JP2002182764A - Aspポータルサーバおよび該サーバを用いたソフトウェア提供方法、aspソフトウェア提供システム - Google Patents

Aspポータルサーバおよび該サーバを用いたソフトウェア提供方法、aspソフトウェア提供システム

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JP2002182764A
JP2002182764A JP2000374790A JP2000374790A JP2002182764A JP 2002182764 A JP2002182764 A JP 2002182764A JP 2000374790 A JP2000374790 A JP 2000374790A JP 2000374790 A JP2000374790 A JP 2000374790A JP 2002182764 A JP2002182764 A JP 2002182764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のASP事業者が提供するソフトウェア
を一つのサーバにアクセスするだけで選択可能なASP
ポータルサーバを提供する。 【解決手段】 各データセンタが提供するソフトウェア
の少なくとも1のソフトウェアをユーザに提供する。ま
た、このデータセンタの内の1つのサーバをASPポー
タルサーバ内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各ASP(Applic
ation Service Provider)が提供するソフトウェアをユ
ーザに提供可能なASPポータルサーバ、このサーバを
用いてユーザにソフトウェアを提供するソフトウェア提
供方法、この方法を実現するためのプログラムを記録し
た記録媒体、およびASPソフトウェア提供システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザ側にアプリケーション・サ
ーバを置かず、アプリケーション・ソフトウェア(以
下、ソフトウェアと表記する。)の機能をインターネッ
トなどでユーザに提供するASPが急速に普及してきて
いる。
【0003】ASPでは、ASP事業者がアプリケーシ
ョンサーバの運用・保守を行い、このサーバのソフトウ
ェアをユーザに時間貸したり期間貸したりする。従っ
て、ユーザは、ASPサービスを利用することでアプリ
ケーションサーバを構築・運用・保守する必要がなくな
る。また、ASP事業者も、ソフトウェアを売り切る必
要がなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、ソフトベンダは、ASPによりソフト
ウェアを提供するためには、構築・運用・保守に極めて
多くの労力・コストを要するデータセンタを必要とす
る。従って、多くのソフトベンダは、実際上、開発した
ソフトウェアをASPにより提供することができなかっ
た。
【0005】たとえ、自らデータセンタを構築しても、
ソフトウェアをユーザに提供するためには、ユーザに広
告・営業などを行いソフトウェアの性能などをユーザに
伝える必要があった。従って、ASP事業者は、データ
センタの運用・保守などに極めて多くの労力を割く必要
があった。
【0006】また、ユーザは、ASPサービスを利用す
るために、まず、ASPサービスを行っているASP事
業者を探し出す必要があった。そして、各ASP事業者
が提供するソフトウェアの中から、ユーザの使用条件に
合うサービスを選択する必要があった。
【0007】このように、各ASP事業者のデータセン
タが各々独立に存在していたため、ユーザにとって利用
するASPサービス(事業者)の選択は難しいというこ
とが指摘されていた。さらに、各ASP事業者が提供し
ているプログラムの比較を行うことも難しいということ
が指摘されていた。言い換えれば、各ASP事業者が各
々独自にASPサービスを提供していたため、ユーザが
自己の環境に最適なプログラムを選択することは非常に
難しいものとなっていた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、複数のASP事業者が提供するソフトウェアを
一つのサーバにアクセスするだけで選択可能なASPポ
ータルサーバ、このサーバを用いたソフトウェア提供方
法、この方法を実現するためのプログラムを記録した記
録媒体、およびソフトウェア提供システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】また、各ASP事業者が提供するソフトウ
ェアを一つのサーバによりユーザに提示することで、ユ
ーザの利便性を向上すると共に、各ASP事業者は自ら
が提供するソフトウェアをより多くのユーザに知得さ
せ、使用させることが可能となるASPポータルサー
バ、このサーバを用いたソフトウェア提供方法、この方
法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体、お
よびソフトウェア提供システムを提供することを目的と
する。
【0010】また、前記したような理由によりASPに
よりソフトウェアを提供することができなかったソフト
ベンダもASPによるソフトウェアの提供を行うことが
可能となるASPポータルサーバ、このサーバを用いた
ソフトウェア提供方法、この方法を実現するためのプロ
グラムを記録した記録媒体、およびソフトウェア提供シ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のASPポータルサーバの発明は、
各データセンタが提供するソフトウェアの少なくとも1
のソフトウェアをユーザに配信することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1のASP
ポータルサーバにおいて、データセンタの少なくとも1
つのセンタは、ASPポータルサーバの管理者に管理さ
れ、少なくともデータセンタが提供するソフトウェア、
ASP事業者が提供するソフトウェア、および当ASP
ポータルサーバの管理者が提供するソフトウェアのいず
れか1のソフトウェアが予め登録されることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
のASPポータルサーバにおいて、ASPポータルサー
バには、さらに、ソフトウェア情報登録システムと、シ
ステムに登録されたソフトウェアの情報のユーザへの提
供システムと、ユーザ情報管理システムと、データセン
タからのソフトウェア取得システムと、ユーザへのソフ
トウェア配信システムと、を有することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3のASP
ポータルサーバにおいて、ASPポータルサーバには、
さらに、ユーザのソフトウェア使用量に基づく課金情報
を作成する課金システムと、ASP事業者へのソフトウ
ェア使用料支払い情報を作成する積算システムと、を有
することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4のASP
ポータルサーバにおいて、ASPポータルサーバには、
さらに、ユーザからの質問情報に対する回答情報を送信
する質問回答システムを有することを特徴とする。
【0016】請求項6記載のソフトウェア提供方法の発
明は、請求項3に記載のASPポータルサーバを用い
て、データセンタが提供するソフトウェアをユーザに配
信する方法であって、ソフトウェア情報登録システムは
データセンタが提供するソフトウェアの情報を登録し、
ユーザからのソフトウェア情報提示要求に従い、ソフト
ウェア情報登録システムは情報をユーザに提供し、ユー
ザからのソフトウェア使用要求に従い、ユーザ情報管理
システムはユーザ情報を作成し、ソフトウェア提供シス
テムによりデータセンタのソフトウェアをユーザに提供
されることを特徴とする。
【0017】請求項7記載のソフトウェア提供方法の発
明は、請求項4に記載のASPポータルサーバを用い
て、データセンタが提供するソフトウェアをユーザに配
信する方法であって、ソフトウェア情報登録システム
は、データセンタが提供するソフトウェアの情報を登録
し、ユーザからのソフトウェア情報提示要求に従い、ソ
フトウェア情報登録システムは情報をユーザに提供し、
ユーザからのソフトウェア使用要求に従い、ユーザ情報
管理システムはユーザ情報を作成し、ユーザ情報に従
い、ソフトウェア提供システムはユーザへ使用を希望す
