JP2002183559A - 常備品の管理システム及び常備品の発注システム - Google Patents

常備品の管理システム及び常備品の発注システム

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JP2002183559A
JP2002183559A JP2000384767A JP2000384767A JP2002183559A JP 2002183559 A JP2002183559 A JP 2002183559A JP 2000384767 A JP2000384767 A JP 2000384767A JP 2000384767 A JP2000384767 A JP 2000384767A JP 2002183559 A JP2002183559 A JP 2002183559A
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JP2000384767A
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Mikihiko Ito
幹彦 伊藤
Yuji Hiyama
裕二 檜山
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Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の格納場所に応じて設けられ
た仮想格納庫により常備品の在庫を一括管理することが
出来る常備品の管理システム及び複数の販売者が提供す
る販売情報から所望する価格や品質の常備品を選択して
発注出来る常備品の発注システムを提供することを可能
にすることを目的としている。 【解決手段】 購入者1は常備品を格納する複数の格納
場所に応じて作成された仮想格納庫画面7、格納庫別在
庫一覧画面17、全室在庫一覧画面18により格納情報が一
覧出来、複数の販売者2から提供された常備品販売情報
から所望する常備品を逆オークションにより選択して発
注出来るように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭やオフィス等
で常備する常備品の管理システム及び常備品の発注シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭では食料品等を購入して
冷蔵庫等に保管して使用するが、日常の在庫管理が煩雑
である。例えば、賞味期限等の管理が困難で、使用しな
い間に期限が切れた物をやむなく廃棄する場合や、夫婦
共稼ぎのために買物の機会を失い、常備品を切らしてし
まったり、在庫があるものを二重に購入してしまう等の
問題があった。
【0003】上記問題を解決するために、食料品や日用
雑貨等の家庭用日用品の在庫を管理し、自動的に補充出
来る日用品補充システムが提案されている。特開2000-2
96904号公報(公知例1)では、冷蔵庫等の日用品格納
庫内に日用品の有無や日用品の重量を検知するセンサを
設け、センサにより日用品が無くなったことが検知され
た場合や、日用品の重量が所定値を下回ったことが検知
された場合に、店舗サーバに対して、その日用品を注文
し、更には日用品が格納されてからの時間をカウントし
て食料品の残消費期限を判別し、消費期限切れが近づい
た食料品についても自動的な注文を行うものである。
【0004】また、特開平5-288456号公報(公知例2)
では、スーパー等で買った食品を冷蔵庫内に出し入れす
る際に、その食品に付いているバーコードをバーコード
リーダにより読み取り、更に食品の出し入れの区別や数
量の入力を行ってメモリに格納し、表示パネルに表示さ
せると共にプリンタ部によりプリントアウトし、時計制
御部内で持っている現在の年月日情報と鮮度保証年月日
を比較して、その結果により表示部にある鮮度警告灯を
点灯させるものである。
【0005】また、特開平6-68114号公報(公知例3)
では、冷蔵庫内の食品を管理すると共に公衆回線を介し
て遠隔地の通信端末機器に対して冷蔵庫内の食品の食品
名、個数、重量等の食品情報を送信し、外出先でも、例
えば、スーパーマーケットで買物中においても作りたい
料理に対する材料の有無を確認することが出来るとして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
各公知例では、冷蔵庫等の各格納場所毎に在庫管理を行
うため、設定や情報入力のために個々の格納場所にいち
