JP5563610B2 - デジタルサイネージ装置、デジタルサイネージシステムおよびデジタルサイネージ装置の制御プログラム - Google Patents

デジタルサイネージ装置、デジタルサイネージシステムおよびデジタルサイネージ装置の制御プログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、デジタルサイネージ装置、デジタルサイネージシステムおよびデジタルサイネージ装置の制御プログラムに関する。
比較的大きな表示装置を用いたデジタルサイネージによるパブリックスペースでの商品情報の提供などが行なわれている。例えば、建物の壁面に設置した大型の表示器に動画などで商品のプロモーションを行なう。
一方では、小さい表示器を店内の商品の傍に置いて、この商品のプロモーションを動画などによって行なう場合がある。このように店内でプロモーションを行なっている場合に、その商品をすぐに購入できるように、その店の会員カードによって顧客を認証してその商品の注文を受け付けできるようにしたものがある。
特開2004−5376号公報
ところで、例えばスーパーマーケットなどでは、ビール缶を1ケース(24本)購入するときや、米10Kgを購入するときには、カートに商品を載せて運ぶことが多い。カートを用いていれば重さの影響を受けずに他の商品を併せて買うことができるが、ビールケースなどの大きさのために、他の商品を買おうとしてもビールケースが邪魔して他の商品をカートに入れられないことがある。そこで、買い物の最後にビール等を買おうとすると、買い忘れたり、他の商品がカートに載せられているためにビールケースを載せられなかったりして、買い物に支障をきたす場合がある。そこで、例えば大きいものは、店内で預かってもらえサービスがあれば買い物がしやすくなるが、売り場から預かり場所まで商品を持っていかなければならず、また、商品の精算を行なう前に預けた商品を受け取る必要もあり、わずらわしい。
商品の傍で表示器を用いて商品購入を行なえるようにしたものは、その場で商品を注文できる。しかし、たまたまその商品の傍を通った客に対して宣伝可能であるだけで、店内いる他の多くの客への商品の宣伝効果は期待できない。つまり、その店でできるだけ多く販売したいものであっても、多くの客に認知されることがないので、売上向上に結びつきにくい。
本実施例では、セルフサービス方式で複数の商品を販売する店舗に備え付けられ、優先的に販売する前記商品のプロモーション情報を表示すると共に、前記プロ―モーション情報を表示しているときに、前記商品を購入予約するための予約情報を入力することが可能な入力部を有するプロモーション端末と、前記プロモーション端末に表示される前記プロモーション情報を記憶するプロモーション情報記憶部と、前記プロモーション情報記憶部に記憶された前記プロモーション情報を前記プロモーション端末に出力する出力手段と、前記入力部から入力された前記予約情報を受けて、前記予約情報に示される前記商品が購入可能か否かを判断した結果と、前記予約情報に示される受け取り希望時間、受け取り場所で、前記商品を購入可能か否かを判断した結果と、を示す確認情報を前記プロモーション端末に出力する予約確認手段と、前記予約確認手段から出力された前記確認情報により、購入が可能であると判断される前記商品の購入を確定するための確定入力手段と、前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品を示す商品情報を前記商品の搬送を担当する部門が有する端末に出力する出力手段と、を備えたデジタルサイネージ装置とした。
この実施の形態のデジタルサイネージシステムの概要を表す図。 このデジタルサイネージシステムに用いられるサイネージ端末の正面概略図。 このデジタルサイネージシステムに用いられるサイネージ端末の電気的接続を示す図店舗サーバの電気的接続を示す図。 このデジタルサイネージシステムに用いられる店舗サーバの電気的接続を示す図。 このデジタルサイネージシステムに用いられるPOS端末の電気的接続を示す図。 サイネージ端末が実行する処理を示すフローチャート。 店舗サーバが実行する処理を示すフローチャート。 POS端末が実行する処理を示すフローチャート。 サイネージ端末で生成した予約問合せ情報を示す図。 店舗サーバからサイネージ端末に送信する予約確認情報を示す図。 店舗サーバに保存される予約された販売情報を示す図。 商品番号に対応して設けられた加算ポイント数および値引き額および/あるいは割引の割合を示す図。 サイネージ端末を利用して販売された商品の集計情報を示す図。