るソフトウェアをデータセンタに提供させ、課金システ
ムはユーザのユーザのソフトウェア使用量に基づく課金
情報を作成し、積算システムにより課金情報に基づいた
ASP事業者へのソフトウェア使用料支払い情報が作成
されることを特徴とする。
【0018】請求項8記載のソフトウェア提供方法の発
明は、請求項5に記載のASPポータルサーバを用い
て、データセンタが提供するソフトウェアをユーザに配
信する方法であって、ソフトウェア情報登録システムは
データセンタが提供するソフトウェアの情報を登録し、
ユーザからのソフトウェア情報提示要求に従い、ソフト
ウェア情報登録システムは情報をユーザに提供し、ユー
ザからのソフトウェア使用要求に従い、ユーザ情報管理
システムはユーザ情報を作成し、ユーザ情報に従い、ソ
フトウェア提供システムはユーザへ使用を希望するソフ
トウェアをデータセンタに提供させ、課金システムはユ
ーザのソフトウェア使用量に基づく課金情報を作成し、
課金情報に従い、積算システムはASP事業者へのソフ
トウェア使用料支払い情報を作成し、ユーザからの質問
情報に従い、質問回答システムにより質問情報に対する
回答が送信されることを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項8のソフト
ウェア提供方法において、ソフトウェアの情報は、予想
される質問に対する回答を含み、質問回答システムは、
情報の中から検索した質問情報に対する回答を送信する
ことを特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項9のソフ
トウェア提供方法において、質問回答システムは、情報
の中に質問情報に対応する回答を検索することができな
かった場合、質問情報をデータセンタに送信し、得られ
た回答を送信することを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項7から1
0のいずれか1のソフトウェア提供方法において、ソフ
トウェア使用要求はソフトウェアの使用料の算出基準を
含み、算出基準に従い、課金システムは使用量を決定す
ることを特徴とする。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項6から1
1のいずれか1のソフトウェア提供方法において、ソフ
トウェアの情報はソフトウェアを特定するためのキーワ
ードを含み、ソフトウェア情報提示要求はキーワードを
含み、提供システムは要求に含まれたキーワードと同一
または類似のキーワードを含むソフトウェア情報登録シ
ステムに登録されたソフトウェアの情報を提供すること
を特徴とする。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項6から1
2のいずれか1のソフトウェア提供方法において、ソフ
トウェア使用要求は、ユーザが提供されたソフトウェア
の情報から選択した1または複数のソフトウェアの使用
の要求を含むことを特徴とする。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項6から1
3のいずれか1のソフトウェア提供法において、ソフト
ウェア情報登録システムは、さらに、情報を登録した旨
をユーザに提示することを特徴とする。
【0025】請求項15記載の記録媒体の発明は、請求
項6から14のいずれか1項に記載のソフトウェア提供
方法をASPポータルサーバに実現させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0026】請求項16に記載のASPソフトウェア提
供システムの発明は、複数のデータセンタがそれぞれ提
供するソフトウェアの少なくとも1のソフトウェアをA
SPポータルサーバがユーザに配信することを特徴とす
る。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項16のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、データセンタ
の少なくとも1つのセンタは、ASPポータルサーバの
管理者に管理され、少なくともデータセンタが提供する
ソフトウェア、ASP事業者が提供するソフトウェア、
および当ASPポータルサーバの管理者が提供するソフ
トウェアのいずれか1のソフトウェアが予め登録される
ことを特徴とする。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項16また
は17のASPソフトウェア提供システムにおいて、A
SPポータルサーバは、さらに、ソフトウェア情報登録
システムと、システムに登録されたソフトウェアの情報
のユーザへの提供システムと、ユーザ情報管理システム
と、データセンタからのソフトウェア提供システムと、
を有することを特徴とする。
【0029】請求項19記載の発明は、請求項18のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、ソフトウェア
情報登録システムは、ASPがASPポータルサーバを
介してユーザに提供するソフトウェアの情報が登録され
ることを特徴とする。
【0030】請求項20記載の発明は、請求項18また
は19のASPソフトウェア提供システムにおいて、提
供システムは、ユーザからのソフトウェア情報提示要求
に従い、ソフトウェア情報登録システムに登録されたソ
フトウェアの情報を提示することを特徴とする。
【0031】請求項21記載の発明は、請求項18から
20のいずれか1のASPソフトウェア提供システムに
おいて、ソフトウェアの情報はソフトウェアを特定する
ためのキーワードを含み、ソフトウェア情報提示要求は
キーワードを含み、提供システムは要求に含まれたキー
ワードと同一または類似のキーワードを含む情報をソフ
トウェア情報登録システムから検索し、提供することを
特徴とする。
【0032】請求項22記載の発明は、請求項18から
21のいずれか1のASPソフトウェア提供システムに
おいて、ユーザ情報管理システムは、ユーザからのソフ
トウェア使用要求に従いユーザ情報を作成し、ソフトウ
ェア提供システムは、ユーザ情報に従い、ソフトウェア
送信システムにユーザへ使用を希望するソフトウェアを
提供させることを特徴とする。
【0033】請求項23記載の発明は、請求項22のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、ソフトウェア
使用要求は、ユーザが提供システムにより提供されたソ
フトウェアの情報から選択した1または複数のソフトウ
ェアの使用の要求を含むことを特徴とする。
【0034】請求項24記載の発明は、請求項18から
23のいずれか1のASPソフトウェア提供システムに
おいて、ソフトウェア情報登録システムは、さらに、情
報を登録した旨をユーザに提示することを特徴とする。
【0035】請求項25に記載の発明は、請求項18か
ら24のいずれか1のASPソフトウェア提供システム
において、ASPポータルサーバには、さらに、ユーザ
のソフトウェア使用量に基づく課金情報を作成する課金
システムを有することを特徴とする。
【0036】請求項26記載の発明は、請求項25のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、ASPポータ
ルサーバには、さらに、課金情報に従いソフトウェアを
所有するASP事業者へのソフトウェア使用料支払い情
報を作成する積算システムを有することを特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明は、請求項18から
26のいずれか1項のASPソフトウェア提供システム
において、ASPポータルサーバには、さらに、ユーザ
からの質問情報に対応する回答情報を送信する質問回答
システムを有することを特徴とする。
【0038】請求項28記載の発明は、請求項27のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、質問回答シス
テムは、ユーザからの質問情報に従い、情報に対する予
め登録された回答情報をユーザに返信することを特徴と
する。
【0039】請求項29記載の発明は、請求項28のA
SPソフトウェア提供システムにおいて、質問回答シス
テムは、質問情報に対応する回答情報を有していない場
合、情報をデータセンタに送信し、サーバからの回答情
報をユーザに送信することを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明