いち出向かなければならず、煩わしいという問題があっ
た。また、長期旅行等で家中の全部の在庫について自動
発注を停止する場合にも個々の格納場所毎に出向いて発
注中止の設定を行わなければならず、煩わしいという問
題があった。
【0007】また、公知例1、3のようにセンサにより
在庫判断させる場合には、例えば、冷蔵庫のボトルケー
スにマヨネーズが格納されていたりすると、誤判断して
しまい、重量センサでは、バター容器内にバターナイフ
が入っていたらその重量分を引かなくてはならないため
設定に煩わしさがあった。
【0008】また、公知例1では特定の店舗サーバに発
注するため他店との値段等の比較が出来ず、より良い物
をより安く発注することが出来ないという問題があっ
た。
【0009】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、複数の格納場所に応じて設け
られた仮想格納庫により常備品の在庫を一括管理するこ
とが出来る常備品の管理システム及び複数の販売者が提
供する販売情報から所望する価格や品質の常備品を選択
して発注出来る常備品の発注システムを提供せんとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る常備品の管理システムは、常備品の格納
状況を管理する常備品の管理システムであって、常備品
を格納する複数の格納場所に応じて設けられた仮想格納
庫と、常備品の増減情報を入力する入力手段と、前記入
力手段により入力された常備品の増減情報に基づいて前
記仮想格納庫毎の常備品の格納情報を生成する格納情報
生成手段と、前記格納情報生成手段により生成された常
備品の格納情報を記憶する格納情報記憶手段と、前記格
納情報記憶手段に記憶された常備品の格納情報を前記仮
想格納庫毎に表示する表示手段とを有することを特徴と
する。
【0011】上記構成によれば、複数の格納場所に応じ
て設けられた仮想格納庫により常備品の在庫を一括管理
することが出来、入力手段により入力された常備品の増
減情報に基づいて格納情報生成手段により仮想格納庫毎
の常備品の格納情報を生成し、その格納情報を表示手段
により仮想格納庫毎に表示することが出来る。
【0012】また、前記入力手段が店舗のレジスターに
設けられたリーダ端末機を含む場合には、店舗で購入し
た常備品に付与されたバーコード等の識別タグに予め入
力された価格や消費期限、格納場所等の常備品格納情報
を通信網等を介して常備品の管理システムに自動送信す
ることが出来る。
【0013】また、本発明に係る常備品の発注システム
は、前述の常備品の管理システムを利用した常備品の発
注システムであって、前記仮想格納庫の常備品が最低在
庫点よりも下回った時点で常備品発注情報を出力する常
備品発注情報出力手段と、常備品を販売する販売者側か
ら提供される常備品販売情報を記憶する販売情報記憶手
段と、前記常備品発注情報出力手段により出力された常
備品発注情報に基づいて前記販売情報記憶手段に記憶さ
れた常備品販売情報から所定の常備品販売情報を選択す
る選択手段と、前記選択手段により選択された常備品販
売情報を提供した販売者に対してその常備品を発注する
発注手段とを有することを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、選択手段により常備品
発注情報出力手段により出力された常備品発注情報に基
づいて販売情報記憶手段に記憶された常備品販売情報か
ら所定の常備品販売情報を選択することが出来、複数の
販売者が提供する販売情報から所望する価格や品質の常
備品を選択して発注出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る常備品の管
理システム及びこれを利用した常備品の発注システムの
一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る常
備品の管理システムを利用した常備品の発注システムの
構成を示すブロック図、図2は本発明に係る常備品の管
理システムを利用した常備品の発注システムを利用する
様子を示すフローチャートである。
【0016】また、図3は登録画面の一例を示す図、図
4(a)は仮ユーザID及び仮パスワードを発行する画
面の一例を示す図、図4(b)は常備品の発注システム
に入る画面を示す図、図5は設定画面の一例を示す図、
図6〜図7は発注画面の一例を示す図、図8は仮想格納
庫の一覧画面の一例を示す図、図9(a)は格納庫別在