以下、図1ないし図13を用いて、この実施の形態のデジタルサイネージシステム1を説明する。このデジタルサイネージシステム1は、スーパーマーケット等の出入り口付近や店内の目立つ場所に設置されるものである。
図1はこの実施の形態のデジタルサイネージシステム1の概要を表す図、図2はこのデジタルサイネージシステムに用いられるサイネージ端末2の正面概略図、図3はサイネージ端末の電気的接続を示す図、図4はこのデジタルサイネージシステム1に用いられる店舗サーバ3の電気的接続を示す図、図5はこのデジタルサイネージシステムに用いられるPOS端末4の電気的接続を示す図、図6はサイネージ端末が実行する処理を示すフローチャート、図7は店舗サーバが実行する処理を示すフローチャート、図8はPOS端末が実行する処理を示すフローチャートである。
また、図9はサイネージ端末で生成した予約問合せ情報を示す図、図10は店舗サーバからサイネージ端末に送信する予約確認情報を示す図、図11は店舗サーバに保存される予約された販売情報を示す図、図12は商品番号に対応して設けられた加算ポイント数および値引き額および/あるいは割引の割合を示す図、図13はサイネージ端末を利用して販売された商品の集計情報を示す図である。
図1に示すように、このデジタルサイネージシステム1は、店舗サーバ3に、LAN(Local Area Network)などの通信回線5を介して、サイネージ端末2、複数のPOS端末4が接続されている。この図では、デジタルサイネージ端末1は1台、POS(Point of Sales)端末4が2台接続されているが、これに限るものではなく、デジタルサイネージシステム1が許す限り、何台もの端末が接続可能である。
図2は、サイネージ端末2の概略の正面図である。このサイネージ端末2は、例えば40インチないし100インチ程度の大型液晶の表示器6をメインの構成部品としている。この表示器6はタッチパネルとされて、その表示器6の右下の画面内には客が操作可能な操作領域で、キーボード7が設けられている。操作領域のさらに右の表示器6外に、非接触でICカードの情報を読み取るカードリーダ8と、客が入力した確定の受取証を印字するプリンタ9が、ケース10に収められて形成されている。ケース10の正面にプリンタ9で印字された受取証を排出する排出口11が設けられている。
図3に示すように、サイネージ端末2は、CPU(Central Processing Unit)21にバスライン22によって、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、表示器6、キーボード7、カードリーダ8、プリンタ9、通信部25が接続されている。通信部25は、通信回線5と接続するためのものである。
図4に示すように、店舗サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)31にバスライン32によって、ROM(Read Only Memory)33、RAM(Random Access Memory)34、表示器35、キーボード36、ハードディスク装置37(図では「HDD」と示す)、通信部38が接続されている。ハードディスク装置37には、サイネージ端末に表示するプロモーション情報の記憶領域や商品に関する情報を記憶する商品ファイルを備えると共に、後述するような各種の情報を記憶する。通信部38は、前述した通信回線5と接続するためのものである。