は本発明の好適な一例を示したにすぎず、本発明は、以
下の説明に限定されて解釈されるものではない。すなわ
ち、本発明の要旨・精神を逸脱しない範囲内において種
々変形して実施することが可能である。以下、ASPソ
フトウェア販売システム、ASPポータルサーバ、ソフ
トウェア販売方法、およびこの方法を実現するためのプ
ログラムを記録した記録媒体について説明する。
【0041】[ASPソフトウェア販売システム]本発
明によるASPソフトウェア販売システムは、ASPポ
ータルサーバと、データセンタと、を有する。以下、第
1のASPソフトウェア販売システムについて説明する
と共に、第1〜第4のASPポータルサーバ、第1〜第
4のソフトウェア提供方法、およびこのシステムに用い
られるデータセンタについて説明する。
【0042】[第1のASPソフトウェア販売システ
ム]図1に、本発明による第1のASPソフトウェア販
売システムの構成例を示す。図1に示すように、このA
SPソフトウェア販売システムは、第1のASPポータ
ルサーバ1と、データセンタ2と、を有する。
【0043】ASPポータルサーバ1とデータセンタ
2、およびASPポータルサーバ1と各ユーザ(端末)
3との間は、通信を行うことができる回線4で接続され
る。回線4としては、例えば、ASPポータルサーバ1
とデータセンタ2などを一対一で結ぶ専用線などの回線
を用いてもよく、インターネットの様なWANなどを用
いてもよい。また、各データセンタ2、ユーザ(端末)
3毎に異なる通信回線としてもよい。なお、以下の説明
では、回線4をインターネットとして説明する。まず、
ASPポータルサーバについて説明する。
【0044】[ASPポータルサーバ]本発明によるA
SPポータルサーバは、前記したように、各データセン
タ2(ASP事業者)が提供するソフトウェアをユーザ
に提供するサーバである。まず、第1のASPポータル
サーバについて説明する。
【0045】[第1のASPポータルサーバ]図2は、
本発明による第1のASPポータルサーバの構成を示す
図である。図2に示すように、第1のASPポータルサ
ーバ1は、ソフトウェア情報登録システム12と、ソフ
トウェア情報提供システム14と、ユーザ情報管理シス
テム15と、ソフトウェア提供システム16、を有す
る。各システムは、通信インターフェース19を介して
データセンタ2、または/およびユーザ端末3と接続さ
れる。
【0046】ソフトウェア情報登録システム12は、デ
ータセンタ2が有するソフトウェアの情報を登録するシ
ステムである。通信インターフェース19を介してデー
タセンタ2と接続する。この情報は、少なくとも、この
ソフトウェアを有するデータセンタ2の情報と対応づけ
られて登録される。ソフトウェア情報登録システム12
は、データセンタ2からまたはデータセンタ2の管理者
(ASP事業者)から受信したソフトウェアの情報を登
録する。
【0047】なお、登録に先立ち、このソフトウェアが
登録に足るものであるか、すなわち、所定の登録要件を
満たしているか審査し、この要件を満たしたソフトウェ
アの情報のみを登録するようにしてもよい。
【0048】また、上記情報を登録するためのソフトウ
ェア情報データベース13を図2に示すようにシステム
外部に設けるようにしてもよい。また、ソフトウェア情
報登録システム12の内部に設けるようにしてもよい。
【0049】なお、ソフトウェア情報登録システム12
は、予め登録されたデータセンタ2に所定のタイミング
でアクセスし、データセンタ2が有するソフトウェアの
情報を取得するようにしてもよい。これにより、ソフト
ウェア情報データベース13には、常に新しいソフトウ
ェアの情報が登録されることとなる。この場合、データ
センタ2には、ソフトウェア情報登録システム12が閲
覧可能でかつ判読可能なソフトウェアの情報を含むデー
タが登録されているものとする。ソフトウェア情報登録
システム12は、このデータに基づき上記情報を登録す
るものとする。
【0050】ソフトウェア情報提供システム14は、通
信インターフェース19を介してユーザ端末3と接続し
ソフトウェア情報登録システム12に登録された情報を
ユーザに提供するシステム(提供システム)である。ソ
フトウェア情報提供システム14は、ユーザからソフト
ウェア情報の提示要求を受信すると、この提示要求に対
応したソフトウェアの情報をソフトウェア情報登録シス
テム12から検索し、検索結果をこのユーザに提示す
る。
【0051】なお、上記ソフトウェアの情報に、このソ
フトウェアを特定するためのキーワードを含めてもよ
い。このキーワードは、ASPポータルサーバ1の管理
者、または/および各データセンタ2の管理者(ASP
事業者)が決定する。この場合、上記提示要求は、キー
ワードを含むものとする。すなわち、ユーザは、使用を
希望するソフトウェアの情報に含まれていると考えるキ
ーワードを上記提示要求に含める。そして、ソフトウェ
ア情報提供システム14は、この提示要求に含まれたキ
ーワードと一致する、または類似するキーワードを含む
ソフトウェアの情報をソフトウェア情報登録システム1
2から取得する。この取得方法としては、公知の方法を
用いることができる。例えば、ソフトウェア情報データ
ベース13内にこのキーワードと同一または類似の情報
が登録されているかソフトウェア情報登録システム12
に検索させる。そして、この検索結果をユーザ(端末)
3に提示(提供)する。この提示方法としては、任意の
方法を採用することができる。
【0052】例えば、ユーザは、「経理ソフト」の使用
を希望する場合には、提示要求に「経理」というキーワ
ードを含める。例えば、ユーザは、図3に示すようなA
SPポータルサーバ1(ソフトウェア情報提供システム
14)がインターネット4bを介してユーザ(端末)3
に提供するサイトからキーワードを選択するようにして
もよい。また、図4に示すようなサイトに自らキーワー
ドを入力するようにしてもよい。ソフトウェア情報提供
システム14は、ソフトウェア情報データベース13の
中に「経理」というキーワード、またはこれに類似する
キーワードを有するソフトウェアの情報が登録されてい
るかソフトウェア情報登録システム12に検索させる。
そして、この検索結果を、ユーザに提示する。例えば、
図5や図9に示すような検索結果を含むサイトをインタ
ーネット4bを介してユーザ端末3bに提示するように
してもよい。また、この結果を含む電子メールをインタ
ーネット4bを介してユーザ端末3bに提示するように
してもよい。
【0053】ユーザ情報管理システム15は、ユーザ
(端末)3からソフトウェア使用要求を取得した場合
に、ユーザ情報を作成する。作成したユーザ情報をユー
ザ情報データベース18に登録し、ソフトウェア提供シ
ステム16に入力する。ユーザ情報データベース18
は、ユーザ情報管理システム15内部または外部に設け
られる。
【0054】ユーザは、このソフトウェア使用要求を、
例えば、ASPポータルサーバ1がインターネット4上
で提供する図6や図7に示すようなサイトに必要事項を
記入することで作成することができるようにしてもよ
い。これらのサイトには、図5や図9に示すようなサイ
トから使用を希望するソフトウェアを選択することでア
クセスできるようにしてもよい。この必要事項として
は、任意に設定することができる。ユーザ情報管理シス
テム15は、このようなサイトで作成されたソフトウェ
ア使用要求を受信すると、この使用要求からユーザ情報
を作成する。作成したユーザ情報をユーザ情報データベ
ース18に登録する。また、このユーザ情報をソフトウ
ェア提供システム16に入力する。
【0055】このユーザ情報は、少なくとも、ユーザと
このユーザに提供するソフトウェアを特定することがで
きる情報とする。例えば、ソフトウェア名、ユーザ名な
どを含めるようにしてもよい。
【0056】このソフトウェア使用要求で要求可能なソ
フトウェアは、1つのソフトウェアに限定する必要はな
い。すなわち、ユーザは、1つのソフトウェアのみの使
用要求を送信してもよいが、複数のソフトウェアの使用
要求を送信するようにしてもよい。
【0057】例えば、ユーザは、図5に示すようなソフ
トウェア情報提供システム14がインターネット4上に
提供するホームページから使用を希望するソフトウェア
を1つまたは複数選択してもよい。そして、図8に示す
ようなサイトに必要事項を記入してASPポータルサー
バ1に送信する。ユーザ情報管理システム15は、この
情報に基づき、1つまたは複数のソフトウェアのユーザ