庫一覧画面の一例を示す図、図9(b)は全室在庫一覧
画面の一例を示す図である。
【0017】図1において、1a〜1c…1nは本発明
に係る常備品の管理システム及びこれを備えた常備品の
発注システムを提供するシステム会社3に予め会員登録
された購入者であり、2a〜2c…2nはシステム会社
3に予め店舗登録された販売者である。
【0018】4は各購入者1の自宅等に設けられ、該購
入者1が取り扱うパーソナルコンピュータ(以下、「パ
ソコン」という)であり、5は各販売者2の店舗等に設
けられ、該販売者2が取り扱うPOS(Point Of Sale
s)システムやパソコン等のコンピュータシステムであ
る。
【0019】POSシステムとは商品を販売した時点で
商品管理を同時に行うシステムであり、スーパーマーケ
ットやコンビニエンスストア等の各店舗のレジでは会計
時にレジスターで商品に貼り付けられたPOSマーク
(バーコード、二次元バーコード)等を固定スキャナや
ハンディスキャナ等のリーダ端末機により読み取り、金
額の集計と同時に在庫が減少したことが管理(販売管
理、在庫管理)されているものである。
【0020】購入者1側のパソコン4及び販売者2側の
POSシステム5は、夫々通信網となるインターネット
6を介してシステム会社3に設けられたウエブサーバ装
置3aにアクセス出来るようになっている。
【0021】尚、通信網としてはインターネット6の代
りに専用回線や通信衛星等を利用した空中電波による通
信網であっても良く、入力手段としてはパソコン4の他
にインターネット6が利用可能な携帯電話機や携帯通信
端末機等が適用可能である。
【0022】システム会社3には常備品の格納情報を記
憶する格納情報記憶手段、及び販売者2側から提供され
る常備品販売情報を記憶する販売情報記憶手段、及び購
入者1や販売者2の個人情報を記憶する個人情報記憶手
段を兼ねるデータベースサーバ装置3cが設けられてお
り、該データベースサーバ装置3cには、図8及び図9
に示すように、各購入者1の住宅の間取り毎に常備品を
格納する仮想格納庫7が設けられている。
【0023】仮想格納庫7は、例えば、書斎、居間、台
所、物置、ペット、寝室、子供部屋、トイレ、洗面台、
風呂、玄関、ベランダ、庭等の個々の購入者1の住宅の
間取り毎に購入者1自身が所望の区分けによって個別に
作成することが可能であり、例えば、台所では冷蔵庫、
戸棚、床収納等のように、種々の格納場所に応じて更に
細分化出来るように構成されている。
【0024】仮想格納庫7は、図8及び図9に示すよう
に、常備品の格納情報を記憶する格納情報記憶手段とな
るデータベースサーバ装置3cに記憶された格納先、商
品、規格、現在在庫数、最低在庫数、賞味期間、保証期
間、購入価格、購入店、設定情報等の各種格納情報が格
納場所毎に関連付けて随時更新されており、インターネ
ット6を介してパソコン4等からアクセスした購入者1
に対して、その内容を送信して表示手段となるパソコン
4等のディスプレイに一覧出来るようになっている。
【0025】各常備品の増減情報は、例えば、パソコン
4等に設けられた入力手段となるキーボードやマウス等
を利用して入力することが出来る。そして、入力手段に
より入力された常備品の増減情報に基づいて、図8及び
図9に示すような各仮想格納庫7毎の常備品の格納情報
を生成する格納情報生成手段を兼ねるアプリケーション
サーバ装置3bが設けられている。
【0026】常備品の増減情報を入力する入力手段とし
ては各販売者2a〜2c…2nの店舗のレジスターに設
けられたPOSシステム5のリーダ端末機を利用しても
良い。
【0027】この場合、予め登録された各販売者2a〜
2c…2n側では、バーコード等に店舗名、商品名、価
格、消費期限、推奨格納場所等の情報が付与されてお
り、購入者1が提示した会員番号等により、その会員番
号に関連付けてバーコード等に付与された各種情報がシ
ステム会社6のウエブサーバ装置3aに仮データが送信
される。
【0028】システム会社6のウエブサーバ装置3aか
らは、この仮データが購入者1宛に届いているという旨
のメッセージが電子メールにより購入者1に送信され、
購入者1が承認すれば該購入者1の各仮想格納庫7毎に
適宜振り分けられてデータベースサーバ装置3cに更新
記憶される。これにより、販売者2側から購入者1の仮
想格納庫7を見られる心配がなく、個人情報のセキュリ
ティ性が確保される。
【0029】推奨格納場所とは、例えば、卵は台所の冷