図5は、POS端末4の電気的接続を示すものである。このPOS端末4は、CPU(Central Processing Unit)41にバスライン42によって、ROM(Read Only Memory)43、RAM(Random Access Memory)44、表示器45、キーボード46、ハードディスク装置47(図では「HDD」と示す)、カードリーダ48、プリンタ49、ドロワ50、コードリーダ51、通信部52が接続されている。表示器45は、このPOS端末5で入力されたデータなどを表示する店側表示器と客側表示器となっている。キーボード46は、例えば客から預かった金額を入力するテンキーや商品情報を1つのキーで入力できるワンタッチキー、小計キー、確定キーなどの多数のキーを有する。カードリーダ48は、非接触で会員カードなどのICカードを読み取るためのものである。プリンタ49は、客が購入した商品のレシートを印字する。コードリーダ51は、商品に付されたバーコードなどを読み取るものである。通信部52は、通信回線5と接続するためのものである。このPOS端末4は、すでに公知のものと基本的な部分は変わりないため、商品の販売処理の基本的な部分の詳細な説明は省力し、必要な事項について説明を行なう。
このデジタルサイネージシステムのサイネージ端末2、店舗サーバ3、POS端末4が行なう処理についてそれぞれ説明する。
図6を用いてサイネージ端末2の処理を説明する。この処理は、所定時間ごとに繰り返し行なわれる処理で、店舗サーバ3から販売促進(プロモーション)情報を受信したか否かを判断し(Act1)、プロモーション情報を受信したならばそのRAM24の所定領域のプロモーション情報のデータを更新して(Act2)、受信しない場合にはすでにRAM24の所定領域に記憶しているプロモーション情報を、表示器6に表示する(Act3)。プロモーション情報は、この店舗で優先的に販売したい商品に関する画像であることがある。この優先的に販売したい情報が表示されているときには、タッチパネルとなっている表示器6のキーボード7に、優先的に販売したい商品の購入がすぐに予約できるように、ダイレクトキーを表示して、このダイレクトキーで商品を指定できるようにしてもよい。
次に、キーボード7が客により操作されたか否か、つまりキー入力があったか否かを判断し(Act4)、キー入力がなければこの処理は終了する。キー入力があれば、この入力された情報に基づいて、予約問合せ情報を生成する(Act5)。予約問合せ情報は、図9に示すように、客が購入する商品を受け取る指定時間、POS端末が置かれている位置あるいは階数などの受け取る場所、商品番号と個数からなる情報である。この予約問合せ情報を作成する際には、店舗サーバ3に設けられた商品ファイルにアクセスして、この店の商品ファイルに記憶している商品の情報を取得して表示器6に表示し、客は表示器6に表示された内容を見ながら商品を指定することや各情報を入力することにより、作成する。予約問合せ情報が生成されたならば、この予約問合せ情報を店舗サーバ3に送信する。
次に、送信した予約問合せ情報に対して店舗サーバから販売可能か否かの情報を、図10に示すような確認情報を受け取り、すべての商品が指定の時間、場所で客が受け取り可能か否かを判断する(ACT7)。受け取り可能であれば、表示器6に購入完了の表示を行い(Act8)、会員か否かの問合せを行う表示を行う(Act9)。この表示は、会員であればカードリーダ8に非接触の会員カードをかざすように促し、会員でなければキーボード9から会員でないことを入力するように促す。そして、会員でない入力が行なわれたならば(Act10)、予約を受け付けたことを示す受取証をプリンタ9で印字し(Act11)、この処理を抜ける。受取証には、購入する商品名、個数、受取時間、受取場所と予約した商品の情報を呼び出すときにPOS端末2で読み取るバーコードなどが印刷されている。Act10でキー入力がなければ、カードリーダ8で会員カードの情報を読み取ったか否かを判断し(Act12)、読み取らなければAct9に戻り、会員カードの情報を読み取ったならば、店舗サーバ3に会員情報を送り(Act13)、この処理を終了する。
Act7で、少なくとも一点が購入予約できない場合は、予約できる商品と予約できない商品を表示器6に表示する(Act14)。客はこの表示器6の表示を見て、購入予約できる商品のみを予約する場合には、例えば確定ボタンを押して予約OKとする(Act15)とAct9の処理を行なう。予約したい商品が指定した時間や場所で購入できない場合に予約がOKでなければ、この処理を抜けて確定を変更することができる。例えば冷蔵が必要な商品を購入する場合に、指定された販売場所(POS端末)に冷蔵庫がないと、指定された場所でその商品を販売できない。そこで、その商品を販売可能な場所を表示することで、修正を促すことができる。また、客が購入予約する商品について、その商品の加工や何らかの処理が必要な場合がある。この場合には、その作業内容によってそれぞれ時間が必要であり、客が受取を希望する時間に間に合わない場合がある。そこで、客は受取時間をずらすか、購入をあきらめる判断が可能となる。