への使用を許可する。すなわち、ユーザ情報にこれらの
ソフトウェアを特定する情報を含めて登録する。また、
ユーザは、図9に示すようなホームページからソフトウ
ェア情報提供システム14に情報を提供されたソフトウ
ェアすべてを選択するようにしてもよい。
【0058】なお、ユーザ情報管理システム15は、所
定の要件を満たした場合にのみユーザ情報を作成するよ
うにしてもよい。これにより、例えばソフトウェアを提
供するユーザを限定することなどが可能となる。
【0059】ソフトウェア提供システム16は、データ
センタ2に、上記ユーザ情報で特定されるソフトウェア
をユーザへ提供させる。まず、上記ユーザ情報で指定さ
れるソフトウェアを有するデータセンタ2を、ソフトウ
ェア情報データベース13に登録されたソフトウェアの
情報から特定する。なお、この作業をソフトウェア情報
登録システム12に行わせるようにしてもよい。次い
で、特定したデータセンタ2に、上記ソフトウェアをユ
ーザに直接、またはASPポータルサーバ1を介して間
接にユーザへ提供するよう指示する。このソフトウェア
提供方法として、以下の2つを例示する。ただし、以下
の2例に限定されるものではない。
【0060】ユーザ端末3からデータセンタ2へのア
クセスは、ASPポータルサーバ1、すなわち、通信イ
ンターフェース19を介して両者に接続するソフトウェ
ア提供システム16を必ず介すようにする。すなわち、
ASPポータルサーバは、ゲートウェイとしての役割を
担う。この場合、ソフトウェア提供システム16は、上
記ユーザ情報を用いてユーザ認証を行う。これにより、
上記ユーザ情報により特定されたユーザのみがASPポ
ータルサーバ1を介してデータセンタ2にアクセスする
ことが可能となる。データセンタ2は、ASPポータル
サーバ1を介して間接に、または直接にユーザへソフト
ウェアを提供する。
【0061】データセンタ2がユーザからのアクセス
を受けた場合、ソフトウェア提供システム16は、ユー
ザ認証を行うようにする。この結果、ユーザが特定され
た場合にのみソフトウェアが提供される。
【0062】なお、ソフトウェア情報登録システム12
は、上記情報を登録した際に、または登録した後に、情
報を登録した旨を通信インターフェース19を介してユ
ーザに通知するようにしてもよい。この通知方法として
は、どのような方法を採用してもよい。例えば、ソフト
ウェア情報登録システム12は、この旨を含むホームペ
ージを作成し、これをユーザに提示するようにしてもよ
い。また、この旨を含む電子メールをユーザに送信する
ようにしてもよい。なお、この電子メールは、所定のユ
ーザのみに送信されるようにしてもよい。例えば、ユー
ザに使用を希望するソフトウェアのキーワードを予め登
録させ、このキーワードと同一または類似のキーワード
を上記情報に含むソフトウェアが登録された場合に、登
録の旨をこのユーザに送信するようにする。
【0063】[第2のASPポータルサーバ]図10
に、本発明による第2のASPポータルサーバの構成例
を示す。この第2のASPポータルサーバ1は、図10
に示すように、上記第1のASPポータルサーバに加
え、さらに、課金システム20を有する。
【0064】課金システム20は、通信インターフェー
ス19を介してユーザ(端末)3のソフトウェアの使用
状況から、ユーザへの課金情報を作成する。
【0065】この課金情報は、ユーザから徴収するソフ
トウェアの使用料に関する情報であり、ユーザのソフト
ウェアの使用量により決められる。この使用量は、ソフ
トウェア毎または/およびユーザ毎に異なる算出基準を
用いてもよい。
【0066】例えば、使用した時間から使用量を算出し
てもよい。すなわち、課金情報(ソフトウェアの使用
料)は、ユーザがソフトウェアを使用した時間毎に定め
られるようにしてもよい。また、使用頻度から使用料を
算出してもよい。すなわち、課金情報(ソフトウェアの
使用料)は、ユーザがソフトウェアを使用した回数毎に
定められるようにしてもよい。また、契約期間から算出
してもよい。なお、ソフトウェアの使用料の算定基準
は、これらに限定されるものではなく、任意に定めるこ
とができる。
【0067】また、ユーザが複数の算定基準の中から課
金情報の作成に用いられる基準を選択できるようにして
もよい。例えば、課金システム20は、図7に示すよう
なソフトウェア使用要求の作成サイトで、算定基準を時
間制とするか回数制(使用頻度制)とするかユーザに選
択された基準により課金情報を作成してもよい。すなわ
ち、ユーザ情報に含まれる使用量の算出基準を参照し、
この基準に従って使用量を算出する。
【0068】このように、ユーザのソフトウェアの使用
時間や使用頻度などを判定する方法としては、公知の方
法を採用することができる。例えば、使用頻度は、ユー
ザのデータセンタ2への直接または間接のアクセスを監
視することで把握することができる。
【0069】課金システム20は、さらに、作成した課
金情報に基づき、ユーザからソフトウェアの使用料を徴
収するようにしてもよい。この使用料の徴収方法として
は、任意の方法を用いることができる。例えば、電子マ
ネー技術を用いて使用料を徴収するようにしてもよい。
また、ASPポータルサーバ1の管理者がインターネッ
トサービスプロバイダの管理者でもある場合には、イン
ターネット接続料と共に徴収するようにしてもよい。ま
た、ASPポータルサーバ1の管理者は、この課金情報
に基づきユーザからソフトウェア使用料を徴収するよう
にしてもよい。
【0070】なお、この課金情報を、データセンタ2に
送信するようにしてもよい。データセンタ2を有するA
SP事業者は、この課金情報に基づきユーザからソフト
ウェア使用料を徴収することが可能となる。また、以下
に示すように、課金情報を積算システム21に入力する
ようにしてもよい。
【0071】[第3のASPポータルサーバ]図11
に、本発明による第3のASPポータルサーバの構成例
を示す。この第3のASPポータルサーバ1は、上記第
2のASPポータルサーバに加え、さらに、積算システ
ム21を有する。この場合、課金システム20、または
ASPポータルサーバ1の管理者は、前記したように、
このユーザからソフトウェアの使用料を徴収するものと
する。
【0072】積算システム21は、課金システム20か
ら入力された課金情報に基づき、各データセンタ2の管
理者(ASP事業者)への使用料支払い情報を作成す
る。この情報には、ユーザからASPポータルサーバ1
の管理者が徴収した使用料から所定の手数料を差し引い
た金額が含まれる。すなわち、ASPポータルサーバ1
の仲介料が差し引かれる。この仲介料は、任意に定める
ことができ、例えば、ソフトウェア毎(ASP事業者
毎)、または/およびユーザ毎に定めてもよい。また、
仲介料の金額は、徴収した使用料に対して一定の割合の
金額としてもよく、一定の金額としてもよい。
【0073】積算システム21は、さらに、作成した使
用料支払い情報に基づき、データセンタ2の管理者(A
SP事業者)への入金を行うようにしてもよい。この入
金方法は、任意の方法を採用することができる。なお、
ASPポータルサーバ1の管理者がこの情報に基づきA
SP事業者への入金を行うようにしてもよい。このよう
に、ASPポータルサーバ1またはその管理者は、積算
システム21を設けることで、ユーザからのソフトウェ
ア使用料の徴収も行うことができるようになる。
【0074】[第4のASPポータルサーバ]図12
に、本発明による第4のASPポータルサーバの構成例
を示す。図12に示すように、第4のASPポータルサ
ーバは、上記第1のASPポータルサーバに加え、ヘル
プシステム17をさらに有する。
【0075】この第4のASPポータルサーバでは、上
記ソフトウェアの情報として、少なくとも予め予想され
る質問に対する回答情報を含むものとする。この回答情
報は、ASP事業者が作成するようにしてもよく、AS
Pポータルサーバ1の管理者が作成するようにしてもよ
い。
【0076】ヘルプシステム17は、通信インターフェ
ース19を介してユーザから入力された質問情報に対す
る回答情報が上記ソフトウェアの情報に含まれているか
ソフトウェア情報登録システム12を介して検索する。
【0077】上記ソフトウェアの情報に回答情報が含ま
れていた場合、ヘルプシステム17は、この回答情報を
通信インターフェース19を介してユーザ(端末)3に
提示する。この提示方法としては、任意の方法を採用す
ることができるが、例えば、回答情報を含むホームペー
ジをユーザに提示するようにしてもよい。また、回答情
報を含む電子メールをユーザ端末3に送信するようにし