蔵庫に、雑誌は書斎に、文具は子供部屋に予め設定され
ており、各購入者1が格納場所を変えたい場合には、購
入初回のみ図5に示す設定画面11を利用して設定を変更
しておけば、その後は自動的に変更された仮想格納庫7
へ振り分けられてデータベースサーバ装置3cに記憶さ
れる。
【0030】アプリケーションサーバ装置3bは、デー
タベースサーバ装置3cに互いに関連付けられて記憶さ
れた各常備品の格納先、商品、規格、賞味期間、保証期
間、価格、購入店名、現在在庫数、最低在庫数等がパソ
コン4やPOSシステム5等の入力手段により入力され
る各常備品の増減情報に応じて図9に示す各テーブルを
作成し、随時更新記録するものである。
【0031】また、アプリケーションサーバ装置3b
は、仮想格納庫7の常備品が予め設定された最低在庫点
よりも下回った時点で常備品発注情報を出力する常備品
発注情報出力手段を兼ねており、図9において、現在在
庫数が購入者1により予め設定された最低在庫数よりも
下回った時点で購入者1に対して「***が最低在庫点
を下回ったので自動発注します」等のメッセージが電子
メールで送信される。
【0032】また、個数でなく量の場合も現在在庫量が
購入者1により予め設定された最低在庫量よりも下回っ
た時点で常備品発注情報出力手段が常備品発注情報を出
力する。
【0033】即ち、仮想格納庫7の常備品が予め設定さ
れた最低在庫点よりも下回った時点でアプリケーション
サーバ装置3bが常備品発注情報を出力して、図5に示
す設定画面11により予め設定された発注先の販売者2へ
目的の常備品を発注すると共に購入者1に対して「**
*が最低在庫点を下回ったので自動発注します」等のメ
ッセージを電子メールにより送信する。
【0034】また、常備品を販売する販売者2a〜2c
…2n側では常備品販売情報として、商品の価格や種類
等がシステム会社6に随時送信され、販売情報記憶手段
となるデータベースサーバ装置3cに随時記憶される。
【0035】アプリケーションサーバ装置3bが出力す
る常備品発注情報に基づいて、販売情報記憶手段を兼ね
るデータベースサーバ装置3cの販売情報記憶エリアに
記憶された常備品販売情報から所定の常備品販売情報を
選択する選択手段もアプリケーションサーバ装置3bが
兼ねている。
【0036】また、アプリケーションサーバ装置3bに
より選択された常備品販売情報を提供した販売者2に対
して、その常備品を発注する発注手段もアプリケーショ
ンサーバ装置3b及びウエブサーバ装置3aにより構成
されている。
【0037】上述した常備品の格納状況を管理する常備
品の管理システム及びこれを利用した常備品の発注シス
テムを利用する様子について図2〜図9を用いて詳細に
説明する。先ず、図2のステップS1において、購入者
1はパソコン4等を利用してシステム会社3がインター
ネット6上に提供するウエブサイト(ホームページ)に
アクセスすると、図3に示す登録画面8が現れる。
【0038】そして、登録画面8に氏名、住所、電話番
号、電子メールアドレス、決済時の引き落とし口座番号
等の個人情報を入力した後、登録ボタン8aをクリック
することで、その個人情報がインターネット6を介して
システム会社3のウエブサーバ装置3aに送信され、図
示しない口座番号照会システムにより口座番号等が照会
された後、固有の仮ユーザIDと、仮パスワードが付与
されて図4(a)に示す仮ユーザID及び仮パスワード
発行画面9が表示される(ステップS2)。
【0039】これと同時にシステム会社3のデータベー
スサーバ3cの個人情報記憶エリアに登録画面8に入力
された個人情報と、付与された仮ユーザIDと、仮パス
ワードが関連付けて記憶される。尚、正式なパスワード
はセキュリティを確保するために別途郵送にて書面で送
られ、所定期間を過ぎると、正式なパスワードのみが有
効となる。
【0040】仮ユーザIDと、仮パスワードを取得した
購入者1は、図4(b)に示すシステムに入る画面10に
移動して、これ等の仮ユーザIDと、仮パスワードをシ
ステムに入る画面10のユーザID入力欄10a及びパスワ
ード入力欄10bに入力し、設定画面ボタン10eをクリッ
クすると、図5に示す設定画面11が現れる(ステップS
3)。
【0041】ステップS3では、初めて本常備品の管
理、発注システムを利用する購入者1が現在の常備品の
格納状況を入力して初期設定を行うものであり、設定画
面11の格納先、商品名、規格、現在在庫数、最低在庫数
等を入力し、価格や、購入店名等も分かる範囲で入力す
る。