店舗サーバ3の処理について、図7を参照して説明する。この処理は、所定時間ごとに行なわれる処理である。サイネージ端末2で表示するプロモーション情報があればサイネージ端末2に販促情報を送信し(Act21)、サイネージ端末2から確定を受信したか否かを判断し(Act22)、受信しなければこの処理を抜ける。予約問合せ情報を受信したならば、受信した情報に含まれる商品の在庫があるか否かを判断し(Act23)、在庫がなければ「在庫NG」を設定する(Act24)。次に、商品の購入時間が指定時間に販売可能か否かが判断され(Act25)、店としてその商品を販売できない時間であれば「時間NG」を設定する(Act26)。また、客が購入する場所で購入可能か否かを判断し(Act27)、販売できないのであれば「場所NG」を設定する(Act28)。
在庫の確認、時間の確認、場所の確認が終わったならば、図10に示すような予約確認情報を作成する(Act29)。この予約確認情報は、在庫の有無、販売ができる時間か否か、販売できる場所かによって、予約がOKかNGかを判別したものである。この予約確認情報をサイネージ端末2に送信し(Act30)、サイネージ端末2から購入予約するか否かの判断結果を受け(Act31)、購入しないのであればこの処理を終了する。また、購入する場合に、購入を確定した確定情報をハードディスク装置37に保存して商品を運ぶ担当者がいる部門に据え置かれた端末に、この確定情報を出力し(Act32)、会員情報を受け取ったか否かを判断し(Act33)、会員情報がなければレシート番号を集計情報に保存し(Act34)、この処理を終了し、会員情報があったならば、集計情報を会員情報とともにハードディスク装置27に保存する(Act35)。ところで、Act32について、担当者が保持する携帯端末に確定情報を送信するようにしてもよい。担当者が複数いるのであれば、各担当者の携帯端末に確定情報を送ってもよいし、特定された1名の担当者にのみ確定情報を送るようにしてもよい。
POS端末4の処理について、図8を参照して説明する。この処理は、客がサイネージ端末2で購入を予約した商品を受け取るときの処理であり、所定時間ごとに繰り返し行なわれるものである。
会員情報をカードリーダ48で読み取ったか否かが判断され(Act41)、読み取らなければ確定が印字された受取証のバーコードなどをコードリーダ51で読み取ったか否かが判断され(Act42)、読み取られなければ、商品に付されたバーコードを読み取ったか、つまり商品情報の読取をしたか否かを判断し(Act43)、商品情報を読み取らなければ小計キーが押されたか、つまり精算処理を行なうか否かを判断し(Act44)、小計キーが押されなければ、その他の処理を行なう(Act45)。
Act41で会員情報を読み取ったと判断したならば、確定が店舗サーバ3に記憶しているか否かを判断し(Act46)、記憶していなければAct42の処理を行なう。Act42で受取証のバーコードを読み取ったか、Act46で会員の確定が記憶されていると判断されたら、確定を店舗サーバ2から受信して表示器45に表示する(Act47)。店員は、この表示を見たならば確定となっている商品を置き場所から取り出して、精算後に客に渡す。この商品に関してのサイネージ端末2による入力であるため、特別なポイント加算を行い(Act48)、サイネージ端末による入力による値引き処理を行なう(Act49)。なお、値引き処理とは、商品の値段からあらかじめ商品ごとに決められた金額を引くことも可能であるし、所定割合の金額を割引くことも可能である。そして、集計情報を更新する(Act50)。
Act43で商品情報を読み取った場合には、コードリーダ51で商品のバーコードを読み取って店舗サーバ3に問い合わせた値段等の商品情報を内部のバッファに蓄積する商品売上処理を行なう(Act51)。この処理は、POS端末4の技術分野では周知の技術であることから、詳細な説明は略する。