てもよい。
【0078】上記ソフトウェアの情報に回答情報が含ま
れていなかった場合、ヘルプシステム17は、質問情報
をデータセンタ2、またはデータセンタ2の管理者に送
信する。データセンタ2の管理者は、この質問情報に対
する回答情報を作成し、ヘルプシステム17へ送信す
る。ヘルプシステム17は、この回答情報をユーザ(端
末)3に送信する。また、上記情報に回答情報が含まれ
ていなかった場合、ヘルプシステム17は、データセン
タ2の管理者への連絡方法をユーザに提示するようにし
てもよい。
【0079】また、この回答情報として、このソフトウ
ェアを使用するユーザ数や使用頻度などを含めるように
してもよい。また、ヘルプシステム17は、ユーザにキ
ーワードを入力された場合、ソフトウェア情報提供シス
テム14を介して該キーワードと同一または類似のキー
ワードを含む情報が登録されたソフトウェアをユーザに
提示するようにしてもよい。
【0080】なお、上記第2、または第3のASPポー
タルサーバにヘルプシステム17を設けるようにしても
よいことは当然である。以下、上記第1〜第4のASP
ポータルサーバの動作(ソフトウェア提供方法)につい
て説明する。
【0081】[ソフトウェア提供方法] [第1のソフトウェア提供方法]本発明による第1のソ
フトウェア提供方法は、上記第1のASPポータルサー
バを用いてユーザにソフトウェアを提供する方法であ
る。この提供方法の一例を、図13を参照しながら説明
する。
【0082】まず、ソフトウェアソフトウェア情報登録
システム12が、データセンタ2が有するソフトウェア
の情報をソフトウェア情報データベース13に登録する
(ステップS1)。この情報の登録は、ASP事業者
(データセンタ2の管理者)から登録の要求があった場
合に行われる。なお、前記したように、ASPポータル
サーバ1の管理者は、この登録に際して所定の審査を行
うようにしてもよい。この審査は、特に限定されない。
例えば、プログラムの中にウィルスが存在していないか
審査するようにしてもよい。
【0083】なお、この情報を登録した後、情報を登録
した旨をユーザ(端末)3に提示するようにしてもよ
い。この提示を行うタイミングは、上記情報が登録され
た後であれば特に限定されない。
【0084】次いで、ソフトウェア情報提供システム1
4が、ユーザからのソフトウェア情報提示要求の受信を
待つ(ステップS2)。ソフトウェア情報提供システム
14は、この要求を受信すると(ステップS2/YE
S)、この要求に対応するソフトウェアの情報をユーザ
に提供する(ステップS3)。この提供方法としては、
例えば、前記したような方法を採用することができる。
【0085】ソフトウェア情報提供システム14は、図
3に示すようなサイトを通信インターフェース19を介
してユーザ3に提示する。ユーザ3は、このサイトか
ら、使用を希望するソフトウェアのキーワードを選択
し、この情報(ソフトウェア情報提示要求)を送信す
る。また、ソフトウェア情報提供システム14は、図4
に示すようなサイトをユーザに提供し、ソフトウェアを
特定するためのキーワードを送信させるようにしてもよ
い。
【0086】ソフトウェア情報提供システム14は、直
接、またはソフトウェア情報登録システム12を介して
間接に、上記キーワードを含む情報がソフトウェア情報
データベース13に登録されているか検索する。そし
て、この検索結果を図5や図9に示すようなサイトでユ
ーザに提供する。
【0087】ユーザ情報管理システム15は、ユーザか
らのソフトウェア使用要求の受信を待つ(ステップS
4)。この要求を受信した場合(ステップS4/YE
S)、この要求からユーザ情報を作成し(ステップS
5)、これをユーザ情報データベース18に登録する。
【0088】例えば、ソフトウェア情報提供システム1
4は、ユーザに図5や図9に示すようなサイトから使用
を希望するソフトウェアを選択されると、図6や図7に
示すようなサイトをユーザに提供する。ユーザは、この
サイトに使用契約に必要な事項を記載する。この必要な
事項は、任意に定めることができる。例えば、図7に示
すように、使用量を時間により算出するか使用頻度によ
り算出するか決定した情報も含めるようにしてもよい。
【0089】また、ユーザは、一つのソフトウェア使用
要求に複数のソフトウェアの使用要求を含めるようにし
てもよい。この場合、例えば、図5や図9に示すような
サイトで複数(または1群)のソフトウェアを選択し、
図8に示すようなサイトで必要事項を記入するようにし
てもよい。
【0090】ソフトウェア提供システム16は、データ
センタ2に、このユーザへ上記ユーザ情報で特定される
ソフトウェアを提供させる(ステップS6)。このソフ
トウェアの提供方法としては、任意の方法を用いること
ができるが、例えば、前記したような方法を採用するこ
とができる。
【0091】[第2のソフトウェア提供方法]本発明に
よる第2のソフトウェア提供方法は、上記第2のASP
ポータルサーバを用いてユーザにソフトウェアを提供す
る方法である。この提供方法の一例を、図14を参照し
ながら説明する。
【0092】この第2のソフトウェア提供方法のステッ
プS11からステップS15は、上記第1のソフトウェ
ア提供方法におけるステップS1からステップS15と
同様である。ユーザ情報管理システム15によりユーザ
情報が作成された後、初期状態の課金情報が作成される
(ステップS16)。例えば、ユーザの使用量(使用
料)が0の課金情報を作成される。
【0093】次いで、ステップS17でデータセンタ2
にソフトウェアを提供させる。その後、課金システム2
0は、ユーザのソフトウェア使用量を監視し、課金情報
を作成する。この監視方法、および課金情報の作成方法
は、前記した方法を採用することができる。
【0094】なお、前記したように、課金システム20
は、この課金情報に従い、ユーザからソフトウェアの使
用料を徴収するようにしてもよい。
【0095】[第3のソフトウェア提供方法]本発明に
よる第3のソフトウェア提供方法は、上記第3のASP
ポータルサーバを用いてユーザにソフトウェアを提供す
る方法である。この提供方法の一例を、図15を参照し
ながら説明する。
【0096】まず、ソフトウェアソフトウェア情報登録
システム12が、データセンタ2が有するソフトウェア
の情報をソフトウェア情報データベース13に登録する
(ステップS21)。この情報の登録は、ASP事業者
(データセンタ2の管理者)から登録の要求があった場
合に行われる。なお、前記したように、ASPポータル
サーバ1の管理者は、この登録に際して所定の審査を行
うようにしてもよい。この審査は、特に限定されない。
例えば、プログラムの中にウィルスが存在していないか
審査するようにしてもよい。
【0097】なお、この情報を登録した後、情報を登録
した旨をユーザ(端末)3に提示するようにしてもよ
い。この提示を行うタイミングは、上記情報が登録され
た後であれば特に限定されない。
【0098】ソフトウェア情報登録システム12が上記
情報を登録した後に、このソフトウェアを有するデータ
センタ2(ASP事業者)への使用料支払い情報が作成
される(ステップS22)。ここで作成される情報は、
使用料が初期値に設定される。例えば、ASPポータル
サーバ1の管理者がASP事業者へ支払うソフトウェア
使用料が0円と設定される。
【0099】次いで、ソフトウェア情報提供システム1
4が、ユーザからのソフトウェア情報提示要求の受信を
待つ(ステップS23)。ソフトウェア情報提供システ
ム14は、この要求を受信すると(ステップS23/Y
ES)、この要求に対応するソフトウェアの情報をユー
ザに提供する(ステップS24)。この提供方法として
は、例えば、前記したような方法を採用することができ
る。
【0100】ソフトウェア情報提供システム14は、図
3に示すようなサイトを通信インターフェース19を介
してユーザ3に提示する。ユーザ3は、このサイトか
ら、使用を希望するソフトウェアのキーワードを選択
し、この情報(ソフトウェア情報提示要求)を送信す
る。また、ソフトウェア情報提供システム14は、図4
に示すようなサイトをユーザに提供し、ソフトウェアを
特定するためのキーワードを送信させるようにしてもよ
い。
【0101】ソフトウェア情報提供システム14は、直
接、またはソフトウェア情報登録システム12を介して
間接に、上記キーワードを含む情報がソフトウェア情報
データベース13に登録されているか検索する。そし
て、この検索結果を図5や図9に示すようなサイトでユ
ーザに提供する。