【0042】また、各常備品に対して在庫切れ時の自動
発注や、賞味期限を過ぎたり保証期限を過ぎた場合に使
用したと見なす期限切れ時の自動在庫消費、或いは継続
発注中止等の設定も設定画面11上の各チェック欄にチェ
ックすることで設定出来るようになっている。
【0043】尚、最低在庫数は予め現在在庫数の1/2
が表示されるように初期設定されており(割り切れない
場合は、その解に一倍近い上の数が表示される)、必要
に応じて購入者1が適宜最低在庫数を選択設定出来るよ
うになっている。尚、常備品が量で示される場合には最
低在庫量で表示される。
【0044】また、設定画面11上で、全て継続発注中止
ボタン11aをクリックすると、設定した常備品に関する
自動発注を全て解除することが出来、長期旅行等で発注
を止める場合等に便利である。また、全て継続発注ボタ
ン11bをクリックすると、予め設定した常備品の自動発
注が開始継続される。
【0045】購入者1が予めシステム会社3に登録され
た販売者2a〜2c…2nの店舗に設けられたPOSシ
ステム5を利用して常備品の在庫数の更新を望んだ場合
には、該POSシステム5からインターネット6を介し
てウエブサーバ装置3aに常備品の購入情報が送信さ
れ、ウエブサーバ装置3aから購入者1に対して電子メ
ールで内容確認が行われた後にアプリケーションサーバ
装置3bにより自動的に入力されて加算されデータベー
スサーバ装置3cの格納情報記憶エリアに記憶更新され
る。
【0046】また、システム会社3に登録されていない
販売者の店舗で購入した場合には自宅に設けられたバー
コードリーダ等のリーダ端末機やパソコン4等のキーボ
ードやマウス等を利用して、図5に示す設定画面11上で
購入者1自らが入力することで常備品の在庫数の更新を
行うことも出来る。
【0047】また、在庫の常備品を消費した場合には、
購入者1がシステム会社3のウエブサーバ装置3aにア
クセスして、パソコン4等のキーボードやマウス等を利
用して、図5に示す設定画面11上で購入者1自らが入力
することでアプリケーションサーバ装置3bにより減算
され、データベースサーバ装置3cの格納情報記憶エリ
アに記憶更新する(ステップS13、S14参照)。
【0048】尚、図示しない常備品自動検知システム等
を利用して常備品の数や重量の消費を自動検知すること
も可能である。
【0049】次に、図2のステップS4において、本常
備品の発注システムを利用して商品の購入を行う場合、
先ず、図4(b)に示すシステムに入る画面10にアクセ
スしてユーザID入力欄10a及びパスワード入力欄10b
にユーザIDとパスワードを入力し、発注画面ボタン10
cをクリックすると、図6(a)に示す発注画面12が現
れる。
【0050】例えば、図6(a)の発注画面12では、購
入者1の馴染みの店等で予め購入する店舗が決まってい
る場合には、店名入力欄12aの矢印をポイントすると、
予め記憶された店舗名リストが表示され、所望の店舗名
を選択するか、別途入力出来るようになっている。
【0051】図6(a)の発注画面12の店名入力欄12a
に店舗名を入力した後、お店に入るボタン12bをクリッ
クすると、図6(b)に示す個々の店舗の商品画面13に
移り、商品名入力欄13aの矢印をポイントすると、予め
記憶された商品名リストが表示され、所望の商品名を選
択するか、別途入力出来るようになっている。
【0052】図6(b)の商品画面13の商品名入力欄13
aに商品名を入力した後、商品明細ボタン13bをクリッ
クすると、図6(c)に示す個々の店舗の商品明細画面
14に移り、商品明細画面14に表示された卵の規格と単価
を確認して所望の卵の選択欄14aにチェックをした後、
数量欄14bの矢印をポイントすると、予め記憶された数
量リストが表示され、所望の数量を選択するか、別途入
力出来るようになっている。
【0053】その後、図6(c)の買い物カゴボタン14
cをクリックすると、図6(d)に示す買い物カゴ画面
15に移り、店舗名、商品名、単価、数量等が一覧表示さ
れる。続けて購入する場合には買い物カゴ画面15の続け
て買うボタン15aをクリックすると、図6(a)の発注
画面12に戻り、続けて店舗名で選ぶ場合には、図6
(a)〜(d)を繰り返す。
【0054】また、図6(a)の発注画面12において、
商品名で選びたい場合には、商品名入力欄12cの矢印を
ポイントすると、予め記憶された商品名リストが表示さ
れ、所望の商品名を選択するか、別途入力出来るように
なっている。
【0055】図6(a)の発注画面12の商品名入力欄12