Act44で精算を行なうために小計キーがキーボード46から入力されたと判断したら、客との金銭の授受に関する精算処理が行なわれ(Act52)、客が購入した商品のレシートを印字して(Act53)、この処理を終了する。
図8に示すPOS端末のフローチャートは、会員情報の取得、受取証のバーコードの読取、一つの商品に付されたバーコードの読取が行なわれるなどの処理が終わるごとに一端終了して、このフローチャートが繰り返されるものである。そして、購入予約された商品とこのPOS端末4でバーコードを読み取った複数の商品の精算が一括で行なえるようにしてある。
次に、サイネージ端末を客が操作するときの、デジタルサイネージシステム1の処理を説明する。客は、サイネージ端末2の表示器6の操作領域に形成されたキーボード7から購入を予約する商品の情報を入力する。なお、この際には、店舗サーバ3から商品情報を取得して、表示器6に表示する。客は、このような操作で複数の商品を予約購入することができる。この商品の予約時に、購入する時間および購入場所を指定する。そして、予約するすべての商品が指定し終わると、予約問合せを店舗サーバ3に行なう。
店舗サーバ3では、問合せを受けた商品について、在庫があるか、販売時間は問題ないか、販売する場所に問題がないかを判断する。前述したように、冷蔵する必要がある商品については、近くに冷蔵庫が設置されている販売場所でしか販売できない。また、希望する受け取り時間が早すぎて、商品の準備ができない場合がある。これらの条件を判断した上で、サイネージ端末に図10に示す予約確認情報を返信する。すべての条件に問題がなければ予約が確定するし、例えば複数の商品の一つが販売できない場合には、その一つの商品の購入をあきらめる場合は、キーボード7の入力によって予約を完了し、予約を変更する場合はその変更をキーボード7から行なう。予約が確定したならば、会員か否かを入力し、会員であれば会員カードをカードリーダ10に接触させて会員情報を入力する。会員でなければプリンタ9で受取証が印字されるので、客は排出口11から排出された受取証を取り、指定された時間に指定された場所(POS端末4のある場所)へ行く。
予約が確定したならば、サイネージ端末2から店舗サーバ3に確定した情報が会員番号と共に送信される。そして、その情報は図11に示されるように店舗サーバ3のハードディスク装置37に確定として記憶される。なお、この際に図12に示すような特典情報が利用される。この情報は、店舗サーバのハードディスク装置37に記憶されるもので、サイネージ端末2から購入した商品に対する特典を示すものである。すなわち、商品番号ごとに、特別に加算するポイント数、値引き額、あるいは割引率である。なお、値引きと割引はいずれか一方を店の担当者があらかじめ決めておく。
予約が終了したならば、図13に示すような集計情報が更新される。この情報は、サイネージ端末か2から入力された予約情報をすべて記録しているものである。この情報は、一つの商品に対して1レコードが形成される。つまり、1回の予約について商品番号のそれぞれにレコードが形成される。商品番号ごとに、会員番号がレシート番号のいずれか一方、個数、加算ポイント数、値引き額あるいは割引率、予約時に指定された購入の日時、指定場所(階数)、予約した日時、販売が完了したか否かを示す購入フラグ、実際の購入日時、レコードに関するテーブルが更新された日時が記憶されている。
ちなみに、予約が確定したならば、商品を指定された場所に運ぶための担当者に確定情報が出力される。この商品は、デジタルサイネージシステム1専任の担当者が該当商品の売っている売り場で商品を取り指定された場所に届けてもいいし、指定された場所(POS端末4)の担当者が各売り場に該当の商品を取りに行ってもいいし、各商品を販売している売り場の担当者が指定された場所に指定された時間までに該当の商品を届けるようにしてもいい。このために、予約が確定した商品については、その商品を運ぶ担当者に指定時間、指定場所などを通知しておく。