【0102】ユーザ情報管理システム15は、ユーザか
らのソフトウェア使用要求の受信を待つ(ステップS2
5)。この要求を受信した場合(ステップS25/YE
S)、この要求からユーザ情報を作成し(ステップS2
6)、これをユーザ情報データベース18に登録する。
【0103】例えば、ソフトウェア情報提供システム1
4は、ユーザに図5や図9に示すようなサイトから使用
を希望するソフトウェアを選択されると、図6や図7に
示すようなサイトをユーザに提供する。ユーザは、この
サイトに使用契約に必要な事項を記載する。この必要な
事項は、任意に定めることができる。例えば、図7に示
すように、使用量を時間により算出するか使用頻度によ
り算出するか決定した情報も含めるようにしてもよい。
また、ユーザは、一つのソフトウェア使用要求に複数の
ソフトウェアの使用要求を含めるようにしてもよい。こ
の場合、例えば、図5や図9に示すようなサイトで複数
(または1群)のソフトウェアを選択し、図8に示すよ
うなサイトで必要事項を記入するようにしてもよい。
【0104】ユーザ情報が登録された(ステップS2
6)後、課金システム20は、このユーザの課金情報を
作成する。ここで作成される課金情報には、初期値が設
定される。例えば、このユーザへの請求額が0円と設定
された課金情報としてもよい。
【0105】ソフトウェア提供システム16は、データ
センタ2に、このユーザへ上記ユーザ情報で特定される
ソフトウェアを提供させる(ステップS28)。このソ
フトウェアの提供方法としては、任意の方法を用いるこ
とができるが、例えば、前記したような方法を採用する
ことができる。
【0106】課金システム20は、このユーザの使用状
況(ソフトウェア使用量)を監視し、課金情報を作成す
る(ステップS29)。すなわち、上記課金情報の請求
金額等の設定値を変更する。
【0107】例えば、上記使用量がソフトウェアの使用
期間により算出される場合、課金システム20は、ユー
ザのソフトウェア使用期間を判断する。また、上記使用
量がソフトウェアの使用頻度により算出される場合、課
金システム20は、ユーザのソフトウェア使用頻度を判
断する。この使用頻度は、データセンタ2がユーザ(端
末)3にソフトウェアを提供した回数から判断すること
ができる。すなわち、ユーザ端末3からデータセンタ2
へのアクセスに必ずASPポータルサーバ1を介さなけ
ればならないようにする場合、課金システム20は、通
信を仲介した回数を把握することで、上記使用頻度を把
握することができる。また、前記したように、データセ
ンタ2がユーザ端末3からアクセスを受け付けた場合に
ASPポータルサーバにユーザ認証を行わせる場合、ユ
ーザ認証を行った回数を把握することで、上記使用頻度
を把握することができる。
【0108】なお、前記したように、課金システム20
は、作成した課金情報に基づき、ユーザからソフトウェ
アの使用料を徴収するようにしてもよい。
【0109】次いで、積算システム21は、上記課金情
報から、上記使用料支払い情報を交信する(ステップS
30)。この使用料支払い情報の作成は、上述したよう
に行うことができる。
【0110】なお、前記したように、積算システム21
は、作成した使用料支払い情報に基づき、ASP事業者
へソフトウェアの使用料を支払うようにしてもよい。
【0111】[第4のソフトウェア提供方法]本発明に
よる第4のソフトウェア提供方法は、上記第4のASP
ポータルサーバを用いてユーザにソフトウェアを提供す
る方法である。この提供方法の一例を、図16を参照し
ながら説明する。なお、データセンタ2に登録されたソ
フトウェアを提供するまでの動作は、上記第1のソフト
ウェア提供方法と同様である。また、上記第2または第
3のソフトウェア提供方法を採用することもできる。
【0112】ヘルプシステム17は、ユーザ(端末)3
から質問情報を受信すると、この情報に対応する回答情
報がソフトウェア情報データベース13に登録されたソ
フトウェアの情報に含まれているか確認する(ステップ
S41)。
【0113】この回答情報が上記情報に含まれていた場
合(ステップS41/YES)、この回答情報をユーザ
(端末)3に提供する(ステップS45)。
【0114】この回答情報が上記情報に含まれていなか
った場合(ステップS41/NO)、上記質問情報をA
SP事業者(データセンタ2)に送信するようにしても
よい(ステップS43)。この場合、ASP事業者は、
この質問情報に対する回答を作成し、ASPポータルサ
ーバ1に送信する。そして、ヘルプシステム17は、通
信インターフェース19を介して受信した回答から回答
情報を作成し(ステップS44)、ユーザ(端末)3に
送信する(ステップS45)。
【0115】なお、上記質問情報が、このソフトウェア
が提供されているユーザ数などを問い合わせる内容であ
った場合、ヘルプシステム17は、ソフトウェア情報デ
ータベース13やユーザ情報データベース18に登録さ
れた情報に基づき、回答情報を作成するようにしてもよ
い。なお、このような回答情報を予め作成し、ソフトウ
ェア情報データベース13に質問情報に対する回答情報
として登録しておいてもよい。
【0116】また、ASPポータルサーバは、前記した
方法を記載したプログラムをASPポータルサーバが読
取可能なプログラムを記録した記録媒体に基づき、これ
らの方法を実現するようにしてもよい。
【0117】[データセンタ]データセンタ2は、公知
のデータセンタに、上述したような機能を加えることで
実現できる。
【0118】このように、ユーザ(端末)3とデータセ
ンタ2の間にASPポータルサーバ1を設けることで、
ユーザは、ASPポータルサーバ1にアクセスするだけ
で、複数のASP事業者(データセンタ2)が提供する
ソフトウェアに関する情報を取得することが可能とな
る。また、複数の事業者のソフトウェアを比較すること
が可能となる。
【0119】また、ASP事業者にとっては、他のAS
P事業者のソフトウェアとあわせてソフトウェアをユー
ザに提供することが可能となる。従って、ASP事業者
は、より多くのユーザにソフトウェアを提供することが
可能となる。次に、第2のASPソフトウェア販売シス
テムについて説明し、あわせてこのシステムで用いられ
るASPポータルサーバ、およびソフトウェア提供方法
について説明する。
【0120】[第2のASPソフトウェア販売システ
ム]図17に、本発明による第2のASPソフトウェア
販売システムの一構成を示す。図17に示すように、第
2のASPソフトウェア販売システムは、上記第1のA
SPソフトウェア販売システムのデータセンタ2の少な
くとも1つがASPポータルサーバ1内に置かれる。こ
のASPポータルサーバ1内のデータセンタ2(以下、
このデータセンタをデータセンタ11と表記する。)
は、ASPポータルサーバ1の管理者により運営され、
主にデータセンタを有しないソフトベンダが提供するソ
フトウェアが予め登録される。なお、これらのソフトウ
ェア以外を登録するようにしてもよい。すなわち、デー
タセンタ11にこれらのソフトウェア以外のソフトウェ
ア、例えば、データセンタを有するソフトベンダが提供
するソフトウェアや、ASPポータルサーバ1の管理者
が提供するソフトウェアなどを登録することは任意であ
る。ソフトウェアの登録方法は、公知の方法を採用する
ことができる。例えば、ソフトウェアをインターネット
などのネットワーク4を介してデータセンタ2a〜2c
からデータセンタ11へ送信して登録するようにしても
よい。また、CD−ROMなどの情報記録媒体に格納さ
れたソフトウェアをデータセンタ11に登録するように
してもよい。
【0121】従って、このシステムは、前記したような
ソフトウェアが予め登録されたデータセンタ11が設け
られた以外は上記第1のASPソフトウェア販売システ
ムと同様のASPポータルサーバ、およびデータセンタ
を採用することができる。なお、上記第1のASPソフ
トウェア販売システムでの積算システムにおけるASP
事業者は、このシステムではソフトウェアの提供者を意
味する。すなわち、データセンタ2a〜2cのソフトウ
ェアの支払い情報は、各提供者宛てに作成される。デー
タセンタ11に登録されたソフトベンダのソフトウェア
の支払い情報は、このソフトベンダ宛てに作成される。
従って、このソフトウェアにおけるASP事業者とは上
記ソフトベンダを意味する。また、データセンタ11に
登録されたASPポータルサーバ1の管理者のソフトウ
ェアの支払い情報は、この管理者宛に作成される。従っ
て、このソフトウェアにおけるASP事業者とはこの管
理者を意味する。