cに商品名を入力した後、商品明細ボタン12dをクリッ
クすると、図7に示すように指定した商品を販売する店
舗の販売情報が一覧出来る商品明細画面16に移り、購入
者1は所謂、逆オークションにより一番安い店舗から目
的の商品を購入することも出来るようになっている。
【0056】図7の商品明細画面16の店舗名と単価を確
認して所望の卵の選択欄16aにチェックをした後、数量
欄16bの矢印をポイントすると、予め記憶された数量リ
ストが表示され、所望の数量を選択するか、別途入力出
来るようになっている。
【0057】その後、図7の買い物カゴボタン16cをク
リックすると、前述した図6(d)に示す買い物カゴ画
面15に移り、店舗名、商品名、単価、数量等が一覧表示
される。続けて購入する場合には買い物カゴ画面15の続
けて買うボタン15aをクリックすると、図6(a)の発
注画面12に戻り、続けて店舗名で選ぶ場合には、図6
(a)〜(d)を繰り返し、続けて商品名で選ぶ場合に
は、図6(a)、図7、図6(d)を繰り返す。
【0058】図6(d)の買い物カゴ画面15に一覧表示
された発注情報を確認した後、買い物カゴ画面15の発注
ボタン15bをクリックすると、発注情報生成手段を兼ね
るアプリケーションサーバ装置3bが買い物カゴ画面15
に一覧表示された発注情報を販売者2の店舗情報毎に振
り分けて取りまとめ、購入者1の個人情報と関連付けて
発注情報を生成し、その生成された発注情報がウエブサ
ーバ装置3aにより販売者2のPOSシステム5、或い
は販売者2が取り扱うパソコン等に向けて送信される。
【0059】自動発注した商品が購入者1の自宅に宅配
された時点で、図2のステップS5において、格納先、
商品名、規格、購入日や賞味期限や保証期間の消費期
限、購入数、購入店名等の内容登録を行うことでも良い
し、発注情報に基づいてアプリケーションサーバ装置3
bがデータベースサーバ装置3cの常備品格納情報を自
動的に更新することでも良い。
【0060】内容登録時の格納情報入力に際しては、バ
ーコードリーダ等のリーダ端末機を利用して商品に付与
されたバーコードを読み込んで自動入力することでも良
いし、図4(b)に示すシステムに入る画面10で設定画
面ボタン10eをクリックして図5に示す設定画面11にお
いてパソコン4等のキーボードやマウス等を利用して購
入者1自らが入力することで加算することでも良い。
【0061】また、図2のステップS6において、最低
在庫数(量)、自動発注、継続発注等を設定する。尚、
自動発注は1個消費したら1個購入する場合でも良い
が、予め自動発注数を設定しておき、まとめ買いをする
ように構成しても良い。
【0062】また、カタログやウエブ上での通信販売に
より商品を購入する場合には、購入者1がカタログ等か
ら選んで注文し(ステップS7)、販売者2が受注して
(ステップS8)、商品を発送し(ステップS9)、発
送した時点で、販売者2が格納先、商品名、規格、購入
日や賞味期限や保証期間の消費期限、購入数、購入店名
等のデータをシステム会社3のウエブサーバ装置3aに
向けて電子メールで送信し、購入者1に電子メールで内
容確認を行った後に、常備品格納情報の内容登録を行う
(ステップS10)。
【0063】そして、購入者1は商品を受領した段階で
(ステップS11)、最低在庫数、自動発注、継続発注等
を設定する(ステップS12)。尚、商品の受渡しは宅配
でも良いし、店頭引渡しであっても良い。
【0064】また、常備品を消費する場合には、購入者
1はシステム会社3のウエブサーバ装置3aにアクセス
し、図2のステップS13において、バーコードリーダ等
のリーダ端末機を利用して商品に付与されたバーコード
を読み込んで自動消費入力することでも良いし、図4
(b)に示すシステムに入る画面10で設定画面ボタン10
eをクリックして図5に示す設定画面11においてパソコ
ン4等のキーボードやマウス等を利用して購入者1自ら
が入力することで減算することでも良い。
【0065】上述の消費入力すると、アプリケーション
サーバ装置3bによりデータベースサーバ装置3cに記
憶された常備品格納情報の在庫が変更され(ステップS
14)、予め設定された最低在庫数、或いは最低在庫量を
下回ると(ステップS15)、ステップS16において自動
発注が設定されていない常備品に対しては、ウエブサー
バ装置3aから最低在庫点を下回った旨のメッセージが
電子メールにより送信され、これを知得した購入者1が
前記ステップS4で前述したように、図4のシステムに