客が商品を購入するときには、指定した時間以降に指定した場所に行く。そして、会員であれば会員カードをカードリーダ48にかざして会員番号を取得し、会員でなければ受取証のバーコードをバーコードリーダ51で読取り、図11に示される予約された情報を問い合わせる。そして、サイネージ端末2から予約した商品に対する特別なポイント加算を行い、値引き処理を行い、集計情報を更新する。また、他に購入する商品がある場合は、通常のPOS端末2での売り上げに関する処理を行い、小計キーが押されたならば、精算処理を行い、売上のレシートが発行されて、処理は終了する。
このように、店舗に設置されたデジタルサイネージシステム1において、店舗で販売する商品をサイネージ端末1から買い物の前などに事前に予約しておき、他の買い物が終わり精算を行なうときに、事前に購入を予約した商品の受取および精算が行なえるので、買い物をする客は大きい商品を持ち運びせずに他の買い物が行なえる。このサイネージ端末1から予約した場合には、値引き(定額の値引きおよび一定率の割引)を行なうことで、利用者にとって利用したくなる仕組みを作っている。客がポイントサービスの会員であれば、ポイントの追加加算するサービスも行なえるので、会員である客に対してサイネージ端末を利用して購入意欲を起こさせると共に、会員でない客に対して会員となるための動機付けとなる。
店にとっても、サイネージ端末2でその店舗で優先的に販売したい商品をプロモーションして、その商品を客が売り場まで行かずに簡単な操作で買ってもらうことができ、販売促進の効果が期待できる。また、商品の値段等の情報は、店舗で用いるPOS端末4で使用する情報を用いているため、サイネージ端末2で間違った値段を表示することがないとともに、デジタルサイネージシステム1でデータを記憶するために新たなサーバを設ける必要がない。さらに、店にとってデジタルサイネージシステムでプロモーションを行なったために商品の売上が伸びたことが分かる。
この実施の形態では、購入予約した時間を指定しているので、客はその指定した時間に確実に商品を予約できる。また、店としても、予約された商品を指定された時間に合わせて指定された受け渡し場所に届くようにすればよいため、余裕を持って準備できる場合が多い。また、受け渡す場所を指定するので、通常は比較的すいているPOS端末を利用してもらえれば、POS端末に並ぶ人の数が少なくすることができる。
この実施の形態では、予約した商品を受け取る時間、受け取る場所を指定できるので、他の商品と併せて商品の支払いも可能となることから、精算の手続きを1回で終わらせることができる。指定場所や指定時間での購入ができないものであれば、予約購入する複数の商品の一部の商品について、予約をやめることもできる。これにより、客が購入を希望する商品であっても、その予約を行なわずに予約ができる商品だけを予約することもできるので、客の都合に合わせたものだけを予約することも可能となる。
この実施の形態では、店舗サーバに商品に関する情報、サイネージ端末に表示する情報などを記憶しているシステムで説明したが、これらの情報を記憶する記憶手段は、それぞれ別に設けられてもいいし、複数の店舗に一つのサーバから情報を供給してもよい。
値引きは、所定金額を商品の値段から引くことでも、所定割合の金額を割引くことでもよいと説明したが、予約した客が会員である場合には、非会員の客に対する割引よりも多い割引金額、あるいは割引率にしてもよい。
商品の予約を入力するときに、予約する商品の情報が入力されたときに、客が商品を受け取りできる場所および販売できる時間を客に対して通知するようにすると、客は間違えた入力を行なうことがなくなり、客が行なう手間を省くことが可能になる。
このように、上記の実施の形態例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、修正を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・デジタルサイネージシステム
2・・サイネージ端末
3・・店舗サーバ
4・・POS端末
9・・プリンタ

Claims (4)

  1. セルフサービス方式で複数の商品を販売する店舗に備え付けられ、優先的に販売する前記商品のプロモーション情報を表示すると共に、前記プロモーション情報を表示しているときに、前記商品を購入予約するための予約情報を入力することが可能な入力部を有するプロモーション端末と、
    前記プロモーション端末に表示される前記プロモーション情報を記憶するプロモーション情報記憶部と、