【0122】このように、ASPポータルサーバ1の管
理者は、ASP事業者を兼ねることができ、自己の所有
するソフトウェアをこのシステムで提供することが可能
となる。
【0123】このASPポータルサーバは、上記第1か
ら第4のASPポータルサーバに、データセンタ11を
設けることで実現することができる。上記第1のASP
ポータルサーバの内部にデータセンタ11を設けた構成
例を図18に示す。
【0124】ソフトウェア情報登録システム12などの
各システムは、データセンタ11を上記第1から第4の
ASPポータルサーバのデータセンタ2a〜2c同様に
取り扱う。例えば、ソフトウェア情報登録システム12
は、データセンタ11のソフトウェアの情報も前記同様
にソフトウェア情報データベース13に登録する。ソフ
トウェア情報提供システム14は、データセンタ11の
ソフトウェアの情報も前記同様にユーザ端末3に提供す
る。ソフトウェア提供システム16は、データセンタ1
1のソフトウェアを前記同様にユーザに提供する。
【0125】これにより、ASPポータルサーバ1は、
上記第1のシステムでのASPのポータルサーバ・ゲー
トウェイサーバとしての役割に加え、ASP事業者とし
ての役割も担うことが可能となる。従って、ソフトベン
ダは、自らデータセンタ2を構築し、運用・保守するこ
となくASPによりソフトウェアを提供することが可能
となる。
【0126】また、このシステムのASPポータルサー
バを用いてソフトウェアを提供する方法としては、上記
第1〜第4のASPソフトウェア提供方法でデータセン
タ2の少なくとも一つをデータセンタ11とし、このセ
ンタを前記したように取り扱えばよい。なお、以上の動
作は、プログラム処理により行われるようにしてもよい
ことは当然である。
【0127】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ユーザは、種々のASP事業者が提供するソ
フトウェアを1つのサーバにアクセスするだけで利用す
ることが可能となる。従って、複数のASP事業者が提
供するソフトウェアの中から最適なソフトウェアを選択
することが可能となる。
【0128】また、ASP事業者は、ユーザとの契約を
行ったり、ユーザから使用料を徴収したりする作業を省
くことが可能となる。また、ASPポータルサーバでは
ユーザに対して各ASP事業者が提供するソフトウェア
を提供するため、上述の通り、ユーザにとっての利便性
が向上する。このことにより、ASP事業者が提供する
ソフトウェアの商品価値も高くなる。すなわち、このポ
ータルサーバを利用しない場合に比べて、極めて多くの
ユーザにソフトウェアを提供することが可能となる。
【0129】さらに、ASPポータルサーバ内にデータ
センタを設けることで、データセンタを持たないソフト
ベンダのソフトウェアも提供することが可能となる。従
って、ユーザは、より多くのソフトウェアを使用するこ
とが可能となる。また、データセンタを持たないソフト
ベンダは、ASPによりソフトウェアを提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1のASPソフトウェア提供シ
ステムの構成例を示す。
【図2】本発明による第1のASPポータルサーバの内
部構成例を示す。
【図3】ソフトウェア検索に用いられるサイトの第一の
例である。
【図4】ソフトウェア検索に用いられるサイトの第二の
例である。
【図5】ソフトウェア検索の結果を示すサイトの第一の
例である。
【図6】ソフトウェア使用要求を作成するサイトの第一
の例である。
【図7】ソフトウェア使用要求を作成するサイトの第二
の例である。
【図8】ソフトウェア使用要求を作成するサイトの第三
の例である。
【図9】ソフトウェア検索の結果を示すサイトの第二の
例である。
【図10】本発明による第2のASPポータルサーバの
内部構成例を示す。
【図11】本発明による第3のASPポータルサーバの
内部構成例を示す。
【図12】本発明による第4のASPポータルサーバの
内部構成例を示す。
【図13】第1のソフトウェア提供方法を説明するため
のフローチャートである。
【図14】第2のソフトウェア提供方法を説明するため
のフローチャートである。
【図15】第3のソフトウェア提供方法を説明するため
のフローチャートである。
【図16】第4のソフトウェア提供方法における質問情
報に対する回答情報を送信する動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図17】本発明による第2のASPソフトウェア提供
システムの構成例を示す図である。
【図18】本発明による第2のASPソフトウェア提供
システムのASPポータルサーバの内部構成例である。
【符号の説明】
1 ASPポータルサーバ 2 データセンタ 3 ユーザ(ユーザ端末) 4 通信回線(ネットワーク、インターネット) 11 データセンタ 12 ソフトウェア情報登録システム 13 ソフトウェア情報データベース 14 (ソフトウェア情報)提供システム 15 ユーザ情報管理システム 16 ソフトウェア提供システム 17 ヘルプシステム 18 ユーザ情報データベース 19 通信インターフェース 20 課金システム 21 積算システム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 302 G06F 17/60 332 332 9/06 660C

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各データセンタが提供するソフトウェア
    の少なくとも1のソフトウェアをユーザに提供するため
    のASPポータルサーバ。
  2. 【請求項2】 前記データセンタの少なくとも1つのセ
    ンタは、前記ASPポータルサーバ内に設けられ、ソフ
    トベンダが提供するソフトウェアが予め登録されること
    を特徴とする請求項1に記載のASPポータルサーバ。
  3. 【請求項3】 前記ASPポータルサーバは、さらに、
    ソフトウェア情報登録システムと、該システムに登録さ
    れたソフトウェアの情報のユーザへの提供システムと、
    ユーザ情報管理システムと、前記ユーザへのソフトウェ
    ア提供システムと、を有することを特徴とする請求項1
    または2に記載のASPポータルサーバ。
  4. 【請求項4】 前記ASPポータルサーバは、さらに、
    ユーザのソフトウェア使用量に基づく課金情報を作成す
    る課金システムと、ASP事業者へのソフトウェア使用
    料支払い情報を作成する積算システムと、を有すること
    を特徴とする請求項3に記載のASPポータルサーバ。
  5. 【請求項5】 前記ASPポータルサーバは、さらに、
    ユーザからの質問情報に対する回答情報を送信する質問
    回答システムを有することを特徴とする請求項4に記載
    のASPポータルサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のASPポータルサーバ
    を用いて、データセンタが提供するソフトウェアをユー
    ザに提供する方法であって、ソフトウェア情報登録シス
    テムは前記データセンタが提供するソフトウェアの情報
    を登録し、ユーザからのソフトウェア情報提示要求に従
    い、ソフトウェア情報登録システムは前記情報をユーザ
    に提供し、ユーザからのソフトウェア使用要求に従い、
    ユーザ情報管理システムはユーザ情報を作成し、ソフト
    ウェア提供システムにより前記データセンタの前記ソフ
    トウェアがユーザに提供されることを特徴とするソフト
    ウェア提供方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のASPポータルサーバ
    を用いて、データセンタが提供するソフトウェアをユー
    ザに提供する方法であって、ソフトウェア情報登録シス
    テムは、前記データセンタが提供するソフトウェアの情
    報を登録し、ユーザからのソフトウェア情報提示要求に
    従い、ソフトウェア情報登録システムは前記情報をユー
    ザに提供し、ユーザからのソフトウェア使用要求に従
    い、ユーザ情報管理システムはユーザ情報を作成し、該
    ユーザ情報に従い、前記ソフトウェア提供システムは前
    記ユーザに前記データセンタのソフトウェアを提供し、
    課金システムはユーザのユーザのソフトウェア使用量に
