A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 Kddi株式会社 予測モデル構築装置及びプログラム
US10475351B2 (en) 2015-12-04 2019-11-12 Saudi Arabian Oil Company Systems, computer medium and methods for management training systems
US9889311B2 (en) 2015-12-04 2018-02-13 Saudi Arabian Oil Company Systems, protective casings for smartphones, and associated methods to enhance use of an automated external defibrillator (AED) device
US10642955B2 (en) 2015-12-04 2020-05-05 Saudi Arabian Oil Company Devices, methods, and computer medium to provide real time 3D visualization bio-feedback
US10628770B2 (en) 2015-12-14 2020-04-21 Saudi Arabian Oil Company Systems and methods for acquiring and employing resiliency data for leadership development
JPWO2017191847A1 (ja) * 2016-05-04 2019-05-16 理香 大熊 将来像予測装置
WO2017191847A1 (ja) * 2016-05-04 2017-11-09 理香 大熊 将来像予測装置
KR101876858B1 (ko) * 2017-03-13 2018-07-11 삼성화재해상보험 주식회사 질병 발현 예측 및 컨설팅 시스템
JP2018200567A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 一般財団法人日本気象協会 コンピュータプログラム、端末、方法およびサーバ
TWI744512B (zh) * 2017-05-26 2021-11-01 一般財團法人日本氣象協會 電腦程式、終端機、預測方法及伺服器
JP7025131B2 (ja) 2017-05-26 2022-02-24 一般財団法人日本気象協会 コンピュータプログラム、端末、方法およびサーバ
US10824132B2 (en) 2017-12-07 2020-11-03 Saudi Arabian Oil Company Intelligent personal protective equipment
JP2019194773A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 プリベントメディカル株式会社 疾患早期発見情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
WO2020040431A1 (ko) * 2018-08-24 2020-02-27 주식회사 클리노믹스 환경적 요인 변화에 따른 질병 발생 위험도 변동 시각화 장치 및 방법
CN109545387A (zh) * 2018-10-30 2019-03-29 平安科技(深圳)有限公司 一种基于神经网络的异常病例识别方法及计算设备
CN109545387B (zh) * 2018-10-30 2024-02-27 平安科技(深圳)有限公司 一种基于神经网络的异常病例识别方法及计算设备
JP2020166441A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社スギ薬局 生体情報に基づく健康状態推定方法および健康状態推定装置
JP7126472B2 (ja) 2019-03-28 2022-08-26 株式会社スギ薬局 生体情報に基づく健康状態推定方法および健康状態推定装置
WO2022099668A1 (zh) * 2020-11-16 2022-05-19 四川大学华西医院 一种基于家族遗传病与体征数据关联的精准健康管理与风险预警方法及系统
CN113782201A (zh) * 2021-08-20 2021-12-10 武汉心络科技有限公司 健康风险的评估方法、终端及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002183647A (ja) 検査異常発生予測装置,検査異常発生予測方法,検査異常発生予測テーブル作成方法およびそれらのプログラム記録媒体,並びに健康教育支援システム
AU2005307823B2 (en) Systems and methods for predicting healthcare related risk events and financial risk
US20030065241A1 (en) Medical risk assessment system and method
Luo et al. A preliminary dual-energy X-ray absorptiometry-based finite element model for assessing osteoporotic hip fracture risk
Lindenauer et al. Quality of care for patients hospitalized with heart failure: assessing the impact of hospitalists
JPWO2016120955A1 (ja) 行動予測装置、行動予測装置の制御方法、および行動予測装置の制御プログラム
Doppala et al. A reliable machine intelligence model for accurate identification of cardiovascular diseases using ensemble techniques
Golmohammadi et al. Prediction modeling and pattern recognition for patient readmission
US20210151140A1 (en) Event Data Modelling
WO2009083886A1 (en) Presenting patient relevant studies for clinical decision making
Shaterian et al. Predictors of hand function following digit replantation: quantitative review and meta-analysis
US20210304857A1 (en) Medical indication determination using neural network prediction engine
Kabrhel et al. The contribution of the subjective component of the Canadian Pulmonary Embolism Score to the overall score in emergency department patients
WO2016006042A1 (ja) データ分析装置、データ分析装置の制御方法、およびデータ分析装置の制御プログラム
JP7300973B2 (ja) 保健医療データ分析システム及び保健医療データ分析方法
JP7315165B2 (ja) 診断支援システム
Ketpupong et al. Applying text mining for classifying disease from symptoms
Wang et al. Nationwide hospital admission data statistics and disease-specific 30-day readmission prediction
Juliet Investigations on Machine Learning Models for Mental Health Analysis and Prediction
Varner et al. Maternal emergency department use before pregnancy and infant emergency department use after birth
CN113140323A (zh) 一种健康画像生成方法、系统、介质及服务器
Tai et al. Finding discriminatory features from electronic health records for depression prediction
Mallory et al. Nursing care hours of patients receiving varying amounts and types of consultation/liaison services
EP1259156A1 (en) Medical risk assessment system and method
Mandava MDensNet201-IDRSRNet: Efficient cardiovascular disease prediction system using hybrid deep learning

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712