    前記プロモーション情報記憶部に記憶された前記プロモーション情報を前記プロモーション端末に出力する出力手段と、
    前記入力部から入力された前記予約情報を受けて、前記予約情報に示される前記商品が購入可能か否かを判断した結果と、前記予約情報に示される受け取り希望時間、受け取り場所で、前記商品を購入可能か否かを判断した結果と、を示す確認情報を前記プロモーション端末に出力する予約確認手段と、
    前記予約確認手段から出力された前記確認情報により、購入が可能であると判断される前記商品の購入を確定するための確定入力手段と、
    前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品を示す商品情報を前記商品の搬送を担当する部門が有する端末に出力する出力手段と、
    を備えたデジタルサイネージ装置。
  2. 前記プロモーション端末に設けられ、前記商品の購入予約を行った購入者の会員情報を取得する会員情報取得手段と、
    前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品についての前記会員情報を取得した場合に、販売する前記商品に対してあらかじめ決められたポイントを付加するポイント付加手段と、
    前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品を示す前記商品情報を決済端末に出力する決済出力手段と、
    をさらに備えた請求項1記載のデジタルサイネージ装置。
  3. セルフサービス方式で複数の商品を販売する店舗に備え付けられ、優先的に販売する前記商品のプロモーション情報を表示すると共に、前記プロモーション情報を表示しているときに、前記商品を購入予約するための前記予約情報を入力することが可能な入力部を有するプロモーション端末と、
    前記プロモーション端末に表示される前記プロモーション情報を記憶するプロモーション情報記憶手段、前記プロモーション端末から前記予約情報を受け取る入力手段、前記入力手段が受け取った前記予約情報に示される前記商品が購入可能か否かを判断した結果と、前記予約情報に示される受け取り希望時間、受け取り場所で、前記商品を購入可能か否かを判断した結果と、を示す確認情報を前記プロモーション端末に出力する予約確認手段、前記予約確認手段から出力された前記確認情報により、購入が可能であると判断される前記商品の購入を確定するための確定入力手段、前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品を示す商品情報を前記商品の搬送を担当する部門が有する端末と、前記商品についての決済を行う決済端末へ出力する出力手段を有するサーバと、
    前記出力手段から出力された前記商品情報に基づいて決済を行う決済端末と、
    を有するデジタルサイネージシステム。
  4. セルフサービス方式で複数の商品を販売する店舗に備え付けられ、優先的に販売する前記商品のプロモーション情報を表示すると共に、前記プロモーション情報を表示しているときに、前記商品を購入予約するための前記予約情報を入力することが可能な入力部を有するプロモーション端末に表示される前記プロモーション情報を記憶するプロモーション情報記憶手段を有するサーバに、
    前記プロモーション情報記憶手段に記憶された前記プロモーション情報を前記プロモーション端末に出力する出力手段、
    前記入力部へ入力された前記予約情報を受けて、予約された前記商品が購入可能か否かを判断した結果と、前記予約情報に示される受け取り希望時間、受け取り場所で、前記商品を購入可能か否かを判断した結果と、を示す確認情報を前記プロモーション端末に出力する予約確認手段、
    前記予約確認手段から出力された前記確認情報により、購入が可能であると判断される前記商品の購入を確定するための確定入力手段、
    前記確定入力手段によって購入が確定された前記商品を示す商品情報を前記商品の搬送を担当する部門が有する端末に出力する出力手段、
    として機能させるデジタルサイネージ装置のプログラム。
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