    基づく課金情報を作成し、積算システムにより該課金情
    報に基づいたASP事業者へのソフトウェア使用料支払
    い情報が作成されることを特徴とするソフトウェア提供
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のASPポータルサーバ
    を用いて、データセンタが提供するソフトウェアをユー
    ザに提供する方法であって、ソフトウェア情報登録シス
    テムは前記データセンタが提供するソフトウェアの情報
    を登録し、ユーザからのソフトウェア情報提示要求に従
    い、ソフトウェア情報登録システムは前記情報をユーザ
    に提供し、ユーザからのソフトウェア使用要求に従い、
    ユーザ情報管理システムはユーザ情報を作成し、該ユー
    ザ情報に従い、前記ソフトウェア提供システムは前記デ
    ータセンタのソフトウェアを前記ユーザに提供し、課金
    システムはユーザのソフトウェア使用量に基づく課金情
    報を作成し、該課金情報に従い、積算システムはASP
    事業者へのソフトウェア使用料支払い情報を作成し、ユ
    ーザからの質問情報に従い、質問回答システムにより該
    質問情報に対する回答が送信されることを特徴とするソ
    フトウェア提供方法。
  9. 【請求項9】 前記ソフトウェアの情報は、予想される
    質問に対する回答情報を含み、質問回答システムは、該
    情報の中から検索した前記質問情報に対する回答情報を
    送信することを特徴とする請求項8に記載のソフトウェ
    ア提供方法。
  10. 【請求項10】 前記質問回答システムは、前記情報の
    中に前記質問情報に対応する回答情報を検索することが
    できなかった場合、該質問情報を前記データセンタに送
    信し、得られた回答情報を送信することを特徴とする請
    求項9に記載のソフトウェア提供方法。
  11. 【請求項11】 前記ソフトウェア使用要求はソフトウ
    ェアの使用料の算出基準を含み、該算出基準に従い、前
    記課金システムは前記使用量を決定することを特徴とす
    る請求項7から10のいずれか1項に記載のソフトウェ
    ア提供方法。
  12. 【請求項12】 前記ソフトウェアの情報はソフトウェ
    アを特定するためのキーワードを含み、前記ソフトウェ
    ア情報提示要求はキーワードを含み、提供システムは該
    要求に含まれたキーワードと同一または類似のキーワー
    ドを含むソフトウェア情報登録システムに登録されたソ
    フトウェアの情報を提供することを特徴とする請求項6
    から11のいずれか1項に記載のソフトウェア提供方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ソフトウェア使用要求は、ユーザ
    が提供されたソフトウェアの情報から選択した1または
    複数のソフトウェアの使用の要求を含むことを特徴とす
    る請求項6から12のいずれか1項に記載のソフトウェ
    ア提供方法。
  14. 【請求項14】 前記ソフトウェア情報登録システム
    は、さらに、前記情報を登録した旨をユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項6から13のいずれか1項に記
    載のソフトウェア提供方法。
  15. 【請求項15】 請求項6から14のいずれか1項に記
    載のソフトウェア提供方法をASPポータルサーバに実
    現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 複数のデータセンタがそれぞれ提供す
    るソフトウェアの少なくとも1のソフトウェアをASP
    ポータルサーバがユーザに配信することを特徴とするA
    SPソフトウェア提供システム。
  17. 【請求項17】 前記データセンタの少なくとも1つの
    センタは、前記ASPポータルサーバ内に設けられ、ソ
    フトベンダが提供するソフトウェアが予め登録されるこ
    とを特徴とする請求項16記載のASPソフトウェア提
    供システム。
  18. 【請求項18】 前記ASPポータルサーバは、さら
    に、ソフトウェア情報登録システムと、該システムに登
    録されたソフトウェアの情報のユーザへの提供システム
    と、ユーザ情報管理システムと、前記ユーザへのソフト
    ウェア提供システムと、を有することを特徴とする請求
    項16または17に記載のASPソフトウェア提供シス
    テム。
  19. 【請求項19】 前記ソフトウェア情報登録システム
    は、前記ASPがASPポータルサーバを介してユーザ
    に提供するソフトウェアの情報が登録されることを特徴
    とする請求項18に記載のASPソフトウェア提供シス
    テム。
  20. 【請求項20】 前記提供システムは、ユーザからのソ
    フトウェア情報提示要求に従い、前記ソフトウェア情報
    登録システムに登録されたソフトウェアの情報を提示す
    ることを特徴とする請求項18または19に記載のAS
    Pソフトウェア提供システム。
  21. 【請求項21】 前記ソフトウェアの情報はソフトウェ
    アを特定するためのキーワードを含み、前記ソフトウェ
    ア情報提示要求はキーワードを含み、前記提供システム
    は該要求に含まれたキーワードと同一または類似のキー
    ワードを含む情報を前記ソフトウェア情報登録システム
    から検索し、提供することを特徴とする請求項18から
    20のいずれか1項に記載のASPソフトウェア提供シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記ユーザ情報管理システムは、ユー
    ザからのソフトウェア使用要求に従いユーザ情報を作成
    し、前記ソフトウェア提供システムは、該ユーザ情報に
    従い、前記データセンタに前記ソフトウェアをユーザへ
    提供させることを特徴とする請求項18から21のいず
    れか1項に記載のASPソフトウェア提供システム。
  23. 【請求項23】 前記ソフトウェア使用要求は、ユーザ
    が前記提供システムにより提供されたソフトウェアの情
    報から選択した1または複数のソフトウェアの使用の要
    求を含むことを特徴とする請求項22に記載のASPソ
    フトウェア提供システム。
  24. 【請求項24】 前記ソフトウェア情報登録システム
    は、さらに、前記情報を登録した旨をユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項18から23のいずれか1項に
    記載のASPソフトウェア提供システム。
  25. 【請求項25】 前記ASPポータルサーバには、さら
    に、ユーザのソフトウェア使用量に基づく課金情報を作
    成する課金システムを有することを特徴とする請求項1
    8から24のいずれか1項に記載のASPソフトウェア
    提供システム。
  26. 【請求項26】 前記ASPポータルサーバには、さら
    に、前記課金情報に従いソフトウェアを所有するASP
    事業者へのソフトウェア使用料支払い情報を作成する積
    算システムを有することを特徴とする請求項25に記載
    のASPソフトウェア提供システム。
  27. 【請求項27】 前記ASPポータルサーバには、さら
    に、ユーザからの質問情報に対応する回答情報を送信す
    る質問回答システムを有することを特徴とする請求項1
    8から26のいずれか1項に記載のASPソフトウェア
    提供システム。
  28. 【請求項28】 前記質問回答システムは、ユーザから
    の質問情報に従い、予め登録された該情報に対する回答
    情報をユーザに返信することを特徴とする請求項27記
    載のASPソフトウェア提供システム。
  29. 【請求項29】 前記質問回答システムは、前記質問情
    報に対応する回答情報を有していない場合、該情報を前
    記データセンタに送信し、該サーバからの回答情報をユ
    ーザに送信することを特徴とする請求項28に記載のA
    SPソフトウェア提供システム。
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