入る画面10で発注画面ボタン10cをクリックして図6及
び図7に示す発注画面12等を用いて発注する。
【0066】また、ステップS16において、自動発注が
設定された常備品に対しては、発注手段となるアプリケ
ーションサーバ装置3b及びウエブサーバ装置3aによ
り予め設定された販売者2の店舗に対してインターネッ
ト6を介して自動的に発注する(ステップS17)。
【0067】発注情報を受信した販売者2は受注した後
(ステップS18)、前述のステップS9〜S12に進む。
また、ステップS17で自動発注された後、アプリケーシ
ョンサーバ装置3bにより予め会員登録時に設定した決
済を行う引き落とし口座に商品の代金の引き落としを指
示し(ステップS19)、銀行等で決済が行われる(ステ
ップS20)。尚、代金の支払いは現金引渡し、クレジッ
ト決済、口座引き落とし、電子マネー決済等、種々の選
択が出来る。
【0068】また、図4(b)のシステムに入る画面10
の在庫確認ボタン10dをクリックすると、図8に示す常
備品を格納する複数の格納場所に応じて設けられた仮想
格納庫画面7が表示され、各格納庫毎に設けられた格納
庫ボタン7a〜7lを適宜クリックすることにより図9
(a)に示すような格納庫別在庫一覧画面17が表示さ
れ、格納庫別の格納情報を閲覧することが出来る。図9
(a)は冷蔵庫の格納庫ボタン7gをクリックして格納
情報を閲覧する様子を示す。
【0069】また、図8の仮想格納庫画面7で全室の在
庫を見るボタン7mをクリックすることにより図9
(b)に示すような全室在庫一覧画面18が表示され、全
室の格納情報を閲覧することが出来る。
【0070】また、図9の格納庫別在庫一覧画面17、全
室在庫一覧画面18の設定画面ボタン17a,18aをクリッ
クすると、図5に示す設定画面11に移り、常備品の増減
や各種設定等が出来るようになっている。
【0071】尚、図5の設定画面11上で適宜設定した後
は設定画面11の設定更新ボタン11cをクリックして設定
情報を更新する。
【0072】上記構成によれば、複数の格納場所に応じ
て設けられた仮想格納庫画面7、格納庫別在庫一覧画面
17及び全室在庫一覧画面18により常備品の在庫を一括管
理することが出来、各種の入力手段により入力された常
備品の増減情報に基づいて格納情報生成手段となるアプ
リケーションサーバ装置3bにより仮想格納庫毎の常備
品の格納情報を生成し、その格納情報を表示手段となる
パソコン4等のディスプレイ上に仮想格納庫毎に表示す
ることが出来る。
【0073】また、常備品の入力手段が販売者2の店舗
のレジスターに設けられたPOSシステム5等のリーダ
端末機を利用する場合には、店舗で購入した常備品に付
与されたバーコード等の識別タグに予め入力された価格
や消費期限、格納場所等の常備品格納情報をインターネ
ット6等を介してシステム会社3に設けられた常備品の
管理システムのウエブサーバ装置3aに自動送信するこ
とが出来、電子メール等で購入者1に内容確認を行った
後に、データベースサーバ装置3cに記憶された常備品
格納情報を自動的に更新することが出来る。
【0074】また、選択手段と常備品発注情報出力手段
を兼ねるアプリケーションサーバ装置3bにより出力さ
れた常備品発注情報に基づいてデータベースサーバ装置
3cの販売情報記憶エリアに記憶された常備品販売情報
から所定の常備品販売情報を選択することが出来、複数
の販売者2が提供する販売情報から所望する価格や品質
の常備品を選択して発注出来る。
【0075】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、本発明に係る常備品の管理システムによれば
複数の格納場所に応じて設けられた仮想格納庫により常
備品の在庫を一括管理することが出来、入力手段により
入力された常備品の増減情報に基づいて格納情報生成手
段により仮想格納庫毎の常備品の格納情報を生成し、そ
の格納情報を表示手段により仮想格納庫毎に表示するこ
とが出来る。
【0076】また、入力手段が店舗のレジスターに設け
られたリーダ端末機を含む場合には、店舗で購入した常
備品に付与されたバーコード等の識別タグに予め入力さ
れた価格や消費期限、格納場所等の常備品格納情報を通
信網等を介して常備品の管理システムに自動送信するこ
とが出来る。
【0077】また、本発明に係る常備品の発注システム
によれば、選択手段により常備品発注情報出力手段によ
り出力された常備品発注情報に基づいて販売情報記憶手
段に記憶された常備品販売情報から所定の常備品販売情
報を選択することが出来、複数の販売者が提供する販売
情報から所望する価格や品質の常備品を選択して発注す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る常備品の管理システムを利用した
常備品の発注システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る常備品の管理システムを利用した
常備品の発注システムを利用する様子を示すフローチャ
ートである。
【図3】登録画面の一例を示す図である。
【図4】(a)は仮ユーザID及び仮パスワードを発行
する画面の一例を示す図、(b)は常備品の発注システ
ムに入る画面を示す図である。
【図5】設定画面の一例を示す図である。
【図6】発注画面の一例を示す図である。
【図7】発注画面の一例を示す図である。
【図8】仮想格納庫の一覧画面の一例を示す図である。
【図9】(a)は格納庫別在庫一覧画面の一例を示す
図、(b)は全室在庫一覧画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c…1n…購入者 2,2a〜2c…2n…販売者 3…システム会社 3a…ウエブサーバ装置 3b…アプリケーションサーバ装置 3c…データベースサーバ装置 4…パソコン 5…POSシステム 6…インターネット 7…仮想格納庫画面 7a〜7l…格納庫ボタン 7m…全室の在庫を見るボタン 8…登録画面 8a…登録ボタン 9…仮ユーザID及び仮パスワード発行画面 10…システムに入る画面 10a…ユーザID入力欄 10b…パスワード入力欄 10c…発注画面ボタン 10d…在庫確認ボタン 10e…設定画面ボタン 11…設定画面 11a…全て継続発注中止ボタン 11b…全て継続発注ボタン 12…発注画面 12a…店名入力欄 12b…お店に入るボタン 12c…商品名入力欄 12d…商品明細ボタン 13…商品画面 13a…商品名入力欄 13b…商品明細ボタン 14…商品明細画面 14a…選択欄 14b…数量欄 14c…買い物カゴボタン 15…買い物カゴ画面 15a…続けて買うボタン 15b…発注ボタン 16…商品明細画面 16a…選択欄 16b…数量欄 16c…買い物カゴボタン 17…格納庫別在庫一覧画面 18…全室在庫一覧画面 17a,18a…設定画面ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常備品の格納状況を管理する常備品の管
    理システムであって、 常備品を格納する複数の格納場所に応じて設けられた仮
    想格納庫と、 常備品の増減情報を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された常備品の増減情報に基づ
    いて前記仮想格納庫毎の常備品の格納情報を生成する格
    納情報生成手段と、 前記格納情報生成手段により生成された常備品の格納情
    報を記憶する格納情報記憶手段と、 前記格納情報記憶手段に記憶された常備品の格納情報を
    前記仮想格納庫毎に表示する表示手段と、 を有することを特徴とする常備品の管理システム。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は店舗のレジスターに設け
    られたリーダ端末機を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の常備品の管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の常備品
    の管理システムを利用した常備品の発注システムであっ
    て、 前記仮想格納庫の常備品が最低在庫点よりも下回った時
    点で常備品発注情報を出力する常備品発注情報出力手段
    と、 常備品を販売する販売者側から提供される常備品販売情
    報を記憶する販売情報記憶手段と、 前記常備品発注情報出力手段により出力された常備品発
    注情報に基づいて前記販売情報記憶手段に記憶された常
    備品販売情報から所定の常備品販売情報を選択する選択
    手段と、 前記選択手段により選択された常備品販売情報を提供し
    た販売者に対してその常備品を発注する発注手段と、 を有することを特徴とする常備品の発注システム。
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